JPH08151723A - 浴室などの壁材 - Google Patents

浴室などの壁材

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JPH08151723A
JPH08151723A JP29353994A JP29353994A JPH08151723A JP H08151723 A JPH08151723 A JP H08151723A JP 29353994 A JP29353994 A JP 29353994A JP 29353994 A JP29353994 A JP 29353994A JP H08151723 A JPH08151723 A JP H08151723A
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bathroom
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ribs
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修 森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 「ひけ」などの外観不良が発生しても、目地
を構成している凹みによって目立たなくなり、商品価値
が低下しない。 【構成】 パネル体13の裏面側に縦横に直線状の複数
のリブ11A、12Aを一体成形した樹脂製の壁材10
において、前記パネル体の表面側に目地状部14を設け
るとともに、この目地状部14と前記リブ11A、12
Aの位置とを、実質的に一致させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、部材を組立ユニット
化した浴室、サニタリーユニットなどの壁材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マンション、ビジネスホテルなど
の浴室ユニットにおいて使用される壁材20は、その裏
面側が、一例を図5に示すように、外周横フランジ2
1、外周縦フランジ22の内側から、対向する外周フラ
ンジ内面に向かって、壁材の強度を増すための縦リブ2
2Aと横リブ21Aとが互いに連続してほぼ直角に交差
して格子状になるようにリブが設けてある。パネル体2
3の表面23Aは、無垢の表面状態になるように成形す
るか、所望によっては石やタイルを模した模様およびそ
の石やタイルの目地状部(以下、目地と言う)を有する
ように成形することもある。このようなリブ21A、2
2Aや、外周フランジ21、22およびパネル体23を
SMC(シートモールディングコンパウンド)材料など
の樹脂製材料を用いて一体に圧縮成形する方法が普及し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
壁材20の断面を示したように、横リブ21Aが形成さ
れている位置に対応する表面側(室内側)のパネル体2
3の表面23Aに、横リブ21Aの成形時に生ずる材料
の硬化・収縮によって凹面(「ひけ」)24などの外観
欠陥が発生し不良品となりやすい欠点があった。また、
圧縮成形を繰り返して金型の使用頻度が高まると、金型
のリブ部を形成する型凹部へのSMCの流れ込みによっ
て、やはり前記リブの反対側のパネル体23の表面のみ
に「表面荒れ」25が発生し、製品の見映えが早期に低
下する問題があった。上記の外観欠陥は横リブ21Aの
場合について例を挙げて説明したが、縦リブ22Aの場
合についても全く同様である。このように、壁材20の
表面側(室内側)の表面は、本来「ひけ」や「表面荒
れ」などの外観欠陥のない無垢の表面部になるように成
形されていなければならないが、実際には図7に示すよ
うに、無垢のパネル体表面部23Aに、裏側のリブに対
応した「ひけ」24または「表面荒れ」25が点在して
いる状態の壁材になってしまい、著しく商品価値が低下
する。
【0004】これら「ひけ」などの外観欠陥の対策とし
ては、図6に示すように、横リブ21Aのパネル体23
に接続している部分の厚みt1 の寸法を、パネル体23
の厚みt2 よりも十分小さく、すなわちできるだけ薄い
リブになるように成形することによってある程度は可能
であるが、あまり薄くするとリブ本来の目的である壁材
の補強機能が損なわれるおそれがある。
【0005】そこでこの発明は、上記従来技術の問題点
を解決し、リブによる補強機能を損なうことなく、「ひ
け」などの外観欠陥が発生しても、製品が不良とならな
い優れた浴室などの壁材を提供することを目的とする
【0006】
【課題を解決するするための手段】この発明は、浴室な
どの壁材に関し、パネル体の裏面側に縦横に直線状の複
数のリブを一体成形した樹脂製の壁材において、前記パ
ネル体の表面側に目地を設けるとともに、この目地と前
記リブの位置とを、実質的に一致させたものである。
さらに、前記目地がパネル体表面に対して凹部となるよ
うにして、目地と目地との間に模様を設けたことを特徴
とするものである。
【0007】
【作用】壁材の表面側に、例えば石、れんがなどの組み
積み材、タイルなどの張り付け材の継ぎ目である目地を
有する模様を設け、その目地部に一致させて壁材の裏面
にリブを設けたので、「ひけ」などの外観不良が発生し
ても、目地を構成している凹みによって目立たなくな
り、商品価値が低下しない。さらには、目地とリブ部が
一致しているので、目地が寸法調整のための壁材の切り
欠きの際の目印として機能する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例について、添付図面
に基づいて説明する。図1は、この発明に係わる浴室な
どの壁材10の第一の実施例の表面側を示すものであ
り、石、れんがなどの組み積み材や、タイルなどの張り
付け材の模様面(以下、単に模様面という)15を壁材
のパネル体13の表面に配し、組み積み材や張り付け材
の継ぎ目すなわち目地14が、任意のピッチで模様面1
5を区切るように、パネル体の模様面15と目地14と
をあらかじめ成形したことを示す外観斜視図であり、図
は等ピッチのタイルを模した模様面とした例である。
【0009】図2は、この発明に係わる浴室などの壁材
10の第一の実施例の裏面側を示すものであり、外周横
フランジ11、外周縦フランジ12の内面から対向する
外周フランジ内面に向かって、壁材の強度を増すための
縦リブ12Aと横リブ11Aとが交互に連続してほぼ直
角に交差して格子状になるように、図1に示した模様面
15と目地14とを有するパネル体13と共に樹脂製材
料で一体に成形されている。
【0010】図3は、この発明に係わる浴室などの壁材
10の第一の実施例の断面の一部を拡大して示すもので
あり、図2に示した破断線による断面図である。この実
施例では、パネル体13の表面に設けられたひとつの模
様面15の大きさ(面積)はタイル一枚分の大きさであ
り、タイルの目地部となるすべての目地14が形成され
ているパネル体13の裏側面に、目地の位置に一致させ
て横リブ11A(または外周横フランジ11)と縦リブ
12A(または外周縦フランジ12)を設けたものであ
る。目地14は、その性質上、模様面15の高さより低
く凹状に成形されていることは言うまでもない。上述の
例ではすべての目地にリブを設けたが、補強の効果が得
られる範囲でリブの数を目地の一本おきまたは二本おき
等のように設けても構わない。
【0011】図4は、この発明に係わる浴室などの壁材
10の第二の実施例の断面の一部を拡大して示すもので
あり、図2に示した破断線による断面図である。この実
施例では、パネル体13の表面に設けられたひとつの模
様面15の大きさ(面積)はタイル一枚分の大きさであ
り、タイルの目地部となるすべての目地14が形成され
ているパネル体13の裏側面に、目地の位置に部分的に
一致させて横リブ11A(または外周横フランジ11)
と縦リブ12A(または外周縦フランジ12)を設けた
ものである。
【0012】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、壁材の表面側に、例えば石、れんがなどの組み積
み材、タイルなどの張り付け材の継ぎ目である目地を有
する模様を設け、その目地部に一致させて壁材の裏面に
リブを設けたので、「ひけ」などの外観不良が発生して
も、目地を構成している凹みによって目立たなくなり、
商品価値が低下しない。さらには、目地部とリブ部が一
致しているので、目地部が寸法調整のための壁材の切り
欠きの際に目印となり切り欠き作業が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一の実施例に係る浴室等の壁材の
表面側を示す斜視図である。
【図2】この発明の第一の実施例に係る浴室等の壁材の
裏面側を示す斜視図である。
【図3】この発明の第一の実施例に係る浴室等の壁材の
断面を示す断面図である。
【図4】この発明の第二の実施例に係る浴室等の壁材の
断面を示す断面図である。
【図5】従来の浴室等の壁材の裏面側を示す斜視図であ
る。
【図6】従来の浴室等の壁材の断面を示す断面図であ
る。
【図7】従来の浴室等の壁材の表面側を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10、20 壁材 11、21 横外周フランジ 12、22 縦外周フランジ 11A、21A 横リブ 12A、22A 縦リブ 13、23 パネル体 23A 表面 14 目地 15 模様面 24 ひけ 25 表面荒れ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル体の裏面側に縦横に直線状の複数
    のリブを一体成形した樹脂製の壁材において、前記パネ
    ル体の表面側に目地状部を設けるとともに、この目地状
    部と前記リブの位置とを、実質的に一致させたことを特
    徴とする浴室などの壁材。
  2. 【請求項2】 前記目地状部がパネル体表面に対して凹
    部となるようにしたことを特徴とする請求項1記載の浴
    室などの壁材。
  3. 【請求項3】 前記目地状部と目地状部との間に模様を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の浴室などの壁
    材。
JP29353994A 1994-11-28 1994-11-28 浴室などの壁材 Expired - Lifetime JP3536226B2 (ja)

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JPH08151723A true JPH08151723A (ja) 1996-06-11
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