JPH08139660A - 中継を伴う一斉同報通信システムの中継局指定方法 - Google Patents

中継を伴う一斉同報通信システムの中継局指定方法

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JPH08139660A
JPH08139660A JP27873394A JP27873394A JPH08139660A JP H08139660 A JPH08139660 A JP H08139660A JP 27873394 A JP27873394 A JP 27873394A JP 27873394 A JP27873394 A JP 27873394A JP H08139660 A JPH08139660 A JP H08139660A
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JP
Japan
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station
information
relay
relay station
stations
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JP27873394A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Okamoto
良一 岡本
Yukio Makita
幸雄 槇田
Kazuhiko Sugino
一彦 杉野
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】中継を伴う一斉同報通信で、送信局が複数の受
信局に設定情報3を送信して領域32内のデータを設定
する系で、中継局の変更や解除を送信局が容易に行える
ようにする。 【構成】送信局は中継局変更の際、先ず現中継局を解除
する旨のコマンド21とその局識別番号を含む領域22
からなる中継局解除情報2を一斉同報通信し、現中継局
は更にこの情報2を一斉同報通信する。現中継局はその
後情報2を解析して自身の中継機能を解除する。次に送
信局は新中継局を指定する旨のコマンド11と、その局
識別番号を含む領域12からなる中継局指定情報1を一
斉同報通信する。新に中継局となる局はこの情報1を解
析し自身を中継局に設定したうえ、この情報1を一斉同
報通信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば特定範囲内に
設置された複数の装置に、共通の情報を、比較的出力の
小さな無線による一斉同報通信により設定するシステム
であって、電波が到達しない遠方の装置に対して、途中
の装置で中継を行いながら情報を設定しようとするシス
テムのような中継を伴う一斉同報通信システムの中継局
指定方法に関する。
【0002】なお、以下各図において同一の符号は同一
もしくは相当部分を示す。
【0003】
【従来の技術】図6は中継を伴う一斉同報通信により情
報を設定するシステムの構成と動作の一例を示す。同図
において、A〜I,Sは特定範囲内に設置された通信局
であり、Sが送信局,A〜Iが受信局である。受信局は
中継局となれる機能を持つ。中継局(この例ではB,
E)は、受信した情報を一斉同報通信で送信する。局
B,Eには予め中継局の設定をしておく。このシステム
では一斉同報通信には無線を使用しているため、電波の
届く範囲は限りがあり、送信局Sの送信した電波は局A
〜C以外には到達せず、中継局Bの送信した電波は局D
〜F以外には到達せず、また中継局Eの送信した電波は
局G〜I以外には到達しない。この図の矢印は、直接通
信可能な局間の通信方向を示している。
【0004】次に図6のシステムにおいて、実際に局
B,Eを中継しながら送信局Sが一斉同報通信により、
局A〜Iに情報を設定する動作を説明する。送信局Sは
情報を一斉同報通信により送信する()。局A〜Cは
情報を受信し、自身の被設定装置に設定する()。こ
のうち局Bは予め中継局と設定されているので、受信し
た情報を一斉同報通信により中継発信する()。中継
局Bからの一斉同報通信を受信した局D〜Fは、受信し
た情報を自身の被設定装置に設定する()。このうち
局Eは予め中継局と設定されているので、受信した情報
を一斉同報通信により中継発信する()。中継局Eか
らの一斉同報通信を受信した局G〜Iは、受信した情報
を自身の被設定装置に設定する()。以上により、全
ての被情報設定局A〜Iに共通の情報を設定することが
できる。
【0005】図7は中継を伴う一斉同報通信システムの
構成と動作の別の例を示す。同図においてSは送信局,
A〜Iは受信局である。この例では中継局は予め設定し
ておかず、全ての受信局が以下の条件で中継を行う。こ
のシステムにおいても無線を使用しているため、電波の
届く範囲は限られている。同図の点線d1 ,及び点線d
2 は、それぞれ送信局Sが発信する電波の到達範囲、及
び局Bが発信する電波の到達範囲を示している。各受信
局は情報を受け取った際に無線の電界強度を測り、この
電界強度が適当な閾値以下の場合は中継を行う。よっ
て、図7では境界線d1 ,d2 近くの局B及びEが中継
局となる。この図の矢印は、直接通信可能な局間の通信
方向を示している。
【0006】次に図7のシステムにおける一斉同報通信
による情報設定の動作を説明する。送信局Sは情報を一
斉同報通信により送信する()。局A〜Cは情報を受
信し、自身の被設定装置に設定する()。そしてこの
受信時に同時に電界強度を調べる。局A,Cは電界強度
が閾値以上であるので中継は行わず、局Bは電界強度が
閾値以下であるので、一斉同報通信により中継発信する
()。中継局Bからの一斉同報通信を受信した局D〜
Fは、受信した情報を自身の被設定装置に設定する
()。そしてこの受信時に同時に電界強度を調べる。
局D,Fは電界強度が閾値以上であるので中継は行わ
ず、局Eは電界強度が閾値以下であるので、受信した情
報を一斉同報通信により中継発信する()。中継局E
からの一斉同報通信を受信した局G〜Iは、受信した情
報を自身の被設定装置に設定する()。この時電界強
度を調べるが、局G〜Iは閾値以上であるので中継は行
わない。このようにして、全ての被情報設定局A〜Iに
共通の情報を設定することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図6,図
7のシステムには次のような問題がある。図6のシステ
ムではシステムを構成する際、最初に或る特定の受信局
に対して中継局の設定をしておく必要があり、システム
を変更する場合にも中継局がどこならば良いか予想し、
人がその場所まで行き、中継局の設定をしなおさなけれ
ばならない。
【0008】図8は図6のシステムにおいて受信局を1
つ増やした事で、中継局を増やさなければならない例を
示している。即ち、図8は受信局Jを追加した後の構成
図で、受信局Fを中継局とすれば、受信局Jに情報が伝
達される事を示している。この場合、受信局Fを中継局
にするための設定をしに、その場所まで人が出向かなけ
ればならない。このように、システム変更が全て無線で
行われるわけではなく、人手が介在する事になり面倒な
部分があった。
【0009】また、図7のシステムでは中継局となる条
件が無線の電界強度で決まるために、システムの構成に
よっては中継局となって欲しくない受信局でも中継局に
なってしまったり、逆に中継局になって欲しい局でも中
継局にならない事がある。図9は本来情報を受け取るだ
けの受信局が、中継局となってしまった例を示してい
る。局Dは本来単に受信局であるが、中継局Bからの情
報を受け取る際、電界強度レベルが低く中継局となって
しまい、局Dより下位の局に対し一斉同報通信を始め
る。それと同時期に局Dと同様に局Eも中継局となり、
下位の局に対し一斉同報通信を始めるので、2つの無線
が重なり合い混信してしまう事になる。
【0010】図10は本来、中継局となるはずの受信局
が、中継局とはならなかった例を示している。局Eが中
継局Bからの情報を受け取る際、電界強度レベルが高い
ので中継局とはならずに一斉同報通信はしない。よっ
て、局Eより下位の受信局G〜Iは、情報を受け取る手
段がなくなってしまう事になる。このように、電界強度
レベルにより中継局を決定するというこの方法は、構成
によっては最適な中継局が選択されない事から、全ての
受信局に対して情報が正しく伝わらない可能性がある。
【0011】そこでこの発明は、一斉同報通信システム
の要である中継局の設定及び変更を送信局でのみ管理す
る事により、より容易にし、またより確実性の高い情報
設定が行える中継を伴う一斉同報通信システムの中継局
指定方法を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、送信局(Sなど)と複数の受信局(A〜Iなど)
からなり、送信局が一斉同報通信により受信局に情報
(設定情報3など)を送信するシステムであって、前記
受信局内に中継局を兼ねるものを設け、送信局からの直
接の送信が困難な受信局には、送信局が前記の一斉同報
通信を行ったのち、更に1又は複数の中継局に順次一斉
同報通信による中継を行わせて情報を伝達する中継を伴
う一斉同報通信システムにおいて、請求項1の中継局指
定方法では、送信局が、中継局を指定する旨の指令(コ
マンド11など)と、(局識別番号領域12などに)こ
の指定される1又は複数の中継局の識別番号とを含む中
継局指定情報(1など)を一斉同報通信し得るようにす
る。
【0013】また、請求項2の中継局指定方法では、送
信局が、中継局を解除する旨の指令(コマンド21な
ど)と、(局識別番号領域22などに)この解除される
1又は複数の中継局の識別番号とを含む中継局解除情報
(2など)を一斉同報通信し得るようにする。また、請
求項3の中継局指定方法では、請求項1に記載の中継局
指定方法において、前記中継局指定情報内に2つ以上中
継を重ねる中継局識別番号が含まれている時は、この中
継局指定情報を受信した当該指定の少なくとも中継の末
端でない受信局は、この中継局指定情報を解析をして自
身を中継局に設定し、受信した中継局指定情報を一斉同
報通信により中継するようにする。
【0014】また、請求項4の中継局指定方法では、請
求項2に記載の中継局指定方法において、前記中継局解
除情報内に2つ以上中継を重ねる中継局識別番号が含ま
れている時は、この中継局解除情報を受信した当該解除
の少なくとも中継の末端でない中継局は、この中継局解
除情報を一斉同報通信により中継したのち、この中継局
解除情報を解析し自身の中継局指定を解除するようにす
る。
【0015】
【作用】一斉同報通信に使用する情報を、中継局にした
い受信局の局識別番号が入っている中継局指定情報1,
中継機能を取り外したい局の局識別番号が入っている中
継局解除情報2,受信局に設定したい情報が入っている
設定情報3の3種類とする。
【0016】全ての受信局は中継局となり得る機能を持
っており、中継局指定情報1を受信し、解析した結果が
自局は中継局だと認識した時は、中継局となるようにす
る。中継局となった局が中継局解除情報2を受信し、解
析した結果、自局は中継局指定を解除されると認識した
時は、自局の中継機能を外すようにする。中継局とした
い局が中継局指定情報1を受信した場合、まず情報を解
析し、自身が中継局だと認識した場合は、自局に中継局
設定を行い、その後、その情報を中継して一斉同報通信
するようにする。
【0017】中継機能を解除したい局が中継局解除情報
2を受信した場合は、まず下位の局に対し情報2をその
まま中継して一斉同報通信をし、その後、情報2の解析
をして自身は中継局指定を解除されると認識したら自局
の中継局の設定を解除する。
【0018】
【実施例】図1は本発明に基づく一斉同報通信に使用す
る3種類の情報の構成例を示す。同図(A)は中継局指
定情報1の構成を示し、11は中継局を指定する旨のコ
マンド(指令)、12はこの指定の対象となる局の識別
番号の格納される領域である。
【0019】また、図1(B)は中継局解除情報2の構
成を示し、21は中継局を解除する旨のコマンド、22
はこの解除の対象となる局の識別番号の格納領域であ
る。また、図1(C)は設定情報3の構成を示し、31
は情報を設定すべき旨のコマンド、32は受信局に設定
すべきデータの格納領域である。図2は本発明によっ
て、送信局Sが中継局B,Eを中継しながら、一斉同報
通信により情報を全ての受信局A〜Iに設定する動作の
説明図である。送信局Sが1回目に送信する一斉同報通
信の情報は、局Bが中継局である事の情報が局識別番号
領域12に入っている中継局指定情報1である。送信局
Sがこの一斉同報通信を行い()、局Bが受信してそ
の情報1の領域12の中に自身の局識別番号があること
を確認すると、局Bは中継局となる。その他の受信局
A,Cは、情報1の中に自身の局識別番号がないので何
もせず捨てる。この情報1は、の点線で囲まれた範囲
までしか届かない。
【0020】送信局Sが2回目に送信する一斉同報通信
の情報は、局Eが中継局であることの情報が入っている
中継局指定情報1である。送信局Sがこの一斉同報通信
を行い()、局Bが受信すると、局Bは中継局となっ
ているのでそのまま中継をし、下位の受信局に対し一斉
同報通信する()。中継局Bからの一斉同報通信を受
信した局Eは、この情報1の局識別番号領域12を解析
し、自身の局識別番号があることを確認すると、局Eは
中継局となる。その他の局D,Fは、情報の中に自身の
局識別番号がないので何もせずに捨てる。この情報1
は、の点線で囲まれた範囲まで届く。
【0021】送信局Sが3回目に送信する一斉同報通信
の情報は、全ての受信局に設定する情報が領域32に入
っている設定情報3である。送信局Sがこの一斉同報通
信を行うと、先ず受信局A〜Cがこの情報3を受信し、
領域32内のデータを自身に設定する()。局Bは中
継局なので、その情報3をそのまま中継して下位の局に
対し一斉同報通信をし()、受信局D〜Fは、この情
報3を受信し、領域32内のデータを自身に設定する。
局Eは中継局なので、その情報3をそのまま中継して下
位の局に対し一斉同報通信をし()、受信局G〜I
は、この情報3を受信し、領域32のデータを自身に設
定する。この情報3は、の点線で囲まれた範囲まで届
く。このようにして、この設定情報3は局B,Eを中継
し、全ての受信局A〜Iに設定される。
【0022】図3は本発明によって、中継局B,Eを局
C,Fへ変更する動作の説明図である。なお、同図にお
いて点線の矢印〜は中継局変更前の情報通信の方向
を示し、実線の矢印〜は中継局変更後の情報通信の
方向を示す。送信局Sが1回目に送信する一斉同報通信
の情報は、局Eの中継局指定を取り外すことの情報が入
っている中継局解除情報2である。送信局Sが先ずこの
情報2の一斉同報通信を行い()、局Bが受信する
と、局Bは中継局なのでそのまま中継して一斉同報通信
する()。その他の局A,Cがの一斉同報通信を受
信しても、情報2の領域22の中に自身の局識別番号が
ないので何もしない。の一斉同報通信を受信した中継
局Eは、その情報2の領域22の中に自身の局識別番号
があることを確認すると、自局の中継局の設定を解除す
る。その他の局D,Fがこの情報を受信しても、自身の
局識別番号がないので何もしない。
【0023】送信局Sが2回目に送信する一斉同報通信
の情報は、中継局Bの中継局指定を取り外すことの情報
が入っている中継局解除情報2である。送信局Sがこの
情報2の一斉同報通信を行うと()、それを受信した
中継局Bは、その情報2の領域22の中に自身の局識別
番号があることを確認し、自身の中継機能を解除する。
その他の局A,Cは、この情報を受信しても情報の中に
自身の局識別番号がないので何もしない。
【0024】送信局Sが3回目に送信する一斉同報通信
の情報は、局Cが中継局であることの情報が入っている
中継局指定情報1である。送信局Sがこの情報1の一斉
同報通信を行うと()、図2で述べたと同様に局Cが
中継局となる。送信局Sが4回目に送信する一斉同報通
信の情報は、局Fが中継局であることの情報が入ってい
る中継局指定情報1である。送信局Sがこの情報1の一
斉同報通信を行うと()、図2で述べたと同様に中継
局Cを中継して局Fに情報が届き、局Fが中継局とな
る。このようにしてシステムの変更は、送信局Sのみで
管理されて行われる。
【0025】本発明によって、中継局B,EをC,Fへ
変更する動作の別の実施例を、図3と図4,図5を用い
て説明する。送信局Sが1回目に送信する一斉同報通信
の情報は、局B,Eの中継局指定を取り外すことの情報
が入っている中継局解除情報2である。送信局Sがこの
情報2の一斉同報通信を行い()、中継局であるBが
受信すると、中継局Bは先ず下位の局D〜Fに対し受信
した情報2を中継して一斉同報通信を行う()。その
後、受信した情報2の領域22の解析に移り、自身の局
識別番号があることを確認し、自身の中継局設定を解除
する。局Bからの一斉同報通信を受信した中継局Eは、
まず下位の局G〜Iに対し受信した情報2を中継して一
斉同報通信を行う()。その後、受信した情報2の領
域22の解析に移り、自身の局識別番号があることを確
認し、自身の中継局設定を解除する。中継局ではない受
信局は、この情報を受信しても何もしない。
【0026】図4はこのように送信局Sの1回の一斉同
報通信で、中継局(この例ではB,E)が中継局解除情
報2を受信した時の動作を示すフローチャートで、中継
局が受信した情報2を一斉同報通信し(ステップ4
1)、その後でその情報2を解析する(ステップ4
2)。これにより複数の中継局の中継機能の解除が、送
信局Sの1回の一斉同報通信でできるようになる。
【0027】送信局Sが2回目に送信する一斉同報通信
の情報は、局C,Fが中継局であることの情報が入って
いる中継局指定情報1である。送信局Sがこの情報1の
一斉同報通信を行い()、局Cが受信すると、局Cは
先ず情報1の領域12の解析をし、自身の局識別番号が
あることを確認して中継局となる。その後、下位の局に
対しこの受信した情報1を中継して一斉同報通信する
()。その情報1を受信した受信局Fは、先ず情報1
の領域12の解析をし、自身の局識別番号があることを
確認して中継局となる。その後、下位の局に対し受信し
た情報1を中継して一斉同報通信する()。この情報
1を受信した受信局で、情報1の領域12の中に自身の
局識別番号がない場合は、何もせず情報を捨てる。
【0028】図5はこのように送信局Sの1回の一斉同
報通信で、中継局となる受信局(この例ではC,F)が
この中継局指定情報1を受信した時の動作を示すフロー
チャートで、中継局となる局が受信した情報1を一旦、
解析し(ステップ51)、自身が中継局となることを認
識した後に、この受信した情報1を一斉同報通信する
(ステップ52)。これにより複数の中継局の設定が、
送信局Sの1回の一斉同報通信でできるようになる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば送信局が設定情報3の一
斉同報通信により、直接及び中継局を介してその情報を
他の複数の受信局に設定するシステムにおいて、送信局
が必要時に当該局の識別番号を含み、中継局の指定を行
う旨の情報1や中継局の解除を行う旨の情報2を一斉同
報通信で行うようにしたので、次のような効果が得られ
る。
【0030】(1).システムの中の特定の受信局を中
継局と指定できるので、混信や情報が来ないなどの理由
で、全ての受信局に情報を伝達できないということは少
なくなり、システムの信頼性を高めることができる。 (2).システムの中の特定の中継局の中継機能を解除
できるので、(1)の動作と組み合わせる事により、シ
ステム変更する際は、送信局で全てが管理される事にな
りシステムの変更が容易となる。
【0031】(3).複数の中継局の指定及び解除が、
それぞれ1回の一斉同報通信でできるので、より容易に
システム変更ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づいて一斉同報通信に使用する情報
の種類と構成の実施例を示す図
【図2】本発明に基づく情報設定動作の説明図
【図3】本発明に基づく中継局変更動作の説明図
【図4】本発明に基づき現中継局が中継局解除情報を受
信した時の動作を示すフローチャート
【図5】本発明に基づき中継局となる受信局が中継局指
定情報を受信した時の動作を示すフローチャート
【図6】中継を伴う従来の一斉同報通信システムの構成
と動作の一例を示す図
【図7】同じく従来の一斉同報通信システムの構成と動
作の別の例を示す図
【図8】従来のシステムにて中継局を増やす場合の構成
例を示す図
【図9】従来のシステムにおける混信の例の説明図
【図10】従来のシステムにおける情報断絶の例の説明
【符号の説明】
1 中継局指定情報 2 中継局解除情報 3 設定情報 11 コマンド 12 局識別番号領域 21 コマンド 22 局識別番号領域 31 コマンド 32 設定情報 S 送信局 A〜I 受信局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉野 一彦 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信局と複数の受信局からなり、送信局が
    一斉同報通信により受信局に情報を送信するシステムで
    あって、 前記受信局内に中継局を兼ねるものを設け、 送信局からの直接の送信が困難な受信局には、送信局が
    前記の一斉同報通信を行ったのち、更に1又は複数の中
    継局に順次一斉同報通信による中継を行わせて情報を伝
    達する中継を伴う一斉同報通信システムにおいて、 送信局が、中継局を指定する旨の指令と、この指定され
    る1又は複数の中継局の識別番号とを含む中継局指定情
    報を一斉同報通信し得るようにしたことを特徴とする中
    継を伴う一斉同報通信システムの中継局指定方法。
  2. 【請求項2】送信局と複数の受信局からなり、送信局が
    一斉同報通信により受信局に情報を送信するシステムで
    あって、 前記受信局内に中継局を兼ねるものを設け、 送信局からの直接の送信が困難な受信局には、送信局が
    前記の一斉同報通信を行ったのち、更に1又は複数の中
    継局に順次一斉同報通信による中継を行わせて情報を伝
    達する中継を伴う一斉同報通信システムにおいて、 送信局が、中継局を解除する旨の指令と、この解除され
    る1又は複数の中継局の識別番号とを含む中継局解除情
    報を一斉同報通信し得るようにしたことを特徴とする中
    継を伴う一斉同報通信システムの中継局指定方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の中継局指定方法におい
    て、 前記中継局指定情報内に2つ以上中継を重ねる中継局識
    別番号が含まれている時は、この中継局指定情報を受信
    した当該指定の少なくとも中継の末端でない受信局は、
    この中継局指定情報を解析をして自身を中継局に設定
    し、受信した中継局指定情報を一斉同報通信により中継
    するようにしたことを特徴とする中継を伴う一斉同報通
    信システムの中継局指定方法。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の中継局指定方法におい
    て、 前記中継局解除情報内に2つ以上中継を重ねる中継局識
    別番号が含まれている時は、この中継局解除情報を受信
    した当該解除の少なくとも中継の末端でない中継局は、
    この中継局解除情報を一斉同報通信により中継したの
    ち、この中継局解除情報を解析し自身の中継局指定を解
    除するようにしたことを特徴とする中継を伴う一斉同報
    通信システムの中継局指定方法。
JP27873394A 1994-11-14 1994-11-14 中継を伴う一斉同報通信システムの中継局指定方法 Pending JPH08139660A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113875064A (zh) * 2019-09-09 2021-12-31 株式会社Lg新能源 用于使用中间节点进行通信的电池管理系统和方法

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