JPH08150513A - リーマ付き金切りノコ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】パイプの切断面の面取り加工が手軽にでき、金
切りノコとしての機能も従来の製品と替わらないリーマ
付き金切りノコを提供する。 【構成】金切りノコ（１）の柄（２）に、リーマ（３）
を後端部（４）に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、電気工事や各種設備
工事で、一般に使用されている金切りノコに関する。

【０００２】

【従来の枝術】従来より、電気工事や各種設備工事で配
管工事に使用する、ビニールパイプや金属パイプを金切
りノコ等を用いて切断した場合に、切断面の面取り加工
を行う場合にリーマがよく用いられる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 （イ）配管工事を行う場合、金切りノコ（１）とリーマ
（２）の両方を用意しなければならないし、持ち運びが
面倒である。 （ロ）パイプ類を切断するたびに金切りノコ（１）とリ
ーマ（３）を持ちかえて面取り加工をしなければならず
手数がかかる。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】金切りノコ（１）の柄
（２）の後端部（４）に、リーマ（３）を取り付ける。
本発明は、以上の構成よりなるリーマ付き金切りノコで
ある。

【０００５】

【作用】金切りノコ（１）の柄（２）の後端部（４）
に、リーマ（３）を取り付けることによりパイプ（５）
の切断面（６）を、リーマ（３）に差し込みパイプ
（５）を回してリーマ（３）の刃（７）でパイプ（５）
の切断面（６）の面取り加工を行うことができる。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 （イ）金切りノコ（１）の柄（２）の後端部（４）にリ
ーマ（５）を取り付ける。 （ロ）本発明を使用するときは図６で示すように、パイ
プ（５）の切断面（６）をリーマ（３）に差し込みパイ
プ（５）を回転させて刃（７）でパイプ（５）の切断面
（６）の面取り加工を行う。また図６にパイプ（５）の
面取り加工前の切断面（６）を示し、図７にパイプ
（５）の面取り加工後の切断面（７）を示す。

【０００７】

【発明の効果】パイプを切断したとき面取り加工を行う
ために、金切りノコからリーマに持ち替えるとゆうわず
わらしさもなく、持ち運びにも便利であり配管工事の作
業能率の向上がはかられる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の斜視図。

【図２】 リーマの斜視図。

【図３】 従来の金切りノコの斜視図。

【図４】 本発明のリーマ取り付け付近の断面図。

【図５】 本発明のリーマの正面図。

【図６】 本発明のリーマの使用状態を示す斜視図。

【図７】 パイプの面取り加工前の切断面図。

【図８】 パイプの面取り加工後の切断面図。

【符号の説明】

１ 金切りノコ本体 ２ 柄 ３ リーマ ４ 後端部 ５ パイプ ６ 切断面 ７ 刃 ８ 面取り加工後の切断面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】金切りノコ（１）の柄（２）の後端部
   （４）に、リーマ（３）を設けたリーマ付き金切りノ
   コ。