JPH08138800A - コンセント - Google Patents

コンセント

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JPH08138800A
JPH08138800A JP6338377A JP33837794A JPH08138800A JP H08138800 A JPH08138800 A JP H08138800A JP 6338377 A JP6338377 A JP 6338377A JP 33837794 A JP33837794 A JP 33837794A JP H08138800 A JPH08138800 A JP H08138800A
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JP
Japan
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outlet
fuse
socket
embedded
current
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JP6338377A
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English (en)
Inventor
Toshiro Nakamura
敏郎 中村
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NAKAMURA DENKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
NAKAMURA DENKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は屋内配線と移動電線とを接続する接続
機器のコンセントに関し、特に移動電線毎の容量オーバ
を検出することができるコンセントに関し、ヒューズの
両端を各々接触挾持する二つの受口端子を設け、当該一
方の受口端子を形状記憶合金で形成し、前記受口金具の
温度ヒューズが所定値以上となった場合に接触挾持状態
にあるヒューズの一端を開放して非接触状態とするもの
である。 【目的】コンセントボックス10内の分配電線41及び
受口金具11、12の間における電力量が所定値以上と
なった場合、又は受口金具11、12の温度が所定値以
上となった場合に、受口金具11、12への電流の供給
を遮断する温度ヒューズ13を接続して構成したことか
ら、各コンセント毎若しくは受口金具11、12毎に接
続される各種の電気機器に供給される電流値(電力量)
又は受口金具11、12の温度を常時検出し、異常が発
生したときに前記ヒューズが配電線を遮断できることと
なり、発熱による火災等の事故を未然に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は屋内配線と移動電線とを
接続する接続機器のコンセントに関し、特に移動電線毎
の容量オーバ又は移動電線毎の接続不良による発熱を検
出することができるコンセントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンセントとして図6に
示すものがあった。この図6は従来のコンセントの外観
斜視図を示す。同図において従来のコンセントは、過電
流継電器3を介して電源2からの電流を供給する配電線
4に接続され、各種の電気器具側のプラグ5を電気的に
接続する受口金具11、12をコンセントボックス10
内に収納して構成される。この受口金具11、12は接
続端子11a、12aを有し、この接続端子11a、1
2aを介して配電線4から分岐した分岐配電線41に接
続される。前記配電線4の複数に分岐した各分岐配電線
41には各々他のコンセント、電気機器等が複数接続さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンセントは以
上のように構成されていたことから、大容量の電気機器
若しくはテーブルタップ(延長コード)等を介して複数
の電気機器を再分岐して(いわゆる、たこ足配線)した
場合には過電流が流れることとなり、コンセント自体が
発熱して火災等の原因となる課題を有していた。即ち、
配電線4から分岐した総ての分岐配電線41に接続され
る各種機器に供給される電流が所定値以上の値となった
場合には過電流継電器3により検出して回路を遮断する
ことができるが、各分岐配電線41のうち特に各コンセ
ント毎については過電流に対する保護機能を有していな
かった。
【0004】また、前記過電流の他に正常な電流供給状
態であっても、コンセントに接続されるプラグ5の接続
不良等に基づきコンセント5の受口金具11、12にお
いてジュール熱が発生して火災等の危険性を有するとい
う課題を有していた。本発明は前記課題を解消するため
になされたもので、単一の接続機器に大容量となるよう
な電気機器を接続した場合又はこの接続不良の場合にも
発熱を未然に検知して回路を遮断することができるコン
セントを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンセント
は、器具側のプラグが差込まれる受口金具がコンセント
ボックス内に収納されたコンセントにおいて、前記コン
セントボックス内に引き込まれた配電線から受口金具へ
の電力量が所定値以上となった場合、又は受口金具若し
くはコンセントボックス内の温度が所定値以上となった
場合に、受口金具への電流の供給を遮断するヒューズを
備えるものである。
【0006】また、本発明に係るコンセントは必要に応
じて、受口金具が埋込コンセント本体を介してコンセン
トボックス内に収納され、前記埋込コンセント本体の接
続端子に配電線が接続され、前記接続端子と受口金具と
の間に前記ヒューズを接続するものである。
【0007】また、本発明に係るコンセントは必要に応
じて、受口金具が埋込コンセント本体に配設され、当該
埋込コンセント本体の外形と略同一の形状に形成された
埋込機器本体に前記ヒューズを配設し、前記埋込コンセ
ント本体と埋込機器本体とをコンセントボックス内に連
設して収納し、前記埋込機器本体の前記ヒューズの部分
を着脱自在に装着するものである。
【0008】また、本発明に係るコンセントは必要に応
じて、ヒューズは溶融により配電線から受口金具への電
流路を遮断する温度ヒューズで形成されるものである。
さらに、本発明に係るコンセントは必要に応じて、ヒュ
ーズの両端を各々接触挾持する二つの受口端子を設け、
当該一方の受口端子を形状記憶合金で形成し、前記受口
金具の温度ヒューズが所定値以上となった場合に接触挾
持状態にあるヒューズの一端を開放して非接触状態とす
るものである。
【0009】
【作用】本発明においては、コンセントボックス内の配
電線及び受口金具の間における電力量が所定値以上とな
った場合、又は受口金具若しくはコンセントボックス内
の温度が所定値以上となった場合に、受口金具への電流
の供給を遮断するヒューズを接続して構成したことか
ら、各コンセント毎若しくは受口金具毎に接続される各
種の電気機器に供給される電流値(電力量)又は受口金
具若しくはコンセントボックス内の温度を常時検出し、
異常が発生したときに前記ヒューズが配電線を遮断でき
ることとなり、発熱による火災等の事故を未然に防止す
る。
【0010】また、本発明においては、前記ヒューズを
埋込コンセント本体の接続端子と受口金具との間に接続
するようにしたので、前記ヒューズが溶断した後の取換
え作業を簡略化できると共に、コンセント自体をコンパ
クト化できる。また、本発明においては、前記ヒューズ
を受口金具と同様に連設配設し、このヒューズを着脱自
在に装着できるようにしたので、受口金具に接続される
各種機器の容量が設定値以上となって前記ヒューズが溶
断された場合に、ヒューズの復旧作業を簡易且つ迅速に
実行できることとなり、コンセント使用の安全性をより
向上させる。
【0011】また、本発明においては、溶融により配電
線から受口金具への電流路を遮断する温度ヒューズでヒ
ューズを形成したので、受口金具の温度が上昇した場合
に直接的に電流が供給を停止させることができる。さら
に、本発明においては、形状記憶合金で形成された受口
端子でヒューズの一端を接触挾持し、受口金具の温度が
上昇した場合に受口端子が開放して非接触状態とするこ
とにより、受口金具が温度上昇となった場合にも受口金
具に対する接触状態を正常なものに修復して受口金具の
温度が下降すると、ヒューズの交換を行なうことなく再
使用ができ、異常発生後の復旧作業を簡略化できる。
【0012】
【実施例】
(本発明の一実施例)以下、本発明の一実施例に係るコ
ンセントを温度ヒューズを用いた場合について図1に基
づいて説明する。この図1は本実施例に係るコンセント
の概略回路図である。
【0013】同図において本実施例に係るコンセント
は、過電流継電器3を介して電源2からの電流を供給す
る配電線4の分岐配電線41が導入されるコンセントボ
ックス10と、このコンセントボックス10内に収納さ
れ、各種の電気機器(図示を省略)側のプラグ5を電気
的に接続する受口金具11(又は12)及び前記分岐配
電線41と受口金具11(又は12)とを接続する接続
端子11a(又は12a)を有する埋込コンセント本体
101、102と、前記コンセントボックス10内の分
岐配電線41と埋込コンセント本体101、102との
間に接続される温度ヒューズ13とを備える構成であ
る。
【0014】前記温度ヒューズ13は、前記二つの埋込
コンセント本体101、102に接続された各種の電気
器具のプラグ5が受口金具11、12に対して正常な接
続でない不良接触である場合に、この受口金具11、1
2でジュール熱が発生してこのジュール熱が分岐配電線
(渡り配線)41を通して伝導し、この伝導するジュー
ル熱が所定値以上となった場合に溶断するように構成さ
れる。
【0015】このように構成された本実施例におけるコ
ンセントは、正常な電流供給状態であっても、コンセン
トに接続されるプラグ5の接続不良等に基づきコンセン
ト5の受口金具11、12においてジュール熱が発生す
ることとなるが、このような状態においても火災等の危
険性未然に回避することができる。
【0016】なお、前記実施例においては配電線の遮断
を温度ヒューズ13によって行うようにしたが、前記温
度ヒューズ13を電流ヒューズにて構成することもでき
る。この電流ヒューズの場合は、前記二つの埋込コンセ
ント本体101、102から接続された各種の電気器具
に供給される電流値の総和が予め設定された設定値以上
で所定時間以上流れた場合に溶断するように構成するこ
ととなる。この場合には、大容量の電気機器若しくは複
数個口のテーブルタップ等を介して複数の電気機器が接
続されると、これらの接続された電気機器が同時に所定
時間以上使用されることによって電流ヒューズが過電流
により発生するジュール熱で溶断する。この電流ヒュー
ズの溶断により分岐配電線41を遮断して接続部分に生
じるジュール熱を抑制し、コンセントからの火災等を未
然に防止できることとなる。
【0017】(本発明の他の実施例)図2は他の実施例
に係るコンセントの概略回路図を示す。同図において本
実施例係るコンセントは、前記図1に記載の実施例と同
様にコンセントボックス10内に複数の埋込コンセント
本体101、102(埋込コンセント103を追加して
3個口としている)を収納して構成され、温度ヒューズ
13a、13bを埋込コンセント本体101、102の
接続端子11a、12aと受口金具11、12との一方
に線路中に接続される構成である。
【0018】本実施例におけるコンセントにおいては、
特定の埋込コンセント本体101、102に接続される
各種の電気機器プラグ5が受口金具11、12に対して
不良接触である場合に、この受口金具11、12でジュ
ール熱が発生し、このジュール熱が温度ヒューズ13
a、13bに直接伝導する。この直接伝導するジュール
熱が所定値以上となった場合に、このジュール熱で温度
ヒューズ13a、13bを溶断させることにより該当す
るいずれか又は双方の埋込コンセント本体101、10
2に対する電流の供給を停止させることができることと
なる。
【0019】なお、前記実施例においては配電線の遮断
を温度ヒューズ13a、13bによって行うようにした
が、前記温度ヒューズ13a、13bをそれぞれ電流ヒ
ューズにて構成することもできる。この電流ヒューズの
場合は、特定の埋込コンセント本体101、102に接
続される各種の電気機器に対する総電流値が設定値以上
で所定時間以上供給された場合に、この該当するいずれ
か又は双方の埋込コンセント本体101、102に対す
る電流の供給をこの電流により発熱するジュール熱で電
流ヒューズを溶断させることにより停止させることがで
きることとなる。
【0020】図3はその他の実施例に係るコンセントの
要部回路図を示す。同図において本実施例に係るコンセ
ントは、コンセントボックス10内に装着される3個口
用の埋込コンセント本体104、105、106のうち
埋込コンセント104(以下、埋込機器本体)に相当す
る部分に受口金具を設けることなく温度ヒューズ14を
収納し、この温度ヒューズ14を介して他の埋込コンセ
ント本体105、106の接続端子15a、16aに分
岐配電線41の渡り配線42を接続する構成である。
【0021】前記温度ヒューズ14を収納した埋込機器
本体104は、電源2側の分岐配電線41及び他の埋込
コンセント本体105、106に接続する渡り配電線4
2に各々接続される接続端子104c、104dを枠体
の外側部に配設すると共に、この接続端子104c、1
04dに接続されるケース側接触片104a、104b
を枠体の中央中空部内側に配設する埋込機器ケーシング
114と、この埋込機器ケーシング114の中央中空部
に摺動自在に装着され、内部に温度ヒューズ14を収納
すると共に、外側にヒューズ側接触片14a、14bを
配設されるヒューズ収納部140をと備える構成であ
る。
【0022】次に、前記構成に基づく本実施例の動作に
ついて説明する。まず、前記各実施例と同様に埋込コン
セント本体105、106の受口金具15、16に各種
の電気機器が接続されて各々が使用状態となった場合
に、埋込コンセント本体105、106の受口金具1
5、16に対する電気器具のプラグ5が正常な接続でな
いと、この接続点でジュール熱が発生してこのジュール
熱が渡り配線42を介して前記温度ヒューズ14に伝導
する。この伝導するジュール熱が所定値以上となった場
合に、この電流の基づくジュール熱で前記温度ヒューズ
14が溶断してコンセントにおける発熱による火災等を
未然に防止する。
【0023】この温度ヒューズ14が溶断した後に接続
される電気機器のプラグ5の受口金具15、16に対す
る接続を正常に修理し、再度前記埋込コンセント本体1
05、106を使用する場合には、埋込機器本体104
の埋込機器ケーシング114からヒューズ収納部140
を図示矢印A方向に引き抜く。さらに、新たなヒューズ
収納部140を埋込機器ケーシング114内に摺動させ
てケース側接触片104a、104bとヒューズ側接触
片14a、14bとを接触させた状態で図示矢印B方向
に装着する。なお、前記新たなヒューズ収納部140を
用いることなく溶断した温度ヒューズ14を新たな温度
ヒューズ14に取換えて引き抜いたヒューズ収納部14
0を再度装着することもできる。
【0024】この新たな温度ヒューズ14を収納するヒ
ューズ収納部140が装着された後は、埋込コンセント
本体105、106を介して各種電気機器が使用できる
こととなる。このようにヒューズ収納部のみを取外して
新たなヒューズ収納部140をワンタッチで装着できる
ことから、コンセントの安全性を確保できると共に、温
度ヒューズ溶断後の取り換え作業を簡略化且つ迅速化で
きることとなる。
【0025】なお、前記実施例においては配電線の遮断
を温度ヒューズ14によって行うようにしたが、前記温
度ヒューズ14をそれぞれ電流ヒューズにて構成するこ
ともできる。この電流ヒューズの場合は、この電流ヒュ
ーズが溶断した後に接続される電気機器の数を減じる等
して接続される電気機器の総容量を所定値以内とした後
に再度前記埋込コンセント本体105、106を使用す
ることとなる。
【0026】図4及び図5に基づいてその他の実施例に
係るコンセントについて説明する。この図4はその他の
実施例に係るコンセントの要部回路図、図5は図4に記
載のコンセントの動作説明図である。
【0027】前記各図において本実施例に係るコンセン
トは、前記図1に記載のコンセントと同様にコンセント
ボックス10内に2つの埋込コンセント本体101、1
02を収納して構成し、電流ヒューズ130(図1の温
度ヒューズ13に相当)の接続構成及び接続位置を異に
する。即ち本実施例コンセントは、前記埋込コンセント
本体101の受口金具11に延長片111を介して接続
され、形状記憶合金で形成される略コ字形状の受口部1
12を有する受口端子110と、前記埋込コンセント本
体101の接続端子11aに接続される略コ字形状の受
口部121を有する受口端子120とを備え、この2つ
の受口端子110、120に前記電流ヒューズ130を
挾持した状態で接続する構成である。
【0028】前記形状記憶合金で形成された受口端子1
10は、前記受口金具11が正常な常温時には電流ヒュ
ーズ130の端部端子131、132を接触挾持するよ
うな状態を維持し、前記受口金具11が異常な高温時に
は電流ヒューズ130の端部端子131、132の挾持
を開放して非接触となるような形態に構成される。
【0029】次に、前記構成に基づく本実施例の動作に
ついて説明する。まず、前記各実施例と同様に埋込コン
セント101、102の受口金具11、12に各種電気
機器のプラグ5が接続され使用状態となると、接続され
た電気器側に電流を供給する。この電流供給の当初の状
態を図5(A)に示す。同図において受口端子110、
120の略コ字形状の各受口部が電流ヒューズ130の
端部端子131、132を接触挾持して分配電線41か
ら電流ヒューズ130を介して受口金具11側へ電流を
供給する。
【0030】この電流供給が所定時間継続すると、電流
が所定の正常値で供給された場合であっても、受口金具
11への接触が不良であるときにはこの部分でジュール
熱が発生することとなる。このジュール熱が受口金具1
1から延長片111を介して受口部112に伝導し、こ
の受口部112が所定温度以上に上昇すると図5(B)
に示すように矢印A、B方向に各々受口部112が拡開
する。この受口部112の拡開により温度ヒューズ13
0の端部端子131の挾持を開放して非接触状態とな
る。
【0031】このように正常な電流供給の場合に生じる
コンセントの異常発熱から確実に電流供給の電流路を遮
断できることとなり、コンセントから生じる火災等を未
然に防止できることとなる。さらに受口金具11への接
続が正常に復旧された場合には、受口金具11の温度が
下降して受口端子110の受口部112も下降する。こ
の温度の下降により受口部112の形状が図5(A)に
示すような挾持状態に復旧して電流ヒューズ130の端
部端子131を接触挾持様態となり、コンセントとして
再使用できることとなる。
【0032】なお、前記各実施例においては温度ヒュー
ズ13、13a、13b、14又は電流ヒューズ130
でヒューズを構成したが、これを任意に組合わせ、又は
他のヒューズ例えばサーモスタット、永久ヒューズ等で
構成することもできる。また、前記各実施例において
は、単相2線式の一極中に温度ヒューズを設ける構成と
したが、3相3線式若しくは3相4線式のいずれか(又
は複数)の極に温度ヒューズを設ける構成とすることも
できる。
【0033】また、前記実施例においては所定値以上の
電流量が供給された場合について説明したが、所定値以
下の電流量で長期間の使用によりジュール熱が発生する
場合も検出できる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明においては、コンセ
ントボックス内の配電線及び受口金具の間における電力
量が所定値以上となった場合、又は受口金具の温度が所
定値以上となった場合に、受口金具への電流の供給を遮
断するヒューズを接続して構成したことから、各コンセ
ント毎若しくは受口金具毎に接続される各種の電気機器
に供給される電流値(電力量)又は受口金具の温度を常
時検出し、異常が発生したときに前記ヒューズが配電線
を遮断できることとなり、発熱による火災等の事故を未
然に防止するという効果を奏する。また、本発明におい
ては、前記ヒューズを埋込コンセント本体の接続端子と
受口金具との間に接続するようにしたので、前記ヒュー
ズが溶断した後の取換え作業を簡略化できると共に、コ
ンセント自体をコンパクト化できるという効果を有す
る。また、本発明においては、前記ヒューズを受口金具
と同様に連設配設し、このヒューズを着脱自在に装着で
きるようにしたので、受口金具に接続される各種機器の
容量が設定値以上となって前記ヒューズが溶断された場
合に、ヒューズの復旧作業を簡易且つ迅速に実行できる
こととなり、コンセント使用の安全性をより向上させる
という効果を有する。また、本発明においては、溶融に
より配電線から受口金具への電流路を遮断する温度ヒュ
ーズでヒューズを形成したので、受口金具の温度が上昇
した場合に直接的に電流が供給を停止させることができ
るという効果を有する。さらに、本発明においては、形
状記憶合金で形成された受口端子でヒューズの一端を接
触挾持し、受口金具の温度が上昇した場合に受口端子が
開放して非接触状態とすることにより、受口金具が温度
上昇となった場合にも受口金具に対する接触状態を正常
なものに修復して受口金具の温度が下降すると、ヒュー
ズの交換を行なうことなく再使用ができ、異常発生後の
復旧作業を簡略化できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコンセントの概略回路
構成図である。
【図2】本発明の他の実施例に係るコンセントの概略回
路構成図である。
【図3】本発明の他の実施例に係るコンセントの要部回
路構成図である。
【図4】本発明のその他の実施例に係るコンセントの要
部回路構成図である。
【図5】図4に記載のコンセントにおける動作説明図で
ある。
【図6】従来のコンセント概略回路構成図である。
【符号の説明】
2 電源 3 過電流継電器 4 配電線 5 プラグ 10 コンセントボックス 11、12、15、16、113 受口金具 11a、12、15、16、104c、104d、11
3a 接続端子 13、13a、13b、14 温度ヒューズ 14a、14b ヒューズ側接触子 41 分岐配電線 104 埋込機器本体 104a、104b ケース側接触子 110、120 受口端子 111 延長片 112、121 受口部 114 埋込機器ケーシング 130 電流ヒューズ 140 ヒューズ収納部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具側のプラグが差込まれる受口金具が
    コンセントボックス内に収納されたコンセントにおい
    て、 前記コンセントボックス内に引き込まれた配電線から受
    口金具への電力量が所定値以上となった場合、又は受口
    金具若しくはコンセントボックス内の温度が所定値以上
    となった場合に、受口金具への電流の供給を遮断するヒ
    ューズを備えることを特徴とするコンセント。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のコンセントにおい
    て前記受口金具が埋込コンセント本体を介してコンセン
    トボックス内に収納され、前記埋込コンセント本体の接
    続端子に配電線が接続され、前記接続端子と受口金具と
    の間に前記ヒューズを接続することを特徴とするコンセ
    ント。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載のコンセントにおい
    て、 前記受口金具が埋込コンセント本体に配設され、当該埋
    込コンセント本体の外形と略同一の形状に形成された埋
    込機器本体に前記ヒューズを配設し、前記埋込コンセン
    ト本体と埋込機器本体とをコンセントボックス内に連設
    して収納し、前記埋込機器本体の前記ヒューズの部分を
    着脱自在に装着することを特徴とするコンセント。
  4. 【請求項4】 前記請求項2ないし3のいずれかに記載
    のコンセントにおいて、 前記ヒューズは溶融により配電線から受口金具への電流
    路を遮断する温度ヒューズで形成されることを特徴とす
    るコンセント。
  5. 【請求項5】 前記請求項1ないし4のいずれかに記載
    のコンセントにおいて、 前記ヒューズの両端を各々接触挾持する二つの受口端子
    を設け、当該一方の受口端子を形状記憶合金で形成し、
    前記受口金具の温度ヒューズが所定値以上となった場合
    に接触挾持状態にあるヒューズの一端を開放して非接触
    状態とすることを特徴とするコンセント。
JP6338377A 1994-09-16 1994-12-29 コンセント Pending JPH08138800A (ja)

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