JPH0814925B2 - オート・チェンジャにおける基準位置検出装置 - Google Patents

オート・チェンジャにおける基準位置検出装置

Info

Publication number
JPH0814925B2
JPH0814925B2 JP62278369A JP27836987A JPH0814925B2 JP H0814925 B2 JPH0814925 B2 JP H0814925B2 JP 62278369 A JP62278369 A JP 62278369A JP 27836987 A JP27836987 A JP 27836987A JP H0814925 B2 JPH0814925 B2 JP H0814925B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angular position
recording
recording medium
index
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62278369A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01122065A (ja
Inventor
淳一 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP62278369A priority Critical patent/JPH0814925B2/ja
Publication of JPH01122065A publication Critical patent/JPH01122065A/ja
Publication of JPH0814925B2 publication Critical patent/JPH0814925B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Disk Changers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は,回転する記録媒体(磁気ディスク,光磁
気ディスク,光学的ディスク等)の半径方向に記録/再
生ヘッドを移動させて任意のトラックへの信号の記録,
任意のトラックからの信号の再生,または記録と再生の
両方を行なう記録/再生装置において,多数の記録媒体
を保持しこれらを自動的に記録/再生位置に移動させ,
記録/再生される記録媒体を交換することが可能なオー
ト・チェンジャに設けられ,多数の記録媒体の基準とな
る位置を検出する装置に関する。
複数の記録媒体を自動的にかつ迅速に交換することの
可能なオート・チェンジャを出願人は既に提案した(特
願昭62−110484)。このオート・チェンジャは,記録媒
体を着脱自在に保持する複数の機構を等角度間隔で円周
上に備えた回転体を含んでいる。この回転体は所定の記
録媒体を記録/再生位置または記録媒体の着脱位置に迅
速に移動させるために高速で回転する。回転体に保持さ
れた多数の記録媒体を識別するために記録媒体の保持機
構のそれぞれには識別符号(番号)を付けておく必要が
ある。そのためには保持機構の基準位置を定め,これを
制御装置側で認識しうるように構成する必要がある。
発明の概要 この発明は,比較的簡単な構成によって回転体上に配
列された記録媒体保持機構の基準位置を検出できる装置
を提供することを目的とする。
この発明によるオート・チェンジャにおける基準位置
検出装置は,記録媒体を着脱自在に保持する保持機構が
円周上に等角度間隔で配置された回転体がステップ・モ
ータによって回転駆動され,上記保持機構に記録媒体を
装着するための,または上記保持機構から記録媒体を取
出すための記録媒体着脱位置と,上記保持機構に保持さ
れた記録媒体に情報を記録または記録媒体から情報を再
生するための記録/再生位置とが上記回転体が回転する
領域内の互いに異なる位置に設定されており,上記回転
体またはこれと一緒に回転する部材に,上記保持機構に
対応して角度位置指標が設けられ,上記回転体の基準角
度位置には上記角度位置指標に近接して補助指標が設け
られ,上記角度位置指標および上記補助指標を検出して
角度位置指標検出信号および補助指標検出信号をそれぞ
れ検出する角度位置センサが上記領域内の所定位置に配
置されており,上記角度位置検出センサから出力される
上記角度位置指標検出信号に基づいて上記保持機構の角
度位置を検出し,かつ上記ステップ・モータに与えられ
るシフト・パルスと上記角度位置センサから出力される
上記角度位置指標検出信号および上記補助指標検出信号
との関係に基づいて上記基準角度位置が上記所定位置に
至ったことを検出する制御装置が備えられていることを
特徴とする。
角度位置指標,補助指標は角度位置センサとの関連で
構成される。たとえば角度位置センサがフォト・センサ
の場合には指標は光を通過させるスリットや光を遮断す
る突起などとなる。またセンサが磁気センサの場合には
指標には磁性体または永久磁石等が採用されよう。
この発明によると,上記角度位置指標を検出すること
により上記角度位置検出センサから出力される上記角度
位置指標検出信号から上記保持機構の角度位置を検出す
ることができる。
また,回転体を回転させるステップ・モータに与える
シフト・パルスを利用し,このシフト・パルスの数を計
数し,この計数値と上記角度位置センサから出力される
上記指標の検出信号との関係から回転体の基準角度位置
を検出しているので,比較的簡単な構成によって基準角
度位置が定まり,回転体に保持された記録媒体を相互に
識別することが可能となる。
角度位置指標に近接して補助指標を設けるだけで基準
角度位置を検出することができるので余分な指標を設け
ることが不要となる。このため構成を簡素化でき,コス
ト・ダウンにもつながる。
また角度位置指標を検出して保持機構の角度位置を検
出し,角度位置指標とこの角度位置指標に近接して設け
られた補助指標を検出して基準角度位置を検出している
ので,角度位置センサは1つで済む。これによっても構
成の簡素化,コスト・ダウンを図ることができる。
記録媒体とはフロッピィ・ディスク等の磁気記録媒
体,光ディスク等の光学的記録媒体,光磁気ディスク等
を含む概念である。光学的記録媒体には光を透過および
遮光(または反射)する部分の組合せによって情報を表
わすものも含む。
実施例の説明 以下,図面を参照してこの発明を磁気記録/再生装置
に適用した実施例について説明する。
第1図および第2図は磁気記録/再生装置におけるオ
ート・チェンジャの機構的構成の全体を示す概略図であ
り,第1図はその平面を,第2図は第1図のII−II線に
そう断面をそれぞれ示している。また第1図において,
矢印Aで示すバケット22はその内部に収められたビデオ
・フロッピィFを示すために鎖線で示され,矢印Bで示
す場所においては,バケットはその場所の円板20の構成
を示すために除去され,ビデオ・フロッピィFのみが鎖
線で示されている。
これらの図面を参照して,磁気記録/再生装置に装着
されるビデオ・フロッピィF(磁気記録媒体)におい
て,そのジャケット11内に磁気ディスク18が回転自在に
収納されている。磁気ディスク18の中心部にあるディス
ク・ハブ(コア)19は,ジャケット11の中心孔12にのぞ
んでいる。ジャケット11の両面の一部には磁気ディスク
18の記録/再生領域を外部に露呈させる窓14があけられ
ている。この窓14は通常はシャッタ15によって閉じられ
ているが,後述するバケット22内に挿入されるときにバ
ケット22内に設けられた開閉機構(図示略)によってシ
ャッタ15が自動的に開かれる。また,ジャケット11の数
箇所にはビデオ・フロッピィFをバケット22内で位置決
め固定するための後述する位置決めピン74が入る孔13が
あけられている。
このようなビデオ・フロッピィFを保持するための円
板20は,回転軸30に固定されたベルト車31に固定されて
いる。回転軸30は底板1上に載置固定された軸受台35に
よって回転自在に支持されている。
一方,回転軸30から少し離れた位置に円板20を回転駆
動するためのステップ・モータ40が配置されている。ス
テップ・モータ40の固定位置は円板20の下方のスペース
をできるだけ有効に使うために円板20の外周縁よりも内
側であることが好ましい。
底板1に固定された支持部材42と上記の軸受台35との
間に横架部材41が渡されかつ固定されている。ステップ
・モータ40は横架部材41に取付部材43を介してネジによ
って取付けられている。横架部材41には上記ネジを通す
ための複数のオーバル孔49と,ステップ・モータ40の出
力軸40aを上側に突出させるための大きなオーバル孔48
とが形成されている。上記オーバル孔49が形成されてい
ることによって,ステップ・モータ40の取付位置の調整
が可能である。
ステップ・モータ40の出力軸40aには歯が形成された
ベルト車44が固定されている。また,円板20が固定され
たベルト車31にも歯が形成されている。これらのベルト
車44,31間にタイミング・ベルト45が掛けられ,これに
より円板20はステップ・モータ40によって回転駆動され
る。このように,ステップ・モータ40の回転動力を円板
20に伝達する手段としてタイミング・ベルト45が用いら
れているので,このタイミング・ベルト45が緩衝材とし
て働き,騒音や振動を抑えることができる。
円板20上には,ビデオ・フロッピィFを収容する複数
(実施例では10個)のバケット22がネジによって固定さ
れている。これらのバケット22は,同一円周上に等角度
(36゜)間隔で放射状に配列されている。バケット22の
外側の端面はビデオ・フロッピィFを挿入するために全
面開口されかつ円弧状に切欠かれている(開口位置およ
び切欠きを23で示す)。またバケット22の上面部は大き
く切欠かれ,開口24が形成されている。開口24からは装
着されたビデオ・フロッピィFの窓14と中心孔12とが露
出する。
バケット22の開口24に対応する位置において円板20に
も開口25があけられている。開口25はバケット22の開口
24よりも長くあけられている。バケット22が後述する記
録/再生部50に至りかつ記録/再生動作が開始されると
きに,上方から開口24および窓14を通して規制板63が進
入して磁気ディスク18の上面に接触する。下方からは開
口25および窓14を通して磁気ヘッドが進入して磁気ディ
スク18の下面(記録/再生面)に接触する。さらにこの
円板20の開口25に磁気ディスク18を回転駆動する後述す
るモータ76のスピンドル75も進出する。
円板20の外周縁において,バケット22が設けられてい
る位置にはバケット22の円弧状切欠き23に対応して同じ
ような円弧状切欠き21が形成されている。これらの切欠
き21,23はビデオ・フロッピィFの着脱位置(任意の位
置,たとえば第1図にビデオ・フロッピィFが円板20か
ら離れて示されている位置,または記録/再生部50と回
転軸30を中心として点対称の位置)において,ビデオ・
フロッピィFのバケット22への着脱を容易にするための
ものである。バケット22に装着されたビデオ・フロッピ
ィFの一部がこれらの切欠き21,23から外部に露出して
いるので,ビデオ・フロッピィFを手でもって,または
着脱機構により着脱することができる。
円板20にはさらに位置決めピン74が通る孔26,および
位置決めピン73が通る位置決め孔27があけられている。
位置決め孔27はバケット22が設けられた位置に対応して
等角度間隔で設けられており,これは所定のバケット22
を記録/再生部50に正しく位置決めするためのものであ
る。
ベルト車31の下側の周縁部は鍔状に外方にのび(32で
示す),ここにバケット22が設けられている角度位置ご
とに等角度間隔(θ=36゜)で放射状スリット33が形成
されている。スリット33が形成された場所をセット・ポ
ジションSPという。いずれか1つのスリット33の両側に
はこれに近接して鍔32に2つの放射状補助スリット34が
形成されている。この補助スリット34に挟まれたスリッ
ト33の位置をホーム・ポジション(基準角度位置)HPと
いう。ホーム・ポジションはセット・ポジションでもあ
る。これらのスリット33,34は後述する記録/再生部50
に設けられた角度位置センサ(光電スイッチ)36によっ
て検出され,ステップ・モータ40の制御,円板20の位置
決め,ホーム・ポジションHPの検出処理等のために用い
られる。
円板20の所定角度位置には記録/再生部50がある。ま
た他の所定角度位置,たとえば上述のように記録/再生
部50とほぼ反対側の位置はビデオ・フロッピィFの脱着
位置となっている。ビデオ・フロッピィFは円板20の回
転によってこの脱着位置に至ったバケット22に開口23か
ら挿入される。挿入後,ビデオ・フロッピィFはバケッ
ト22に設けられたロック機構(図示略)によってロック
される。
記録/再生部50において,底板1に固定されたフレー
ムを構成する左右の両側板51の後部には,軸52,53が互
いに平行にかつそれぞれ回転自在に横架されている。軸
52には2つの歯車54が,軸53には2つの歯車55がそれぞ
れ一定間隔をおいて固定されている。これらの歯車54と
55とは互いにかみ合っている。
上側の駆動ユニットを保持する支持板60の両側部は下
側に折り曲げられ側板を形成している。この側板は後方
にのびアーム61となって上記の歯車54の外側面に固定さ
れている。この支持板60に保持される規制板機構は規制
板63とそのホルダ64とを備えている。規制板63はホルダ
64に固定され,ホルダ64はコイルばね65によって支持板
60に保持されている。
下側の駆動ユニットを保持する支持板70は取付部材71
によって歯車55に固定されている。この取付部材71のア
ーム部にはオーバル孔72があけられており,このオーバ
ル孔72内を軸52が通っている。後述するように取付部材
71は揺動駆動されるがこのオーバル孔72によって軸52と
の干渉が防止される。
支持板70には磁気ディスク18を回転駆動するための回
転駆動ユニット,および磁気ヘッド(第2図ではスピン
ドル75に隠れて見えない)を磁気ディスク18の径方向に
移送するためのヘッド移送ユニット(図示略)が設けら
れている。回転駆動ユニットはスピンドル75をもつモー
タ76,モータ76の回転数を表わす周波数の信号を出力す
る周波数発生器,モータの制御回路が組立てられた基板
等を含む。モータ75のスピンドル76および磁気ヘッド
は,支持板70の上側に突出している。ヘッド移送ユニッ
トは,ステップ・モータ,磁気ヘッドを移動自在に保持
する機構,上記ステップ・モータの回転を磁気ヘッドの
直線運動に変換する機構等を含む。
支持板70の先端部には位置決めピン73が,その他適所
には位置決めピン74が立設されている。位置決めピン73
は,このピン73が円板20の上述した位置決め孔27を通る
ことによって,ステップ・モータ40による円板20の回転
駆動ののち円板20の角度位置を支持板70の位置に正確に
合わせるためのものである。位置決めピン74はビデオ・
フロッピィFの位置決めを行なうものである。いずれの
ピン73,74も上部が先細に形成されている。
このような上側の支持板60は円板20の上方に,下側の
支持板70は円板20の下方にそれぞれ位置している。図示
しない揺動駆動機構によって支持板60,70のいずれか一
方,たとえば下側の支持板70が揺動駆動される。歯車54
と55がかみ合っているので,一方の支持板が揺動される
とこれに連動して他方の支持板も揺動し,これらの支持
板60と70は互いに接近または離間する。
さらに記録/再生部50のフレームには上述した角度位
置センサ36が固定されている。円板20を回転駆動するた
めのステップ・モータ40に与えられるシフト・パルス
と,スリット33,34を検出したときに角度位置センサ36
から出力されるパルス信号とが第3図に示されている。
ステップ・モータ40にこの実施例では120個のシフト・
パルスが与えられると円板20はθ=36゜回転する。ま
た,ホーム・ポジションHPにおけるスリット33と補助ス
リット34との間隔はシフト・パルス12個分に相当する。
第4図は円板20の回転制御,ホーム・ポジション検出
処理等を行なう部分の電気的構成の概要を示している。
制御装置80はCPU,メモリ等から構成されている。角度位
置センサ36の出力パルスは制御装置80のCPUに対する割
込信号として入力する。制御装置80はステップ・モータ
40の駆動のためにシフト・パルスを出力し,これがモー
タ駆動回路81でA,,B,相の駆動パルスに変換されス
テップ・モータ40に与えられる。制御装置80はまた,上
記の支持板60,70の駆動のために上記揺動駆動機構を含
む駆動装置82および支持板60,70に設けられたスピンド
ル・モータ,ヘッド移送機構等の駆動ユニット83を駆動
制御する。
円板20の回転制御は次のようにして行なわれる。ある
セット・ポジションSPが記録/再生部50にあるものとす
る。すなわち,あるスリット33が位置センサ36によって
検出されているものとする。この状態から制御装置(8
0)によってステップ・モータ40に120個のシフト・パル
スが与えられるとモータ40が所定角度回転し,円板20は
θ=36゜回転し,次のセット・ポジションSPが記録/再
生部50に至り,スリット33がセンサ36によって検出され
る。制御装置80はセンサ36から出力される検出パルスに
よる割込があったことを確認することによって次のセッ
ト・ポジションSPが記録/再生部50に位置決めされたこ
とを認識する。この後,制御装置80の指令に基づき駆動
装置82が制御され上下に開いていた上記の支持板60と70
が円板20の上下から円板20に近づき,下側支持板70に設
けられた位置決めピン73が円板20の位置決め孔27に入る
ことによってセット・ポジションSPのより正確な位置決
めおよび円板20の停止位置へのロックが行なわれる。こ
のときステップ・モータ40は弱励磁状態または無励磁状
態におかれている。すなわち,ステップ・モータ40に12
0個のシフト・パルスが与えられることによって円板20
は36゜回転され,スリット33がセンサ36に検出されるこ
とによって所定のバケット22が記録/再生部50に正しく
位置決めされたことが確認されるが,タイミング・ベル
ト45の伸縮その他回転動力伝達系における誤差,スリッ
ト33の幅による分解能の大きさに基づく誤差等によって
円板20の停止位置がわずかにずれる場合が生じる。この
ような場合に,先細の位置決めピン73が位置決め孔27に
入ることによって上記のわずかなずれが補正され,円板
20のきわめて正確な位置決めが達成される。
円板20の回転および停止制御においては,円板20を
正,逆いずれの方向に回転させてもよい。
ホーム・ポジションHPが記録/再生部50に至ったとき
にはその前後の補助スリット34の検出に基づくパルス信
号がセンサ36から出力されるので,制御装置80はそのこ
とを認識することができる。このホーム・ポジションHP
はバケット22に識別番号を割当てる場合の基準位置等と
して利用される。
ホーム・ポジションHPの検出処理の一例が第5図に示
されている。この処理の詳細を説明する前にホーム・ポ
ジションHPの検出原理について述べる。
第3図を参照してホーム・ポジションHPのスリット33
が角度位置センサ36に検出されることによってセンサ36
から出力されるパルスを便宜的にP3とする。そして円板
20が時計方向(CW)に回転したときに補助スリット34が
検出されることによってセンサ36からパルスP3の前後で
出力されるパルスをP2,P4とする。さらに,ホーム・ポ
ジションHPの前後のセット・ポジションSPのスリット33
が検出されることによってセンサ36から出力されるパル
スをP1,P5とする。原則的には検出パルスP1の立上りか
ら検出パルスP3の立上りまでの間およびパルスP3の立上
りからパルスP5の立上りまでの間に出力されるシフト・
パルスの数は上述のように120である。また,検出パル
スP2の立上りから検出パルスP3の立上りまでの間,およ
びパルスP3の立上りからパルスP4の立上りまでの間に出
力されるシフト・パルス数は12である。誤差を考慮して
パルスP2の立上りからパルスP3の立上りまでの間および
パルスP3の立上りからパルスP4の立上りまでの間に出力
されるシフト・パルス数が11〜13個の範囲内にあれば正
常とする。したがって,パルスP1の立上りからパルスP2
の立上りまでの間およびパルスP4の立上りからパルスP5
の立上りまでの間に出力されるシフト・パルス数は107
〜109個の範囲内にあれば正常である。
センサ36から出力された前回(第1番目)の検出パル
ス(たとえばP1)の立上りの時点からシフト・パルスが
107〜109個出力される時点までの間にセンサ36から再び
(第2番目の)検出パルス(たとえばP2)が出力された
ときには,次に(第3番目の)検出パルス(たとえば
P3)が出力されたときの円板20の角度位置をホーム・ポ
ジションHPとする。ただし第2番目の検出パルスの立上
りの時点から第3番目の検出パルスの立上りまでの間に
11〜13個のシフト・パルスが出力されていることを条件
とする。これがホーム・ポジションHPの検出原理であ
る。
第5図を参照して,センサ36からの検出パルス(割込
信号)の入力回路を計数するカウンタ(またはレジス
タ)をDL,出力されるシフト・パルスを計数するカウン
タをDHとする。
まず初期処理としてカウンタDLに2がセットされかつ
カウンタDHがクリアされる(ステップ101)。
シフト・パルスが所定周期で出力され(ステップ10
2),その数が計数される(ステップ103)。シフト・パ
ルスが4個出力されるまでは次の処理には進まず,ステ
ップ102と103の処理が繰返される(ステップ104)。処
理のはじめにおいてすぐにスリット33または34が検出さ
れた場合には誤差が生じやすいからである。
カウンタDHの内容が5以上になるとセンサ36の検出パ
ルスによる割込があったかどうかがチェックされる(ス
テップ105)。割込がなければステップ102に戻る。
割込があると(ステップ105)(第1回目の割込,た
とえばパルスP1による割込があったとする),カウンタ
DLの内容が2であれば(ステップ111),カウンタDLの
内容が1に減算されるとともにカウンタDHがクリアされ
る(ステップ112)。そして再びステップ102に戻る。
センサ36の検出パルスによる次の割込があったときに
は(ステップ105)(第2回目の割込,たとえばパルスP
2による割込とする),カウンタDLの内容は1であるか
ら(ステップ111でNO,ステップ121でYES),カウンタDH
の内容が107〜109の範囲内であれば(ステップ122でYE
S),カウンタDLの内容が0にされ(ステップ123),カ
ウンタDHがクリアされて(ステップ124),ステップ102
に戻る。
さらに割込があると(ステップ105)(第3回目の割
込,たとえばパルスP3による割込),ステップ111,121
でNO,ステップ131でYESとなるので,カウンタDHの内容
が11〜13の間であれば(ステップ132でYES),その角度
位置がホーム・ポジションHPであるとして,記録/再生
部50に至ったバケット22内にビデオ・フロッピィFが装
着されているかどうかの検出処理等が行なわれる。
他の例として,たとえば第1回目の割込がパルスP2
よるものの場合にもステップ111,112の処理が行なわれ
る(DL=1)。しかしながら,第2回目の割込はパルス
P3によるものであり,ステップ121からステップ122に進
み,このステップ122でNOとなり,ステップ123がスキッ
プされるのでカウンタDLは0にはならない。この後のパ
ルスP4による割込があってもステップ121,122,124のル
ートを通る。次のパルスP5の割込のときにステップ122
でYESとなりカウンタDLは0となる。その次に120個のパ
ルスが出力されたときに次のスリット33の検出パルスが
あると,DL=0であるからステップ131でYESとなるが,DH
=200であるからステップ132でNOとなり,ホーム・ポジ
ション検出とは判断されない。この場合にはカウンタDL
が再び1にセットされ,カウンタDHがクリアされる(ス
テップ133)。この後,円板20が1回転してパルスP1
割込ののちパルスP2による割込があったときにステップ
121,122,123,124のルートを通り,カウンタDLが0にな
るから,その次のパルスP3による割込によってステップ
131から132に進み,ステップ132でYESとなりホーム・ポ
ジション検出と判定される。
最後にこのオート・チェンジャの全体的な動作につい
て第1図および第2図を参照して説明する。
記録/再生部50が記録または再生処理を行なっている
ときは,第2図に実線で示すように支持板60,70が閉じ
た状態にある。
ビデオ・フロッピィFを交換するときには,上記の揺
動機構によって支持板70が第2図に鎖線で示す方向に揺
動駆動される。支持板70の揺動にともない軸53の歯車55
は反時計廻りに回転する。歯車54は歯車55と噛み合って
いるので時計廻りに回転し,これによって支持板60は鎖
線の位置まで揺動して上昇する。このようにして,両支
持板60と70とが開く,すなわち互いに離れる方向に動
く。
この状態で,記録/再生部50におけるビデオ・フロッ
ピィFの交換が行なわれる。すなわち,ステップ・モー
タ40に120個またはこの整数倍のシフト・パルスが与え
られ,所定の(たとえば120個の場合には次の)ビデオ
・フロッピィFが記録/再生部50の位置に至る。また,
センサ36の検出信号によってセット・ポジションが記録
/再生部50に至ったことが確認される。円板20が所定の
角度位置で止まると,上記揺動機構が支持板70を上方に
揺動させる。支持板60,70は円板20の表裏から互いに接
近する。支持板70に固定されたスピンドル75は,円板20
の開口25から進入してビデオ・フロッピィFの磁気ディ
スク18をチャッキングする。また,磁気ヘッドがビデオ
・フロッピィF内の磁気ディスク18に静かに接触する。
支持板70に立てられた位置決めピン74は,円板20の孔26
を通ってバケット22内のビデオ・フロッピィFの孔13に
入り,ビデオ・フロッピィFを位置決めする。さらに支
持板70の位置決めピン73が円板20の孔27を通って表側に
突出することにより上述のように円板20のより正確な角
度位置決めが行なわれる。支持板60の規制板63は,バケ
ット22の開口24を通り,ビデオ・フロッピィFの窓14か
らその内部に進入し,磁気ディスク18に接触する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は磁気記録/再生装置におけるオー
ト・チェンジャの機構的構成の全体の概略を示してお
り,第1図はその平面図,第2図は第1図のII−II線に
そう断面図である。 第3図はステップ・モータに与えられるシフト・パルス
および角度位置センサの出力信号を示すものである。 第4図は円板の回転制御およびホーム・ポジション検出
処理を行なう装置の電気的構成の概要を示すブロック図
である。 第5図はホーム・ポジション検出処理を示すフロー・チ
ャートである。 18……磁気ディスク,20……円板, 22……バケット,30……回転軸, 32……鍔, 33……セット・ポジションのスリット, 34……補助スリット, 36……角度位置センサ, 40……円板駆動用ステップ・モータ, 60,70……駆動ユニット支持板, 80……制御回路, F……ビデオ・フロッピィ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体を着脱自在に保持する保持機構が
    円周上に等角度間隔で配置された回転体がステップ・モ
    ータによって回転駆動され,上記保持機構に記録媒体を
    装着するための,または上記保持機構から記録媒体を取
    出すための記録媒体着脱位置と,上記保持機構に保持さ
    れた記録媒体に情報を記録または記録媒体から情報を再
    生するための記録/再生位置とが上記回転体が回転する
    領域内の互いに異なる位置に設定されており,上記回転
    体またはこれと一緒に回転する部材に,上記保持機構に
    対応し角度位置指標が設けられ,上記回転体の基準角度
    位置には上記角度位置指標に近接して補助指標が設けら
    れ,上記角度位置指標および上記補助指標を検出して角
    度位置指標検出信号および補助指標検出信号をそれぞれ
    検出する角度位置センサが上記領域内の所定位置に配置
    されており,上記角度位置検出センサから出力される上
    記角度位置指標検出信号に基づいて上記保持機構の角度
    位置を検出し,かつ上記ステップ・モータに与えられる
    シフト・パルスと上記角度位置センサから出力される上
    記角度位置指標検出信号および上記補助指標検出信号と
    の関係に基づいて上記基準角度位置が上記所定位置に至
    ったことを検出する制御装置が備えられているオート・
    チェンジャにおける基準位置検出装置。
JP62278369A 1987-11-05 1987-11-05 オート・チェンジャにおける基準位置検出装置 Expired - Fee Related JPH0814925B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62278369A JPH0814925B2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05 オート・チェンジャにおける基準位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62278369A JPH0814925B2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05 オート・チェンジャにおける基準位置検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01122065A JPH01122065A (ja) 1989-05-15
JPH0814925B2 true JPH0814925B2 (ja) 1996-02-14

Family

ID=17596378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62278369A Expired - Fee Related JPH0814925B2 (ja) 1987-11-05 1987-11-05 オート・チェンジャにおける基準位置検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0814925B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6020426A (en) * 1996-11-01 2000-02-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Charge-transporting copolymer, method of forming charge-transporting copolymer, electrophotographic photosensitive body, and electrophotographic device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61111057U (ja) * 1984-12-24 1986-07-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01122065A (ja) 1989-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4901172A (en) Recording/playback apparatus with auto-changer
EP0778574B1 (en) Disc recording and/or reproducing apparatus
JPH0814925B2 (ja) オート・チェンジャにおける基準位置検出装置
JPH0792970B2 (ja) オート・チェンジャにおける位置決め装置
KR890006303Y1 (ko) 디스크 구동장치
JPH0786997B2 (ja) オート・チェンジャにおける記録媒体の押込装置
JPH01119953A (ja) 記録媒体のオート・チェンジャ
JPH0814924B2 (ja) オート・チェンジャにおける記録媒体の確認装置
JP3322326B2 (ja) カルーセル式光ディスク装置
JP3486286B2 (ja) 記録媒体再生装置
JPH07334911A (ja) ディスクプレイヤ
JPH0388170A (ja) マルチディスクプレーヤ
JP4178695B2 (ja) ディスク記録再生装置
JP3753559B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JP3657815B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JP3739598B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JP2599391Y2 (ja) 円盤状記録媒体の記録/再生装置
JPH0668872B2 (ja) 磁気記録/再生装置
JP3986183B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JP3694417B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JPH0363956A (ja) 回転ヘッド型磁気記録再生装置
JP3798664B2 (ja) ディスクチェンジャ装置
JP3753558B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JP2000222813A (ja) 情報記録及び/又は再生装置
JP3180502B2 (ja) ディスク駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees