JPH08139566A - 弾性表面波フィルタ - Google Patents
弾性表面波フィルタInfo
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- JPH08139566A JPH08139566A JP27488694A JP27488694A JPH08139566A JP H08139566 A JPH08139566 A JP H08139566A JP 27488694 A JP27488694 A JP 27488694A JP 27488694 A JP27488694 A JP 27488694A JP H08139566 A JPH08139566 A JP H08139566A
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- Japan
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- surface acoustic
- acoustic wave
- wave converter
- converter
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- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 伝達特性の制約を受けることなく、入力イン
ピーダンスと出力インピーダンスとを一致させることが
できるようにする。 【構成】 入力側弾性表面波変換器3および出力側弾性
表面波変換器4の双方を同一の正規型弾性表面波変換器
(3−1,4−1)と同一のアポダイズド弾性表面波変
換器(3−2,4−2)とで構成する。正規型弾性表面
波変換器3−1(4−1)とアポダイズド弾性表面波変
換器3−2(4−2)とを、弾性表面波の伝播方向に対
して平行に配置し、かつ電気的に並列に接続する。正規
型弾性表面波変換器3−1とアポダイズド弾性表面波変
換器4−2とを、またアポダイズド弾性表面波変換器3
−2と正規型弾性表面波変換器4−1とを、それぞれ弾
性表面波の伝搬方向に対向して配置する。
ピーダンスと出力インピーダンスとを一致させることが
できるようにする。 【構成】 入力側弾性表面波変換器3および出力側弾性
表面波変換器4の双方を同一の正規型弾性表面波変換器
(3−1,4−1)と同一のアポダイズド弾性表面波変
換器(3−2,4−2)とで構成する。正規型弾性表面
波変換器3−1(4−1)とアポダイズド弾性表面波変
換器3−2(4−2)とを、弾性表面波の伝播方向に対
して平行に配置し、かつ電気的に並列に接続する。正規
型弾性表面波変換器3−1とアポダイズド弾性表面波変
換器4−2とを、またアポダイズド弾性表面波変換器3
−2と正規型弾性表面波変換器4−1とを、それぞれ弾
性表面波の伝搬方向に対向して配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、弾性表面波フィルタ
に関し、特に入力インピーダンスと出力インピーダンス
とを一致させることのできる弾性表面波フィルタに関す
るものである。
に関し、特に入力インピーダンスと出力インピーダンス
とを一致させることのできる弾性表面波フィルタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の弾性表面波フィルタは、入力側弾
性表面波変換器に単一の正規型弾性表面波変換器を、出
力側弾性表面波変換器に単一のアポダイズド弾性表面波
変換器を、或いは、入力側弾性表面波変換器に単一のア
ポダイズド弾性表面波変換器を、出力側弾性表面波変換
器に単一の正規型弾性表面波変換器を用いていた。
性表面波変換器に単一の正規型弾性表面波変換器を、出
力側弾性表面波変換器に単一のアポダイズド弾性表面波
変換器を、或いは、入力側弾性表面波変換器に単一のア
ポダイズド弾性表面波変換器を、出力側弾性表面波変換
器に単一の正規型弾性表面波変換器を用いていた。
【0003】図2は従来の弾性表面波フィルタの一例を
示す平面図である。同図(a)に示す入力側弾性表面波
変換器1は単一の正規型弾性表面波変換器で構成されて
いる。同図(b)に示す出力側弾性表面波変換器2は単
一のアポダイズド弾性表面波変換器で構成されている。
入力側弾性表面波変換器1および出力側弾性表面波変換
器2は圧電基板上に配置されている。この弾性表面波フ
ィルタにおいて、伝達特性は、入力側弾性表面波変換器
1の伝達特性と、出力側弾性表面波変換器2の伝達特性
との積となる。
示す平面図である。同図(a)に示す入力側弾性表面波
変換器1は単一の正規型弾性表面波変換器で構成されて
いる。同図(b)に示す出力側弾性表面波変換器2は単
一のアポダイズド弾性表面波変換器で構成されている。
入力側弾性表面波変換器1および出力側弾性表面波変換
器2は圧電基板上に配置されている。この弾性表面波フ
ィルタにおいて、伝達特性は、入力側弾性表面波変換器
1の伝達特性と、出力側弾性表面波変換器2の伝達特性
との積となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の弾性表面波フィルタでは、正規型弾性表面波
変換器のタップ数と、アポダイズド弾性表面波変換器の
重み付け係数、およびタップ数は、所望の伝達特性を得
ることを目的として決定される。このため、その伝達特
性の制約を受け、正規型弾性表面波変換器の電気的イン
ピーダンスとアポダイズド弾性表面波変換器の電気的イ
ンピーダンスとを一致させること、すなわち、入力側弾
性表面波変換器の電気的インピーダンス(入力インピー
ダンス)と出力側弾性表面波変換器の電気的インピーダ
ンス(出力インピーダンス)とを一致させることが困難
であるという問題があった。
うな従来の弾性表面波フィルタでは、正規型弾性表面波
変換器のタップ数と、アポダイズド弾性表面波変換器の
重み付け係数、およびタップ数は、所望の伝達特性を得
ることを目的として決定される。このため、その伝達特
性の制約を受け、正規型弾性表面波変換器の電気的イン
ピーダンスとアポダイズド弾性表面波変換器の電気的イ
ンピーダンスとを一致させること、すなわち、入力側弾
性表面波変換器の電気的インピーダンス(入力インピー
ダンス)と出力側弾性表面波変換器の電気的インピーダ
ンス(出力インピーダンス)とを一致させることが困難
であるという問題があった。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、伝達特性の
制約を受けることなく、入力インピーダンスと出力イン
ピーダンスとを一致させることのできる弾性表面波フィ
ルタを提供することにある。
なされたもので、その目的とするところは、伝達特性の
制約を受けることなく、入力インピーダンスと出力イン
ピーダンスとを一致させることのできる弾性表面波フィ
ルタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、入力側
弾性表面波変換器を第1の正規型弾性表面波変換器と第
1のアポダイズド弾性表面波変換器とで構成し、出力側
弾性表面波変換器を第2の正規型弾性表面波変換器と第
2のアポダイズド弾性表面波変換器とで構成し、第1の
正規型弾性表面波変換器と第2の正規型弾性表面波変換
器とを同一とし、第1のアポダイズド弾性表面波変換器
と第2のアポダイズド弾性表面波変換器とを同一とした
ものである。
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、入力側
弾性表面波変換器を第1の正規型弾性表面波変換器と第
1のアポダイズド弾性表面波変換器とで構成し、出力側
弾性表面波変換器を第2の正規型弾性表面波変換器と第
2のアポダイズド弾性表面波変換器とで構成し、第1の
正規型弾性表面波変換器と第2の正規型弾性表面波変換
器とを同一とし、第1のアポダイズド弾性表面波変換器
と第2のアポダイズド弾性表面波変換器とを同一とした
ものである。
【0007】第2発明(請求項2に係る発明)は、第1
発明において、第1の正規型弾性表面波変換器と第1の
アポダイズド弾性表面波変換器とを弾性表面波の伝播方
向に対して平行に配置しかつ電気的に並列に接続し、ま
た第2の正規型弾性表面波変換器と第2のアポダイズド
弾性表面波変換器とを弾性表面波の伝播方向に対して平
行に配置しかつ電気的に並列に接続するようにしたもの
である。
発明において、第1の正規型弾性表面波変換器と第1の
アポダイズド弾性表面波変換器とを弾性表面波の伝播方
向に対して平行に配置しかつ電気的に並列に接続し、ま
た第2の正規型弾性表面波変換器と第2のアポダイズド
弾性表面波変換器とを弾性表面波の伝播方向に対して平
行に配置しかつ電気的に並列に接続するようにしたもの
である。
【0008】第3発明(請求項3に係る発明)は、第2
発明において、第1の正規型弾性表面波変換器と第2の
アポダイズド弾性表面波変換器とを、また第1のアポダ
イズド弾性表面波変換器と第2の正規型弾性表面波変換
器とを、それぞれ弾性表面波の伝搬方向に対向して配置
するようにしたものである。
発明において、第1の正規型弾性表面波変換器と第2の
アポダイズド弾性表面波変換器とを、また第1のアポダ
イズド弾性表面波変換器と第2の正規型弾性表面波変換
器とを、それぞれ弾性表面波の伝搬方向に対向して配置
するようにしたものである。
【0009】
【作用】したがってこの発明によれば、第1発明では、
入力側弾性表面波変換器および出力側弾性表面波変換器
の双方が、同一の正規型弾性表面波変換器と同一のアポ
ダイズド弾性表面波変換器とで構成される。
入力側弾性表面波変換器および出力側弾性表面波変換器
の双方が、同一の正規型弾性表面波変換器と同一のアポ
ダイズド弾性表面波変換器とで構成される。
【0010】第2発明では、入力側弾性表面波変換器お
よび出力側弾性表面波変換器それぞれの正規型弾性表面
波変換器とアポダイズド弾性表面波変換器とが、弾性表
面波の伝播方向に対して平行に配置されかつ電気的に並
列に接続される。
よび出力側弾性表面波変換器それぞれの正規型弾性表面
波変換器とアポダイズド弾性表面波変換器とが、弾性表
面波の伝播方向に対して平行に配置されかつ電気的に並
列に接続される。
【0011】第3発明では、入力側弾性表面波変換器の
正規型弾性表面波変換器と出力側弾性表面波変換器のア
ポダイズド弾性表面波変換器とが、また入力側弾性表面
波変換器のアポダイズド弾性表面波変換器と出力側弾性
表面波変換器の正規型弾性表面波変換器とが、それぞれ
弾性表面波の伝搬方向に対向して配置される。
正規型弾性表面波変換器と出力側弾性表面波変換器のア
ポダイズド弾性表面波変換器とが、また入力側弾性表面
波変換器のアポダイズド弾性表面波変換器と出力側弾性
表面波変換器の正規型弾性表面波変換器とが、それぞれ
弾性表面波の伝搬方向に対向して配置される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。図1はこの発明の一実施例を示す弾性表面波フィル
タの平面図である。
る。図1はこの発明の一実施例を示す弾性表面波フィル
タの平面図である。
【0013】同図(a)に示す入力側弾性表面波変換器
3は、正規型弾性表面波変換器(第1の正規型弾性表面
波変換器)3−1とアポダイズド弾性表面波変換器(第
1のアポダイズド弾性表面波変換器)3−2とで構成さ
れており、正規型弾性表面波変換器3−1とアポダイズ
ド弾性表面波変換器3−2とは弾性表面波の伝播方向
(図示矢印A方向)に対して平行に配置され、かつ電気
的に並列に接続されている。
3は、正規型弾性表面波変換器(第1の正規型弾性表面
波変換器)3−1とアポダイズド弾性表面波変換器(第
1のアポダイズド弾性表面波変換器)3−2とで構成さ
れており、正規型弾性表面波変換器3−1とアポダイズ
ド弾性表面波変換器3−2とは弾性表面波の伝播方向
(図示矢印A方向)に対して平行に配置され、かつ電気
的に並列に接続されている。
【0014】同図(b)に示す出力側弾性表面波変換器
4は、入力側弾性表面波変換器3の正規型弾性表面波変
換器3−1と同一の正規型弾性表面波変換器(第2の正
規型弾性表面波変換器)4−1と、入力側弾性表面波変
換器3のアポダイズド弾性表面波変換器3−2と同一の
アポダイズド弾性表面波変換器(第2のアポダイズド弾
性表面波変換器)4−2とで構成されており、正規型弾
性表面波変換器4−1とアポダイズド弾性表面波変換器
4−2とは弾性表面波の伝播方向に対して平行に配置さ
れ、かつ電気的に並列に接続されている。
4は、入力側弾性表面波変換器3の正規型弾性表面波変
換器3−1と同一の正規型弾性表面波変換器(第2の正
規型弾性表面波変換器)4−1と、入力側弾性表面波変
換器3のアポダイズド弾性表面波変換器3−2と同一の
アポダイズド弾性表面波変換器(第2のアポダイズド弾
性表面波変換器)4−2とで構成されており、正規型弾
性表面波変換器4−1とアポダイズド弾性表面波変換器
4−2とは弾性表面波の伝播方向に対して平行に配置さ
れ、かつ電気的に並列に接続されている。
【0015】また、正規型弾性表面波変換器3−1とア
ポダイズド弾性表面波変換器4−2、およびアポダイズ
ド弾性表面波変換器3−2と正規型弾性表面波変換器4
−1とは、それぞれ弾性表面波の伝搬方向に対向してい
る。
ポダイズド弾性表面波変換器4−2、およびアポダイズ
ド弾性表面波変換器3−2と正規型弾性表面波変換器4
−1とは、それぞれ弾性表面波の伝搬方向に対向してい
る。
【0016】この弾性表面波フィルタの伝達特性は、正
規型弾性表面波変換器3−1とアポダイズド弾性表面波
変換器4−2とで構成される第1のフィルタと、アポダ
イズド弾性表面波変換器3−2と正規型弾性表面波変換
器4−1とで構成される第2のフィルタとを並列に接続
した特性となる。
規型弾性表面波変換器3−1とアポダイズド弾性表面波
変換器4−2とで構成される第1のフィルタと、アポダ
イズド弾性表面波変換器3−2と正規型弾性表面波変換
器4−1とで構成される第2のフィルタとを並列に接続
した特性となる。
【0017】このような構成とすると、伝達特性は挿入
損失を除き、第1のフィルタあるいは第2のフィルタの
伝達特性とほゞ同じであり、正規型弾性表面波変換器3
−1および4−1の電気的アドミッタンスを、Y1
(ω)=G1(ω)+jB1(ω)+jωC1(C1:
電極間静電容量)、アポダイズド弾性表面波変換器3−
2および4−2の電気的アドミッタンスを、Y2(ω)
=G2(ω)+jB2(ω)+jωC2(C2:電極間
静電容量)、入力側弾性表面波変換器3の電気的アドミ
ッタンスを、Yi(ω)=Gi(ω)+jBi(ω)+
jωCi(Ci:電極間静電容量)、出力側弾性表面波
変換器4の電気的アドミッタンスを、Yo(ω)=Go
(ω)+jBo(ω)+jωCo(Co:電極間静電容
量)とすると、Yi(ω)=Yo(ω)=Y1(ω)+
Y2(ω)、およびGi(ω)=Go(ω)=G1
(ω)+G2(ω)、Bi(ω)=Bo(ω)=B1
(ω)+B2(ω)、Ci=Co=C1+C2の関係が
成立するため、入力側弾性表面波変換器3の電気的イン
ピーダンスと出力側弾性表面波変換器4の電気的インピ
ーダンスとを一致させることができる。
損失を除き、第1のフィルタあるいは第2のフィルタの
伝達特性とほゞ同じであり、正規型弾性表面波変換器3
−1および4−1の電気的アドミッタンスを、Y1
(ω)=G1(ω)+jB1(ω)+jωC1(C1:
電極間静電容量)、アポダイズド弾性表面波変換器3−
2および4−2の電気的アドミッタンスを、Y2(ω)
=G2(ω)+jB2(ω)+jωC2(C2:電極間
静電容量)、入力側弾性表面波変換器3の電気的アドミ
ッタンスを、Yi(ω)=Gi(ω)+jBi(ω)+
jωCi(Ci:電極間静電容量)、出力側弾性表面波
変換器4の電気的アドミッタンスを、Yo(ω)=Go
(ω)+jBo(ω)+jωCo(Co:電極間静電容
量)とすると、Yi(ω)=Yo(ω)=Y1(ω)+
Y2(ω)、およびGi(ω)=Go(ω)=G1
(ω)+G2(ω)、Bi(ω)=Bo(ω)=B1
(ω)+B2(ω)、Ci=Co=C1+C2の関係が
成立するため、入力側弾性表面波変換器3の電気的イン
ピーダンスと出力側弾性表面波変換器4の電気的インピ
ーダンスとを一致させることができる。
【0018】また、入力側および出力側にコイルを直列
または並列に接続して挿入損失を低減するための整合回
路を用いる場合には、接続するコイルのインダクタンス
値は、一般的に電極間静電容量とフィルタの中心周波数
で共振する値としており、Ci=Coの関係が成立して
いるため、このインダクタンス値を入力側と出力側とで
一致させることができる。
または並列に接続して挿入損失を低減するための整合回
路を用いる場合には、接続するコイルのインダクタンス
値は、一般的に電極間静電容量とフィルタの中心周波数
で共振する値としており、Ci=Coの関係が成立して
いるため、このインダクタンス値を入力側と出力側とで
一致させることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、第1発明では、入力側弾性表面波変換器
および出力側弾性表面波変換器の双方が同一の正規型弾
性表面波変換器と同一のアポダイズド弾性表面波変換器
とで構成され、第2発明では、入力側弾性表面波変換器
および出力側弾性表面波変換器それぞれの正規型弾性表
面波変換器とアポダイズド弾性表面波変換器とが弾性表
面波の伝播方向に対して平行に配置されかつ電気的に並
列に接続され、第3発明では、入力側弾性表面波変換器
の正規型弾性表面波変換器と出力側弾性表面波変換器の
アポダイズド弾性表面波変換器とが、また入力側弾性表
面波変換器のアポダイズド弾性表面波変換器と出力側弾
性表面波変換器の正規型弾性表面波変換器とが、それぞ
れ弾性表面波の伝搬方向に対向して配置され、伝達特性
の制約を受けることなく、入力インピーダンスと出力イ
ンピーダンスとを一致させることができるようになる。
また、入力側および出力側にコイルを接続して挿入損失
を低減させるための整合回路を用いる場合、入力側のコ
イルと出力側のコイルのインダクタンス値を一致させる
ことができるという効果も得られる。
発明によれば、第1発明では、入力側弾性表面波変換器
および出力側弾性表面波変換器の双方が同一の正規型弾
性表面波変換器と同一のアポダイズド弾性表面波変換器
とで構成され、第2発明では、入力側弾性表面波変換器
および出力側弾性表面波変換器それぞれの正規型弾性表
面波変換器とアポダイズド弾性表面波変換器とが弾性表
面波の伝播方向に対して平行に配置されかつ電気的に並
列に接続され、第3発明では、入力側弾性表面波変換器
の正規型弾性表面波変換器と出力側弾性表面波変換器の
アポダイズド弾性表面波変換器とが、また入力側弾性表
面波変換器のアポダイズド弾性表面波変換器と出力側弾
性表面波変換器の正規型弾性表面波変換器とが、それぞ
れ弾性表面波の伝搬方向に対向して配置され、伝達特性
の制約を受けることなく、入力インピーダンスと出力イ
ンピーダンスとを一致させることができるようになる。
また、入力側および出力側にコイルを接続して挿入損失
を低減させるための整合回路を用いる場合、入力側のコ
イルと出力側のコイルのインダクタンス値を一致させる
ことができるという効果も得られる。
【図1】 本発明に係る弾性表面波フィルタの一実施例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】 従来の弾性表面波フィルタの一例を示す平面
図である。
図である。
3…入力側弾性表面波変換器、3−1…正規型弾性表面
波変換器(第1の正規型弾性表面波変換器)、3−2…
アポダイズド弾性表面波変換器(第1のアポダイズド弾
性表面波変換器)、4…出力側弾性表面波変換器、4−
1…正規型弾性表面波変換器(第2の正規型弾性表面波
変換器)、4−2…アポダイズド弾性表面波変換器(第
2のアポダイズド弾性表面波変換器)。
波変換器(第1の正規型弾性表面波変換器)、3−2…
アポダイズド弾性表面波変換器(第1のアポダイズド弾
性表面波変換器)、4…出力側弾性表面波変換器、4−
1…正規型弾性表面波変換器(第2の正規型弾性表面波
変換器)、4−2…アポダイズド弾性表面波変換器(第
2のアポダイズド弾性表面波変換器)。
Claims (3)
- 【請求項1】 入力側弾性表面波変換器および出力側弾
性表面波変換器を圧電基板上に配置して構成された弾性
表面波フィルタにおいて、 前記入力側弾性表面波変換器が第1の正規型弾性表面波
変換器と第1のアポダイズド弾性表面波変換器とで構成
され、 前記出力側弾性表面波変換器が第2の正規型弾性表面波
変換器と第2のアポダイズド弾性表面波変換器とで構成
され、 前記第1の正規型弾性表面波変換器と前記第2の正規型
弾性表面波変換器とが同一とされ、 前記第1のアポダイズド弾性表面波変換器と前記第2の
アポダイズド弾性表面波変換器とが同一とされているこ
とを特徴とする弾性表面波フィルタ。 - 【請求項2】 請求項1において、第1の正規型弾性表
面波変換器と第1のアポダイズド弾性表面波変換器とが
弾性表面波の伝播方向に対して平行に配置されかつ電気
的に並列に接続され、また第2の正規型弾性表面波変換
器と第2のアポダイズド弾性表面波変換器とが弾性表面
波の伝播方向に対して平行に配置されかつ電気的に並列
に接続されていることを特徴とする弾性表面波フィル
タ。 - 【請求項3】 請求項2において、第1の正規型弾性表
面波変換器と第2のアポダイズド弾性表面波変換器と
が、また第1のアポダイズド弾性表面波変換器と第2の
正規型弾性表面波変換器とが、それぞれ弾性表面波の伝
搬方向に対向して配置されていることを特徴とする弾性
表面波フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27488694A JPH08139566A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 弾性表面波フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27488694A JPH08139566A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 弾性表面波フィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08139566A true JPH08139566A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17547913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27488694A Pending JPH08139566A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 弾性表面波フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08139566A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6342824B1 (en) * | 1997-06-09 | 2002-01-29 | Epcos Ag | Transverse-mode resonator filter with the input and output converters having different impedances |
US6353372B1 (en) * | 1997-06-09 | 2002-03-05 | Epcos Ag | Dual-mode surface acoustic wave filter with split input/output converters determining impedance |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6165615A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-04 | Toshiba Corp | 弾性表面波フイルタ装置 |
-
1994
- 1994-11-09 JP JP27488694A patent/JPH08139566A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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