JPH08150987A - オイルフェンス膜運搬用のフロート装置 - Google Patents

オイルフェンス膜運搬用のフロート装置

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Publication number
JPH08150987A
JPH08150987A JP31923094A JP31923094A JPH08150987A JP H08150987 A JPH08150987 A JP H08150987A JP 31923094 A JP31923094 A JP 31923094A JP 31923094 A JP31923094 A JP 31923094A JP H08150987 A JPH08150987 A JP H08150987A
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JP
Japan
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oil fence
float device
hanger rail
pair
water
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31923094A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Fukugi
善人 福木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 海上クレーンを使用することなく、オイルフ
ェンス膜を展張状態で懸吊して展張位置へ安全迅速かつ
省力省人的に移動することができるオイルフェンス膜運
搬用のフロート装置を得る。 【構成】 左右方向の長尺オイルフェンス膜の上端を吊
持し、水中に吊下した状態で移動する左右方向の長尺ハ
ンガーレールの左右端をそれぞれ同一サイズの左右1対
の自走可能の浮力タンク1,2により支持して水上を移
動するオイルフェンスの運搬用のフロート装置におい
て、上面に上記ハンガーレール14の左右端をそれぞれ
着脱可能に支持するハンガーレール受台3,4,そのハ
ンガーレールの荷役を行う揚荷装置5,6,その各頂板
の一側にそれぞれ突設された複数の腕部材7,8及び固
定用アイプレート9,10,その底板下面に突設するア
イプレート,その他側外板同士を両端で連結するととも
に、給水管,排水管を兼ねる左右方向の並列長尺連結部
材13とを具えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オイルフェンス膜運搬
用のフロート装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浮防油堤用として使用されるオイルフェ
ンス装置は、従来図6斜視図に示すように、水平ハンガ
ーレール14の長手方向に沿ってアコーディオンカーテ
ン式にオイルフェンス膜15を吊り下げた形となってお
り、オイルフェンス装置の浮防油堤への取付けあるいは
取外しに際しては、従来、ハンガーレール14にワイヤ
ロープを掛けてこれをこれをリーチの大きい海上クレー
ンで吊って運搬,移動する手段が一般的に採用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のオイ
ルフェンス膜の移動手段の問題点としては、下記の点が
ある。 (1)ハンガーレールは、浮防油堤の吃水線より上に支
持され、オイルフェンス膜はその大部分が水没した状態
になっているのに対して、浮防油堤は、岸壁から離れた
位置に設置されており、吊揚装置等の揚荷設備を備えて
いないこと。 (2)オイルフェンス装置を浮力材で水面浮上する形で
支持し、また浮力材自身が具備する揚荷装置で同オイル
フェンスを昇降移動する場合、重心の移動で浮力材はバ
ランスを失う惧れがある。 (3)オイルフェンス装置の取付けは、一次防油堤及び
二次防油堤上で行わなければならず、一次防油堤に近づ
くためには二次防油堤を横切って移動する必要があり、
しかも一次及び二次防油堤間は数十m離れているので、
従来の吊り下げ方式による移動では大きなアウトリーチ
を有する巨大な海上クレーンを使用しなければならない
から、多大のコストを要する等である。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、自ら吊揚装置を備え、正しい起立姿勢を保っ
て安全に上下方向,前後方向,左右方向に移動可能であ
り、海上クレーンを使用することなく、オイルフェンス
膜を展張状態で懸吊して浮防油堤の堤端浮体間の展張位
置へ安全迅速かつ省力省人的に移動することができるオ
イルフェンス膜運搬用のフロート装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明は、左右方向に長い長尺カーテン状のオイルフェンス
膜の上端を吊持し、これの下半部を水中に垂下した状態
で移動する左右方向の長尺ハンガーレールの左右端をそ
れぞれ同一サイズの左右1対の自走可能の浮力タンクに
より支持して水上を移動するオイルフェンス運搬用のフ
ロート装置において、その浮力タンクとして同一長方形
断面及び同一高さを有するとともに上端が水面上方に突
出する左右1対の同一サイズの竪長タンクであって上記
各竪長タンクの頂板にそれぞれ突設され上記ハンガーレ
ールの左右端をそれぞれ着脱可能に固着するハンガーレ
ール受台,同各頂板にそれぞれ立設され協働して同ハン
ガーレールの両端の荷役を同期的に行う揚荷装置,同各
頂板の一側にそれぞれ突設された複数の腕部材及び固定
用アイプレート,その各竪長タンクの底板部に突設され
たアイプレート,その他側外板同士を両端で連結すると
ともに、給水管,排水管を兼ねる上下1対で左右方向に
延びる並列長尺連結部材とを具えたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、そ
の左右1対の竪長浮力タンクに給水用接続口及び排水用
接続口を装備したことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1において、そ
の左右1対の竪長浮力タンクにバランスチング手段と前
後及び左右方向スラスターとを具えたことを特徴とす
る。
【0008】請求項4の発明は、請求項1,2,3及び
4を兼ね具えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】このような構成によれば、下記の作用を行うこ
とができる。 (1)水面上に左右に離れて浮上する2個の浮力タンク
にそれぞれ両端が支持されたハンガーレールに沿ってオ
イルフェンス膜がその上端で蛇行状に折り曲げられた状
態にて全体的に懸吊支持される。 (2)このように支持された状態で、両浮力タンクの一
体連動的移動により、ハンガーレールは浮防油堤端浮体
の取付位置近くに運搬され、オイルフェンス膜は浮防油
堤間の開口部である固定位置の両堤端浮体に接して横付
けして固定された後、両浮力タンクにそれぞれ付設され
た揚荷装置によりハンガーレールはオイルフェンス膜を
吊下した状態で平行移動することで浮防油堤上に移設さ
れる。 (3)揚荷装置によりオイルフェンス装置を浮力タンク
から浮防油堤上へ移設する際、各浮力タンクの頂板上に
突設された複数の腕部材は浮防油堤の堤端浮体の上端を
抑えることにより各浮力タンクのバランスを保ち、アイ
プレートは同腕部材を確実に浮防油堤に固縛するために
使用される。 (4)その間、各浮力タンクは給水用接続口,排水用接
続口をそれぞれ使って支援船から水バラストを調整する
ことにより、吃水及び浮き沈みが調整される。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図1は左右1対の浮力タンクでハンガーレールを介
してオイルフェンス膜を水中に吊下浸漬した状態のオイ
ルフェンス膜運搬用のフロート装置を示す正面図、図2
は図1のフロート装置でオイルフェンスを運搬し、浮防
油堤の堤端浮体に横付けしてそのハンガーレールをオイ
ルフェンス膜とともに浮防油堤の堤端浮体に取り付ける
要領を示す全体側面図、図3は図2の全体平面図、図4
は図1の状態のフロート装置を浮防油堤の下方をくぐっ
て同浮防油堤の他側へ移動する要領を示す側面図、図5
は図1〜図4の浮力タンクのバラスティング及び推進手
段を示す部分断面図である。
【0011】まず、図1〜図2において、1,2はそれ
ぞれ断面が長方形をなす同一サイズかつ互いに左右対的
な実質的同一構造の浮力タンクであり、両浮力タンク1
及び2でオイルフェンス1組分を浮防油堤16上での取
付位置の高さ、すなわち、水面上約1mまで支持し得る
最大浮力を有する。3,4はそれぞれ浮力タンク1,2
の頂板上に突設されオイルフェンス装置のハンガーレー
ル14の左端,右端を支持する受台、5,6はそれぞれ
浮力タンク1,2の頂板に立設され双方でオイルフェン
ス装置1組分の重量を支持し、上下方向及び前後方向の
移動が可能なデリック等の揚荷装置、7,8はそれぞれ
各浮力タンク1,2の頂板上に前方に向かって突設され
下面及び正面にそれぞれ緩衝材を施した十分な強度を有
する左右1対の腕部材、9,10はそれぞれ浮力タンク
1,2の頂板上に突設されたアイプレートを示す。11
は浮力タンク1,2にバラスト水を供給するための給水
用接続口、12は浮力タンク1,2からバラスト水を排
出するための排水用接続口を示し、それぞれ他の支援船
等とホースにより接続され、必要に応じて給排水され
る。13は浮力タンク1及び2を連結するとともに、両
タンクの給排水のための管を兼ねる上下1対の左右方向
の長尺連結ロッドを示す。14はオイルフェンス膜15
の上端を吊持する左右方向の長尺ハンガーレール、15
はカーテン式にハンガーレール14に吊り下げられたオ
イルフェンス膜、16,17はそれぞれ浮防油堤、1
8,19はそれぞれハンガーレール受台、20,21は
互いに対向する浮防油堤の堤端浮体16´,16´のそ
れぞれ対向面に対向的に突設されたオイルフェンス膜取
付ブラケット、22は浮防油堤の堤端浮体16´の下部
側面にそれぞれ突設されたアイプレート、23は浮防油
堤の堤端浮体16´に突設されたアイプレート22と浮
力タンク1,2の底板下面に突設されたアイプレート1
0とを連結する固縛用ロープである。
【0012】オイルフェンス膜15は、図1に示すよう
に、左右1対の浮力タンク1,2により両端が支持され
たハンガーレール14により支持され、海上を運搬され
た後、図3に示すように、浮防油堤16,17の対向端
の堤端浮体16´にそれぞれ横付け的に当接する。図2
は図3の右側面図を示し、各堤端浮体16´,16´の
対応する浮力タンク1,2に対する横付け後、浮力タン
ク1,2の頂板上に突設された腕部材8が浮防油堤16
の堤端浮体16´の頂板の端縁上にオーバーハングする
形でのりかかっており、各腕部材8の先端のアイプレー
ト10が固縛用ロープ23でそれぞれ堤端浮体16´の
ハンガーレール受台18に固縛され、また浮力タンク
1,2の下端部ではアイプレート10が固縛用ロープ2
3により浮防油堤の堤端浮体16´下部アイプレート2
2と固縛用ロープ23でそれぞれ固縛されている。受台
3,4上に支持されたハンガーレール14の両端はそれ
ぞれ揚荷装置5,6で同期的に吊り揚げ、浮防油堤1
6,17の受台18,19の方向へ移動させる際のアン
バランス荷重を腕部材7,8で支え、この際の浮力タン
ク1,2の転倒をアイプレート10を固縛することによ
り防止している。
【0013】図4は浮力タンク1,2がそれぞれ浮防油
堤の下方をくぐって浮防油堤16,17を横切る場合の
要領を示しており、その際、支援船25とホース26で
接続されたフロート装置Aは、支援船側からの水バラス
ト供給により直立姿勢を保ったまま沈降してフロート装
置Bの状態となり、スラスターの作用で浮防油堤24の
下方を通過した後、支援船側からの水バラストの排出に
より水面に浮上してフロート装置Cの状態になる。ホー
ス26の長さが限られている場合は、フロート装置Cの
状態でホースを外し、目的位置へ移動し、その後必要に
応じて上記と同じ手順で反対側へ移動する。
【0014】ここで、浮力タンク1,2は互いに左右対
称的な同一サイズの実質的に同一の作用を行うことがで
きる構造であり、図5部分縦断面図に示すように、各浮
力タンク1,2にはそれぞれ前後方向に貫通するダクト
27が設けられており、ダクト内に海水吐出インペラー
28が装備されており、吐出ファンの駆動は海上より有
線もしくは無線にて行う。なお、同図に示すように、遠
隔操作弁29,30を設けることもでき、バラスト調整
と推進の双方を弁操作で行う。バラスト調整は遠隔操作
弁30を閉とするとともに、遠隔操作弁29を開とする
ことにより行い、推進は遠隔操作弁30を開とするとと
もに、遠隔操作弁29を閉として行う。この場合は、イ
ンペラー28は海水吐出入用とする。この方式を用いる
とホースは不要である。
【0015】
【発明の効果】このような装置によれば、下記の効果が
奏せられる。 (1)左右1対の浮力タンク上の受台にてハンガーレー
ルの左右端をそれぞれ支持し、オイルフェンス膜を水中
に吊り下げた状態、すなわち稼動状態と実質的に同一状
態で移動できるので、取付けあるいは取外しに際して上
下方向への移動距離が極めて少なく容易に作業ができ
る。 (2)各浮力タンク上に揚荷装置を装備しているので、
海上クレーンや浮防油堤上に吊揚装置を仮設する必要は
なく、大幅な経費削減を図ることができる。 (3)両浮力タンク上の揚荷装置でオイルフェンス装置
を平行移動で移載及び固着するときのバランスを左右の
腕部材で支えることにより確保し、アイプレートで各浮
力タンクをそれぞれ対応する浮防油堤浮体に固縛できる
ので作業が波浪の影響を受けること少なく、安全迅速か
つ確実に行える。 (4)フロート装置は水バラストを調整することにより
起立姿勢を保って全体的に斉一に浮き沈みが調整できる
ので、二次防油堤の下を潜航してこれを横切ることが可
能であり、工事に巨大な海上クレーン等を必要とせず大
幅な経費節減が可能である。
【0016】要するに請求項1の発明によれば、左右方
向に長い長尺カーテン状のオイルフェンス膜の上端を吊
持し、これの下半部を水中に垂下した状態で移動する左
右方向の長尺ハンガーレールの左右端をそれぞれ同一サ
イズの左右1対の自走可能の浮力タンクにより支持して
水上を移動するオイルフェンス運搬用のフロート装置に
おいて、その浮力タンクとして同一長方形断面及び同一
高さを有するとともに上端が水面上方に突出する左右1
対の同一サイズの竪長タンクであって上記各竪長タンク
の頂板にそれぞれ突設され上記ハンガーレールの左右端
をそれぞれ着脱可能に固着するハンガーレール受台,同
各頂板にそれぞれ立設され協働して同ハンガーレールの
両端の荷役を同期的に行う揚荷装置,同各頂板の一側に
それぞれ突設された複数の腕部材及び固定用アイプレー
ト,その各竪長タンクの底板部に突設されたアイプレー
ト,その他側外板同士を両端で連結するとともに、給水
管,排水管を兼ねる上下1対で左右方向に延びる並列長
尺連結部材とを具えたことにより、自ら吊揚装置を備
え、正しい起立姿勢を保って安全に上下方向,前後方
向,左右方向に移動可能であり、海上クレーンを使用す
ることなく、オイルフェンス膜を展張状態で懸吊して展
張位置へ安全迅速かつ省力省人的に移動することができ
るオイルフェンス膜運搬用のフロート装置を得るから、
本発明は産業上極めて有益なものである。
【0017】請求項2の発明によれば、請求項1におい
て、その左右1対の竪長浮力タンクに給水用接続口及び
排水用接続口を装備したことにより、請求項1による効
果のほか、バラスティングにより容易に昇降することが
できるオイルフェンス膜用のフロート装置を得るから、
本発明は産業上極めて有益なものである。
【0018】請求項3の発明によれば、請求項1におい
て、その左右1対の竪長浮力タンクにバランスチング手
段と前後及び左右方向スラスターとを具えたことによ
り、請求項1による効果のほか、遠隔操作による自力で
昇降,前後進及び左右方向移動を行うオイルフェンス膜
用のフロート装置を得るから、本発明は産業上極めて有
益なものである。
【0019】請求項4の発明によれば、請求項1,2,
3及び4を兼ね具えたことにより、請求項1による効果
のほか、請求項2及び請求項3による効果をも奏するの
で、本発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】左右1対の浮力タンクで両端を支持したハンガ
ーレールでオイルフェンス膜を水中に吊下した状態のオ
イルフェンスのフロート装置を示す正面図である。
【図2】図1のオイルフェンスのフロート装置でオイル
フェンスを運搬し、浮防油堤の堤端浮体に横付けしてそ
のハンガーレールをオイルフェンスとともに浮防油堤堤
体浮体に取り付ける要領を示す全体側面図である。
【図3】図2の全体平面図である。
【図4】図1の状態のオイルフェンス運搬用のフロート
装置を浮防油堤一側からその下方をくぐって浮防油堤の
他側へ移動する要領を示す側面図である。
【図5】図1〜図4の浮力タンクのバラスティング及び
推進手段を示す部分断面図である。
【図6】従来のオイルフェンス膜を海上クレーンで吊っ
て運搬移動する要領を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 浮力タンク 2 浮力タンク 3 受台 4 受台 5 揚荷装置 6 揚荷装置 7 腕部材 8 腕部材 9 アイプレート 10 アイプレート 11 給水用接続口 12 排水用接続口 13 連結ロッド 14 ハンガーレール 15 オイルフェンス膜 16 浮防油堤 16´ 堤端浮体 17 浮防油堤 18 ハンガーレール用受台(浮防油堤上) 19 ハンガーレール用受台(浮防油堤上) 20 オイルフェンス膜取付ブラケット 21 オイルフェンス膜取付ブラケット 22 堤端浮体用アイプレート 23 固縛用ロープ 24 浮防油堤 25 支援船 26 ホース 27 ダクト 28 インペラー 29 遠隔操作弁 30 遠隔操作弁 A,B,C 本発明フロート装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右方向に長い長尺カーテン状のオイル
    フェンス膜の上端を吊持し、これの下半部を水中に垂下
    した状態で移動する左右方向の長尺ハンガーレールの左
    右端をそれぞれ同一サイズの左右1対の自走可能の浮力
    タンクにより支持して水上を移動するオイルフェンス運
    搬用のフロート装置において、その浮力タンクとして同
    一長方形断面及び同一高さを有するとともに上端が水面
    上方に突出する左右1対の同一サイズの竪長タンクであ
    って上記各竪長タンクの頂板にそれぞれ突設され上記ハ
    ンガーレールの左右端をそれぞれ着脱可能に固着するハ
    ンガーレール受台,同各頂板にそれぞれ立設され協働し
    て同ハンガーレールの両端の荷役を同期的に行う揚荷装
    置,同各頂板の一側にそれぞれ突設された複数の腕部材
    及び固定用アイプレート,その各竪長タンクの底板部に
    突設されたアイプレート,その他側外板同士を両端で連
    結するとともに、給水管,排水管を兼ねる上下1対で左
    右方向に延びる並列長尺連結部材とを具えたことを特徴
    とするオイルフェンス膜運搬用のフロート装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、その左右1対の竪長
    浮力タンクに給水用接続口及び排水用接続口を装備した
    ことを特徴とするオイルフェンス膜運搬用のフロート装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、その左右1対の竪長
    浮力タンクにバランスチング手段と、前後及び左右方向
    スラスターとを具えたことを特徴とするオイルフェンス
    膜運搬用のフロート装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,3及び4を兼ね具えたこ
    とを特徴とするオイルフェンス膜運搬用のフロート装
    置。
JP31923094A 1994-11-29 1994-11-29 オイルフェンス膜運搬用のフロート装置 Withdrawn JPH08150987A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105600709A (zh) * 2016-03-17 2016-05-25 邓泳安 一种高稳定性适用于围栏的转运设备
CN113975969A (zh) * 2021-12-28 2022-01-28 上海威德环保有限公司 可拆卸的膜组件及其拆卸方法

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