JPH08141505A - 塗布剤 - Google Patents
塗布剤Info
- Publication number
- JPH08141505A JPH08141505A JP6314043A JP31404394A JPH08141505A JP H08141505 A JPH08141505 A JP H08141505A JP 6314043 A JP6314043 A JP 6314043A JP 31404394 A JP31404394 A JP 31404394A JP H08141505 A JPH08141505 A JP H08141505A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- far
- coating agent
- antibacterial
- fine powder
- hydroxyapatite
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 抗菌、防カビ、防湿、保温等の面で優れた効
果を発揮する塗布剤(接着剤、プライマー又は塗料)を
提供する。 【構成】 遠赤外線放射セラミックスの微粉末と抗菌性
ヒドロキシアパタイトの微粉末とを混合させてなる遠赤
外線放射抗菌材を混入し、又は遠赤外線放射セラミック
スの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイトの微粉末とを
混合させてなる遠赤外線放射抗菌材とシリカを主成分と
する中空球状セラミックス微粒とを混入したことを特徴
とする塗布剤。
果を発揮する塗布剤(接着剤、プライマー又は塗料)を
提供する。 【構成】 遠赤外線放射セラミックスの微粉末と抗菌性
ヒドロキシアパタイトの微粉末とを混合させてなる遠赤
外線放射抗菌材を混入し、又は遠赤外線放射セラミック
スの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイトの微粉末とを
混合させてなる遠赤外線放射抗菌材とシリカを主成分と
する中空球状セラミックス微粒とを混入したことを特徴
とする塗布剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗布剤に関するものであ
る。特許請求の範囲を含む本明細書において「塗布剤」
とは(1)建物の内外装用に用いられる接着剤、プライ
マー又は塗料、(2)上水用又は下水用の貯水槽の内面
に塗布される塗料、及び(3)上水用又は下水用の水路
の内面に塗布される塗料をいうものとする。上記(1)
の建物の内外装にはパネルが含まれる。上記(1)にお
いて、接着剤は例えば建物におけるクロス材等の内装材
を壁面に固着するために使用され、プライマーは例えば
コンクリート壁等の表面に塗布され、塗料は例えばコン
クリート壁等の表面にプライマーを介して塗布される。
上記(2)における貯水槽はコンクリート製その他材質
の如何を問わない。上記(3)における水路にはコンク
リート製の略樋状の水路の他、パイプ、土管等が含まれ
る。
る。特許請求の範囲を含む本明細書において「塗布剤」
とは(1)建物の内外装用に用いられる接着剤、プライ
マー又は塗料、(2)上水用又は下水用の貯水槽の内面
に塗布される塗料、及び(3)上水用又は下水用の水路
の内面に塗布される塗料をいうものとする。上記(1)
の建物の内外装にはパネルが含まれる。上記(1)にお
いて、接着剤は例えば建物におけるクロス材等の内装材
を壁面に固着するために使用され、プライマーは例えば
コンクリート壁等の表面に塗布され、塗料は例えばコン
クリート壁等の表面にプライマーを介して塗布される。
上記(2)における貯水槽はコンクリート製その他材質
の如何を問わない。上記(3)における水路にはコンク
リート製の略樋状の水路の他、パイプ、土管等が含まれ
る。
【0002】
【従来の技術】塗布剤たる接着剤、プライマー又は塗料
としてはそれぞれ従来より種々のものが使用されてい
る。
としてはそれぞれ従来より種々のものが使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の塗布
剤は抗菌、防カビ、防湿、保温等の面で充分な考慮が払
われていないという問題がある。このような点に鑑み、
本発明は抗菌、防カビ、防湿、保温等の面で優れた効果
を発揮する塗布剤を提供しようとしてなされたものであ
る。
剤は抗菌、防カビ、防湿、保温等の面で充分な考慮が払
われていないという問題がある。このような点に鑑み、
本発明は抗菌、防カビ、防湿、保温等の面で優れた効果
を発揮する塗布剤を提供しようとしてなされたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、遠赤外線放射セラミックスの微粉末と抗
菌性ヒドロキシアパタイトの微粉末とを混合させてなる
遠赤外線放射抗菌材を混入したことを特徴とする塗布剤
(請求項1)を提供するものである。
に、本発明は、遠赤外線放射セラミックスの微粉末と抗
菌性ヒドロキシアパタイトの微粉末とを混合させてなる
遠赤外線放射抗菌材を混入したことを特徴とする塗布剤
(請求項1)を提供するものである。
【0005】特許請求の範囲を含む本明細書において
「抗菌性ヒドロキシアパタイト」とはヒドロキシアパタ
イトに銀、亜鉛等の抗菌性金属イオンを交換吸着させ、
固定化してなるものをいう。因みに、ヒドロキシアパタ
イトはリン酸カルシウムの一種であり、人工歯根、人工
骨、歯科用セメント等の材料として使用されている安全
性の高い物質である。
「抗菌性ヒドロキシアパタイト」とはヒドロキシアパタ
イトに銀、亜鉛等の抗菌性金属イオンを交換吸着させ、
固定化してなるものをいう。因みに、ヒドロキシアパタ
イトはリン酸カルシウムの一種であり、人工歯根、人工
骨、歯科用セメント等の材料として使用されている安全
性の高い物質である。
【0006】遠赤外線放射セラミックスと抗菌性ヒドロ
キシアパタイトはそれぞれ粒径3μm以下の微粉末であ
ることが望ましい。
キシアパタイトはそれぞれ粒径3μm以下の微粉末であ
ることが望ましい。
【0007】遠赤外線放射抗菌材は例えば遠赤外線放射
セラミックス7重量部と抗菌性ヒドロキシアパタイト3
重量部とを混合させてなるものとする。この遠赤外線放
射抗菌材は、塗布剤に対し、例えば約5〜20重量%の
割合で使用する。
セラミックス7重量部と抗菌性ヒドロキシアパタイト3
重量部とを混合させてなるものとする。この遠赤外線放
射抗菌材は、塗布剤に対し、例えば約5〜20重量%の
割合で使用する。
【0008】また、本発明は、遠赤外線放射セラミック
スの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイトの微粉末とを
混合させてなる遠赤外線放射抗菌材とシリカを主成分と
する中空球状セラミックス微粒とを混入したことを特徴
とする塗布剤(請求項2)を提供するものである。
スの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイトの微粉末とを
混合させてなる遠赤外線放射抗菌材とシリカを主成分と
する中空球状セラミックス微粒とを混入したことを特徴
とする塗布剤(請求項2)を提供するものである。
【0009】シリカを主成分とする中空球状セラミック
ス微粒は、SiO2とAl2O3とFe2O3又はSiO2と
Al2O3とFe2O3とTiO2とよりなる。この中空球
状セラミックス微粒の平均粒径は好ましくは約70〜1
10μmである。
ス微粒は、SiO2とAl2O3とFe2O3又はSiO2と
Al2O3とFe2O3とTiO2とよりなる。この中空球
状セラミックス微粒の平均粒径は好ましくは約70〜1
10μmである。
【0010】遠赤外線放射抗菌材は例えば遠赤外線放射
セラミックス7重量部と抗菌性ヒドロキシアパタイト3
重量部とを混合させてなるものとする。この遠赤外線放
射抗菌材とシリカを主成分とする中空球状セラミックス
微粒は、塗布剤に対し、それぞれ例えば約5〜20重量
%の割合で使用する。
セラミックス7重量部と抗菌性ヒドロキシアパタイト3
重量部とを混合させてなるものとする。この遠赤外線放
射抗菌材とシリカを主成分とする中空球状セラミックス
微粒は、塗布剤に対し、それぞれ例えば約5〜20重量
%の割合で使用する。
【0011】また、塗布剤を所定強度の電界内に所定時
間放置した後、これに前記遠赤外線放射抗菌材又は前記
遠赤外線放射抗菌材と前記中空球状セラミックス微粒と
を混入することが望ましい(請求項3)。
間放置した後、これに前記遠赤外線放射抗菌材又は前記
遠赤外線放射抗菌材と前記中空球状セラミックス微粒と
を混入することが望ましい(請求項3)。
【0012】請求項3における塗布剤は、前記遠赤外線
放射抗菌材又は前記遠赤外線放射抗菌材と前記中空球状
セラミックス微粒とを混入する前に、約3,000〜1
0,000ボルトの静電界内に約30分〜4時間放置す
ることが望ましい。
放射抗菌材又は前記遠赤外線放射抗菌材と前記中空球状
セラミックス微粒とを混入する前に、約3,000〜1
0,000ボルトの静電界内に約30分〜4時間放置す
ることが望ましい。
【0013】
[請求項1の塗布剤]請求項1の塗布剤においては、遠
赤外線放射セラミックスの微粉末と抗菌性ヒドロキシア
パタイトの微粉末とを混合させてなる遠赤外線放射抗菌
材を混入している。この遠赤外線放射抗菌材は遠赤外線
放射セラミックスの作用と抗菌性ヒドロキシアパタイト
の作用の両方を併せ持つ。遠赤外線放射セラミックスは
遠赤外線を放射することにより水の分子を細分化し、水
を活性化させる。従って、塗布剤は水分を保有し難くな
り、防湿作用を発揮する。一方、抗菌性ヒドロキシアパ
タイトは安全性の高いヒドロキシアパタイトを担体とし
て使用しており、抗菌性ヒドロキシアパタイト中に含ま
れる抗菌性金属の水等への溶出も検出限界以下(0.0
5ppm)であるため安全性が高く、長期間抗菌効果を
持続する。抗菌性ヒドロキシアパタイトは抗菌性金属を
用いており、広範囲の細菌やカビに有効である。従っ
て、塗布剤は抗菌作用、防カビ作用をなす。
赤外線放射セラミックスの微粉末と抗菌性ヒドロキシア
パタイトの微粉末とを混合させてなる遠赤外線放射抗菌
材を混入している。この遠赤外線放射抗菌材は遠赤外線
放射セラミックスの作用と抗菌性ヒドロキシアパタイト
の作用の両方を併せ持つ。遠赤外線放射セラミックスは
遠赤外線を放射することにより水の分子を細分化し、水
を活性化させる。従って、塗布剤は水分を保有し難くな
り、防湿作用を発揮する。一方、抗菌性ヒドロキシアパ
タイトは安全性の高いヒドロキシアパタイトを担体とし
て使用しており、抗菌性ヒドロキシアパタイト中に含ま
れる抗菌性金属の水等への溶出も検出限界以下(0.0
5ppm)であるため安全性が高く、長期間抗菌効果を
持続する。抗菌性ヒドロキシアパタイトは抗菌性金属を
用いており、広範囲の細菌やカビに有効である。従っ
て、塗布剤は抗菌作用、防カビ作用をなす。
【0014】[請求項2の塗布剤]請求項2の塗布剤に
は前記遠赤外線放射抗菌材のみならずシリカを主成分と
する中空球状セラミックス微粒が混入されている。従っ
て、前述した遠赤外線放射抗菌材の作用が発揮されるだ
けでなく、シリカを主成分とする中空球状セラミックス
微粒により保温作用が発揮される。
は前記遠赤外線放射抗菌材のみならずシリカを主成分と
する中空球状セラミックス微粒が混入されている。従っ
て、前述した遠赤外線放射抗菌材の作用が発揮されるだ
けでなく、シリカを主成分とする中空球状セラミックス
微粒により保温作用が発揮される。
【0015】[請求項3の塗布剤]請求項3の塗布剤
は、前記遠赤外線放射抗菌材又は前記遠赤外線放射抗菌
材と前記中空球状セラミックス微粒とを混入する前に、
電界内に放置しているため、塗布剤における分子の結合
状態が変化する。従って、塗布剤は、(1)接着力ない
し付着力が高まり、(2)遠赤外線放射抗菌材ないし前
記中空球状セラミックス微粒に対するなじみが良くな
り、(3)乾燥が早くなる。更に、塗布剤にマイナスの
電荷が加えられるため、塗布剤はほこりが付きにくくな
る。
は、前記遠赤外線放射抗菌材又は前記遠赤外線放射抗菌
材と前記中空球状セラミックス微粒とを混入する前に、
電界内に放置しているため、塗布剤における分子の結合
状態が変化する。従って、塗布剤は、(1)接着力ない
し付着力が高まり、(2)遠赤外線放射抗菌材ないし前
記中空球状セラミックス微粒に対するなじみが良くな
り、(3)乾燥が早くなる。更に、塗布剤にマイナスの
電荷が加えられるため、塗布剤はほこりが付きにくくな
る。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1における符号1aに示すものは塗布剤の一例としての
接着剤である。図示の接着剤1aはクロス材3を壁5の
表面に固着するために用いられている。しかして、本発
明においては、接着剤1aに遠赤外線放射セラミックス
の微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイトの微粉末とを混
合させてなる遠赤外線放射抗菌材を混入し、又は遠赤外
線放射セラミックスの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタ
イトの微粉末とを混合させてなる遠赤外線放射抗菌材と
シリカを主成分とする中空球状セラミックス微粒とを混
入する。
1における符号1aに示すものは塗布剤の一例としての
接着剤である。図示の接着剤1aはクロス材3を壁5の
表面に固着するために用いられている。しかして、本発
明においては、接着剤1aに遠赤外線放射セラミックス
の微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイトの微粉末とを混
合させてなる遠赤外線放射抗菌材を混入し、又は遠赤外
線放射セラミックスの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタ
イトの微粉末とを混合させてなる遠赤外線放射抗菌材と
シリカを主成分とする中空球状セラミックス微粒とを混
入する。
【0017】図2における符号1bに示すものは塗布剤
の一例としてのプライマーである。図示のプライマー1
bはコンクリート壁7の表面に塗布されている。しかし
て、本発明においては、プライマー1bに遠赤外線放射
セラミックスの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイトの
微粉末とを混合させてなる遠赤外線放射抗菌材を混入
し、又は遠赤外線放射セラミックスの微粉末と抗菌性ヒ
ドロキシアパタイトの微粉末とを混合させてなる遠赤外
線放射抗菌材とシリカを主成分とする中空球状セラミッ
クス微粒とを混入する。
の一例としてのプライマーである。図示のプライマー1
bはコンクリート壁7の表面に塗布されている。しかし
て、本発明においては、プライマー1bに遠赤外線放射
セラミックスの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイトの
微粉末とを混合させてなる遠赤外線放射抗菌材を混入
し、又は遠赤外線放射セラミックスの微粉末と抗菌性ヒ
ドロキシアパタイトの微粉末とを混合させてなる遠赤外
線放射抗菌材とシリカを主成分とする中空球状セラミッ
クス微粒とを混入する。
【0018】図3における符号1cに示すものはコンク
リート壁7の表面にプライマー1bを介して塗布された
塗布剤の一例としての塗料である。しかして、本発明に
おいては、塗料1cに遠赤外線放射セラミックスの微粉
末と抗菌性ヒドロキシアパタイトの微粉末とを混合させ
てなる遠赤外線放射抗菌材を混入し、又は遠赤外線放射
セラミックスの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイトの
微粉末とを混合させてなる遠赤外線放射抗菌材とシリカ
を主成分とする中空球状セラミックス微粒とを混入す
る。
リート壁7の表面にプライマー1bを介して塗布された
塗布剤の一例としての塗料である。しかして、本発明に
おいては、塗料1cに遠赤外線放射セラミックスの微粉
末と抗菌性ヒドロキシアパタイトの微粉末とを混合させ
てなる遠赤外線放射抗菌材を混入し、又は遠赤外線放射
セラミックスの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイトの
微粉末とを混合させてなる遠赤外線放射抗菌材とシリカ
を主成分とする中空球状セラミックス微粒とを混入す
る。
【0019】図4における符号1dに示すものは貯水槽
9の内面に塗布された塗布剤の一例としての塗料であ
る。しかして、本発明においては、塗料1dに遠赤外線
放射セラミックスの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイ
トの微粉末とを混合させてなる遠赤外線放射抗菌材を混
入し、又は遠赤外線放射セラミックスの微粉末と抗菌性
ヒドロキシアパタイトの微粉末とを混合させてなる遠赤
外線放射抗菌材とシリカを主成分とする中空球状セラミ
ックス微粒とを混入する。
9の内面に塗布された塗布剤の一例としての塗料であ
る。しかして、本発明においては、塗料1dに遠赤外線
放射セラミックスの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイ
トの微粉末とを混合させてなる遠赤外線放射抗菌材を混
入し、又は遠赤外線放射セラミックスの微粉末と抗菌性
ヒドロキシアパタイトの微粉末とを混合させてなる遠赤
外線放射抗菌材とシリカを主成分とする中空球状セラミ
ックス微粒とを混入する。
【0020】図5における符号1eに示すものは水道管
11の内面に塗布された塗布剤の一例としての塗料であ
る。しかして、本発明においては、塗料1eに遠赤外線
放射セラミックスの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイ
トの微粉末とを混合させてなる遠赤外線放射抗菌材を混
入し、又は遠赤外線放射セラミックスの微粉末と抗菌性
ヒドロキシアパタイトの微粉末とを混合させてなる遠赤
外線放射抗菌材とシリカを主成分とする中空球状セラミ
ックス微粒とを混入する。
11の内面に塗布された塗布剤の一例としての塗料であ
る。しかして、本発明においては、塗料1eに遠赤外線
放射セラミックスの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイ
トの微粉末とを混合させてなる遠赤外線放射抗菌材を混
入し、又は遠赤外線放射セラミックスの微粉末と抗菌性
ヒドロキシアパタイトの微粉末とを混合させてなる遠赤
外線放射抗菌材とシリカを主成分とする中空球状セラミ
ックス微粒とを混入する。
【0021】上記いずれの事例においても、塗布剤は、
前記遠赤外線放射抗菌材又は前記遠赤外線放射抗菌材と
前記中空球状セラミックス微粒とを混入する前に、約
3,000〜10,000ボルトの静電界内に約30分
〜4時間放置することが望ましい。
前記遠赤外線放射抗菌材又は前記遠赤外線放射抗菌材と
前記中空球状セラミックス微粒とを混入する前に、約
3,000〜10,000ボルトの静電界内に約30分
〜4時間放置することが望ましい。
【0022】
[請求項1の塗布剤]請求項1の塗布剤は、遠赤外線放
射セラミックスの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイト
の微粉末とを混合させてなる遠赤外線放射抗菌材を混入
している。従って、請求項1の塗布剤は水を活性化させ
ると共に防湿効果、抗菌効果、防カビ効果を発揮する。
射セラミックスの微粉末と抗菌性ヒドロキシアパタイト
の微粉末とを混合させてなる遠赤外線放射抗菌材を混入
している。従って、請求項1の塗布剤は水を活性化させ
ると共に防湿効果、抗菌効果、防カビ効果を発揮する。
【0023】[請求項2の塗布剤]請求項2の塗布剤に
は前記遠赤外線放射抗菌材のみならずシリカを主成分と
する中空球状セラミックス微粒が混入されている。従っ
て、前述した遠赤外線放射抗菌材の防湿効果、抗菌効
果、防カビ効果が発揮されるだけでなく、シリカを主成
分とする中空球状セラミックス微粒により保温効果が発
揮される。
は前記遠赤外線放射抗菌材のみならずシリカを主成分と
する中空球状セラミックス微粒が混入されている。従っ
て、前述した遠赤外線放射抗菌材の防湿効果、抗菌効
果、防カビ効果が発揮されるだけでなく、シリカを主成
分とする中空球状セラミックス微粒により保温効果が発
揮される。
【0024】[請求項3の塗布剤]請求項3の塗布剤
は、前記遠赤外線放射抗菌材又は前記遠赤外線放射抗菌
材と前記中空球状セラミックス微粒とを混入する前に、
電界内に放置している。従って、塗布剤は、接着力ない
し付着力が高まり、遠赤外線放射抗菌材ないし前記中空
球状セラミックス微粒に対するなじみが良くなると共に
乾燥が早くなる。更に、塗布剤はほこりが付きにくくな
る。
は、前記遠赤外線放射抗菌材又は前記遠赤外線放射抗菌
材と前記中空球状セラミックス微粒とを混入する前に、
電界内に放置している。従って、塗布剤は、接着力ない
し付着力が高まり、遠赤外線放射抗菌材ないし前記中空
球状セラミックス微粒に対するなじみが良くなると共に
乾燥が早くなる。更に、塗布剤はほこりが付きにくくな
る。
【図1】本発明による塗布剤の使用状態の一例を示す断
面図である。
面図である。
【図2】本発明による塗布剤の使用状態の別の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】本発明による塗布剤の使用状態の更に別の一例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】本発明による塗布剤の使用状態の更に別の一例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】本発明による塗布剤の使用状態の更に別の一例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【符号の説明】 1a 接着剤 1b プライマー 1c 塗料 1d 塗料 1e 塗料 3 クロス材 5 壁 7 コンクリート壁 9 貯水槽 11 水道管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 7/00 D 7415−4F C09D 7/12 PSK C09J 11/04 JAT 11/06 JAU
Claims (3)
- 【請求項1】 遠赤外線放射セラミックスの微粉末と抗
菌性ヒドロキシアパタイトの微粉末とを混合させてなる
遠赤外線放射抗菌材を混入したことを特徴とする塗布
剤。 - 【請求項2】 遠赤外線放射セラミックスの微粉末と抗
菌性ヒドロキシアパタイトの微粉末とを混合させてなる
遠赤外線放射抗菌材とシリカを主成分とする中空球状セ
ラミックス微粒とを混入したことを特徴とする塗布剤。 - 【請求項3】 塗布剤を電界内に放置した後、これに前
記遠赤外線放射抗菌材又は前記遠赤外線放射抗菌材と前
記中空球状セラミックス微粒とを混入したことを特徴と
する請求項1又は2の塗布剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6314043A JPH08141505A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 塗布剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6314043A JPH08141505A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 塗布剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08141505A true JPH08141505A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=18048534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6314043A Pending JPH08141505A (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 塗布剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08141505A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100354388B1 (ko) * | 2000-03-25 | 2002-09-28 | 주식회사 미래로바이오텍 | 항균 코팅제 |
EP1400576A1 (en) * | 2002-09-20 | 2004-03-24 | Minamoto Co., Ltd. | Adhesive |
CN113802407A (zh) * | 2021-09-23 | 2021-12-17 | 福建农林大学 | 一种辐射制冷纸的制备方法 |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP6314043A patent/JPH08141505A/ja active Pending
Cited By (5)
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CN113802407A (zh) * | 2021-09-23 | 2021-12-17 | 福建农林大学 | 一种辐射制冷纸的制备方法 |
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