JPH08137378A - 降雪模擬視界装置 - Google Patents

降雪模擬視界装置

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JPH08137378A
JPH08137378A JP27330294A JP27330294A JPH08137378A JP H08137378 A JPH08137378 A JP H08137378A JP 27330294 A JP27330294 A JP 27330294A JP 27330294 A JP27330294 A JP 27330294A JP H08137378 A JPH08137378 A JP H08137378A
Authority
JP
Japan
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data
snow
image
plane
size
Prior art date
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Pending
Application number
JP27330294A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhito Yaegashi
一仁 八重樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】降雪の状態をシミュレーションする乗り物の運
転シミュレータ等に用いる降雪のシミュレーション視界
発生装置に関し、簡単な方法で、リアルな雪の映像を発
生する。 【構成】 ラスタスキャン方式で構成する面の画像を発
生する平面発生制御部と、ランダムスキャン方式で発光
点を示すライトポイントを発生するライトポイント制御
部と、前記面の画像データに模様を施すためのテクスチ
ャデータを発生するテクスチャ発生部と、画像全面の視
程の制御データを発生する視程制御部と、該視程制御部
の出力と前記シミュレーション画像にテクスチャを施し
た画像全面の視程を加える手段と、ランダムスキャン方
式にて降雪をシミュレーションするための雪粒子データ
を発生する雪粒子データ発生制御部のデータを合成した
画像を得る手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、降雪の状態をシミュレ
ーションする乗り物の運転シミュレータ等に用いる降雪
のシミュレーション視界発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータ画像発生装置におい
て、降雪のシミュレーションは画像にホワイトノイズを
加えることにより実現している。
【0003】また、図2は、従来の方式の一例を示すコ
ンピュータ画像発生装置のブロック図である。
【0004】なお、この従来の構成例に近い公知技術と
しては、例えば、「フライトシミュレータ用ビジュアル
システム」(渋谷、雨宮ほか:テレビジョン学会技術報
告書、ITEJ Technical Report
Vol。14、No。73、pp。27〜32、Dec
1990)がある。
【0005】図2において、計算機3は車両の位置(地
図データ上のX、Y、Z)や車両の姿勢データなどの画
像データに必要なパラメータをデータベース1から取り
込んで外部のメモリに格納されている道路、山、建物の
形状や位置、及び街灯などライトの位置などの地形デー
タの中から該当するデータベースを2のデータメモリに
転送する。さらに、これに合わせて、雪粒子を発生す
る。
【0006】コンピュータ画像発生装置は、地球座標系
で記述された平面系データをデータメモリ2の中から平
面系座標変換部5の中に取り込んで、姿勢データを使っ
てパイロットの目の位置を原点とする視野座標系に変換
し、平面系透視変換部6は平面系座標変換部5で求めた
視野座標系で表している3次元座標をのラスタ型CRT
またはプロジェクタの表示装置19に表示するために2
次元座標のスクリーン座標系に変換する。線画作成部7
は平面系座標変換部5から求めた2次元座標の始点と終
点を結ぶための処理を行い、さらに平面の重なりを考慮
するために、ランダムに送られてくるデータを手前にあ
るものから順に探し出し、並べ替える処理を線画作成を
行う。8は線画作成部で処理された平面系データに付加
されている色情報R、G、Bの色データに基づきビデオ
信号に変換する画像作成部、9は平面系座標変換部5と
同様に、データベース1の中で地球座標系で記述された
ライトポイント系データをデータメモリ2の中から取り
込んで、姿勢データを使ってパイロットの目の位置を原
点とする視野座標系に変換し、10は平面系透視変換部
6と同様に、ライト系座標変換部9で求めた視野座標系
で表している3次元座標を19の表示装置に表示するた
めにスクリーン座標系に変換する。11は視点からライ
トポイントまでの距離に応じてライトポイントの大きさ
を画素単位によって制御しているサイズ制御、12は視
点からライトポイントまでの距離に応じてライトポイン
トの明るさを制御している輝度制御部、テクスチャ発生
部4は平面の画像データに模様を施しそれらしく見える
ようにするためのテクスチャデータを発生する。フレー
ムメモリ17は8〜12まで順不同で求めたライトポイ
ントを走査線の順番に並べ替えるために1フレームのす
べてのライトポイントを一旦記憶するフレームメモリ、
18はR、G、Bに同期したアナログビデオ信号発生
部、19は風景を表示するラスタスキャン型CRTまた
はプロジェクタ等の表示装置である。
【0007】降雪のシミュレーションについては、計算
機3において、3次元座標系である視野座標系上に視点
付近に位置する直方体内に、乱数を用いて雪粒子の初期
値を定める。定めた雪粒子の座標を、地形情報が定義さ
れている地球座標系に変換する。次に、地球座標系で表
された各粒子の座標に風や重力による移動量を加算す
る。すなわち、次のように、地球座標系で表された各雪
粒子の座標(x、y、z)にそれぞれ各成分の移動量△
x、△y、△zを加算することによって風や重力による
移動をシミュレーションする。
【0008】 x’:次フレームのx座標 y’:次フレームのy座標 z’:次フレームのz座標 そして、風や重力による落下で位置が移動した雪粒子は
図2の雪粒子座標変換部13で、まず視点座標系に変換
され、雪粒子透視変換部14は、雪粒子座標変換部13
で求めた視点座標系で表している3次元表を19の表示
装置に表示するために2次元座標のスクリーン座標系に
変換する。雪粒子サイズ制御部15は、視点から雪粒子
までの距離に応じて雪粒子の大きさを画素単位によって
制御しているサイズ制御、ライトポイントの輝度制御部
12は視点から雪粒子までの距離に応じて雪粒子の明る
さを制御している輝度制御部、さらに、フレームメモリ
17で一旦記憶され、18のR、G、Bに同期したアナ
ログビデオ信号発生部、風景を表示するラスタ型スキャ
ンCRTまたはプロジェクタ等の表示装置19を経て表
示される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ホワイトノイズでは現
実感に乏しい。また、前述の従来技術では、雪の大きさ
を複数の画素を用いて、1つの粒子として扱うために、
輝度の制御も画素単位で行わなければならない。そのた
め、多くの処理時間を要している。
【0010】よって、本発明はシミュレーション視界装
置において、ランダムスキャン方式の電子ビーム発光時
間で降雪を表示して、シミュレーションを行うことを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、ランダムスキャン方式でライトポイン
トとラスタスキャンで表示する平面データとを組み合わ
せて表示するコンピュータ画像発生装置に雪粒子発生部
を設けたものである。より詳しくは、ラスタスキャン方
式で構成する面の画像を発生する平面発生制御部と、ラ
ンダムスキャン方式で発光点を示すライトポイントを発
生するライトポイント制御部と、前記面の画像データに
模様を施すためのテクスチャデータを発生するテクスチ
ャ発生部と、画像全面の視程の制御データを発生する視
程制御部と、該視程制御部の出力と前記シミュレーショ
ン画像にテクスチャを施した画像全面の視程を加える手
段と、ランダムスキャン方式にて降雪をシミュレーショ
ンするための雪粒子データを発生する雪粒子データ発生
制御部のデータを合成した画像を得る手段とを有するも
のである。
【0012】
【作用】本発明には上記の構成により、平面系座標変換
部、平面系透視変換部、線画作成部を経て、シミュレー
ション画像を構成する面を作る。テクスチャ発生部は面
の画像データに模様を施しそれぞれの面がそれらしく見
えるようにするためのテクスチャデータを発生する。こ
の結果、シミュレーション画像平面に模様が施され、よ
りリアルになる。ライト系座標変換、ライト系透視変換
を経て、ランダムスキャン方式によって表示される街の
並みの明かり、滑走路上の発光点を示すライトポイント
を発生する。雪粒子発生は、降雪をシミュレーションす
るために粒子データを発生する。前記の平面合成画面に
さらに降雪とライトポイントが加わる。これにより、シ
ミュレーション画像に降雪の状況を合成した画像を得る
手段を有するものである。
【0013】
【実施例】本実施例の処理手順は以下の通りである。図
1はシミュレーション視界発生装置の一実施例のブロッ
ク図である。
【0014】計算機3、平面系座標変換部4、平面系透
視変換部5、線画作成部6は従来の技術の項で前述した
処理を有する。ライト系座標変換9、ライト系透視変換
10、ライトポイントのサイズ制御11、輝度制御12
等を施したならば直ちにそのデータをブロック化回路2
0に供給する。ブロック化回路20は、ライトポイント
データを表示x、y座標によりライトポイントの表示が
お互いに近接する集まりでブロック分けしてバッファメ
モリに蓄え、読み出し時においては近接するブロック順
で読み出す機能を有しており、これは、特願平5ー10
9949で述べられている。ブロック化回路20の出力
はライトポイント移動制御装置21に供給され(表示装
置22の電子ビームが安定するまでの時間/電子ビーム
を駆動する偏向電圧が安定するまでの時間)を計算しこ
の時間を計測後、ライトポイントの発光タイミングと時
間幅を制御する。その後、表示装置22にはタイミング
に応じて、ライトポイントデータと平面データがマルチ
プレクサ23を介して時分割に供給される。なお、雪粒
子発生は、13雪粒子座標変換、14雪粒子透視変換、
15雪粒子のサイズ制御、16雪粒子の輝度制御を経
て、ブロック化回路20に供給する。表示装置22に
は、ライトポイントと混在して同一のタイミングで供給
され表示される。
【0015】以下この動作について詳細に説明する。従
来技術の項で述べた2の計算機で初期位置が定義され、
雪粒子座標変換13、雪粒子透視変換14までは同一で
ある。しかし、サイズ制御部24において、表示装置2
2の電子ビームの絞り(ファーカス)値を視点からの距
離に応じて変化するよう制御する(近くにあるときは、
ファーカス値を大きくてサイズを大きくし、遠方の場合
は、小さくする)。輝度制御部25は、視点から距離に
応じて輝度の変化を制御する。後段は上記のように、ブ
ロック化回路20に供給される。
【0016】
【発明の効果】本発明は、シミュレーション視界装置に
おいて、ランダムスキャン方式にて雪粒子の大きさ、輝
度を制御することで計算負荷を軽減し、降雪のシミュレ
ーションを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図
【図2】従来の方式を示すブロック図
【符号の説明】
1 データベース、 2 データメモリ、 3 計算機、 4 テクスチャ発生部、 5 平面系座標変換部、 6 平面系透視変換部、 7 線画作成部、 8 画像作成部、 9 ライト系座標変換部、 10 ライト系透視変換部、 11 ライトポイントのサイズ制御、 12 ライトポイントの輝度制御、 13 雪粒子座標変換部、 14 雪粒子透視変換部、 15 雪粒子のサイズ制御部、 16 雪粒子の輝度制御部、 17 フレームメモリ、 18 D/A部、 19 表示装置、 20 ブロック化回路、 21 ライトポイント移動制御装置、 22 表示装置、 23 マルチプレクサ、 24 ランダムスキャン方式雪粒子のサイズ制御部、 25 ランダムスキャン方式雪粒子の輝度制御部、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データベースを基にコンピュータに
    よって生成されるデータをランダムスキャン表示方式と
    ラスタスキャン表示方式とを組み合わせ順次表示装置に
    表示するコンピュータ画像において、ラスタスキャン方
    式で構成する面の画像を発生する平面発生制御部と、ラ
    ンダムスキャン方式で発光点を示すライトポイントを発
    生するライトポイント制御部と、前記面の画像データに
    模様を施すためのテクスチャデータを発生するテクスチ
    ャ発生部と、ランダムスキャン方式にて降雪をシミュレ
    ーションするための雪粒子データを発生する雪粒子デー
    タ発生制御部のデータを合成した画像を得る手段とを有
    することを特徴とする降雪模擬視界装置。
JP27330294A 1994-11-08 1994-11-08 降雪模擬視界装置 Pending JPH08137378A (ja)

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JP27330294A JPH08137378A (ja) 1994-11-08 1994-11-08 降雪模擬視界装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997046295A1 (fr) * 1996-06-05 1997-12-11 Sega Enterprises, Ltd. Processeur d'images pour jeux

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