JPH08140547A - バケツ - Google Patents

バケツ

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Publication number
JPH08140547A
JPH08140547A JP30551594A JP30551594A JPH08140547A JP H08140547 A JPH08140547 A JP H08140547A JP 30551594 A JP30551594 A JP 30551594A JP 30551594 A JP30551594 A JP 30551594A JP H08140547 A JPH08140547 A JP H08140547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
water
container body
hook
fastener
Prior art date
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Pending
Application number
JP30551594A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kobayashi
耕一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBAYASHI UCHINUKI KOGEI KK
Original Assignee
KOBAYASHI UCHINUKI KOGEI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
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Priority to JP30551594A priority Critical patent/JPH08140547A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バケツにおいて、水を汲み易くする。 【構成】 胴部2を偏平状に折畳み可能に構成したバケ
ツ容器本体1の開口4した上端部に軟質性の帯状体6で
形成した帯状提げ手5を固定して取付ける。上記提げ手
5の頂部側(中央部側)を容器本体1の胴部2の外側面
のほぼ中央部分にホック等の留め具11によって係脱自
在に留め着できるように構成し、容器本体1を横向きの
姿勢にしたままで、バケツをロープ等Rで吊り下げられ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバケツ、特に魚釣り等の
際に水汲み用として使用するのに好適なバケツに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バケツ容器本体の胴部を軟質性の
合成樹脂製レザー等で形成して上下方向に対して偏平状
に折畳み自在に構成したバケツが一般に知られている。
上記従来のバケツは、胴部を伸長することにより水を収
容できる容器(バケツ)になり、また、胴部を偏平状に
折畳んでコンパクト化できるので、保管及び携帯に便利
であり、魚釣り等の携帯用として好評を得ている。
【0003】しかるに、上記従来のバケツは、水汲み用
として使用する場合には不適当である。すなわち、たと
えば、魚釣りに行った際、手を洗う水などは、目的地で
海や河川の水をバケツで汲んで使用するが、水面までの
距離が大であるときは、提げ手にロープ等を結びつけて
バケツを吊り下げ、ロープを操作して水を汲んでいる。
しかし、上記従来のバケツは、ロープで吊るして水中に
投下すると、通常は水面に浮遊し、このバケツを横に倒
すことは困難である(この点、通常の金属板製やプラス
チック製のバケツにおいても同様である。)。そのた
め、従来は水汲み作業に難儀していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたもので、バケツをロープ等で吊り下げた状
態で簡単、かつ、良好に水を汲むことができるバケツを
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るバケツは、胴部の下端を底蓋で密閉す
ると共に上端を開口し、胴部を上下方向に対して偏平状
に折畳み可能に構成したバケツ容器本体と、軟質性の帯
状体で形成され、帯状体の両端を上記容器本体の開口上
端部の対向する位置に夫々固定して取付けた帯状提げ手
とを有し、上記容器本体の上端の開口縁部は所定形状の
開口状態を保持させる保形性を付与して構成され、上記
帯状提げ手の頂部側(中央部側)の適当部分を上記容器
本体の胴部の外側面のほぼ中央部分に留め具によって係
脱自在に留め着できるように構成したことを特徴とする
ものである。上記留め具としては、ホックや面状ファス
ナー等を採用できる。
【0006】
【作用】本発明によれば、提げ手の頂部側を容器本体の
胴部の外側面のほぼ中央部に留め着し、提げ手の頂部に
結び付けてあるロープ等でバケツを吊り下げると、容器
本体は横向きの姿勢で着水するので、容器本体内に水が
流入し、容器本体は水中に沈下する。そこで、ロープ等
でバケツを引き上げようとすると、容器本体内の水の重
量で提げ手の留め着状態が自動的に解除され、容器本体
は縦向きの姿勢で吊り下げられる状態になるので、容器
本体内の水は汲み上げられる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係るバケツの1実施例を示
す斜視図、図2は同上バケツの一部を拡大して示す縦断
面図、図3は同上バケツの胴部を偏平状に折畳んだ状態
を示す説明図、図4は同上バケツにより水を汲み上げる
状態を示す作用説明図である。
【0008】上記図1〜図4において、この実施例のバ
ケツは、胴部2の下端を底蓋3で密閉し、上端を開口4
したバケツ本体1と、帯状体6の両端を容器本体1の開
口4上端部の対向する位置にビス止めや縫着その他の任
意の手段で夫々固定7A,7Bして取付けた帯状提げ手
5とを有している。
【0009】上記容器本体1の胴部2は合成樹脂製レザ
ーや防水性を有する布地シート材その他の軟質性を有す
る素材で造られ、上下方向に対して偏平状に折畳み可能
に構成されている(図3参照)。上記容器本体1の上端
の開口縁部は所定形状の開口状態を保持させるように保
形性を付与させてある。この実施例では、図2に示すよ
うに、適当な太さの金属棒で所定の大きさの円形に形成
したリング8を胴部2の上端部に添装して縫着9等によ
り装着し、このリング8で容器本体1の開口縁部に保形
性を付与した構成になっている。
【0010】胴部2の下端の底蓋3は、上記リング8と
ほぼ同大の円形に形成され、この底蓋3の周縁に沿って
胴部2の下端を接着10等により気密に固着し、これに
より、円筒形の容器本体1が構成されている。なお、こ
の場合、容器本体1は角筒形等の形状に構成しても良い
ものである。また、図示しないが容器本体1には、開口
上端に開閉蓋を設けても良い。
【0011】上記提げ手5を構成する帯状体6は、適当
な巾及び長さの軟質性の素材で構成され、この帯状体6
は、たとえば、化学繊維で織成した汎用のベルト状体等
を採用することができる。上記により構成されるバケツ
は上述した公知のバケツの構造とほぼ同一である。
【0012】本発明は上記構成のバケツの帯状提げ手5
の頂部側(中央部側)の適当部分を上記容器本体1の胴
部2の外側面のほぼ中央部分に留め具11によって係脱
自在に留め着できるように構成したものである。この実
施例の留め具11はホックで構成され、このホックの一
方のホック片11Aを胴部2の外側面に形成されている
小物入れ用のポケット12を利用して胴部2のほぼ中央
部分の位置に固定して取付けると共に、他方のホック片
11Bを提げ手5の所定部に固定して取付けたものが開
示されている。また、実施例では、提げ手5の中央部分
を二ツ折りして重合し、この重合部分13の先端にロー
プ等Rを挿通する挿通部14を形成して重合部分13を
縫着15し、上記他方のホック片11Bを上記重合部分
13に固定して取付けてある。
【0013】上記構成により、提げ手5側のホック片1
1Bを胴部2側のホック片11Aに留め着した状態で、
提げ手5の挿通部14に結着16したロープ等Rでバケ
ツを支持すると、容器本体1は横向きの状態になったま
ま、吊り下げられるようになる。この場合、容器本体1
の上記吊り下げ姿勢は、真横ないし開口4部側が幾分前
下がりになる状態が好ましい。そのため、胴部2側のホ
ック片11Aの取付位置は、容器本体1の構成による重
量バランス等を考慮して設定する。なお、提げ手5側の
ホック片11Bは、提げ手5の中央部分に適当な取付体
(図示せず)を固着して設け、この取付体に固定して取
付けるように構成してもよい。図中Wは水面を示すもの
である。
【0014】この実施例のバケツは上記のように構成
し、保管や携帯時等、不使用時には、図3に示すよう
に、胴部2を偏平状に折り畳む。そして、水を汲む際に
は、胴部2を伸長させると共に提げ手5側のホック片1
1Bを胴部2側のホック片11Aに留め着し、図4Aに
示すように、ロープ等Rでバケツを吊り下げて容器本体
1を横向き姿勢で着水させ、容器本体1内に水が所望量
流入した後、ロープ等Rでバケツを引き上げることによ
り、容器本体1内の水の重量でホック片11Bがホック
片11Aから自動的に外れてホック片同士の留め着状態
が解除され、図4Bに示すように、容器本体1は縦向き
の姿勢で吊り上げられるので、容器本体内に流入した水
を汲み上げることができる。
【0015】図5は本発明の別実施例を示すものであ
る。本実施例は、留め具11を面ファスナー(商品名、
たとえば登録商標マジックテープ)で構成したものであ
る。すなわち、面状ファスナー11の一方のファスナー
片11Cを胴部2の外側面の小物入れ用のポケット12
を利用して胴部2のほぼ中央部分の位置に縫着等により
固定して取付けると共に、他方のファスナー片11Dを
帯状提げ手5の中央部側の所定の位置に縫着等により固
定して取付け、両ファスナー片11C,11Dによって
提げ手5を胴部2に係脱自在に留め着するように構成し
たものである。他の構成は上述の実施例と全く同様であ
り、同一構成部分には同一符号を付して説明を省略す
る。本実施例のバケツは上記のように構成したもので、
上述の実施例のバケツと全く同様に使用し、作用につい
ても同様である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、水面までの距離が大で
あっても、ロープ等でバケツを吊り下げて簡単、かつ良
好に水を汲み上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバケツの1実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】同上バケツの一部を拡大して示す縦断面図であ
る。
【図3】同上バケツの胴部を偏平状に折畳んだ状態を示
す説明図である。
【図4】同上バケツにより水を汲み上げる状態を示す作
用説明図である。
【図5】本発明に係るバケツの別実施例の一部を示す縦
断側面図である。
【符号の説明】
1 バケツ容器本体 2 胴部 4 開口 5 帯状提げ手 6 帯状体 11 留め具 R ロープ等

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部の下端を底蓋で密閉すると共に上端
    を開口し、胴部を上下方向に対して偏平状に折畳み可能
    に構成したバケツ容器本体と、軟質性の帯状体で形成さ
    れ、帯状体の両端を上記容器本体の開口上端部の対向す
    る位置に夫々固定して取付けた帯状提げ手とを有し、上
    記容器本体の上端の開口縁部は所定形状の開口状態を保
    持させる保形性を付与して構成され、上記帯状提げ手の
    頂部側(中央部側)の適当部分を上記容器本体の胴部の
    外側面のほぼ中央部分に留め具によって係脱自在に留め
    着できるように構成したことを特徴とするバケツ。
  2. 【請求項2】 上記留め具はホックであることを特徴と
    する請求項1記載のバケツ。
  3. 【請求項3】 上記留め具は面状ファスナーであること
    を特徴とする請求項1記載のバケツ。
JP30551594A 1994-11-15 1994-11-15 バケツ Pending JPH08140547A (ja)

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JP30551594A JPH08140547A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 バケツ

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JPH08140547A true JPH08140547A (ja) 1996-06-04

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003023937A (ja) * 2001-07-17 2003-01-28 Daiwa Seiko Inc ハリス
JP2021029204A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 モリト株式会社 折り畳み可能なバケツ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4550327B2 (ja) * 2001-07-17 2010-09-22 グローブライド株式会社 ハリスを用いた釣針の取付構造
JP2021029204A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 モリト株式会社 折り畳み可能なバケツ

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