JPH081434U - 生体電気信号フィードバック装置及び生体電気信号表示装置 - Google Patents

生体電気信号フィードバック装置及び生体電気信号表示装置

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 生体から発せられる電気信号を求め又その周
波数を制御しつつ生体にフィードバックすることにより
生体の機能を改善する手段を得る。 【構成】 一対の電極9とアナログ信号増幅器21と、
アナログからデジタルへの変換器23、関心のある周波
数48を選択する選択器29と表示モニタ45及びデジ
タル信号を異なった周波数として識別し周波数を表示
し、周波数が所定の幅の内側にあるか外側にあるかを決
定するコンピュータ27より構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、概ね生体からの生体電気的信号の受容及び処理に係るものである。 一層詳細には、本考案は生体電気的信号を受容し、該信号を処理し、生体へ信号 を送り返して、生体が選択された周波数を抑制するよう、或いは促進するように する改良された装置に係る。
【0002】
【従来の技術】
1960年以来多くの種類のフィードバック型方法及び装置が知られている。 幾人かの研究者による初期の研究に於いては、半身不随、即ち脳の運動中枢が損 傷し体の横半分が麻痺した状態、になった人の生体電気的フィードバックが注目 された。
【0003】 1960年に、マリナシー(A.A.Marinacci)及びホランド(M.Horande)は左側 半身不随に関しての神経フィードバックについて研究した。「神経筋の再教育に 於ける筋電図("Electromyogram in Neuromuscular Re-education " Bulletin o f the Los Angeles Neurologic Society ,25:57-71,1960) 」で報告されているよ うに、彼らは麻痺した左腕の筋肉にニードル電極を差込み、随意の神経インパル スがないことを見つけることができた。彼らは電極を正常な右側の三角筋に差込 み、患者に、筋肉の活動がどのように聴覚のフィードバックを生成することがで きるのかを見せた。その後、電極を麻痺した左側の三角筋に挿入した。患者は、 以前は検知し得る活動が見られなかった場所に於て10〜15%の運動活動電位 を生成することができた。同一の手法が他の筋肉の部位に於て成功裡に使用する ことができた。
【0004】 1964年に、アンドリュー(J.M.Andrew)が、「筋電計による半身不随の神 経筋の再教育("NeuromuscularRe-education of the Hemiplegic with the Aid of the Electromyograph,"Achieves of Physical Medicine and Rehabilitation ,4 5:530-532,1964) 」に報告されているように、不随になった三頭筋に筋電図( EMG)の電極を挿入された半身不随の患者を用いた研究を報告した。聴覚のフ ィードバックが、被検者が音及び運動を生成しようとする際に、与えられた。1 5分間試験が行われ、20人の患者のうち17人に於て運動活動電位の増加が見 られた。
【0005】 1973年に、ジョンソン(H.E.Johnson)とガートン(W.E.Garton)が、「筋 電計装置を用いた半身不随に於ける筋肉の再教育("Muscle Re-education in-Hem iplega by use of Electromyograph Device",Achieves of Physical Medicine a nd Rehabilitation, 54: 320-325, 1973)」にて論じているように、10人の半身 不随患者についての報告をし、この報告に於て彼等は10人の半身不随の患者に 対してEMGの手法を、アンドリューの研究に於て見られるような単に随意の運 動の復元としてではなく、全体的なリハビリテーションに於ける補助として用い た。10人の被検者のうち5人は十分に回復し、麻痺した側の足の矯正を取除く ことができた。
【0006】 1974年にはブラドニー(J.Brudny)等がEMGフィードバックを用いて1 3人の片側不全麻痺を含む36人の患者を治療した。このことは、ブラドニー( Brudny,J.)、コレイン(Korein,J.)、レヴィドー(Levidow,L.)、グリンバム( Grynbaum,B.B.)、レイバーマン(Lieberman,A.)及びフリードマン(Friedman,L .W.)の「随意運動の中枢神経障害の治療の条件としての感覚神経のフィードバッ ク治療("Sensory Feedback Therapy as a Modality of Treatment in Central N ervous Disorders of Voluntary Movements",Neurology,24:925-932,1974)」に 記載されている。この研究に於てはニードル電極を差し込む代わりに表面電極が 用いられた。2人の患者では、変化は起こらなかった。1人の患者に於て、筋肉 の痙攣が軽減された。6人の患者に於ては、先端の機能が回復し、4人の場合で は、把握することが可能となった。
【0007】 また、1974年には、スワーン(D.Swaan)、バン・ウエリンガー(P.C.W.Va n Wieringer)及びフォッケマ(S.D.Fokkema)が半身不随を4人含む7人の患者に ついてのEMGフィードバックを研究した。このことは、「望まない運動活動を 抑制するための聴覚の筋電図のフィードバック治療("Auditory Electromyograp hic Feedback Therapy to Inhivit Undesired Motor Activity",Achieves of Ph ysical Medicine and Rehabilitation,5 7:9-11,1974 )」に記載されている。被 検者は、自らの四頭筋を収縮しながら長腓骨筋を抑制するよう教られた。フィー ドバックと共に、慣用のリハビリテーション方法が、腓骨筋の望ましくない過剰 活動を抑えるために用いられた。四頭筋の補強及び長腓骨筋の抑制が得られたと は言えなかった。
【0008】 1975年にはバスマジアン(J.V.Basmajian)、ククルカ(C.G.Kukulka)、ナ ラヤン(M.G.Narayan)及びタケベ(K.Takebe)が、「動作後の尖足の生体フィー ドバック治療と通常のリハビリテーション技術との比較:自発的制御及び強度の 効果("Biofeedback Treatment of a Foot-Drop After Stroke Compare With Sta ndard Rehabilitation Technics:Effects on Voluntary Control and Strength" ,Achieves of P hysical Medicine and Rehabilitation,56:23-236,1975)」にて 繰返し動作後の足首の背屈麻痺の場合に於ける通常のリハビリテーションの方法 の結果とEMG生体フィードバックと物理的治療法を加えたものとを比較した。 筆者らは生体フィードバックにより治療した組の患者に於ける動きの強度及び幅 の両方の増加は訓練により制御された組の患者の達成したものの2倍であったと 主張した。二組の患者は一定的に一致しなかった。生体フィードバックを物理的 治療に加えたとき、その混合された変数を制御することは出来なかった。
【0009】 1976年にはテイラー(L.P.Taylor)及びボンガー(B.Bongar)は「生体フ ィードバックの治療の臨床的適用(Clinical Applications in Biofeedback The rapy, Psychology Place,Los Angeles, Clifornia,1976)」に於て脳血管障害患 者の治療に筋電フィードバック法を用いることを述べた。患者は、一連の筋肉を 、他の部分を同時に楽にした状態で、抑制するよう教えられた。例えば親指の伸 展を容易にできる状態で親指の屈曲を抑制することが試みられた。
【0010】 1979年にはキーフェ(F.Keefe)及びトロンブリー(K.Trombly )が米国生 体フィードバック学界の会報(The Proceedings of Biofeedback Society of Am erica, Tenth Annual Meeting,February,1979 in San Diego, California)で表 わされた「損われた運動感覚神経:EMGフィードバックは助けることができる か("Impaired Kinesthic Sensation:CanEMG Feedback Help?") 」にてEMGフ ィードバックを、半身不随の患者が手足の位置を、その手足を見ることなく判断 するのに役立てた。患者は正確な手足の位置決めに於けるENG生体フィードバ ックの効果を評価するために、A−B−A−Bなる図に従ってフィードバックを 取去る検査をうけた。可聴周波のフィードバックによるEMGフィードバックを 行うと基準線(baseline)に対する動きに於て改善が見られた。フィードバック を取除くと動きは減小し、再びEMGフィードバックを起すと、動きは再度改善 した。患者は腕の機能を改善するためにEMGフィードバックの訓練を用いるこ とができるようになった。
【0011】 1979年にコヘイル(R.Koheil, et al)はオタリオ小児麻痺センターで、関 節位置訓練器(Joint Poition Trainer )を開発し3人の半身不随者に対し手足 の位置についての正確なフィードバックを提供した。このことは、米国生体フィ ードバック学界の会報(The Proceedings of Biofeedback Society of America, Tenth Annual meeting,February,1979 in San Diego, California)で表わされ たコヘイル(Koheil,R.)、マンデル(Mandel,A. )、ハーマン(Herman,A. )及 びアイルス(Iles,G. )の「発作患者に於ける膝の過剰伸展についての関節位置 訓練:予備実験に於ける結果("Joint Position Training Hiper Exteysionof t he Knee Instroke Patients: Preliminary Results" )」に記載されている。関 節位置訓練器は筋肉活動のフィードバックというよりも、むしろ位置のフィード バックを与えるものであり、足錠に取付けられた測角器と膝の関節角の聴覚的な フィードバックとを結びつけたものである。3人の患者のうち2人は膝の過剰伸 展の制御をよりよくできるようになり、歩き方が改善された。
【0012】 これらに関連した技術による結果には限界があった。何故なら、発生された周 波数は容易に決定されるものではなく、その発生された特定の周波数を認識する ことは困難であり、また、被検者はこれらの周波数を制御することができなかっ たからである。
【0013】 その他の研究努力が、特に、脳から発せられる生体電気的信号についてはらわ れた。初期の研究のうちの一つが、1966年マルホランド(T.Mullholland)及 びエヴァンズ(C.R.Evans)によって示され、彼らは脳から発せられるα波(概ね 7.5−11.5ヘルツ)を使用して被検者によって認識可能なフィードバック 信号を駆動し、やすらぎを与えたことを述べた。このことは、ネイチャー(Mull holland,T.,Evans,C.R.Nature,211:1278,1966 )に記載されている。α波を抑制 することは、α波が生成された際に、被検者が音或いは光を認識することによっ て或る程度可能であった。しかし同様に、生体電気的信号の特定の周波数の変化 により被検者が特定の周波数を容易に感知しそして抑制或いは促進することはで きなかった。
【0014】 他の脳電図(EEG)フィードバック装置がスパンダ(Spunda, J.)とラデ ィルウエイス(Radil-Weiss,T.)の「優性EEG活動の瞬間周波数の測定のため の簡単な装置("A Simple Device for Measuring the Instaneous Frequency of the Dominant EEG Activity",Electroencephalographic Clinical Neurophysio logy,3 2:434,1972)」に記載されている。この装置は、EEG周波数を、帯域解 析を用いる解析のために、電圧レベルに変換した。一組の波形発生器は、周波数 に対応する電圧レベルとなる瀘波された信号の積極的に指定した零点の各々に於 てフリップフロップによって駆動する。
【0015】 もう一つのEEGフィードバック装置がヒックス(Hicks,R.G.)及びアングナ ー(Angner,E.)の「EEG時間関係の装置による見積り("Instrumental Evaluat ion of EEG Time Relationships", Psychophysiology,6:44,1970)」に記載され た。この装置はフィードバック装置としてピーク検出及び典型的な論理回路を使 用して皮質波からのEEG波の分時間の移動を解析した。
【0016】 また、ボウドロット(Boudrot,R.)の「α波検出及びフィードバック制御装置 (An Alpha Detection and Feedback Control System, Psychophysiology,9:467 ,1972)」に於ては、フィードバック装置がα波を取出し患者に聴覚的及び視覚的 刺激のフィードバックを与えた。その後、フェイファ(Pfeifer,E.A.)及びアッ セルマン(Usselmann,C. )、の「被検者にフィードバック刺激を与えるEEG信 号のための万能増幅分析器("A Versatile Amplitude Analyzer for EEG Signal s to Provide Feedback Stimuli to the Subject",Med. Biol.Eng. 8:309,1970) 」に於ては、フィードバック装置はEEGの修正の研究に於て振幅を解析し被検 者にきっかけを与えるフィードバックを与えた。これにより、論理素子と表示器 とを結びつけた帯域解析を用いることが可能となった。
【0017】 更に、「生体の神経回路網の制御のための装置及び方法("System and Method for Controlling the Nervous System of a Living Organism") 」と名付けられ た1974年9月24日付米国特許3,837,331号に、もともとアナログ である生体電気的信号の特定の周波数を決定する装置及び方法が記載されている 。この装置は他の装置と同じように帯域解析或いは、特定の周波数を瀘波する他 の技術を用いることにより対象となる特定の周波数を研究するものである。
【0018】 帯域解析に於て、アナログ瀘波器は与えられた時間に於てどの程度の周波数が 発生されているかを解析し、或いは時間及び電圧に関係した周波数を解析するも のである。要求される装置は、生体電気的フィードバック装置に通常使用される 構成部品に加えて、精密な減衰器、能動帯域瀘波器、及び修正手段及び積分手段 を含んでいる。更に、帯域解析或るいはパワースペクトル解析は、関心のある特 定の周波数を分離する必要がある。かかる解析は典型的には、特別な解析技術及 び多大な計算時間を必要とするコンピュータに於て実行される。パワースペクト ル解析は生体電気的信号の変化量、或いは、一つの若しくはそれ以上の信号チャ ンネル間に於ける共変量を見る。信号は強度密度に関連した異なった周波数帯域 に分けられ、フーリエ級数プログラムを用いて解析される。
【0019】 上記の方法はわずらわしく、時間のかかるものであるだけでなく、不正確なも のである。周波数について得られた結果は、使われた解析手法が指数或いは対数 解析に基いているため、しばしば歪んだものとなる。上記の手法に於て抑制或い 促進をする上で所望の実際の周波数を決定できたとしても、このことはかかる装 置の誤差の範囲からして精々偶然でしかない。
【0020】 また、上で参照したの装置には、解析の目的で、見直し及び操作を行うための 、検査下に於ける変化する周波数を表示し、記憶する適当な手段が欠けている。 しかし最も重要なことは、これらのEEGフィードバック装置には、一度被検者 が対象となる特定の周波数を抑制或いは促進することを学習した後、被検者の改 善の程度を評価するための、或いは、被検者へ応答するための、選択された限界 値或いは閾値を設定する能力が欠けている。
【0021】 上記の不具合は本考案により解決される。かかるこれらの不具合を解決する装 置は神経心理学及び神経生理学の分野に於て注目されている。研究者と実行者は 本考案の価値を直ぐに認識するであろう。更に、精神的外傷、薬物常用或いは遺 伝的異常により神経障害を受けた人は本考案から大きな利益を得ることができる 。本考案は診断のための機械としてだけでなく、身体特に脳の異常或いは神経疾 患を治療する手段として動作する。
【0022】
【考案の要旨】
本考案は、二つの実施例を含んでいる。
【0023】 第一の実施例は生体或いは人体のアナログの生体電気的周波数を検知し表示す ることに係り、人体の選択された位置に於てアナログの生体電気的信号を検知す る過程と、アナログの生体電気的信号を増幅する過程と、アナログの生体電気的 信号を特定の周波数を示すデジタル信号に変換する過程と、関心のある特定のデ ジタル信号を選択し時間について連続な波形の型式でその関心のある特定の信号 を表示或いは記憶する過程とを実行する。
【0024】 上記の過程を実行するための装置は、人或いは生体に於ける選択された位置に 取付けられアナログの生体電気的信号を受入れる受容器手段と、該受容器手段に よって受入れられたアナログの生体電気的信号を増幅する受容体手段と関係付け られた増幅器と、アナログの生体電気的信号をその電気的周波数を表わすデジタ ル信号に変換するアナログ・デジタル変換器とを含む。変換器は増幅器から増幅 されたアナログの生体電気的信号を受取る。
【0025】 コンピュータは、所定の期間に亙ってデジタル信号のうちの一つの振幅を積分 し、時間についての電圧に於ける変化を決定しこれにより人間或いは生体から放 出された電気的周波数を決定する電圧によって、その結果の値を割り算するのに 使われる。そして、コンピュータは電圧によって割られた結果の値を時間につい て作図できる型式に変換する。規定された型式で表された電気的周波数を表示す る表示モニタを組入れてよい。
【0026】 更に、時間についての電圧によって割られた結果の値を記録する磁気ディスク 記録が、続いて行われる見直し或いは解析のための情報を記録するために使われ る。
【0027】 本考案の第二の実施例は、上記の第一の実施例にて実行される過程に加えて、 関心のある特定のデジタル信号が所定期間に選択された振幅の閾値内にあるとき に人間へ或る信号を送る過程と、人間が関心のある特定のデジタル信号の振幅に 作用できるように人間を精神的に集中させる過程とを実行する。このことにより 、人は自分の体の選択された場所に於て放射されたある相当するアナログの生体 電気的周波数に作用ができるようになる。
【0028】 特定のデジタル信号についての振幅を設定する過程に続いて加えられる過程に 、選択されたデジタル信号の振幅を時間について積分し振幅の閾値電圧によって 割る過程を含んでいてよい。これにより、選択されたデジタル信号の電圧が変化 しているかどうか、従ってこれに対応するアナログの生体電気的周波数が抑制或 いは強められているかどうかを決定することになる。
【0029】 またもう一つの過程として選択されたデジタル信号を連続の波形として表示し 、該連続波形と関係付けて水平線として電圧の閾値を表示することにより対応す るアナログの生体電気的周波数が抑制され、或いは促進されていることを容易に 決定する過程を加えてもよい。
【0030】 同様に、見直し及びデータ操作のためにデジタル信号を磁気媒体に記録する記 録過程が加えられてよい。
【0031】 時間について変化する波形として関心のある特定のデジタル信号を連続的に表 示する過程が組込まれることができ、ここでは振幅の閾値の電圧が直線として表 示される。
【0032】 関心のあるアナログの生体電気的信号に関係のないかけ離れた信号を抑える過 程が望ましくない雑音を抑えるために使用されてよい。
【0033】 第二の実施例に於て使用される装置は前記の装置と類似する。生体電気的信号 を検出する過程は作用されるべき人体の選択された位置にて置かれた二つの電極 を用いることによって達成される。増幅する過程は、その電極に関係結合され電 極間の電位差を識別する信号増幅器を用いることによって達成される。変換する 過程は、時間について電圧の変化を示す信号を受入れ、電圧の変化をデジタルパ ルスに変換するアナログ・デジタル変換器を用いることによって達成される。
【0034】 選択する過程は、特定のアナログの生体電気的周波数に相当するデジタルパル スを選択する数値解析器を用いて、達成される。送る過程は、電極間に認識され たアナログの生体電気的周波数が或る所定期間について或る所定の幅の中にある ときに人間に対して発せられる光或いは音を使うことによって、達成される。表 示する過程は、時間について連続の波形として特定のデジタル信号を表示する波 形スクローラを用いること及び波形スクローラによって作図されるように時間に ついて連続波を表示するモニタを用いることによって、達成される。積分する過 程は積分を計算できるコンピュータを用いることによって達成される。
【0035】 本考案の他の局面及び利点は以下の好ましい実施例の説明及び添付の図面によ り明らかになるであろう。これらは例として本考案の原理を示したものに過ぎな い。
【0036】
【実施例】
図面に於て符号が各要素を示すように、生体5が、図1〜図4に模式的に示さ れるように、受容手段7を用いることによりモニタされる。受容手段7は、図3 に於てウサギ11、図4に於て人13に取付けられるように示されている鉄を含 む物質からなる少なくとも二つの電極9を含む。電極9は、体の、関心の対象と なり得る生体電気的信号を発する如何なる部分にも置くことができる。図3及び 図4に於ては、ウサギ11の頭15及び人13の頭17の生体電気的信号が関心 の対象となっている。二つの電極9間の電位差は時間について感知され、ワイヤ 19によって増幅手段或いは増幅器21へ伝達される。ここで使われている一つ の増幅器はモレンドシノ(morendocino)マイクロコンピュータEEG増幅器か、 これと同等のものである。増幅器21は生きている生体から生じる生体電気的信 号のようなアナログ信号を増幅できる種類のものである。生体電気的信号は、典 型的には非常に僅かであり、電気的手段によって容易に解析できるものではない ので、増幅が必要となる。かかる増幅は脳電図に適用される技術に於て普通に知 られているものである。
【0037】 アナログの生体電気的信号が十分に増幅されると、その信号は、アナログの生 体電気的信号に於ける周波数特性に対応する離散的なデジタル信号を生成するた めに、アナログ・デジタル変換器手段23によってデジタル化、或いは復調され る。幾つかの信号瀘波が復調に先立ってアナログの生体電気的信号を正確に処理 するために必要であろう。アナログの生体電気的信号の復調はDASH−16ア ナログ/デジタルインプットカード25(DASH-16 analog/digital input card を用いることにより達成することができる。このインプットカード25はメトラ バイト社(Metrabyte Corp.)によって製造されたものであり、パーソナルコンピ ュータのための高速多機能アナログ/デジタル I/O 拡張ボードである。
【0038】 DASH−16は、D.M.A.モードに於て最大処理速度(throughput rat e)60キロヘルツを与える変換時間が12マイクロ秒の産業用標準(HI-674A)1 2ビット逐次近似変換器を使用している。チャンネル入力の構成は、ボード上に 於て選択可能に切換えられ、16個のシングルエンドチャンネル或いは90dB の同相除去比及び±10vの同相電圧幅の8個の差動チャンネルの間で一つ選択 できる。
【0039】 アナログからデジタルへの変換は、ソフトウエアのコマンド、内部のプログラ ム可能な間隔計時機構、或いは、アナログ・デジタル変換器への直接の外部のト リガの三つの手法のうちの一つにより開始されてよい。アナログ・デジタル(A /D)の変換の終りに於てデータは、プログラム転送、割込み、D.M.A.の 三つのうちの何れかによって転送されることができる。全ての動作モードはDA SH−16上の制御レジスタによって選択され、また付随する有用なソフトウエ アによって補佐される。
【0040】 高入力インピーダンス幅は、単極では+1V、+2V、+5V及び+10V、 双極では、+/−0.5V、+/−1V、+/−2.5V、+/−5V及び+/ −10Vのうちからの選択可能に切換えられる。これらの幅は全てのチャンネル について共通であり、入力計装増幅器の利得によって制御される。他の幅は個別 にユーザーによって取入れられた抵抗体によって設けられる。全ての入力は低ド リフト、高速安定計装増幅器/標本保持の組合せを介して多重化され、チャンネ ル入力の構成は選択可能に切換えられ、16のシングルエンド或いは8の差動チ ャンネルのうちの何れかとして動作する。
【0041】 3チャンネルのプログラム可能な間隔計時機構(Intel 8254)は250キロヘ ルツから毎時1パルスの間のどの速度でもアナログ・デジタル変換器へトリガー パルスを与える。二つのチャンネルは内部の1メガヘルツの水晶時計(DASH −16Fに於て任意に10メガヘルツを選択できる)からの固定された分周器構 成に於て動作される。第三のチャンネルは拘束されておらず、ゲート16ビット 2進カウンタを与える。2進カウンタは事象或いはパルスを数えること、遅れて トリガを出すこと及び他のチャンネルと共働して周波数及び周期測定を行うこと に使うことができる。
【0042】 二つのチャンネルは12ビットのD/A出力を多重化する。D/A変換器は0 から+5Vの出力を与えるようにDASH−16ボードから与えられる−5Vに 固定された基準により動作される。選択的に外部のD.C.、或いは、A.C. の基準が、A.C.信号に於て異なった出力幅或いはプログラム可能な減衰作動 を与えるために用いられてよい。D/A変換器は二重に緩衝され、瞬間的な単一 過程を更新する。
【0043】 −5V(+/−0.05V)の正確な基準電圧出力は、A/D変換器の基準よ り得られる。典型的な使い方はD/A変換器へD.C.基準入力を与え、ユーザ ーの供給した入力回路にオフセットとブリッジ励起を与えることである。
【0044】 デジタルI/Oは、4ビットのTTL/DTLに互換性のあるデジタル出力と 4ビットのデジタル入力とからなる。独立のI/Oポートとしてアドレスされて いる他に、デジタル入力の幾つかは、或るモードに於てA/Oトリガーとして及 びカウンタ・ゲート制御入力としての二重の役割をする。
【0045】 アナログ/デジタルインプットカード25は改造されたパーソナルコンピュー タ27の中に組入れられる。このパーソナルコンピュータは、IBMPC或いは XT型の如くアナログ/デジタルインプットカード25により十分に仲介させら れることができるものとできる。
【0046】 感知された或るアナログの生体電気的周波数に関して、デジタル信号の結果は 更に解析することができる。選択手段29により、モニタされるべき特定の生体 電気的なアナログの周波数に相当する特定のデジタル信号を分離するよう十分に デジタル信号を操作することができるようになる。この機能はDASH−16カ ードを用いることによって達成することもできる。
【0047】 コンピュータ27は8087数値処理カード29を拡張メモリカード30と共 に含み、数値処理カード29により、研究されるべき生体電気的周波数に相当す る関心のある特定のデジタル信号を他のものの中から選択することが可能となる 。かかる選択は、デジタル瀘波の分野に於て通常知られている或るデジタル瀘波 器を用いてデジタル分離によって実行することができる。これらの技術の多くは 、DASH−16カードを使用することにより実行される。
【0048】 更に計算手段31が特定のデジタル信号の強度を所定の期間に亙り積分するた めに使われる。結果の値は、時間期間についての電圧に於ける変化を決定し従っ て人或いは動物によって発せられた生体電気的周波数を決定するマイクロボルト 単位の電圧によって割り算される。この計算は特定のアルゴリズムによって動作 されるコンピュータ27によって達成される。特定のアルゴリズムはここで開示 され、添付の参考A(Appendex A)に於て説明されている。参考Aはソフトウエア の例及びそれらの相互関係について記載した表である。キーボード28を有する コンピュータ27は、その後マイクロボルト単位の電圧で割られた結果の値を時 間について作図可能な書式に変換する。キーボードにより閾値が入力される。そ の閾値は、結果の信号の振幅が或る振幅の範囲内にあるときに(生体電気的信号 は或る特定の周波数内にある。)信号発生手段が人間に対し聴覚的、視覚的或い は感知し得る信号であって生体電気的周波数が所定の範囲内にあることを示す信 号を発生するように設定することができる。初期設定された、或いは技術者若し くはモニタしている被検者によって変更される簡単なアルゴリズムによる振幅感 知手段35が用いられる。
【0049】 信号発生手段33は、モニタする電極9によって取入れられた周波数が初期設 定の周波数領域の中にあることを被検者に示す音、光、又は一連の音或いは光を 発する簡単な光箱或いは音箱37である。勿論、信号発生手段は被検者によって 感知し得る他の型の刺激とすることもできる。一つの考えられる手法としては、 ビデオ付のゲームを用いる方法がある。このビデオゲームは、脳波の周波数を制 御する方法によって制御することのできるアニメーションを表示する。
【0050】 被検者が或る帯域内の生体電気的周波数が感知し得ると気付くとフィードバッ ク現象が可能になる。被検者は信号発生手段33からの刺激を得ることに精神的 に集中し、これにより被検者は電極9の置かれている場所に於て発生する生体電 気的周波数を変化するように訓練できるようになる。被検者がこれらの発生され る周波数が初期設定の範囲内にあるかどうかについて注意することができるよう になると、所定の種類の生体電気的周波数は促進され、容易に生成されるように なるか、或いは、抑制されるようになり得る。
【0051】 更に、抑圧手段39或いは人工的な抑圧装置は信号発生手段33を普通に動作 してしまう望ましくない信号を抑えるために使うことができる。望ましくない信 号には、被検者の筋肉内に於ける生体電気的活動に起因する「雑音」が含まれる 。被検者の耳或いは体のその他の部分に基準線ワイア41を取付けることにより 、耳に基準を有する双極接続が用いられてよい。かかる被検者の耳或いはその他 の部分は抑圧する手段33へ或る信号を発し、抑圧する手段33は電極9から受 取られた比較可能な信号を抑圧すべきことを表示する。抑圧手段39の構造及び 機能はこの分野に於て通常知られているものであり、ここで更に言及しない。電 極9の周り以外の場所から発せられた関心のない大きく外れた生体電気的周波数 は抑えられるべきであるといえば十分であろう。抑圧に必要な回路は、図4に示 されている如き増幅器21或いはコンピュータ27の中に見ることができる。
【0052】 表示手段43或いはモニタ45は波形スクローラ表示カード45及びグラフィ ック表示カード46と関係付けられて用いられ、処理された生体電気的信号から の結果である復調された或いは処理されたデータを表示する。グラフィック表示 カードはヘラクレスモノクロームカード(Hercules Monochrome )であるが、多 くのIBM互換性のあるカードを使うことができる。波形スクローラカード45 はモニタ上に時間についてデータ点を表示するコンピュータグラフィックの分野 に於て通常知られているものである。
【0053】 関心のある特定の周波数は、関心のある特定の周波数が抑制されているか或い は促進されているかによって振幅が変化する正弦波48として表示される。一層 詳細には、波形スクローラカード47が計算手段31によって受取られたデータ を処理し、モニタ45上にそれを表示する。表示された実際のデータは、生体電 気的信号を構成する関心のある特定の周波数を表わす関心のあるデジタル信号を 時間について積分した値をマイクロボルト単位の電圧で割ったものである。上限 及び下限の閾値レベルを設定し、表示モニタ45上に水平線49として表示する ことが可能である。水平線49は特定の生体電気的周波数に関連して特定のマイ クロボルトの尺度を表わす。正弦波の振幅が水平線49によって導入された限界 値を越える場合、信号発生手段33或いは光若しくは音箱37は被検者へ特定の 周波数が抑圧或いは抑制されていないことを示す特定の信号を送る。正弦波48 が水平線49内にあるときには、被検者は、関心のある特定の生体電気的周波数 が水平線49によって確定されるマイクロボルトのレベル内に少なくとも抑えら れていることを示す、別の信号を受ける。被検者による実行に基いて水平線49 は、信号発生手段による報酬の応答を達成するために最小の生体電気的周波数で さえ生じるよう互いに近接するようにできる。勿論、光或いは応答装置を用いて も用いなくてもよい。
【0054】 この分野に於て通常知られているタイミング回路を含むタイミング手段51は 、生成される生体電気的周波数のレベルが報酬信号が与えられる前に規定の限界 値内に留まっていなければならない所要時間を決定するのに使うことができる。 この所要時間は被検者の特定の生体電気的周波数の生成を抑制する能力が改善さ れると短くすることができる。この所要時間を変化させることができるというこ とは本考案の一つの特徴であり、訓練される被検者及び被検者によって進歩する 熟練の程度に応じて臨床上及び治療上の要求を非常によく満たすことができる。
【0055】 記録手段53は磁気媒体或いはハードディスク55或いはフロッピーディスク (図示せず)上に記録するフロッピーディスクドライブ57に記録するために用 いることができる。もしハードディスク55が使われた場合磁気記憶媒体の分野 で通常知られているハードディスク・コントローラ・カード58が必要となる。 表示モニタ45上に表示された治療の結果は、過去に治療した際の結果と共に比 較できるよう表示できる、或いは将来に治療した際の結果と比較し得る型式で保 存される。被検者の特定の生体電気的周波数を抑制或いは促進することについて の進歩を比較するために統計学上の推測の分野に於て通常知られている非常に多 くのソフトウエアツールを使うことができる。非常に役に立つことは、全ての治 療に於て生成される波形を画面或いは紙の頁の上にその全てを見ることができる ような書式に圧縮するようにすることである。かかる解析は治療を行った全ての 期間に於ける患者の特定の周波数を抑制し或いは促進する能力を見るのに役立つ 。この情報は単に臨床医に役立つだけでなく、被検者にとっても役に立つ。何故 なら被検者が認識する結果が被検者の特定の生体電気的周波数を更に促進し或い は抑制する能力を向上させることになるからである。
【0056】 フィードバックは原則的には信号発生手段33によって被検者に与えられてい るが、表示手段が被検者が自分自身の或る生体電気的周波数の促進或いは抑制に ついての進歩を見ることによって用いることもできる。
【0057】 また、図1及び図3に示されているように、本考案がフィードバック或いは信 号発生手段33を用いずに、単に図示された生体5ウサギ11からの或る選択さ れた生体電気的周波数を正確にそして容易にモニタするために使うこともできる 。また、もし適確なソフトウエア及びハードウエアの改良がEEGをモニタし記 憶する分野に於て知られているように適用されるならば、様々な領域をモニタす る目的で本考案に他の多くの異なったEEG型チャンネルを導入することができ るということは特記すべきことであろう。ここには、本考案を正確に作動させる ための必要なケーブル、プラグ及びジャックの多くは記載されていない。これは 、これらの付属部品がマイクロコンピュータでデータ処理する分野に於て通常知 られているものであるからである。
【0058】 使われるソフトウエアは、下記の如きパラメータ、及び参考A(Appendex A)に 具体化されたパラメータに関し、記載されたハードウエアと共に動作する。当業 者は以下の考察が役に立つことが理解できるであろう。
【0059】 ソフトウェアによるデータ収集はその記憶内のラップ−アラウンドを可能とし 、従ってポインタの比較に於て>或いは、<は意味を持たない。==若しくは! =のみが比較に於ては有用となる。
【0060】 データ収集は、システムが使用可能であれば、連続的に継続される。ポインタ 「ad prt」は常に使用される次の記憶場所を指し示す。このポインタは割り込み 処理ルーチンによって増加( incremented)され、それが生データ・メモリの開 始に設定されているとき、データ収集の開始以外では、他のものによって変化す ることはない。
【0061】 また、データ瀘波はほとんどの情況に於て連続的に継続される。瀘波されたポ インタは常に瀘波器に与えられる次のデータを指し示す。ポインタは、瀘波のプ ログラムに従って増加( incremented)され、データ収集の開始、或いは、デー タの見直しの開始の際を除いて、他のものでは変化しない。
【0062】 作図動作が開始され、停止され、取り消され、再び開始されてよい。二つのポ インタが含まれている。: (1)「 plotted」 次に作図されるデータを指し示す。
【0063】 (2)「 plotptr」 割り込みサービスによって更新され、通常の速度で作図 しているときにもう一つのポイントを作図すべき時間を示す。これらのポインタ は作図方向に従って、増加、或いは減小する。:「int runn」が+1のとき作図 を進め、−1のとき取り消し、0のとき停止する。このようにポインタに「runn 」を与えるとポインタが適当に変化する。
【0064】 プログラムを構成する上で考慮する点が幾つかある。:患者のファイルを用意 すること、患者への接続、プログラムを開始すること、そしてプログラムを実行 すること。患者のファイルを用意すること 患者のファイルの例が以下に示されている。システムに組み込まれた検査編集 プログラム( test editor)を用いて新しいファイルを作成し編集することがで きる。例のファイルはファイルの内容についての覚え書き(Notes)を含ん でいる。新しい患者のファイルが用意されるとき、これらの覚え書きはそのファ イルから消去されてよい。
【0065】 例 c:/adinp/adcoef 20 100 生データ線跡尺度と 人工的な抑圧レベル 20 30 中間部(middle)線跡尺度と閾値 20 20 底部(bottom)線跡尺度と閾値 覚え書き(Notes): 患者の名前はこのファイルの第一行に現れなければならない。
【0066】 adcoefは瀘波係数が見つけられるべきファイルを指定する。これはこのファイ ルの第二行に現れなければならな い。
【0067】 尺度と人工的な抑制レベルは第三行になければならない。
【0068】 中間部線跡のための尺度と閾値は第四行になければならない。
【0069】 底部線跡のための尺度と閾値は第五行になければならない。
【0070】 このファイルの後に何か別の覚え書きが置かれてよく、このファイルはDOS の指令: type patient により、読むことができる。
【0071】 覚え書きはワードスターのようなもの以外の公正なASCIIファイルを作成 するワードプロセッサを用いて書 き加えることができる。プログラムの開始 もしコンピュータが起動されていなければ、フロッピーディスク・ドライブ5 7を開け、電源を入れる。コンピュータは精巧な自己検査プログラムを実行し、 ドライブA:にディスクがあるかどうかをみるであろう。もしドアが開いていれ ば、ドライブA:からは読めないのでハード・ディスク、ドライブC:を読むで あろう。更に幾つかの検査と、ロードを行った後、最後にスクリーン上にDOS のプロンプトを表示するであろう。 C> ドライブA:に患者のファイルの存在しているディスクを挿入するか、或いは 、新しいディスクを作成し、ドアを閉める。キーボードで「EEG」と打ち込み 、続いて Enter」キーを押す。
【0072】 ハード・ディスク55からプログラムがロードされ、「 patient」と呼ばれる フロッピー・ディスク上のファイルを読むことができる。もしそのファイルが見 つからなかった場合、「患者ファイルが見つけられない。(Cannot find patien t file)」というメッセージを出して動作を中止する。
【0073】 もし必要なファイルがそこにあれば、表示器はそのことを示す。表示器は十二 行目に患者のファイルの名前を示す。このファイルは通常、ディスク・ドライブ Aから読み出されるので、表示器には、「a:patient opened」と示されるが、こ のファイルをドライブB或いはC、もしくは、Cのサブディクトリから得るよう に設定することもできる。
【0074】 患者の名前が表示器の十四行目に現れ、尺度付けの情報、ディスク上に保持さ れている最後のファイルの名前、大きさ及び日付けが十四行目にでる。その後、 表示器はもし現在の実験からの結果によるデータを保持すれば、作成される新し いファイルの名前を表示し、そのディスク上に更にどれ位のデータを置けるかを 示す。
【0075】 その後プログラムは示された情報が正しいかどうかを問う。各々の患者のため の個別のディスク及びしばしば一人の患者のための幾つかのディククについて、 この問いに答えなければならない。
【0076】 もし「Y」と打込み、正しい、と答えると、コンピュータ27は更に情報をロ ードし、メニューを表示する。もし「N」(若しくは他の何れかのキー)と答え るとプログラムはディスクを取替えること、或いは別のドライヴに切換えること 、或いは動作を中止することを可能にする。プログラムの実行 「 raw input(生入力)」、「low-pass filtered input (低域透過瀘波入力 )」を示す数値、及び三つの表示された値、「 top」、「 mid」及び「 bot」は 、もともと備わっているか、或いは、本考案によって与えられる複数の尺度因子 を有する。これらの関係は以下の如くである。
【0077】 入力は次の様に定義することができる: 「 raw input」=マイクロボルト単位に計られた増幅器へ与えられる完全に生 の入力。
【0078】 「 sig」=増幅、アナログ/デジタル変換、16ビットの二つの補数表示への 変換及び低域透過瀘波をした後の信号の値。「Sig」は任意の単位で表わされ、 「 sig」の数値は、概ねこれに対応するマイクロボルトの数値より大きいものと なるであろう。Sigはメモリの中に記憶され、4〜7ヘルツ及び12〜15ヘル ツの瀘波器に与えられる。この瀘波器はここで中間部及び底部瀘波器として述べ たものである。
【0079】 出力は以下の如く定義される: 「 top」=「 sig」に応答する頂部( top)線跡の偏向。
【0080】 「 mid」=振幅信号の定常状態の帯域内にある信号が与えられたとき中間部瀘 波器の出力に応答する中間部線跡の偏向。
【0081】 「 bot」=振幅信号の定常状態の帯域内にある信号が与えられたとき底部瀘波 器の出力に応答する底部線跡の偏向。
【0082】 尺度付けは重要であり、以下に述べる。中間部及び底部瀘波器は変化し得るも のであり、尺度付けも変化し得るものであり、そして既に存在するデータを見直 す際に与えられる新しい瀘波器及び尺度を適用することもできるので、瀘波過程 の一部として尺度付けを実行することが簡便である。それ故、「 mid」及び「 b ot」は直接、瀘波器より生成され、表示するために準備され、従ってまたこれら は次のように定義することができる。: 「 mid」=「 sig」を入力とする中間部瀘波器の出力。
【0083】 「 bot」=「 sig」を入力とする底部瀘波器の出力。
【0084】 尺度付けによってもともとのデータの値が変化することは好ましくない。それ 故、低域透過瀘波器の出力「 sig」は、作図されマイクロボルト単位から画素で 計られる線跡偏向へ変換される前に直接に別に尺度付けされる。
【0085】 尺度因子は正確に設定されなければならない。尺度付けは、他の機能、例えば 信号増幅、アナログからデジタルへの変換及び瀘波等の副作用のために行われ、 また、システムの操作者が見やすいように尺度を選択的に設定することにより行 われる。
【0086】 詳細なシステムの構成は、画素で測定された線跡偏向に関係したものであるが 、システムの操作者はマイクロボルト毎センチメートルの尺度或いは他の格子単 位で考える方がより楽である。それ故、以下の如き関係が設けられる: 「grid」=ユーザーによって選択された尺度に相当する画素数。適当な値は2 0であり、もしユーザーが50マイクロボルトの尺度を選択すると50マイクロ ボルトの信号の偏向は20画素の作図偏向を生成することになる。
【0087】 コンピュータ27は患者のファイルからの、或いは実行中の手動操作による三 つの尺度の値の入力を備えている。(操作者は「F4」キーを押し、三つの数値 を入れる。)これらの値は以下の様に識別される。: 「iscale[ top]」、「iscale[ mid]」、「iscale[ bot]」。これらは表 示モニタ45上の格子画素の偏向を表わすマイクロボルト単位の信号レベルであ る。
【0088】 与えられた信号に関して注意すべきことは、大きい「iscale」がより小さな画 像を生成するということである。この関係は、例えば高さが二つの格子単位のモ ニタ45上の一つの線跡は、2「iscale」マイクロボルトの信号を表わすという ものである。
【0089】 他の尺度因子を用いることができる。表示モニタ45上に於ける所望の尺度付 けを達成するために、完全には知られていない、或いは理解されていない他の尺 度因子の中から、一連の因子(「 top」、「 mid」及び「 bot」の各々に対して 一つづつ)が実験的に選択される。これらの因子は所望の結果を達成することと なる。これらの値は増幅器21、及び選択手段29と可能な幾つかの他の要素に 関係したものであるが、全て操作者及び患者とは無関係なものであり、従って、 これらは瀘波係数ファイルの中に格納され、操作者によっては変更することがで きない。これらはメモリ内に格納されている任意の「 sig」の単位と正しいマイ クロボルトの測定値に結びつけ、(コンピュータプログラムに於て)「fullscal [ trace]」と呼ばれる。それ故: microvolts= sig/fullscal[ trace] となる。もし操作者が選択した尺度が格子の大きさに等しければ、一つの画素が 1しマイクロボルトに相当する。もし操作者が異なった尺度付けを選択すれば、 更に作用を受けなければならない。
【0090】 top= sig/fullscal[top] ×grid/iscal[top] 頂部線跡のための幾つかの因子は結合されて信号の因子となる。便宜上のこの 因子は係数アレイに格納される。
【0091】 coeff[ top][16] =grid/(「iscale[ top]」×fullscal[ top]) それ故作図プログラムに於て行われる乗算は: top= sig× coeff[ top][16] となる。ここで「 sig」は任意の単位であり、[ top]は画素単位である。 中間部及び底部線跡のための「fullscal[ trace]」の値は「 sig」の単位に於 けるマイクロボルトへの関係と同一のものを含み、また、瀘波器の利得について 補正されている。上記の如く、格子の大きさと操作者が選択した尺度付けは「fu llscal[ trace]」と共に一つの信号の因子として纏められる。便宜上これは瀘 波器係数アレイの中に格納される: coeff[ top][16] =grid/ (「iscale[ trace]」×fullscal[ trace])として格納される 。これらの因数は、瀘波器入力に於てデータ(「 sig」の単位の)に適用され、 これにより瀘波器の出力は直接に画素の値となる。
【0092】 閾値がシステムのために設定されなければならない。各々の線跡は各々に関連 した閾値を有し、該閾値は頂部線跡の場合の瀘波器のクランピング、中間部線跡 についての報酬及び底部線跡についての報酬の抑制、に関する決定を導く。それ 故「thresh[ top]」、「thresh[ mid]」、「thresh[ bot]」及びマイクロ ボルト単位の決定値等が患者のファイルから入力され、数値として表示される。
【0093】 頂部線跡に関し、実際の決定はメモリ内に格納された任意の「 sig」の単位で 表わされている、信号のレベルに基いている。それ故頂部線跡のマイクロボルト の閾値は: sigthres =thresh[ top]×fullscal[ top] によってこれらの単位に変換される。
【0094】 他の線跡に関して、実際の決定は瀘波機の出力に基いている。この出力は、既 に画素で表わされており、それ故そのマイクロボルト閾値は m.thresh=thresh[ mid]×grid/iscale[ mid] b.thresh=thresh[ bot]×grid/iscale [ bot] によって画素に変換される。同様の変換が頂部線跡閾値について、閾値をグラフ ィック表示する目的でなされる。
【0095】 topthres =thresh[ top]×grid/iscale[ top] これらの閾値及び尺度因子の計算はモジュール「thhold.c」の一部である関数「 chscale ()」に於てなされる。
【0096】 プログラムの報酬論理回路(reward logic)は正確な動作に対して厳密である 。「 philtre.asm」に於けるデジタル瀘波器は二つの値「bottom.led」及び「mi ddle.led」を生成し、これらの値は、瀘波された信号の積分された振れ幅であっ て、その後信号のために設定された閾値で割算された値を表わす。(これ故数値 >1.0はその信号が閾値より大きいことを意味する。)信号発生手段33の指 示光及びカウンタ(図示せず)はこれら二つの値に依存する。カウンタは、被検 者が検査期間に於て報酬された回数の数値を保つために使うことができる。
【0097】 三つの指示光38がカウンタに加えて設けられてよい。これらは赤、黄及び緑 として参照される。赤は5ヘルツ瀘波器を通った望ましくない周波数と変数「mi ddle.led」によって制御される抑制指示である。黄色は望ましい周波数によって 制御される促進指示である。緑色の光は報酬がカウンタに示されていることを示 す。
【0098】 赤の光はもし「middle.led」が1.0以上になったときに点灯され、5ヘルツ の信号が閾値を越えたことを示す。実際には「middle.led」は或る定 められた上限によって1.0以上になり、赤い光を点灯しなければならず、同じ 量によって1.0以下になり指示を消灯しなければならない。正確に1.0或い はその値に非常に近い場合、指示は変化しない。このことは指示のふらつきを取 除くこととなる。
【0099】 黄色の光は連続的に変化し得る。その明るさは: (15ヘルツの積分−閾値)/閾値 に比例し、「bottom.led」=−1.0 と等価である。
【0100】 黄色の光は5ヘルツの抑制信号と無関係に点灯する。しかしながら、両方の光 は筋肉或いは目の瞬きに於ける活動が検知されると、抑圧手段39の機能として かかる動きが検知された際に1秒間瀘波器への入力がクランプされるので、消灯 することとなるであろう。
【0101】 緑色の光は、一回の報酬を表わす。赤の光が消えた状態で黄色の光が連続的に 0.5秒間点灯すると、緑の光が点灯する。可聴信号が与えられ、カウンタが増 加する。緑の光は0.5秒間点灯し続け、次の報酬があるまで消灯する。プログ ラムは一つの報酬の後から次の報酬を得ることが可能となる前までの間隔を設定 することができ、従って、もし望めば、報酬の周波数を制限することができる。
【0102】 明らかにここで記載した手法は臨床医或いは被検者によって大きく変更するこ とができる。
【0103】 前記記載に於て理解されるべきことは、本考案は改良されたより簡便な、より 正確なそしてより時間のかからない生体からの特定の生体電気的周波数を綿密に モニタし、或いは制御することを提供するということである。本考案による装置 は、容易に適用できる構成部品から組立てることができ、容易に組立てることが できる。更に、診断のために役立つ評価及び患者への適用が非常に改良される。 更にパワースペクトル解析及びアナログの能動帯域信号瀘波を用いなくてもよく なる。
【0104】 本考案は、単に前記の実施例について詳細に説明したが、当業者にとって本考 案から逸脱することなく種々の変型かせなされるということは理解されることで あろう。従って本考案は、以下の請求の範囲によってのみ制限される。
【図面の簡単な説明】
図1は本考案の改良された方法の第一の好ましい実施例
の機能的なブロック図である。図2は本考案の改良され
た方法の第二の好ましい実施例の機能的なブロック図で
ある。図3は被検者を関係付けて示した本考案の改良さ
れた装置の第一の好ましい実施例の右上方からの斜視図
である。図4は被検者を関係付けて示した本考案の改良
された装置の右上方からの斜視図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の改良された方法の第一の好ましい実施
例の機能的なブロック図である。
【図2】本考案の改良された方法の第二の好ましい実施
例の機能的なブロック図である。
【図3】被検者を関係付けて示した本考案の改良された
装置の第一の好ましい実施例の右上方からの斜視図であ
る。
【図4】被検者を関係付けて示した本考案の改良された
装置の右上方からの斜視図である。

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体に於けるアナログの生体電気信号の周
    波数を抑制或いは生成する改良された生体電気信号フィ
    ードバック装置であって、 (a)関心のあるアナログの生体電気信号を発する場所
    に於て人体に接着され、該アナログ生体電気信号を受信
    する受信手段と、 (b)受信された前記アナログ生体電気信号を増幅する
    増幅手段と、 (c)増幅された前記アナログ生体電気信号を該生体電
    気信号に固有の複数の周波数に対応する複数のデジタル
    信号に変換するアナログからデジタルへの変換器手段
    と、 (d)前記複数のデジタル信号の中から、抑制或いは強
    調されるべき特定の周波数に相当する特定のデジタル信
    号を選択する数値解析器を含む選択手段と、 (e)選択された前記特定のデジタル信号が所定の期間
    に於て所定の振幅の範囲内に維持されているとき、人へ
    特定の刺激を与え、これにより刺激を受けた人に前記特
    定の周波数の生体電気信号を抑制或いは生成すべく精神
    的に集中させることが可能である刺激手段と、を含む改
    良された生体電気信号フィードバック装置。
  2. 【請求項2】請求項1による改良された生体電気信号フ
    ィードバック装置であって、更に、所定期間について前
    記所定の振幅の範囲を設定する積分手段を含み、前記積
    分手段は期間について前記特定のデジタル信号の振幅を
    積分し、その積分値を所定の振幅閾値電圧によって割算
    し、これにより前記特定のデジタル信号の電圧が変化し
    ているかどうかを確認し、これにより前記対応する生体
    電気的信号の周波数が抑制されつつあるか或いは強めら
    れつつあるかを確認することを可能とする装置。
  3. 【請求項3】請求項2による改良された生体電気信号フ
    ィードバック装置であって、更に、前記デジタル信号を
    時間について変化する波形として表示し且前記所定の振
    幅の範囲を表示する監視手段を含む装置。
  4. 【請求項4】請求項3による改良された生体電気信号フ
    ィードバック装置であって、更に、見直し及びデータ操
    作のために前記デジタル信号を磁気媒体に記録する記録
    手段を含む装置。
  5. 【請求項5】請求項4による改良された生体電気信号フ
    ィードバック装置であって、更に、前記受信手段によっ
    て受取られた信号のうち前記刺激手段を作動させること
    が望ましくない信号を選択的に設定し抑圧する抑圧手段
    を含む装置。
  6. 【請求項6】請求項5による改良された生体電気信号フ
    ィードバック装置であって、前記受信手段が前記増幅手
    段に接続された二つの電極を含み、前記アナログからデ
    ジタルへの変換器手段が前記増幅されたアナログの生体
    電気的信号を受取るアナログ/デジタル・インプット・
    カードを含み、前記積分手段が前記デジタル信号を受取
    り、該信号を時間について変化する電圧を示すよう処理
    する数値処理カードを含む装置。
  7. 【請求項7】生体の所望の位置に於ける生体電気信号の
    周波数を表示する改良された生体電気信号表示装置であ
    って、 (a)生体の所望の位置に接着され、アナログの生体電
    気的信号を受信する受信手段と、 (b)前記受信手段に接続され、前記受信手段からの前
    記アナログ生体電気信号を増幅する増幅手段と、 (c)前記増幅手段に接続され、増幅された前記アナロ
    グ生体電気信号を該生体信号に固有の複数の周波数に対
    応する複数のデジタル信号に変換するアナログからデジ
    タルへの変換器手段と、 (d)前記複数のデジタル信号のうちの一つデジタル信
    号の振幅を所定の期間について積分し、その積分値を電
    圧によって割算することにより、時間についての電圧の
    変化を確認し、これにより生体から発せられた生体電気
    信号の周波数を確認し、前記の電圧で割算された積分値
    を時間について作図することのできる書式へ変換する計
    算手段と、 (e)前記周波数を観察するために、前記電圧によって
    割算された積分値を前記書式にて表示する表示手段と、
    を含む装置。
  8. 【請求項8】請求項7による改良された生体電気信号表
    示装置であって、更に、継続して見直すために前記電圧
    で割算された積分値を時間について記録する記録手段を
    含む装置。
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