JPH08141104A - フラッシュ型スプリンクラヘッド - Google Patents

フラッシュ型スプリンクラヘッド

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JPH08141104A
JPH08141104A JP28165694A JP28165694A JPH08141104A JP H08141104 A JPH08141104 A JP H08141104A JP 28165694 A JP28165694 A JP 28165694A JP 28165694 A JP28165694 A JP 28165694A JP H08141104 A JPH08141104 A JP H08141104A
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deflector
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stopper ring
frame
type sprinkler
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山田  均
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デフレクタアッセンブリの製造が容易で、そ
の上設置姿勢に関係なく、火災発生時にはデフレクタが
確実に落下することのできるフラッシュ型スプリンクラ
ヘッドを得ること。 【構成】 デフレクタアッセンブリ20の連結柱を中間
部が細く、上部を中間部より大きく、さらに上端部を上
部より大きく形成すると共に、ストッパリング28に連
結柱に対応して連結柱の上部が圧入しうる大きさの係止
穴を設け、これら係止穴の外周側に連結柱の中間部が嵌
入しうる大きさの開口部を設け、この開口部から係止穴
に連結柱の中間部を挿入し、ストッパリング28を引上
げて係止穴に連結柱を圧入したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災発生時にデフレク
タが所定の位置まで下降して散水するフラッシュ型スプ
リンクラヘッドに係り、さらに詳しくは、デフレクタア
ッセンブリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデフレクタの一例として実公昭5
8−16785号公報に記載された考案がある。このデ
フレクタは、スリットを介して上向きに折曲げて突設さ
れた多数の散水板の少なくとも2本を各散水板の折曲げ
位置と同位置で折曲げて延長し、先端部に膨出部を有す
る支持片を形成する。そして、この支持片の先端部をリ
ング体にかしめ、溶接等により固着したものである。
【0003】また、実開平4−103167号公報に
は、本体、羽根、2本の支柱及び半円環を一体にして板
からプレスで打抜き、羽根及び支柱を上方に折曲げると
共に、半円環を支柱に対して内側に折曲げてその自由端
を重ね合せ、溶接等により半円環の重ね部を接合したデ
フレクタが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スプリンクラヘッドは
時代の要請により小形化が進められており、特に、最近
では建物の天井をいわゆるシステム天井にする場合が多
いが、システム天井はTバー間の幅が狭い(通常25m
m程度)ため、スプリンクラヘッドをTバーの間に配置
して天井裏に配管された給水管に接続するためには、ス
プリンクラヘッド、特にフレームの外径を細く(22〜
23mm程)しなければならない。
【0005】フレームを細くすると、その中に収容され
るデフレクタ、ストッパリングその他の部品も小さくし
なければならないが、実公昭58−16785号公報に
記載されたデフレクタにおいては、支持片をリング体に
取付けるにあたって、かしめ又は溶接によって固着する
ようにしているので、いずれの場合も多くの治具や溶接
機が必要であり、製造にあたっては多くの工数を必要と
するため、コストの増加は避けられない。特に、溶接に
よる場合は、その熱により小さくて薄い支持片やリング
体が変形したり破損したりするおそれがある。
【0006】また、実開平4−103167号公報に開
示されたデフレクタは、半円環の自由端を重ね合せて溶
接等により一体に接合するようにしているので、矢張り
多くの治具や溶接機が必要であり、製造にあたっては多
くの工数を必要とするためコストが増加する。また、ス
トッパリングは半円環の自由端を重ね合せて接合するた
め、支柱は各半円環に1本ずつ、合計2本しか設けるこ
とができない。このため、強度的に劣るばかりでなく、
例えば、エスカレータの天井のように傾斜した天井にフ
ラッシュ型スプリンクラを設置する場合は、床面に対し
て傾斜して取付けなければならないが、デフレクタの支
柱が2本の場合は、火災の際引掛って確実に落下しない
ことがあるなどの問題がある。
【0007】本発明は、上記の課題を解決すべくなされ
たもので、デフレクタアッセンブリの製造がきわめて容
易で、その上設置姿勢に関係なく、火災発生の際はデフ
レクタアッセンブリが確実に落下して消火水を散水する
ことのできるフラッシュ型スプリンクラヘッドを得るこ
とを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係るフラッシュ型スプリンクラヘッド
は、連結柱を中間部が細く、上部をこの中間部より大き
く、さらに上端部を上部より大きく形成すると共に、ス
トッパリングに連結柱に対応して連結柱の上部が圧入し
うる大きさの係止穴を設け、これら係止穴の外周側又は
内周側に連結柱の中間部が嵌入しうる大きさの開口部を
設け、この開口部から係止穴に連結柱の中間部を挿入
し、ストッパリングを引上げて係止穴に連結柱の上部を
圧入してなるデフレクタアッセンブリを備えたものであ
る。
【0009】(2)上記(1)の連結柱を、デフレクタ
の羽根板を延出して形成したものである。 (3)また、上記(1)の連結柱の下端部にねじを設け
ると共に、デフレクタにこのねじが螺入されるねじ穴を
設けたものである。
【0010】(4)上記(3)の連結柱を断面長方形に
形成したものである。 (5)また、上記(3)の連結柱を断面円形に形成した
ものである。
【0011】
【作用】火災が発生するとその熱気流によって感熱板が
加熱され、その熱により可溶合金が周囲から加熱されて
溶融しはじめ、溶融した可溶合金はシリンダとピストン
の間から流出し、その体積が減少する。これにより、分
解部押えがコイルばねに圧下されて下降する。このた
め、ロックボールはフレームのボール穴から外れて分解
部支持筒のボール挿入穴とロック押えの凹部内に転移
し、分解部支持筒のロックが解除され皿ばねに圧下され
てデフレクタの羽根板をガイドとして下降する。そして
感熱分解部は自重及び消火水の水圧により急激に下降
し、フレームから落下する。同時に弁体を含むデフレク
タアッセンブリも自重及び消火水の水圧によって落下
し、ストッパリングがフレームの段部上に着座して停止
する。これにより、本体の放水口が開放され、消火水は
デフレクタの散水口から散水され、火災を消火する。
【0012】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の第1の実施例の縦断面図、図
2は一部を断面で示した図1の外観図、図3は図1の分
解斜視図である。図において、1は中心部に放水口2が
貫設された本体で、フランジ4の上面には給水管に接続
される第1のねじ部3が設けられており、フランジ4の
下面には後述のフレーム10が螺合される第2のねじ部
5が設けられ、さらに第2のねじ部5の下端部にはこれ
より小径の円筒部6が突設されている。
【0013】10は円筒状のフレームで、上部には本体
1の第2のねじ部5に螺合されるめねじ部11が設けら
れており、下端部にはフランジ状の段部12が形成さ
れ、この段部12には等間隔で側壁と直交した複数のボ
ール穴13が貫設されている。14a,14bは側壁の
上下方向のほぼ中間部に設けたスリットで、フレーム1
0に多少でもばね性を持たしたものであり、また、水漏
れ試験時における確認用の穴であるが、これは省略して
もよい。
【0014】15は本体1の放水口2を封止する弁体
で、図4に示すように、本体1の円筒部6の外径とほぼ
等しい外径の基板16、基板16の上面に突設され本体
1の放水口2内に挿入される頭部17、基板16の下面
中心部から突設された突出部18及び基板16の下面に
突出部18と同心的に設けられたかしめ片19とからな
っている。16aは頭部17に嵌合され基板16上に設
置された例えば四ふっ化樹脂からなるガスケットであ
る。
【0015】20はデフレクタアッセンブリで、デフレ
クタ21は図5(a)の展開図に示すように、円板状の
基板22の外周にほぼ等間隔で放射状に突設された複数
の羽根板23が設けられ、羽根板23のうちほぼ等間隔
(例えば120°間隔)の位置にある複数の羽根板23
a,23b,23cは、さらに延出されて連結柱24
a,24b,24cを形成している。この連結柱24a
〜24cの羽根板23a〜23cに続く部分は羽根板2
3a〜23cの幅Wより狭い幅W1 の嵌入部(中間部)
25aに形成され、その先には嵌入部25aの幅W1
り広い幅W2 の圧入部(上部)25bが形成されてお
り、さらに先端部には圧入部25bの幅W2より広い幅
3 の係止部25cが設けられている。26は基板22
の中心部に設けた貫通穴である。
【0016】上記の羽根板23は、図5(a)の破線の
位置から上方に折曲げられ、図5(b),(c)に示す
ように、羽根板23の間にそれぞれ散水口27を有する
デフレクタ21が形成される。このデフレクタ21の内
径は、本体1の円筒部6の外径より僅かに大きく形成さ
れている。なお、図5(c)では各連結柱24a〜24
cは僅かに外方に傾斜しているが、垂直にしてもよい。
【0017】28はストッパリングで、図6に示すよう
に、その内径は本体1の円筒部6の外径より僅かに大き
く形成され、外径はフレーム10の内径より小さく、か
つ下降時に段部12に係止しうる大きさに形成されてい
る。また、デフレクタ21の連結柱24a〜24cに対
応して(したがって120°間隔で)長方形の係止穴2
9a,29b,29cが設けられており、係止穴29a
〜29cは係止爪30a,30bを介して外周に開口し
ている。この係止穴29a〜29cの幅W4 はデフレク
タ21の連結柱24a〜24cの圧入部25bの幅W2
とほぼ等しいか又は僅かに狭く、したがって係止部25
cの幅W3 より狭く形成されており、また、係止爪30
a,30b間の幅W5 は、連結柱24a〜24cの嵌入
部25aの幅W1 より僅かに広く形成されている。
【0018】上記のようなデフレクタ21及びストッパ
リング28からなるデフレクタアッセンブリ20を組立
てるには、先ず、デフレクタ21の中心部に設けた貫通
穴26に弁体15のかしめ片19を挿入してかしめ、弁
体15とデフクレタ21を一体に結合する。ついで、図
7に示すように(図7には弁体15は省略してある)、
デフレクタ21の連結柱24a〜24cの嵌入部25a
を、ストッパリング28の係止爪30a,30bの間か
ら係止穴29a〜29cにそれぞれ嵌入し、ついで、図
8に示すように、ストッパリング28を上方に引上げ
(又はデフレクタ21を引下げ)てその上面を連結柱2
4a〜24cの係止部25cに当接させる。このとき、
係止穴29a〜29cには連結柱24a〜24cの圧入
部25bが圧入されており、ストッパリング28はその
位置に保持される。なお、係止爪30a,30bをかし
めれば、より確実に連結柱24a〜24cを固定するこ
とができる。
【0019】31はフレーム10内に摺動可能に配設さ
れたほぼ有底円筒状の分解部支持筒で、図9に示すよう
に、その上部の内径はデフレクタ21が遊嵌しうる大き
さの大内径部32に形成され、その下部は縮径されて小
内径部33となり、両者の間には段部34が形成されて
いる。35は底部の中心部に設けられた凸部で、その中
心部には穴36が設けられており、穴36の外周にはフ
ランジ状の係止部37が形成されている。38は底部の
上方において小内径部33の側壁に等間隔で貫設された
複数のボール挿入穴である。
【0020】この分解部支持筒31の高さは、フレーム
10内に組込んだ際にその上端部がデフレクタ21の羽
根板23の上端部とほぼ一致するか、又はそれより上方
にあるように選ばれており、羽根板23と分解支持筒3
1は互いにガイドするように作用する。
【0021】40は感熱部で、図10に示すように、有
底円筒状のシリンダ41と、その下面及び高さ方向のほ
ぼ中央部外壁に設けられた円板状の感熱板42a,42
bとからなり、シリンダ41の上端部には分解部支持筒
31の穴36に挿入しうる外径でフランジ状の係止爪4
3が設けられている。なお、感熱板42a,42bは1
個でもよく、あるいは3個以上設けてもよい。
【0022】45はバランサで、図11に示すように、
中心部が高く周縁部が低い断面ほぼハ字状に形成されて
おり、中心部には貫通穴46が設けられている。このバ
ランサ45の外径は、分解部支持筒31の大内径部32
の内径とほぼ等しいか、又は僅かに小さく形成されてい
る。
【0023】47は皿ばねで、図12に示すように、断
面ハ字状の2枚の板ばね48a,48bを、互いに反対
方向に向けて中心部を重ね合せ、板ばね48a,48b
の中心部に設けた穴49a,49bにリベット50を挿
入してかしめ、一体に結合したものである。なお、この
皿ばね47の外径は、分解部支持筒31の大内径部32
の内径とほぼ等しいか、又は僅かに小さく形成されてい
る。
【0024】51は分解支持筒31の小内径部33内に
摺動可能に収容された分解部押えで、図13に示すよう
に、外周に上部フランジ部52及び下部フランジ部53
が設けられたほぼ有底円筒状に形成されており、上下フ
ランジ部52,53の間には凹部54が形成されてい
る。また、下部フランジ部53の外周には、傾斜面を介
してほぼ垂直の当接面55が設けられている。56は調
整穴、58は底部に設けたねじ穴57に螺入された止め
ねじである。
【0025】61は分解部押え51内に配設されたコイ
ルばね、62は感熱部40のシリンダ41内に収容され
たコンプレッションはんだの如き可溶合金、63はシリ
ンダ41内において可溶合金62の上に上下に摺動可能
に収容されたピストンで、上面中心部には凹部64が設
けられている。
【0026】65は分解部支持筒31の凸部35に設け
た係止部37と、感熱部40の係止爪43との間に介装
されたCリング、66は鋼材からなる複数のロックボー
ルである。なお、前述のフレーム10に設けたボール穴
13の内径は、ロックボール66の外径より小さく、ま
た、分解部支持筒31に設けたボール挿入穴38の内径
は、ロックボール66の外径より大きく形成されてい
る。
【0027】次に、上記のような各部からなる本実施例
の組立順序の一例を説明する。なお、デフレクタアッセ
ンブリ20はあらかじめ組立ててあるものとする。 (1)感熱部40のシリンダ41内に可溶合金62及び
ピストン63を挿入する。 (2)分解部支持筒31の凸部35に設けた穴36内
に、感熱部40のシリンダ41の先端部を挿入し、係止
爪43の下にCリング65を装着して下降させる。これ
により、感熱部40はCリング65を介して分解部支持
筒31に装着される。
【0028】(3)分解部支持筒31を立設し、上部の
開口部から分解部支持筒31内に分解部押え51を挿入
する。このとき、止めねじ58を上昇させて分解部押え
51を分解部支持筒31のボール挿入穴38の下方に位
置させ、止めねじ58の先端部をピストン63の凹部6
4に当接させる。
【0029】(4)分解部支持筒31の各ボール挿入穴
38に、外側からそれぞれロックボール66を挿入し、
ボール挿入穴38と分解部押え51の凹部54との間に
位置させる。 (5)フレーム10内にフレーム10の下方から分解部
支持筒31を挿入してそのボール穴13と分解部支持筒
31のボール挿入穴38とを整合させる。そして、ほぼ
L字状の治具を分解部押え51の開口部から挿入してそ
の先端部を調整穴56内に挿入し、ロックボール66を
押してその一部をフレーム10のボール穴13内にそれ
ぞれ誘導する。
【0030】(6)止めねじ58を回転して分解部押え
51を上昇させ、その当接面55をロックボール66に
当接させて外方に押圧し、ロックボール66をフレーム
10のボール穴13と分解部押え51との間に保持す
る。このとき、ボール穴13から覗くことにより、ロッ
クボール66が所定の位置に保持されているかどうかを
外部から確認できる。
【0031】(7)分解部押え51内にコイルばね61
を挿入し、さらに、分解部支持筒31の大内径部32内
に皿ばね47、バランサ45及び弁体15を含むデフレ
クタアッセンブリ20を挿入し、デフレクタ21に取付
けた弁体15の突出部18をバランサ45の貫通穴46
内に挿入する。
【0032】(8)本体1の円筒部6をストッパリング
28に挿入してその先端部を弁体15の基板16の上面
(基板16の上面にはガスケット16aが装着されてい
る)に当接し、第2のねじ部5をフレーム10のめねじ
部11に螺入する。これにより、皿ばね47、バランサ
45及び弁体15を含むデフレクタアッセンブリ20
は、コイルばね61に抗して圧下され、皿ばね47の下
面が分解部支持筒31の段部34に当る。さらに、皿ば
ね47の両板ばね48a,48bがほぼ密着するまで本
体1を螺入することにより分解部支持筒31はその位置
にロックされ、また、止めねじ58により感熱部40が
圧下されてロックされ、組立を終了する。
【0033】このとき、感熱部40及び分解部支持筒3
1の下部は、フレーム10の下端部から外部に突出して
いる。なお、上述の分解部支持筒31、可溶合金62、
ピストン63を含む感熱部40、分解部押え51及びコ
イルばね61により感熱分解部60が構成される。そし
て、この分解部支持筒31内は円板状のバランサ45に
よって覆われるため、その内部が完全な密封構造になる
ため、腐食性の高い雰囲気中に設置されても腐食するお
それがない。また、ストッパリング28の係止穴29a
〜29cは外周に開口し、これに結合された連結柱24
a〜24cはフレーム10の内壁とストッパリング28
との間に位置しており、しかも開口部には係止爪30
a,30bが設けられているので、連結柱24a〜24
cが係止穴29a〜29cから離脱することはない。
【0034】ところで、上記のようなフラッシュ型スプ
リンクラヘッドにおいては、弁体15により本体1の放
水口2を50kgf程度の組立荷重で封止して水漏れを
防止しており、この組立荷重が分解部支持筒31を介し
てロックボール66に下向きに作用する。ロックボール
66はこの荷重によりフレーム10のボール穴13の下
端部に圧接され、図14に示すような反力F及び分力F
1 が生じる。なお、バランサ45は円板状に形成されて
いるため、組立荷重は確実かつ均等にロックボール66
に加えられる。このため、ロックボール66には常に内
側(分解部押え51側)に入ろうとする力が作用してい
る。しかしながら、ロックボール66は分解部押え51
の当接面55により移動が阻止されているためその位置
に保持され、分解部支持筒31をロックしている。
【0035】一方、可溶合金62にはロックボール66
が分解部押え51の垂直な面である当接面55のみに接
触しているため上記の組立荷重はほとんど作用せず、主
としてコイルばね61の圧下力(約10kgf)が加わ
るだけなので、従来のフラッシュ型スプリンクラのよう
に消火水の圧力の大小によって可溶合金62に加わる荷
重が変動することがなく、可溶合金62にクリープ現象
が生じることはない。
【0036】上記のように構成したフラッシュ型スプリ
ンクラヘッドは、天井に設けた穴から挿入され、その第
1のねじ部3を給水管に接続することにより天井面に取
付けられ、その一部が天井面から露出する。なお、天井
に設けた穴はシーリングプレートにより塞がれる。ま
た、フレーム10の外径が小さい(22〜23mm程
度)ので、システム天井のTバーの間にも設置すること
ができる。この場合は、例えば、天井裏において自在接
手に接続された給水管に本体1の第1のねじ部3を螺入
し、ついで給水管を動かしてフレーム10の一部又は全
部をTバーの間から室内に露出させ、給水管を固定すれ
ばよい。
【0037】次に、本実施例の作用を説明する。図1は
天井面に取付けられたフラッシュ型スプリンクラヘッド
が警戒状態にある場合を示すもので、本体1の放水口2
には加圧された消火水が供給されており、弁体15には
消火水の圧力が加えられている。このときの弁体15の
閉止力は50kgf程度であり、また、可溶合金62に
加わる圧下力は10kgf程度である。
【0038】いま、火災が発生するとその熱気流により
感熱板42a,42bが加熱され、その熱により可溶合
金62が周囲から加熱されて溶融し始め、溶融した可溶
合金62はシリンダ41とピストン63の間から流出
し、図15に示すようにその体積が減少する。
【0039】このとき、分解部支持筒31と感熱部40
とはCリング65を介して連結されており、また、止め
ねじ58の先端部は細く形成されてピストン63に圧接
されているため、これらの接触面積はきわめて小さい。
このため、感熱部40から分解部支持筒31及び止めね
じ58に逃げる熱はごく僅かであり、大部分の熱は可溶
合金62に加えられるため、可溶合金62は短時間で溶
融する。
【0040】可溶合金62が溶融してその体積が減少す
ると、図15に示すように、分解部押え51がコイルば
ね61に圧下されて下降する。これにより、ロックボー
ル66はフレーム10のボール穴13から外れて、分解
部支持筒31のボール挿入穴38とロック押え51の凹
部54内に転動し、分解部支持筒31のロックが解除さ
れる。そして、分解部支持筒31は皿ばね47に圧下さ
れ、デフレクタ21の羽根板23をガイドとして下降す
る。
【0041】さらに、可溶合金62の溶融が進むと、分
解部支持筒31は皿ばね47に圧下されて下降し、図1
6に示すように、ロックボール66はフレーム10のほ
ぼ下端部に達する。そして、可溶合金62の大部分が溶
融すると、図17に示すように、ロックボール66がフ
レーム10の下端部から外れるので、感熱分解部60及
び皿ばね47とバランサ45は自重及び消火水の水圧に
より急激に下降し、図18に示すように、フレーム10
から離脱し、落下する。なお、このとき、デフレクタ2
1も分解部支持筒31にガイドされながら下降できるよ
うに、分解部支持筒31の高さが設定されている。
【0042】同時に、弁体15を含むデフレクタアッセ
ンブリ20も自重及び消火水の水圧によって落下し、ス
トッパリング28がフレーム10の段部12上に着座し
て停止する。このとき、デフレクタ21はフレーム10
の下方に位置する。これにより、本体1の放水口2が開
放され、消火水はデフレクタ21から散水されて火災を
消火する。
【0043】このとき、皿ばね47はばね板48a,4
8bを2枚重ねてスロークが長くなるように構成されて
いるので、火災時において、フレーム10からの分解部
支持筒31の離脱を促進することができると共に、図1
7に示すように、ロックボール66がフレーム10の下
端部から外れるまで、弁体15を円筒部6に圧接して水
漏れを防止する。これは、ロックボール66がフレーム
10から外れる前に、円筒部6と弁体15との間から漏
れた水により可溶合金62が冷却されるのを防ぐためで
ある。また、分解部支持筒31のボール挿入穴38と分
解部押え51の当接面55とは互いに直交した平面でロ
ックボール66に接触しているので、感熱分解部60の
分解に際してロックボール66が分解部押え51などに
食い込むことはない。さらに、ストッパリング28の外
径はフレーム10の内径より僅かに小さく形成されてお
り、また、内径は本体1の円筒部6の外径より僅かに大
きく形成されているので、火災発生時には、デフレクタ
アッセンブリ20はこれらフレーム10と本体1の円筒
部6に沿って円滑に落下する。
【0044】上記の説明では、フレーム10と分解部支
持筒31にそれぞれ120°間隔で3個のボール穴13
及びボール挿入穴38を設けた場合を示したが、これら
の穴は3個に限定するものではなく、2個以上であれば
よい。また、感熱部40をCリング65を介して分解部
支持筒31に取付けた場合を示したが、ねじその他の手
段により取付けてもよい。
【0045】実施例2.図19は本発明の第2の実施例
の縦断面図、図20はその分解斜視図である。なお、第
1の実施例と同じ機能の部分には同じ符号を付してあ
る。図において、1は中心部に放水口2が貫設された本
体で、フランジ4の上面には給水管に接続されるねじ部
3が設けられており、下面に形成された凹部にはめねじ
5aが設けられている。
【0046】10は円筒状のフレームで、図21に示す
ように、上部に本体1のめねじ5aに螺入されるおねじ
11aを有し、外壁のほぼ中央部には後述のリンク機構
のアームが係止するスリット14c,14dが設けられ
ており、下端部には内壁より小径の底板13a,13b
が対向して設けられ、ほぼ小槌状の開口部13cが形成
されている。13d,13e,13fは底板13a,1
3bに設けられ、開口部13cに開口して後述の連結柱
を案内するガイド穴、12aは下端部外周に設けた段部
である。
【0047】15は本体1の放水口2を閉塞する断面ほ
ぼ凸字状の弁体で、下面中央部には突出部18が設けら
れており、また、突出部18の外周にはこれと同心的に
かしめ片19が突設されている。16aは例えば四ふっ
化樹脂からなり、弁体15の上面を覆うパッキンであ
る。なお、弁体15は後述するデフレクタの開口部の短
軸側より大きく形成されている。
【0048】70はアームガイドで、長方形の天板71
とその長辺側の縁部から下方に折り曲げられた側壁72
a,72bとによりコ字状に形成されており、天板71
に設けた穴72に弁体15のかしめ片19が嵌入されて
かしめられ、両者は一体に結合される。
【0049】45はアームガイド70の側壁72a,7
2bの間に挿入されたバランサで、長方形の天板45a
とその長辺側の縁部から下方に折曲げて形成された脚部
45b,45c,45d,45eと、脚部45b,45
cと45d,45eとの間にそれぞれ形成された逆三角
形状の側壁45f,45gとからなっており、天板45
aの中央部に設けた凹部46には弁体15の突出部18
が当接する。
【0050】75はアームガイド70の側壁72a,7
2bの間に挿入されたリンク機構で、上部が外方に折曲
げられて先端部に係止部77を有し、対向配置された一
対のアーム76a,76bと、両端部が二股に形成され
て斜め下方に折曲げられ、二股部がアーム76a,76
bに遊嵌されて段部78の上面に係止するアーム支持板
80と、このアーム支持板80上に載置されたシリンダ
81と、例えば、コンプレッションはんだからなり、シ
リンダ81内に収容されたリング状の可溶合金82と、
ほぼ中央部に円板状のピストン84を有し、上下端部に
ねじ部85,86が設けられたピストン柱83と、両端
部が二股に形成され、中央部に設けたねじ穴88にピス
トン柱83のねじ部85が螺入されて二股部がアーム7
6a,76bに遊嵌され、肩部79の下面に当接するリ
ンク押え板87とからなり、ピストン柱83の下部はシ
リンダ81とアーム支持板80に設けた穴81a,80
aに遊嵌されて下方に突出している。
【0051】20はデフレクタ21、連結柱24a,2
4b,24c及びストッパリング28からなるデフレク
タアッセンブリで、その詳細を図22、図23に示す。
デフレクタ21は図22に示すように、円板状の基板2
2の外周を上方に折曲げて複数の羽根板23を形成した
もので、基板22にはほぼ小判状の開口部26aが設け
られており、この開口部26aの長軸側の長さはアーム
ガイド45の天板45aの長さとほぼ等しいか又は僅か
に長く形成され、短軸側の幅は天板45aの幅より僅か
に広く形成されている。22a,22b,22cは基板
22に設けた後述の連結柱を取付けるためのねじ穴であ
る。なお、デフレクタ21の外径はフレーム10の外形
とほぼ同じ大きさに形成されている。
【0052】連結柱24a〜24cは、図23に示すよ
うに、断面長方形で、基板22に設けたねじ穴22a〜
22cに螺入されるねじ部25、このねじ部25の外形
とほぼ等しい厚さでこれにより幅広の嵌入部(中間部)
25a、この嵌入部25aよより幅広の圧入部(上部)
25b及び圧入部25bより幅広の係止部25cからな
っている。ストッパリング28は第1の実施例(図6)
のものとほぼ同じ構造のものであるが、その外径はフレ
ーム10の内径より若干小さく、かつ、フレーム10の
下端部に設けた底板13a,13bの内径より大きく形
成され、また、内径は弁体15の外径より僅かに大きく
形成されている。なお、90は感熱板を兼ねたリンク機
構75の保護カバー、91は中心部にねじ部92を有す
る感熱板である。
【0053】次に、上記のような各部からなる本実施例
の組立順序の一例を説明する。なお、リンク機構75は
あらかじめ組立てられているものとする。 (1)先ず、デフレクタ21のねじ穴22a〜22c
に、連結柱24a〜24cのねじ部25をそれぞれ螺入
し、固定する。このとき、ねじ部25をデフレクタ21
の下面から突出させてかしめてもよい。
【0054】(2)ついで、デフレクタ21の開口部2
6aに、弁体15が取付けられたアームガイド70の側
壁72a,72bを挿入し、弁体15をデフレクタ21
の基板22上に着座させる。 (3)そして、デフレクタ21に立設固定した連結柱2
4a〜24cをフレーム10のガイド穴13d〜13f
に沿ってフレーム10内に挿入すると共に、フレーム1
0の上部開口部らかフレーム10内にストッパリング2
8を傾斜させて挿入し、各係止爪30a,30bの間か
ら係止穴29a〜29c内に連結柱24a〜24cの嵌
入部25aをそれぞれ挿入する。
【0055】(4)ついで、ストッパリング28をほぼ
水平にしながら上方に引上げれば、連結柱24a〜24
cの圧入部が係止穴29a〜29cに圧入され、上面が
係止部25cに当って停止する。これにより、ストッパ
リング28は連結柱24a〜24cの圧入部25cに固
定され、デフレクタ21、連結柱24a〜24c及びス
トッパリング28からなるデフレクタアッセンブリ20
の組立が終了する。
【0056】(5)次に、本体1のめねじ5aをフレー
ム10のおねじ11aに緩く螺合し、ついで、下からリ
ンク機構75を挿入してアーム76a,76bの頂部を
バランサ45に当接させると共に、係止部77をフレー
ム10のスリット14c,14dにそれぞれ係止させ、
本体1をフレーム10に強く螺入して固定する。このと
き、アーム76a,76bにはその頂部を支点として互
いに外方に向う回転力が与えられており、この回転力は
アーム支持板80によって阻止されている。また、デフ
レクタ21の羽根板23の上端部はフレーム10の段部
12aに当接しており、リンク機構75の下部、保護カ
バー90、感熱板91及びアームガイド70の側壁72
a,72bの下部はデフレクタ21の開口部26aから
下方に突出している。
【0057】最後に保護カバー90の中央部に設けた穴
をリンク機構75のピストン柱83のねじ部86に嵌入
し、感熱板91のねじ部92をピストン柱83のねじ部
86に螺入して固定すれば、本実施例に係るフラッシュ
型スプリンクラヘッドの組立を完了する。
【0058】上記のようなフラッシユ型スプリンクラヘ
ッドにおいて、火災が発生するとその熱気流により感熱
板91及び保護カバー90が加熱され、可溶合金62が
加熱されて溶融し、その一部がシリンダ81から流出す
る。これにより、シリンダ81及びアーム支持板80が
上昇し、両アーム76a,76bはその頂点を支点とし
て外方に回転する。このため、リンク機構75が分解
し、リンク機構75及びバランサ45はフレーム10及
びデフレクタ21の開口部13c,26aから外部に落
下する。
【0059】同時に弁体15は、自重及び消火水の水圧
によりアームガイド70の側壁72a,72bがデフレ
クタ21の基板22に設けた開口部26aの縁部に沿っ
て落下し、デタレクタ21の基板22上に着座してデフ
レクタ21の開口部26aを閉塞する。これにより、デ
フレクタ21も落下し、ストッパリング28がフレーム
10の底板13a,13b上に着座して停止する。この
ときの状態を図24に示す。弁体15の落下により開放
された放水口2から消火水が噴出し、デフレクタ21に
より四方に散水されて火災を消火する。
【0060】実施例3.図25は本発明の第3の実施例
の要部をなすデフレクタアッセンブリを構成するストッ
パリングの平面図、図26は同じく連結柱の正面図及び
平面図である。本実施例は、第2の実施例のデフレクタ
21(図22)をそのまま用いたものであるが、連結柱
24d,24e,24fを図26に示すように円柱状に
形成し、下からねじ部25、嵌入部(中間部)25a、
圧入部(上部)25b、係止部25cの順で順次大径に
形成したものである。また、ストッパリング28の連結
柱24d〜24fに対応した位置には、連結柱24d〜
24dの圧入部25bが圧入される円形の係止穴29
d,29e,29fが設けられ、その外周側には係止爪
30a,30bにより連結柱24d〜4dfの嵌入部2
5aが嵌入される開口部を設けたものである。
【0061】上記のように構成した本実施例において
も、ねじ部25をデフレクタ21のねじ穴22a〜22
cに螺入して立設固定し、その嵌入部25aをストッパ
リング28の係止爪30,30bの間から係止穴29d
〜29fに嵌入する。そして、上面が連結柱24d〜2
4fの係止部25cに当るまでデフレクタ28を引上げ
れば、連結柱24d〜24fの圧入部25bがストッパ
リング28の係止穴29d〜29fに圧入され、ストッ
パリング28はその位置に保持固定される。なお、スト
ッパリング28の係止穴29d〜29fにその上方から
連結柱24d〜24fのねじ部25を挿入してデフレク
タ28のねじ穴22a〜22cに螺入し、ついでストッ
パリング28を引上げて連結柱24d〜24fの圧入部
25bを係止穴29d〜29fに圧入してもよい。
【0062】上記の各実施例では、連結柱24a〜24
c、24d〜24fを何れも3本設けた場合を示した
が、これは3本に限定するものではなく、2本以上であ
ればよい。また、感熱分解部その他の構造も上記各実施
例に限定するものではなく、適宜変更することができ
る。さらに、ストッパリング28の開口部を外周側に形
成した場合を示したが、この開口部は内周側に設けても
よい。
【0063】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
次のような効果を得ることができる。 (1)連結柱を中間部が細く、上部を中間部より大き
く、さらに上端部を上部より大きく形成すると共に、ス
トッパリングに連結柱に対応して連結柱の上部が圧入し
うる大きさの係止穴を設け、これら係止穴の外周側に連
結柱の中間部が嵌入しうる大きさの開口部を設け、この
開口部から係止穴に連結柱の中間部を挿入し、ストッパ
リングを引上げて係止穴に連結柱の上部を圧入してデフ
レクタアッセンブリを構成したので、組立に際して溶接
やかしめ作業を必要とせず、組立作業がきわめて容易で
コストを低減することができる。また、連結柱は2本以
上適宜設けることができるので強度的にすぐれ、かつ設
置姿勢に関係なく円滑かつ確実に作動することができ
る。
【0064】(2)連結柱をデフレクタの羽根板を延出
してデフレクタと一体に構成したので、製造がきわめて
容易であり、その上機械的強度が大である。
【0065】(3)連結柱の下端部にねじを設けると共
に、デフレクタにこのねじが螺入されるねじ穴を設け、
このねじ穴にねじを螺入して連結柱を立設するようにし
たので製造がきわめて容易であり、また、連結柱をデフ
レクタと羽根と一体に構成したものに対して、デフレク
タの外径を大きくすることができる。 (4)上記(3)の連結柱を断面長方形又は断面円形に
形成したので、製造が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の縦断面図である。
【図2】一部を断面で示した図1の正面図である。
【図3】図1の分解斜視図である。
【図4】図1の弁体を示すもので、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は下面図である。
【図5】図1のデフレクタを示すもので、(a)は展開
図、(b)は平面図、(c)は正面図である。
【図6】図1のストッパリングを示すもので、(a)は
平面図、(b)は正面図である。
【図7】デフレクタアッセンブリの組立手順を示す説明
図である。
【図8】デフレクタアッセンブリの組立手順を示す説明
図である。
【図9】図1の分解部支持筒の縦断面図ある。
【図10】図1の感熱部の縦断面図である。
【図11】図1のバランサの縦断面図である。
【図12】図1の皿ばねの縦断面図である。
【図13】図1の分解部押えの縦断面図である。
【図14】図1のロックボールの作用説明図である。
【図15】本発明の第1の実施例の作用説明図である。
【図16】本発明の第1の実施例の作用説明図である。
【図17】本発明の第1の実施例の作用説明図である。
【図18】本発明の第1の実施例の作用説明図である。
【図19】本発明の第2の実施例の縦断面図ある。
【図20】図19の分解斜視図である。
【図21】図19のフレームを示すもので、(a)は平
面図、(b)は縦断面図である。
【図22】図19のデフレクタの平面図である。
【図23】図19の連結柱の正面図及び側面図である。
【図24】第2の実施例の作用説明図である。
【図25】本発明の第3の実施例の要部をなすストッパ
リングの平面図である。
【図26】本発明の第3の実施例の要部をなす連結柱の
平面図及び正面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 放水口 10 フレーム 13 ボール穴 14a〜14d スリット 15 弁体 20 デフレクタアッセンブリ 21 デフレクタ 22 基板 23 羽根板 24a〜24f 連結柱 25 ねじ部 25a 嵌入部(中間部) 25b 圧入部(上部) 25c 係止部 28 ストッパリング 29a〜29f 係止穴 30a,30b 係止爪 31 分解部支持筒 38 ボール挿入穴 40 感熱部 45 バランサ 47 皿ばね 51 分解部押え 60 感熱分解部 62 可溶合金 70 アームガイド 75 リンク機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デフレクタに複数本の連結柱を設け、該
    連結柱の上部にストッパリングを取付けてなるデフレク
    タアッセンブリを備えたフラッシュ型スプリンクラヘッ
    ドにおいて、 前記連結柱を中間部が細く、上部を該中間部より大き
    く、さらに上端部を該上部より大きく形成すると共に、
    前記ストッパリングに前記連結柱に対応して該連結柱の
    前記上部が圧入しうる大きさの係止穴を設け、これら係
    止穴の外周側又は内周側に前記連結柱の中間部が嵌入し
    うる大きさの開口部を設けてなり、 該開口部から係止穴に前記連結柱の中間部を挿入し、前
    記ストッパリングを引上げて係止穴に前記連結柱の上部
    を圧入したことを特徴とするフラッシュ型スプリンクラ
    ヘッド。
  2. 【請求項2】 連結柱をデフレクタの羽根板を延出して
    形成したことを特徴とする請求項1記載のフラッシュ型
    スプリンクラヘッド。
  3. 【請求項3】 連結柱の下端部にねじを設けると共に、
    デフレクタに該ねじが螺入されるねじ穴を設けたことを
    特徴とする請求項1記載のフラッュ型スプリンクラヘッ
    ド。
  4. 【請求項4】 連結柱を断面長方形に形成したことを特
    徴とする請求項3記載のフラッシュ型スプリンクラヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】 連結柱を断面円形に形成したことを特徴
    とする請求項3記載のフラッシュ型スプリンクラヘッ
    ド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000033129A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Hochiki Corp フラッシュ型スプリンクラーヘッド
JP2006251112A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Ricoh Co Ltd レンズ鏡胴、カメラ、携帯型情報端末機及び画像入力装置
KR101331641B1 (ko) * 2011-01-21 2013-11-20 김교연 접시형 스프링을 이용한 스프링클러 헤드
US11413485B2 (en) 2019-07-16 2022-08-16 Senju Sprinkler Co., Ltd. Sprinkler head

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