JPH0814468B2 - アンモニアヒートパイプのリーク検査方法 - Google Patents

アンモニアヒートパイプのリーク検査方法

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JPH0814468B2
JPH0814468B2 JP15702593A JP15702593A JPH0814468B2 JP H0814468 B2 JPH0814468 B2 JP H0814468B2 JP 15702593 A JP15702593 A JP 15702593A JP 15702593 A JP15702593 A JP 15702593A JP H0814468 B2 JPH0814468 B2 JP H0814468B2
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JP
Japan
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ammonia
gas
heat pipe
leak
chromatogram
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JP15702593A
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JPH0719767A (ja
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雅彦 岡崎
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NEC Corp
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NEC Corp
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2200/00Prediction; Simulation; Testing
    • F28F2200/005Testing heat pipes

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宇宙用機器の熱制御の
目的で使用するヒートパイプの製作工程における作動流
体のリーク検査方法に関し、特にアンモニアヒートパイ
プのリーク量を簡便かつ定量的に測定することのできる
リーク検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、作動流体にアンモニアを使用した
アンモニアヒートパイプのリーク検査は、以下の方法で
実施していた。
【0003】(1)高温のシリコンオイル中にヒートパ
イプの一端を浸漬し、他端を加熱することにより、シリ
コンオイル中に発生する泡を観察する。
【0004】(2)pHが既知の水溶液にヒートパイプ
の一端を浸漬し、他端を加熱することにより、水溶液の
pH変化を観察する。
【0005】(3)アンモニアガス用の検知管をヒート
パイプの一端に接続し、他端を加熱することにより、検
知管の色調変化を観察する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これら従来のアンモニ
アヒートパイプのリーク検査方法では、リーク量の定量
的な測定が不可能なため、検査基準に対しての大まかな
合否判定しかできないという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、リーク量を定量的に求め
ることを可能にした、アンモニアヒートパイプのリーク
検査方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、アンモニアガススタンダードリーク発生
装置を使用して規定量のアンモニアガスを発生させ、フ
レームサーミオニック検出器を取付けたガスクロマトグ
ラフに導入して、クロマトグラムを得、得られたクロマ
トグラムにおけるアンモニアのピーク高さと、導入した
アンモニアガスの濃度との関係を示す検量線を作成し、
測定対象のアンモニアヒートパイプより採取したリーク
ガスを前記ガスクロマトグラフに導入して、クロマトグ
ラムを得、このクロマトグラムのピーク高さと前記検量
線からリークガス中のアンモニアガス濃度を求め、採取
時間及び採取容器の容積との関係から全体のリーク量を
求めるようにしたものである。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例であるアンモニ
アヒートパイプのリーク検査方法を説明するための図で
ある。
【0011】本実施例では、ヘリウムガスで規定濃度に
希釈したアンモニアガスを取出すことのできるアンモニ
アガススタンダードリーク発生装置12と、アンモニア
等の窒素化合物を選択的に検出するFTD(フレームサ
ーミオニック検出器)11を備えたガスクロマトグラフ
1とを用いる。
【0012】まず、ヘリウムガスで規定濃度(単位:n
l/ml)に希釈したアンモニアガスをアンモニアガス
スタンダードリーク発生装置12より取出し、これをF
TD11を取付けたガスクロマトグラフ1に導入してク
ロマトグラムを得る。アンモニアガスの濃度を10倍、
1/10倍等何点か変化させ、その都度ガスクロマトグ
ラフ1に導入し、得られたクロマトグラムにおけるアン
モニアのピーク高さ(単位:mm)アンモニアガス濃
(単位:nl/ml=ppm)との関係の検量線を作
成する。
【0013】次に、マントルヒータ21にアンモニアヒ
ートパイプ3をセットし、ヒートパイプ3の先端にはシ
リコン製ゴム栓22を介して梨型フラスコ23を取付け
ておく。また梨型フラスコ23のもう一方の口は、テフ
ロンフィルム24で封止しておく。
【0014】この状態でマントルヒータ21を加熱し、
ヒートパイプ3を所定時間保温すると、作動流体である
アンモニアが加熱膨張し、最もリークしやすいと思われ
る先端部より漏れ出し、梨型フラスコ23内に溜る。所
定時間後マイクロシリンジにてテフロンフィルム24部
より、梨型フラスコ23内部に溜ったガスを、ガスクロ
マトグラフ1に導入する。
【0015】得られたクロマトグラムにおけるアンモニ
アのピーク高さ(単位:mm)を測定し、この数値を先
に作成した検量線に当てはめることにより、試料ガス中
のアンモニアガスの濃度C(単位:nl/ml=pp
m)を求めることができる
【0016】最後に、梨型フラスコ23の容積V(m
l)とヒートパイプ3の保温時間(試料ガス採集時間)
T(sec)を合わせ、(1)式によりヒートパイプ3
のリーク量L(ml/sec)を算出する。
【0017】L=V・C/T・・・(1)
【発明の効果】以上説明したように本発明は、アンモニ
アヒートパイプのリーク検査に関し、従来合否判定程度
しかできなかったものからリーク量の定量化を可能とし
たので、製品の長期寿命保証等も実施できるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ガスクロマトグラフ 3 ヒートパイプ 11 FTD(フレームサーミオニック検出器) 12 アンモニアガススタンダードリーク発生装置 21 マントルヒータ 22 シリコン製ゴム栓 23 梨型フラスコ 24 テフロンフィルム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンモニアガススタンダードリーク発生装
    置を使用して規定量のアンモニアガスを発生させ、フレ
    ームサーミオニック検出器を取付けたガスクロマトグラ
    フに導入して、クロマトグラムを得、得られたクロマト
    グラムにおけるアンモニアのピーク高さと、導入したア
    ンモニアガスの濃度との関係を示す検量線を作成し、
    定対象のアンモニアヒートパイプより採取したリークガ
    スを前記ガスクロマトグラフに導入して、クロマトグラ
    ムを得、このクロマトグラムのピーク高さと前記検量線
    からリークガス中のアンモニアガス濃度を求め、採取時
    間及び採取容器の容積との関係から全体のリーク量を求
    めることを特徴とするアンモニアヒートパイプのリーク
    検査方法。
  2. 【請求項2】マントルヒータにアンモニアヒートパイプ
    をセットし、その先端にはシリコン製ゴム栓を介しても
    う一方の口をテフロンフィルムで封止した梨型フラスコ
    を取付け、この状態でマントルヒータを所定時間保温
    し、末端部より漏出したアンモニアヒートパイプ内部の
    アンモニアガス梨型フラスコ内に溜め、溜まったアンモ
    ニアガスを前記一方の口から前記ガスクロマトグラフに
    導入することを特徴とする請求項1記載のアンモニアヒ
    ートパイプのリーク検査方法。
JP15702593A 1993-06-28 1993-06-28 アンモニアヒートパイプのリーク検査方法 Expired - Lifetime JPH0814468B2 (ja)

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JPH0719767A JPH0719767A (ja) 1995-01-20
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CN1048211C (zh) * 1995-07-17 2000-01-12 何镇华 硅橡胶压力辊包覆特氟伦膜的方法
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JP6296302B2 (ja) 2012-02-29 2018-03-20 三菱ケミカル株式会社 アクリロニトリルの製造方法
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