JPH08138455A - 高速伝送用ツイストペアケーブル及びその使用方法 - Google Patents

高速伝送用ツイストペアケーブル及びその使用方法

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JPH08138455A
JPH08138455A JP6279189A JP27918994A JPH08138455A JP H08138455 A JPH08138455 A JP H08138455A JP 6279189 A JP6279189 A JP 6279189A JP 27918994 A JP27918994 A JP 27918994A JP H08138455 A JPH08138455 A JP H08138455A
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JP
Japan
Prior art keywords
twisted pair
speed transmission
pair cable
tape
high speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP6279189A
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English (en)
Inventor
Mikiaki Sato
幹朗 佐藤
Naohiro Kondo
直広 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation

Landscapes

  • Communication Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れたデータ伝送特性を有し、耐候性,耐ノ
イズ性の優れた屋外での使用が可能な高速伝送用ツイス
トペアケーブルを提供することを目的とする。 【構成】 導体11とその外側に形成された絶縁体層1
2とにより絶縁芯線13が構成され、2本の絶縁芯線1
3が所定の撚りピッチで撚り合わされてツイストペア線
14が構成され、4本のツイストペア線14が束ねられ
てその外側に絶縁層15が形成され、この絶縁層15の
外側にシールド用の金属テープとしてアルミニウム製ラ
ップテープ(以下Alテープという)16が巻装され、
このAlテープ16の外側に絶縁材であるポリエチレン
から成る外被17が形成されて屋外用の高速伝送用ツイ
ストペアケーブル18が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋外に配策されて複
数のデータ端末機器間の接続に使用される高速伝送用ツ
イストペアケーブル及びその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高速伝送用ツイストペアケーブルとし
て、EIA(米国電子工業会)及びTIA(米国通信工
業会)が定めたEIA/TIA−568の規定により、
一般に伝送速度10Mbps(カテゴリー3)や伝送速
度100Mbps(カテゴリー5)のものが使用されて
おり、これらは屋内仕様であり、またUTP(Unsh
ielded Twisted Pair),即ちシー
ルドなしのツイストペアケーブルの使用が主流である。
【0003】ところで、この種のツイストペアケーブル
は将来を見越した高速伝送の配線ネットワークを考慮し
て、伝送速度100Mbpsの仕様特性を有するケーブ
ルであり、しかも上記したように屋内で使用されること
を前提としているため、耐水,耐色あせ等の対候性を考
慮する必要がない。
【0004】従って、このような屋内仕様の高速伝送用
ツイストペアケーブルをそのままの状態で屋外において
使用することはできないことから、屋外に配策されて複
数のデータ端末機器間を接続するものとして、従来は耐
候性及び耐ノイズ性を有する屋外用の同軸ケーブルが使
用されており、複数の建物内にそれぞれ設置されていわ
ゆるLANを構成する複数のデータ端末機器間を接続す
る場合、例えば図4,図5に示すように、隣接した建物
1a,1b内にそれぞれ複数設置されたデータ端末機器
(図示せず)が数個ずつHUBと呼ばれる複数の集線装
置2に屋内用の高速伝送用ツイストペアケーブルである
UTP2’により接続され、これら集線装置2が複数の
トランシーバ3にトランシーバケーブル3’により接続
され、さらにこれらのトランシーバ3間が上記した屋内
用同軸ケーブル4により相互接続され、この屋内用同軸
ケーブル4の端部に取り付けられたコネクタ5aと、屋
外に配策された屋外用同軸ケーブル6の両端部に取り付
けられたコネクタ5bとが両コネクタ5a,5bと共に
接続手段5を構成するアダプタ5cを介して接続され、
両建物1a,1b内にそれぞれ設置された複数のデータ
端末機器間の接続が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、UTP2’の
伝送速度は上記したように100Mbpsであっても、
トランシーバケーブル3’,屋内用同軸ケーブル4及び
屋外に配策された屋外用同軸ケーブル6の伝送速度はそ
の1/10の10Mbps程度であるため、データの伝
送速度がトランシーバケーブル3’,屋内用同軸ケーブ
ル4及び屋外用同軸ケーブル6によって制限されてしま
い、高速の伝送機能を有する基幹設備を構築することが
できないという問題がある。
【0006】そこで、この発明は、上記のような問題点
を解消するためになされたもので、優れたデータ伝送特
性を有し、耐候性,耐ノイズ性の優れた屋外での使用が
可能な高速伝送用ツイストペアケーブルを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る高速伝送用ツイストペアケーブルは、導体とその外側
に形成された絶縁体層とにより構成された複数本の絶縁
芯線を撚り合わせて成る複数のツイストペア線と、複数
の前記ツイストペア線の外側に形成された絶縁層と、前
記絶縁層の外側に巻装されたシールド用の金属テープ
と、前記金属テープの外側に形成された絶縁材から成る
外被とを備えたことを特徴としている。
【0008】また、その使用方法として、請求項4に記
載のように、上記した高速伝送用ツイストペアケーブル
を屋外に配策して複数のデータ端末機器間の接続に使用
することにより、データの高速伝送が可能となる。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明においては、各ツイストペ
ア線の外側に形成された絶縁層の外側に金属テープが巻
装され、この金属テープの外側に外被が形成されている
ため、従来のUTPと同等のデータ伝送特性を有し、耐
候性,耐ノイズ性の優れた高速伝送用ツイストペアケー
ブルを提供できる。
【0010】そして、このような特性を有する高速伝送
用ツイストペアケーブルを請求項4に記載のように用い
ることにより、複数の建物内にそれぞれ設置されていわ
ゆるLANを構成する複数のデータ端末機器間において
データの高速伝送が可能となり、高速の伝送機能を有す
る基幹設備の構築が実現される。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の斜視図、図2は
断面図、図3は使用状態の説明図である。
【0012】図1及び図2に示すように、外径が0.5
1mmの単芯銅合金線から成る導体11と、その外側に
形成された上記のカテゴリー5の電気特性の規格に合っ
た絶縁厚さを有する絶縁体層12とにより、外径0.9
5mmの絶縁芯線13が構成され、2本の絶縁芯線13
が所定の撚りピッチでそれぞれ撚り合わされて4本のツ
イストペア線14が構成されており、この撚りピッチは
上記したカテゴリー5の規格値の近端漏話減衰量に影響
があることから、10〜20mmの撚りピッチの範囲の
中から4つのそれぞれ異なるピッチに設定されている。
【0013】そして、これら4本のツイストペア線14
が束ねられてその外側に絶縁層15が形成され、これら
各ツイストペア線14及び絶縁層15により屋内で使用
される外径6.0mm以下(ここでは5.3〜5.4m
m)のUTPが構成されている。
【0014】さらに、この絶縁層15の外側にシールド
用の金属テープとして厚さ0.05〜0.10mmのア
ルミニウム製ラップテープ(以下Alテープという)1
6が巻装され、このAlテープ16の外側に絶縁材であ
るポリエチレンから成る厚さ0.5〜1.5mmの外被
17が形成されて外径6.3〜8.4mmの屋外用の高
速伝送用ツイストペアケーブル18が構成されている。
【0015】つぎに、このような構成の高速伝送用ツイ
ストペアケーブル18により、複数の建物内にそれぞれ
設置されていわゆるLANを構成する複数のデータ端末
機器間を接続する場合、例えば図3に示すように、隣接
した建物19a,19b内にそれぞれ複数ずつ設置され
たデータ端末機器(図示せず)が両建物19a,19b
内においてHUBと呼ばれる集線装置20に接続され、
両集線装置20が屋外に配策された高速伝送用ツイスト
ペアケーブル18により接続される。
【0016】従って、屋内で使用されるUTPの絶縁層
15の外側にAlテープ16を巻装し、このAlテープ
16の外側に外被17を形成しているため、従来のUT
Pと同等の伝送速度100Mbpsのデータ伝送特性を
有し、耐候性,耐ノイズ性の優れた高速伝送用ツイスト
ペアケーブル18を提供することができ、このような特
性を有する高速伝送用ツイストペアケーブル18によ
り、両建物19a,19b内の両集線装置20を接続す
ることによって、両建物19a,19b内にそれぞれ設
置された複数のデータ端末機器間においてデータの高速
伝送をすることが可能となり、高速の伝送機能を有する
基幹設備を構築することができる。
【0017】また、シールド用金属テープとして導電性
の良好なAlテープ16を用いたため、特に静電シール
ド効果に優れ、静電ノイズをより確実に防止することが
でき、更にAlが鉄や銅よりも軽量であるため、取り扱
いやすくしかもケーブルとして適当な硬度を持たせるこ
とができ、耐衝撃性にも優れる。
【0018】なお、シールド用金属テープとして、導電
性の良好な銅から成る銅ラップテープを用いても良く、
この場合Alテープ16の場合と同様に静電シールド効
果に優れ、静電ノイズをより確実に防止することができ
る。
【0019】また、シールド用金属テープとして、透磁
率の高い鉄或いはニッケルから成る鉄,ニッケルラップ
テープを用いても良く、これらのテープの場合には特に
磁気シールドに優れ、磁気ノイズをより確実に防止する
ことができる。
【0020】さらに、シールド用金属テープとして、上
記した導電性の良好な金属から成る金属テープと透磁率
の高い金属から成る金属テープとを併用してもよく、こ
の場合には静電ノイズ及び磁気ノイズの両方をより確実
に防止することができる。
【0021】また、上記実施例ではこの発明を4対のツ
イストペア線からなるものに適用した場合について説明
したが、4対以外の多対のものにも適用できるのは勿論
である。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、各ツイストペア線の外側に形成された絶縁層の外
側に金属テープが巻装されてさらにその外側に外被が形
成されているため、従来のUTPと同様に伝送速度10
0Mbpsのデータ伝送特性を有し、耐候性,耐ノイズ
性の優れた屋外での使用に最適の高速伝送用ツイストペ
アケーブルを提供することができる。
【0023】そして、このような特性を有する高速伝送
用ツイストペアケーブルを請求項4記載のように、高速
伝送用ツイストペアケーブルを屋外に配策して複数のデ
ータ端末機器間の接続に使用すると、例えば複数の建物
内にそれぞれ設置されていわゆるLANを構成する複数
のデータ端末機器間において、従来のように伝送速度1
0Mbpsの同軸ケーブルを使用する場合に比べてデー
タの高速伝送が可能となり、高速の100Mbps伝送
機能を有する基幹設備を構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の斜視図である。
【図2】一実施例の断面図である。
【図3】一実施例の使用状態を説明するための概略図で
ある。
【図4】従来例の使用状態を説明するための概略図であ
る。
【図5】従来例の一部の概略図である。
【符号の説明】
11 導体 12 絶縁体層 13 絶縁芯線 14 ツイストペア線 15 絶縁層 16 Alテープ(金属テープ) 17 外被 19a,19b 建物 20 集線装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体とその外側に形成された絶縁体層と
    により構成された複数本の絶縁芯線を撚り合わせて成る
    複数のツイストペア線と、複数の前記ツイストペア線の
    外側に形成された絶縁層と、前記絶縁層の外側に巻装さ
    れたシールド用の金属テープと、前記金属テープの外側
    に形成された絶縁材から成る外被とを備えたことを特徴
    とする高速伝送用ツイストペアケーブル。
  2. 【請求項2】 前記各ツイストペア線の撚りピッチが1
    0〜20mmであって、前記各ツイストペア線の撚りピ
    ッチがそれぞれ異なることを特徴とする請求項1記載の
    高速伝送用ツイストペアケーブル。
  3. 【請求項3】 前記絶縁層の外径が6.0mm以下であ
    ることを特徴とする請求項1記載の高速伝送用ツイスト
    ペアケーブル。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の高速伝送用ツイストペア
    ケーブルを屋外に配策して複数のデータ端末機器間の接
    続に使用することを特徴とするデータの高速伝送方法。
JP6279189A 1994-11-14 1994-11-14 高速伝送用ツイストペアケーブル及びその使用方法 Pending JPH08138455A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005038607A (ja) * 2002-02-12 2005-02-10 Commscope Inc Of North Carolina 絶縁導体を持つ通信ケーブル
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