JPH08138577A - レンズ及び撮影光学系及び撮像装置 - Google Patents

レンズ及び撮影光学系及び撮像装置

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JPH08138577A
JPH08138577A JP6274927A JP27492794A JPH08138577A JP H08138577 A JPH08138577 A JP H08138577A JP 6274927 A JP6274927 A JP 6274927A JP 27492794 A JP27492794 A JP 27492794A JP H08138577 A JPH08138577 A JP H08138577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
optical system
ray cut
infrared ray
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP6274927A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Ogino
滋 荻野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Priority to US08/553,921 priority patent/US5995279A/en
Priority to KR1019950040419A priority patent/KR100255908B1/ko
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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Lenses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外線カット機能を有する、低コストのレン
ズを提供すること。 【構成】 撮像素子4を用いる撮像システムの撮影光学
系3において、撮像素子4が長波長領域で高い分光感度
を示すため、レンズ2aを赤外領域の光が透過しない材
料で形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレンズと撮影光学系と撮
像装置に関し、特に固体撮像素子や撮像管等で空間画像
情報を離散的にサンプリングすることにより画像情報を
得る撮像システムに使用される撮影レンズと撮影光学系
とビデオカメラや電子カメラ等の撮像装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ、電子カメラ等にお
いて固体撮像素子や撮像管等で被写体像を光学的に空間
サンプリングすることにより画像情報を得る撮像システ
ムが種々開発されている。
【0003】この種の固体撮像素子や撮像管等は、長波
長領域で高い分光感度を示すため、長波長領域の赤外線
等を遮断する必要がある。そのため、従来の撮像システ
ムでは赤外領域の光をカットするフィルタを撮影光学系
に挿入していた。
【0004】しかしながら、そのような赤外線カットフ
ィルタは、ある程度の厚みを持っているため、光学設計
に空間的な制約を与えることになっていた。また、赤外
線カットフィルタとレンズがそれぞれ別部品であるため
にコストが上がる要因ともなっていた。
【0005】これらの諸問題を解決する手段として、特
開昭64−916号公報や特開昭64−917号公報
に、赤外線をカットする膜を形成した撮影レンズが提案
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の提案により設計
上の空間的な制約といった問題は解決されたものの、レ
ンズの製造時に赤外線をカットするための膜を形成する
という工程が加わるため、その製造上の手間とコストの
点ではいまだ改善の余地がある。
【0007】そこで本発明は、赤外線カット機能を有し
た、低コストで、製造が容易なレンズの提供を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本願第1発明は、レンズを赤外領域の光
が透過しない材料で形成したことを特徴とする。これに
より、製造が容易で低コストの赤外線カット機能を有す
るレンズの提供が可能になる。
【0009】本願第2発明は、本願第1発明のレンズが
光学的ローパスフィルタを有していることを特徴とす
る。これにより、赤外線カット機能に加え、光学的ロー
パスフィルタ機能も有した、低コストのレンズの提供が
可能になる。
【0010】本願第3発明は、本願第1、第2発明のレ
ンズを用いることを特徴とする撮影光学系である。これ
により、小型で低コストの撮影光学系の提供が可能にな
る。
【0011】本願第4発明は、本願第1、第2発明のレ
ンズ、または本願第3発明の撮影光学系を用いて撮像す
ることを特徴とする撮像装置である。これにより、小型
で低コストの撮像装置の提供が可能になる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例を示すものであり、1
は絞り、2aは本発明に係る固定のレンズ、3は撮影光
学系全体で3aは正の固定レンズ、3bは負のバリエー
タ、3cは正のフォーカスレンズである。また、4は例
えばCCDのような撮像素子を示している。レンズ2a
は赤外領域の光が透過しない材料で形成されている。本
実施例においてこの材料は公知のものを使用でき、例え
ば、特開平6ー118228に示されるようなりん酸基
含有単量体及びこれと共重合可能な単量体よりなる混合
単量体を共重合して得られる共重合体と、銅塩を主成分
とする金属塩とを含有してなる材料等がある。上述した
ような材料であれば成型加工が可能なため、赤外線カッ
ト膜を形成する手間が省け、低コストなレンズ2aを製
造できる。本実施例では絞り近傍に本発明のレンズを設
置しているが、別にこの位置でなくとも良い。また、1
枚のレンズだけでなく複数枚の本実施例のレンズを設置
しても構わない。
【0013】図2は本発明の第2の実施例のレンズの斜
視図である。撮影光学系は図1に示す実施例と同様であ
り、レンズ2aの位置に本実施例のレンズ2bが置かれ
る。レンズ2bには少なくとも1つのレンズ面に図3
(a)、または(b)のような断面形状を示す格子状の
凹凸部4a,4bが形成されており、赤外線カット機能
と同時に光学的ローパスフィルタとしての機能も備え
る。凹凸部の形状は上記に限る物でなくともよく、正弦
波状、もしくは矩形波状の物でも良い。また、レンズ面
だけでなくレンズの内部に光学的ローパスフィルタとし
ての機能を持つ光学部材を設けることも考えられる。レ
ンズ2bも第一の実施例に示した材料のように成型加工
が可能な物であり、凹凸部も成型時に形成することがで
き、製造コストを下げられる。本実施例の光学的ローパ
スフィルタとしての機能は格子状の凹凸部を通過する光
束の位相変化を利用した物であり、図1に示すように凹
凸部を撮影光学系3の絞り1の近傍に設けてある。
【0014】第1の実施例、第2の実施例のような撮影
光学系を、実際のビデオカメラや電子カメラ等に適用す
れば小型で低コストなものが提供できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1発明によ
れば、レンズを赤外領域の光が透過しない材料で形成す
ることにより、従来赤外線をカットするための膜を形成
していた工程を省き、低コスト化が可能になる。
【0016】本願第2発明によれば、本願第1発明のレ
ンズに光学的ローパスフィルタを持たせることにより、
更なる小型化と低コスト化が可能になる。
【0017】本願第3発明によれば、本願第1、第2発
明のレンズを使用することにより、小型で低コストの撮
影光学系を提供できる。
【0018】本願第4発明によれば、本願第1、第2発
明のレンズ、または本願第3発明の撮影光学系を使用す
ることにより、小型で低コストの撮像装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示した図である。
【図2】本発明の第2の実施例のレンズの斜視図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例のレンズの表面の断面拡
大図である。
【符号の説明】
1 絞り 2a 本発明の第1の実施例のレンズ 2b 本発明の第2の実施例のレンズ 3 撮影光学系 4 撮像素子 5 本発明の第2の実施例のレンズ面の格子状の凹凸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G02B 27/46

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外領域の光が透過しない材料で形成し
    たことを特徴とするレンズ。
  2. 【請求項2】 光学的ローパスフィルタを有しているこ
    とを特徴とする請求項1記載のレンズ。
  3. 【請求項3】 前記光学的ローパスフィルタは、少なく
    とも1つのレンズ面に設けられていることを特徴とする
    請求項2記載のレンズ。
  4. 【請求項4】 前記光学的ローパスフィルタは、前記レ
    ンズの内部に設けられていることを特徴とする請求項2
    記載のレンズ。
  5. 【請求項5】 前記光学的ローパスフィルタは、少なく
    とも一方向に規則的な周期を持つ格子であることを特徴
    とする請求項2乃至4記載のレンズ。
  6. 【請求項6】 前記赤外領域の光が透過しない材料を用
    いて成型したことを特徴とする請求項1乃至5記載のレ
    ンズ。
  7. 【請求項7】 前記光学的ローパスフィルタはレンズ成
    型時に同時に形成することを特長とする請求項6記載の
    レンズ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7記載のレンズを用いるこ
    とを特徴とする撮影光学系。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至7記載のレンズ、または請
    求項8記載の撮影光学系を用いて物体を撮像することを
    特徴とする撮像装置。
JP6274927A 1994-11-09 1994-11-09 レンズ及び撮影光学系及び撮像装置 Pending JPH08138577A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6274927A JPH08138577A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 レンズ及び撮影光学系及び撮像装置
US08/553,921 US5995279A (en) 1994-11-09 1995-11-06 Optical element, and taking optical system and image pickup apparatus using it
KR1019950040419A KR100255908B1 (ko) 1994-11-09 1995-11-09 촬영광학계

Applications Claiming Priority (1)

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JP6274927A JPH08138577A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 レンズ及び撮影光学系及び撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08138577A true JPH08138577A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17548488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6274927A Pending JPH08138577A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 レンズ及び撮影光学系及び撮像装置

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JP (1) JPH08138577A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014182231A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Nikon Corp 撮影レンズ及びこの撮影レンズを有する撮像装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014182231A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Nikon Corp 撮影レンズ及びこの撮影レンズを有する撮像装置

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