JPH08147069A - メモリ装置およびそれを用いる情報処理装置 - Google Patents

メモリ装置およびそれを用いる情報処理装置

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JPH08147069A
JPH08147069A JP6282325A JP28232594A JPH08147069A JP H08147069 A JPH08147069 A JP H08147069A JP 6282325 A JP6282325 A JP 6282325A JP 28232594 A JP28232594 A JP 28232594A JP H08147069 A JPH08147069 A JP H08147069A
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JP
Japan
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hard disk
connector
disk drive
main body
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Application number
JP6282325A
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English (en)
Inventor
Osamu Matsuyama
修 松山
Yoshifumi Takeuchi
栄史 竹内
Naoyuki Tsukuda
直幸 佃
Kenji Yamamoto
健次 山本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワードプロセッサまたはパーソナルコンピュ
ータなどの情報処理装置本体にハードディスクドライブ
装置を増設して、扱うことができるデータ量を増加し、
またそのデータのバックアップを可能にすること。 【構成】 情報処理装置本体52の側部にはハードディ
スクドライブ装置53を収納する収納部58が形成さ
れ、この収納部58には1つのハードディスクドライブ
装置53の装着用コネクタ63に接続されるべき本体用
コネクタ60が設けられ、ハードディスクドライブ装置
53の装着用コネクタ63とは反対側の端面には増設用
コネクタ66が設けられ、この増設用コネクタ66は装
着用コネクタ63と並列に接続され、ハードディスクド
ライブ装置54を外観上、縦に接続して増設することが
できる。情報処理装置本体52は、各メモリ装置53,
54を選択的にアドレス指定してハードディスクからの
読出しまたは書込みを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ、ワードプロセッサ、携帯情報処理端末装置などの情
報処理装置に関し、またそれに用いられるメモリ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の情報処理装置の構成を示
す斜視図であり、図14は図13に示されるハードディ
スクドライブ装置1の分解斜視図である。ハードディス
クドライブ装置1は、情報処理装置本体2に形成された
収納部3に矢符Aに示されるように挿入され、その装着
用コネクタ4と情報処理装置本体2の本体基板5に設け
られた本体用コネクタ6とが電気的に接続される。
【0003】ハードディスクドライブ装置1は、大略的
に図14に示されるように、ユニット接続用コネクタ7
と、中継基板8と、前記装着用コネクタ4とを、この順
序で一端面に接続したハードディスクドライブユニット
9が、上キャビネット10と下キャビネット11とによ
って覆われて構成されている。ハードディスクドライブ
装置1は、情報処理装置本体2の収納部3に着脱自在に
装着されるので、ハードディスクドライブ装置1の取付
けまたは取外し、およびハードディスクドライブ装置1
の取扱いが容易である。
【0004】しかし情報処理装置本体2には、収納部3
が1つ形成されているだけであるので、情報処理装置本
体2には1台のハードディスクドライブ装置1しか装着
できない。このため、共通の記憶内容を異なる記憶媒体
に記憶させるバックアップおよびハードディスクドライ
ブユニット9の追加増設などの作業ができない。また既
設ハードディスクドライブユニット9よりも大容量のハ
ードディスクドライブユニットを導入したい場合には、
既設ハードディスクドライブ装置1を取外し、大容量の
ハードディスクドライブユニットを有するハードディス
クドライブ装置を装着しなければならない。このため既
設ハードディスクドライブユニット9に記憶された情報
資産を活かすことができない。さらに図14に示すよう
に、ハードディスクドライブ装置1に内蔵されているハ
ードディスクドライブユニット9は寸法が固定されてし
まうので、ハードディスクドライブ装置1にカード形ハ
ードディスクドライブ装置などの形状の異なるハードデ
ィスクドライブ装置を内蔵することができない。
【0005】図15は、従来の他の情報処理装置の構成
を示す斜視図である。この従来技術は前述の従来技術に
類似しており、対応する部分には同一の参照符または同
一の数字に添字aを付して示す。注目すべきは、情報処
理装置本体2aに、既存のハードディスクドライブ装置
1を装着するための収納部3とは別に、増設用のハード
ディスクドライブ装置1aを装着するための収納部3a
が形成されているということである。これによって2台
のハードディスクドライブ装置1,1aを装着すること
ができるようになり、前述の従来技術の各問題点は解消
されるが、情報処理装置本体2aの内部に増設用のハー
ドディスクドライブ装置1aのための空間を設ける必要
があるので、情報処理装置本体2aの小形化および携帯
化には適していない。
【0006】図16は、従来のさらに他の情報処理装置
の一部を切欠いて示す斜視図である。情報処理装置本体
13内の本体基板14上に既設のハードディスクドライ
ブユニット15が接続された本体用コネクタ16とは別
に設けられた、増設用の本体用コネクタ17に、増設用
ハードディスクドライブユニット18を、矢符Bに示さ
れるように移動させて接続することによって、情報処理
装置本体13内に2台のハードディスクドライブユニッ
ト15,18を内蔵することができる。この従来技術で
は、情報処理装置本体13内の本体基板14上に増設用
ハードディスクドライブユニット18を直接接続するの
で、ハードディスクドライブユニット18の増設時に情
報処理装置本体13のケーシングを分解する作業が必要
となる。また各ハードディスクドライブユニット15,
18の取外しの際にも同様の作業が必要となり、本体基
板14および各ハードディスクドライブユニット15,
18の取扱いに細心の注意が必要となる。さらに情報処
理装置本体13に2台のハードディスクドライブユニッ
ト15,18を内蔵するということから、情報処理装置
本体13の内部に各本体用コネクタ16,17および各
ハードディスクドライブユニット15,18のための空
間を設ける必要があるので、情報処理装置本体13の小
形化および携帯化には適していない。
【0007】特開平5−314748には、集積回路
(略称、IC)メモリカードと同仕様のコネクタおよび
寸法を有する基台上に、小形のハードディスクドライブ
ユニットが着脱自在な取付コネクタを複数個設け、前記
基台上に小形のハードディスクドライブユニットを少な
くとも1個の取付コネクタを介して装着することによっ
て記憶装置として機能させるようにし、記憶容量が不足
となった場合には、別の小形のハードディスクドライブ
ユニットを前記基台上の別の取付コネクタに取付けるこ
とによって容易に記憶容量の増加を行えるようにした技
術が開示されている。これはカード形ハードディスクド
ライブ装置のICメモリカード上に小形のハードディス
クドライブユニットを1個のみ固定していた構造から、
取外し可能なさらに小形のハードディスクドライブユニ
ットを複数個装着できる構造にして記憶容量の不足など
の問題を解決した技術であるが、一般に普及しているハ
ードディスクドライブユニットを利用したものではな
く、独自の構成によるものであるので、従来の装着方式
のハードディスクドライブユニットに対しての増設処置
とは異なるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ワー
ドプロセッサまたはパーソナルコンピュータなどの情報
処理装置本体に増設して、扱うことができるデータ量を
増やすための、またそのデータのバックアップを可能に
するためのメモリ装置およびそれを用いる情報処理装置
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報記憶用の
メモリ手段が偏平な大略的に直方体状の筺体に収納さ
れ、筺体の一表面に、情報処理装置本体の本体用コネク
タに装着して電気的に接続するための装着用コネクタを
備えるメモリ装置において、装着用コネクタと電気的に
接続され、装着用コネクタが設けられている前記一表面
とは異なる筺体の他の表面に設けられ、他のメモリ装置
の装着用コネクタに接続される増設用コネクタを備える
ことを特徴とするメモリ装置である。また本発明は、前
記情報処理装置本体には、1または複数のメモリ装置が
収納可能な収納部が形成されており、筺体は、前記収納
部に適合する形状を有し、装着用コネクタと増設用コネ
クタとは、筺体の相互に対向する各端面にそれぞれ臨ん
でいることを特徴とする。また本発明は、情報処理装置
本体に形成された収納部に、1または複数のメモリ装置
が収納可能とされ、この収納部に臨んで設けられる本体
用コネクタには、その収納部内のメモリ装置の装着用コ
ネクタが着脱可能に装着される情報処理装置において、
メモリ装置は、情報記憶用のメモリ手段と、このメモリ
手段を収納する偏平な大略的に直方体状の筺体とを有
し、前記装着用コネクタは、筺体の一端面に臨んで設け
られ、さらに、筺体の前記一端面に対向する他端面に臨
み、装着用コネクタと電気的に接続され、他のメモリ装
置の装着用コネクタに着脱可能に接続される増設用コネ
クタを有し、メモリ装置には、個別的に対応するアドレ
スが設定され、情報処理装置本体は、アドレス指定を行
い、その指定されたアドレスが、設定されたアドレスと
一致したメモリ装置からの読出しまたはメモリ装置への
書込みを行うことを特徴とする情報処理装置である。
【0010】
【作用】本発明に従えば、メモリ装置の偏平な大略的に
直方体状の筺体の一表面、たとえば一端面には、ワード
プロセッサおよびパーソナルコンピュータなどの情報処
理装置本体に設けてある本体用コネクタに着脱可能に装
着することができる装着用コネクタが備えられるととも
に、この筺体の他の表面、たとえば筺体の装着用コネク
タが設けられた前記一端面に対向する他端面には、増設
用コネクタが臨んで設けられ、装着用コネクタと増設用
コネクタとは電気的に接続されている。したがって本件
メモリ装置の装着用コネクタを、情報処理装置本体の本
体用コネクタに装着して、メモリ装置の筺体内に設けら
れたメモリ手段、たとえばハードディスクドライブユニ
ットまたは集積回路メモリなどを用いて情報処理演算を
行うことができる。さらに本件メモリ装置を情報処理装
置本体に装着した状態で、その増設用コネクタに、他の
メモリ装置の装着用コネクタを接続することによって、
メモリ装置の増設を容易に行うことができる。
【0011】また本発明に従えば、筺体の相互に対向す
る各端面に、装着用コネクタと増設用コネクタとをそれ
ぞれ臨ませて設けることによって、メモリ装置をたとえ
ば縦方向に細長く延ばして増設することができ、既存の
情報処理装置本体に、多数のメモリ装置を増設すること
が可能となる。
【0012】さらに本発明に従えば、各メモリ装置には
個別に対応してアドレスが設定されており、情報処理装
置本体は、このアドレス指定を行って、その指定された
アドレスがメモリ装置で予め設定されたアドレスと一致
したとき、その一致したアドレスを有するメモリ装置の
メモリ手段からのストア内容の読出し、またはそのメモ
リ手段への情報の書込みストアを行うことができる。し
たがって複数の各メモリ装置に備えられているメモリ手
段が、情報処理装置本体の本体用コネクタに接続された
装着用コネクタと電気的に並列に接続される構成となっ
ていても、情報処理装置本体と予め定めるアドレスを有
するメモリ装置とは正確に情報の授受を行うことができ
るとともに、各メモリ装置の装着用コネクタおよび増設
用コネクタ間の電気的接続を容易にすることができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である情報処理装
置51を示す斜視図である。ワードプロセッサまたはパ
ーソナルコンピュータなどの情報処理装置51は、情報
処理装置本体52と、本発明に従うメモリ装置であるハ
ードディスクドライブ装置53,54とを含む。情報処
理装置本体52は、ケーシング55と、このケーシング
55の前上部に設けられる入力用キーボード56と、こ
のキーボード56の操作によって文書編集などが行われ
て表示される液晶などを用いた目視表示手段57とを含
む。
【0014】図2は、情報処理装置51の一部を示す斜
視図である。情報処理装置本体52のケーシング55の
一側部には、収納部58が形成され、この収納部58に
は、単1個の本発明に従うハードディスクドライブ装置
53を着脱可能に収納することができる。収納部58の
開口端59に臨んで、ケーシング55には、収納部58
内で本体用コネクタ60が設けられる。
【0015】ハードディスクドライブ装置53の筺体6
1は、偏平な大略的に直方体状の外形を有し、その一端
面62には、装着用コネクタ63が臨んで設けられる。
この装着用コネクタ63は、ハードディスクドライブ装
置53が収納部58に矢符64に示されるように収納さ
れたとき、本体用コネクタ60に着脱可能に装着されて
電気的に接続される。ハードディスクドライブ装置53
の筺体61の前記一端面62に対向する他端面65に
は、増設用コネクタ66が臨んで設けられる。この増設
用コネクタ66には、ハードディスクドライブ装置54
の装着用コネクタ63aが着脱可能に接続される。この
ハードディスクドライブ装置54は、単体で収納部58
に収納されたとき、装着用コネクタ63aが本体用コネ
クタ60に着脱可能に装着されて電気的に接続される構
成を有する。ハードディスクドライブ装置54の筺体6
1aの外形は、本発明に従うハードディスクドライブ装
置53の筺体61に類似した外形を有する。
【0016】図3はハードディスクドライブ装置53の
分解斜視図であり、図4はそのハードディスクドライブ
装置53の縦断面図である。筺体61は、上キャビネッ
ト67と下キャビネット68とを有する。この筺体61
内には、ハードディスクドライブユニット69が収納さ
れる。ハードディスクドライブユニット69は、いわゆ
る2.5インチHDDとも呼ばれ、直径が約2.5イン
チのアルミニウム基板上にめっきまたはスパッタリング
などで磁性膜を形成したいわゆるハードディスクを備
え、このディスクを回転駆動して、半径方向に移動する
磁気ヘッドによってそのディスクの表面の磁性膜にデー
タを書込み、また読出したりする構成を有する。
【0017】ハードディスクドライブユニット69に
は、ハードディスクドライブユニット69を特定して識
別するためのアドレス設定手段70が設けられ、このア
ドレス設定手段70を、下キャビネット68に形成され
た操作孔71から操作することによって、アドレスを設
定することができる。このアドレス設定手段70による
ハードディスクドライブ装置53の機器番号であるアド
レスの設定は、ハードディスクドライブユニット69内
の機器番号設定信号を、他の信号、たとえば電源ライン
または接地ラインなどにどのような組合わせで接続する
かによって設定される。そのためアドレス設定手段70
は、ショートピンまたはスイッチによって実現され、そ
の複数桁の設定によってアドレスが定められる。
【0018】ハードディスクドライブユニット69に設
けられた接続用コネクタ72は、装着用コネクタ63が
設けられている中継基板73に取付けられているユニッ
ト接続用コネクタ74に着脱可能に接続される。中継基
板73には、可撓性を有するケーブル75の一端部が接
続され、このケーブル75の他端部は、増設用中継基板
76に接続され、これによって増設用コネクタ66に接
続される。こうして装着用コネクタ63に設けられる複
数の各接続端子は、ユニット接続用コネクタ74の各接
続端子に接続されるとともに、増設用コネクタ66の各
接続端子に並列に接続される。ケーブル75は、これら
の各コネクタ63,66,72,74に備えられている
複数の接続端子の数に等しい本数だけ設けられる。
【0019】筺体61を構成する下キャビネット68に
は、中継基板73,76を嵌め込むための保持部78,
79が形成される。中継基板76が保持部79に保持さ
れた状態で、増設用コネクタ66は、下キャビネット6
8の切欠き80および上キャビネット67の切欠き81
から外部に臨む。もう1つの中継基板73もまた、同様
にして保持される。下キャビネット68の底部82に
は、ハードディスクドライブユニット69の端部を乗載
して支持する複数の突部83が形成され、また上キャビ
ネット67の頂部84にもまた、ハードディスクドライ
ブユニット69の端部を保持する複数の突部85が形成
される。ケーブル75は、上キャビネット67の左右
(図4の紙面に垂直方向)に間隔をあけて設けられた突
部85間に配置されて、ハードディスクドライブユニッ
ト69と上キャビネット67の頂部84との間に介在さ
れる。
【0020】下キャビネット68には、上キャビネット
67の頂部84に当接して補強するための補強用突起8
7が突出して形成され、この補強用突起87は、上キャ
ビネット67の頂部84の下面に当接する。上キャビネ
ット67は、突起87が設けられていないほかは、下キ
ャビネット68と同様な構成を有する。
【0021】ハードディスクドライブ装置54は、前述
のハードディスクドライブ装置53に類似する構成を有
するけれども、増設用コネクタ66、ケーブル75およ
び中継基板76は省略され、対応する構成要素には同一
の数字に添え字aを付して示す。
【0022】図5は、図1〜図4に示される情報処理装
置51の電気的構成を示すブロック図である。マイクロ
コンピュータなどによって実現される処理回路88は、
入力用キーボード56に接続されるとともに、目視表示
手段57を制御し、また本体用コネクタ60に電気的に
接続される。この本体用コネクタ60は、前述のように
ハードディスクドライブ装置53,54の装着用コネク
タ63または63aに着脱可能に接続される。ハードデ
ィスクドライブ装置53は、マイクロコンピュータ89
が設けられ、アドレス設定手段70によって設定された
アドレス信号は、このマイクロコンピュータ89に記録
される。マイクロコンピュータ89は、コネクタ72,
74を介して装着用コネクタ63に電気的に接続されて
いる。参照符90は、前述の2.5インチハードディス
クを示し、参照符91で示される磁気ヘッドによってそ
のストア内容が書込まれ、または読出される。もう1つ
のハードディスクドライブ装置54もまた同様な構成を
有し、対応する部分には同一の参照符または同一の数字
に添え字aを付して示す。
【0023】図6は、図5に示される処理回路88か
ら、ハードディスクドライブ装置53,54を選択的に
アドレス指定してデータを書込むときの信号の構成を示
す図である。処理回路88から本体用コネクタ60に与
えられる信号92は、各ハードディスクドライブ装置5
3または54をアドレス指定するアドレス指定信号93
と、書込み命令のための制御信号94と、その書込むべ
きデータ95とを含む。ハードディスクドライブ装置5
3では、アドレス設定手段70によって設定されたアド
レスが処理回路88から導出されるアドレス指定信号9
3と一致したことをマイクロコンピュータ89が判断
し、制御信号94の書込み命令に従って、データ95を
磁気ヘッド91によってハードディスク90に書込む。
このことは、もう1つのハードディスクドライブ装置5
4に関しても同様である。
【0024】また処理回路88において、ハードディス
クドライブ装置53または54からハードディスク9
0,90aのストア内容を読出すにあたっては、信号9
2は、アドレス指定信号93と読出しのための制御信号
94とを含む。ハードディスクドライブ装置53は、処
理回路88からの信号92に含まれるアドレス指定信号
93が設定されたアドレスと一致したとき、制御信号9
4の読出し命令に従って、ハードディスク90のストア
内容を磁気ヘッド91によって読出す。このことは、も
う1つのハードディスクドライブ装置54に関しても同
様である。
【0025】上述の実施例では、情報処理装置本体52
の本体用コネクタ60には、本発明に従うハードディス
クドライブ装置53を介して、ハードディスクドライブ
装置54が接続されたけれども、本発明の他の実施例と
して、ハードディスクドライブ装置53の増設用コネク
タ66に、さらに他のハードディスクドライブ装置の装
着用コネクタが接続されるようにし、こうして複数のハ
ードディスクドライブ装置が、外観上、細長く接続され
て増設されるようにしてもよい。
【0026】また上述の実施例では、アドレス設定手段
70は、ショートピンまたはスイッチなどによって実現
されたけれども、本発明の他の実施例として、たとえば
ハードディスクドライブ装置53のマイクロコンピュー
タ89からの機器番号設定信号がコネクタ72から中継
基板73に出力される構成となっているときには、その
中継基板73内の配線処理によって、個別のアドレス設
定が行われるように構成されてもよく、さらに他の構成
によってアドレス設定を行うようにしてもよい。
【0027】図7は、本発明の他の実施例である情報処
理装置の一部を示す斜視図である。この実施例は、前述
の実施例に類似し、対応する部分には同一の参照符を付
して、説明を省く。この実施例では、本発明に従うハー
ドディスクドライブ装置53の一端面62には、装着用
コネクタ63が設けられ、他端面65は、カード形ハー
ドディスクドライブ装置101が挿入される挿入孔10
2を有し、これらのハードディスクドライブ装置53,
101は、情報処理装置本体52の収納部58に臨んで
設けられる本体用コネクタ60に着脱自在に装着されて
電気的に接続される。
【0028】またハードディスクドライブ装置53の他
端面65には、カード形ハードディスクドライブ装置1
01を取出すためのスイッチ117が設けられており、
このスイッチを押すことによって、挿入孔102に挿入
されていたカード形ハードディスクドライブ装置101
が外方に押出されるので、カード形ハードディスクドラ
イブ装置101を円滑に取出すことができる。
【0029】図8は、図7に示される実施例におけるハ
ードディスクドライブ装置53の分解斜視図である。装
着用コネクタ63は、中継基板73を介してケーブル7
5に接続され、このケーブル75は、増設用中継基板1
03に備えられた増設用コネクタ104に接続される。
増設用コネクタ104は、増設用中継基板103に設け
られた案内部材105によって形成された収納部106
に、矢符107の上流側に臨んで設けられる。カード形
ハードディスクドライブ装置101を矢符107のよう
にして収納部106に滑込ませて嵌め込むことによっ
て、そのカード形ハードディスクドライブ装置101の
端部に設けられた装着用コネクタ108は、増設用コネ
クタ104に着脱可能に電気的に接続される。このと
き、収納部106の両側部に形成された、矢符107に
沿って延びる一対の案内凹所111は、カード形ハード
ディスクドライブ装置101の両側部112を案内し、
その隆起部113の先端部114が、案内部材105の
当接端115に当接されて、矢符107方向の位置決め
が行われる。
【0030】カード形ハードディスクドライブ装置10
1は、たとえば直径がおよそ1.8インチであるハード
ディスクを回転駆動して、磁気ヘッドによってそのディ
スクの磁性膜にデータを書込んだり、読出したりするこ
とができる構成を有する。その他の構成は、前述の実施
例と同様である。
【0031】図7および図8に示される実施例では、情
報処理装置本体52の収納部58に本発明に従うハード
ディスクドライブ装置53を挿入し、その挿入孔102
にカード形ハードディスクドライブ装置101を挿入
し、こうして2基のハードディスクドライブ装置53,
101を、本体用コネクタ60を介して情報処理装置本
体52の処理回路88に電気的に接続することができ
る。
【0032】図9は本発明のさらに他の実施例である情
報処理装置の一部を切欠いて示す簡略化した斜視図であ
り、図10は図9に示される実施例を簡略化して示す縦
断面図である。この実施例は、前述の図1〜図6に示さ
れる実施例に類似し、対応する部分には同一の参照符、
または同一の数字に添え字bを付して示す。情報処理装
置本体52の底板121または配線基板には、本体用コ
ネクタ60bが固定されており、この本体用コネクタ6
0bには、ハードディスクドライブユニット69bの一
端面122に臨む接続用コネクタ72bが着脱可能に接
続され、他端面123に臨む増設用コネクタ116に
は、もう1つのハードディスクドライブユニット69の
接続用コネクタ72が接続される。接続用コネクタ72
は、ハードディスクドライブユニット69bが用いられ
ないときには、本体用コネクタ60bに直接接続するこ
ともまた可能である。
【0033】このような図9および図10に示される実
施例によれば、情報処理装置本体52のケーシング55
の背後寄りの比較的大きな空間を利用して、ハードディ
スクドライブユニット69b,69を希望によって増設
することができる。この実施例においてもまた、本発明
に従うハードディスクドライブユニット69bが複数個
設けられてもよいことは勿論である。
【0034】図11は本発明のさらに他の実施例である
情報処理装置の一部を切欠いて示す簡略化した斜視図で
あり、図12は図11に示される実施例の一部の構成を
示す簡略化した縦断面図である。この実施例は、前述の
図7および図8に示される実施例に類似し、対応する部
分には同一の参照符、または同一の数字に添え字cを付
して示す。
【0035】注目すべきはこの実施例では、情報処理装
置本体52のケーシング55の一側部には、2.5イン
チハードディスクを備えるハードディスクドライブユニ
ット69cのカード形ハードディスクドライブ装置10
1を挿入する挿入孔102cが形成されており、この挿
入孔102cは、ハードディスクドライブユニット69
cの接続用コネクタ72cが情報処理装置本体52の本
体用コネクタ60cに接続された状態で、挿入孔102
(前述の図7参照)と対応した位置に形成される。
【0036】ハードディスクドライブユニット69cの
接続用コネクタ72cは、情報処理装置本体52のケー
シング55の底板121または配線基板上に設けられた
本体用コネクタ60cに着脱可能に接続される。カード
形ハードディスクドライブ装置101の装着用コネクタ
108は、ハードディスクドライブユニット69c上に
固定された増設用コネクタ104に着脱可能に接続され
る。
【0037】上述の各実施例では、メモリ装置としてハ
ードディスクドライブ装置53,54、またはハードデ
ィスクドライブユニット69,69b,69cが用いら
れたけれども、本発明の他の実施例として、集積回路を
用いたメモリ手段が用いられてもよく、あるいは光学的
にディスクへの記録内容の書込みまたは読出しをする構
成を有するメモリ手段が用いられてもよく、さらにその
他の構成を有する書込みまたは読出しのいずれか少なく
とも一方を行うことができる構成を有するメモリ手段が
用いられてもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、メモリ装置は、情報処
理装置本体の本体用コネクタに装着される装着用コネク
タを備えるだけでなく、さらにその装着用コネクタと電
気的に接続された増設用コネクタを備えるので、この増
設用コネクタに、他のメモリ装置を接続して、メモリ装
置の増設が可能となる。したがってたとえば情報処理装
置本体に単1個の本体用コネクタが設けられている構成
であっても、複数のメモリ装置をその情報処理装置本体
に接続することができる。また、情報処理装置本体に複
数の本体用コネクタを設ける必要がなく、情報処理装置
本体の構成の小形化を図ることもまた可能である。
【0039】このようにして本発明によれば、メモリ装
置を拡張して増設することができるので、情報処理装置
本体が扱うことができるデータ量を増やすことができる
とともに、複数のメモリ装置に共通の内容をストアする
ことによって、データのバックアップが可能であるとい
う効果も達成される。メモリ装置は、たとえばハードデ
ィスクドライブ装置であってもよく、また集積回路(略
称IC)メモリカード形の小形化された構成であっても
よく、さらにまた集積回路を用いたメモリ装置などであ
ってもよい。
【0040】さらに本発明によれば、情報処理装置本体
には、少なくとも1つのメモリ装置が収納可能な収納部
が設けられ、この収納部に収納したメモリ装置にさらに
増設すべきメモリ装置を装着し、このときメモリ装置の
筺体の相互に対向する各端面に、情報処理装置本体の本
体用コネクタまたは増設用コネクタに接続されるべき装
着用コネクタと、増設用コネクタとがそれぞれ臨んで設
けられているので、メモリ装置を外観上たとえば細長く
接続して増設することができ、増設のために大きなスペ
ースを必要とすることがない。
【0041】さらに本発明による情報処理装置では、各
メモリ装置に個別的に対応するアドレスが設定されてお
り、情報処理装置本体に接続された1または複数のメモ
リ装置を情報処理装置本体によってアドレス指定して各
メモリ装置に備えられたメモリ手段、たとえばハードデ
ィスクまたは集積回路などからのストア内容の読出し、
またはそのメモリ手段への書込みを適切に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である情報処理装置51の全
体の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示される情報処理装置51の一部を示す
斜視図である。
【図3】図1および図2に示されるハードディスクドラ
イブ装置53の分解斜視図である。
【図4】図1〜図3に示されるハードディスクドライブ
装置53の縦断面図である。
【図5】図1〜図4に示される実施例の電気的構成を簡
略化して示すブロック図である。
【図6】図5に示される情報処理装置本体52に備えら
れる処理回路88から導出される信号92の構成を示す
図である。
【図7】本発明の他の実施例である情報処理装置の一部
を示す斜視図である。
【図8】図7に示される実施例のハードディスクドライ
ブ装置53の分解斜視図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例である情報処理装置
の一部を切欠いて示す斜視図である。
【図10】図9に示される実施例の簡略化した縦断面図
である。
【図11】本発明のさらに他の実施例である情報処理装
置の一部を切欠いて示す斜視図である。
【図12】図11に示される実施例の簡略化した縦断面
図である。
【図13】従来の情報処理装置の構成を示す斜視図であ
る。
【図14】図13に示されるハードディスクドライブ装
置1の分解斜視図である。
【図15】従来の他の情報処理装置の構成を示す斜視図
である。
【図16】従来のさらに他の情報処理装置の一部を切欠
いて示す斜視図である。
【符号の説明】
51 情報処理装置 52 情報処理装置本体 53,54 ハードディスクドライブ装置 55 ケーシング 56 入力用キーボード 57 目視表示手段 58,106 収納部 59 開口端 60,60b,60c 本体用コネクタ 61,61a 筺体 62,122 一端面 63,63a,108 装着用コネクタ 65,123 他端面 66,104,116 増設用コネクタ 67,67a 上キャビネット 68,68a 下キャビネット 69,69a,69b,69c ハードディスクドライ
ブユニット 70,70a アドレス設定手段 71 操作孔 72,72a,72b,72c 接続用コネクタ 73,73a 中継基板 74,74a ユニット接続用コネクタ 75 ケーブル 76,103 増設用中継基板 78,79 保持部 80,81 切欠き 82 底部 83,85 突部 84 頂部 87 補強用突起 88 処理回路 89,89a マイクロコンピュータ 90,90a ハードディスク 91,91a 磁気ヘッド 92 信号 93 アドレス指定信号 94 制御信号 95 データ 101 カード形ハードディスクドライブ装置 102,102c 挿入孔 105 案内部材 111 案内凹所 112 両側部 113 隆起部 114 先端部 115 当接端 117 スイッチ 121 底板
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 33/02 301 F (72)発明者 山本 健次 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記憶用のメモリ手段が偏平な大略的
    に直方体状の筺体に収納され、筺体の一表面に、情報処
    理装置本体の本体用コネクタに装着して電気的に接続す
    るための装着用コネクタを備えるメモリ装置において、 装着用コネクタと電気的に接続され、装着用コネクタが
    設けられている前記一表面とは異なる筺体の他の表面に
    設けられ、他のメモリ装置の装着用コネクタに接続され
    る増設用コネクタを備えることを特徴とするメモリ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記情報処理装置本体には、1または複
    数のメモリ装置が収納可能な収納部が形成されており、 筺体は、前記収納部に適合する形状を有し、 装着用コネクタと増設用コネクタとは、筺体の相互に対
    向する各端面にそれぞれ臨んでいることを特徴とする請
    求項1記載のメモリ装置。
  3. 【請求項3】 情報処理装置本体に形成された収納部
    に、1または複数のメモリ装置が収納可能とされ、この
    収納部に臨んで設けられる本体用コネクタには、その収
    納部内のメモリ装置の装着用コネクタが着脱可能に装着
    される情報処理装置において、 メモリ装置は、 情報記憶用のメモリ手段と、 このメモリ手段を収納する偏平な大略的に直方体状の筺
    体とを有し、 前記装着用コネクタは、筺体の一端面に臨んで設けら
    れ、さらに、 筺体の前記一端面に対向する他端面に臨み、装着用コネ
    クタと電気的に接続され、他のメモリ装置の装着用コネ
    クタに着脱可能に接続される増設用コネクタを有し、 メモリ装置には、個別的に対応するアドレスが設定さ
    れ、 情報処理装置本体は、アドレス指定を行い、その指定さ
    れたアドレスが、設定されたアドレスと一致したメモリ
    装置からの読出しまたはメモリ装置への書込みを行うこ
    とを特徴とする情報処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6690539B2 (en) 2001-07-24 2004-02-10 International Business Machines Corporation Portable data storage drive cartridge with external interface at each end
US6816379B2 (en) 2000-11-13 2004-11-09 Sony Computer Entertainment Inc. External storage device unit, and information processor having the same
CN115376569A (zh) * 2021-05-20 2022-11-22 中国联合网络通信集团有限公司 一种可拓展的数据存储设备

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US6816379B2 (en) 2000-11-13 2004-11-09 Sony Computer Entertainment Inc. External storage device unit, and information processor having the same
US6690539B2 (en) 2001-07-24 2004-02-10 International Business Machines Corporation Portable data storage drive cartridge with external interface at each end
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