JPH08147869A - 券片搬送機構 - Google Patents
券片搬送機構Info
- Publication number
- JPH08147869A JPH08147869A JP29094194A JP29094194A JPH08147869A JP H08147869 A JPH08147869 A JP H08147869A JP 29094194 A JP29094194 A JP 29094194A JP 29094194 A JP29094194 A JP 29094194A JP H08147869 A JPH08147869 A JP H08147869A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- ticket
- rollers
- speed fluctuation
- bill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Conveying Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】同軸上の複数個の駆動ローラと対となる揺動プ
レシャローラを駆動ローラに対し斜傾して配置すること
により、券片への券搬送速度変動を低減し磁気ヘッドに
よる記録、読み取りあるいは印字ヘッドによる印字を良
好に行う。 【構成】磁気ヘッド１と券片を挾持し搬送するための駆
動ローラ２と同軸上の複数個の駆動ローラ３と、駆動ロ
ーラ３と対となり斜傾して配置された揺動プレッシャロ
ーラ４で構成された券片搬送機構。 【効果】本発明により、小型、低原価な券片搬送機構を
提供できる。
レシャローラを駆動ローラに対し斜傾して配置すること
により、券片への券搬送速度変動を低減し磁気ヘッドに
よる記録、読み取りあるいは印字ヘッドによる印字を良
好に行う。 【構成】磁気ヘッド１と券片を挾持し搬送するための駆
動ローラ２と同軸上の複数個の駆動ローラ３と、駆動ロ
ーラ３と対となり斜傾して配置された揺動プレッシャロ
ーラ４で構成された券片搬送機構。 【効果】本発明により、小型、低原価な券片搬送機構を
提供できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は券片等の媒体を搬送する
プリンタ等の搬送機構に関する。
プリンタ等の搬送機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の装置は、特開昭５７−１６７１６
５号公報の記載のように、磁気ヘッドによって磁気スト
ライプへの記録あるいはその読み取りを行うとき、また
は印字ヘッドによって印字を行うとき、前記第一の券片
搬送体のみで券片を搬送し、前記第二の搬送体による速
度変動をなくすために前記第二の搬送体をソレノイドに
よって搬送路から退避させる機構とし、第二の搬送体が
磁気ヘッドによる記録・読み取りあるいは印字ヘッドに
よる印字に悪影響を与えないようにしていた。
５号公報の記載のように、磁気ヘッドによって磁気スト
ライプへの記録あるいはその読み取りを行うとき、また
は印字ヘッドによって印字を行うとき、前記第一の券片
搬送体のみで券片を搬送し、前記第二の搬送体による速
度変動をなくすために前記第二の搬送体をソレノイドに
よって搬送路から退避させる機構とし、第二の搬送体が
磁気ヘッドによる記録・読み取りあるいは印字ヘッドに
よる印字に悪影響を与えないようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、前
記第二の搬送体を搬送路より退避するためにソレノイド
を必要とし、ソレノイドを作動させる制御およびソレノ
イドの実装スペースを必要とし、機構が複雑になりコス
トアップ及び装置の大型化等の問題があった。
記第二の搬送体を搬送路より退避するためにソレノイド
を必要とし、ソレノイドを作動させる制御およびソレノ
イドの実装スペースを必要とし、機構が複雑になりコス
トアップ及び装置の大型化等の問題があった。
【０００４】本発明の目的は、前記第一搬送体により前
記磁気ヘッドによる券片への磁気情報書き込みまたは読
み取り、あるいは印字ヘッドによる券片への印字時に前
記第二の搬送体による券片搬送速度変動を簡単な機構に
より低減させることで小型、低原価の搬送機構を提供す
ることにある。
記磁気ヘッドによる券片への磁気情報書き込みまたは読
み取り、あるいは印字ヘッドによる券片への印字時に前
記第二の搬送体による券片搬送速度変動を簡単な機構に
より低減させることで小型、低原価の搬送機構を提供す
ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、券片を搬送するための同軸上の複数個の駆動ローラ
と前記駆動ローラと対となる揺動プレッシャローラより
なる前記第二の搬送体において、揺動プレッシャローラ
を駆動ローラに対して斜傾して配置する。
に、券片を搬送するための同軸上の複数個の駆動ローラ
と前記駆動ローラと対となる揺動プレッシャローラより
なる前記第二の搬送体において、揺動プレッシャローラ
を駆動ローラに対して斜傾して配置する。
【０００６】
【作用】券片搬送速度変動は、券片搬送体を構成する駆
動ローラとそれに対となる揺動プレッシャローラに券片
の端部が乗り上げたりあるいは外れたりするときに発生
し、それが磁気ヘッドによる記録・読み取りあるいは印
字ヘッドによる印字に悪影響を与える。
動ローラとそれに対となる揺動プレッシャローラに券片
の端部が乗り上げたりあるいは外れたりするときに発生
し、それが磁気ヘッドによる記録・読み取りあるいは印
字ヘッドによる印字に悪影響を与える。
【０００７】券片搬送体を構成する同軸上の複数個の駆
動ローラと駆動ローラと対となる揺動プレッシャローラ
において揺動プレッシャローラを駆動ローラに対して斜
傾して配置することにより券片搬送方向に対し、複数個
の駆動ローラと揺動プレッシャローラとの接触点が同軸
上でなくなる。券片の端部がローラを通過する際、端部
が複数個のローラに同時ではなく段階的に乗り上げ、あ
るいは外れるため斜傾しない場合の速度変動に比べ、ロ
ーラの個数分段階的に分散され、券片搬送速度変動を低
減することができる。
動ローラと駆動ローラと対となる揺動プレッシャローラ
において揺動プレッシャローラを駆動ローラに対して斜
傾して配置することにより券片搬送方向に対し、複数個
の駆動ローラと揺動プレッシャローラとの接触点が同軸
上でなくなる。券片の端部がローラを通過する際、端部
が複数個のローラに同時ではなく段階的に乗り上げ、あ
るいは外れるため斜傾しない場合の速度変動に比べ、ロ
ーラの個数分段階的に分散され、券片搬送速度変動を低
減することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を図１より説明する。図１は本
発明の一実施例の券片搬送機構の側面図（イ）、上面図
（ロ）、図２は動作図、図３は断面図である。
発明の一実施例の券片搬送機構の側面図（イ）、上面図
（ロ）、図２は動作図、図３は断面図である。
【０００９】本発明の券片搬送機構は、図１に示すよう
に、磁気情報の読み書きを行う磁気ヘッド１があり、磁
気ヘッド１と券片を挾持し搬送するための駆動ローラ
２、券片搬送方向に対し、磁気ヘッド１、駆動ローラ２
の前後に同軸上の２ケの駆動ローラ３、駆動ローラ３と
対となり駆動ローラ３の軸に対し券片搬送方向に斜傾し
て配置された同軸上の２ケの揺動プレッシャローラ４が
ある。揺動プレッシャローラ４は、軸部とローラ部が独
立し、ローラ部がボールベアリングまたはボールベアリ
ング外周部がゴム材質となっており、券片を搬送する
際、ローラ部のみ回転し軸部は回転しない。そのため、
ローラ３に対し斜傾したローラ４軸部は軸受部となるガ
イド９、１０でのローラ部に対する影響はない。またロ
ーラ４を押しつけ券片を搬送する力を発生させるスプリ
ング５、券片の搬送路６を形成するガイド７、ガイド
８、ガイド９、ガイド１０により構成されている。図
２、図３を用いて、本発明の動作を説明する。券片１１
は、搬送路内６を磁気ヘッド１、駆動ローラ２と、駆動
ローラ３、揺動プレッシャローラ４に挾持され駆動ロー
ラ２、３の回転によりＡ方向に搬送され、磁気情報の読
み書きが行われる。券片の後端部Ｅ面がローラ３の軸中
心線上に搬送されたときローラ３のＣ１ローラ、ローラ
４のＤ１ローラより端部Ｅ面は離れようとする。（図３
Ｚ１ーＺ１）この瞬間、端部Ｅ面の券片厚さ分の段差に
よりローラ４のＤ１ローラの回転が変動するため速度変
動が発生するが、ローラ３のＣ２ローラとローラ４のＤ
２ローラによって端部Ｅ面は挾持されている。（図３Ｚ
２ーＺ２）ローラ３、４による券片搬送力をＦとする
と、ローラ４が斜傾していない場合、端部Ｅ面がローラ
３、４の２ケのローラ部から同時に離れるため搬送力Ｆ
分の速度変動が発生するが、ローラ４が斜傾している場
合、端部Ｅ面は２ケのローラ部より１つずつ２段階で離
れるため、ローラ１ケ当たりＦ／２分の速度変動とな
り、斜傾していない場合の１／２となる。よって速度変
動が低減されることになる。ローラ４を斜傾させ、ロー
ラ３、４のローラ部数を３、４…ｘ個と増加させれば、
さらに段階的な低減が可能であり、斜傾していない場合
の速度変動に比べ１／ｘとなる。また、券片が磁気ヘッ
ド１の前側のローラに挾持される際の速度変動も上記と
同様である。よって磁気ヘッドによる記録あるいは読み
取りに悪影響を与えることなく良好に行うことができ
る。
に、磁気情報の読み書きを行う磁気ヘッド１があり、磁
気ヘッド１と券片を挾持し搬送するための駆動ローラ
２、券片搬送方向に対し、磁気ヘッド１、駆動ローラ２
の前後に同軸上の２ケの駆動ローラ３、駆動ローラ３と
対となり駆動ローラ３の軸に対し券片搬送方向に斜傾し
て配置された同軸上の２ケの揺動プレッシャローラ４が
ある。揺動プレッシャローラ４は、軸部とローラ部が独
立し、ローラ部がボールベアリングまたはボールベアリ
ング外周部がゴム材質となっており、券片を搬送する
際、ローラ部のみ回転し軸部は回転しない。そのため、
ローラ３に対し斜傾したローラ４軸部は軸受部となるガ
イド９、１０でのローラ部に対する影響はない。またロ
ーラ４を押しつけ券片を搬送する力を発生させるスプリ
ング５、券片の搬送路６を形成するガイド７、ガイド
８、ガイド９、ガイド１０により構成されている。図
２、図３を用いて、本発明の動作を説明する。券片１１
は、搬送路内６を磁気ヘッド１、駆動ローラ２と、駆動
ローラ３、揺動プレッシャローラ４に挾持され駆動ロー
ラ２、３の回転によりＡ方向に搬送され、磁気情報の読
み書きが行われる。券片の後端部Ｅ面がローラ３の軸中
心線上に搬送されたときローラ３のＣ１ローラ、ローラ
４のＤ１ローラより端部Ｅ面は離れようとする。（図３
Ｚ１ーＺ１）この瞬間、端部Ｅ面の券片厚さ分の段差に
よりローラ４のＤ１ローラの回転が変動するため速度変
動が発生するが、ローラ３のＣ２ローラとローラ４のＤ
２ローラによって端部Ｅ面は挾持されている。（図３Ｚ
２ーＺ２）ローラ３、４による券片搬送力をＦとする
と、ローラ４が斜傾していない場合、端部Ｅ面がローラ
３、４の２ケのローラ部から同時に離れるため搬送力Ｆ
分の速度変動が発生するが、ローラ４が斜傾している場
合、端部Ｅ面は２ケのローラ部より１つずつ２段階で離
れるため、ローラ１ケ当たりＦ／２分の速度変動とな
り、斜傾していない場合の１／２となる。よって速度変
動が低減されることになる。ローラ４を斜傾させ、ロー
ラ３、４のローラ部数を３、４…ｘ個と増加させれば、
さらに段階的な低減が可能であり、斜傾していない場合
の速度変動に比べ１／ｘとなる。また、券片が磁気ヘッ
ド１の前側のローラに挾持される際の速度変動も上記と
同様である。よって磁気ヘッドによる記録あるいは読み
取りに悪影響を与えることなく良好に行うことができ
る。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、券片搬送速度変動を低
減し、良好に磁気ヘッドによる記録・読み取りあるいは
印字ヘッドによる印字を行うために、ソレノイドを必要
しないため、少スペース、省電力であり簡単な機構で目
的を達成できるので、小型、低原価の券片搬送機構を提
供できるという効果がある。
減し、良好に磁気ヘッドによる記録・読み取りあるいは
印字ヘッドによる印字を行うために、ソレノイドを必要
しないため、少スペース、省電力であり簡単な機構で目
的を達成できるので、小型、低原価の券片搬送機構を提
供できるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例の券片搬送機構の側面図
（イ）、上面図（ロ）である。
（イ）、上面図（ロ）である。
【図２】図１の券片搬送機構の動作図である。
【図３】図２の断面図である。
１…磁気ヘッド、 ２…駆動ローラ、 ３…駆動ローラ、 ４…揺動プレッシャローラ、 ５…スプリング、 ６…搬送路、 ７〜１０…ガイド、 １１…券片。
Claims (1)
- 【請求項１】券片を搬送する搬送路と、この搬送路の途
中に設けられ、搬送途上の券片に設けられた磁気ストラ
イプへの必要情報の記録あるいはその読み取りを行う磁
気ヘッドまたは券片に印刷を行う印字ヘッドと、上記搬
送路を構成すべく、上記磁気ヘッドあるいは印字ヘッド
と駆動ローラにより券片を挾持し、搬送可能とした第一
の券片搬送体と、第一の搬送体と搬送方向に離間して配
置された同軸上の複数個の駆動ローラと、前記駆動ロー
ラと対となる揺動プレッシャローラよりなる第二の券片
搬送体よりなる搬送機構において、前記駆動ローラに対
して揺動プレッシャローラを斜傾して配置し、媒体の端
部等の段差が前記駆動及び揺動プレッシャローラを通過
する際の速度変動を低減することを特徴とする券片搬送
機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29094194A JPH08147869A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 券片搬送機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29094194A JPH08147869A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 券片搬送機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08147869A true JPH08147869A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17762479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29094194A Pending JPH08147869A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 券片搬送機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08147869A (ja) |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP29094194A patent/JPH08147869A/ja active Pending
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