JPH08149613A - キュービクル引込み線接続構造 - Google Patents

キュービクル引込み線接続構造

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JPH08149613A
JPH08149613A JP30559594A JP30559594A JPH08149613A JP H08149613 A JPH08149613 A JP H08149613A JP 30559594 A JP30559594 A JP 30559594A JP 30559594 A JP30559594 A JP 30559594A JP H08149613 A JPH08149613 A JP H08149613A
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JP
Japan
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hole
cubicle
connection
terminal
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP30559594A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yoshimatsu
剛 吉松
Shinko Noguchi
真弘 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 キュービクル10内の機器から伸びる引出し
線20に第1の接続端子32を設け、ケーブル14に第
2の接続端子36を設ける。絶縁体24の縦穴28に第
1の接続端子32を挿入し、絶縁体24の横穴30の一
方の開放端から第1の接続端子32の接続孔34に第2
の接続端子36のねじ部40を貫通させてをこれを挿入
する。横穴30の他方の開放端に絶縁栓42を配置し、
そのねじ部48を第2の接続端子36のねじ部40に螺
合させる。 【効果】 ケーブルは、引出し線にL字状に接続され、
ケーブルに曲げ部を形成する必要はない。ケーブルの大
きな弛み部を収容する広いスペースが不要となり、設置
費用の削減が図られ、また絶縁栓の脱着により、引出し
線とケーブルとの接続および切離しを伴う接続部の保守
管理が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧受電設備を密閉し
て収容するためのキュービクルに高圧電源を引き込む引
込み線の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】商店や町工場のような比較的小規模の高
圧自家用需要家に高圧電線を引き込む場合、保守が容易
である、専用受電室が不要である、安全性に対する信頼
度が高い等の理由で、一般的に、種々の高圧受電用機器
を密閉して収容するための箱体であるキュービクルが用
いられている。図2は、このようなキュービクルに引き
込まれる高圧ケーブルの従来の接続構造を概略的に示す
正面図である。キュービクル1内に、高圧電源から伸び
る高圧ケーブル2を引き込む際、高圧ケーブル2に小さ
な曲率を与えると、高圧ケーブル2に電気絶縁性を損な
うような損傷を与える虞れがある。そのため、キュービ
クル1が設置された床面3の下からキュービクル1内に
引き込まれた高圧ケーブル2は、床面3に形成されたケ
ーブルピット4内で、一旦、余裕を持つように大きな弛
み部5が形成された後、キュービクル1内を垂直方向へ
立上げられ、先端接続部6がキュービクル1内の上部に
形成された接続部7に接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高圧ケ
ーブル2の弛み部5を収容するには、比較的広いスペー
スを必要とし、このスペースの確保のためにキュービク
ルの設置費用の増大を招いてしまう。従って、本発明の
目的は、より小さな費用でキュービクルを設置すること
が可能でありかつ曲げによって引込み線に損傷を与える
虞れのないキュービクル引込み線接続構造を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するために、キュービクル内の機器から下方に伸び
る垂直引出し線の端部に、横方向に貫通する接続孔が形
成された第1の接続端子を設ける。キュービクルの外部
からその下部内方へ横方向へ伸びる外部ケーブルの端部
に、第1の接続端子の接続孔を貫通する先端部にねじ部
が形成された第2の接続端子を設ける。縦穴および該縦
穴に連通する両端開放の横穴が形成された絶縁体を設
け、この縦穴に、上方から第1の接続端子を配置する。
横穴の一方の開放端から第1の接続端子の接続孔にねじ
部を貫通させて第2の接続端子を挿入する。絶縁体の横
穴の他方の開放端に第2の接続端子のねじ部に螺合する
ねじ部が設けられた絶縁栓を配置し、この絶縁線のねじ
部を第2の接続端子のねじ部に螺合させる。
【0005】
【作用】本発明のキュービクル引込み線接続構造では、
キュービクル内の機器から下方に伸びる垂直引出し線の
端部に設けられた第1の接続端子が、絶縁体の絶縁栓の
ねじ部の締付により、第2の接続端子に直角方向に確実
に結合される。この第2の接続端子には、キュービクル
の外部に伸びる外部ケーブルが接続されていることか
ら、キュービクル内の機器から伸びる垂直引出し線と外
部ケーブルとは、安全かつ確実にL字状に接続される。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に沿って詳細に
説明する。図1は本発明に係るキュービクル引込み線接
続構造に適用される接続器の詳細を示す縦断面図である
が、この図に先立ち、本発明に係るキュービクル引込み
線接続構造を概略的に示す図3に沿って全体的な説明を
する。本発明に係るキュービクル引込み線接続構造で
は、図3に示されているように、キュービクル10が設
置される床面12には、キュービクル10内に高圧電源
側から伸びる外部ケーブル14を引き込むためのケーブ
ルピット16が形成されており、このケーブルピット1
6を経て外部ケーブル14がキュービクル10の下部内
方ヘ横方向に引き込まれている。
【0007】キュービクル10内の上部には、該キュー
ビクル内に収容された変圧器あるいは開閉器のような機
器への電力供給源側となる例えば配線用遮断器の接続部
18が設けられている。接続部18には、該接続部に上
端で接続されたケーブルからなる垂直引出し線20が結
合されている。垂直引出し線20は、その下端で、全体
にT字状の接続器22に接続されている。また、この接
続器22には、外部ケーブル14の先端が接続されてい
る。
【0008】接続器22は、図1に拡大して示されてい
るように、例えば絶縁EPゴムのような絶縁材料からな
る全体にT字状の筒状絶縁体24と、その外表面および
内表面をそれぞれ覆う、例えば半導電EPゴムのような
外部半導電層25Aおよび内部半導電層25Bとからな
る絶縁筒26を備える。絶縁筒26の絶縁体24の内方
には、上端開放の縦穴28と、この縦穴28の閉鎖端で
これに直交する両端開放の横穴30とが形成されてい
る。
【0009】縦穴28には、垂直引出し線20の下端が
受け入れられており、この垂直引出し線20の導体20
Aには、その下端で第1の接続端子32が圧縮接続によ
って固定されている。第1の接続端子32の先端部分に
は、この接続端子が縦穴28に挿入されたとき、横穴3
0の中空軸線にほぼ一致して横方向に貫通する接続孔3
4が形成されている。
【0010】横穴30の一方の開放端からは、外部ケー
ブル14の先端が受け入れられている。この外部ケーブ
ル14の導体14Aには、その先端で第2の接続端子3
6が圧縮接続によって固定されている。この第2の接続
端子36の先端部には、肩部38を規定しかつ第1の接
続端子32の接続孔34を貫通して横穴30の他方の開
放端へ向けて伸びる雄ねじ部40が形成されている。
【0011】第1の接続端子32を貫通する第2の接続
端子36の雄ねじ部40の突出部には、横穴30の他方
の開放端に着脱可能に装着された絶縁栓42が螺合す
る。この絶縁栓42は、絶縁本体44の内方端に埋設さ
れた金属部材46を備え、この金属部材46に雄ねじ部
40と螺合する雌ねじ部48が形成されている。
【0012】絶縁本体44の外方端には、金属部材46
との間で均等電位を得るための外方金属部材50が設け
られている。この絶縁栓42は、その雌ねじ部48を、
第1の接続端子32の接続孔34を貫通する第2の接続
端子の雄ねじ部40に螺合させた状態で、軸線の回りに
回転させることができ、これにより、第2の接続端子3
6の肩部38と絶縁栓42との間で第1の接続端子32
を締め付ける。この絶縁栓42は、図示しないねじ組み
立て体により、絶縁本体44の横穴30の他方の開放端
に取り外し可能に固定されている。
【0013】第1の接続端子32が固定された垂直引出
し線20の端部には、この引出し線20の絶縁層20B
および半導電層20Cにそれぞれ対応した絶縁層54A
および半導電層54Bを有するスペーサ54が挿入され
ている。スペーサ54の半導電層54Bと引出し線20
の半導電層20Cとの間には、半導電ゴムテープ56が
卷かれている。
【0014】また、第2の接続端子36が固定された外
部ケーブル14の端部には、ケーブル14の絶縁層14
Bおよび半導電層14Cにそれぞれ対応した絶縁層58
Aおよび半導電層58Bを有するスペーサ58が挿入さ
れている。スペーサ58の半導電層58Bとケーブル1
4の半導電層14Cとの間には、半導電ゴムテープ60
が卷かれている。
【0015】外部ケーブル14および垂直引出し線20
の両シールド層14Dおよび20Dは、錫メッキ軟銅線
のようなシールド線62を経て、相互に接続されてい
る。外部ケーブル14および引出し線20と、絶縁筒2
6との間には、それぞれ保護テープあるいは熱収縮性チ
ューブのような保護層64および66がそれぞれ卷かれ
ている。
【0016】本発明に係る接続器22により、垂直引出
し線20および外部ケーブル14を接続するには、垂直
引出し線20および外部ケーブル14の各導体20A、
14Aにそれぞれ接続端子32、36を接続するための
前処理を施す。前処理を施した垂直引出し線20および
外部ケーブル14のそれぞれの端部に、スペーサ54、
58を挿入する。その後、第1および第2の接続端子3
2、36を引出し線20および外部ケーブル14のそれ
ぞれの導体20A、14Aに接続する。
【0017】第1の接続端子32の固定された垂直引出
し線20が、接続端子32の接続孔34を横穴30内に
位置させるように、縦穴28から挿入される。また、第
2の接続端子36の雄ねじ部40が第1の接続端子32
の接続孔34を貫通するように、外部ケーブル14が横
穴30にその一端から挿入される。この第1の接続端子
32の接続孔34を貫通する雄ねじ部40の突出端に
は、横穴30の他端から挿入された絶縁栓42がその雌
ねじ部48で螺合される。
【0018】この絶縁栓42の締付後、絶縁栓42が絶
縁筒26に取り外し可能に固定される。その後、両シー
ルド層14D、20Dがシールド線62により接続さ
れ、各端部に保護層64、66が施される。これによ
り、外部ケーブル14は、接続器22を介して、垂直引
出し線20に安全かつ確実に接続される。
【0019】従って、外部ケーブル14に従来のような
曲げのための大きな弛み形成することなく、この外部ケ
ーブル14にほぼ直角に接続された垂直引出し線20を
経て、機器に向けて立上げることができる。そのため、
従来のような大きなケーブルピットが不要となり、キュ
ービクルの設置費用の低減を図ることができる。また、
組立て作業を比較的容易に行うことができ、接続作業を
効率的に行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るキュ
ービクル引込み線接続構造では、外部ケーブルは、キュ
ービクル内の機器から伸びる垂直引出し線に安全かつ確
実にL字状に接続されることから、外部ケーブルに従来
のような曲げ部を形成する必要はない。従って、ケーブ
ルピット内に外部ケーブルの大きな弛み部を収容するた
めの広いスペースを不要とすることができ、これにより
キュービクルの設置費用の削減を図ることが可能とな
る。また、絶縁体の絶縁栓の脱着により、垂直引出し線
と外部ケーブルとの接続およびその切離しを比較的容易
に行うことができることから、これにより組み付けおよ
び分解を伴う接続部の保守管理を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキュービクル引込み線接続構造に
適用される接続器を部分的に拡大して示す縦断面図であ
る。
【図2】従来のキュービクル引込み線接続構造を概略的
に示す正面図である。
【図3】本発明に係るキュービクル引込み線接続構造を
概略的に示す正面図である。
【符号の説明】
10 キュービクル 14 外部ケーブル 18 接続部 20 垂直引出し線 24 絶縁体 28 縦穴 30 横穴 32 第1の接続端子 34 接続孔 36 第2の接続端子 40、48 ねじ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キュービクルの内部で機器の接続部から
    下方に伸びる垂直引出し線の端部に固定され、横方向に
    貫通する接続孔が形成された第1の接続端子と、 前記キュービクルの外部から該キュービクルの下部内方
    へ横方向に伸びる外部ケーブルの端部に固定され、前記
    接続孔を貫通する先端部にねじ部が形成された第2の接
    続端子と上方から前記第1の接続端子を受け入れる縦穴
    および該縦穴に連通する両端開放の横穴であって前記第
    1の接続端子の前記接続孔に前記ねじ部を貫通させて前
    記第2の接続端子を一方の開放端から受け入れる横穴が
    形成された絶縁体と、 該絶縁体の前記横穴の他方の開放端に装着され、前記接
    続孔を貫通する前記ねじ部に螺合して前記両接続端子を
    締め付けるねじ部が形成された絶縁栓とを含む、キュー
    ビクル引込み線接続構造。
  2. 【請求項2】 前記第2の接続端子の先端部に形成され
    るねじ部は雄ねじ部であり、該ねじ部に螺合する前記絶
    縁栓のねじ部は雌ねじ部であり、前記絶縁栓は前記雌ね
    じ部の締付のために前記開放端でその軸線の回りに回転
    可能であることを特徴とする請求項1に記載のキュービ
    クル引込み線接続構造。
JP30559594A 1994-11-15 1994-11-15 キュービクル引込み線接続構造 Pending JPH08149613A (ja)

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