JPH08149826A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JPH08149826A
JPH08149826A JP6290771A JP29077194A JPH08149826A JP H08149826 A JPH08149826 A JP H08149826A JP 6290771 A JP6290771 A JP 6290771A JP 29077194 A JP29077194 A JP 29077194A JP H08149826 A JPH08149826 A JP H08149826A
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mosfet
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Takashi Kanda
隆司 神田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチング素子の劣化を防ぎ、高い回路効
率を有し、入力歪の少ない、スイッチドキャパシタを用
いた電力変換装置を提供する。 【構成】 直流電源Eからインダクタンス素子L1 を介
して電力供給用ャパシタンス素子C1 〜C5 をV10<V
20<V30<V40<V50の電圧関係で異なる電圧に充電
し、負荷回路1にインダクタンス素子L2 を介してキャ
パシタンス素子C1〜C5 を順番に接続すると共に、イ
ンダクタンス素子L1 , L2 を介して共振的に電力を伝
達する。スイッチング素子Sj2(j=1〜5)を構成す
るMOSFET(Qa ), (Qb )のゲ−ト,ソ−ス間
にそれぞれ独立に制御信号VSa , VSb を設けた。 【効果】 スイッチング素子の劣化を防ぎ、高い回路効
率を有し、入力歪の少ない、スイッチドキャパシタを用
いた電力変換装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電源から交流電力
を得る電力変換装置に関するものであり、更に詳しく
は、スイッチドキャパシタを用いて交流電力を得る電力
変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチドキャパシタを用いて直流電源
から交流出力を得る回路として、特願平6−24974
3号に示すものがあり、その回路図を図9に、動作波形
図を図10に示す。
【0003】本回路は、直流電源Eからインダクタンス
素子L1 を介して電力供給用ャパシタンス素子(以下、
キャパシタンス素子と呼ぶ。)C1 〜C5 をV10<V20
<V 30<V40<V50の電圧関係で異なる電圧に充電し、
スイッチング素子Sz1〜Sz4とスイッチング素子Sz1
z4により極性反転される負荷Zと負荷用キャパシタン
ス素子CZ とから構成される負荷回路1に、インダクタ
ンス素子L2 を介してキャパシタンス素子C1 〜C5
順番に接続することにより、負荷Zの両端電圧(負荷電
圧)Vzを滑らかに変化させて負荷電圧Vzの歪を低減
するものであると共に、インダクタンス素子L1 , L2
を介して共振的に電力を伝達することにより電力伝達効
率を向上するものである。
【0004】本従来例において、各キャパシタンス素子
1 〜C5 から負荷回路1への電流I1 は、負荷電圧V
Z 上昇時には各キャパシタンス素子C1 〜C5 から負荷
回路1へ、負荷電圧VZ 下降時には負荷回路から各キャ
パシタンス素子C1 〜C5 へ流れる。つまりスイッチン
グ素子S12, S22, S32, S42, S52には双方向電流が
流れる。しかし、バイポ−ラトランジスタ,MOSFE
T等は片方向素子の為、双方向電流が流れることによる
劣化が生じてしまう。ここで、片方向素子の劣化を防止
するスイッチング素子が必要となる。その為に例えば図
11に示す様に、ゲ−ト,ソ−ス間にボディダイオ−ド
a , Db を有するMOSFET(Qa), (Qb )の
ソ−ス同志を接続し、MOSFET(Qa ), (Qb
のドレインA,Bを電流径路に接続する回路が考えられ
る。図11に示す様にMOSFET(Qa ), (Qb
のゲ−ト,ソ−ス間に制御信号VSを加えることによ
り、MOSFET(Qa ), (Qb )に双方向電流を流
すことが可能となる。図12に、図9に示す回路に於け
る全てのスイッチング素子をゲ−ト,ソ−ス間にボディ
ダイオ−ドを有するMOSFETに置き換えた回路図を
示す。
【0005】図12に示す回路に於いて、MOSFET
がソ−ス電位の不安定なハイサイドスイッチである場
合、図13に示す様な制御信号伝達・駆動回路によりハ
イサイドスイッチを駆動する。また、図11に示す様な
双方向スイッチング素子を構成するMOSFET(S
j2a ), (Sj2b )(j=1〜5)は、同時に制御信号
VSを印加することでスイッチング素子Sj2(j=1〜
5)の如く動作をし、その動作は図10に示す動作波形
図に準ずる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
於いては、例えば時刻t2 にスイッチング素子S12の制
御信号がロ−レベル、スイッチング素子S22の制御信号
がハイレベルになると、スイッチング素子S12はタ−ン
オフ時間があるため完全にオフしする前にスイッチング
素子S22がオンすることにより、キャパシタンス素子C
2 からスイッチング素子S22, S12を介してキャパシタ
ンス素子C1 に電流が流れてしまう、つまりスイッチン
グ素子Sj2(j=1〜5)のうち少なくとも2つが同時
にオンする状態になってしまうと、キャパシタンス素子
j (j=1〜5)のうち少なくとも2つが電気的に接
続されて、お互いの間に直接電流が流れてしまい、ノイ
ズが生じる、各キャパシタンス素子Cj (j=1〜5)
の電圧が設定電圧と異なってしまう、ロスが生じるとい
う第1の問題点が生じる。
【0007】上記第1の問題点を解決する為に、スイッ
チング素子Sj2(j=1〜5)のタ−ンオフ時間を見込
んで同時にオンしないように制御しなければならない、
もしくは、高速でタ−ンオン、タ−ンオフするスイッチ
ング素子を用いなければならないという第2の問題点が
生じる。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、スイッチング素子の劣
化を防ぎ、高い回路効率を有し、入力歪の少ない、スイ
ッチドキャパシタを用いた電力変換装置を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
れば、負荷と、複数の電力供給用キャパシタンス素子
と、直流電源に直列接続された第1のインダクタンス素
子と、第1のインダクタンス素子を介して複数の電力供
給用キャパシタンス素子に所定の電圧を充電する充電手
段と、負荷への電源となる負荷用キャパシタンス素子
と、負荷用キャパシタンス素子に直列接続された第2の
インダクタンス素子と、負荷及び第2のインダクタンス
素子から成る直列回路と複数の電力供給用キャパシタン
ス素子との間に直列接続された複数のスイッチング素子
と、スイッチング素子を直列回路に順次択一的に接続す
ることにより負荷用キャパシタンス素子の両端電圧を略
脈流波状に変化させる制御手段とを備える電力変換装置
において、複数のスイッチング素子は、ボディダイオ−
ドを有する2つのMOSFETのソ−ス電極同志、もし
くはドレイン電極同志を接続したものであると共に、2
つのMOSFETを、同時にオンせずに片方ずつオンす
るMOSFET制御手段を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明によれば、MOSFE
Tは、縦型構造を有する縦型MOSFETであると共
に、縦型MOSFETのドレイン電極同志を接続するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明によれば、複数のスイ
ッチング素子は、2つのバイポ−ラトランジスタのエミ
ッタ電極同志、もしくはコレクタ電極同志を接続したも
のであると共に、2つのバイポ−ラトランジスタの各々
のコレクタ・エミッタ間に逆並列接続されたダイオ−ド
を有するものとしたことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明によれば、複数のスイ
ッチング素子は、ボディダイオ−ドを有しない2つのM
OSFETのドレイン電極同志、もしくはソ−ス電極同
志を接続したものであると共に、ボディダイオ−ドを有
しない2つのMOSFETの各々のドレイン・ソ−ス間
に逆並列接続されたダイオ−ドを有するものとしたこと
を特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明によれば、負荷は、複
数のスイッチング素子と、負荷用キャパシタンス素子
と、第2のインダクタンス素子とから少なくとも構成さ
れるブリッジ回路であることを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明によれば、負荷は、放
電灯であることを特徴とする。請求項7記載の発明によ
れば、負荷は、少なくともブリッジ回路と放電灯とから
構成されることを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明によれば、複数の電力供給
用キャパシタンス素子から負荷回路に電流を流す場合
は、ボディダイオ−ドを有する第1のMOSFETをオ
フ、ボディダイオ−ドを有する第2のMOSFETをオ
ンして、第1のMOSFETのボディダイオ−ド,第2
のインダクタンス素子を介して複数の電力供給用キャパ
シタンス素子を負荷回路に接続する。また、負荷回路よ
り複数の電力供給用キャパシタンス素子に電流を流す場
合は、第1のMOSFETをオン,第2のMOSFET
をオフして、第2のMOSFETのボディダイオ−ド、
第2のインダクタンス素子を介して負荷回路に複数の電
力供給用キャパシタンス素子を接続する。
【0016】請求項2記載の発明によれば、複数のスイ
ッチング素子の半導体構造に於いて、第1の縦型MOS
FET及び第2の縦型MOSFETのドレイン電極を共
通にする。
【0017】請求項3記載の発明によれば、複数の電力
供給用キャパシタンス素子から負荷回路に電流を流す場
合は、第1のバイポ−ラトランジスタをオフ、第2のバ
イポ−ラトランジスタをオンして、第1のバイポ−ラト
ランジスタに逆並列接続された第1のダイオ−ド,第2
のインダクタンス素子を介して複数の電力供給用キャパ
シタンス素子を負荷回路に接続する。また、負荷回路よ
り複数の電力供給用キャパシタンス素子に電流を流す場
合は、第1のバイポ−ラトランジスタをオン,第2のバ
イポ−ラトランジスタをオフして、第2のバイポ−ラト
ランジスタに逆並列接続された第2のダイオ−ド、第2
のインダクタンス素子を介して負荷回路に複数の電力供
給用キャパシタンス素子を接続する。
【0018】請求項4記載の発明によれば、複数の電力
供給用キャパシタンス素子から負荷回路に電流を流す場
合は、ボディダイオ−ドを有しない第1のMOSFET
をオフ、ボディダイオ−ドを有しない第2のMOSFE
Tをオンして、第1のMOSFETに逆並列接続された
第1のダイオ−ド,第2のインダクタンス素子を介して
複数の電力供給用キャパシタンス素子を負荷回路に接続
する。また、負荷回路より複数の電力供給用キャパシタ
ンス素子に電流を流す場合は、第1のMOSFETをオ
ン,第2のMOSFETをオフして、第2のMOSFE
Tに逆並列接続された第2のダイオ−ド、第2のインダ
クタンス素子を介して負荷回路に複数の電力供給用キャ
パシタンス素子を接続する。
【0019】請求項5記載の発明によれば、複数の電力
供給用キャパシタンス素子から負荷回路に電流を流す場
合は、ボディダイオ−ドを有する第1のMOSFETを
オフ、ボディダイオ−ドを有する第2のMOSFETを
オンして、第1のMOSFETのボディダイオ−ド,第
2のインダクタンス素子を介して複数の電力供給用キャ
パシタンス素子を負荷回路に接続する。また、負荷回路
より複数の電力供給用キャパシタンス素子に電流を流す
場合は、第1のMOSFETをオン,第2のMOSFE
Tをオフして、第2のMOSFETのボディダイオ−
ド、第2のインダクタンス素子を介して負荷回路に複数
の電力供給用キャパシタンス素子を接続する。
【0020】さらに、負荷から複数の電力供給用キャパ
シタンス素子を切り離すことにより負荷用キャパシタン
ス素子の電圧をゼロにする。
【0021】請求項6、7記載の発明によれば、放電灯
に交流の高周波電力を供給することより、放電灯を安定
点灯する。
【0022】
【実施例】
(実施例1)本発明に係る第1実施例の回路図を図1
に、スイッチング素子Sj2(j=1〜5)の回路図を図
2に、動作波形図を図3に示す。
【0023】図10〜図12に示す従来例と異なる点
は、スイッチング素子Sj2(j=1〜5)を構成するボ
ディダイオ−ドを有するMOSFET(Qa ),
(Qb )のゲ−ト,ソ−ス間にそれぞれ独立に制御信号
VSa , VSb を設けたことであり、その他の従来例と
同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略す
る。
【0024】次に、図3を参照して動作を簡単に説明す
る。キャパシタンス素子C1 〜C5 から負荷回路1に電
流I1 を流す時刻t0 〜t 5 は、MOSFET
(Sj2a )(j=1〜5)をオフ,MOSFET(S
j2b )(j=1〜5)をオンして、インダクタンス素子
2 を介してキャパシタンス素子Cj (j=1〜5)を
負荷回路1に接続する。例えば、時刻t2 にMOSFE
T(S32b )の制御信号をハイレベルにすると、キャパ
シタンス素子C3 →MOSFET(S32b )→MOSF
ET(S32a )のボディダイオ−ド→インダクタンス素
子L2 →負荷回路1と電流が流れる。このとき、時刻t
1 〜t2 までオンしていたS22b が完全にタ−ンオフし
ていなくてもMOSFET(S22a )はオフしているた
め、キャパシタンス素子C3 からキャパシタンス素子C
2 には電流が流れ込まない。
【0025】一方、負荷回路1を構成するMOSFET
(SZ1)〜(SZ4)のボディダイオ−ドを介してキャパ
シタンス素子Cj (j=1〜5)に電流I1 を流す時刻
5〜t10は、MOSFET(Sj2a )(j=1〜5)
をオン,MOSFET(Sj2 b )(j=1〜5)をオフ
して、インダクタンス素子L2 を介して負荷回路1にキ
ャパシタンス素子Cj (j=1〜5)を接続する。例え
ば時刻t6 〜t7 までMOSFET(S42a )がオン
し、時刻t7 にMOSFET(S42a )の制御信号がロ
−レベル、MOSFET(S32a )の制御信号がハイレ
ベルになると、MOSFET(S32a )がオンする。こ
のときは、MOSFET(S42a )が完全にオフし切っ
ていなくてもMOSFET(S42b )はオフしているた
め、キャパシタンス素子C4 からキャパシタンス素子C
3 に電流は流れない。キャパシタンス素子C3 の方が負
荷回路1より電圧が低いため、負荷回路1からキャパシ
タンス素子C3 に電流は流れる。
【0026】時刻t4 〜t6 の間は、キャパシタンス素
子C5 が負荷回路1に接続されており、共振的に電流が
流れるため、キャパシタンス素子C5 から負荷回路1に
電流が流れる期間と負荷回路1からキャパシタンス素子
5 に電流が流れる期間とを正確に分けることが難しい
場合がある。この場合、時刻t5 〜t6 の間に、且つ時
刻t6 に完全にオンする様にMOSFET(S52b )を
オンし、時刻t5 以前に、且つMOSFET(S42b
が完全にオフした後に、MOSFET(S52a)をオン
することにより、MOSFET(S52a )とMOSFE
T(S52b )とを同時にオンする期間を設け、双方向ス
イッチ動作を行なわせる。
【0027】以上の様に構成したことにより、双方向ス
イッチのタ−ンオフ遅延を考慮しなくてもよく、制御の
簡略化が図れると共に、タ−ンオフの遅いスイッチング
素子を用いることも可能となる。なお、MOSFET
(Qa ), (Qb )の代わりに、図4に示す様に、バイ
ポ−ラトランジスタとバイポ−ラトランジスタに逆並列
接続されたダイオ−ドDj2a ,Dj2b (j=1〜5)と
で構成してもよい。更に、バイポ−ラトランジスタの代
りにボディダイオ−ドを持たないMOSFETでもよ
い。
【0028】(実施例2)本発明に係る第2実施例の回
路図を図5に、動作波形図を図6に示す。
【0029】図1に示した第1実施例と異なる点は、負
荷Zと並列に負荷用キャパシタンス素子CZ を接続し、
インダクタンス素子L2 を負荷Zと直列接続して、少な
くともMOSFET(SZ1)〜(SZ4)から構成される
フルブリッジ回路内に配置したことにより、負荷回路1
から電力供給用キャパシタンス素子C1 〜C5 へ電力を
戻すときに、MOSFET(SZ1)〜(SZ4)には双方
向スイッチング素子を用いなくてもよいものであり、そ
の他の第1実施例と同一構成には同一符号を付すことに
より説明を省略する。
【0030】次に、図6を用いて動作を簡単に説明す
る。時刻t0 〜t10の間は、MOSFET(SZ1),
(SZ2)がオンしてVZ が正電圧となっている。
【0031】例えば時刻t0 に於いて、MOSFET
(S12b )がオンすると、キャパシタンス素子C1 →M
OSFET(S12b )→MOSFET(S12a )のボデ
ィダイオ−ド→MOSFET(SZ1)→インダクタンス
素子L2 →負荷用キャパシタンス素子CZ ,負荷Zから
成る並列回路→MOSFET(SZ2)→キャパシタンス
素子C1 の径路で電流が流れて、負荷Zに電力を供給す
る。時刻t1 〜t5 に於いても、同様にキャパシタンス
素子C2 〜C5 からMOSFET(SZ1),(S Z2)を
介して負荷Zに電力を供給する。負荷用キャパシタンス
素子CZ からキャパシタンス素子C5 に電力を戻す場合
(時刻t5 )、MOSFET(S52a )をオンすると、
インダクタンス素子L2 →MOSFET(SZ1)のボデ
ィダイオ−ド→MOSFET(S52a )→MOSFET
(S52b )のボディダイオ−ド→キャパシタンス素子C
5 →MOSFET(SZ2)のボディダイオ−ドの径路で
電流が流れる。このときMOSFET(SZ3),
(SZ4)はオフしているため、負荷用キャパシタンス素
子CZ →インダクタンス素子L2 →MOSFET
(SZ1)のボディダイオ−ド→MOSFET(SZ3)→
負荷用キャパシタンス素子CZ 、もしくは負荷用キャパ
シタンス素子CZ →インダクタンス素子L2 →MOSF
ET(SZ4)→MOSFET(SZ2)のボディダイオ−
ド→負荷用キャパシタンス素子CZ の径路での電流は流
れない。
【0032】時刻t10〜t11の間は、MOSFET(S
Z2),(SZ4)がオンしてキャパシタンス素子C1 〜C
5 を負荷Zから切り離すことにより負荷用キャパシタン
ス素子CZ →インダクタンス素子L2 →MOSFET
(SZ4)→MOSFET(SZ2)→負荷用キャパシタン
ス素子CZ の径路で電流が流れて負荷用キャパシタンス
素子CZ の電圧をゼロにする。
【0033】時刻t11〜t22の間は、MOSFET(S
Z3),(SZ4)がオンしてVZ が負電圧となっている。
【0034】なお、MOSFET(Qa ), (Qb )の
代わりに、図4に示す様に、バイポ−ラトランジスタと
バイポ−ラトランジスタに逆並列接続されたダイオ−ド
j2 a ,Dj2b (j=1〜5)とで構成してもよい。更
に、バイポ−ラトランジスタの代りにボディダイオ−ド
を持たないMOSFETでもよい。
【0035】(実施例3)本発明に係る第3実施例の回
路図を図7に、その半導体構造を図8に示す。
【0036】図2に示す第1実施例と異なる点は、縦型
構造を有する縦型MOSFET(Q a ), (Qb )を用
いて、縦型MOSFETのドレイン同志を接続したこと
であり、その他の第1実施例と同一構成には同一符号を
付すことにより説明を省略する。
【0037】この様に構成したことにより、図8に示す
様に縦型MOSFET(Qa ), (Qb )はドレイン電
極を共通にできるので、縦型MOSFET(Qa ),
(Qb)を1チップ化して、1つのデバイスの様に用い
ることが容易に可能となる。なお、本実施例に於いて
は、図8にはVDMOS構造を示しているが、縦型構造
のものであればどの様な構造でもよく、上記第1実施例
及び第2実施例に用いてもよい。
【0038】更に、上記第1乃至第3実施例に於いて
は、タ−ンオフの遅いスイッチング素子を用いてもよ
い。
【0039】
【発明の効果】請求項1,3,4記載の発明によれば、
スイッチング素子の劣化を防ぎ、高い回路効率を有し、
入力歪の少ない、スイッチドキャパシタを用いた電力変
換装置を提供できる。
【0040】請求項2記載の発明によれば、スイッチン
グ素子の劣化を防ぎ、高い回路効率を有し、入力歪の少
ないと共に、2つの縦型MOSFETのドレイン電極を
共通にでき、2つの縦型MOSFETを1チップ化し
て、1つのデバイスの様に用いることが容易に可能な、
スイッチドキャパシタを用いた電力変換装置を提供でき
る。
【0041】請求項5記載の発明によれば、スイッチン
グ素子の劣化を防ぎ、高い回路効率を有し、入力歪の少
ないと共に、負荷回路を構成するスイッチング素子には
双方向スイッチング素子を用いる必要がない、スイッチ
ドキャパシタを用いた電力変換装置を提供できる。
【0042】請求項6記載の発明によれば、スイッチン
グ素子の劣化を防ぎ、高い回路効率を有し、入力歪の少
ない、放電灯の安定点灯可能な、スイッチドキャパシタ
を用いた電力変換装置を提供できる。
【0043】請求項7記載の発明によれば、スイッチン
グ素子の劣化を防ぎ、高い回路効率を有し、入力歪の少
ない、放電灯の安定点灯可能であると共に、負荷回路を
構成するスイッチング素子には双方向スイッチング素子
を用いる必要がない、スイッチドキャパシタを用いた電
力変換装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の回路図を示す。
【図2】上記実施例に係るスイッチング素子の回路図を
示す。
【図3】上記実施例に係る動作波形図を示す。
【図4】上記実施例に係る別の回路図を示す。
【図5】本発明に係る第2実施例の回路図を示す。
【図6】上記実施例に係る動作波形図を示す。
【図7】本発明に係る第3実施例の回路図を示す。
【図8】上記実施例に係る半導体構造図を示す。
【図9】本発明に係る従来例の回路図を示す。
【図10】上記従来例に係る動作波形図を示す。
【図11】上記従来例に係るスイッチング素子の回路図
を示す。
【図12】本発明に係る従来例の別の回路図を示す。
【図13】上記従来例に係る制御信号伝達・駆動回路の
回路図を示す。
【符号の説明】
C キャパシタンス素子 D ダイオ−ド E 電源 L インダクタンス素子 S スイッチング素子 Z 負荷 1 負荷回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷と、複数の電力供給用キャパシタン
    ス素子と、直流電源に直列接続された第1のインダクタ
    ンス素子と、前記第1のインダクタンス素子を介して前
    記複数の電力供給用キャパシタンス素子に所定の電圧を
    充電する充電手段と、前記負荷への電源となる負荷用キ
    ャパシタンス素子と、前記負荷用キャパシタンス素子に
    直列接続された第2のインダクタンス素子と、前記負荷
    及び前記第2のインダクタンス素子から成る直列回路と
    前記複数の電力供給用キャパシタンス素子との間に直列
    接続された複数のスイッチング素子と、前記スイッチン
    グ素子を前記直列回路に順次択一的に接続することによ
    り前記負荷用キャパシタンス素子の両端電圧を略脈流波
    状に変化させる制御手段とを備える電力変換装置におい
    て、 前記複数のスイッチング素子は、ボディダイオ−ドを有
    する2つのMOSFETのソ−ス電極同志、もしくはド
    レイン電極同志を接続したものであると共に、前記2つ
    のMOSFETを、同時にオンせずに片方ずつオンする
    MOSFET制御手段を備えたことを特徴とする電力変
    換装置。
  2. 【請求項2】 前記MOSFETは、縦型構造を有する
    縦型MOSFETであると共に、前記縦型MOSFET
    のドレイン電極同志を接続することを特徴とする請求項
    1記載の電力変換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の前記複数のスイッチング
    素子は、2つのバイポ−ラトランジスタのエミッタ電極
    同志、もしくはコレクタ電極同志を接続したものである
    と共に、前記2つのバイポ−ラトランジスタの各々のコ
    レクタ・エミッタ間に逆並列接続されたダイオ−ドを有
    するものとしたことを特徴とする電力変換装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の前記複数のスイッチング
    素子は、ボディダイオ−ドを有しない2つのMOSFE
    Tのドレイン電極同志、もしくはソ−ス電極同志を接続
    したものであると共に、前記ボディダイオ−ドを有しな
    い2つのMOSFETの各々のドレイン・ソ−ス間に逆
    並列接続されたダイオ−ドを有するものとしたことを特
    徴とする電力変換装置。
  5. 【請求項5】 前記負荷は、前記複数のスイッチング素
    子と、前記負荷用キャパシタンス素子と、前記第2のイ
    ンダクタンス素子とから少なくとも構成されるブリッジ
    回路であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のい
    ずれかに記載の電力変換装置。
  6. 【請求項6】 前記負荷は、放電灯であることを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電力変換
    装置。
  7. 【請求項7】 前記負荷は、少なくとも前記ブリッジ回
    路と放電灯とから構成されることを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれかに記載の電力変換装置。
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