JPH08148071A - 多極形回路遮断器 - Google Patents

多極形回路遮断器

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JPH08148071A
JPH08148071A JP29025294A JP29025294A JPH08148071A JP H08148071 A JPH08148071 A JP H08148071A JP 29025294 A JP29025294 A JP 29025294A JP 29025294 A JP29025294 A JP 29025294A JP H08148071 A JPH08148071 A JP H08148071A
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JP
Japan
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crossbar
phases
shaft
phase
circuit breaker
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JP29025294A
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Noboru Hirata
昇 平田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数相を有する回路遮断器に別相の回路遮断
器を結合するだけで、複数相と別相共に全相の接触子が
連動して開閉動作するようにする。 【構成】 主ケースと補助ケース32を結合すると、主
ケース内のクロスバーの回動変位はアームにより回動軸
46に伝達される。アームの回動に伴って回動軸46に
回動可能に設けられて動作フレーム49が回動し、この
動作フレーム49と回動軸46との間に張架された引張
コイルばね50の作用線が変位することにより、補助ケ
ース32内に中性相を開閉する目的で設けられた接触子
43が開閉するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開閉操作機構を有する
主ケースとこの主ケースに結合された補助ケースにより
構成される多極形回路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多極形回路遮断器としては例えば
図6及び図7に示す4極配線用回路遮断器がある。図7
に示すように、このものは3相4線式電路においてNで
表される中性相を同時に開閉する目的で中性相専用極を
備えた回路遮断器であり、プラスチック製のケース1は
ケース主体1a及びカバー部1bとから成り、このケー
ス主体1aの内下部には、固定接触子2及び可動接触子
3からなる接触子4が主回路の各相に一対一の関係をも
って設けられている(なお、図7ではR,S,T,Nで
表される4相のうちR相部分は省略している)。図6は
オン状態を示し、可動アーム5の一端部に取り付けられ
た可動接触子2が固定接触子3に接触した状態にある。
各相の可動アーム5は、ケース主体1aに各相共通の軸
6により回動可能に支持されたアームホルダー7にピン
8を介して回動可能に取り付けられ、ねじりコイルばね
9のばね力により時計周り方向に付勢されて接点圧が付
与されている。
【0003】このオン状態からハンドル10を軸11を
中心に反時計周り方向に回動操作すると、開閉操作機構
12が動作してアームホルダー7が反時計周り方向に回
動し、可動接触子2が固定接触子3から開離する。
【0004】前記開閉操作機構12は、ラッチ機構1
3、リンク機構14等から構成されており、このうちリ
ンク機構14は下リンク15と上リンク16及びキャッ
チ17とから構成される。そのうちキャッチ17はケー
ス主体1aに固定されたフレーム18の右上部に連結ピ
ン19を介して回動可能に連結され、左端部がラッチ板
20のキャッチ受け21に係止された状態にある。ま
た、下リンク15は下端部が3相のうち中央に位置する
S相のアームホルダー7の軸22に回動可能に連結さ
れ、上端部が上リンク16の下端部に連結ピン23によ
り回動可能に連結されており、上リンク16の上端部は
キャッチ17に形成された軸24に回動可能に連結され
ている。かかるリンク機構14の連結ピン23とハンド
ル受け25との間にはトグル用の引張りコイルばね26
が掛け渡されており、ハンドル10を反時計周り方向に
回動操作すると、引張コイルばね26が軸24の右側か
ら左側に移るため、引張コイルばね26のばね力によ
り、両リンク15,16が「く」の字状に屈曲される。
これによりアームホルダー7が下リンク15により引き
上げられて反時計周り方向に回動し、可動接触子2を固
定接触子3から開離させる。このオフ状態からハンドル
10を時計周り方向に回動操作すると、上述とは逆の動
作により各部はオン状態に戻る。
【0005】一方、熱動−電磁式の引き外し装置27は
主回路の中性相を除く各相に一対一の関係をもって設け
られており、主回路に過電流や事故電流が生じると、ト
リップ杆28が矢印P方向に回動し、このトリップ杆2
8の回動に伴いラッチ板20が反時計方向に回動してキ
ャッチ17がキャッチ受け21から外れると、開閉操作
機構12が引外し動作し、可動接触子2が固定接触子3
から開離する。
【0006】多極形回路遮断器においては、各相に設け
られた接触子4は、ただ一つの開閉操作機構12により
連動して開閉するようになっており、この場合、S相に
連結されている開閉操作機構12により、S相のアーム
ホルダー7が回動すると、各相のアームホルダー7に止
め金具29によって各相共通のクロスバー30が取り付
けられているため、同時にS相以外のR,T相及び中性
相のアームホルダー7も回動する。従って、ハンドル1
0の回動操作による接触子4の開閉及び引き外し装置2
7による接触子4の開放は各相同時に行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成によれば、一本のクロスバー30を中性相を含む
各相に共通としたため、中性相を除く部分は3極形回路
遮断器と略同一にもかかわらず、クロスバー30の軸方
向の長さを長くしたり、さらに4極形回路遮断器専用の
ケース1内に3極形回路遮断器の部品に中性相の接触子
を加えて配置させる等、部品の標準化や組立性の点で不
便であった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、複数相を有する回路遮断器に別相
の回路遮断器を結合するだけで、各相の接触子が連動し
て開閉動作する多極形回路遮断器を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の多極形回路遮断器は、複数相共通のクロス
バーと、ハンドルの操作により前記複数相共通のクロス
バーを回動させると共に過電流検出時に引き外し機構に
よるトリップ動作により前記複数相共通のクロスバーを
回動させる開閉操作機構と、前記クロスバーの回動に伴
い開閉動作される固定接触子と可動接触子とからなる接
触子とが収納された主ケースと、前記複数相とは別相用
の回動軸と、この回動軸を回動させる反転機構と、前記
回動軸の回動に伴い開閉動作される可動接触子と固定接
触子とからなる接触子とが収納されている補助ケースと
から成り、前記主ケースに補助ケースを結合した状態に
おいて、前記クロスバーの回動変位が伝動手段によって
前記回動軸に伝達される構成であることを特徴とするも
のである。
【0010】この場合、伝動手段は、クロスバーに連結
されるアームと、回動軸と同一中心で回動し得るように
設けられ、前記アームの回動に連動して回動する作動部
材と、両端部を前記作動部材と回動軸とに連結し、作動
部材の回動を回動軸に伝達すると共に、閉成動作時に可
動接触子が固定接触子に接触した後の作動部材の回動に
より可動接触子に固定接触子への接点圧を付与する弾性
部材とから構成されていると良い。
【0011】
【作用】請求項1記載のものによれば、ハンドルを開閉
操作させると、主ケース内の複数相共通のクロスバーと
共に補助ケース内の別相専用の回動軸が回動し、両ケー
ス内に収納されている全相の接触子を開閉することがで
きる。また、主ケースに収納されている接触子のそれぞ
れに対応する相のうち中性相を除くいずれかの相に過電
流や事故電流が流れると、引き外し装置が動作し、これ
によりリンク機構がトリップ動作して複数相共通のクロ
スバーが回動し、接触子を開放させる。このときもクロ
スバーの回動変位は回動軸に伝達されるので、補助ケー
スに収納されている接触子も同時に開放することができ
る。
【0012】また、補助ケースを主ケースから取り外す
と、別相を含まない複数相用の回路遮断器として使用す
ることができる。請求項2記載のものによれば、ハンド
ル操作等による開閉操作機構の作用によりクロスバーが
回動すると、クロスバーに連結されたアームが該クロス
バーと一体に回動する。続いて、前記アームに連動して
作動部材が回動軸と同一中心で回動すると弾性部材を介
して回動部材も回動する。また、回動部材の閉成動作時
には可動接触子が固定接触子に接触した後も作動部材は
回動を続け、弾性部材の付勢力によって可動接触子に固
定接触子への接点圧を付与する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1ないし
図5を参照して説明する。まず、図5は本実施例にかか
る4極配線用回路遮断器の外観斜視図を示し、このもの
は、主ケース31の一側部に補助ケース32が結合手段
例えば図示しないねじ等により取り付けられ一体を成し
ている。主ケース31は主ケース本体31aと主カバー
部31bとからなり、詳しくは図示しないが、主カバー
部31bの開口部33に外方に突出して設けられたハン
ドル34により開閉操作される開閉操作機構やR,S,
T相で表される3相分の接触子(図3では可動接触子3
5のみを示す)、引き外し装置及び消弧装置等が内部に
収納されて周知の3極配線用回路遮断器が構成されてい
る。なお、開閉操作機構は図6に示す従来と同一構成の
ものである。図3において、可動接触子35は主ケース
31内の各相に対応して設けられており、軸部36によ
り主ケース本体31aに回動可能に支持された複数相共
通、この場合3相共通のクロスバー37により開閉動作
されるように設けられている。このクロスバー37はプ
ラスチック製で、3相分のアームホルダー37aと共に
一体に形成されており、それぞれ各アームホルダー37
aの端部に可動接触子35を有する可動アーム38が接
続されている。
【0014】そして、補助ケース本体32a及び補助カ
バー32bからなる補助ケース32には中性相を開閉す
る目的で、図1に示すように、電源側固定端子39に設
けられた固定接触子40と可動アーム41に固定された
可動接触子42からなる接触子43が補助ケース主体3
2aの内下部に設けられ、前記可動アーム41は可撓導
体44を介して負荷側端子45に接続されている。補助
ケース本体32aに固着されたフレーム32cには別相
用、この場合中性相専用の回動軸46が支持されてお
り、この回動軸46と一体に形成されたホルダー46a
及び凸部46bが該回動軸46を中心に回動するように
なっている。そして、前記ホルダー46aにピン41a
を介して回動可能に可動アーム41が取り付けられ、ね
じりコイルばね47のばね力により時計周り方向に可動
接触子42を回動付勢させている。
【0015】さて、クロスバー37の回動変位は伝動手
段によって回動軸46に伝達される。ここで伝動手段
は、図3及び図4にも示すように、クロスバー37に連
結されるアーム48と、このアーム48の回動に連動し
て回動する作動部材としての動作フレーム49と、動作
フレーム49の回動を回動軸46に伝達する弾性部材と
しての引張コイルばね50とから構成されている。
【0016】上記アーム48は、上部に設けられた係合
部としての突部48aと下部に設けられた筒部48bと
を有し、筒部48bの突部48aと同側開口部に回動軸
46の一端部が回動可能に挿入されるように突部48a
と反対側開口部をクロスバー37の軸部36に圧入固定
してアーム48とクロスバー37を連結している。
【0017】また、動作フレーム49は略コ字形をな
し、両側面下部に形成された半円形状の切欠部49aを
前記回動軸46に嵌合させて該回動軸46を中心として
回動可能に設けられている。この動作フレーム49の主
ケース31との対向側面には被係合部としての細長い穴
部49bが設けられ、動作フレーム49の上面に設けら
れた引掛け部49cと、回動軸46の凸部46bに挿入
された棒状部材51との間には、引張コイルばね50が
張架されている。そして、アーム48の突部48aが動
作フレーム49の穴部49bに遊挿され、アーム48の
回動に伴って動作フレーム49が回動するようになって
いる。このとき引張コイルばね50は動作フレーム49
の回動を回動軸46に伝達すると共に、閉成動作時に可
動接触子42が固定接触子40に接触した後さらに動作
フレーム49が回動することにより可動接触子42に固
定接触子40への接点圧を付与するものである。
【0018】なお、回動軸46の反時計周り方向の回動
はストッパ52により規制されている。次に上記構成の
作用を説明する。
【0019】図1のオン状態から主ケース31に設けら
れたハンドル34を反時計周り方向に回動させると開閉
操作機構が動作し、3相共通のクロスバー37が反時計
周り方向に回動する。
【0020】すなわちオン状態では、図1に示すよう
に、引張コイルばね50の作用線Aは回転中心である回
動軸46の中心と棒状部材51とを結んだ回動軸46の
作用線(以下、反転基準線Bとする)よりも右方に位置
するため、引張コイルばね50のばね力により回動軸4
6は時計周り方向に付勢されて、可動接触子42を固定
接触子40に接触させている。この状態から、主ケース
31に設けられたハンドル34を反時計周り方向に回動
操作させると、クロスバー37と共にアーム48が反時
計周り方向に回動を開始する。アーム48の突部48a
が動作フレーム49の長円形状穴部49bに遊挿されて
いることにより、アーム48の回動に連動して動作フレ
ーム49も反時計周り方向に回転動作することになる。
このとき、作用線Aが反転基準線Bの右方に位置する間
は可動接触子42は固定接触子40に接した状態で動作
フレーム49は回動し、やがて作用線Aが反転基準線B
に一致すると引張コイルばね50は回動軸46を時計周
り方向に付勢しなくなるため回動軸46は動作フレーム
49と共に回動し始め、可動接触子42は固定接触子4
0から開離してオフ状態となる。このとき3相分の接触
子も同期してオフ状態となる。そしてホルダー46aが
ストッパ52に当接して回動を停止してもなお動作フレ
ーム49は回動を続け、やがて図2に示すように引張コ
イルばね50の作用線Aは反転基準線Bを越える。
【0021】一方、図2のオフ状態からハンドル34を
時計周り方向に回動操作すると、上述とは逆の動作によ
り各部が図1に示すオン状態に戻る。すなわち、動作フ
レーム49が時計周り方向に回動を開始すると、動作フ
レーム49と棒状部材51との間に張架された引張コイ
ルばね50の作用線Aが変位し、やがて反転基準線B上
にくると、引張コイルばね50のばね力により回動軸4
6は動作フレーム49と一体に時計周り方向に付勢され
て回動を開始し、可動接触子42が固定接触子40に接
触すると作用線Aは反転基準線Bを越える。さらに動作
フレーム49が回動すると、引張コイルばね50の弾発
力によりねじりコイルばね47を介して可動アーム41
は強く時計周り方向に付勢されるため、可動接触子42
は固定接触子40に対し強い接触圧が与えられ、図2に
示すオン状態になる。このとき3相分の接触子も同期し
てオン状態となる。
【0022】また、オン状態において、主回路に過電流
や事故電流が流れると、図示しない引き外し装置が動作
し、これによりリンク機構がトリップ動作して3相共通
のクロスバー37が回動するため、上述のオン状態から
オフ状態の動作が開始して、接触子43が開放する。
【0023】このように本実施例によれば、中性相に対
応する接触子43及びこの接触子43を開閉動作させる
回動軸46を収納する補助ケース32を3極形回路遮断
器のケースである主ケース31に結合すると、3相共通
のクロスバー37の回動変位が伝動手段により回動軸4
6へ伝達されて3相及び中性相の接触子が連動して開閉
動作する。従って、主ケース31に補助ケース32を結
合するだけで簡単に4極形回路遮断器を構成することが
でき、また補助ケース32は主ケース31から取り外し
可能であるため、中性相部分が不要なときは取り外して
使用することもできる。この場合、主ケース31に設け
た伝動手段配設用の開口部は蓋をするか、または主ケー
ス31には開口部を設けないようにし、中性相を付加す
る場合には主ケース31を切削して開口部を形成する。
その結果、4極形回路遮断器のケース内の中性相のみに
対応する接触子及び回動軸等を除く部分は3極形回路遮
断器のケース内に収納されている各部分と同じであるに
もかかわらず、新たに成形して組み立てていた4極形回
路遮断器用のケースやクロスバーが不要となり、部品の
標準化や、組立性の向上を図ることができる。
【0024】しかも、伝動手段によるクロスバー37か
ら回動軸46への回動変位の伝達は、まずクロスバー3
7に連結されたアーム48から動作フレーム49に伝達
され、この動作フレーム49と回動軸46との間に張架
された引張コイルばね50により前記回動軸46が回動
する構成であるため、補助ケース32内に収納する中性
相専用の各部品の構成が比較的簡単となる。そして、閉
成動作時に可動接触子42が固定接触子40に接触した
後、さらに動作フレームが回動することにより引張コイ
ルばね50はねじりコイルばね47を介して可動接触子
42に固定接触子40への強い接触圧を付与することが
できる。また、アーム48の筒部48bへのクロスバー
37の圧入角度を調節するだけで3相分の接触子の投入
及び開離時期に対する中性相の接触子43の投入及び開
離のタイミングを調節することができる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
多極形回路遮断器によれば、以下の効果を奏する。請求
項1記載のものによれば、多極形回路遮断器を構成する
主ケースに、前記多極形回路遮断器により開閉される複
数相とは別相用の回動軸や接触子等を収納する補助ケー
スを結合手段により結合すると、伝動手段によって複数
相共通のクロスバーの回動変位が別相用の回動軸に伝達
されるようになっているため、補助ケースを主ケースに
取り付けるだけで簡単に別相を含んだ多極形回路遮断器
を構成することができる。また補助ケースは主ケースか
ら取り外し可能であるため、別相部分が不要なときは取
り外して使用することもできる。従って、開閉を目的と
する回路数の増減に対して、新たな構成の多極形回路遮
断器を組み立てる必要がなく、部品の標準化や組立性の
向上を図ることができる。
【0026】請求項2記載のものによれば、伝動手段に
よるクロスバーから回動軸への回動変位の伝達は、まず
クロスバーに連結されたアームから動作フレームに伝達
され、この動作フレームと回動軸との間に張架された引
張コイルばねにより前記回動軸が回動する構成であるた
め補助ケース内に収納する別相専用の各部品の構成が比
較的簡単となる。また、クロスバーとアームとの連結方
法により別相の接触子の開閉動作を、複数相の接触子に
対して閉路の場合は先に接触し開路の場合は遅れて開離
するいわゆる早入遅切動作や、逆の遅入早切動作になる
よう自由に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例をオン状態で示す中性相の縦
断側面図
【図2】オフ状態で示す中性相の縦断側面図
【図3】補助ケース内の分解斜視図
【図4】補助ケース内の構造を電源側固定端子側から見
た縦断面図
【図5】全体構成を示す外観斜視図
【図6】従来例を示す開閉操作機構を有する相の縦断側
面図
【図7】一部を破断して示す正面図
【符号の説明】
31は主ケース、32は補助ケース、34はハンドル、
35は可動接触子、37はクロスバー、40は固定接触
子、42は可動接触子、43は接触子、46は回動軸、
48はアーム、49は動作フレーム(作動部材)、50
は引張コイルばね(弾性部材)を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数相共通のクロスバーと、ハンドルの
    操作により前記クロスバーを回動させると共に過電流検
    出時に引き外し機構によるトリップ動作により前記クロ
    スバーを回動させる開閉操作機構と、前記クロスバーの
    回動に伴い開閉動作される固定接触子と可動接触子とか
    らなる複数相の接触子とが収納された主ケースと、 前記複数相とは別相用の回動軸と、この回動軸の回動に
    伴い開閉動作される可動接触子と固定接触子とからなる
    接触子とが収納された補助ケースとから成り、前記主ケ
    ースに補助ケースを結合した状態において、前記クロス
    バーの回動変位が伝動手段によって前記回動軸に伝達さ
    れる構成であることを特徴とする多極形回路遮断器。
  2. 【請求項2】 伝動手段は、 クロスバーに連結されるアームと、 回動軸と同一中心で回動し得るように設けられ、前記ア
    ームの回動に連動して回動する作動部材と、 両端部を前記作動部材と回動軸とに連結し、作動部材の
    回動を回動軸に伝達すると共に、閉成動作時に可動接触
    子が固定接触子に接触した後の作動部材の回動により可
    動接触子に固定接触子への接点圧を付与する弾性部材と
    から構成されていることを特徴とする請求項1記載の多
    極形回路遮断器。
JP29025294A 1994-11-25 1994-11-25 多極形回路遮断器 Pending JPH08148071A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110544608A (zh) * 2018-05-29 2019-12-06 江苏大全凯帆开关有限公司 一种断路器的辅助机构

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CN110544608A (zh) * 2018-05-29 2019-12-06 江苏大全凯帆开关有限公司 一种断路器的辅助机构

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