JPH08140140A - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

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Publication number
JPH08140140A
JPH08140140A JP6279113A JP27911394A JPH08140140A JP H08140140 A JPH08140140 A JP H08140140A JP 6279113 A JP6279113 A JP 6279113A JP 27911394 A JP27911394 A JP 27911394A JP H08140140 A JPH08140140 A JP H08140140A
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JP
Japan
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mobile
call
station
telephone
wired
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Application number
JP6279113A
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English (en)
Inventor
Masahiro Moriya
正弘 森屋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動(携帯)電話機を有線電話機として使用
中に無線回線を通じた携帯電話機に切り替えて通話を継
続し、その使用の利便性の向上を図る。 【構成】 有線電話処理回路の動作で交換局13に回線
接続し、発呼先の有線電話機14と通話を行う。この通
話中に回線選択スイッチを押下し、当該移動局15を無
線電話機として使用する旨の特定信号(ID)及び、こ
の移動電話システムに登録されている電話番号を基地局
12を通じて移動電話制御局11に送出する。移動電話
制御局11が、移動局15と基地局12との無線回線の
接続を行い、次に当該移動局15と交換局13との間の
有線電話回線の接続断を制御し、この後は移動局15が
無線電話機として動作し、その通話が継続され、移動局
側接続コネクタ17を回線接続用コネクタ16から取り
外して屋外などに移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルラー方式移動電話
システム、パーソナルハンディホンシステム(PHS: Pers
onal Handyhone System)などに適用し、携帯電話機を有
線電話機として使用する移動通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時の移動電話システムとして、セルラ
ー方式移動電話システム(自動車電話や携帯電話)と既
存の有線電話システムとの中間的な存在であるパーソナ
ルハンディホンシステムが注目されている。
【0003】図4(a)はPHSにあって屋内での使用
状態を示すブロック図であり、コードレス子機であるP
HS移動局1が、建物内に設置されたコードレス親機2
と無線回線で接続され、いわゆる、コードレス電話機と
して使用される。図4(b)はPHSにあって屋外での
使用状態を示すブロック図であり、図4(a)に示すP
HS移動局1が、小ゾーンのサービスエリア(セル)の
PHS基地局(セル基地局)3と無線回線で接続され、
公衆電話回線網を通じて発呼して通話を行うとともに、
着信による通話を行う、いわゆる、移動電話機として使
用される。このPHSは、PHS基地局3のサービスエ
リアが小さいことから、PHS移動局1からの送信電力
が小さくてすみ、PHS移動局1が小型化かつ軽量化さ
れて、PHS移動局1及びシステム構成が廉価になる利
点がある。この反面、サービスエリア(セル)が小さい
ことから高速で移動すると、このサービスエリア(セ
ル)の切り替えが頻繁になり、PHS基地局(セル基地
局)3に有線接続された制御交換局での接続制御が不可
能になる。このためPHSは現行のセルラー方式移動電
話システムと、既存の有線電話システムの中間的な存在
に位置付けされている。このためPHSは現行のセルラ
ー方式移動電話システムに対して通話料金が低額であ
り、かつ、既存の有線電話システムよりは高額に設定さ
れる。
【0004】このような改善例として、特開平4−12
6418号公報「携帯電話装置」が知られている。この
公報例では、携帯電話機に、既存の有線電話システムに
発呼し、かつ、着信を処理するための回線制御部、テン
キー、モジュールコネクタ等が設けられており、屋内で
はモジュールコネクタ(プラグ)を局線モジュールコネ
クタ(レセプタクル)に接続して、有線電話機として動
作させている。これによって、屋外では携帯電話機とし
て使用できるとともに、屋内では有線電話機として使用
し、その通話料金が低減できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この公
報例では通話料金を低減できるものの、屋内で有線電話
機として使用を開始した後は、無線電話回線網を通じた
動作を行うことができない。すなわち、モジュールコネ
クタを局線モジュールコネクタに接続した際に、有線電
話機として動作するように制御が行われるため、これ以
降はモジュールコネクタを局線モジュールコネクタから
取り外すまで、携帯電話機として機能しなくなる。した
がって、移動電話としての利便性が損なわれるという欠
点がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、移動(携帯)電話機を有線電話機として
使用中に無線回線を通じた携帯電話機の動作に切り替え
て通話を継続でき、その使用の利便性が向上する優れた
移動通信システムの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の移動通信システムは、移動無線電話
網と有線電話網を回線接続し、かつ、制御するとともに
基地局が接続される移動電話制御局、移動局を有し、こ
の移動局が基地局と無線回線で接続される移動通信シス
テムであり、移動局に、移動無線電話網と無線回線を通
じて発信かつ通話を行う無線電話発信通話手段と、有線
電話網を通じて発信かつ通話を行う有線電話発信通話手
段と、有線電話発信通話手段を有線電話網に接続する接
続手段と、有線電話発信通話手段及び接続手段を通じて
当該移動局が有線電話網と通話中に、この通話を無線電
話発信通話手段を通じた移動無線電話網に切り替えて継
続するための指示を行う切替手段と、切替手段から移動
無線電話網への切り替えが指示された際に、当該移動局
を移動無線電話網と接続するための少なくとも切替指示
及び電話番号のデータを無線電話発信通話手段を通じて
送信する制御を行う制御手段とを備え、移動電話制御局
は、移動局が有線電話網と回線接続中に移動無線電話網
への切替指示データを基地局を通じて受け取った際に、
移動局と基地局との回線を接続する制御を行う接続制御
手段と、接続制御手段が移動局と基地局との回線接続を
確認した後に、移動局と有線電話網との有線回線を接続
断に制御する有線回線接続制御手段とを備える構成であ
る。
【0008】請求項2記載の移動通信システムは、前記
接続手段として、有線電話網に接続され、かつ、屋内に
配置される局線接続用コネクタに着脱する移動局側接続
コネクタを有し、かつ、前記切替手段として、有線電話
発信通話手段を通じた通話を無線電話発信通話手段を通
じて移動無線電話網に切り替える指示操作を行うスイッ
チを有するとともに、前記制御手段に、移動無線電話網
に対する少なくとも切替指示及び電話番号を記憶し、か
つ、スイッチの指示操作によって読み出されるメモリと
を備える構成としている。
【0009】請求項3記載の移動通信システムは前記無
線電話発信通話手段及び有線電話発信通話手段に通話を
行うための共通のマイクロホン及びスピーカを備え、か
つ、接続手段を通じて有線電話網と接続した際に、この
有線電話網との接続を検出する検出手段と、検出手段が
有線電話網との接続を検出した際に、少なくともスピー
カを有線電話発信通話手段に自動的に接続して着信呼び
出し音信号を出力し、かつ、通話を行うために切り替え
る自動切替手段を備える構成としている。
【0010】請求項4記載の移動通信システムは前記有
線電話網からの局線の電圧を、移動局の無線電話発信通
話手段、有線電話発信通話手段、接続手段、切替手段の
いずれか又は組み合わせ若しくは全部の電源電圧として
供給するための電源回路を備える構成としている。
【0011】請求項5記載の移動通信システムは前記移
動局に電源としての電池を備え、かつ、有線電話網から
の局線の電圧を、電池に充電するための充電回路を備え
る構成としている。
【0012】
【作用】このような構成により、請求項1,2記載の移
動通信システムは、移動局に設けられた移動局側接続コ
ネクタが局線接続用コネクタに接続され、このコネクタ
の接続、及び有線電話発信通話手段の動作を通じて有線
電話網に発呼して通話を行い、また、着信による通話を
行う。この有線による通話中の、その通話を移動無線電
話網に切り替える指示がスイッチの切替手段から行われ
た際に、当該移動局を移動無線電話網と接続するための
少なくとも切替指示及び電話番号のデータをメモリから
読み出して無線電話発信通話手段を通じて送信する。こ
の送信を移動電話制御局が基地局を通じて受け取った際
に、移動局と基地局との無線回線を接続する制御を行
い、かつ、この無線回線接続を確認した後に、移動局と
有線電話網との、現在接続中の有線回線を接続断に制御
している。したがって、移動局(携帯電話機)を有線電
話機として使用中に無線回線を通じた携帯電話機の動作
に切り替えが行われ、その通話が継続される。
【0013】請求項3記載の移動通信システムは、移動
局を有線電話機として使用する場合、有線電話網との接
続を検出した際に、少なくともスピーカを有線電話発信
通話手段に自動的に接続して着信呼び出し音信号を出力
し、かつ、音声出力による通話を行うために切り替えて
いる。したがって、手動による切り替えが不要になる。
請求項4,5記載の移動通信システムは、有線電話網か
らの局線の電圧を電源電圧として移動局の各部に供給
し、また、内蔵電池に充電するようにしている。したが
って、移動局としての電池の省電力化が図られ、内蔵電
池による長時間動作が可能になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の移動通信システムの実施例を
図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の移動通信システムの第1実
施例の概略構成を示すブロック図である。図1におい
て、この例は、セルラー方式移動電話システム(自動車
電話、携帯電話)、PHS等であり、移動局の登録情報
の管理及び有線電話網との回線制御を行う移動電話制御
局11と、移動局が無線回線で接続され、小サービスエ
リアが隣接するように配置される多数の基地局12と、
移動電話制御局11と接続される有線電話網における交
換局13が設けられている。さらに、交換局13に接続
される多数の有線電話機14と、基地局12のサービス
エリアの無線回線で接続されて無線通話を行う携帯電話
機などの移動局15が設けられている。また、交換局1
3に接続され、屋内に配置される回線(局線)接続用コ
ネクタ(局線モジュールコネクタ:レセプタクル)16
と、移動局15にケーブルで接続され、この移動局15
を交換局13を通じて有線通話を行う際に回線接続用コ
ネクタ16に接続する移動局側接続コネクタ(モジュー
ルコネクタ:プラグ)17が設けられている。
【0016】図2は移動局15の詳細な構成を示すブロ
ック図である。図2において、図1中の基地局12と無
線電波の送受信を行うためのアンテナ21と、受信時に
アンテナ21からの受信信号から搬送波を除去し、ベー
スバンド帯域信号を出力するとともに、送信時には符号
化信号に搬送波を掛け合わせて送信周波数に変換して出
力する無線部22が設けられている。さらに、無線部2
2からのベースバンド帯域信号から復号化した音声信号
及び制御データを出力し、また、送話の音声信号、制御
データの誤り訂正符号化し、フレーム単位の送信データ
を生成して出力する符復号部23と、通話を行うための
マイクロホン24及びスピーカ25とが設けられてい
る。また、図1に示す交換局13との接続制御、基地局
12を通じた無線電話網との接続用の制御データを符復
号部23に出力する制御部26と、移動局側接続コネク
タ17がケーブルで接続され、回線(局線)接続用コネ
クタ16に着脱するとともに、当該移動局15を有線電
話として使用する際に接続し、その監視信号、選択信
号、音声信号等を処理する有線電話処理回路27とが設
けられている。さらに、有線通話又は無線通話を行う際
に切り替えられ、符復号部23からの無線受信による音
声信号又は有線電話処理回路27からの有線による音声
信号を制御部26の制御で選択して出力する切替スイッ
チ28と、制御部26に接続され、有線通話を行ってい
る際に使用者が押下(オン)操作して無線通話に切り替
える指示を行う回線選択スイッチ29が設けられてい
る。無線部22には、オン/オフフック、テンキー等を
備えるキー部30が設けられ、また、制御部26には、
当該基地局12の電話番号を記憶したメモリ31が設け
られている。また、電源としての電池32が設けられて
いる。
【0017】以上のように構成された第1実施例につい
て、以下にその動作について説明する。図1及び図2に
おいて、移動局15を無線電話機として使用する場合、
移動局15にケーブルで接続された移動局側接続コネク
タ17は、回線接続用コネクタ16に接続せずに、例え
ば、携帯して使用する。この場合、切替スイッチ28が
制御部26の制御によって符復号部23からの音声信号
をスピーカ25に出力するように切り替えられる。基地
局12と移動局15とが無線部22及びアンテナ21を
通じた無線回線で接続され、受信時にアンテナ21から
の受信信号から無線部22が搬送波を除去し、ベースバ
ンド帯域信号を符復号部23に送出する。符復号部23
がベースバンド帯域信号から復号化した音声信号をスピ
ーカ25から音声出力する。送信時はマイクロホン24
からの音声信号を符復号部23で符号化し、さらに、無
線部22で符号化信号に搬送波を掛け合わせて送信周波
数に変換してアンテナ21を通じて送信する。
【0018】次に、移動局15を有線電話機として使用
する場合、移動局側接続コネクタ17を回線接続用コネ
クタ16に接続する。この局線との接続によって有線電
話処理回路27が回線電流を検出し、その通知で当該移
動局15を有線電話機として使用する旨を制御部26が
認識して、着信待ちの状態に設定する。この着信待ちの
状態では、切替スイッチ28が制御部26の制御によっ
て有線電話処理回路27からの着信呼び出し信号をスピ
ーカ25に出力するように切り替える。すなわち、移動
局15をマイクロホン24及びスピーカ25を用い、か
つ、有線電話処理回路27を通じて有線電話機として使
用する状態に設定される。この状態で着信があり、その
着信呼び出し音がスピーカ25から吹鳴すると、この呼
び出しに対して、使用者がキー部30のオン/オフフッ
クを操作する。この操作以降、有線電話機14との通話
が行われる。この場合、符復号部23は動作しないよう
に制御部26が制御する。通話が終了して使用者がキー
部30のオン/オフフックキーを操作する。
【0019】次に、当該移動局15を有線電話機として
使用し、かつ、発信を行う場合、キー部30のオン/オ
フフックキーを操作し、その発呼が有線電話処理回路2
7、移動局側接続コネクタ17及び回線接続用コネクタ
16を通じて交換局13に行われる。この後、交換局1
3からの応答信号を使用者がスピーカ25を通じて聴取
し、キー部30のテンキーから電話番号を入力し、その
選択信号を有線電話処理回路27を通じて交換局13に
送出して、有線電話機14との回線接続が行われ、これ
以降、通話となる。
【0020】この有線による通話中に移動局15を無線
電話機として動作させる場合、例えば、通話を継続した
まま屋外に出る際に、回線選択スイッチ29を押下す
る。この押下を制御部26が認識すると、制御部26は
メモリ31から、当該移動局15を無線電話機として使
用する旨の特定信号(ID)及び、この移動電話システ
ムに登録されている電話番号を読み出し、無線部22、
アンテナ21を通じて基地局12に無線送信する。基地
局12では受信したID及び、電話番号を移動電話制御
局11に有線回線を通じて送出する。移動電話制御局1
1は、このID及び、電話番号を解析して、まず、移動
局15と基地局12との無線回線の接続を行い、次に、
現在、当該移動局15と交換局13との間の有線電話回
線を接続断にし、さらに、切替スイッチ28が制御部2
6の制御によって符復号部23からの音声信号をスピー
カ25に出力するように切り替えられる。また、符復号
部23が動作停止に制御されている場合は、その動作開
始を制御部26が制御する。この後は移動局15が無線
電話機として動作し、これまで交換局13を通じて行っ
ていた有線電話機14との有線電話の通話が、そのまま
継続できることになる。この無線電話機としての通話が
開始された後に使用者が、移動局側接続コネクタ17を
回線接続用コネクタ16から取り外して、当該移動局1
5を携帯し、例えば、屋外に移動して通話を行うことに
なる。
【0021】このように、この第1実施例では移動局1
5を屋内で移動局側接続コネクタ17と回線接続用コネ
クタ16とを接続して有線電話機として使用し、その通
話料金を低減できるともに、その有線電話機としての通
話中にも、無線電話機に切り替えて通話が継続されるた
め、通話を中断することなく、その使用の利便性を損な
うことがなくなる。
【0022】図3は、第2実施例の構成を示すブロック
図である。この第2実施例では、移動局15を有線電話
機として使用する際に回線電圧を電源として使用し、移
動局15の電池(電源)の消費電力を低減している。換
言すれば、有線通話の場合には、電池(電源)を電源と
として使用せずに、移動局15を本来の無線電話機とし
て携帯する際の、その動作時間が短縮されないようにし
ている。
【0023】図3において、その構成は図2に示す第1
実施例の有線電話処理回路27の入力端、すなわち、図
1中の交換局13における規定電圧を変換する電圧変換
回路35が設けられている。この電圧変換回路35は慣
用的に用いられるトランジスタを用いた閉ループ制御の
電圧安定化回路などを用いれば良い。なお、図1示す構
成は、この第2実施例でも同様である。
【0024】以上のように構成された第2実施例につい
て、以下にその動作について説明する。図1及び図3に
おいて、電圧変換回路35は交換局13における規定電
圧を無線部22、符復号部23、制御部26、有線電話
処理回路27、メモリ31の一部又は組み合わせ若しく
は全部へ、所定電圧に変換して供給する。交換局13に
おける規定電圧は、例えば、事業用電気通信設備規則に
おける事業用電気通信回線設備での端末の接続点が、そ
の端末を切り離したときに42ボルト(V)以上53V
以下と規定されている。この電圧を、例えば、5Vに変
換かつ安定化して無線部22からメモリ31に当該移動
局15を有線電話機として使用する際に電源電圧として
印加する。
【0025】このように、この第2実施例では第1実施
例における利点とともに、移動局15を有線電話機とし
て使用する際に移動局15の電池(電源)22の消費電
力が増大化せずに、無線電話機として使用する場合、そ
の長時間の動作が可能になる。
【0026】なお、この電圧安定化回路35からの電圧
を電池32の充電電圧と利用しても良い。この場合、電
圧安定化回路35と電池32との間に、慣用的な充電制
御回路(充電電流制御回路、充電完了停止制御回路)を
設ければ良い。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1,2記載の移動通信システムによれば、移動局に設け
られた移動局側接続コネクタが局線接続用コネクタに接
続され、この後に有線電話網に発呼して通話を行い、こ
の有線による通話中に、その通話を移動無線電話網に切
り替える指示が行われた際に、当該移動局を移動無線電
話網と接続する切替指示及び電話番号のデータを無線電
話発信通話手段を通じて送信する。このデータを移動電
話制御局が基地局を通じて受け取った際に、移動局と基
地局との無線回線を接続する制御を行い、かつ、この無
線回線接続を確認した後に、移動局と有線電話網との有
線回線を接続断に制御しているため、移動局(携帯電話
機)を有線電話機として使用中に無線回線を通じた携帯
電話機の動作に切り替えて通話を継続でき、その利便性
が向上するという効果を有する。請求項3記載の移動通
信システムは、移動局を有線電話機として使用する場
合、有線電話網との接続を検出した際に、少なくともス
ピーカを有線電話発信通話手段に自動的に接続して着信
呼び出し音信号を出力し、かつ、通話を行うために切り
替えているため、手動による切り替えが不要になり、そ
の操作性が向上するという効果を有する。
【0028】請求項4,5記載の移動通信システムは、
有線電話網からの局線の電圧を移動局各部の電源電圧と
して供給し、また、内蔵電池に充電するようにしている
ため、移動局としての電池の省電力化が図られ、長時間
の電池による動作が可能になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動通信システムの第1実施例の概略
構成を示すブロック図
【図2】図1中の移動局の詳細な構成を示すブロック図
【図3】第2実施例の構成を示すブロック図
【図4】(a)PHSにあって屋内での使用状態を示す
ブロック図 (b)PHSにあって屋外での使用状態を示すブロック
【符号の説明】 11 移動電話制御局 12 基地局 13 交換局 14 有線電話機 15 移動局 16 回線接続用コネクタ 17 移動局側接続コネクタ 22 無線部 23 符復号部 25 スピーカ 26 制御部 27 有線電話処理回路 28 切替スイッチ 29 回線選択スイッチ 30 キー部 31 メモリ 32 電池 35 電圧変換回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 1/00 F H04Q 7/34 H04Q 7/04 C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動無線電話網と有線電話網を回線接続
    し、かつ、制御するとともに基地局が接続される移動電
    話制御局、移動局を有し、この移動局が前記基地局と無
    線回線で接続される移動通信システムであり、前記移動
    局に、前記移動無線電話網と無線回線を通じて発信かつ
    通話を行う無線電話発信通話手段と、前記有線電話網を
    通じて発信かつ通話を行う有線電話発信通話手段と、前
    記有線電話発信通話手段を前記有線電話網に接続する接
    続手段と、前記有線電話発信通話手段及び接続手段を通
    じて当該移動局が前記有線電話網と通話中に、この通話
    を無線電話発信通話手段を通じた前記移動無線電話網に
    切り替えて継続するための指示を行う切替手段と、前記
    切替手段から前記移動無線電話網への切り替えが指示さ
    れた際に、当該移動局を前記移動無線電話網と接続する
    ための少なくとも切替指示及び電話番号のデータを前記
    無線電話発信通話手段を通じて送信する制御を行う制御
    手段とを備え、前記移動電話制御局は、前記移動局が前
    記有線電話網と回線接続中に前記移動無線電話網への切
    替指示データを基地局を通じて受け取った際に、前記移
    動局と前記基地局との回線を接続する制御を行う接続制
    御手段と、前記接続制御手段が前記移動局と前記基地局
    との回線接続を確認した後に、前記移動局と前記有線電
    話網との有線回線を接続断に制御する有線回線接続制御
    手段とを備えることを特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記接続手段として、有線電話網に接続
    され、かつ、屋内に配置される局線接続用コネクタに着
    脱する移動局側接続コネクタを有し、かつ、前記切替手
    段として、前記有線電話発信通話手段を通じた通話を前
    記無線電話発信通話手段を通じて移動無線電話網に切り
    替える指示操作を行うスイッチを有するとともに、前記
    制御手段に、移動無線電話網に対する少なくとも切替指
    示及び電話番号を記憶し、かつ、前記スイッチの指示操
    作によって読み出されるメモリとを備えることを特徴と
    する請求項1記載の移動通信システム。
  3. 【請求項3】 前記無線電話発信通話手段及び有線電話
    発信通話手段に通話を行うための共通のマイクロホン及
    びスピーカを備え、かつ、接続手段を通じて有線電話網
    との接続を検出する検出手段と、前記検出手段が有線電
    話網との接続を検出した際に、少なくとも前記スピーカ
    を有線電話発信通話手段に自動的に接続して着信呼び出
    し音信号を出力し、かつ、通話を行うために切り替える
    自動切替手段を備えることを特徴とする請求項1記載の
    移動通信システム。
  4. 【請求項4】 前記有線電話網からの局線の電圧を、移
    動局の無線電話発信通話手段、有線電話発信通話手段、
    接続手段、切替手段のいずれか又は組み合わせ若しくは
    全部の電源電圧として供給するための電源回路を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  5. 【請求項5】 前記移動局に電源としての電池を備え、
    かつ、有線電話網からの局線の電圧を、前記電池に充電
    するための充電回路を備えることを特徴とする請求項1
    記載の移動通信システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100440664B1 (ko) * 2001-05-21 2004-07-19 (주)지에스텔레텍 이동통신단말기를 이용한 유선통신시스템 및 그 방법
KR100473722B1 (ko) * 2000-05-11 2005-03-08 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 펄베이시브 음성 핸드셋 시스템

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KR100473722B1 (ko) * 2000-05-11 2005-03-08 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 펄베이시브 음성 핸드셋 시스템
KR100440664B1 (ko) * 2001-05-21 2004-07-19 (주)지에스텔레텍 이동통신단말기를 이용한 유선통신시스템 및 그 방법

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