JPH08139154A - ウェハハンドリング方法及び装置 - Google Patents

ウェハハンドリング方法及び装置

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JPH08139154A
JPH08139154A JP27656694A JP27656694A JPH08139154A JP H08139154 A JPH08139154 A JP H08139154A JP 27656694 A JP27656694 A JP 27656694A JP 27656694 A JP27656694 A JP 27656694A JP H08139154 A JPH08139154 A JP H08139154A
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JP
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wafer
arm
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flexible tube
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JP27656694A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Muramatsu
智明 村松
Ryoji Matsuyama
良二 松山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置の製造工程において、ウェハを保
持し、搬送するウェハハンドリング方法及び装置に関
し、パーティクルの付着が少なく、保持のためのスペー
スが小さくて済むウェハハンドリング方法及び装置を提
供することを目的とする。 【構成】 基台6からウェハ2の外径に湾曲された板バ
ネ12及び板バネ12に平行に配置され、エアが貫通す
るフレキシブルチューブ13よりなるアーム部を延出さ
せ、ウェハ2を保持する際にはフレキシブルチューブ1
3にエアが供給されないようにして板バネ12及び基台
6の係合部10,11及びブロック14によりウェハ2
の外周端部を保持し、ウェハ2を離脱させる際にはフレ
キシブルチューブ13にエアを供給し、エアによりフレ
キシブルチューブ13を直状にする力を働かせて、アー
ム部を直状にし、ウェハ2との係合を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウェハハンドリング方法
及び装置に係り、特に、半導体装置の製造工程において
ウェハを保持し、搬送するウェハハンドリング方法及び
装置に関する。近年、半導体装置の製造装置には小型化
が要求されており、このために、各工程の製造装置のチ
ャンバの開口部のスペースを減少させる必要がある。こ
のためには、ウェハのハンドリング装置の幅を減少させ
る必要があった。
【0002】一方、半導体装置の微細化が進むにつれ、
その製造工程でウェハに付着するパーティクルをより減
少させたいという要求がある。パーティクルはウェハの
搬送時などにウェハハンドリング装置等より付着するた
め、ウェハのハンドリング時のウェハとの接触部分を少
なくすることが必要とされている。このためウェハの端
面でウェハを保持するウェハハンドリング装置が開発さ
れている。
【0003】このため、できるだけ小さいスペースで製
造装置のチャンバ内へ挿入でき、ウェハの端部を保持で
きるウェハハンドリング装置が要求されている。
【0004】
【従来の技術】従来のウェハハンドリング方法は、ウェ
ハの処理工程により選択される方法は異なるが、ウェハ
に付着するパーティクルを考慮し、できるだけ接触部分
の少ない方法が望まれ、ウェハ裏面にコンタクトして真
空で吸着保持する方法と、ウェハの外周・端部を保持す
る方法が主流なものとして用いられている。
【0005】図15乃至図17に従来のウェハ搬送装置
におけるウェハハンドリング装置の構成図を示す。図1
5は外周保持方式のもので、一対の可動アーム41,4
2をアクチュエータ43によりガイドレール44により
ガイドしつつ矢印B方向にスライドさせることによりウ
ェハ45端部を左右より挟持する構成とされていた。
【0006】図16は吸着保持方式のハンドリング装置
の構成図で、図16(A)は平面図、図16(B)は立
面(側面)図を示す。吸着保持方式のハンドリング装置
はアーム51,52の先端に設けられた吸着パッド53
をアーム51,52の内部を通して真空ポンプ54によ
り真空状態としてウェハ54を吸着して保持するもの
で、ウェハ54にパーティクルが付着しないように吸着
パッド53はウェハ54の裏面でウェハ54を吸着する
構成とされていた。
【0007】図17は積載方式のハンドリング装置で、
図17(A)は平面図、図17(B)は側面図を示す。
積載方式のハンドリング装置はウェハ61の直径よりわ
ずかに大きく一部に切欠部62を有する円環状の積載部
63にウェハ61の下面を支持する支持部64を複数ケ
所に設け、積載部63を矢印X,Y,Z方向に移動させ
る駆動部65により駆動することによりウェハ61を端
部下面で支持する構成とされていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図16に示
す吸着保持方式のハンドリング装置ではウェハ裏面では
あるものの吸着パッドとの接触部分が大きく、パーティ
クルが付着しやすく、パーティクルの影響を受けやす
く、また、図15,図17の外周保持方式や積載方式の
ハンドリング方法ではウェハ端部を保持できるため、パ
ーティクルの付着は最小限にできるが、ウェハの両側部
に突出するため、ウェハを処理する処理ユニットのチャ
ンバをハンドリング装置の幅に応じて設定する必要があ
り、処理ユニットの小型化を妨げてしまう等の問題点が
あった。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、パーティクルの付着が少なく、保持のためのスペー
スが小さくて済むウェハハンドリング方法、装置及びウ
ェハ搬送装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、ウ
ェハの端部の一部に基台を係合させ、該ウェハの端部の
一部に該基台を係合させた後、前記基台から延出したア
ームを前記ウェハの端部の他の部分に巻回させ、前記ウ
ェハ端部を前記基台及び前記アームで巻回しつつ保持
し、前記ウェハを把持することを特徴とする。
【0011】請求項2は、ウェハの端部の一部に係合す
る基台と、前記基台から延出し、前記ウェハの端部にそ
って湾曲可能とされ、湾曲時に前記ウェハの端部の他の
部分に係合し、前記基台と協同して前記ウェハを把持す
るアーム部と、前記アーム部の湾曲動作を制御するアー
ム制御部とを有する構成としてなる。
【0012】請求項3は、前記アーム部は前記ウェハの
外径に略そって湾曲された板バネと、前記板バネにそっ
て配設された伸縮自在な管体と、前記板バネ及び前記管
体と共に移動し、前記ウェハの端部と係合する係合部
と、前記アーム制御部からの制御信号に応じた該管の流
体を前記管体に供給する流体供給部とを有する構成とし
てなる。
【0013】請求項4は、前記アーム部は所定の温度で
前記ウェハの外径に略そって湾曲された形状に復元する
ように形状が記憶された形状記憶合金製の板材と、前記
板材に近接して設けられ、前記アーム制御部からの制御
信号に応じて前記板材を前記所定の温度にする温度制御
手段と、前記板材にそって配設された伸縮自在な管体
と、前記板バネ及び前記管体と共に移動し、前記ウェハ
の端部と係合する係合部と、前記アーム制御部からの制
御信号に応じた流量の流体を前記管体に供給する流体供
給部とを有する構成としてなる。
【0014】請求項5は、前記アーム部は所定の温度で
前記ウェハの外径に略そって湾曲された形状に復元する
ように形状が記憶された形状記憶合金製の第1の板材
と、前記第1の板材に近接して設けられ、前記アーム制
御部からの制御信号に応じて前記第1の板材を前記所定
の温度にする第1の温度制御部と、前記第1の板材に平
行に前記第1の板材と共に変形可能に配設され、所定の
温度で直状の形状に復元するように形状が記憶された形
状記憶合金製の第2の板材と、前記第2の板材に近接し
て設けられ、前記アーム制御部からの制御信号に応じて
前記第2の板材を前記所定の温度にする第2の温度制御
部と、前記第1及び第2の板材と共に移動し、前記ウェ
ハの端部に係合する係合部とを有する構成としてなる。
【0015】請求項6は、前記アーム制御部は前記アー
ム部を湾曲時に湾曲が大きくなる程遅く変形するように
制御する構成としてなる。
【0016】
【作用】本発明の請求項1,2によれば、アーム部をウ
ェハの外径端部に巻回させることによりウェハを把持す
る方法とすることにより、ウェハの両側端にはアーム部
の幅だけのわずかなスペースを設けておけばよく、した
がって、ウェハの搭載部分のスペースを不必要に大きく
する必要がなくなり、半導体製造装置等をコンパクトに
できる。
【0017】請求項3によれば、予め、ウェハの外径に
略そって湾曲された板バネによりアーム部をウェハの外
周端部にそって湾曲し、巻回することができ、板バネに
平行に設けられた管体に流体を供給することにより管体
が供給された流体の抵抗を減少させようとして直状にな
ろうとする力により板バネを延ばしてアーム部を直状と
することができる。
【0018】請求項4によれば、請求項3の板バネに代
えて所定の温度で前記ウェハの外径に略そって湾曲され
た形状に復元するように形状が記憶された形状記憶合金
製の板材と、前記板材に近接して設けられ、前記アーム
制御部からの制御信号に応じて前記板材を前記所定の温
度にする温度制御手段と、を設け、板材を所定の温度と
することにより板材を湾曲した形状に復元する力を用い
て、アーム部を湾曲させることができる。
【0019】請求項5によれば、請求項4の管体及び流
体供給部に代え所定の温度で直状となるように形状が記
憶された板材と、その板材の温度を所定の温度とする温
度制御部を設け、温度制御部により板材を所定の温度と
することにより板材を直状とし、アーム部を直状にする
ことができる。請求項6によれば、アーム部の動作をウ
ェハ端部に接するときにゆっくりとすることにより、ウ
ェハを確実に保持でき、かつ、ウェハにダメージを与え
ることなく保持可能とできる。
【0020】
【実施例】図1に本発明の第1実施例の構成図を示す。
本実施例のウェハ搬送装置1はウェハ2を把持するハン
ドリング装置3,ハンドリング装置3を矢印X,Y方向
に移動させる駆動装置4,ハンドリング装置3の把持及
び駆動装置4によるハンドリング装置3の移動を制御す
る制御装置5より構成される。
【0021】ハンドリング装置3はウェハ2の端部に係
合し、その一部を保持する基台6,及び基台6から延在
し、矢印A方向に移動しつつウェハ2端部に巻回し、ウ
ェハ2を基台6と共に把持するアーム部7,アーム部7
の動作を制御するエアーを供給するエア供給部8、エア
供給部8からのエアのアーム部7への供給を制御装置5
からの制御信号に応じて制御する流量制御バルブ9より
構成される。
【0022】基台6は一辺がウェハ2の外周にそって湾
曲した略三角形状をなし、湾曲した辺の両端にはウェハ
2と係合する係合部10,11が一体に形成されてい
る。係合部10,11は断面形状が図1(B)に示すよ
うに側面が傾斜した凹状に形成されており、ウェハ2端
部が係合部10,11の最深部にガイドされる構成とさ
れている。
【0023】アーム部7はウェハ2を把持する力を発生
する板バネ12と、ウレタン、ナイロンよりなり変形可
能で、一端が流量制御バルブ9を介してエア供給部8と
接続され、他端が開放されエアにより板バネ12を直線
状に変形させるフレキシブルチューブ13,板バネ12
とフレキシブルチューブ13とを平行に保持すると共に
ウェハ2の端部と係合する保持ブロック14とよりな
り、一端が基台6に固定される。
【0024】板バネ12はウェハ2の径又はそれより若
干小さい径で湾曲しており、一端が基台6の湾曲した辺
に連続するように固定されている。フレキシブルチュー
ブ13はウレタンや、ナイロン製の直線状のフレキシブ
ルチューブで、ブロック14により板バネ12に平行と
なるようにブロック14に対して摺動自在に配設され一
端が流量制御バルブ9を介してエア供給部8に接続され
る。ブロック14は板バネ12の先端及び中間部分に固
定され、板バネ12の固定側の端部には図1(C)に示
すように側面が傾斜した凹部15が形成されており、ウ
ェハ2の端部との係合時に傾斜により、ウェハ2の端部
がガイドされ、凹部15の最深部でウェハ2を保持でき
る構成とされている。
【0025】フレキシブルチューブ13の一端は開放さ
れ、他端は基台6を貫通して、流量制御バルブ9に接続
され、流量制御バルブ9を介してエア供給部8と接続さ
れている。流量制御バルブ9は制御装置5と接続され、
制御装置5からのハンドリング制御信号に応じてフレキ
シブルチューブ13に供給するエアの流量を制御する。
【0026】フレキシブルチューブ13は流量制御バル
ブ9からエアが供給されない状態では変形自在な状態
で、板バネ12の湾曲にそって変形している。フレキシ
ブルチューブ13にエアが流れるとフレキシブルチュー
ブ13はエアの流れにより直線状に復元しようとする。
フレキシブルチューブ13に働く復元力はエアの流量に
比例している。
【0027】このため、フレキシブルチューブ13にエ
アが供給されると、フレキシブルチューブ13は板バネ
12の湾曲に抗して直線状に復元しようとし、アーム部
7が直線状になり、ブロック14の凹部15のウェハ2
との係合が解除され、ウェハ2の把持を解除できる。ま
た、フレキシブルチューブ13に供給するエアの流量を
低下させれば、フレキシブルチューブ13を直線状にし
ようとする力が減少するため、板バネ12が元の状態に
復元しようとして、アーム部7が湾曲する。フレキシブ
ルチューブ13に供給されるエアがなくなれば、フレキ
シブルチューブ13は変形自在となり、板バネ12が湾
曲した状態に完全に復元し、アーム部7はウェハ2を把
持できる状態となる。
【0028】駆動装置4はハンドリング装置3に結合さ
れ、制御装置5と接続され、制御装置5からの駆動制御
信号に応じてハンドリング装置3を矢印X,Y方向及び
矢印X,Y方向に直交する方向及び、回転させる。な
お、本実施例ではフレキシブルチューブ13の一端を開
放とし、フレキシブルチューブ13に流れるエアの流量
に応じてフレキシブルチューブ13を直線状にし、アー
ム部6の把持状態を解放にする構成としたが、これに限
ることはなく、例えば、フレキシブルチューブ13の一
端を閉塞し、フレキシブルチューブ13内のエアの圧力
を変化させることによりフレキシブルチューブ13を変
形自在な状態から直線状に変形させる構成も考えられ
る。
【0029】次に本発明の第1実施例の動作を説明す
る。図2に制御装置5の制御フローチャート、図3乃至
図7にハンドリング装置3の動作説明図を示す。制御装
置5にウェハ2の搬送コマンドが入力されると、制御装
置5は流量制御バルブ9を制御してフレキシブルチュー
ブ13にエアを供給し、フレキシブルチューブ13を直
線状にする(ステップS1-1)。
【0030】次に制御装置5は駆動装置4を制御してハ
ンドリング装置3を図3に示すように矢印Y方向に駆動
してアーム部7がウェハ載置台16上に搭載されたウェ
ハ2の端面のわずかに横をすり抜けるように移動させ、
図4に示すように基台6の係合部10,11とウェハ2
の端面が当接する把持位置まで移動させる(ステップS
-2)。
【0031】次に制御装置5は流量制御バルブ9を徐々
に閉鎖し、フレキシブルチューブ13へのエアの供給を
停止させ、図5に示すようにアーム部7をウェハ2の端
部に巻回させ、ウェハ2を基台6及びアーム部7により
把持させる(ステップS1-3)。このとき、制御装置5
により流量制御バルブ9をフレキシブルチューブ13に
対するエアの供給が図6に実線で示すように制御するこ
とによりアーム部の動作をウェハ2の付近でゆっくり動
作させることができ、ウェハ2をゆっくり把持できるた
め、ウェハ2を確実に把持できると共に把持動作を迅速
に行なえる。また、ウェハ2はアーム部7により把持さ
れることによりセンタリングされる。
【0032】次に制御装置5は駆動装置4を制御してハ
ンドリング装置3を図7に示すように矢印Z1 方向に駆
動させ、ウェハ2を載置台16より浮かせる(ステップ
S1 -4)。次に制御装置5は駆動装置4を制御して、図
8に示すようにハンドリング装置3をウェハ2の次の処
理工程に移動させる(ステップS1-5)。
【0033】ハンドリング装置3が所定のウェハ移動位
置に移動されると、制御装置5は流量制御バルブ9をエ
ア供給部8から供給されるエアをフレキシブルチューブ
13に供給されるように制御する(ステップS1-6)。
フレキシブルチューブ13にエアが供給されるとフレキ
シブルチューブ13が板バネ12に抗して直状になり、
アーム部7を直状とする。アーム部7が直状となるとブ
ロック14の凹部15とウェハ2の端部との係合が解除
される。このとき、制御装置5により流量制御バルブ9
をフレキシブルチューブ13へのエアの供給量が図7に
直線で示すような特性となるように制御することにより
アーム部7がウェハ2から離れるときアーム部7をゆっ
くり動作させることができるため、アーム部7の動作に
よりウェハ2が載置位置からずれたりすることがなく、
ウェハ2を所定の位置に確実に載置できる。
【0034】以上のように本実施例によれば、ウェハ2
の側部にはアーム部7が挿入可能なスペースを設けるだ
けでよく、図9に示すように図15に示す従来の装置の
80%程度の幅で済み、ウェハ2の処理部の開口スペー
スを最小にでき、したがって、処理部を極力小さく構成
できる。図10に本発明の第1実施例の変形例の構成図
を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明は省略する。
【0035】本変形例は図2のステップS1-4でウェハ
2をウェハ載置台16より離間させる際に図10に示す
ように制御装置5は駆動装置4を制御してハンドリング
装置3を駆動装置4との結合軸17を中心に矢印R方向
に約1.5 °程度のわずかな角度回転させることによりウ
ェハ2をウェハ載置台16より離間させる。図11に本
発明の第2実施例の構成図を示す。同図中、図1と同一
構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0036】本実施例はハンドリング装置21の駆動方
法が第1実施例の駆動方法とは異なる。本実施例のハン
ドリング装置21は第1実施例の把持手段である板バネ
12を形状記憶合金よりなる板材22で構成してなる。
板材22はウェハ2の外径よりわずかに小さい径で湾曲
した状態で形状が記憶されており、温度が例えば30℃
で記憶した形状に復元される。板材22にはヒータ23
が近接して設けられており、ヒータ23により記憶した
形状に復元される温度とされる構成とされている。
【0037】ヒータ23は制御装置24と接続されてお
り、制御装置24から制御信号が供給され、制御装置2
4からの制御信号に応じて加熱される構成とされてい
る。次に本発明の第2実施例の動作を説明する。図12
に制御装置24の制御フローチャートを示す。制御装置
24にウェハ2の搬送コマンドが入力されると、制御装
置24は駆動装置4を制御してハンドリング装置21を
矢印Y方向に駆動してアーム部25がウェハ載置台16
上に搭載されたウェハ2の端面のわずかに横をすり抜け
るように移動させ、基台6の係合部10,11とウェハ
2の端面が当接する把持位置まで移動させる(ステップ
S2-1)。
【0038】次に制御装置24はヒータ23に電流を供
給し、板材22を約30℃に加熱し、板材22の形状を
湾曲した状態に復元し、アーム部をウェハ2の端部に巻
回させ、ブロック14の凹部15をウェハ2の端部に係
合させウェハ2を基台6及びアーム部25により把持さ
せる(ステップS2-2)。このとき、制御装置24はヒ
ータ23への供給電流を初めは変化量が大きくし、終り
では小さくすることによりアーム部7の動きを初めは早
く、ウェハ2の付近でゆっくりなるように制御する。
【0039】このような制御を行なうことによりアーム
部7がウェハ2に対して衝撃を与えないようにすること
ができ、把持動作を確実に実行する。次に制御装置24
は駆動装置4を制御してハンドリング装置21を矢印Z
1 方向に駆動させ、ウェハ2を載置台16より浮かせる
(ステップS2-3)。次に制御装置24は駆動装置4を
制御して、ハンドリング装置21をウェハ2の次の処理
工程に移動させる(ステップS2-4)。
【0040】ハンドリング装置21が所定のウェハ移動
位置に移動されると、制御装置24は流量制御バルブ9
を、エア供給部8から供給されるエアをフレキシブルチ
ューブ13に供給されるように制御する(ステップS2
-5)。フレキシブルチューブ13にエアが供給されると
フレキシブルチューブ13が板材22に抗して直状にな
り、アーム部25を直状とする。このとき、フレキシブ
ルチューブ13に対するエアの供給を第1実施例と同様
に図6に点線で示すような特性となるように制御する。
アーム部25が直状となるとブロック14の凹部15と
ウェハ2の端部との係合が解除され、制御装置24は流
量制御バルブ9を開放し、フレキシブルチューブ13へ
のエアの供給を停止させる(ステップS2-6)。
【0041】本実施例によれば、第1実施例と同様の効
果を得られると共に板バネに代えて形状記憶合金よりな
る板材を設けることによりアーム部25を直状にする際
にフレキシブルチューブにエアを供給し続ける必要がな
くなり、粉じんの飛散を最小限に押さえることができ
る。図13に本発明の第3実施例の構成図を示す。同図
中、図4と同一構成部分には同一符号を付し、その説明
は省略する。
【0042】本実施例はハンドリング装置31の構成が
第1実施例と異なる。本実施例のハンドリング装置31
はアーム部32の湾曲及び直状への変形を共に形状記憶
合金で行なうものである。本実施例のアーム部32は約
30℃の温度でウェハ2の外径と同等か又はわずかに小
さい径で湾曲した形状に復元すべく記憶された形状記憶
合金製の板材33と、約30℃の温度で直状に復元すべ
く記憶された形状記憶合金製の板材34とをブロック3
5により平行に配置し、基台6に固定してなる。
【0043】板材33,34には近接してヒータ36,
37が設けられており、ヒータ36,37にはヒータ3
6,37への電流の供給を制御する制御装置38が接続
されている。制御装置38はハンドリング装置31を矢
印X,Y方向及び結合軸17を中心に回転させる駆動装
置4と接続され、駆動装置4によるハンドリング装置3
1の移動を制御する。
【0044】次に本発明の第3実施例の動作を説明す
る。図14に制御装置38の制御フローチャートを示
す。制御装置38にウェハ2の搬送コマンドが入力され
ると、制御装置38は駆動装置4を制御してハンドリン
グ装置31を矢印Y方向に駆動してアーム部32がウェ
ハ載置台16上に搭載されたウェハ2の端面のわずかに
横をすり抜けるように移動させ、基台6の係合部10,
11とウェハ2の端面が当接する把持位置まで移動させ
る(ステップS3-1)。
【0045】次に制御装置38はヒータ36に電流を供
給し、板材33を約30℃に加熱し、板材33の形状を
湾曲した状態に復元し、アーム部32をウェハ2の端部
に巻回させ、ブロック35の凹部15をウェハ2の端部
に係合させ、ウェハ2を基台6及びアーム部32により
把持させる(ステップS3-2)。このとき、制御装置3
8はヒータ36への電流を初めは変化を大きくし、終り
付近で変化を小さくすることによりアーム部7の動作を
ウェハ2の付近でゆっくり動作するように制御する。ハ
ンドリング装置31によりウェハ2が把持されると制御
装置38はヒータ36への通電を停止させる(ステップ
S3-3)。
【0046】次に制御装置38は駆動装置4を制御し
て、ハンドリング装置31を矢印Z1方向に駆動させ、
ウェハ2を載置台16より浮かせる(ステップS
-4)。次に制御装置38は駆動装置4を制御してハン
ドリング装置31をウェハ2の次の処理工程に移動させ
る(ステップS3-5)。ハンドリング装置31が所定の
ウェハ移動位置に移動されると、制御装置38はヒータ
37に電流を供給し、板材34を約30℃に加熱して直
状に復元させ、アーム部32を直状に変形させ、ウェハ
2のハンドリング装置31による把持を解除する(ステ
ップS3-6)。このとき、制御装置38はヒータ37へ
の電流の供給を初めは小さく終りは大きくして、アーム
部7の動作がウェハ2からゆっくりなるように制御す
る。
【0047】次に制御装置38はヒータ37への通電を
停止し、次の搬送コマンドを待つ(ステップS3-7)。
以上、本実施例によれば、第1実施例と同じ効果に加え
てヒータ36,37への通電によりアーム部の湾曲、直
状の変形を制御でき、エアの供給が不要となり、エアに
よる粉じんの飛散を防止できる。
【0048】なお、上記実施例ではアーム部7の駆動に
板バネを用いたがこれに限ることはなく、コイルバネ等
他のバネでも当然、実現可能である。さらに、第1,第
2実施例ではフレキシブルチューブにエアを供給した
が、要はフレキシブルチューブを直状にできるものであ
ればフレキシブルチューブに供給するものはエアに限る
ものではない。
【0049】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1,2によ
れば、アーム部をウェハの外径端部に巻回させることに
よりウェハを把持する方法とすることにより、ウェハの
両側端にはアーム部の幅だけのわずかなスペースを設け
ておけばよく、したがって、ウェハの搭載部分のスペー
スを不必要に大きくする必要がなくなり、半導体製造装
置等をコンパクトにできる等の特長を有する。
【0050】請求項3によれば、予め、ウェハの外径に
略そって湾曲された板バネによりアーム部をウェハの外
周端部にそって湾曲し、巻回することができ、板バネに
平行に設けられた管体に流体を供給することにより管体
が供給された流体の抵抗を減少させようとして直状にな
ろうとする力により板バネを延ばしてアーム部を直状と
することができ、ウェハの保持、高性能を確実に、か
つ、小スペースで行なえる等の特長を有する。
【0051】請求項4によれば、請求項3の板バネに代
えて所定の温度で前記ウェハの外径に略そって湾曲され
た形状に復元するように形状が記憶された形状記憶合金
製の板材と、前記板材に近接して設けられ、前記アーム
制御部からの制御信号に応じて前記板材を前記所定の温
度にする温度制御手段と、を設け、板材を所定の温度と
することにより板材を湾曲した形状に復元する力を用い
て、アーム部を湾曲させることができ、ウェハの保持、
高性能を確実に、かつ、小スペースで行なえる等の特長
を有する。
【0052】請求項5によれば、請求項4の管体及び流
体供給部に代え所定の温度で直状となるように形状が記
憶された板材と、その板材の温度を所定の温度とする温
度制御部を設け温度制御部により板材を所定の温度とす
ることにより板材を直状とし、アーム部を直状にするこ
とができ、ウェハの保持、高性能を確実に、かつ、小ス
ペースで行なえる等の特長を有する。
【0053】請求項6によれば、アーム部の動作をウェ
ハ端部に接するときにゆっくりとすることにより、ウェ
ハを確実に保持でき、かつ、ウェハにダメージを与える
ことなく保持可能とでき、ウェハの保持、高性能を確実
に、かつ、小スペースで行なえる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】本発明の第1実施例の制御装置の制御フローチ
ャートである。
【図3】本発明の第1実施例のハンドリング装置の動作
説明図である。
【図4】本発明の第1実施例のハンドリング装置の動作
説明図である。
【図5】本発明の第1実施例のハンドリング装置の動作
説明図である。
【図6】本発明の第1実施例のハンドリング装置の動作
説明図である。
【図7】本発明の第1実施例のハンドリング装置の動作
説明図である。
【図8】本発明の第1実施例のハンドリング装置の動作
説明図である。
【図9】本発明の第1実施例の効果を説明するための図
である。
【図10】本発明の第1実施例の変形例の説明図であ
る。
【図11】本発明の第2実施例の構成図である。
【図12】本発明の第2実施例の動作フローチャートで
ある。
【図13】本発明の第3実施例の構成図である。
【図14】本発明の第3実施例の動作フローチャートで
ある。
【図15】従来の外周保持方式のハンドリング装置の一
例の構成図である。
【図16】従来の吸着保持方式のハンドリング装置の一
例の構成図である。
【図17】従来の積載方式のハンドリング装置の一例の
構成図である。
【符号の説明】
1 ウェハ搬送装置 2 ウェハ 3,21,31 ウェハハンドリング装置 4 駆動装置 6 基台 7,25,32 アーム部 8 エア供給部 9 流量制御バルブ 10,11 係合部 12 板バネ 13 フレキシブルチューブ 14 ブロック 15 凹部 22,33 板材 23,36 ヒータ 34 板材 37 ヒータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェハの端部の一部に基台を係合させ、 該ウェハの端部の一部に該基台を係合させた後、前記基
    台から延出したアームを前記ウェハの端部の他の部分に
    巻回させ、 前記ウェハ端部を前記基台及び前記アームで巻回しつつ
    保持し、前記ウェハを把持することを特徴とするウェハ
    ハンドリング方法。
  2. 【請求項2】 ウェハの端部の一部に係合する基台と、 前記基台から延出し、前記ウェハの端部にそって湾曲可
    能とされ、湾曲時に前記ウェハの端部の他の部分に巻回
    して係合し、前記基台と協同して前記ウェハを把持する
    アーム部と、 前記アーム部の湾曲動作を制御するアーム制御部とを有
    することを特徴とするウェハハンドリング装置。
  3. 【請求項3】 前記アーム部は前記ウェハの外径に略そ
    って湾曲されたバネと、 前記板バネにそって配設された伸縮自在な管体と、 前記板バネ及び前記管体と共に移動し、前記ウェハの端
    部と係合する係合部と、 前記アーム制御部からの制御信号に応じた該管の流体を
    前記管体に供給する流体供給部とを有することを特徴と
    する請求項1記載のウェハハンドリング装置。
  4. 【請求項4】 前記アーム部は所定の温度で前記ウェハ
    の外径に略そって湾曲された形状に復元するように形状
    が記憶された形状記憶合金製の板材と、 前記板材に近接して設けられ、前記アーム制御部からの
    制御信号に応じて前記板材を前記所定の温度にする温度
    制御手段と、 前記板材にそって配設された伸縮自在な管体と、 前記バネ及び前記管体と共に移動し、前記ウェハの端部
    と係合する係合部と、 前記アーム制御部からの制御信号に応じた流量の流体を
    前記管体に供給する流体供給部とを有することを特徴と
    する請求項2記載のウェハハンドリング装置。
  5. 【請求項5】 前記アーム部は所定の温度で前記ウェハ
    の外径に略そって湾曲された形状に復元するように形状
    が記憶された形状記憶合金製の第1の板材と、 前記第1の板材に近接して設けられ、前記アーム制御部
    からの制御信号に応じて前記第1の板材を前記所定の温
    度にする第1の温度制御部と、前記第1の板材に平行に
    前記第1の板材と共に変形可能に配設され、所定の温度
    で直状の形状に復元するように形状が記憶された形状記
    憶合金製の第2の板材と、 前記第2の板材に近接して設けられ、前記アーム制御部
    からの制御信号に応じて前記第2の板材を前記所定の温
    度にする第2の温度制御部と、 前記第1及び第2の板材と共に移動し、前記ウェハの端
    部に係合する係合部とを有することを特徴とする請求項
    2記載のウェハハンドリング装置。
  6. 【請求項6】 前記アーム制御部は前記アーム部を湾曲
    時に湾曲が大きくなる程遅く変形するように制御するこ
    とを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項記載のウ
    ェハハンドリング装置。
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