JPH08149360A - 手振れ補正装置およびそれを用いたビデオカメラ - Google Patents

手振れ補正装置およびそれを用いたビデオカメラ

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JPH08149360A
JPH08149360A JP6289432A JP28943294A JPH08149360A JP H08149360 A JPH08149360 A JP H08149360A JP 6289432 A JP6289432 A JP 6289432A JP 28943294 A JP28943294 A JP 28943294A JP H08149360 A JPH08149360 A JP H08149360A
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明 鳥羽
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 補正モード0,2または3において、ズーム
エンコーダ44でズーム倍率を検出し、距離検出器46
でビデオカメラ10と被写体との距離を検出する。ズー
ム倍率が10倍以上であり、さらに距離が10m未満で
あれば、補正モード1に遷移し易いように「連続48フ
ィールド」という条件を「連続30フィールド」に変更
する。一方、ズーム倍率が1倍以上かつ5倍未満であり
かつビデオカメラ10と被写体との距離が10m以上で
あれば、補正モード1に遷移しにくいように、「連続4
8フィールド」という条件を「連続60フィールド」に
変更する。このように、撮影状態に応じて遷移条件を変
更する。 【効果】 違和感のない動きの映像が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は手振れ補正装置および
それを用いたビデオカメラに関し、特にたとえば民生用
のカメラ一体型VTRなどに用いられる手振れ補正装置
およびそれを用いたビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】撮像装置の振れ成分を検出する方法の一
例が、1989年の第20回画像工学コンファレンスで
松下電器産業(株)から発表されている。この方法は、
昭和61年(1986)9月6日付で公開された特開昭
61−201581号〔H04N 7/137〕公報に
記載されている代表点マッチング法から得られる動きベ
クトルを使って、画像情報から撮像装置の振れ成分を検
出するものである。この発表では、画像情報から得られ
る動きベクトルに基づいて手振れを補正するために減衰
係数を導入している。また、画面にたとえば4個の検出
領域を配置しており、したがって1画面から4個の部分
動きベクトルを得ている。
【0003】そして、各検出領域毎に有効領域か否かが
判断され、有効領域の部分動きベクトルの平均を求め、
これをフィールド間の全体動きベクトルとしている。こ
の全体動きベクトルを用いて積分ベクトルを求め、たと
えば図12に示すように、イメージフィールドの一部を
切り出し、その切り出し位置を積分ベクトルに応じて移
動させて手振れ補正を行う。
【0004】このように全体動きベクトルから積分ベク
トルを求める方法としては、本願出願人によって提案さ
れた特願平5−159463号の技術がある。以下、こ
の技術の積分ベクトルの検出方法について述べる。この
技術では、カメラの撮影状態を4つに分け、それぞれ補
正モード0,補正モード1,補正モード2,および補正
モード3と名付ける。それぞれの補正モードでの積分ベ
クトルの算出方法を数5に示す。
【0005】
【数5】補正モード0: Sn =K1 ・Sn-1 +Vn 補正モード1: Sn =Sn-1 −K2 ・|Vn | 補正モード2: Sn =K3 ・Sn-1 +Vn ただし、|Vn |<1のとき Sn =Sn-1 補正モード3: Sn =K4 ・Sn-1 +Vn ただし、|Vn |<1のとき Sn =Sn-1 また、 0<K2 <K1 =K3 <K4 <1 である。
【0006】現フィールドと前フィールドとのフィール
ド間の全体動きベクトルをVn ,前フィールドの積分ベ
クトルをSn-1 とすると、現フィールドで補正に必要な
積分ベクトルSn は数5で表される。補正モード1で
は、全体動きベクトルVn の正負に関係なく積分ベクト
ルSnを0に近づける、いわゆる強制的なセンタリング
をさせる。ここでいうセンタリングとは、画像の切り出
し位置を画面中央に戻すことをいう。補正モード2およ
び補正モード3は、補正モード0と基本的には積分ベク
トルSn の求め方は同じであるが、補正モード2および
補正モード3では、全体動きベクトルVn が小さいと
き、積分ベクトルSn を前フィールドの積分ベクトルS
n-1 と同じにしている。これは、たとえば撮像装置を三
脚に固定した場合などの動きの小さいときには、センタ
リング動作を止めることを示している。
【0007】そして、これらの4つの補正モードを撮像
状態に応じて遷移させ、手振れ補正を行う。このときの
補正モード遷移図を図13に示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
手振れ補正方法では、たとえば、画角が望遠でかつ近距
離にある被写体を撮影しているときに、パンニングやチ
ルティングを行うと、パンニングやチルティング時の補
正方式である補正モード1に遷移するのが遅くなり、補
正された映像がスムーズに移動しないことがあり、映像
の動きに違和感を感じることがあった。
【0009】それゆえに、この発明の主たる目的は、よ
り良好に手振れ補正できる、手振れ補正装置およびそれ
を用いたビデオカメラを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明は、撮像装置の
手振れによる画像の振れを補正するための複数の補正モ
ードのいずれかを選択可能な手振れ補正装置であって、
撮像装置のズーム倍率を検出するズーム検出手段、撮像
装置と被写体との距離を検出する距離検出手段、および
ズーム倍率および距離に応じて複数の補正モードから適
切な補正モードを選択する選択手段を備え、選択された
補正モードによって手振れ補正を行う、手振れ補正装置
である。
【0011】第2発明は、上述の手振れ補正装置を用い
たビデオカメラである。
【0012】
【作用】選択手段によって適切な補正モードが選択され
るが、第0補正モード,第2補正モードおよび第3補正
モードから第1補正モードに遷移する遷移条件を、ズー
ム検出手段によって検出されたズーム倍率および距離検
出手段によって検出された撮像装置と被写体との距離に
基づいて、変更する。ズーム倍率が小さくかつ距離が比
較的遠距離であれば、この遷移条件をより厳しくする。
一方、ズーム倍率が大きくかつ距離が比較的近距離であ
れば、遷移条件を緩和する。これによって、撮像状態に
応じた補正モードで手振れ補正を行うことができる。
【0013】この手振れ補正装置はビデオカメラに用い
られ得る。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、撮像状態に応じて適
切な補正モードを選択できるので、より良好に手振れ補
正できる。したがって、補正された映像がスムーズに移
動するようになり、違和感のない動きの映像が得られ
る。この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および
利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明
から一層明らかとなろう。
【0015】
【実施例】図1に示すこの実施例のビデオカメラ10
は、レンズ群14から入力される被写体(図示せず)か
らの光信号を電気信号に変換するCCDのような固体撮
像素子12を含む。固体撮像素子12からの電気信号は
カメラ回路16に入力される。カメラ回路16は、周知
のように、サンプルホールド回路を含み、固体撮像素子
12からの電気信号をサンプルホールドする。サンプル
ホールドされた電気信号のレベルがAGCによって調整
されるとともに、さらに同期信号付加回路によって同期
信号が付加される。このようにして、カメラ回路16は
固体撮像素子12からのイメージ信号をアナログビデオ
信号に変換する。このアナログビデオ信号は、さらに、
A/D変換器18によってディジタルビデオ信号に変換
される。ディジタルビデオ信号は動き検出回路20に与
えられる。動き検出回路20としては、たとえば三洋電
機株式会社製のLSI“L7A0948”が利用され
る。この動き検出回路20を構成する同じLSIに含ま
れるメモリ制御回路22の制御の下で、ディジタルビデ
オ信号がフィールド順次にフィールドメモリ24に書き
込まれる。
【0016】動き検出回路20は、たとえば周知の代表
点マッチング法を用いて図3に示す4個の各検出領域
A,B,CおよびD毎に、もっとも高い相関度(相関値
は最小)を有する1点およびその周囲の4点の位置、な
らびに各相関値を算出する。動き検出回路20からの位
置データおよび相関値データは、マイクロコンピュータ
26に与えられる。
【0017】すなわち、図2を参照して、動き検出回路
20は、A/D変換器18からのディジタルビデオ信号
を受ける入力端28を含み、この入力端28から入力さ
れたディジタルビデオ信号はフィルタ30を通して代表
点メモリ32および減算回路34に与えられる。フィル
タ30は、一種のディジタルローパスフィルタであり、
S/N比を改善し、少ない代表点で十分な検出精度を確
保するために用いられる。代表点メモリ32は、図3に
示す各検出領域A−Dの各々の範囲内で複数の代表点を
抽出(この実施例では、各検出領域A−Dの各々を30
分割し、したがって、30個の代表点を抽出)し、その
位置データと輝度データとを記憶する。30分割して形
成された各検出エリア42(図4)は、たとえば32画
素×16行で構成される。
【0018】減算回路34は、代表点メモリ32から与
えられる前フィールドの代表点の輝度データと入力端2
8から与えられる現フィールドの全ての画素の輝度デー
タとを減算し、その絶対値をとる。すなわち、現フィー
ルドの輝度データと前フィールドの輝度データとの間で
輝度差を求める。求めた輝度差を累積加算回路36に与
える。累積加算回路36では、同じ検出領域内の各検出
エリア42の同じ位置の画素について求めた輝度差を累
積加算(この実施例では30個)し、相関値データを出
力する。相関値データは演算回路38に与えられ、この
演算回路38は最小相関値および平均相関値を各検出領
域A−D毎に演算するとともに、その最小相関値を示す
画素の位置データを各検出領域A−D毎に求める。この
ようにして得られた最小相関値,平均相関値および位置
データが出力端40から前述のマイクロコンピュータ2
6に与えられる。ただし、このような相関値の計算は、
先に述べたLSI“L7A0948”によって実行され
る。
【0019】また、レンズ群14近傍にはズームエンコ
ーダ44が配置される。ズームエンコーダ44は抵抗素
子を含み、レンズ群14の移動(ズームの程度)に応じ
て抵抗値が変化しそれに伴ってズームエンコーダ44か
らの出力電圧が変化する。この出力電圧によってズーム
倍率が検出される。このズーム倍率を示す出力電圧は、
マイクロコンピュータ26に与えられる。さらに、マイ
クロコンピュータ26には撮像装置すなわちビデオカメ
ラ10と被写体との距離を検出するための距離検出器4
6が接続される。距離検出器46によるビデオカメラ1
0と被写体との距離の検出方法としては、たとえば、赤
外線を被写体に投射し、その反射光との角度から三角測
量の原理によって、被写体までの距離を得るというよう
な方法が多く知られている。そして、距離検出器46に
よって検出された距離がマイクロコンピュータ26に与
えられる。
【0020】また、マイクロコンピュータ26には、後
述する表1のデータが格納されるメモリ48,撮像状態
をカウントするためのカウンタ50a,50bおよび5
0c,ならびに全体動きベクトルの方向に関するデータ
を格納するレジスタ52aおよび52bが含まれる。マ
イクロコンピュータ26では、位置データおよび相関値
データに基づいて、画面すなわちイメージフィールド5
4(図3)全体の画像の動きベクトル(以下、単に「全
体動きベクトル」という)を計算する。
【0021】まず、最小相関値を示す画素の位置データ
に基づいて、最小相関値を示す画素の、代表点に対する
偏移を求め、その偏移を部分動きベクトルとする。な
お、部分動きベクトルの検出精度をよくするために、最
小相関値を有する画素の周囲4画素の相関値を用いて内
挿補間し、最小相関値を有する画素の位置データを計算
する。
【0022】そして、マイクロコンピュータ26は、平
均相関値を最小相関値で除算した値が一定の閾値より大
きいか否かおよび平均相関値が所定値以上であるか否か
を各検出領域A−D毎に検出し、各検出領域A−Dから
の部分動きベクトルが手振れ以外の動く物体等によって
誤検出されたものではなく手振れの判断に有効か否かす
なわち各検出領域A−Dが有効領域か否かを判断する。
平均相関値を最小相関値で除算した値が一定の閾値より
大きくかつ平均相関値が所定値以上であれば、その検出
領域は有効領域と判断される。
【0023】具体的には、有効領域か否かは以下のよう
に判断される。まず、画面のコントラストが低いときに
は、輝度差が小さいので、相関値が小さくなる。たとえ
ば、画面全体が白いときには相関値は小さくなる。この
ような場合には、信頼性がなくなるため、平均相関値≧
所定値のときに有効と判断される。なお、所定値は実験
により決定される。
【0024】また、検出領域内に動く物体があるときに
は、動く物体の占める部分と占めない部分とで相関値が
異なり、かつ動く物体の占める部分は様々な相関値をと
り、その相関値は一般的に大きな値となる(相関度は低
い)。したがって、検出領域内に動く物体があるときに
は、最小相関値が大きくなる可能性が高く、検出領域内
の部分動きベクトルを誤検出する恐れがある。部分動き
ベクトルを誤検出すると、全体動きベクトルを誤検出し
てしまう。しかし、平均相関値が大きいときには最小相
関値がある程度大きくても信頼できる。一方、平均相関
値が小さいときには最小相関値はより小さくなければ信
頼できない。したがって、具体的には、(平均相関値)
/(最小相関値)>7のときに有効と判断し、この条件
を満たさない検出領域の部分動きベクトルを用いないよ
うにして、上述の誤検出による弊害を防止する。
【0025】このような2つの条件によって、検出領域
が有効領域か否かが判断される。そして、有効領域の部
分動きベクトルの平均を求め、それを現フィールドと前
フィールドとのフィールド間の動き量すなわち全体動き
ベクトルVn とする。全体動きベクトルはフィールド間
の動き量とその向きを表す。マイクロコンピュータ26
では、次いで積分ベクトルSn が求められる。積分ベク
トルSn は、イメージフィールド54のセンタからの抽
出エリア56(図5)のずれ量すなわち補正量とその向
きを表す。積分ベクトルSn を計算する補正モードは、
撮像状態に応じて変えられ、ビデオカメラ10の撮像状
態に応じた手振れ補正をできる。補正モードは、表1に
示すように補正モード0〜補正モード3の4通りあり、
ビデオカメラ10の状態(たとえば、パンニングやチル
ティング等)によって決定される。さらに、補正モード
0,2または3から補正モード1への遷移条件は、ズー
ム倍率やビデオカメラ10と被写体との距離に基づいて
変化される。表1の補正モードは、マイクロコンピュー
タ26のメモリ48に格納される。
【0026】
【表1】
【0027】表1に示す補正モード0〜補正モード3
は、それぞれ、従来技術の数5で述べた補正モード0〜
3に対応するものであるので、その重複する説明は省略
する。ただし、表1では、数5と異なり、補正モード0
の減衰係数(0.9805)は補正モード2の減衰係数
(0.9985)より小さく設定されている。なお、補
正モード3の減衰係数(0.992)は、補正モード2
の減衰係数(0.9985)より小さいので、補正モー
ド3の方がセンタリングが早くなる。
【0028】ここで、表1では、減衰係数として、0.
9805,0.992,0.9985を用いた。しか
し、補正モード0,1,2および3の各減衰係数を
2 ,k1,k3 およびk4 とすると、0<k2 <k1
<k3 <k4 <1の条件を満たすのであれば、減衰係数
は任意でよい。減衰係数は、周波数特性を有し、また、
減衰係数を変化させることによって、センタリングの速
さを変えることができる。
【0029】このようにして求められた積分ベクトルS
n はメモリ制御回路22に与えられ、メモリ制御回路2
2では、それに基づいてフィールドメモリ24の読み出
し開始アドレスを決定し、そのアドレスからフィールド
メモリ24に蓄えられたディジタルビデオ信号を読み出
す。すなわち、メモリ制御回路22は、マイクロコンピ
ュータ26によって計算された積分ベクトルSn に従っ
て、フィールドメモリ24のディジタルビデオ信号によ
って形成される抽出エリア56を移動する。
【0030】ただし、フィールドメモリ24から読み出
されたディジタルビデオ信号そのままでは抽出エリア5
6を移動できないので、電子ズーム回路58を用いる。
図5を参照して、電子ズーム回路58(図1)はイメー
ジフィールド54の大きさに対して、ズーム倍率に従っ
て画像が拡大された抽出エリア56を設定する。この抽
出エリア56の位置は、イメージフィールド54の範囲
内では、フィールドメモリ24の読み出し開始アドレス
を変更することによって、自由に移動できる。そして、
抽出ディジタルビデオ信号に基づいてイメージフィール
ド54全体のビデオ信号を得るために、フィールドメモ
リ24から読み出したディジタルビデオ信号に基づいて
内挿補間法を用いて画像を拡大する。
【0031】このようにして、イメージフィールド54
内の任意の抽出エリア56のイメージを電子ズーム回路
58(図1)で電子的にズームすることによって、イメ
ージフィールド54と抽出エリア56との差に相当する
補正可能範囲60が形成され得る。ビデオカメラ10を
操作する人の手の振動に応じて図6に示すようにビデオ
カメラ10に手振れが生じると、そのビデオカメラ10
からの画像にぶれを生じ、結果的に、イメージフィール
ド54内の左下方に目的の人物が存在する場合(図6
上)や、イメージフィールド54の右上方に目的の人物
が存在する場合(図6下)などが生じる。したがって、
各フィールド毎に抽出エリア56をマイクロコンピュー
タ26によって計算した積分ベクトルSn に応じて移動
させることによって、図6右に示すように抽出エリア5
6には目的の人物がちょうど収まることになる。
【0032】このようにして電子ズーム回路58から出
力されるディジタルビデオ信号をD/A変換器62によ
ってアナログ信号に変換して出力端子64から出力す
る。このようなビデオカメラ10は、フィールド毎に図
7ないし図10に示すように動作する。まず、図7に示
すステップS1において、補正モード,カウンタ50
a,50bおよび50cの初期値が“0”に設定され
る。次いで、ステップS3において、平均相関値を最小
相関値で除算した値および平均相関値に基づいて、4個
の検出された部分動きベクトルの有効・無効の判断すな
わち4個の検出領域についてそれぞれ有効領域であるか
否かが判断される。そして、ステップS5において、有
効な部分動きベクトルの平均が求められ、それが現フィ
ールドと前フィールドとのフィールド間の全体動きベク
トルVn とされる。そして、ステップS7において、現
フィールドで検出された全体動きベクトルVn の方向が
検出され、その方向に関するデータがレジスタ52aに
格納される。その後、ステップS9において、どの補正
モードかが判断される。補正モード0であれば、ステッ
プS11aにおいて図8に示す処理が行われ、補正モー
ド1であればステップS11bにおいて図9に示す処理
が行われ、補正モード2であればステップS11cにお
いて図10に示す処理が行われ、補正モード3であれば
ステップS11dにおいて図11に示す処理が行われ
る。
【0033】その後、ステップS13において、各補正
モードに応じて、表1のいずれかの数式を用いて積分ベ
クトルSn が決定される。そして、ステップS15にお
いて、レジスタ52aに格納された全体動きベクトルV
n の方向に関するデータがレジスタ52bに転送され、
ステップS3に戻る。次いで、図8〜図11に示す各補
正モードでの処理について説明する。
【0034】図8〜図11において、CNTAはカウン
タ50aを、CNTBはカウンタ50bを、CNTCは
カウンタ50cを、Cは補正モードを、Xは撮像装置と
被写体との距離(メートル)を、Zはズーム倍率を、T
Hは閾値を、それぞれ示す。まず、図8に示す補正モー
ド0の処理を説明する。図8に示すステップS21aに
おいて、ステップS21aにおいて、抽出エリア56の
切り出し位置がイメージフィールド54の端にあるか否
かが判断される。このイメージフィールド54の「端」
には、上,下,左,右の4つの端が考えられる。そし
て、前フィールドと現フィールドとにおいて、抽出エリ
ア56の切り出し位置がイメージフィールド54の同じ
端にあれば(たとえば前フィールドおよび現フィールド
においてともに右端にある)、ステップS23aにおい
て、カウンタ50aのカウント値が“1”インクリメン
トされる。ステップS21aにおいて、抽出エリア56
の切り出し位置がイメージフィールド54の端にあって
も、前フィールドと同じ端でない場合(たとえば前フィ
ールドでは右端にあり現フィールドでは左端にある)や
前フィールドでは抽出エリア56の切り出し位置がイメ
ージフィールド54の端にない場合には、ステップS2
5aにおいて、カウンタ50aのカウント値が“1”に
設定される。また、ステップS21aにおいて、抽出エ
リア56の切り出し位置がイメージフィールド54の端
になければ、ステップS27aにおいて、カウンタ50
aのカウント値はリセットされる。したがって、カウン
タ50aは、抽出エリア56の切り出し位置がイメージ
フィールド54の端に何フィールド連続して当たってい
るかを計算するものである。
【0035】ステップS23a,S25aおよびS27
aのそれぞれの処理後は、ステップS29aに進む。ス
テップS29aにおいて、ズーム倍率がズームエンコー
ダ44によって検出される。ズーム倍率がたとえば1倍
以上でありかつ5倍未満であれば、ステップS31aに
進み、撮像装置すなわちビデオカメラ10と被写体との
距離がたとえば10m未満か否かが判断される。“N
O”であればステップS33aにおいて、閾値が60に
設定される。
【0036】ステップS31aが“YES”であれば、
ステップS35aに進む。また、ステップS29aにお
いて、ズーム倍率がたとえば5倍以上でありかつ10倍
未満であれば、ステップS35aに進む。さらに、ステ
ップS29aにおいて、ズーム倍率がたとえば10倍以
上であれば、ステップS37aにおいて、ビデオカメラ
10と被写体との距離がたとえば10m未満か否かが判
断される。“NO”であればステップS35aに進む。
ステップS35aでは、閾値が48に設定される。
【0037】また、ステップS37aが“YES”であ
れば、ステップS39aにおいて、閾値が30に設定さ
れる。そして、ステップS33a,S35a,S39a
のそれぞれの処理後、ステップS41aに進む。ステッ
プS41aにおいて、カウンタ50aのカウント値が閾
値以上か否かが判断される。“YES”であればステッ
プS43aにおいて、補正モード1に遷移される。一
方、ステップS41aが“NO”であればステップS4
5aに進む。ステップS25aまたはS27aを経てス
テップS41aに至るフィールドでは、当然ステップS
41aは“NO”となる。
【0038】ステップS45aにおいて、積分ベクトル
n の大きさが3画素未満か否かが判断される。“N
O”であればステップS47aにおいて、全体動きベク
トルV n の大きさが1画素以上か否かが判断される。
“NO”であればステップS49aにおいて、カウンタ
50bのカウント値が“1”インクリメントされ、ステ
ップS51aに進む。ステップS51aにおいて、カウ
ンタ50bのカウント値が10未満か否かが判断され
る。“NO”であればステップS53aにおいて、積分
ベクトルSn の大きさが60画素未満か否かが判断さ
れ、“NO”であればステップS55aにおいて補正モ
ード2に遷移される。ステップS53aが“YES”で
あれば、ステップS57aにおいて補正モード3に遷移
される。ステップS43a,S55aおよびS57aの
それぞれの処理後は、ステップS59aに進む。ステッ
プS59aにおいて、カウンタ50aおよび50bがリ
セットされ、リターンする。
【0039】ステップS45aおよびS47aのいずれ
かが“YES”であれば、ステップS61aにおいて、
カウンタ50bがリセットされ、リターンする。ステッ
プS51aが“YES”のときは、直接リターンする。
次いで、図9に示す補正モード1の処理を説明する。図
9に示すステップS21bにおいて、全体動きベクトル
n の大きさが1画素未満か否かが判断される。“YE
S”であれば、ステップS23bにおいてカウンタ50
cのカウント値が“1”インクリメントされ、ステップ
S25bに進む。一方、ステップS21bが“NO”で
あれば、ステップS27bにおいて、前フィールドおよ
び現フィールドでそれぞれ検出された全体動きベクトル
が同方向であるか否かが判断される。これは、レジスタ
52aと52bとにそれぞれ格納されたデータを比較す
ることによって判断される。すなわち、前フィールドお
よび現フィールドでそれぞれ検出された全体動きベクト
ルの方向が同方向か否かが判断される。ステップS27
bが“NO”すなわち全体動きベクトルが同方向でなけ
れば、ステップS29bにおいてカウンタ50cのカウ
ント値が“1”インクリメントされ、ステップS25b
に進む。
【0040】ステップS25bにおいて、カウンタ50
cのカウント値が10であるか否かが判断される。すな
わち、ステップS21bが“YES”であるかステップ
S27bが“NO”であるフィールドが10フィールド
連続したか否かが判断される。ステップS25bが“N
O”であればリターンする。ステップS25bが“YE
S”であれば、ステップS31bにおいて、積分ベクト
ルSn の大きさが1画素未満か否かが判断され、“N
O”であれば、ステップS33bにおいて補正モード2
に遷移される。ステップS31bが“YES”であれ
ば、ステップS35bにおいて補正モード0に遷移され
る。ステップS33bおよびS35bのそれぞれの処理
後には、ステップS37bに進む。ステップS27bが
“YES”のときもステップS37bに進む。ステップ
S37bにおいて、カウンタ50cのカウント値がリセ
ットされ、リターンする。
【0041】次に、図10に示す補正モード2および3
の処理を説明する。補正モード2については、ステップ
S21cにおいて、積分ベクトルSn の大きさが60画
素以下か否かが判断される。“YES”であればステッ
プS23cにおいて、積分ベクトルSn の大きさが1画
素未満か否かが判断される。“YES”であればステッ
プS25cにおいて補正モード0に遷移される。ステッ
プS23cが“NO”であれば、ステップS27cにお
いて補正モード3に遷移される。ステップS25cおよ
びステップS27cのそれぞれの処理後は、ステップS
29cに進む。ステップS29cにおいて、カウンタ5
0aのカウント値がリセットされ、リターンする。
【0042】一方、ステップS21cが“NO”であれ
ば、ステップS31cに進む。ステップS31cにおい
て、抽出エリア56の切り出し位置がイメージフィール
ド54の端にあるか否かが判断される。ここでは上述の
ステップS21aと同様に処理される。したがって、前
フィールドと現フィールドとにおいて、抽出エリア56
の切り出し位置がイメージフィールド54の同じ端にあ
れば、ステップS33cに進み、カウンタ50aのカウ
ント値が“1”インクリメントされる。一方、現フィー
ルドにおいて抽出エリア56の切り出し位置がイメージ
フィールド54の端にあるが、前フィールドの切り出し
位置と同じ端ではない場合や前フィールドでは切り出し
位置がイメージフィールド54の端にない場合には、ス
テップS35cに進み、カウンタ50aのカウント値を
“1”に設定する。さらに、現フィールドにおいて抽出
エリア56の切り出し位置がイメージフィールド54の
端にない場合には、ステップS37cに進み、カウンタ
50aのカウント値をリセットする。ステップS33
c,S35cおよびS37cのそれぞれの処理後は、ス
テップS39cに進む。
【0043】ステップS39cにおいて、ズーム倍率が
判断される。ズーム倍率がたとえば1倍以上でありかつ
5倍未満であればステップS41cに進む。ステップS
41cにおいて、ビデオカメラ10と被写体との距離が
たとえば10m未満か否かが判断される。“NO”であ
ればステップS43cに進み、閾値が60に設定され
る。
【0044】ステップS41cが“YES”であればス
テップS45cに進む。ステップS39cにおいてズー
ム倍率がたとえば5倍以上でありかつ10倍未満であれ
ば、ステップS45cに進む。さらに、ステップS39
cにおいてズーム倍率がたとえば10倍以上であれば、
ステップS47cに進む。ステップS47cにおいて、
ビデオカメラ10と被写体との距離がたとえば10m未
満か否かが判断される。“NO”であればステップS4
5cに進む。ステップS45cにおいて、閾値が48に
設定される。
【0045】ステップS47cが“YES”であれば、
ステップS49cにおいて閾値が30に設定される。ス
テップS43c,S45cおよびS49cのそれぞれの
処理後は、ステップS51cに進む。ステップS51c
において、カウンタ50aのカウント値が閾値以上か否
かが判断される。“YES”であればステップS53c
において補正モード1に遷移され、ステップS29cに
進む。ステップS51cが“NO”であれば直接リター
ンする。
【0046】また、補正モード3では、ステップS55
cにおいて、積分ベクトルの大きさが“1”より小さい
か否かが判断される。“YES”であればステップS2
5cに進み、“NO”であればステップS31cに進
む。なお、このようにマイクロコンピュータ20によっ
て設定される補正モードの遷移図を図11に示す。
【0047】以上のように、この実施例では、ビデオカ
メラ10の撮影状態によって、手振れ補正を、通常は補
正モード0で行い、パンニングやチルティングのときは
補正モード1で行い、たとえば三脚固定時の撮影では補
正モード2または補正モード3で行う。さらに、それぞ
れの補正モードから補正モード1への遷移条件、すなわ
ち「抽出エリア56の切り出し位置が“連続48フィー
ルド間”イメージフィールド54の端に当たっている」
という条件を、ズーム倍率およびビデオカメラと被写体
との距離に応じて変化させる。
【0048】具体的には、たとえば、ズーム倍率が大き
い、すなわち望遠での撮影(この実施例では、ズーム倍
率が10倍以上)時において、距離検出器46の出力が
小さい(比較的近距離:この実施例では10m未満)の
場合には、補正モード1に遷移し易いように「連続48
フィールド」という条件を「連続30フィールド」に変
更する。これは、望遠での撮影でありかつ比較的近距離
の場合には、イメージフィールド54に占める被写体の
割合が大きくなるので、被写体の動きが小さな動きであ
っても積分ベクトルSn の値は大きくなりがちであり、
切り出される抽出エリア56がイメージフィールド54
の端に当たり易くなる。したがって、センタリング動作
をなるべく早くする必要があるので、パンニングやチル
ティングのような動作に迅速に対応できるように、補正
モード1に遷移し易いようにしている。なお、望遠での
撮影時において、距離検出器46の出力が大きい(比較
的遠距離:この実施例では10m以上)の場合には、
「連続48フィールド」で補正モード1に遷移させる。
【0049】また、逆にズーム倍率が小さい、すなわち
広角での撮影(この実施例では、ズーム倍率が1倍以上
5倍未満)時において、距離検出器46の出力が大きい
(比較的遠距離:この実施例では10m以上)の場合に
は、補正モード1に遷移しにくいように、「連続48フ
ィールド」という条件を「連続60フィールド」に変更
する。これは、広角での撮影であり(ズーム倍率が小さ
く)かつイメージフィールド54に占める被写体の割合
が小さいときには、パンニングやチルティングへの対応
を早くするよりも、単純補正である補正モード0等の状
態を長くしておく方が、補正の能力は向上するためであ
る。なお、このとき、距離検出器46の出力が小さい
(比較的近距離:この実施例では10m未満)の場合に
は、「連続48フィールド」で補正モード1に遷移させ
る。
【0050】このように、単に遷移条件を緩和するだけ
では却って補正の性能を低下させてしまう恐れがあるの
で、上述のような撮影時にのみ遷移条件を変更してい
る。この実施例によれば、パンニングやチルティングな
どの動作時において、ズーム倍率や被写体までの距離に
拘わらず、補正された映像がスムーズに移動するように
なり、違和感のない動きの映像が得られる。
【0051】特に、画面に占める被写体の割合が大きく
なるような撮影時に、パンニングやチルティングを行っ
たとき、補正モード1に遷移し易くなり、手振れ補正さ
れた画像の動きが自然に見える。なお、上述の実施例で
は、ズーム倍率については5倍,10倍を閾値とし、距
離については10mを閾値としたが、これらの値は任意
に設定され得る。
【0052】また、ズーム倍率の代わりに画角を検出す
るようにしてもよい。このとき、画角が大きいときはズ
ーム倍率が小さいときに、画角が小さいときはズーム倍
率が大きいときに、それぞれ対応する。さらに、上述の
実施例では、フィールド単位で処理する場合について述
べたが、フレーム単位で処理する場合にも同様の結果が
得られることはいうまでもない。したがって、この明細
書では、フィールドおよびフレームを包括する用語とし
て便宜上「フィールド」なる用語を用いて説明した。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】動き検出回路の一例を示すブロック図である。
【図3】電子ズームの原理を示し、イメージフィールド
内の検出領域を示す図解図である。
【図4】電子ズームの原理を示し、検出領域内の代表点
およびサンプリング点を示す図解図である。
【図5】手振れ補正の原理を示す図解図である。
【図6】代表点マッチング法を適用するイメージフィー
ルド内の各ブロックを示す図解図である。
【図7】この実施例の動作を示すフロー図である。
【図8】補正モード0の動作を示すフロー図である。
【図9】補正モード1の動作を示すフロー図である。
【図10】補正モード2および3の動作を示すフロー図
である。
【図11】この実施例の補正モード遷移図である。
【図12】イメージフィールドの切り出し位置の移動を
説明するための図解図である。
【図13】従来の補正モード遷移図である。
【符号の説明】
10 …ビデオカメラ 14 …カメラ群 20 …動き検出回路 22 …メモリ制御回路 24 …フィールドメモリ 26 …マイクロコンピュータ 42 …検出エリア 44 …ズームエンコーダ 46 …距離検出器 54 …イメージフィールド 56 …抽出エリア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像装置の手振れによる画像の振れを補正
    するための複数の補正モードのいずれかを選択可能な手
    振れ補正装置であって、 前記撮像装置のズーム倍率を検出するズーム検出手段、 前記撮像装置と被写体との距離を検出する距離検出手
    段、および前記ズーム倍率および前記距離に応じて前記
    複数の補正モードから適切な補正モードを選択する選択
    手段を備え、 前記選択された補正モードによって手振れ補正を行う、
    手振れ補正装置。
  2. 【請求項2】前記補正モードは、 【数1】Sn =Sn-1 −K2 ・|Vn | Sn :nフィールド目の積分ベクトル Sn-1 :n−1フィールド目の積分ベクトル Vn :n−1フィールド目とnフィールド目との間の
    全体動きベクトル K2 :1以下の小数の減衰係数 で示される第1補正モードを含む、請求項1記載の手振
    れ補正装置。
  3. 【請求項3】前記補正モードは、 【数2】Sn =K1 ・Sn-1 +Vn1 :1以下の小数の減衰係数 で示される第0補正モード、 【数3】Sn =K3 ・Sn-1 +Vn3 :1以下の小数の減衰係数 ただし、|Vn |<1のとき Sn =Sn-1 で示される第2補正モード、および 【数4】Sn =K4 ・Sn-1 +Vn4 :1以下の小数の減衰係数 ただし、|Vn |<1のとき Sn =Sn-1 で示される第3補正モードをさらに含み、0<K2 <K
    1 =K3 <K4 <1の条件を満たす、請求項2記載の手
    振れ補正装置。
  4. 【請求項4】前記ズーム倍率および前記距離に応じて、
    補正モードを前記第1補正モードに遷移するときの遷移
    条件を変更する、請求項2または3記載の手振れ補正装
    置。
  5. 【請求項5】前記ズーム倍率が小さくかつ前記距離が比
    較的遠距離であれば、前記遷移条件を厳しくし、前記ズ
    ーム倍率が大きくかつ前記距離が比較的近距離であれ
    ば、前記遷移条件を緩和する、請求項4記載の手振れ補
    正装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載の手振
    れ補正装置を用いる、ビデオカメラ。
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