JPH08139004A - プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法 - Google Patents

プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法

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JPH08139004A
JPH08139004A JP27919794A JP27919794A JPH08139004A JP H08139004 A JPH08139004 A JP H08139004A JP 27919794 A JP27919794 A JP 27919794A JP 27919794 A JP27919794 A JP 27919794A JP H08139004 A JPH08139004 A JP H08139004A
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JP
Japan
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substrate
plasma processing
processed
ashing
plasma
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JP27919794A
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English (en)
Inventor
Shingo Kadomura
新吾 門村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高ドーズのイオン注入等による硬化変質層を
有するレジストマスクの、高スループットでクリーンか
つ低ダメージなアッシング装置およびアッシング方法を
提供する。 【構成】 UV光に対し透明な誘電体材料による透明べ
ルジャ6を有するヘリコン波プラズマ発生源を有するプ
ラズマ処理装置により、硬化変質層をアッシングし、次
に被処理基板1をUV光照射手段7の方向に移動し、オ
ゾン中UV光照射によりレジストマスクの未変質層をア
ッシングする。 【効果】 1台の高密度プラズマ処理装置により、高密
度イオンモードのアッシング処理と、イオンを伴わない
気相処理が可能であり、高スループットで残渣のないア
ッシングが可能となる。Al系金属層パターニング後の
レジストマスクアッシングと不動態被膜形成処理を連続
的に施すこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造工程等
で用いるプラズマ処理装置およびプラズマ処理方法に関
し、さらに詳しくは、表面に硬化変質層を有するレジス
トマスクのプラズマアッシング等に用いて好適な、プラ
ズマ処理装置およびプラズマ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体装置の製造工程におい
て、レジストマスクの剥離を必要とする工程がある。こ
のレジストマスク剥離工程は、従来より用いられてきた
発煙硝酸や硫酸過水(硫酸と過酸化水素水の混合物)を
用いたウェットプロセスに替わって、O2 プラズマやO
3 を利用するドライアッシング方法が、広く製造現場で
用いられつつある。
【0003】ドライアッシングは、有機高分子からなる
フォトレジストを、酸素ラジカルや酸素イオン等の活性
種により酸化し、COやCO2 とする燃焼反応で除去す
るのが基本的な反応機構である。このため、通常のフォ
トレジスト材料であれば、アッシングは比較的容易であ
り格別の問題はない。むしろ、プラズマアッシングを施
した際の荷電粒子やプラズマ発光の入射によるダメージ
の発生を避けるため、プラズマ発生源を被処理基板から
離間して設けたり、あるいはプラズマを用いず、UV光
を照射しつつO3 で気相アッシングするマイルドなアッ
シング方法が、半導体デバイスの構造によっては採用さ
れている。
【0004】しかしながら、これらダメージフリーのア
ッシング方法では、イオン注入やプラズマエッチングの
マスクとして使用したレジストマスクのように、表面に
硬化変質層が形成された場合にはその剥離性が著しく劣
化する。例えば、イオン注入のマスクとしてレジストマ
スクを用いる場合には、当然レジストマスクにもイオン
注入が行われる。特に1015個/cm2 以上の高ドーズ
量かつ高エネルギのイオン注入がレジストマスクに施さ
れると、イオン衝撃にともなう発熱を主原因として、レ
ジストの架橋反応が強度に進み、レジストマスクの表面
に硬化変質層が形成される。この硬化変質層のアッシン
グは、通常の酸素ラジカルや酸素イオン等ではアッシン
グ速度が著しく小さくなり、スループットが低下する。
【0005】ドライアッシング速度を向上するには、一
般には被処理基板温度を例えば200℃以上の高温に加
熱すればよい。この場合、レジストマスク内部に残留し
ていた溶剤や低分子量成分が気化して脱離するが、前述
のように硬化変質層が表面に形成されていると、気体成
分の脱離が滞る上に、硬化変質層の除去に長時間を要す
るので、レジストマスクの内圧が高まる。この内圧が限
界に達すると、レジストマスクがポッピングと称する破
裂現象をおこし、硬化変質層の破片が飛び散るので、被
処理基板やアッシング装置内のパーティクル汚染を招
く。
【0006】このようなことから、高ドーズ量のイオン
注入を経たレジストマスクのドライアッシング方法とし
て、硬化変質層をH2 −RIEで架橋構造を分解しなが
ら除去し、つぎに内部の未変質レジストを通常のアッシ
ング装置、例えばダウンフロープラズマアッシング装置
で除去してNa汚染をも防止する2段階アッシング法
が、第36回応用物理学関係連合講演会(1989年春
季年会)講演予稿集p574、講演番号1p−L−13
に報告されている。しかしこの方法では、アッシング装
置が2種類必要なことから、装置の大型化や、被処理基
板の搬送にともなうスループットの低下が問題となる。
【0007】一方、レジストマスクの剥離性の劣化は、
イオン注入後のレジストマスクのみではなく、プラズマ
エッチング後のレジストマスクにおいても見られる。こ
の場合は、ポッピングを生じる程の強固な硬化変質層は
存在しないものの、レジストマスクの表面はエッチング
時の反応生成物からなる側壁保護膜により被覆されるの
で、アッシングは困難なものとなる。特にCl系ガスを
用いたAl系金属層のエッチング時には、不十分なレジ
スト剥離による残留塩素に起因して、アフターコロージ
ョンを生じる場合もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、上述した従来のレジストマスク剥離工程にともなう
技術的問題点を解決することであり、高ドーズ量のイオ
ン注入等を経て硬化変質層を有するレジストマスクのド
ライアッシングを、高スループットで、被処理基板にダ
メージを生じることなく、しかも被処理基板やアッシン
グ装置内のパーティクル汚染を発生することなく施すこ
とができる、クリーンなプラズマ処理装置およびプラズ
マ処理方法を提供することである。
【0009】また本発明の別の課題は、Al系金属配線
パターニング後のレジストマスクおよび側壁保護膜のド
ライアッシングを、高スループットで、残渣を発生する
ことなく、しかもアフターコロージョンを生じることな
く施すことができる、クリーンなプラズマ処理装置およ
びプラズマ処理方法を提供することである。
【0010】さらに本発明の別の課題は、装置の大型化
をともなうことなく、単一のチャンバ内で上記課題を達
成しうるプラズマ処理装置およびプラズマ処理方法を提
供することである。本発明の上記以外の課題は、本願明
細書および添付図面の説明により明らかにされる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のプラズマ処理装
置は上記課題を解決するために提案するものであり、誘
電体材料からなる透明べルジャと、この透明べルジャを
巻回するループ状RFアンテナと、このループ状RFア
ンテナを巻回するソレノイドコイルアッセンブリを有す
るヘリコン波プラズマ発生源と、先の透明べルジャを透
過して被処理基板にUV光を照射するUV光照射手段
と、ヘリコン波プラズマ発生源に連接し、被処理基板を
載置するとともにこの被処理基板をUV光照射手段の方
向に移動可能な可動基板ステージを内蔵するプラズマ処
理室とを備えて構成されることを特徴とするものであ
る。
【0012】また本発明のプラズマ処理装置は、誘電体
材料からなる透明べルジャと、この透明べルジャを巻回
するRFアンテナを有する誘導結合プラズマ発生源と、
先の透明べルジャを透過して被処理基板にUV光を照射
するUV光照射手段と、誘導結合プラズマ発生源に連接
し、被処理基板を載置するとともにこの被処理基板をU
V光照射手段の方向に移動可能な可動基板ステージを内
蔵するプラズマ処理室とを備えて構成されることを特徴
とするものである。
【0013】上述したいずれのプラズマ処理装置におい
ても、可動基板ステージには基板バイアス印加手段と、
基板加熱手段を有することが望ましい。
【0014】また本発明のプラズマ処理方法は前述した
課題を解決するために提案するものであり、誘電体材料
からなる透明べルジャと、この透明べルジャを巻回する
ループ状RFアンテナと、このループ状RFアンテナを
巻回するソレノイドコイルアッセンブリを有するヘリコ
ン波プラズマ発生源と、先の透明べルジャを透過して被
処理基板にUV光を照射するUV光照射手段と、ヘリコ
ン波プラズマ発生源に連接し、被処理基板を載置すると
ともにこの被処理基板をUV光照射手段の方向に移動可
能な可動基板ステージを内蔵するプラズマ処理室とを備
えて構成されるプラズマ処理装置を用いて、被処理基板
にヘリコン波プラズマによるプラズマ処理を施す第1の
工程と、この被処理基板をUV光照射手段の方向に移動
し、O3を含むガス中でこの被処理基板にUV光を照射
する第2の工程とを有することを特徴とするものであ
る。この第2の工程においては、プラズマは発生させな
くてもよい。
【0015】さらに本発明のプラズマ処理方法は、誘電
体材料からなる透明べルジャと、この透明べルジャを巻
回するRFアンテナを有する誘導結合プラズマ発生源
と、先の透明べルジャを透過して被処理基板にUV光を
照射するUV光照射手段と、誘導結合プラズマ発生源に
連接し、被処理基板を載置するとともにこの被処理基板
をUV光照射手段の方向に移動可能な可動基板ステージ
を内蔵するプラズマ処理室とを備えて構成されたプラズ
マ処理装置を用いて、被処理基板に誘導結合プラズマに
よるプラズマ処理を施す第1の工程と、この被処理基板
をUV光照射手段の方向に移動し、O3 を含むガス中で
この被処理基板にUV光を照射する第2の工程とを有す
ることを特徴とするものである。この第2の工程におい
ては、プラズマは発生させなくてもよい。
【0016】いずれのプラズマ処理方法であっても、第
1の工程はイオン注入のマスクとして用いたレジストマ
スクの硬化変質層のアッシング工程であり、第2の工程
は硬化変質層除去後のレジストマスクの未変質層のアッ
シング工程である場合に好ましく用いることができる。
【0017】さらに上述したいずれのプラズマ処理方法
であっても、第1の工程はAl系金属配線パターニング
後のレジストマスクおよび側壁保護膜のアッシング工程
であり、第2の工程はAl系金属配線表面の不動態被膜
形成工程である場合に好ましく用いることができる。不
動態被膜としてはAl3 3 が例示できる。
【0018】
【作用】本発明のプラズマ処理装置の骨子は、高密度プ
ラズマ発生源と、O3 中UV照射による気相処理装置と
を組み合わせ、しかも両装置の機能を最大限に発揮しう
る装置構成を採用した点にある。
【0019】ヘリコン波プラズマ発生源や誘導結合プラ
ズマ発生源は、誘電体材料からなるべルジャの周囲にR
Fアンテナを巻回するか、さらにRFアンテナの周囲に
ソレノイドコイルを巻回する装置構成により、1×10
11/cm3 以上1×1014/cm3 未満程度の高密度プ
ラズマを得るものである。このため、べルジャを石英や
アルミナ等の透明な材料で構成すれば、べルジャを経由
して被処理基板にUV光を照射しうるUV光源を容易に
設置することができる。
【0020】また基板ステージをUV光源の方向に移動
可能に構成すれば、プラズマ発生源から被処理基板を離
間して施す高密度な拡散プラズマによるプラズマ処理装
置と、UV光源と被処理基板を近接して施す効率の高い
気相処理装置を、同一の処理チャンバ内で連続して施す
装置を構築することができる。
【0021】次に本発明のプラズマ処理方法によれば、
上述したプラズマ処理装置の採用により、ヘリコン波プ
ラズマや誘導結合プラズマ等の高密度プラズマによる効
率の高いアッシングと、O3 中UV照射による低ダメー
ジの気相処理とを同一の処理チャンバ内で連続して施す
ことが可能となる。
【0022】このため、高ドーズ量のイオン注入のマス
クとして使用したレジストマスクのアッシングにおいて
は、表面の硬化変質層のアッシングを高密度プラズマと
基板バイアスの印加ににより速やかに除去できる。した
がって、ポッピングが原理的に発生せず、これに起因す
るパーティクル汚染が防止できる。また硬化変質層の除
去後には、基板ステージをUV光源の方向に移動し、O
3 中でUV光照射すれば、レジストマスクの残部は通常
の未変質のレジストと同様に容易にアッシングできる。
この第2の工程においては、荷電粒子を用いることがな
いので被処理基板に対してダメージフリーのアッシング
が可能である。
【0023】さらにプラズマエッチング終了後のレジス
トアッシングにおいても、表面の硬化変質層や反応生成
物による側壁保護膜は、高密度プラズマと基板バイアス
の印加ににより速やかに除去した後、基板ステージをU
V光源の方向に移動し、O3中でUV光照射すれば、レ
ジストマスクの残部は通常の未変質のレジストと同様に
容易にアッシングされる。またAl系金属層のパターニ
ングに用いたレジストマスクのアッシング工程であれ
ば、パターニングされたAl系金属配線表面にはAl2
3 による不動態被膜が形成されて安定化し、アフター
コロージョンを防止できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例につき、添付図
面を参照して説明する。
【0025】実施例1 本実施例は、UV光照射手段を有するヘリコン波プラズ
マ処理装置を使用して、高ドーズ量のイオン注入のマス
クとして用いたレジストマスクをアッシングした例であ
り、これを図1(a)〜(b)および図3(a)〜
(d)を参照して説明する。
【0026】図1(a)〜(b)は本実施例で用いたヘ
リコン波プラズマ処理装置の概略構成例を示す図であ
る。ヘリコン波プラズマ発生源は、石英またはアルミナ
等UV光に対して透明な誘電体材料からなる透明べルジ
ャ6を巻回するループ状RFアンテナ9、RF電源1
2、スイッチ10、マッチングネットワーク11、内周
ソレノイドコイルおよび外周ソレノイドコイルからなる
ソレノイドコイルアッセンブリ13等から構成される。
このうち、内周ソレノイドコイルはヘリコン波の伝播に
寄与するものであり、外周ソレノイドコイルは発生した
プラズマの輸送に寄与するものである。透明べルジャ6
の上側面にはガスノズル8が配設されるが、これはガス
流の均一化のため複数設けてもよく、ガスシャワーリン
グとして透明べルジャ6内部の上側面にわたり多数の吹
き出し孔を有するリング状に設けてもよい。本プラズマ
処理装置の特徴部分として、透明べルジャ6上部であっ
て被処理基板1を臨む位置に、UV光照射手段7の一例
として高圧Hgランプを配設する。高圧Hgランプは、
照射光強度の均一化のため複数本、例えば5本設ける事
が望ましい。
【0027】ヘリコン波プラズマ発生源にはこれに連接
してプラズマ処理室14を設け、このプラズマ処理室1
4の周囲には、ソレノイドコイルアッセンブリ13の外
周ソレノイドコイルによる発散磁界を制御するマルチポ
ール磁石15を配設する。プラズマ処理室14の内部に
は、被処理基板1を載置する基板ステージ2をヘリコン
波プラズマ発生源と対向する位置に設置する。この基板
ステージ2は本発明のプラズマ処理装置の特徴部分の一
部をなすものであり、図示しない流体シリンダやモータ
等の駆動手段により図の上下方向、すなわち、UV光照
射手段7の方向に移動可能である。基板ステージ2に
は、被処理基板1の加熱手段3として抵抗加熱ヒータ等
が内蔵されており、さらに基板バイアス電源5が接続さ
れている。符号4は基板ステージ2の移動にともなう基
板ステージ2支持部とプラズマ処理室14との摺動部分
の気密を確保するためのベローズである。なお同図で
は、真空ポンプ、被処理基板1の保持手段、基板温度検
出・制御手段等の細部は図示を省略する。本プラズマ処
理装置によれば、ループ状RFアンテナ9による電界
と、ソレノイドコイルアッセンブリ13による磁界との
相互作用による、1×10 13/cm3 台の高密度プラズ
マを用いたプラズマ処理が可能である。
【0028】次に本発明のプラズマ処理方法の具体例を
図3(a)〜(d)を参照して説明する。本実施例で用
いた試料は、図3(a)に示すようにSi等の半導体基
板31上に所望のパターン形状にレジストマスク32を
形成したものである。このレジストマスク32をマスク
として、5×1015個/cm2 のBF3 を50keVの
加速電圧でイオン注入した後の状態が図3(b)であ
り、イオン注入前のレジストマスク32の表面は硬化変
質層33が形成されるとともに、その内部はレジストマ
スク未変質層32aのままである。硬化変質層33は、
通常のO2 プラズマアッシングやO3 中UV光照射によ
るアッシングでは除去が困難なものである。図3(b)
に示すサンプルを被処理基板とする。
【0029】この被処理基板1を図1(a)に示したプ
ラズマ処理装置の基板ステージ2上に載置し、一例とし
て下記プラズマ処理条件により変質硬化層33のアッシ
ングをおこなった。 O2 流量 180 sccm H2 O(水蒸気)流量 20 sccm ガス圧力 1 Pa RF電源パワー 2000 W(13.56MHz) 基板バイアスパワー 50 W(2MHz) 基板温度 150 ℃ この第1の工程においては、ソレノイドコイルアッセン
ブリ13は通電してべルジャ6内にホイッスラ波を伝播
しヘリコン波プラズマを生成する。ヘリコン波プラズマ
は外周ソレノイドコイルが作る発散磁界に誘導され、プ
ラズマ処理チャンバ14に輸送される。ここではヘリコ
ン波モードの高密度プラズマにより発生するO+ (酸素
イオン)等の高密度イオン照射効果で変質硬化層33が
短時間でアッシング除去される。この状態を図1(c)
に示す。基板温度が150℃と低いことも寄与して、ポ
ッピングは発生しない。なおH2 Oの添加は、変質硬化
層33の分解に寄与するH+ の生成と、O* (酸素ラジ
カル)の活性化率の向上に寄与するものであるが、必ず
しも必要なものではない。
【0030】続けて、図1(b)に示すように基板ステ
ージ2をUV光照射手段7の方向に移動し、被処理基板
1とUV光照射手段7との距離を例えば10mmとし
て、下記条件によりレジストマスク未変質層32aをア
ッシングした。 O3 流量 2000 sccm ガス圧力 133 Pa 高圧Hgランプパワー 500 W 基板温度 150 ℃ この第2の工程では、第1の工程において既に効果変質
層33の除去が済んでいるので、プラズマやイオン照射
を用いないO3 中UV光照射による気相処理でも良好な
アッシングが可能である。なお図1(b)では、説明の
ためループ状RFアンテナ9はその1部を切り欠いて示
している。
【0031】アッシング終了後の被処理基板1を図3
(d)に示す。本実施例によれば、高密度ドーズ量のイ
オン注入により硬化変質層が生じたレジストマスクのア
ッシングにおいても、残渣やポッピングによるパーティ
クル汚染や、ダメージを生じない良好なレジスト剥離
が、単一のプラズマ処理装置により実現出来る。
【0032】実施例2 本実施例は、UV光照射手段を有する誘導結合プラズマ
処理装置を使用して、Al系金属配線のプラズマエッチ
ング時にマスクとして用いたレジストマスクをアッシン
グし、同時にアフターコロージョン防止処理を施すプロ
セスに本発明を適用した例であり、これを図2(a)〜
(b)および図4(a)〜(d)を参照して説明する。
なお同図では、前実施例で参照した図1(a)〜(b)
および図3(a)〜(d)における同様の構成部分には
同じ参照符号を付すものとする。
【0033】図2(a)〜(b)は本実施例で用いた誘
導結合プラズマ処理装置の概略構成例を示す図である。
この誘導結合プラズマ処理装置は、Al系金属配線をパ
ターニングするアルミニウム・エッチング装置がゲート
バルブ(ともに図示せず)により接続され、被処理基板
は両装置間を搬送可能に構成されている。
【0034】誘導結合プラズマ発生源は、石英またはア
ルミナ等のUV光に対して透明な誘電体材料からなるべ
ルジャ6を巻回するRFアンテナ16、RF電源12、
スイッチ10、マッチングネットワーク11等から構成
される。べルジャ6の上側面にはガスノズル8が配設さ
れるが、これはガス流の均一化のため複数設けてもよ
く、ガスシャワーリングとしてべルジャ6内部の上側面
にわたり多数のノズルを有するリング状に設けてもよ
い。本プラズマ処理装置の特徴部分として、べルジャ6
上部であって被処理基板1を臨む位置に、UV光照射手
段7の一例として高圧Hgランプを配設する。高圧Hg
ランプは、照射光強度の均一化のため複数本、例えば5
本設ける事が望ましい。
【0035】誘導結合プラズマ発生源に連接してプラズ
マ処理室14を設け、このプラズマ処理室14の周囲に
は、誘導結合プラズマ発生源からの拡散プラズマを制御
するマルチポール磁石15を配設する。図2(a)〜
(b)ではこのマルチポール磁石15はその1部断面の
みを示している。プラズマ処理室14の内部には、被処
理基板1を載置する基板ステージ2を誘導結合プラズマ
発生源と対向する位置に設置する。この基板ステージ2
は本発明のプラズマ処理装置の特徴部分の一部をなすも
のであり、図示しない流体シリンダやモータ等の駆動手
段により図の上下方向、すなわち、UV光照射手段7の
方向に移動可能である。基板ステージ2には、被処理基
板1の加熱手段3として抵抗加熱ヒータ等が内蔵されて
おり、さらに基板バイアス電源5が接続されている。符
号4は基板ステージ2の移動にともなう基板ステージ2
の支持部とプラズマ処理室14との摺動部分の気密を確
保するためのベローズである。なお同図でも、真空ポン
プ、被処理基板1の保持手段、基板温度検出・制御手段
等の細部は図示を省略する。本プラズマ処理装置によれ
ば、RFアンテナ16による電界により、1×1012
cm3 程度の高密度プラズマを用いたプラズマ処理が可
能である。
【0036】次に本発明のプラズマ処理方法の具体例を
図4(a)〜(d)を参照して説明する。本実施例で用
いた試料は、図4(a)に示すようにSi等の半導体基
板(図示せず)上の層間絶縁膜41上に、Ti/TiN
の積層構造による密着層兼バリアメタル層42、Al−
1%Si−0.5%CuからなるAl系金属層43およ
びTiONからなる反射防止層44を順次形成し、反射
防止層44上に所望のパターン形状にレジストマスク3
2を形成したものである。各層の厚さは一例として密着
層兼バリアメタル層42が合計100nm、Al系金属
層43が500nmそして反射防止層44が25nm
で、いずれもスパッタリングないし反応性スパッタリン
グにより形成したものである。なお層間絶縁膜41には
図示しない接続孔が形成されており、密着層兼バリアメ
タル層やAl系金属層43と、図示しない半導体基板と
がオーミックコンタクトを形成している構造であっても
よい。レジストマスク32は一例として化学増幅型レジ
ストとKrFエキシマレーザリソグラフィにより0.3
5nmのパターン幅に形成した。
【0037】この試料の反射防止膜44、Al系金属層
43および密着層兼バリアメタル層42を、アルミニウ
ム・エッチング装置内でCl系ガスを用いて連続的にパ
ターニングした状態が図4(b)である。パターニング
されたAl系金属配線およびレジストマスク32の側面
には、レジストマスクの分解生成物を主体とし塩素を含
む側壁保護膜45が付着形成されている。またレジスト
マスク32の表面には、軽度の硬化変質層(図示せず)
が形成されている。側壁保護膜25はClを取り込んで
いるので、大気と接触すると直ちにアフターコロージョ
ンを発生する虞れがある。図4(b)に示すパターニン
グ済みの試料を被処理基板とする。
【0038】この被処理基板1をアルミニウム・エッチ
ング装置から図2(a)に示すプラズマ処理装置にゲー
トバルブを介して搬送し、基板ステージ2上に載置し、
一例として下記プラズマ処理条件によりレジストマスク
32および側壁保護膜45のアッシングをおこなった。 O2 流量 150 sccm CH3 OH流量 50 sccm ガス圧力 1 Pa RF電源パワー 2000 W(13.56MHz) 基板バイアスパワー 50 W(2MHz) 基板温度 150 ℃ この第1の工程においては、スイッチ10はONとし、
RFアンテナを通電してべルジャ6内に誘導結合プラズ
マを生成する。ICPモードの高密度プラズマにより発
生するO* およびO+ (酸素イオン)等の照射効果で硬
化変質層を含むレジストマスク32および側壁保護膜4
5が短時間でアッシング除去される。この状態を図2
(c)に示す。なおCH3 OHの添加は、変質硬化層3
3の分解に寄与するH+ の生成と、O* (酸素ラジカ
ル)の活性化率の向上に寄与するものであるが、必ずし
も必要なものではない。
【0039】続けて、図2(b)に示すように基板ステ
ージ2をUV光照射手段7の方向に移動し、被処理基板
1とUV光照射手段7との距離を例えば10mmとし
て、下記条件によりAl系金属配線表面の不動態被膜形
成処理をおこなった。本工程では、スイッチ10はOF
Fとし、誘導結合プラズマは用いない。 O3 流量 2000 sccm ガス圧力 133 Pa 高圧Hgランプパワー 500 W 基板温度 150 ℃ この第2の工程では、Al系金属配線の表面になお残存
していたClはOと置換され、Al系金属配線の表面に
はAl2 3 による不動態被膜46が形成される。この
状態を図1(d)に示す。なお不動態被膜46はパター
ニングされたAl系金属配線の側面のみに形成される
が、反射防止層44を用いない場合にはAl系金属配線
の上面にも形成される。
【0040】本実施例によれば、単一のプラズマ処理装
置内で、Al系金属配線パターニング終了後の硬化変質
層や側壁保護膜が形成されたレジストマスクが速やかに
アッシングできるとともに、Al系金属配線のアフター
コロージョンをも防止できるので、信頼性に優れた半導
体装置の製造プロセスが可能となる。
【0041】以上本発明を2例の実施例により説明した
が、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではな
い。
【0042】例えば、高ドーズ量のイオン注入により硬
化変質したレジストマスクのアッシングやCl系ガスに
よるプラズマ処理で硬化変質あるいは側壁保護膜が形成
された被処理基板を例示したが、他にF系プラズマ処理
により表面が変質したレジストマスクや、変質ポリイミ
ド等の高分子材料のアッシングに広く用いることが可能
である。またプラズマ処理時のアッシングガス成分とし
てO2 、H2 OやCH 3 OHを例示したが、H2 やNH
3 等他のガスを用いてもよい。
【0043】UV光照射手段として高圧Hgランプ以外
にも低圧Hgランプ、Xe−Hgランプ、エキシマレー
ザ等の各種UVレーザ光源、SR光等任意に使用するこ
とができる。
【0044】誘導結合プラズマ発生源として透明べルジ
ャの周囲をRFアンテナが巻回する構造を示したが、透
明べルジャの上部に渦巻状のRFアンテナを配設する誘
導結合方式(Transformer Coupled
Plasma)であってもよい。
【0045】またプラズマ処理方法として、アッシング
以外にも、高密度プラズマから生成物するイオンを主体
とするモードとUV光照射による気相処理モードを連続
的に使用するプラズマエッチングやプラズマCVDに広
く応用することが可能なことは言う迄もない。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のプラズマ処理装置によれば、ヘリコン波プラズマや誘
導結合プラズマによる高イオン電流を利用したイオンモ
ード主体のプラズマ処理と、O3 中UV光照射による気
相処理を、1台のプラズマ処理装置により連続的に施す
ことが可能である。処理モードの切り替えは、プラズマ
発生源やソレノイドコイルアッセンブリおよびUV光照
射手段の電源のON/OFF、および基板ステージの移
動のみで良いので短時間で可能である。このため、被処
理基板の搬送にともなうスループットの低下や、クリー
ンルーム内の装置設置スペースの低減が図れる。
【0047】また本発明のプラズマ処理方法によれば、
高ドーズ量のイオン注入等で硬化変質層を有するレジス
トマスクのアッシングが、高スループットの2段階処理
により達成できる。このため、変質硬化層除去時の残渣
やポッピングが防止され、被処理基板およびプラズマ処
理装置内のパーティクル汚染の虞れがない。
【0048】また本発明のプラズマ処理方法によれば、
Cuを含む合金組成や、異種材料層との積層構造により
アフターコロージョンが発生しやすいAl系金属層のパ
ターニングにおいても、信頼性の高い製造プロセスを提
供することが可能である。
【0049】以上本発明のプラズマ処理装置およびプラ
ズマ処理方法により、クリーンで高効率、残渣もなく、
かつ低ダメージなアッシングを初めとするプラズマ処理
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施例1で使用したヘリコン
波プラズマ発生源を有するプラズマ処理装置の概略断面
図であり、(a)は高密度プラズマによるアッシングを
施している状態、(b)は基板ステージをUV光照射手
段の方向に移動し、オゾン中UV光照射によるアッシン
グを施している状態である。
【図2】本発明を適用した実施例2で使用した誘導結合
プラズマ発生源を有するプラズマ処理装置の概略断面図
であり、(a)は高密度プラズマによるアッシングを施
している状態、(b)は基板ステージをUV光照射手段
の方向に移動し、オゾン中UV光照射による不動態被膜
形成処理を施している状態である。
【図3】本発明を適用した実施例1のプラズマ処理方法
を説明する概略断面図であり、(a)は半導体基板上に
レジストマスクを形成した状態、(b)はレジストマス
クをマスクに半導体基板に高ドーズ量のイオン注入を施
してレジストマスク表面に硬化変質層が生成した状態、
(c)は硬化変質層を除去した状態、(d)はレジスト
マスク未変質層を除去した状態である。
【図4】本発明を適用した実施例2のプラズマ処理方法
を説明する概略断面図であり、(a)はAl系金属層を
含む積層構造上にレジストマスクを形成した状態、
(b)はレジストマスクをマスクにAl系金属層を含む
積層構造をパターニングしてレジストマスク表面に軽度
の硬化変質層と側壁保護膜が形成された状態、(c)は
硬化変質層と側壁保護膜を除去した状態、(d)はAl
系金属配線表面に不動態被膜を形成した状態である。
【符号の説明】
1 被処理基板 2 基板ステージ 3 加熱手段 4 ベローズ 5 基板バイアス電源 6 透明べルジャ 7 UV光照射手段 8 ガスノズル 9 ループ状RFアンテナ 10 スイッチ 11 マッチングネットワーク 12 RF電源 13 ソレノイドコイルアッセンブリ 14 プラズマ処理室 15 マルチポール磁石 16 RFアンテナ 31 半導体基板 32 レジストマスク 32a レジストマスク未変質層 33 硬化変質層 41 層間絶縁膜 42 密着層兼バリアメタル層 43 Al系金属層 44 反射防止層 45 側壁保護膜 46 不動態被膜
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体材料からなる透明べルジャと、前
    記透明べルジャを巻回するループ状RFアンテナと、前
    記ループ状RFアンテナを巻回するソレノイドコイルア
    ッセンブリを具備するヘリコン波プラズマ発生源と、 前記透明べルジャを透過して被処理基板にUV光を照射
    するUV光照射手段と、 前記ヘリコン波プラズマ発生源に連接し、前記被処理基
    板を載置するとともに前記被処理基板を前記UV光照射
    手段の方向に移動可能な可動基板ステージを内蔵するプ
    ラズマ処理室とを具備してなることを特徴とする、プラ
    ズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 誘電体材料からなる透明べルジャと、前
    記透明べルジャを巻回するRFアンテナを具備する誘導
    結合プラズマ発生源と、 前記透明べルジャを透過して被処理基板にUV光を照射
    するUV光照射手段と、 前記誘導結合プラズマ発生源に連接し、前記被処理基板
    を載置するとともに前記被処理基板を前記UV光照射手
    段の方向に移動可能な可動基板ステージを内蔵するプラ
    ズマ処理室とを具備してなることを特徴とする、プラズ
    マ処理装置。
  3. 【請求項3】 可動基板ステージは、基板バイアス印加
    手段と、基板加熱手段を有することを特徴とする、請求
    項1または2記載のプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のプラズマ処理装置によ
    り、被処理基板にプラズマ処理を施すプラズマ処理方法
    であって、 被処理基板にプラズマ処理を施す第1の工程と、 前記被処理基板をUV光照射手段の方向に移動し、O3
    を含むガス中で前記被処理基板にUV光を照射する第2
    の工程とを有することを特徴とする、プラズマ処理方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のプラズマ処理装置によ
    り、被処理基板にプラズマ処理を施すプラズマ処理方法
    であって、 被処理基板にプラズマ処理を施す第1の工程と、 前記被処理基板をUV光照射手段の方向に移動し、O3
    を含むガス中で前記被処理基板にUV光を照射する第2
    の工程とを有することを特徴とする、プラズマ処理方
    法。
  6. 【請求項6】 第1の工程はイオン注入のマスクとして
    用いたレジストマスクの硬化変質層のアッシング工程で
    あり、第2の工程は硬化変質層除去後のレジストマスク
    のアッシング工程であることを特徴とする、請求項4ま
    たは5記載のプラズマ処理方法。
  7. 【請求項7】 第1の工程はAl系金属配線パターニン
    グ後のレジストマスクおよび側壁保護膜のアッシング工
    程であり、第2の工程はAl系金属配線表面の不動態被
    膜形成工程であることを特徴とする、請求項4または5
    記載のプラズマ処理方法。
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