JPH08147480A - 画像符号化装置および画像復号化装置 - Google Patents

画像符号化装置および画像復号化装置

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JPH08147480A
JPH08147480A JP29176394A JP29176394A JPH08147480A JP H08147480 A JPH08147480 A JP H08147480A JP 29176394 A JP29176394 A JP 29176394A JP 29176394 A JP29176394 A JP 29176394A JP H08147480 A JPH08147480 A JP H08147480A
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JP
Japan
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information
line segment
feature points
unit
signal
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Application number
JP29176394A
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English (en)
Inventor
Makoto Sato
信 佐藤
Masahiro Fujita
雅博 藤田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の解像度における画像の輝度信号の特徴
抽出および符号化を少ない誤差で効率的に行うことがで
きる画像符号化装置を提供する。 【構成】 入力された画像信号が異なる解像度スケール
の複数のフィルターで分析され、この分析結果から特徴
点が検出される。次に、特徴点が連結され、線分情報が
生成される。次に、線分情報を構成する特徴点(x0,
y0)から、2画素分だけ離れて位置する特徴点1〜1
6が選択され、これによって間引き処理が行われる。そ
して、この間引き処理によって選択された特徴点を用い
て、線分情報が符号化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、複数の解像度
(多重解像度)における画像の輝度信号の特徴抽出処
理、符号化処理および復号化処理に関する画像符号化装
置および画像復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像のエツジ(輪郭)情報を用いた符号
化方法は、例えば本出願人による特願平4−35500
1号、特願平4−356938号、特願平5−2216
61号、特願平5−245387号において詳細に技術
開示されている。このような符号化方法では、エッジ情
報などの線分情報を符号化する手段としては、チェイン
符号化が用いられることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、データをさらに
効率良く符号化したいという要請がある。かかる要請に
答えるために、1つおきにデータをとるサブサンプリン
グが考えられるが、そのままでは線分上の点間の距離が
1の場合と2の場合の2種類生じ、隣接画素を符号化す
るチェイン符号化では記述できなくなる。
【0004】また、チェイン符号化を利用するために、
ダウンサンプリングしてからチェイン符号化をかけ、も
との大きさに戻す方法が考えられるが、この場合、符号
化の誤差が大きくなってしまう。
【0005】ここで、本願発明者は、チェイン符号化を
点間の距離を1に固定した符号化と考え、距離を2以上
に固定した符号化を考えると、チェイン符号化と同様に
効率的な符号化が可能になるということを見出した。し
かしながら、このような点間の距離を2以上に固定した
符号化を積極的に用いている例はまだない。
【0006】その結果として、従来の画像のエッジ情報
を用いた符号化方法においては、依然として改良すべき
点が存在する。また、このようにして符号化した信号を
復号する場合にも、改良すべき点がある。
【0007】本発明は、上述した従来技術を背景として
成され、複数の解像度(多重解像度)における画像の輝
度信号の特徴抽出処理、符号化処理および復号化処理を
少ない誤差で効率的に行うことができる画像符号化装置
および画像復号化装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明の画像符号化装置は、入力された画像信号
を、それぞれ異なる解像度スケールを持つ複数のフィル
ターで分析する分析手段と、前記異なる解像度スケール
による前記分析手段の分析結果から特徴点を検出し、こ
の検出された特徴点の位置を連結して線分情報を生成す
る生成手段と、前記線分情報を構成する特徴点から、一
定の距離を隔てて位置する特徴点を選択して、間引き処
理を行う間引き処理手段と、前記間引き手段によって選
択された特徴点を用いて、前記線分情報を符号化する符
号化手段とを有する。
【0009】また、本発明の画像符号化装置は、好まし
くは、前記符号化手段は、連続した一定距離を隔てて位
置する特徴点を既に符号化した特徴点から予測して、前
記線分情報を符号化する。
【0010】また、本発明の画像符号化装置は、好まし
くは、前記線分情報の始点情報を用いて構成される情報
を符号化する始点情報符号化手段をさらに有する。
【0011】また、本発明の画像復号化装置は、符号化
された入力画像の輝度信号を、異なる解像度スケールを
持つ複数のフィルターで分析する分析手段と、前記複数
のフィルターの分析値の特徴点およびその位置における
前記分析値に関する情報に基づいて、前記特徴点の位置
およびその位置における前記分析値を求める手段と、符
号化された線分情報から、一定の距離を隔てて位置する
特徴点で構成される点列情報を生成する点列情報生成手
段と、前記点列情報に、一定の距離を隔てて位置する特
徴点を補間して、隣接した特徴点で構成される補間点列
情報を生成する補間点列情報生成手段とを有する。
【0012】
【作用】本発明の画像符号化装置では、線分情報をより
少ない点列で表現することができ、効率的な符号化を行
なうことができる。すなわち、本発明の画像符号化装置
では、画像信号が分析手段に入力され、それぞれ異なる
解像度スケールを持つ複数のフィルターで分析される。
そして、分析手段の分析結果が生成手段に入力され、生
成手段において、前記異なる解像度スケールによる前記
分析手段の分析結果から特徴点が検出され、この検出さ
れた特徴点の位置を連結して線分情報が生成される。そ
して、間引き処理手段において、前記線分情報を構成す
る特徴点から、一定の距離を隔てて位置する特徴点が選
択され、間引き処理が行われる。そして、符号化手段に
おいて、前記間引き手段によって選択された特徴点を用
いて、前記線分情報が符号化される。
【0013】また、本発明の画像復号化装置では、符号
化された入力画像の輝度信号が分析手段に入力され、分
析手段において、異なる解像度スケールを持つ複数のフ
ィルターで分析される。そして、前記複数のフィルター
の分析値の特徴点およびその位置における前記分析値に
関する情報に基づいて、前記特徴点の位置およびその位
置における前記分析値が求められる。そして、点列情報
生成手段において、符号化された線分情報から、一定の
距離を隔てて位置する特徴点で構成される点列情報が生
成される。そして、補間点列情報生成手段において、前
記点列情報に、一定の距離を隔てて位置する特徴点が補
間され、隣接した特徴点で構成される補間点列情報が生
成される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例に係わる符号化装置お
よび復号化装置について説明する。先ず、符号化装置に
ついて説明する。
【0015】図1は、本発明の実施例に係わる符号化装
置1の全体構成図である。符号化装置1は、本実施例に
おいては、輝度信号Y を入力して、多重解像度を用いた
画像信号分析処理を行い、これらの処理結果を用いて変
調データCData を記録媒体や伝送媒体などに送出する。
【0016】図1に示した符号化装置1は、Y 信号分析
部101、線分情報生成部102、LY信号圧縮部10
3、AmY 信号圧縮部104、低周波成分圧縮部105お
よび変調部106で構成される。
【0017】以下、輝度信号Y を2次元の位置(x,y) に
対する輝度レベルを与える関数として輝度信号Y(x,y)と
も表す。輝度信号Y(x,y)は図1のY 信号分析部101に
入力される。信号分析部101では、輝度信号Y(x,y)か
ら低周波輝度成分YL(x,y) と、低周波除去輝度成分Y0
(x,y) とを分離し出力する。
【0018】線分情報生成部102では低周波除去輝度
成分Y0(x,y) をいくつかの解像度スケールs を持つフィ
ルターで分析し、各スケールの分析結果から特徴点を検
出してその位置を連結し線分情報LY(k;s) を生成する。
k は線分情報に適当につけた番号である。また、その線
分情報LY(k;s) が与える位置における分析結果の値を振
幅情報AmY(k;s)とする。これが、線分情報生成部102
の出力として線分情報LY(k;s) はLY信号圧縮部103へ
送られる。また、振幅情報AmY(k;s)はAmY 信号圧縮部1
04に送られる。
【0019】LY信号圧縮部103では線分情報LY(k;s)
をサブサンプリング、2画素間隔のチェイン符号化、予
測符号化などの方法で圧縮し、圧縮線分情報CLY(k;s)と
して出力する。AmY 信号圧縮部104では振幅情報AmY
(k;s)を予測符号化などを用いて圧縮し圧縮振幅情報CAm
Y(k;s) として出力する。
【0020】一方、信号分析部101より輝度信号Y の
低周波輝度成分YL(x,y) が出力され低周波成分圧縮部1
05において間引きなどを行ない、DCTやウェーブレ
ット変換などのトランスフォーム符号化などを用いて圧
縮される。このデータをまとめて低周波成分圧縮信号CL
OWとして変調部106へ送る。
【0021】LY信号圧縮部103、AmY 信号圧縮部10
4、低周波成分圧縮部105の出力は変調部106にお
いて誤り訂正符号などを付加し必要ならば適当な変調を
かけて、変調データCData として記録媒体あるいは伝送
媒体に出力される。
【0022】以下、図1に示す符号化装置1の構成要素
について詳細に説明する。線分情報生成部102 図2は、図1に示す符号化装置1の線分情報生成部10
2の構成図である。図2に示す線分情報生成部102
は、第1の分析フィルタ201、第2の分析フィルタ2
02、平均値(または実効値)演算部203、特徴点検
出部204、線分情報連結部205および振幅情報抽出
部206で構成される。
【0023】フィルタ201、202は輝度信号Y に対
する多重解像度のフィルターである。本実施例では、ス
ムーシング関数の1次微分型の分析フィルターを用い
る。第1の分析フィルタ201のインパルス応答を下記
式(1)で示されるW1(x,y;s)とし、第2の分析フィル
タ202のインパルス応答を下記式(2)で示されるW2
(x,y;s) とする。
【0024】
【数1】
【0025】
【数2】
【0026】式(1),(2)において、G(x,y;s)は適
当なスムーシング関数であり、本実施例では下記式
(3)で定義されるガウス関数を用いる。
【0027】
【数3】
【0028】式(3)において、パラメータσ=2s
し、下記式(4)で定義したN(s)は適当な正規化のため
の定数である。
【0029】
【数4】
【0030】尚、s はs=0,1,2...5 である。 上記式(1),(2)で与えられるフィルターには低周
波成分が含まれていないので予めローパスフィルタで輝
度信号Y の低周波成分だけを別系統で圧縮する必要があ
る。
【0031】本実施例においては、図1のY 信号分析部
101がそれに当たる。Y 信号分析部101におけるフ
ィルターのインパルス応答W0(x,y) は下記式(5)で示
される。
【0032】
【数5】
【0033】輝度信号Y(x,y)は、インパルス応答W0(x,
y) を畳み込まれてその出力を下記式(6)で規定され
る低周波輝度成分YL(x,y) として出力し、輝度信号Y(x,
y)からYL低周波輝度成分(x,y) を引かれた信号が下記式
(7)で規定される低周波除去輝度成分Y0(x,y) として
フィルタ201、202に入力される。
【0034】
【数6】
【0035】
【数7】
【0036】式(6)において、**はx,y に関する2次
元の畳み込み積分あるいは離散信号の畳み込み累積加算
を示す。低周波除去輝度信号Y0(x,y) は式(1)、
(2)で与えられるフィルターをかけられて下記式
(8),(9)で示されるフィルタリング処理結果W1Y
(x,y;s),W2Y(x,y;s) となる。
【0037】
【数8】
【0038】
【数9】
【0039】これらフィルタリング処理結果W1Y(x,y;s)
およびW2Y(x,y;s)は平均値演算部203において、2乗
和をとられ、さらにその平方根をとられて下記式(1
0)で規定される平均(または実効)輝度信号AY(x,y;
s) となる。
【0040】
【数10】
【0041】ここで復号化部において必要になる位相情
報PhY(x,y;s)について述べる。位相情報PhY(x,y;s)は下
記式(11)で定義される信号である。
【0042】
【数11】
【0043】ただし、atan[y,x] は y=sin(ph),x=cos(p
h)を与える位相情報ph,-π<= ph <πを求める逆タンジ
ェント(arctan)関数である。以上から、平均輝度信号AY
(x,y;s) と位相情報PhY(x,y;s)を用いて、フィルタリン
グ処理結果W1Y(x,y;s)およびW2Y(x,y;s)を求めることが
できる。
【0044】
【数12】
【0045】
【数13】
【0046】本実施例では復号化装置において、後述の
線分情報LY(k;s) の接線方向を利用することで位相情報
PhY(x,y;s)に関する情報は符号化していない。
【0047】さて、平均値演算部203で算出された平
均輝度信号AY(x,y;s) は、特徴点検出部204に入力さ
れ、そこで特徴点が検出される。本実施例では特徴点
は、極大値を与える点として定義される。平均輝度信号
AY(x,y;s) の極大値を与える点を求める方法はいくつか
考えられるが、この例では簡単に平均輝度信号AY(x,y;
s) をx 方向に差分を取りその符号がプラスからマイナ
スに変わった点を極大値を与える点とする。また、y 方
向にも同じことをおこないこれも極大値を与える点とす
る。このようにして、特徴点検出部204で求められた
特徴点の位置を下記式(14)で規定されるPY(x,y;s)
で表す。
【0048】
【数14】
【0049】この特徴点の位置PY(x,y;s) は線分情報連
結部205において連結され線分情報となる。図7は、
線分情報連結部205において線分情報LY(k;s0)を生成
する動作を示すフローチャートである。以下、図7に示
したフローチャートの流れに沿って、線分情報連結部2
05の処理を述べる。
【0050】まず、特徴点の位置PY(x,y;s) の左上位置
(x,y)=(0,0)から左へ特徴点の位置PY(x,y;s)=1 となる
点を探し、その点が端点かどうかをチェックする。端点
は、図8に示すように、特徴点の位置PY(x0,y0;s)=1 と
なる(x0,y0) を中心に8近傍の画素を考え、そのうち1
つ以下の近傍にしか特徴点の位置P(x,y;s)=1の点がない
場合で定義する。なお、画面の端においては外側を特徴
点の位置P(x,y;s)=0として判断する。
【0051】この座標(x,y) を line[k][l].x とline
[k][l].y という記憶領域に記憶する。この端点(x,y)
における特徴点の位置PY(x,y;s) を0 にセットすること
で、その後のサーチにおいて連結候補から外す。ここ
で、k は線の番号に相当する数であり、l は連結してい
った点に順番に1、2、3、、とつけられた自然数であ
る。
【0052】なお、後述するようにline[k][0].xにはk
番目の線として連結した点の数が記憶される。
【0053】端点を見つけた後、同じく8近傍(x',y')
を考え初めに見つかったP(x',y';s)=1の点を連結する。
このとき連結した点においてPY(x',y';s)=0 とすること
により、その後のサーチにおいて連結候補から外す。ま
た、l=l+1 としてline[k][l].x = x',line[k][l].y=y'
としてこの特徴点をk 番目の線分情報のl 番目の点とし
て登録する。以下このことを8近傍に特徴点がなくなる
まで続ける。それから、連結した点の数をline[k][0].x
に記憶する。最後に、このスケールにおいて線の数が何
本合ったかをline[0][0].xに記憶する。
【0054】このline[k][l].x,line[k][l].y を線分情
報LY(k;s) としてスケールの小さい順に line[0][0].x, ( 線の数=K(s) ) line[1][0].x (1番目の線を構成する点の数) line[1][1].x,line[1][1].y (一番目の線の一番目の点
の(x,y) 座標) line[1][2].x,line[1][2].y (一番目の線の2番目の点
の(x,y) 座標) ,,,, line[2][0].x (2番目の線を構成するための点の数) line[2][1].x,line[2][1].y (2番目の線の一番目の点
の(x,y) 座標) ,,, の様に出力しこの系列を線分情報LY(k;s)とする。
【0055】一方、振幅情報抽出部206において、平
均輝度信号AY(x,y;s) と線分情報LY(k;s) とを用いて、
平均輝度信号AY(x,y;s) のうち必要な情報である特徴点
の位置における平均輝度信号AY(x,y;s) を抜き出す。各
線に沿ってその分析値をトレースすると1次元の信号が
得られるが、この信号を分析結果AmY'(k;s) とする。
【0056】後述するように復号化装置では式(1
2)、(13)の様にしてフィルタリング処理結果W1Y
(x,y;s)およびW2Y(x,y;s)を復元するが位相情報PhY(x,
y;s)は線分情報LY(k;s) から接線方向を求め、その角度
のcos,sin 成分で近似する。
【0057】このとき、角度は連結した点の進行方向に
接線ベクトルを想定し、そのベクトルとx 軸の正の方向
の単位ベクトルが構成する角度として、[0,2π)の区間
で一意に決めることができる。ここで、[ または、] は
閉区間を示し、( または ) は開区間を示す。
【0058】しかし、位相情報PhY(x,y;s)としては逆向
きに接ベクトルを与えたほうが式(12)、(13)に
よる近似が良い場合がある。一つの線において常にこの
方向が進行方向あるいは逆方向に決まっていれば、線の
連結の方向をPhY(x,y;s)に合うように始点と終点を入れ
替えればよいが、途中で替わる事態も考えられる。
【0059】したがって、常に進行方向に対しての接線
ベクトルの方向を考え、x 軸との角度を位相情報PhY(x,
y;s)とし、振幅情報AmY(x,y;s)に1bitを付加し、プラス
マイナスを取れるようにすることによりこの問題に対処
する。このプラスマイナスを考慮した振幅情報をあらた
めてAmY(k;s)と定義する。したがって、振幅情報AmY(k;
s)にはマイナスの値も入ることになる。
【0060】LY信号圧縮部103 図3は、LY信号圧縮部103の構成図である。図3に示
すLY信号圧縮部103は、サブサンプリング部301、
符号化部302,303および処理部304で構成され
る。
【0061】線分情報LY(k;s) には、各線分の情報が含
まれているが、サブサンプリング部301で各線分の始
点情報および始点以外の点情報に分離し、それぞれ始点
情報LYS(k;s)、非始点情報LYH(k;s)として出力する。さ
らに、始点情報LYS(k;s)は符号化部302で、非始点情
報LYH(k;s)はサブサンプリング部301、符号化部30
3で圧縮を行なう。
【0062】サブサンプリング部301では、線分情報
LY(k;s) に対して始点以外の点列のサブサンプリングを
行なう。そのとき、図9に示すように、点間の距離が2
画素になるように点を選び出し、結果を非始点情報LYH
(k;s)として出力する。それから、符号化部303では
画素間の距離が2画素のチェイン符号化を用いて符号化
を行なう。画素の距離が2画素の近傍は16画素あるの
で、16方向を示すために4bit必要である。
【0063】さらに、図10に示すように、直前に符号
化した2点から次の点の予測を行ない符号化をする。予
測の方向が(0,2) の場合を説明する。この場合は、n-1
番目の点が、n-2 番目の点からx方向に0画素、y方向
に2画素移動した場合である。線分の方向が大きく変わ
ることは少ないため、この場合、1と書かれた点、ある
いはその近傍の点にn 番目の点が来る確率が高く、8や
9と書かれた点に来る確率は低い。そのため、1と書か
れた点やその近傍に短い符号を割り当て、8や9と書か
れた点に長い符号を割り当てるように、ハフマン符号化
を行なう。これが符号化部303から処理結果CLYH(k;
s) として出力される。予測の方向が(0,2) 以外の場合
も同様である。
【0064】符号化部302では、各線分の始点情報LY
S(k;s)から各線分の始点を順番に並べ、図11に示すよ
うに、始点間の距離をランレングス符号化で符号化を行
なう。結果は処理結果CLYS(k;s) として出力する。
【0065】処理部304では、処理結果CLYH(k;s) と
処理結果CLYS(k;s) とを一つにまとめ圧縮線分情報CLY
(k;s)として出力する。以上が、LY信号圧縮部103の
線分情報LY(k;s) の圧縮処理の説明である。
【0066】一方、AmY 信号圧縮部104においては特
徴点における分析情報の圧縮が行なわれる。ここでは、
最も簡単にDPCMを用いるものとする。すなわち、各線に
おいて前の特徴点における分析値との差を取ってその差
を適当に量子化する。DPCMされた振幅情報AmY(k;s)を圧
縮振幅情報CAmY(k;s) とする。
【0067】また、低周波輝度成分YL(x,y) は低周波成
分圧縮部105において圧縮される。この低周波輝度成
分YL(x,y) はいわゆるローパスフィルタの出力であるの
で、間引いてサンプリングを落とすことができる。本実
施例では、式(5)で定義されるローパスフィルタの特
性を考えて、もとのサンプル列の2 ^S サンプルごとの
データがあれば十分と考えられる。したがって、(i,j)
を画面の座標を表すパラメータとして、下記式(15)
で規定されるように間引いた画像YL'(i,j)を考える。
【0068】
【数15】
【0069】ここで、i,j は i・(2S )<X,j ・(2S )<Y
となるi,j=0,1,2,,,, である。この画像YL'(i,j)をDCT
など通常の2次元の圧縮を用いて低周波成分圧縮信号CL
OWというデータにして低周波成分圧縮部105から出力
する。変調部106ではこれらの入力されたデータ列に
適当な誤り訂正符号を付加して変調データCData として
出力する。
【0070】次に、復号化装置2について説明する。図
4は、復号化装置2の全体構成図である。図4は図1の
信号の流れを全く逆にしたものである。また、図4に示
される信号名も図1に示す符号化装置1における信号名
の最後に「2」を付け足したものである。信号の中身は
伝送、記録媒体での誤り、量子化の影響を考えなけれ
ば、また復元部402での逆変換の誤差を考えなければ
符号化装置1における場合と同じになる。
【0071】図4に示す復号化装置2は、Y2信号生成
部401、復元部402、逆変換部403,404,4
05および処理部406で構成される。
【0072】媒体を介して送られてきた変調データCDat
a2は処理部406において変調部106でかけられた変
調、誤り符号などの処理を行い、圧縮線分情報CLY2(k;
s) および圧縮振幅情報CAmY2(k;s)が得られる。これら
の情報は図1における圧縮線分情報CLY(k;s), 圧縮振幅
情報CAmY(k;s) に対応する。
【0073】逆変換部405においては低周波成分圧縮
部105で行なわれた2次元信号の圧縮の逆変換を行な
い、式(15)の左辺に相当する低周波輝度信号YL2(x,
y)を得る。すなわち、低周波成分圧縮部105で行なわ
れた間引きの逆である補間を行なう。例えば、式(1
6),(17)で定義される間引きの逆に相当する演算
が逆変換部405において行われる。
【0074】
【数16】
【0075】
【数17】
【0076】ただし、x=0,...,X-1,y=0,...,Y-1 で[x/
(2 S )]はx/(2S ) で小数点部を切り捨てた整数であ
る。また、L0(x,y) は適当なローパスフィルタのインパ
ルス応答である。これが逆変換部405の出力として、
Y2信号生成部401に送られる。
【0077】逆変換部404はAmY 信号圧縮部104の
逆変換を行なう。すなわち、DPCMの逆変換である。これ
は、一つ前の系列の値に累積加算していくことで実現さ
れる。得られた系列を、振幅情報AmY2(k;s) として、復
元部402へ送る。
【0078】逆変換部403では圧縮された線分情報CL
Y2(k;s) の入力として図1の線分情報LY(k;s) に相当す
る特徴点の線分情報LY2(k;s)を求める。これはLY信号圧
縮部103の逆変換に相当する。
【0079】逆変換部403 図5は、逆変換部403の構成図である。図5は、図3
に示すLY信号圧縮部103における信号の流れを逆にし
たものである。図5に示す信号名は、図3に示す信号名
の最後に’2’をつけたものとする。
【0080】図5に示す逆変換部403は、線分情報生
成部501、位置情報生成部502、点列情報生成部5
03および始点情報分離部504で構成される。逆変換
部403において用いられる信号の中身は伝送、記録媒
体での誤り、量子化の影響を考えず、線分情報生成部5
01、位置情報生成部502、点列情報生成部503お
よび始点情報分離部504での逆変換誤差を考えなけれ
ばLY信号圧縮部103に示す信号と同じである。
【0081】始点情報分離部504では、圧縮された線
分情報CLY2(k;s) から、圧縮された各線分の始点情報CL
YS2(k;s)、および圧縮された始点以外の点列の情報CLYH
2(k;s)を分離する。点列情報生成部503では、符号化
部303の逆の処理を行ない、間隔が2の点列情報LYH2
(k;s) を出力する。
【0082】位置情報生成部502では、符号化部30
2の逆の処理を行ない、圧縮された始点情報CLYS2(k;s)
から始点の位置情報LYS2(k;s) を生成する。線分情報生
成部501では、間隔が2の点列情報LYH2(k;s) から補
間によって、図8に示すような隣接した点列データLYH
2'(k;s)を作り出す。LYH2'(k;s)とLYS2(k;s) から、特
徴点を示す線分情報LY2(k;s)を出力し、復元部402へ
送る。
【0083】復元部402は特徴点の位置に関する情報
LY2(k;s)とその位置における分析値情報AmY2(k;s) をも
ちいて凸射影法を用いてもとの輝度信号から低周波成分
を除いたものに対応する2次元信号Y2(x,y;s) を復元す
る。
【0084】復元部402 図6は復元部402の構成図である。図6に示す復元部
402は、信号成分算出部601、位相情報生成部60
2、補間部603、補間部604、処理部605、処理
部606、第1の逆フィルターバンク607、第2の逆
フィルターバンク608、第1の分析フィルター60
9、第2の分析フィルター610、信号減算部611、
信号減算部612および信号加算部613で構成され
る。
【0085】信号成分算出部601において振幅情報Am
Y2(k;s) は特徴点の位置に関する情報である線分情報LY
2(k;s)で指定される座標に対応する振幅情報AmY2(k;s)
をおき、2次元情報AY2P(x,y;s) に変換される。2次元
情報AY2P(x,y;s) は線分情報LY2(k;s)が指定した座標に
おいてのみ値を持ち、それ以外では0の2次元情報であ
る。
【0086】信号成分算出部601で必要な位相情報Ph
Y2(x,y) は線分情報LY2(k;s)内の連結した点の座標系列
(x,y) から次のような方法で接線方向を求めてから決定
する。
【0087】本実施例では、符号化部において線分情報
LY(k;s) の中で線分を隣接した点列の集合として構成し
ているため、線分情報LY2(k;s)に含まれている(x,y) の
系列は格子状に標本化されそのままでは接線方向を求め
づらい。そこで、まず、あるスケールs のある線の点の
系列(xq ,yq ) を考える。ここで、q は順序づけられた
点につけられたインデックスで、q=1,...,Q(k)である。
Q(k)はk 番目の線に含まれる点の数を表す。
【0088】以下、ある線のみに注目するのでQ(k)をQ
で表す。ここで、px(t) という関数を定義する。これ
は、系列(xp ) を始点からの長さt をパラメータとし、
x p を表した関数である。長さt はインデックスq に対
して一意に決まる。同様にpy(t) を(yq ) を始点からの
長さt とy 座標y q で定義する。このpx(q) とpy(q) に
適当にローパスフィルタG0(t) をかける。
【0089】
【数18】
【0090】
【数19】
【0091】式(18),(19)で規定されるlpx
(t),lpy(t) は格子状の標本化の影響がとれた曲線を与
える。このlpx(t),lpy(t) をt に関して1回微分したも
のをdpx(t),dpy(t) とする。実際にはG0(t) を先に1階
微分したフィルターG1(t) = ∂ G0(t)/ ∂t を考えてそ
れを畳み込むことで達成される。
【0092】
【数20】
【0093】
【数21】
【0094】上記式(20),(21)を用いて規定さ
れるベクトル[dpx[t],dpy[t]] が接線ベクトルになる。
従ってこのスケールs のこの線より求めた角度PhY2
(xq ,yq;s) は下記式(22)に示すように規定され
る。
【0095】
【数22】
【0096】前述したようにq とt は1対1対応で一意
に決まる。すべての線とスケールでこれを求める。特徴
点以外での座標においてPhY(x,y;s) = 0として位相情報
生成部602の出力とする。
【0097】信号成分算出部601では、PhY(x,y;s)と
前述した振幅情報AmY2(x,y;s) を用いて下記式(2
3),(24)で規定される信号W1YP(x,y;s) および信
号W2TP(x,y;s) を求める。
【0098】
【数23】
【0099】
【数24】
【0100】第1の分析フィルター609および第2の
分析フィルター610で初期状態でW1Y''(x,y;s) =W2
Y''(x,y;s)=0がセットされて出力される。これが60
5、606において線分情報LY2(k;s)が与えるのみの値
をサンプルされ、下記式(25),(26)で示される
信号W1YP'(x,y;s)および信号W2YP'(x,y;s)として出力さ
れる。
【0101】
【数25】
【0102】
【数26】
【0103】信号減算部612および信号減算部611
において、信号成分算出部601の出力である信号W1YP
(x,y;s) および信号W2YP(x,y;s) から信号W1YP'(x,y;s)
および信号W2YP'(x,y;s)が引かれ、この引かれた結果で
ある信号DW1YP(x,y;s)およびDW2YP(x,y;s)が、それぞれ
補間部603および補間部604に出力される。
【0104】すなわち、信号DW1YP(x,y;s)およびDW2YP
(x,y;s)は、下記式(27),(28)に示すように規
定される。
【0105】
【数27】
【0106】
【数28】
【0107】信号DW1YP(x,y;s)および信号DW2YP(x,y;s)
は特徴点のみで値を持ち、その他の場所では0 である信
号であるので補間部603および補間部604において
補間がかけられる。
【0108】補間の方法は種々考えられるがここでは振
動が少ないという条件から導かれた関数による補間をか
ける。まず、DW1YP(x,y;s)はx 方向への偏微分の極大点
か極小点だったので、y を固定して、x 方向に補間をか
ける。いま、x i ,xi+1 がx方向にスキャンして求めら
れた続く特徴点とする。その間を下記式(29)で定義
される関数で補間する。
【0109】
【数29】
【0110】ただし、式(29)において、K(s)はスケ
ールs に依存した適当な正の数である。未知数a,b は下
記式(30),(31)で規定される2つの境界条件で
求めることができる。
【0111】
【数30】
【0112】
【数31】
【0113】y 方向の補間も同様にして行なう。その補
間関数をe2(y) とする。次にこのe1(x) とe2(y) を第1
の分析フィルター609および第2の分析フィルター6
10の出力に加える。すなわち、各s とy 固定の状態で
各区間でe1(x)を求め、下記式(32)で規定されるW1
Y'(x,y;s) を生成する。
【0114】
【数32】
【0115】同様に、各s とx 固定の状態で各区間でe2
(y) を求め、下記式(33)で規定されるW2Y'(x,y;s)
を生成する。
【0116】
【数33】
【0117】として、信号W1Y'(x,y;s) および信号W2Y'
(x,y;s) をそれぞれ第2の逆フィルターバンク608お
よび第1の逆フィルターバンク607に出力する。
【0118】第1の逆フィルターバンク607および第
2の逆フィルターバンク608は、式(1),(2)で
与えられるフィルターバンクの逆フィルターである。そ
れをIW1(x,y;s),IW2(x,y;s) とし、x,y に関する2次元
フーリエ変換をFIW1(wx,wy;s),FIW2(wx,wy;s) とする
と、逆フィルターはフーリエ空間で下記式(34),
(35)で規定される。
【0119】
【数34】
【0120】
【数35】
【0121】ただし、FW1(wx,wy;s)およびFW2(wx,wy;s)
はそれぞれW1(x,y;s),W2(x,y;s) のフーリエ変換を表
し、^* は複素共役を取ることを意味する。また、C(w
x,wy)は下記式(36)で定義される。
【0122】
【数36】
【0123】式(36)において、 SUM(S=1,..,S)はす
べてのスケールs に関する和を意味している。このよう
にして定義されたフィルターを通って下記式(37),
(38)で規定されるYY1(x,y;s),YY2(x,y;s) を出力す
る。
【0124】
【数37】
【0125】
【数38】
【0126】これらは、すべてのスケールに関して足し
合わされ、下記式(39)で規定される信号Y0'(x,y)を
える。
【0127】
【数39】
【0128】信号Y0'(x,y)は、第1の分析フィルター6
09および第2の分析フィルター610に入力される。
第1の分析フィルター609および第2の分析フィルタ
ー610においては、下記式(40),(41)で規定
されるように、図2に示す第1の分析フィルタ201お
よび第2の分析フィルタ202における場合と同じ分析
が行われる。
【0129】
【数40】
【0130】
【数41】
【0131】以上でループが完成したことになる。最初
の初期値においては W1Y''(x,y;s)=W2Y''(x,y;s)=0 だ
ったが、このループで適当な信号となり再び603、6
04、605、606、607、608を介してY0'(x,
y)を得る。適当な条件を満たすまでこれを繰り返す。こ
の例では簡単のため10回ループを回ったら終了とす
る。
【0132】最後に求められたY2(x,y;s) に低周波成分
YL2(x,y)を加えて最終的なY 信号Y2(x,y) を得る。
【0133】次に本発明のその他の実施例をいくつか挙
げる。上述した実施例では輝度信号Y に関してのもので
あったが、カラー画像に対してもこの方法が適用可能で
ある。カラー画像としては、Y,U,V 、R,G,B いずれの表
色系でも適用可能である。
【0134】また、本発明は、表色系についても適用す
ることができる。フィルタ201、202の分析フィル
ターとしてガウス関数の一回微分以外も考えられる。例
えば、スムージング関数として3次のB スプラインなど
を用いてもよい。
【0135】また、前述した実施例では、画素間隔が2
の符号化を行なったが、この方法は画素間隔が2以外の
場合にも適用が可能である。
【0136】
【発明の効果】本発明の画像符号化装置および画像復号
化装置によれば、画像信号の特徴点を記述するのに一定
間隔の画素で符号化することにより、効率的でより誤差
の少ない符号化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる符号化装置の全体構成
図である。
【図2】図1に示す符号化装置の線分情報生成部の構成
図である。
【図3】図1に示すLY信号圧縮部の構成図である。
【図4】本発明の実施例に係わる復号化装置の全体構成
図である。
【図5】図4に示す逆変換部の構成図である。
【図6】図4に示す復元部の構成図である。
【図7】図2に示す線分情報連結部において線分情報LY
(k;s0)を生成する動作を示すフローチャートである。
【図8】図2に示す線分情報連結部における処理を説明
するための図である。
【図9】図3に示すサブサンプリング部における処理を
説明するための図である。
【図10】図3に示すサブサンプリング部における処理
を説明するための図である。
【図11】図3に示す符号化部における処理を説明する
ための図である。
【符号の説明】
101・・・Y 信号分析部 102・・・線分情報生成部 103・・・LY信号圧縮部 104・・・AmY 信号圧縮部 105・・・低周波成分圧縮部 106・・・変調部 401・・・Y2信号生成部 402・・・復元部 403,404,405・・・逆変換部 404・・・差分情報領域 406・・・処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された画像信号を、それぞれ異なる解
    像度スケールを持つ複数のフィルターで分析する分析手
    段と、 前記異なる解像度スケールによる前記分析手段の分析結
    果から特徴点を検出し、この検出された特徴点の位置を
    連結して線分情報を生成する生成手段と、 前記線分情報を構成する特徴点から、一定の距離を隔て
    て位置する特徴点を選択して、間引き処理を行う間引き
    処理手段と、 前記間引き手段によって選択された特徴点を用いて、前
    記線分情報を符号化する符号化手段とを有する画像符号
    化装置。
  2. 【請求項2】前記符号化手段は、連続した一定距離を隔
    てて位置する特徴点を既に符号化した特徴点から予測し
    て、前記線分情報を符号化する請求項1に記載の画像符
    号化装置。
  3. 【請求項3】前記線分情報の始点情報を用いて構成され
    る情報を符号化する始点情報符号化手段をさらに有する
    請求項1または2に記載の画像符号化装置。
  4. 【請求項4】符号化された入力画像の輝度信号を、異な
    る解像度スケールを持つ複数のフィルターで分析する分
    析手段と、 前記複数のフィルターの分析値の特徴点およびその位置
    における前記分析値に関する情報に基づいて、前記特徴
    点の位置およびその位置における前記分析値を求める手
    段と、 符号化された線分情報から、一定の距離を隔てて位置す
    る特徴点で構成される点列情報を生成する点列情報生成
    手段と、 前記点列情報に、一定の距離を隔てて位置する特徴点を
    補間して、隣接した特徴点で構成される補間点列情報を
    生成する補間点列情報生成手段とを有する画像復号化装
    置。
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