JPH0814690A - 並列設置型吸収冷凍機の運転台数制御法 - Google Patents

並列設置型吸収冷凍機の運転台数制御法

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JPH0814690A
JPH0814690A JP6149876A JP14987694A JPH0814690A JP H0814690 A JPH0814690 A JP H0814690A JP 6149876 A JP6149876 A JP 6149876A JP 14987694 A JP14987694 A JP 14987694A JP H0814690 A JPH0814690 A JP H0814690A
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JP
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absorption
temperature
outlet side
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cold water
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JP6149876A
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English (en)
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Nobuhiro Idei
伸浩 出射
Yasuo Sakata
泰雄 坂田
Yuichi Suzuki
裕一 鈴木
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/62Absorption based systems

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各吸収冷凍機の間の寿命のばらつきをなく
し、装置全体の長寿命化を図る。 【構成】 温度センサ7が計測する冷温水の出口側設定
温度を、前回最も高い温度に設定した吸収冷凍機を次回
は最も低い温度に変更し、前回2番目に高い温度に設定
した吸収冷凍機を次回は2番目に低い温度に変更し、以
下同様にして前回最も低い温度に設定した吸収冷凍機ま
で全て変更し、各吸収冷凍機の運転/停止をそれぞれの
前記変更した設定温度に基づいて制御するので、前回長
時間運転された吸収冷凍機ほど次回の運転時間は短くな
る。このため、各吸収冷凍機が実際に起動して運転して
いる時間が平均化され、これにより各吸収冷凍機の寿命
も平均化されて装置全体の長寿命化が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トータルの冷凍能力を
高めるために吸収冷凍機を並列に複数台設置する、いわ
ゆる並列設置型吸収冷凍機における運転台数の制御技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術としては、並列に設置する
吸収冷凍機それぞれから取り出す冷温水の出口側温度が
異なるように構成すると共に、冷温水の出口側温度に基
づいて吸収冷凍機の運転台数を増減し、装置全体の熱効
率を改善する技術がある。
【0003】すなわち、それぞれが吸収器・蒸発器・凝
縮器・発生器・熱交換器などから構成される吸収冷凍機
を、例えば3台並列に接続した構成の並列設置型吸収冷
凍機を用いて冷房運転を行う際に、室内空気を冷却する
ために各吸収冷凍機が冷却して吐出する冷水を互いに異
なる温度、例えば7℃、6℃、5℃に設定すると共に、
冷房負荷の減少に伴って冷水の戻り温度が次第に低下
し、これにより吸収冷凍機それぞれで冷却されて吐出す
る冷水の出口側温度が、各吸収冷凍機の出力を低下させ
ても7℃にまで低下した時には、設定温度を7℃と最も
高く設定した吸収冷凍機の運転を先ず停止し、残余の2
台の吸収冷凍機の運転で冷房負荷に対応していても冷房
負荷が更に減少し、冷水出口側温度が同様に6℃まで低
下すると今度は設定温度を6℃とした吸収冷凍機の運転
を停止し、吸収冷凍機1台を運転していても冷房負荷が
更に減少し、冷水出口側温度が同様に5℃になると、設
定温度を最低の5℃とした吸収冷凍機の運転を最後に停
止し、冷房負荷が逆に増加して冷水出口側温度が上昇し
て来ると、前記設定温度を5℃、6℃、7℃とした吸収
冷凍機の順に運転を再開する吸収冷凍機の運転台数制御
が周知である。
【0004】このような制御を採用することにより、空
調負荷に対して常に最適な数の吸収冷凍機を運転するこ
とが可能になり、装置全体の熱効率が改善される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した吸収
冷凍機の運転台数制御においては、冷水の吐出温度が低
く設定された吸収冷凍機ほど運転時間が長くなるので、
特定の吸収冷凍機の傷みが激しく、一部の吸収冷凍機が
早くから故障し勝ちになると云った問題点があり、この
点の解決が課題となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した従来技
術の課題を解決するためになされたものであり、並列に
設置した複数台の吸収冷凍機と空調負荷とを、冷温水配
管、往ヘッダ、復ヘッダなどを介して配管接続し、吸収
冷凍機毎に冷温水の出口側設定温度を相違させて運転す
る並列設置型吸収冷凍機の運転台数制御法において、前
記設定温度を、前回最も高い温度に設定した吸収冷凍機
を次回は最も低い温度に変更し、前回2番目に高い温度
に設定した吸収冷凍機を次回は2番目に低い温度に変更
し、以下同様にして前回最も低い温度に設定した吸収冷
凍機まで全て変更し、各吸収冷凍機の運転/停止をそれ
ぞれの前記変更した設定温度に基づいて制御する並列設
置型吸収冷凍機の運転台数制御法である。
【0007】また、予め定めた前記設定温度を、前記し
た方法に代えて所定の順に変更したり、アトランダムに
割り当て変更する並列設置型吸収冷凍機の運転台数制御
法である。
【0008】
【作用】請求項1の運転台数制御の場合、冷温水の出口
側設定温度が前回最も高い温度に設定されていた吸収冷
凍機は次回は最も低い温度に変更され、前回2番目に高
い温度に設定されていた吸収冷凍機は次回は2番目に低
い温度に変更され、以下同様に変更されて、前回最も低
い温度に設定されていた吸収冷凍機は次回は最も高い温
度に変更されるので、前回長時間運転された吸収冷凍機
ほど次回の運転時間は短くなる。したがって、各吸収冷
凍機が実際に起動して運転している時間が平均化され、
これにより全ての吸収冷凍機の劣化が同じように進行す
るので、各吸収冷凍機の寿命が平均化され、装置全体を
長く使用することができる。
【0009】請求項2の運転台数制御の場合も、各吸収
冷凍機には冷温水の予め定めた異なる出口側設定温度が
所定の順に適宜割り当てられるので、各吸収冷凍機が実
際に起動して運転している時間は平均化され、これによ
り前記請求項1の場合と同様の作用効果が発揮される。
【0010】請求項3の運転台数制御の場合も、各吸収
冷凍機には冷温水の予め定めた異なる出口側設定温度が
アトランダムに適宜割り当てられるので、各吸収冷凍機
が実際に起動して運転している時間は、運転時間が長く
なるほど平均化される。したがって、この場合も前記請
求項1と同様の作用効果が発揮される。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を詳
細に説明する。図1において、1A・1B・1Cは並列
に設置した吸収冷凍機であり、それぞれがそれ自体は従
来周知の吸収器・蒸発器・凝縮器・発生器・熱交換器
(何れも図示せず)などから構成され、往ヘッダ2、複
ヘッダ3、ポンプ4によって、室内ユニット5に冷水ま
たは温水を循環供給することができるように配管接続さ
れている。
【0012】吸収冷凍機1A・1B・1Cそれぞれは、
従来周知の吸収冷凍機と同様にそれぞれの冷水出口温度
(蒸発器からの冷水出口温度)を検出する温度検出手段
7A・7B・7Cの検出した温度と設定温度とを比較
し、再生器への燃料供給を制御する燃料弁(図示せず)
の開度を調節して出力を制御することにより、各吸収冷
凍機が冷却または加熱して往ヘッダ2の側に吐出する冷
温水の出口側温度を変化させることができる。
【0013】吸収冷凍機1A・1B・1Cそれぞれの図
示しない制御部と通信回線を介して接続している制御装
置6は、記憶・計時・演算処理などが可能にマイコンな
どを備えていて、温度検出手段7が計測する冷温水の出
口側温度に基づいて、吸収冷凍機1A・1B・1Cの運
転台数を制御する制御装置である。
【0014】制御装置6による具体的な一制御例を、吸
収冷凍機1A・1B・1Cから室内ユニット5に冷水を
循環供給して冷房するケースで説明すると、制御装置6
には吸収冷凍機1A・1B・1Cそれぞれが冷却して往
ヘッダ2の側に吐出する冷水の設定温度を、電源投入に
よって冷房運転の開始が指示される度に、例えば図2に
例示したフローチャートに基づいて変更する機能が設け
られている。
【0015】なお、図2のフローチャートは、冷房運転
の開始や停止など、全体の制御を行うメイン制御のサブ
ルーチンとして構成したものであり、電源投入によるメ
イン制御の開始に伴って、先ずステップS1において冷
房運転の通算回数Nを、例えば図示しないメインの制御
装置の適宜のカウンターなどから読み出す。
【0016】ステップS2においては、ステップS1で
読み出した今回の冷房運転が通算の運転回数で奇数回目
になるか否かを判定し、イエスと判定された時にはステ
ップS3に移行し、ノーと判定された時にはステップS
4に移行する。
【0017】ステップS3においては吸収冷凍機1A・
1B・1Cそれぞれの冷水出口側設定温度を7℃、6
℃、5℃とする設定モード1を選択し、ステップS4に
おいては吸収冷凍機1A・1B・1Cそれぞれの冷水出
口側設定温度を5℃、6℃、7℃とする設定モード2を
選択し、何れの設定モードを選択した場合もステップS
5に移行して各吸収冷凍機の冷水出口側設定温度を前記
選択した設定モードの温度に変更し、その後メイン制御
に戻る。
【0018】したがって、吸収冷凍機1A・1B・1C
それぞれが冷却して吐出する冷水の出口側設定温度は、
奇数回目の運転では7℃、6℃、5℃であり、偶数回目
の運転では5℃、6℃、7℃と、吸収冷凍機1A・1C
は最高の7℃と最低の5℃に交互に設定され、吸収冷凍
機1Bは常に中間の6℃に設定されて運転される。
【0019】また、制御装置6には図2のフローチャー
トに基づいて冷水の出口側設定温度を変更する前記機能
と共に、出力調節した吸収冷凍機1A・1B・1Cそれ
ぞれが冷却し、往ヘッダ2で集められて集合配管を流れ
る冷水の温度、すなわち温度検出手段7が計測する冷水
出口側温度が7℃になると、冷水の出口側設定温度が7
℃に設定された吸収冷凍機1Aまたは1Cの運転を停止
し、前記冷水出口側温度が6℃になると冷水の出口側設
定温度が6℃に設定された吸収冷凍機1Bの運転を停止
し、前記冷水出口側温度が5℃になると冷水出口側設定
温度が5℃に設定された吸収冷凍機1Cまたは1Aの運
転を停止する機能が設けられている。
【0020】したがって、例えば吸収冷凍機1A・1B
・1Cが3台とも運転されていて、室内ユニット5の冷
房負荷の減少に伴って冷水の戻り温度が次第に低下し、
この温度低下した冷水が吸収冷凍機1A・1B・1Cに
おいて更に冷却されると、吸収冷凍機1A・1B・1C
の出力を低下させても温度検出手段7が計測する冷水出
口側温度が7℃まで低下するので、奇数回目の冷房運転
であれば先ず吸収冷凍機1Aの運転が止まって吸収冷凍
機1B・1Cの2台の運転で冷房負荷に対応し、吸収冷
凍機1B・1Cの運転中に冷房負荷が更に減少して温度
検出手段7が計測する冷水出口側温度が同様に6℃まで
低下すると今度は吸収冷凍機1Bの運転が停止し、吸収
冷凍機1Cのみの運転を行っていても冷房負荷が更に減
少して温度検出手段7が計測する冷水出口側温度が同様
に5℃になると、最後に吸収冷凍機1Cの運転が停止す
る。そして、冷房負荷が逆に増加して冷水の戻り温度が
上昇し、これにより温度検出手段7が計測する冷水出口
側温度が5℃、6℃、7℃と上昇すると、吸収冷凍機1
C・1B・1Aの順に運転が再開される。
【0021】一方、冷房負荷が上記のように変動しても
冷房運転が偶数回目であれば、この場合は先ず吸収冷凍
機1Cの運転が止まって吸収冷凍機1A・1Bの2台の
運転で冷房負荷に対応し、吸収冷凍機1A・1Bの運転
中に冷房負荷が更に減少して温度検出手段7が計測する
冷水出口側温度が同様に6℃まで低下すると今度は吸収
冷凍機1Bの運転が停止し、吸収冷凍機1Aのみの運転
を行っていても冷房負荷が更に減少して温度検出手段7
が計測する冷水出口側温度が同様に5℃になると、最後
に吸収冷凍機1Aの運転が停止し、冷房負荷が逆に増加
する場合には吸収冷凍機1A・1B・1Cの順に運転が
再開される。
【0022】このため、奇数回目の冷房運転においては
吸収冷凍機1Cの運転時間が最長、吸収冷凍機1Aの運
転時間が最短、偶数回目の冷房運転においては吸収冷凍
機1Aの運転時間が最長、吸収冷凍機1Cの運転時間が
最短であり、吸収冷凍機1Bの運転時間は常に吸収冷凍
機1A・1Cの中間となるので、吸収冷凍機1A・1B
・1Cの運転時間が平均化される。したがって、吸収冷
凍機1A・1B・1Cの劣化は同じように進行するの
で、特定の吸収冷凍機の寿命が短くなると云ったことが
防止され、装置全体を長く安定して使用することができ
る。
【0023】また、図3に例示したフローチャートにし
たがって、吸収冷凍機1A・1B・1Cの冷水出口側設
定温度を適宜変更して運転する構成としても良い。
【0024】すなわち、ステップS11において現在の
設定モード数Nを例えばメインの制御装置のメモリー部
などから読み出し、ステップS12に移行してこの読み
出した設定モード数Nが最大であるか否かを判定し、イ
エスと判定されたときにはステップS13に移行し、ノ
ーと判定された時にはステップS14に移行する。
【0025】そして、ステップS13においては常に最
少の設定モード1を選択し、ステップS14においては
N+1の設定モード、すなわち読み出した設定モード数
Nが1であれば設定モード2を、読み出した設定モード
数Nが2であれば設定モード3を選択し、何れの設定モ
ード数を選択した場合もステップS15に移行して各吸
収冷凍機の冷水出口側設定温度を前記選択した設定モー
ドの温度に変更し、その後メイン制御に戻って変更後の
設定モード数をメモリー部に記憶する。
【0026】制御装置6が、図3のフローチャートに基
づいて吸収冷凍機1A・1B・1Cそれぞれが冷却して
吐出する冷水の出口側設定温度を変更することにより、
吸収冷凍機1Aの冷水出口側設定温度は7℃、5℃、6
℃を繰り返し、吸収冷凍機1Bの冷水出口側設定温度は
6℃、7℃、5℃を繰り返し、吸収冷凍機1Cの冷水出
口側設定温度は5℃、6℃、7℃を繰り返すことにな
り、長期間使用すれば吸収冷凍機1A・1B・1Cの運
転時間が平均化されるので、先に図2に例示した吸収冷
凍機1A・1Cの設定温度を7℃と5℃に交互に設定
し、吸収冷凍機1Bの設定温度を6℃一定にする制御よ
り、運転時間を平均化する効果が大きい。
【0027】また、制御装置6により、7℃、6℃、5
℃の異なる3温度を、乱数などを用いて吸収冷凍機1A
・1B・1Cの冷水出口側設定温度としてアトランダム
に適宜の間隔で割り当て変更して制御しても、長期間使
用すれば吸収冷凍機1A・1B・1Cの運転時間が平均
化され、前記制御と同等の効果が得られる。
【0028】なお、上記設定温度の変更は、所定時間
(例えば、24時間)毎に行うようにしても良いし、メ
イン電源が投入される度に行うように構成しても良い。
【0029】また、吸収冷凍機1A・1B・1Cから室
内ユニット5に温水を循環供給して暖房する場合も、上
記冷房の時と同様に制御される。
【0030】すなわち、制御装置6に、吸収冷凍機1A
・1B・1Cそれぞれが加熱して往ヘッダ2の側に吐出
する温水の出口側設定温度を、例えば前回最も高い56
℃に設定した吸収冷凍機は次回最も低い54℃に、前回
中間の55℃に設定した吸収冷凍機は次回も中間の55
℃に、前回最低の54℃に設定した吸収冷凍機は次回最
も高い56℃に適宜の間隔で変更したり、前回最も高い
56℃に設定した吸収冷凍機は次回中間の55℃に、前
回中間の55℃に設定した吸収冷凍機は次回最も低い5
4℃に、前回最低の54℃に設定した吸収冷凍機は次回
最も高い56℃に適宜の間隔で変更するなどの機能と、
【0031】温度検出手段7が計測する温水の出口側温
度が54℃に上昇すると温水の出口側設定温度が54℃
に設定された吸収冷凍機の運転を停止し(但し、冷房運
転の時と同じように出力制御された状態で、以下同
様)、前記温水出口側温度が55℃に上昇すると温水の
出口側設定温度が55℃に設定された吸収冷凍機の運転
を停止し、前記温水出口側温度が56℃に上昇すると温
水の出口側設定温度が56℃に設定された吸収冷凍機の
運転を停止する機能を備えさせることによって、
【0032】暖房運転時においても前記した冷房運転の
時と同様に暖房負荷の変動に対応した吸収冷凍機1A・
1B・1Cの台数制御が、温度検出手段7が計測する温
水の出口側温度に基づいて可能であり、この場合も超期
間運転した時の吸収冷凍機1A・1B・1Cの運転時間
が平均化され、吸収冷凍機1A・1B・1Cの寿命が平
均化される。
【0033】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱
しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0034】例えば、並列に設置する複数の吸収冷凍機
は冷凍能力が同じであっても良いし、異なる能力を持つ
ものであっても良い。また、ポンプ4を吸収冷凍機1A
・1B・1Cそれぞれの配管部に設置する構成とするこ
ともできる。
【0035】また、上記実施例においては何れの場合も
異なる冷温水の出口側設定温度に1台づつの吸収冷凍機
を割り当てる構成としたが、多数の吸収冷凍機を並列に
設置する場合はそれぞれに複数の吸収冷凍機を備えたグ
ループに分け、グループ毎に異なる設定温度を割り当て
る構成とし、冷温水が所定の温度に達したグループを全
体で停止させたり、起動させる構成とすることも可能で
ある。
【0036】また、図1に破線にて示したように復ヘッ
ダ3の冷温水入口側の配管に温度検出手段7Dを設け、
冷温水の入口側温度に基づいて吸収冷凍機の運転台数を
制御し、且つ、例えば運転停止時毎に設定温度を変更す
ることなども可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明になる吸収冷
凍機は、並列に設置した複数台の吸収冷凍機と空調負荷
とを、冷温水配管、往ヘッダ、復ヘッダなどを介して配
管接続し、吸収冷凍機毎に冷温水の出口側設定温度を相
違させて運転する並列設置型吸収冷凍機の運転台数制御
法において、前記設定温度を、前回最も高い温度に設定
した吸収冷凍機を次回は最も低い温度に変更し、前回2
番目に高い温度に設定した吸収冷凍機を次回は2番目に
低い温度に変更し、以下同様に前回最も低い温度に設定
した吸収冷凍機まで全て変更し、各吸収冷凍機の運転/
停止をそれぞれの前記変更した設定温度に基づいて制御
する並列設置型吸収冷凍機の運転台数制御法であり、ま
た、予め定めた前記設定温度を、前記した方法に代えて
所定の順に変更したり、アトランダムに割り当て変更す
る制御法であるので、長期間使用すれば全ての吸収冷凍
機の実際の起動・運転時間が同程度になる。
【0038】このため、特定の吸収冷凍機の運転時間が
他の吸収冷凍機のそれより極端に長く、各吸収冷凍機の
間で寿命にばらつきがあった従来技術に比較して、各吸
収冷凍機の間の寿命にばらつきがなくなり装置全体の長
寿命化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す装置構成の説明図である。
【図2】冷水出口側設定温度を変更する制御の説明図で
ある。
【図3】冷水出口側設定温度を変更する他の制御の説明
図である。
【符号の説明】
1A・1B・1C 吸収冷凍機 2 往ヘッダ 3 復ヘッダ 4 ポンプ 5 室内ユニット 6 制御装置 7・7A・7B・7C・7D 温度検出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に設置した複数台の吸収冷凍機と空
    調負荷とを、冷温水配管、往ヘッダ、復ヘッダなどを介
    して配管接続し、吸収冷凍機毎に冷温水の出口側設定温
    度を相違させて運転する並列設置型吸収冷凍機の運転台
    数制御法において、前記設定温度を、前回最も高い温度
    に設定した吸収冷凍機を次回は最も低い温度に変更し、
    前回2番目に高い温度に設定した吸収冷凍機を次回は2
    番目に低い温度に変更し、以下同様に前回最も低い温度
    に設定した吸収冷凍機まで全て変更し、各吸収冷凍機の
    運転/停止をそれぞれの前記変更した設定温度に基づい
    て制御することを特徴とする並列設置型吸収冷凍機の運
    転台数制御法。
  2. 【請求項2】 並列に設置した複数台の吸収冷凍機と空
    調負荷とを、冷温水配管、往ヘッダ、復ヘッダなどを介
    して配管接続し、吸収冷凍機毎に冷温水の出口側設定温
    度を相違させて運転する並列設置型吸収冷凍機の運転台
    数制御法において、吸収冷凍機毎に相違させる予め定め
    た前記設定温度を所定の順に変更し、各吸収冷凍機の運
    転/停止をそれぞれの前記変更した設定温度に基づいて
    制御することを特徴とする並列設置型吸収冷凍機の運転
    台数制御法。
  3. 【請求項3】 並列に設置した複数台の吸収冷凍機と空
    調負荷とを、冷温水配管、往ヘッダ、復ヘッダなどを介
    して配管接続し、吸収冷凍機毎に冷温水の出口側設定温
    度を相違させて運転する並列設置型吸収冷凍機の運転台
    数制御法において、吸収冷凍機毎に相違させる予め定め
    た前記設定温度をアトランダムに割り当て変更し、各吸
    収冷凍機の起動/停止をそれぞれの前記変更した設定温
    度に基づいて制御することを特徴とする並列設置型吸収
    冷凍機の運転台数制御法。
JP6149876A 1994-06-30 1994-06-30 並列設置型吸収冷凍機の運転台数制御法 Pending JPH0814690A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013164224A (ja) * 2012-02-13 2013-08-22 Yazaki Energy System Corp 吸収式冷温水システム
CN104567166A (zh) * 2013-10-25 2015-04-29 矢崎能源系统公司 用于吸收式冷热水机的集中控制装置

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