JPH08139172A - ウェーハ保管庫 - Google Patents

ウェーハ保管庫

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Publication number
JPH08139172A
JPH08139172A JP27633894A JP27633894A JPH08139172A JP H08139172 A JPH08139172 A JP H08139172A JP 27633894 A JP27633894 A JP 27633894A JP 27633894 A JP27633894 A JP 27633894A JP H08139172 A JPH08139172 A JP H08139172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas supply
branch
gas
storage
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP27633894A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Sakata
正 坂田
Naoki Nagao
直樹 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の保管室すべてに均等に窒素を導入し、
保管中のウェーハの品質劣化を防止する。 【構成】 個別にガス導入口2A〜2Fを備えた多数の保管
室1に区画され、ガス供給配管10はガス供給源に連通す
る幹管路12の異なる位置で各一本の枝管路13を分岐し、
各枝管路13をそれぞれ一個のガス導入口2A〜2Fに接続し
て各保管室1に窒素を導入するウェーハ保管庫におい
て、ガス導入口2A〜2Fは幹管路12との間に介在する枝管
路13の分岐位置がガス供給源寄りとなるものほど口径を
小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体ウェーハを窒素雰
囲気中で保管するためのウェーハ保管庫に関する。半導
体デバイスの製造において、ウェーハ処理工程でのウェ
ーハ保管に際してはウェーハへのパーティクル付着や表
面の自然酸化を防止する必要がある。そのため、通常、
保管庫に清浄窒素を導入して清浄窒素雰囲気中でウェー
ハを保管する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のウェーハ保管庫の一例を示
す模式図である。同図において、図1と同じものには同
一の符号を付与した。この例は、5列6段,計30の保
管室からなるロッカー型ウェーハ保管庫であり、各列の
背後にそれぞれ1本(計5本)の幹管路12が下から上に
向けて延在し、これが各保管室1の背後で枝管路13を分
岐し、各枝管路13の末端が各保管室1のガス導入口2に
接続している。このガス導入口2の口径は総て同じ(こ
の例では8mm)である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのようなウ
ェーハ保管庫では、幹管路を流れる窒素の圧力は下流に
行くほど低くなるため、下流側で分岐した枝管路から保
管室に流入する窒素の量は上流側で分岐した枝管路から
のそれよりも少なく、従って下段の保管室と上段の保管
室とでは窒素置換の程度、即ち酸素含有率が異なり、酸
素含有率の高い保管室(上段)で保管したウェーハの表
面に酸化膜が成長する等、品質劣化を生じ易い、と言う
問題があった。
【0004】本発明はこのような問題を解決して、保管
室間の窒素流入量のバラツキを減らして保管中のウェー
ハの品質劣化を防止することが可能なウェーハ保管庫を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は本発明によれ
ば、個別にガス導入口を備えた複数の保管室と、ガス供
給源に連通するガス供給配管とを有するウェーハ保管庫
において、該ガス供給配管が少なくとも一本の幹管路と
該幹管路の異なる位置で該幹管路から分岐する複数の枝
管路とを有し、該各枝管路が末端でそれぞれ一個の前記
ガス導入口に接続されており、該ガス導入口は該幹管路
との間に介在する該枝管路の分岐位置が前記ガス供給源
寄りとなるものほど口径が小さいことを特徴とするウェ
ーハ保管庫とすることで達成される。
【0006】又、この目的は、前記ガス供給配管が前記
ガス供給源側から下流に向けて順次二本の分岐管路に多
段分岐しており、各終段の分岐管路がそれぞれ一個の前
記ガス導入口に接続されていることを特徴とするウェー
ハ保管庫とすることで達成される。
【0007】又、この目的は、前記ガス供給配管がマニ
ホールドと、該マニホールドから分岐してそれぞれ一個
の該ガス導入口に接続されている複数の分岐管路と、を
含むことを特徴とするウェーハ保管庫とすることで達成
される。
【0008】
【作用】本発明の請求項1に係るウェーハ保管庫では、
幹管路の上流側に連通するガス導入口ほど、即ち通過す
るガスの圧力が高いガス導入口ほど、口径が小さいか
ら、各ガス導入口を通過するガス流量は均等化される。
【0009】本発明の請求項2及び3に係るウェーハ保
管庫では、ガス導入口におけるガス圧に大きな差がない
から、各ガス導入口を通過するガス流量にも大きな差を
生じない。
【0010】その結果、保管室間での窒素置換の程度、
即ち酸素含有率のバラツキは僅少となり、窒素供給量を
増加することにより、酸素含有率を全保管室ほぼ一様に
減らすことが可能となる。
【0011】
【実施例】本発明に係るウェーハ保管庫の実施例を図1
〜図6を参照しながら説明する。図1は本発明の第一の
実施例の説明図である。この例は、5列6段,計30個の
保管室からなるロッカー型ウェーハ保管庫である。同図
において、1は保管室、2A〜2Fはガス導入口、10は元管
路11、幹管路12、枝管路13からなるガス供給配管であ
る。
【0012】各保管室1はそれぞれ一個のガス導入口2A
〜2Fを備えており、前面には扉が設けられている。元管
路11は一端が窒素供給源に連通し、レギュレータ、流量
計、ガスフィルタを備え、他端は各列の保管室1の下方
で幹管幹12に分岐している。幹管路12は各列の保管室1
の背後に1本ずつ(計5本)、下から上に向けて延在し
ている。従って、ガス流路としては幹管路12の上部が下
流側となる。
【0013】幹管路12にはT型継手が各段の保管室1に
対応して一個ずつ挿入されており(但し、上端はL型継
手)、そのT型継手の分岐部分が枝管路13となってい
る。このT型継手の分岐部分の先端には孔付きのキャッ
プが取り付けられており、この孔が保管室1のガス導入
口2A〜2Fとなっている。このガス導入口2A〜2Fの口径
は、幹管路12の窒素供給源寄り(上流側)で分岐したも
のほど口径が小さい。この例では、各列共、最上段の2A
が8mm、以下2Bが6mm、2Cが5mm、2Dが4mm、2Eが3m
m、2Fが2mmとなっている。
【0014】図2は本発明の第一の実施例の効果を示す
図である。図において、各枠はそれぞれ保管室を表し、
枠内の数字は各保管室内を同時に30分間窒素パージした
後の各室雰囲気の酸素含有率の実測値である。(A)が
本発明の第一の実施例の方式での測定結果であり、
(B)は従来の方式での測定結果である。これらより明
らかなように、(A)における保管室間の酸素含有率の
バラツキが(B)に比して著しく小さくなっている(R
=15.3%→ 3.9%)。
【0015】図3は本発明の第二の実施例の説明図であ
る。同図において、図1と同じものには同一の符号を付
与した。この例も、5列6段,計30の保管室からなるロ
ッカー型ウェーハ保管庫である。2はガス導入口、20は
元管路11、分岐管路22、終段分岐管路23からなるガス供
給配管である。
【0016】元管路11は下流側の末端でT型継手により
二本の分岐管路22に分岐し、各分岐管路22は更にT型継
手によりそれぞれ二本の分岐管路22に分岐している。こ
の分岐が4〜5回繰り返されて30本の終段分岐管路23と
なり、各終段分岐管路23の末端には孔付きのキャップが
取り付けられており、この孔が保管室1のガス導入口2
となっている。このガス導入口2の口径は総て同じ(こ
の例では8mm)である。
【0017】図4は本発明の第二の実施例の効果を示す
図である。図において、各枠はそれぞれ保管室を表し、
枠内の数字は各保管室内を同時に30分間窒素パージした
後の各室雰囲気の酸素含有率の実測値である。この方式
でも保管室間の酸素含有率のバラツキは従来方式(図2
(B))に比して著しく小さくなっている。
【0018】図5は本発明の第三の実施例の説明図であ
る。同図において、図1及び図3と同じものには同一の
符号を付与した。この例も、5列6段,計30の保管室か
らなるロッカー型ウェーハ保管庫である。30は元管路1
1、マニホールド(分岐チャンバ)32及び34、分岐管路3
3及び35からなるガス供給配管である。
【0019】元管路11は下流側末端で第一のマニホール
ド32を介して六本の分岐管路33に分岐し、各分岐管路33
はそれぞれ第二のマニホールド34を介して五本の分岐管
路35に分岐し、各分岐管路35の末端には孔付きのキャッ
プが取り付けられており、この孔が保管室1のガス導入
口2となっている。このガス導入口2の口径は総て同じ
(この例では8mm)である。尚、図において複数の分岐
管路33及び35の分岐個所はマニホールド32及び34の長手
方向に並んでいるが、それぞれ円周方向に並べてもよ
い。又、マニホールド32から30本の分岐管路33を分岐さ
せれば、マニホールド34及び分岐管路35が不要となる。
【0020】図6は本発明の第三の実施例の効果を示す
図である。図において、各枠はそれぞれ保管室を表し、
枠内の数字は各保管室内を同時に30分間窒素パージした
後の各室雰囲気の酸素含有率の実測値である。この方式
でも保管室間の酸素含有率のバラツキは従来方式(図2
(B))に比して著しく小さくなっている。
【0021】本発明は以上の実施例に限定されることな
く、更に種々変形して実施することが出来る。例えば第
一乃至第三の実施例の内の二つ乃至三つを組み合わせた
方式においても、本発明は有効である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
保管室間の窒素流入量のバラツキを減らし、保管中のウ
ェーハの品質劣化を防止することが可能なウェーハ保管
庫を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施例の説明図である。
【図2】 本発明の第一の実施例の効果を示す図であ
る。
【図3】 本発明の第二の実施例の説明図である。
【図4】 本発明の第二の実施例の効果を示す図であ
る。
【図5】 本発明の第三の実施例の説明図である。
【図6】 本発明の第三の実施例の効果を示す図であ
る。
【図7】 従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 保管室 2,2A, 2B, 2C, 2D, 2E, 2F ガス導入口 10, 20, 30 ガス供給配管 11 元管路 12 幹管路 13 枝管路 22, 33, 35 分岐管路 23 終段分岐管路 32, 34 マニホールド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別にガス導入口を備えた複数の保管室
    と、ガス供給源に連通するガス供給配管とを有するウェ
    ーハ保管庫において、 該ガス供給配管は少なくとも一本の幹管路と該幹管路の
    異なる位置で該幹管路から分岐する複数の枝管路とを有
    し、 該各枝管路は末端でそれぞれ一個の前記ガス導入口に接
    続されており、 該ガス導入口は前記幹管路との間に介在する該枝管路の
    分岐位置が前記ガス供給源寄りとなるものほど口径が小
    さいことを特徴とするウェーハ保管庫。
  2. 【請求項2】 個別にガス導入口を備えた複数の保管室
    と、ガス供給源に連通するガス供給配管とを有するウェ
    ーハ保管庫において、 該ガス供給配管は該ガス供給源側から下流に向けて順次
    二本の分岐管路に多段分岐しており、各終段の分岐管路
    がそれぞれ一個の前記ガス導入口に接続されていること
    を特徴とするウェーハ保管庫。
  3. 【請求項3】 個別にガス導入口を備えた複数の保管室
    と、ガス供給源に連通するガス供給配管とを有するウェ
    ーハ保管庫において、 該ガス供給配管はマニホールドと、該マニホールドから
    分岐してそれぞれ一個の前記ガス導入口に接続されてい
    る複数の分岐管路と、を含むことを特徴とするウェーハ
    保管庫。
JP27633894A 1994-11-10 1994-11-10 ウェーハ保管庫 Pending JPH08139172A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011509520A (ja) * 2007-12-27 2011-03-24 ラム リサーチ コーポレーション ショートエッチングレシピのためのガス輸送遅延の解消

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011509520A (ja) * 2007-12-27 2011-03-24 ラム リサーチ コーポレーション ショートエッチングレシピのためのガス輸送遅延の解消

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020219