JPH0815037B2 - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
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- JPH0815037B2 JPH0815037B2 JP62249052A JP24905287A JPH0815037B2 JP H0815037 B2 JPH0815037 B2 JP H0815037B2 JP 62249052 A JP62249052 A JP 62249052A JP 24905287 A JP24905287 A JP 24905287A JP H0815037 B2 JPH0815037 B2 JP H0815037B2
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H71/00—Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
- H01H71/10—Operating or release mechanisms
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- H01H71/24—Electromagnetic mechanisms
-
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- H01H2071/7481—Means for adjusting the conditions under which the device will function to provide protection with indexing means for magnetic or thermal tripping adjustment knob
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高速引きはずし動作式回路遮断器構造、特
に、コアとアーマチュアの間に磁束線が集中するように
構成した磁気引きはずし装置に係わる。
に、コアとアーマチュアの間に磁束線が集中するように
構成した磁気引きはずし装置に係わる。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題) 回路遮断器技術は日進月歩であり、過電流、地絡電流
のような異常電流や短絡が配電系に発生するとこれに応
答して動作する過電流保護装置または引きはずし装置を
備えたコンパクトな回路遮断器がすでに現われている。
このような回路遮断器にあっては、引きはずし装置のマ
グネットとアーマチュアとの間のエア・ギャップを最大
値と最小値の間で調定して特定の引きはずし電流を得る
ことができる範囲は比較的広いものの、所定の過電流状
態において迅速な引きはずし動作を行なう装置の実現が
望まれる。このことは高速限流回路遮断器の場合特に切
実である。
のような異常電流や短絡が配電系に発生するとこれに応
答して動作する過電流保護装置または引きはずし装置を
備えたコンパクトな回路遮断器がすでに現われている。
このような回路遮断器にあっては、引きはずし装置のマ
グネットとアーマチュアとの間のエア・ギャップを最大
値と最小値の間で調定して特定の引きはずし電流を得る
ことができる範囲は比較的広いものの、所定の過電流状
態において迅速な引きはずし動作を行なう装置の実現が
望まれる。このことは高速限流回路遮断器の場合特に切
実である。
(課題を解決するための手段) 本発明は開離可能な接点及び係止位置から係止解除位
置へ移動して接点を開放する解放可能部材を含む回路遮
断機構と、解放可能部材を係止する位置と係止を解除す
る位置の間で移動可能であり、係止位置にむかって偏倚
されているラッチレバーと、ラッチレバーの係止効果を
解くように移動可能であり、係止位置に偏倚されている
引はずしバーと、配電系の各導体に対して設けた、コイ
ルとコアの集合体及びアーマチュアを含む固設磁性構造
により構成された引はずし装置とより成り、引はずし装
置のアーマチュアが少なくとも1つの導体に流れる異常
電流に応答してコアの方へ移動することにより引はずし
バーを係止解除位置に移動させ、また、アーマチュアの
コアとは反対側に間隔を保って配置された磁束集中板が
コアとアーマチュアの間の周囲空間に磁界を集中させる
ことを特徴とする回路遮断器を提供するものである。
置へ移動して接点を開放する解放可能部材を含む回路遮
断機構と、解放可能部材を係止する位置と係止を解除す
る位置の間で移動可能であり、係止位置にむかって偏倚
されているラッチレバーと、ラッチレバーの係止効果を
解くように移動可能であり、係止位置に偏倚されている
引はずしバーと、配電系の各導体に対して設けた、コイ
ルとコアの集合体及びアーマチュアを含む固設磁性構造
により構成された引はずし装置とより成り、引はずし装
置のアーマチュアが少なくとも1つの導体に流れる異常
電流に応答してコアの方へ移動することにより引はずし
バーを係止解除位置に移動させ、また、アーマチュアの
コアとは反対側に間隔を保って配置された磁束集中板が
コアとアーマチュアの間の周囲空間に磁界を集中させる
ことを特徴とする回路遮断器を提供するものである。
好ましい実施態様では、磁束集中板が該板をアーマチ
ュアとの間で移動させて磁界密度または磁力を調節する
ための較正手段を含む。
ュアとの間で移動させて磁界密度または磁力を調節する
ための較正手段を含む。
本発明はまた、コアに後退位置保持ブラケットを取付
け、コアとアーマチュアとの間の磁束密度を増大させる
ように、コアから間隔を保つ前記ブラケットの1対の内
方へ湾曲したフランジと前記コアの間にアーマチュアを
配置し、互いに間隔を保つ第1U字脚を有するU字形部材
としてコアを構成し、所定の過電流状態にアーマチュア
が応動するようにし、後退位置保持ブラケットをコアに
沿ってアーマチュアを越えて突出させることにより、磁
力線がフランジを貫流するようにした上記の回路遮断器
構造をも含む。
け、コアとアーマチュアとの間の磁束密度を増大させる
ように、コアから間隔を保つ前記ブラケットの1対の内
方へ湾曲したフランジと前記コアの間にアーマチュアを
配置し、互いに間隔を保つ第1U字脚を有するU字形部材
としてコアを構成し、所定の過電流状態にアーマチュア
が応動するようにし、後退位置保持ブラケットをコアに
沿ってアーマチュアを越えて突出させることにより、磁
力線がフランジを貫流するようにした上記の回路遮断器
構造をも含む。
本発明に基づく回路遮断器の長所は短絡事故発生に際
して係止解除時間を短縮させるように改良した引きはず
し装置を提供することにある。
して係止解除時間を短縮させるように改良した引きはず
し装置を提供することにある。
添付図面に沿って本発明の実施例を以下に説明する。
(実施例) 第1図において、回路遮断器3は絶縁筐体5及び該筐
体内に支持された回路遮断機構7を含み、筐体5は絶縁
ベース9及び絶縁カバー11から成る。
体内に支持された回路遮断機構7を含み、筐体5は絶縁
ベース9及び絶縁カバー11から成る。
回路遮断機構7は操作機構13と、ラッチ/引きはずし
装置15とから成る。回路遮断器3は横並びに配置された
3つのコンパートメントから成る3極回路遮断器であ
る。中央極コンパートメント(第1図)は筐体ベース9
及びカバー11で形成される絶縁障壁により両外側極コン
パートメントから分離されている。操作機構13は中央極
コンパートメントに配置され、3つの極ユニットすべて
の接点を操作するのに利用できる単一の操作機構であ
る。
装置15とから成る。回路遮断器3は横並びに配置された
3つのコンパートメントから成る3極回路遮断器であ
る。中央極コンパートメント(第1図)は筐体ベース9
及びカバー11で形成される絶縁障壁により両外側極コン
パートメントから分離されている。操作機構13は中央極
コンパートメントに配置され、3つの極ユニットすべて
の接点を操作するのに利用できる単一の操作機構であ
る。
各極ユニットはボルト25によってベース9に固定され
た剛性主要導体23に固定された固定接点21を含む。各極
ユニットにおいて、ピボットピン33に取付けた接点アー
ム29に溶接やろう接などで可動接点27を取付けてある。
3つの極ユニットそれぞれのアーム29はその一端が支持
されて共通の絶縁タイバー35に固定されており、このタ
イバー35が3つの極ユニットすべてのアームを一体運動
させる。接点アーム29はそれぞれ連携のピボットピン33
を中心に偏倚させられている。
た剛性主要導体23に固定された固定接点21を含む。各極
ユニットにおいて、ピボットピン33に取付けた接点アー
ム29に溶接やろう接などで可動接点27を取付けてある。
3つの極ユニットそれぞれのアーム29はその一端が支持
されて共通の絶縁タイバー35に固定されており、このタ
イバー35が3つの極ユニットすべてのアームを一体運動
させる。接点アーム29はそれぞれ連携のピボットピン33
を中心に偏倚させられている。
操作機構13はスイッチ・アーム29を開閉させる。該機
構は旋回自在な特定形状の操作レバー39と、2つのトグ
ルリンク41、43から成るトグルと、オーバーセンタバネ
45と、ラッチ/引はずし装置15の制御下に旋回する解放
可能クレードルまたはアーム49とを含む。カバー11の開
口部53をほぼ完全に閉鎖する絶縁シールド51が操作レバ
ー39の外端に取付けられ、遮断器の手動操作を可能にす
る、前記開口部を貫通する一体的なハンドル部分55を具
備する。トグルリンク41、43はニーピボットピン57を介
して駆動自在に互いに連結されている。トグルリンク41
はピン59によって解放可能アーム49に駆動自在に連結さ
れ、トグルリンク43はピン33によって中央極ユニットの
スイッチアーム31に駆動自在に連結されている。
構は旋回自在な特定形状の操作レバー39と、2つのトグ
ルリンク41、43から成るトグルと、オーバーセンタバネ
45と、ラッチ/引はずし装置15の制御下に旋回する解放
可能クレードルまたはアーム49とを含む。カバー11の開
口部53をほぼ完全に閉鎖する絶縁シールド51が操作レバ
ー39の外端に取付けられ、遮断器の手動操作を可能にす
る、前記開口部を貫通する一体的なハンドル部分55を具
備する。トグルリンク41、43はニーピボットピン57を介
して駆動自在に互いに連結されている。トグルリンク41
はピン59によって解放可能アーム49に駆動自在に連結さ
れ、トグルリンク43はピン33によって中央極ユニットの
スイッチアーム31に駆動自在に連結されている。
オーバセンタばね45はテンション下にニーピボットピ
ン57と操作レバー39の外端との間に連結されている。ハ
ンドル部分55を時計方向に移動させることによって回路
遮断器を手動で開放させる。即ち、この移動に伴なって
オーバセンタばね45がトグルリンク41、43を“オフ”位
置(第1図)に折りたたみ、すべての極ユニットの接点
アーム29が公知の態様で開放動作する。
ン57と操作レバー39の外端との間に連結されている。ハ
ンドル部分55を時計方向に移動させることによって回路
遮断器を手動で開放させる。即ち、この移動に伴なって
オーバセンタばね45がトグルリンク41、43を“オフ”位
置(第1図)に折りたたみ、すべての極ユニットの接点
アーム29が公知の態様で開放動作する。
回路遮断器はハンドル部分55を“オフ”位置から“オ
ン”位置へ移動させることによって手動閉路される。即
ち、この移動に伴なってばね45がオーバーセンタ移動し
てトグルリンク41、43を直線状に伸ばすことにより、す
べての極ユニットの接点アーム29を破線29aで示す閉成
位置へ移動させる。
ン”位置へ移動させることによって手動閉路される。即
ち、この移動に伴なってばね45がオーバーセンタ移動し
てトグルリンク41、43を直線状に伸ばすことにより、す
べての極ユニットの接点アーム29を破線29aで示す閉成
位置へ移動させる。
ラッチ/引はずし装置15は回路遮断器の一部またはす
べての極ユニットに所定の過負荷状態が発生するとこれ
に応答して解放可能クレードルまたはアームを自動的に
解放し、遮断器接点を開放する。
べての極ユニットに所定の過負荷状態が発生するとこれ
に応答して解放可能クレードルまたはアームを自動的に
解放し、遮断器接点を開放する。
各極ユニットにおける回路は左手端子63を起点として
導体23、接点21、27、接点アーム29、可撓導体65、導体
67、引きはずし導体69を通って右手端子71に達する。ボ
ルト73が引きはずし導体69の一端を導体67に固定し、引
きはずし導体69の他端はバックアッププレート75と端子
71の間に配置される。
導体23、接点21、27、接点アーム29、可撓導体65、導体
67、引きはずし導体69を通って右手端子71に達する。ボ
ルト73が引きはずし導体69の一端を導体67に固定し、引
きはずし導体69の他端はバックアッププレート75と端子
71の間に配置される。
第2図に示すように、ラッチ/引きはずし装置15は成
形された絶縁筐体ベース81及び該ベースに固定された成
形絶縁筐体カバー79を含み、この筐体内に3つの極ユニ
ットすべてに共通の成形絶縁引きはずしバー83を収納し
ている。ベース81(第2図)は1対の互いに間隔を保つ
同様の障壁を含み、うち一方の障壁85を示す図面から明
らかなように、これらの障壁はベースと一体に垂直に配
置されて筐体内部を3つのコンパートメントに分離し、
各コンパートメントが3つの極のそれぞれを内蔵する。
同様に、カバー79も前記互いに間隔を保つ障壁に対応す
る障壁を有し、分離線89で示すようにベース81及びカバ
ー79の周面における係合面と同様に前記ベース隔壁と係
合する係合面を有する。
形された絶縁筐体ベース81及び該ベースに固定された成
形絶縁筐体カバー79を含み、この筐体内に3つの極ユニ
ットすべてに共通の成形絶縁引きはずしバー83を収納し
ている。ベース81(第2図)は1対の互いに間隔を保つ
同様の障壁を含み、うち一方の障壁85を示す図面から明
らかなように、これらの障壁はベースと一体に垂直に配
置されて筐体内部を3つのコンパートメントに分離し、
各コンパートメントが3つの極のそれぞれを内蔵する。
同様に、カバー79も前記互いに間隔を保つ障壁に対応す
る障壁を有し、分離線89で示すようにベース81及びカバ
ー79の周面における係合面と同様に前記ベース隔壁と係
合する係合面を有する。
互いに間隔を保つ隔壁は引きはずしバー83のジャーナ
ルとして作用する。従って、筐体のベース81及びカバー
79を組立てると、引きはずしバー83が回転自在に保持さ
れる。筐体のコンパートメント内に位置する引きはずし
バー83の各部分は引きはずしバー回転軸の上下にそれぞ
れ位置する上部及び下部83a,83bから成る。各上部83aは
バイメタル部材101に設けたねじ99と協働し、バイメタ
ル部材101の上端の、上部83aにむかっての偏向度に応じ
てバイメタル部材上端と引きはずしバー上部83aとの間
隔を調整することにより、バイメタル部材によって引き
はずしバー83を時計方向に回転させ、これによって回路
遮断器を開路位置へ引き外す。引きはずしバー83の下部
83bは後述するような態様でアーマチュア105により回転
を与えられる。
ルとして作用する。従って、筐体のベース81及びカバー
79を組立てると、引きはずしバー83が回転自在に保持さ
れる。筐体のコンパートメント内に位置する引きはずし
バー83の各部分は引きはずしバー回転軸の上下にそれぞ
れ位置する上部及び下部83a,83bから成る。各上部83aは
バイメタル部材101に設けたねじ99と協働し、バイメタ
ル部材101の上端の、上部83aにむかっての偏向度に応じ
てバイメタル部材上端と引きはずしバー上部83aとの間
隔を調整することにより、バイメタル部材によって引き
はずしバー83を時計方向に回転させ、これによって回路
遮断器を開路位置へ引き外す。引きはずしバー83の下部
83bは後述するような態様でアーマチュア105により回転
を与えられる。
引きはずし導体またはコイル69(第2図)はマグネッ
ト・コア103及びアーマチュア105を含む固設磁気回路の
単ループ・コイルを構成する倒立U字形中間部分69aを
含む。U字形の中間部分69a,コア103及びバイメタル部
材101の下方部分から成る集合体をねじ107のような適当
な手段によって筐体ベース81に固定する。バイメタル部
材101の下端部は導体69と面接触し、所定値以下の例え
ば正規定格電流の5倍に相当する低い持続的過電流が発
生すると、バイメタル部材101が加熱され、調節ねじ99
のセッテイングによって決定されるエアギャップ内を右
方へふれる。その結果、引きはずしバー83が作動して回
路遮断器を引き外す。
ト・コア103及びアーマチュア105を含む固設磁気回路の
単ループ・コイルを構成する倒立U字形中間部分69aを
含む。U字形の中間部分69a,コア103及びバイメタル部
材101の下方部分から成る集合体をねじ107のような適当
な手段によって筐体ベース81に固定する。バイメタル部
材101の下端部は導体69と面接触し、所定値以下の例え
ば正規定格電流の5倍に相当する低い持続的過電流が発
生すると、バイメタル部材101が加熱され、調節ねじ99
のセッテイングによって決定されるエアギャップ内を右
方へふれる。その結果、引きはずしバー83が作動して回
路遮断器を引き外す。
アーマチュア105は保持ブラケット111の穴109に駆動
自在に取付けられ、コイルばね113(第2図)によって
反時計方向に偏倚させられる。アーマチュアは突起115
を有し、ばねに抗して時計方向に移動することにより引
きはずしバー83を時計方向に回転させる。例えば正規定
格電流の5倍を超える過負荷電流または短絡が発生する
と、固設マグネット構造が作用してアーマチュア105を
コア103にむかって引くことにより解放可能アーム49を
解放し、接点21,27を開放する。
自在に取付けられ、コイルばね113(第2図)によって
反時計方向に偏倚させられる。アーマチュアは突起115
を有し、ばねに抗して時計方向に移動することにより引
きはずしバー83を時計方向に回転させる。例えば正規定
格電流の5倍を超える過負荷電流または短絡が発生する
と、固設マグネット構造が作用してアーマチュア105を
コア103にむかって引くことにより解放可能アーム49を
解放し、接点21,27を開放する。
磁束集中板177(第5図)とコア103との間隔を調節す
るためカバー79に較正ねじ119を設け、磁束集中板177と
コアとの間隔が最大になると磁束密度が小さくなり、ア
ーマチュアをコアにむかって引くためにより大きい電流
が必要となるようにする。逆に、この間隔を縮めると、
磁束密度が増大し、より小さい過負荷電流でも引きはず
しバー83が作動する。ただし、ラッチ/引はずし装置15
は調節ノブ117を含むから、最終組立て後、較正ねじ119
を所定の磁束密度にセットする。
るためカバー79に較正ねじ119を設け、磁束集中板177と
コアとの間隔が最大になると磁束密度が小さくなり、ア
ーマチュアをコアにむかって引くためにより大きい電流
が必要となるようにする。逆に、この間隔を縮めると、
磁束密度が増大し、より小さい過負荷電流でも引きはず
しバー83が作動する。ただし、ラッチ/引はずし装置15
は調節ノブ117を含むから、最終組立て後、較正ねじ119
を所定の磁束密度にセットする。
調節ノブ117はばね113に作用する力を調節することに
よって回路遮断器の定格を変化させるのがその目的であ
る。調節ノブ117はカム123、及びカムフォロア125をも
含むばね引張り集合体の一部である。調節ノブ117は円
形面127、半径方向フランジ129、及びカム123を取付け
るためのシャフト131を含む。調節ノブ117は筐体の円孔
133内に取付けられ、保持ブラケット111の一部である保
持手段135によって位置固定される。
よって回路遮断器の定格を変化させるのがその目的であ
る。調節ノブ117はカム123、及びカムフォロア125をも
含むばね引張り集合体の一部である。調節ノブ117は円
形面127、半径方向フランジ129、及びカム123を取付け
るためのシャフト131を含む。調節ノブ117は筐体の円孔
133内に取付けられ、保持ブラケット111の一部である保
持手段135によって位置固定される。
カムフォロア125は一方の端部がカム123の面と接触
し、他方の端部がコイルばね113の上端に連結されたベ
ルクランクのようなレバーである。カムフォロアは保持
ブラケット111の孔137に駆動自在に取付けられる。この
ように構成したから、ばねのテンションがカムフォロア
125をカム面123に圧接させる。
し、他方の端部がコイルばね113の上端に連結されたベ
ルクランクのようなレバーである。カムフォロアは保持
ブラケット111の孔137に駆動自在に取付けられる。この
ように構成したから、ばねのテンションがカムフォロア
125をカム面123に圧接させる。
調節ノブ117に割出し手段を連携させる。この割出し
手段は玉軸受139、及び調節ノブ117の所定の回転位置に
おいてこの玉軸受を嵌入させるため半径方向フランジ12
9の下面周りに互いに間隔を置いて形成した凹み141を含
む。板ばね143が保持手段135の孔に玉軸受を保持する。
玉軸受139はフランジ129の下面周りに形成した凹み141
の互いに間隔を保つ位置によって決定されるノブ位置の
積極的な割りだしまたは指示を行なう。玉軸受139を採
用したことの利点は半径方向フランジ129の面上を転動
することによって回転摩擦を軽減して調節ノブの回転を
容易にすることにある。玉軸受139が凹み141に嵌入する
と、回路遮断器内に振動が発生してもこれが調節ノブの
セッテイングを狂わせ、セッテイングによって与えられ
た定格を変動させるおそれがない。
手段は玉軸受139、及び調節ノブ117の所定の回転位置に
おいてこの玉軸受を嵌入させるため半径方向フランジ12
9の下面周りに互いに間隔を置いて形成した凹み141を含
む。板ばね143が保持手段135の孔に玉軸受を保持する。
玉軸受139はフランジ129の下面周りに形成した凹み141
の互いに間隔を保つ位置によって決定されるノブ位置の
積極的な割りだしまたは指示を行なう。玉軸受139を採
用したことの利点は半径方向フランジ129の面上を転動
することによって回転摩擦を軽減して調節ノブの回転を
容易にすることにある。玉軸受139が凹み141に嵌入する
と、回路遮断器内に振動が発生してもこれが調節ノブの
セッテイングを狂わせ、セッテイングによって与えられ
た定格を変動させるおそれがない。
解放可能アーム49を解放する機構を第1及び2図に示
す。この機構は引きはずしバー83、引きはずしレバー15
3、及びラッチレバー155を含む。U字形取付けフレーム
をベース81に取付け、(1つだけ示すが)等間隔の直立
側壁157によってこれらのレバーを支持する。引きはず
しレバー153はU字形レバー159を含み、フレームの直立
側壁157から突出するピボットピン161に前記U字形レバ
ー159の下端を取付ける。U字形レバー159のU字形の下
部はフレームの直立側壁157の近傍にレバーを直立状態
に維持する。引きはずしレバー153の上端は引きはずし
バー83の切込み165と係合するフランジ163を含む。第2
図に示すように、引きはずしバーの一部が絶縁ベース81
の孔167を貫通する。
す。この機構は引きはずしバー83、引きはずしレバー15
3、及びラッチレバー155を含む。U字形取付けフレーム
をベース81に取付け、(1つだけ示すが)等間隔の直立
側壁157によってこれらのレバーを支持する。引きはず
しレバー153はU字形レバー159を含み、フレームの直立
側壁157から突出するピボットピン161に前記U字形レバ
ー159の下端を取付ける。U字形レバー159のU字形の下
部はフレームの直立側壁157の近傍にレバーを直立状態
に維持する。引きはずしレバー153の上端は引きはずし
バー83の切込み165と係合するフランジ163を含む。第2
図に示すように、引きはずしバーの一部が絶縁ベース81
の孔167を貫通する。
フレームの対向側壁157にピボットピン169を介してラ
ッチレバー155を取付ける。ピン169にばね171を取付け
てあり、ばね端部が引はずしレバー153、U字形レバー1
59と係合してこれを係止位置へ偏倚させる。解放可能ア
ーム49が係止位置(第1図)に位置すると、ピボットピ
ン173に取付けられているこの解放可能アームがラッチ
レバー155の下方の係止位置に固定されてこれに回転力
を作用させる。ラッチレバー155はその下端が引きはず
しレバー153のU字形部分159に設けたピン175を係合す
るため回転を阻止される。ラッチレバー155に作用する
回転力によって引きはずしレバー153が時計方向に偏倚
させられ、フランジ163が引きはずしバー83の切込み165
と係合することで連動を阻止される。引きはずしバーが
時計方向に回転すると、フランジ163が切込み165内の係
止位置から離脱し、引きはずしバー153が時計方向に回
転してピン175をラッチレバー155の下部との係合から離
脱させる。その結果、ラッチレバー155はピン169を中心
に回転自在となり、解放可能アーム49を係止位置から解
放する。
ッチレバー155を取付ける。ピン169にばね171を取付け
てあり、ばね端部が引はずしレバー153、U字形レバー1
59と係合してこれを係止位置へ偏倚させる。解放可能ア
ーム49が係止位置(第1図)に位置すると、ピボットピ
ン173に取付けられているこの解放可能アームがラッチ
レバー155の下方の係止位置に固定されてこれに回転力
を作用させる。ラッチレバー155はその下端が引きはず
しレバー153のU字形部分159に設けたピン175を係合す
るため回転を阻止される。ラッチレバー155に作用する
回転力によって引きはずしレバー153が時計方向に偏倚
させられ、フランジ163が引きはずしバー83の切込み165
と係合することで連動を阻止される。引きはずしバーが
時計方向に回転すると、フランジ163が切込み165内の係
止位置から離脱し、引きはずしバー153が時計方向に回
転してピン175をラッチレバー155の下部との係合から離
脱させる。その結果、ラッチレバー155はピン169を中心
に回転自在となり、解放可能アーム49を係止位置から解
放する。
公知装置(第3図)にあっては、導体69に所定の過電
流状態が発生すると、コア103及びアーマチュア105を循
環する磁束178がアーマチュアをコア端面へ吸着できる
ほど強力になり、引きはずしバー83を引き外す。しか
し、経験に照らして、アーマチュアを完全に開閉位置に
保持するだけの磁力は存在しない。正常電流状態ではア
ーマチュアが完全に開放状態になければならない。とこ
ろが、アーマチュアを完全開放状態に保持するようにば
ね113を調整すると、低い故障電流定格に対する応答が
得られなくなる。特に、電流パルスが引きはずしサイク
ルを起動する閾値以上でありながら、その持続時間が短
い(2〜3ms)場合にこのような事態が起こる。この場
合、アーマチュア105に対する初期吸引力は発生して
も、引きはずしバーを作動させるにはその持続時間が短
い。
流状態が発生すると、コア103及びアーマチュア105を循
環する磁束178がアーマチュアをコア端面へ吸着できる
ほど強力になり、引きはずしバー83を引き外す。しか
し、経験に照らして、アーマチュアを完全に開閉位置に
保持するだけの磁力は存在しない。正常電流状態ではア
ーマチュアが完全に開放状態になければならない。とこ
ろが、アーマチュアを完全開放状態に保持するようにば
ね113を調整すると、低い故障電流定格に対する応答が
得られなくなる。特に、電流パルスが引きはずしサイク
ルを起動する閾値以上でありながら、その持続時間が短
い(2〜3ms)場合にこのような事態が起こる。この場
合、アーマチュア105に対する初期吸引力は発生して
も、引きはずしバーを作動させるにはその持続時間が短
い。
高速限流回路遮断器において見られるような短いパル
ス状態下では、例えば12アンペア〜18アンペアというよ
うな電流値で、(限流に必要なブローオプション作用に
より)接点アーム29を開放し、開放状態に維持するに充
分な電流パルスは存在するものの、このパルスには引き
はずしバーを作動するだけのエネルギーはない。従っ
て、遮断器内の1つの接点アーム29が開放状態となる可
能性はあるが、ハンドル部分55を介して行なわれる引き
はずし指示は依然として遮断器が“オン”モードにある
ことを指示する。すべては引きはずし装置が機能しなか
ったことに起因する。
ス状態下では、例えば12アンペア〜18アンペアというよ
うな電流値で、(限流に必要なブローオプション作用に
より)接点アーム29を開放し、開放状態に維持するに充
分な電流パルスは存在するものの、このパルスには引き
はずしバーを作動するだけのエネルギーはない。従っ
て、遮断器内の1つの接点アーム29が開放状態となる可
能性はあるが、ハンドル部分55を介して行なわれる引き
はずし指示は依然として遮断器が“オン”モードにある
ことを指示する。すべては引きはずし装置が機能しなか
ったことに起因する。
この問題を克服するためには、正常な動作状態下でコ
アから完全に後退した位置に来るようにアーマチュアに
作用する磁力を発生させる必要があった。第4図に示す
ように、コア103とアーマチュア105の間に比較的大きい
磁性保持力を発生させるように後退位置保持ブラケット
179を設ける。後退位置保持ブラケット179は中間部分18
1、脚部分183及び内方へ湾曲したフランジ部分185を有
するほぼU字形部材である。後退位置保持ブラケット17
9はフランジ185とアーマチュア105の間の磁界密度また
は保持力を増大させ、後退位置保持ブラケット179によ
り磁束線が集中するため、アーマチュアはコア103から
完全に後退した位置に保持される。公知構造(第3図)
に後退位置保持ブラケット179を設けることでアーマチ
ュアの“ハングアップ”という問題が解決される。ただ
し、集合体を正確に較正することは困難である。アーマ
チュアとコアの間のエアギャップを制御することによっ
て特定電流値において引きはずしが行なわれるように較
正しなければならない。公知装置にあっては、アーマチ
ュアとコアの間の磁束を制御することが困難であり、維
持することが現実には不可能であったから、較正は困難
であり、実際にはギャップを調節する余地はなかった。
アから完全に後退した位置に来るようにアーマチュアに
作用する磁力を発生させる必要があった。第4図に示す
ように、コア103とアーマチュア105の間に比較的大きい
磁性保持力を発生させるように後退位置保持ブラケット
179を設ける。後退位置保持ブラケット179は中間部分18
1、脚部分183及び内方へ湾曲したフランジ部分185を有
するほぼU字形部材である。後退位置保持ブラケット17
9はフランジ185とアーマチュア105の間の磁界密度また
は保持力を増大させ、後退位置保持ブラケット179によ
り磁束線が集中するため、アーマチュアはコア103から
完全に後退した位置に保持される。公知構造(第3図)
に後退位置保持ブラケット179を設けることでアーマチ
ュアの“ハングアップ”という問題が解決される。ただ
し、集合体を正確に較正することは困難である。アーマ
チュアとコアの間のエアギャップを制御することによっ
て特定電流値において引きはずしが行なわれるように較
正しなければならない。公知装置にあっては、アーマチ
ュアとコアの間の磁束を制御することが困難であり、維
持することが現実には不可能であったから、較正は困難
であり、実際にはギャップを調節する余地はなかった。
本発明では(第5図)、較正を可能にするため磁束集
中板177を設ける。第5図の好ましい実施例では、磁束
集中板177と後退位置保持ブラケット179を組合わせるこ
とにより、公知構造(第3図)に見られたアーマチュア
“ハングアップ”の問題を解決する。後退位置保持ブラ
ケット179との組合わせにおいて磁束集中板177はコアと
アーマチュアの間に磁束を効果的に集中させることがで
きる。磁束集中板177はコア及びアーマチュアの容積内
の総磁界を増大させる。較正は磁束集中板とコアとの間
隔を調節して磁界の形状を変えて行なう。
中板177を設ける。第5図の好ましい実施例では、磁束
集中板177と後退位置保持ブラケット179を組合わせるこ
とにより、公知構造(第3図)に見られたアーマチュア
“ハングアップ”の問題を解決する。後退位置保持ブラ
ケット179との組合わせにおいて磁束集中板177はコアと
アーマチュアの間に磁束を効果的に集中させることがで
きる。磁束集中板177はコア及びアーマチュアの容積内
の総磁界を増大させる。較正は磁束集中板とコアとの間
隔を調節して磁界の形状を変えて行なう。
ただし、第6図の実施例は後退位置保持ブラケット17
9なしでも作用できる。この実施例では、磁束の一部が
コア103から磁束集中板177へ漏れるが、磁束集中板が磁
界を比較的小さい容積または周囲スペースに閉じ込める
ことにより、コア及びアーマチュアの領域における最大
磁界密度を増大させる。後退位置保持ブラケット179か
ら発生する磁界密度がアーマチュア105と後退位置保持
ブラケットの間に充分な力を提供するにも拘らず、この
後退位置保持ブラケットがなくても所要の作用効果が得
られる。
9なしでも作用できる。この実施例では、磁束の一部が
コア103から磁束集中板177へ漏れるが、磁束集中板が磁
界を比較的小さい容積または周囲スペースに閉じ込める
ことにより、コア及びアーマチュアの領域における最大
磁界密度を増大させる。後退位置保持ブラケット179か
ら発生する磁界密度がアーマチュア105と後退位置保持
ブラケットの間に充分な力を提供するにも拘らず、この
後退位置保持ブラケットがなくても所要の作用効果が得
られる。
(第7及び8図に示す)他の実施例では、長手方向ス
ロット189を有する磁束集中板187を設けることにより、
磁束集中板部分とアーマチュア105との間の磁束191の漏
れを可能にする。磁束集中板187とアーマチュア105の間
に、スロット幅によって制御できる保持力が発生する。
具体的には、コアからの磁束が磁束集中板187へ漏れ、
アーマチュア105を通って再び磁束集中板へ、さらにコ
アに戻る。その結果、磁束集中板からアーマチュアへの
磁束が、状況によっては後退位置保持ブラケット179を
不要にするような、アーマチュアに対する保持力を発生
させる。
ロット189を有する磁束集中板187を設けることにより、
磁束集中板部分とアーマチュア105との間の磁束191の漏
れを可能にする。磁束集中板187とアーマチュア105の間
に、スロット幅によって制御できる保持力が発生する。
具体的には、コアからの磁束が磁束集中板187へ漏れ、
アーマチュア105を通って再び磁束集中板へ、さらにコ
アに戻る。その結果、磁束集中板からアーマチュアへの
磁束が、状況によっては後退位置保持ブラケット179を
不要にするような、アーマチュアに対する保持力を発生
させる。
第9図には、複数の孔195、197を設けた磁束集中板19
3の他の実施例を示した。これらの孔は孔がない場合の
最大効果に比較して磁束を弱める。孔はアーマチュア10
5に作用する保持力を制御し、孔が多いかまたは大きい
ほど、磁力が小さくなる。
3の他の実施例を示した。これらの孔は孔がない場合の
最大効果に比較して磁束を弱める。孔はアーマチュア10
5に作用する保持力を制御し、孔が多いかまたは大きい
ほど、磁力が小さくなる。
後退位置保持ブラケット179はアーマチュア105とブラ
ケットとの間の主要磁束により保持力を発生させるが、
この力はコア103とアーマチュアとの間の引力に対して
逆作用する。アーマチュアに作用する正味の力は公知例
(第3図)よりも弱くなるから、較正の問題が起こる。
磁束集中板177は磁束を後退位置保持ブラケットの底面
と磁束集中板の間の小さい容積に閉じ込めることによ
り、コアとアーマチュアの間の磁束密度を増大させる。
ケットとの間の主要磁束により保持力を発生させるが、
この力はコア103とアーマチュアとの間の引力に対して
逆作用する。アーマチュアに作用する正味の力は公知例
(第3図)よりも弱くなるから、較正の問題が起こる。
磁束集中板177は磁束を後退位置保持ブラケットの底面
と磁束集中板の間の小さい容積に閉じ込めることによ
り、コアとアーマチュアの間の磁束密度を増大させる。
第10図の実施例では、保持力を制御する手段、例えば
締付けねじ199を設けることによりアーマチュアとフラ
ンジ185の間隔またはエアギャップを変えることができ
る。
締付けねじ199を設けることによりアーマチュアとフラ
ンジ185の間隔またはエアギャップを変えることができ
る。
第10図の構造の変形実施例を第11図に示した。この変
形実施例では後退位置保持ブラケット205のフランジ203
に締付けねじ201を取付けて、アーマチュアとブラケッ
ト脚の間の間隔またはエアギャップを変化させる。第11
図の実施例では第10図の場合よりも較正が複雑である。
形実施例では後退位置保持ブラケット205のフランジ203
に締付けねじ201を取付けて、アーマチュアとブラケッ
ト脚の間の間隔またはエアギャップを変化させる。第11
図の実施例では第10図の場合よりも較正が複雑である。
本発明の他の実施例を第12図に示した。この実施例で
はC字形後退位置保持ブラケットまたはハット207を設
けてコア103から磁束を漏らすことによってアーマチュ
ア105に作用する保持力を発生させる。この実施例の後
退位置保持ブラケット207は第5図に示した実施例の磁
束集中板177及び後退位置保持ブラケット179にとって代
わるものである。締付けねじ209が筐体カバー79と後退
位置保持ブラケット207の間にあってアーマチュア105と
コア103の間のエアギャップを較正する。後退位置保持
ブラケット207は締付けねじ209の回動に伴なってコア10
3の脚と摺動自在に接触するように内方へ湾曲した脚211
を含む。動作中、磁束線の大部分がアーマチュア105に
進み、ごく一部分がブラケット207の中間部分213を横切
る。従って、後退位置保持ブラケットは保持力と、コア
103及びアーマチュア105間の較正に関する必要条件を満
たす。
はC字形後退位置保持ブラケットまたはハット207を設
けてコア103から磁束を漏らすことによってアーマチュ
ア105に作用する保持力を発生させる。この実施例の後
退位置保持ブラケット207は第5図に示した実施例の磁
束集中板177及び後退位置保持ブラケット179にとって代
わるものである。締付けねじ209が筐体カバー79と後退
位置保持ブラケット207の間にあってアーマチュア105と
コア103の間のエアギャップを較正する。後退位置保持
ブラケット207は締付けねじ209の回動に伴なってコア10
3の脚と摺動自在に接触するように内方へ湾曲した脚211
を含む。動作中、磁束線の大部分がアーマチュア105に
進み、ごく一部分がブラケット207の中間部分213を横切
る。従って、後退位置保持ブラケットは保持力と、コア
103及びアーマチュア105間の較正に関する必要条件を満
たす。
第13図に示す本発明の実施例は詳しくは第14図に示す
ように後退位置保持ブラケット179(第5図)の代わり
に第2コア215を採用している。第2コア215は導体69を
囲み、アーマチュア105と、例えば真鍮のような非磁性
材から成る磁束集中板またはバックアップ・プレート21
7との間を上向きに広がっている。バックアップ・プレ
ート217の上端を適当な手段、例えばねじ219によって筐
体カバー79に固定する。筐体カバー79に締付ねじ221を
設けることによりコア215及びアーマチュア105の集合体
を較正する。コア103及びアーマチュア105間の力を締付
ねじ221で制御することにより、アーマチュア105及びコ
ア103間のエアギャップを変化させる。
ように後退位置保持ブラケット179(第5図)の代わり
に第2コア215を採用している。第2コア215は導体69を
囲み、アーマチュア105と、例えば真鍮のような非磁性
材から成る磁束集中板またはバックアップ・プレート21
7との間を上向きに広がっている。バックアップ・プレ
ート217の上端を適当な手段、例えばねじ219によって筐
体カバー79に固定する。筐体カバー79に締付ねじ221を
設けることによりコア215及びアーマチュア105の集合体
を較正する。コア103及びアーマチュア105間の力を締付
ねじ221で制御することにより、アーマチュア105及びコ
ア103間のエアギャップを変化させる。
要約すれば、磁力は磁界密度の自乗(B2)に比例す
る。磁束集中板を組込むことにより、コア及びアーマチ
ュアを囲む容積または周囲スペースが縮小され、磁界密
度が増大し、その結果、同じ電流定格でありながら、コ
アにむかってアーマチュアを引く磁力が増大する。
る。磁束集中板を組込むことにより、コア及びアーマチ
ュアを囲む容積または周囲スペースが縮小され、磁界密
度が増大し、その結果、同じ電流定格でありながら、コ
アにむかってアーマチュアを引く磁力が増大する。
後退位置保持ブラケットはアーマチュアをコアから完
全に後退した状態に保持する弱磁界を維持する。後退位
置保持ブラケットの脚がアーマチュアを適正なエアギャ
ップ間隔に保持することにより磁気引きはずしを達成
し、不必要な引きはずしを回避する。アーマチュアをコ
アからの最適エアギャップ、即ち、0.254センチ(0.1イ
ンチ)にセットすることにより4,000アンペアに正しく
較正することが望ましい。
全に後退した状態に保持する弱磁界を維持する。後退位
置保持ブラケットの脚がアーマチュアを適正なエアギャ
ップ間隔に保持することにより磁気引きはずしを達成
し、不必要な引きはずしを回避する。アーマチュアをコ
アからの最適エアギャップ、即ち、0.254センチ(0.1イ
ンチ)にセットすることにより4,000アンペアに正しく
較正することが望ましい。
磁束集中板を較正ねじによって磁極面にむかって湾曲
させることにより、アーマチュアとコア間の磁束密度を
増大させる。この実施例では磁束集中板とアーマチュア
の間に物理的接触はなく、エアギャップだけである。ス
ペースに制約がある場合には面接触でも同様の保持調整
が可能であるが、異なる面積または磁束密度が必要とな
る。
させることにより、アーマチュアとコア間の磁束密度を
増大させる。この実施例では磁束集中板とアーマチュア
の間に物理的接触はなく、エアギャップだけである。ス
ペースに制約がある場合には面接触でも同様の保持調整
が可能であるが、異なる面積または磁束密度が必要とな
る。
結論として、後退位置保持ブラケットと磁束集中板の
組合わせで較正と高速引きはずし動作が可能となる。
組合わせで較正と高速引きはずし動作が可能となる。
第1図は従来型多極回路遮断器の垂直断面図;第2図は
第1図の一部を拡大して示す垂直断面図;第3図は公知
装置における導線コア及びアーマチュア集合体の水平断
面図;第4図はコア、コイル、アーマチュア及び後退位
置保持ブラケットの水平断面図;第5図は本発明に従っ
て磁束集中板を組込まれた状態で示す第4図と同様の水
平断面図;第6図は後退位置保持ブラケットを省略して
示すコア、コイル、アーマチュア及び磁束集中板の水平
断面図;第7図は本発明の他の実施例を示す第6図と同
様の水平断面図;第8図は第7図VIII−VIII線における
垂直断面図;第9図は磁束集中板の他の実施例を示す立
面図;第10,11及び12図は本発明のさらに他の実施例を
示す水平断面図;第13図はコア、コイル、アーマチュア
及び第2コア/コイル集合体を示す立面図;第14図は第
13図XIV−XIV線における垂直断面図である。 69……引きはずしバー 101……バイメタル部材 103……コア 119……較正ねじ 177……磁束集中板 179……後退位置保持ブラケット 187……磁束集中板
第1図の一部を拡大して示す垂直断面図;第3図は公知
装置における導線コア及びアーマチュア集合体の水平断
面図;第4図はコア、コイル、アーマチュア及び後退位
置保持ブラケットの水平断面図;第5図は本発明に従っ
て磁束集中板を組込まれた状態で示す第4図と同様の水
平断面図;第6図は後退位置保持ブラケットを省略して
示すコア、コイル、アーマチュア及び磁束集中板の水平
断面図;第7図は本発明の他の実施例を示す第6図と同
様の水平断面図;第8図は第7図VIII−VIII線における
垂直断面図;第9図は磁束集中板の他の実施例を示す立
面図;第10,11及び12図は本発明のさらに他の実施例を
示す水平断面図;第13図はコア、コイル、アーマチュア
及び第2コア/コイル集合体を示す立面図;第14図は第
13図XIV−XIV線における垂直断面図である。 69……引きはずしバー 101……バイメタル部材 103……コア 119……較正ねじ 177……磁束集中板 179……後退位置保持ブラケット 187……磁束集中板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョナサン・ワイス アメリカ合衆国、ペンシルベニア州、ピッ ツバーグ ビーチウッド・ブルバード 2140 (72)発明者 ビジャイ・クマー・ガーグ アメリカ合衆国、ペンシルベリア州、マリ スビル ウィンドソア・ロード 4104 (56)参考文献 特開 昭49−92559(JP,A) 特開 昭52−136368(JP,A) 特開 昭56−106328(JP,A) 特公 昭49−34424(JP,B1) 米国特許3162739(US,A) 米国特許3777293(US,A) 米国特許3797007(US,A) 米国特許3815064(US,A) 米国特許3950716(US,A) 米国特許3950717(US,A) 米国特許4172242(US,A) 英国特許2034119(GB,A)
Claims (9)
- 【請求項1】開離可能な接点(21,27)及び係止位置か
ら係止解除位置へ移動して接点を開放する解放可能部材
(49)を含む回路遮断機構(7)と、 解放可能部材(49)を係止する位置と係止を解除する位
置の間で移動可能であり、係止位置にむかって偏倚され
ているラッチレバー(155)と、 ラッチレバー(155)の係止効果を解くように移動可能
であり、係止位置に偏倚されている引はずしバー(83)
と、 配電系の各導体に対して設けた、コイル(69)とコア
(103)の集合体及びアーマチュア(105)を含む固設磁
性構造により構成された引はずし装置(15)とより成
り、 引はずし装置(15)のアーマチュア(105)が少なくと
も1つの導体に流れる異常電流に応答してコア(103)
の方へ移動することにより引はずしバー(83)を係止解
除位置に移動させ、 また、アーマチュア(105)のコア(103)とは反対側に
間隔を保って配置された磁束集中板(177)がコア(10
3)とアーマチュア(105)の間の周囲空間に磁界を集中
させることを特徴とする回路遮断器。 - 【請求項2】磁界密度を調節するように磁束集中板(17
7)をアーマチュア(105)に対して相対移動させる較正
手段(119)を含むことを特徴とする特許請求の範囲第
1項に記載の回路遮断器。 - 【請求項3】コア(103)に後退位置保持ブラケット(1
79)を取付け、コア(103)から離隔した後退位置保持
ブラケットの1対の内方湾曲フランジ(185)とコア(1
03)の間にアーマチュア(105)を配置してコアとアー
マチュア間の磁束密度を増大させることを特徴とする特
許請求の範囲第2項に記載の回路遮断器。 - 【請求項4】コア(103)がU字脚を有するU字形部材
であり、U字脚の全幅にまたがるアーマチュア(105)
が所定の過電流状態に応答して前記U字脚にむかって移
動することと、コアのU字脚に沿ってその両端を越え、
かつアーマチュア(105)をも越えて突出するU字脚(1
83)を有する後退位置保持ブラケット(179)をコア(1
03)に取付け、後退位置保持ブラケット(179)のU字
脚がアーマチュア(105)に近接して内方湾曲フランジ
(185)を有し、磁力線が前記フランジ及びアーマチュ
アを貫流するように構成したことを特徴とする特許請求
の範囲第2または3項に記載の回路遮断器。 - 【請求項5】アーマチュア(105)と磁束集中板(217)
の間に位置するように導体の周りに別のコア(215)を
設け、磁束集中板(217)を非磁性材で形成してアーマ
チュア(105)への保持力を発生させるように構成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の回路遮
断器。 - 【請求項6】アーマチュア(105)とコア(103)の間に
両者の間隔を維持するため磁束集中板(217)に締付け
ねじを連携させたことを特徴とする特許請求の範囲第5
項に記載の回路遮断器。 - 【請求項7】アーマチュア(105)をフランジとコア(1
03)のU字脚の間に配置したことを特徴とする特許請求
の範囲第4項から第6項までのいずれかに記載の回路遮
断器。 - 【請求項8】磁束集中板(187)がアーマチュア(105)
への保持力を制御するためのスロット(189)を含むこ
とを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の回路遮断
器。 - 【請求項9】フランジ(185)とアーマチュア(105)の
間に両者の間隔を調節するための締付けねじ手段(20
1)を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第6項に
記載の回路遮断器。
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