JPH08133932A - 併用型頭髪発毛育毛剤 - Google Patents

併用型頭髪発毛育毛剤

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JPH08133932A
JPH08133932A JP6272281A JP27228194A JPH08133932A JP H08133932 A JPH08133932 A JP H08133932A JP 6272281 A JP6272281 A JP 6272281A JP 27228194 A JP27228194 A JP 27228194A JP H08133932 A JPH08133932 A JP H08133932A
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JP
Japan
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hair
agent
growth
scalp
ashitaba
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JP6272281A
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Yoshio Sakaguchi
吉夫 阪口
Makiko Sakaguchi
牧子 阪口
Toshiko Sakaguchi
敏子 阪口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効能が極めて優れ、合理的に発毛・育毛を促
進することのできる併用型頭髪発毛育毛剤の提供。 【構成】 この併用型頭髪発毛育毛剤は、アシタバから
の抽出物または搾取物を主成分とする外用剤と、アシタ
バからの抽出物または搾取物を主成分とし前記外用剤と
併用される内用剤とよりなるものである。そこで、外用
剤を禿部等の皮表1に塗布することにより、皮脂腺5か
ら分泌されて毛穴2に詰まっていた皮脂を主成分とする
閉塞物9が軟化する。そののち、塗布部位を例えばマッ
サージすることにより、閉塞物9が毛穴2から外部に揉
み出されるので、毛穴2部位での頭髪4が発育し易くな
る。加えて、内用剤の併用により体全体はもとより、頭
皮も血行が促進されて活性化する。その結果、頭髪4が
有効に発毛し更には育毛される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セリ科植物のアシタバ
を原料とする併用型頭髪発毛育毛剤に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】毛が成長し抜け落ちては生えかわる過程
を表す毛周期は、諸説あるが、毛芽期,毛抗期,毛球性
毛抗期,毛完成期,成長期,移行期,休止期を繰り返し
て毛が蘇生するものが報告されている(書籍「失われた
髪の毛は再生するか」稲葉著,日経サイエンス社発行,
1986年2月5日)。この稲葉説によれば、毛は毛球
部の毛母細胞からだけではなく、毛包の上皮性細胞から
も形成されること,および毛の形成には皮脂線が重要な
基盤となっていることも報告されている。
【0003】また、毛の成長に関与する男性ホルモン
(テストステロン)は、毛球部だけでなく、皮脂線へも
血行によって直接運ばれ、皮脂線内に存在する還元酵素
により還元されて強力な性ホルモン(5αデヒドロテス
トステロン)に転換される。この性ホルモンは毛包の周
囲の血管によって更に毛母細胞へ運ばれて、毛母細胞の
細胞分裂を抑制するとされている。
【0004】古今東西を問わず、頭皮の禿や薄毛に悩む
人は後を絶たない。禿は、毛包の機能が全く消失したも
のではないが、硬毛が生え変わるたびに細く短くなり産
毛状になった頭皮の状態である。すなわち、栄養過多や
偏り、或いはホルモンバランスなどの影響により、皮脂
線が肥大してくると、還元酵素の量が多くなり、性ホル
モンの転換量も過多になるため、毛包は次第に小さくな
り、これによって毛が産毛状になり禿の状態になるとさ
れている。
【0005】ところで、アシタバは、セリ科の多年草で
あって、八丈島や伊豆諸島等に多く植生することから、
別名、八丈草と称されており、古くから高血圧症に対し
て効能があることで知られている。このアシタバの薬効
に着目して、アシタバの葉・茎部,或いは根部を原料と
する内用剤や外用剤が多数開示されている。例えば、特
開昭51−29299号公報や特開昭59−15493
5号公報には、アシタバの葉部や茎部を乾燥させて得た
茶や滋養剤等の内用剤が開示され、特開昭61−103
833号公報には、アシタバの根部からの抽出物を有効
成分とする皮膚血行促進剤等の外用剤が開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記開
示の外用剤のみを頭皮の禿部等に使用した場合、塵埃や
汚れとともに皮脂が毛穴内で固まってできた閉塞物は排
出されるものと考えられるが、頭皮自体の血行促進が図
れないため、毛の成長が遅く太くなることもなかった。
【0007】一方、上記開示の内用剤だけの服用によっ
ては、体調を整え頭皮の血行促進には役立つが、毛穴に
閉塞物が詰まっているため、かぼそい産毛の状態が続い
たままであって、あまり効目がなかった。そこで、上記
開示の内用剤を服用するとともに、頭皮を手指等でマッ
サージする方法も採用したが、あまり効目はなかった。
【0008】すなわち、内用剤または外用剤のいずれか
の使用だけでは、禿や薄毛に対する薬効が極めて遅い
か、或いは効目を生じないことがあった。但し、上記内
用剤を服用するだけの方が、上記外用剤だけを使用した
場合よりも、テカテカと輝いていた禿部皮表の状態が正
常に近くなるといった幾分の効目があり、内用剤による
頭皮への薬効が予想以上に良好であることが判明した。
【0009】更に、上記の外用剤または内用剤は、いず
れも、発毛育毛剤の原料として用いた場合、アシタバの
一部分だけを使用したものであるので、残った部分は他
の用途に使用するか、或いは廃棄せざるを得なかったの
が実情であり、生産管理上、無駄を生じることが考えら
れる。
【0010】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、効能が極めて優れ、合理的に発毛・
育毛を促進することのできる併用型頭髪発毛育毛剤の提
供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る併用型頭髪発毛育毛剤は、アシタバか
らの抽出物または搾取物を主成分とする外用剤と、アシ
タバからの抽出物または搾取物を主成分とし前記外用剤
と併用される内用剤とよりなるものである。
【0012】また、上記構成における、外用剤がアシタ
バの葉・茎部からの抽出物または搾取物を主成分とし、
内用剤がアシタバの根部からの抽出物または搾取物を主
成分とするものである。
【0013】
【作用】本発明に係る併用型頭髪発毛育毛剤において
は、外用剤を頭皮の禿部等に塗布することにより、これ
まで毛穴に詰まっていた皮脂を主成分とする閉塞物が軟
化する。そののち、塗布部位を例えばマッサージするこ
とにより、閉塞物が毛穴から頭皮表面に揉み出されるの
で、毛穴部位での頭髪が発育し易くなる。加えて、内用
剤の併用により体全体はもとより、頭皮も血行が促進さ
れて活性化する。その結果、頭髪が有効に発毛し更には
育毛される。
【0014】また、血液の酸性化を抑制し余分なコレス
テロールを体外に排出するとされるゲルマニウムや、頭
皮を活性化するとされるビオチン等を多く含有するアシ
タバの根部を内用剤としたので、頭皮の血行促進,活性
化について極めて有効に働き、頭髪の発毛・育毛がより
一層促進される。加えて、根部以外の葉・茎部を外用剤
として用いたので、アシタバの草全体が頭髪発毛育毛剤
の原料として、無駄無く合理的に利用される。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例となる併用型頭髪発毛育毛
剤につき、以下説明する。この実施例による併用型頭髪
発毛育毛剤は、アシタバの根部からの抽出物を主成分と
する内用剤と、アシタバの葉・茎部からの搾取物を主成
分とする外用剤とからなっており、それぞれ後述のよう
に調製されるものである。
【0016】『内用剤の調製』先ず、収穫したアシタバ
を根部と葉・茎部とに切断する。そのうちの根部を水洗
して、付着している泥土等を除去する。次に、根部の水
分を乾燥機によりできるだけ蒸散させる。そして、根部
を粉砕機で砕いて粉状にする。粉状の根部を、3回程順
次メッシュの細かい篩に通してふるい分けする。そうし
て、最後の篩を通った根部だけを保存用ビンに詰め、各
篩にかかった根部は粉砕機へ戻す。保存用ビンに詰めた
状態の粉状の根部を、蒸気釜(蒸し器)内で蒸気加熱
(約80℃で40分間)して殺菌する。加熱殺菌後に保
存用ビンの口に軽く栓をのせておく。更に、常温近くま
で放冷した後に保存用ビンの口を密封する。
【0017】上記内用剤の原料である根部に含まれる主
な成分の分析結果(財団法人日本食品分析センターでの
委託分析による)につき、次の表1に示す。 「表1」 〔成分〕 〔含有量(試料100g中)〕 総カロチン 検出せず(検出限界=0.02mg/100g) 総キサントフィル 0.08mg ビタミンB1 0.09mg ビタミンB2 0.05mg 総ビタミンC 11mg ビタミンE 0.86mg コリン 検出せず(検出限界=0.03%) 水分 84.4%(減圧乾燥法) たんぱく質 1.7%(窒素・たんぱく質換算係数=6.25) 脂質 0.5%(ソックスレー抽出法) 繊維 2.2% 灰分 1.3% 糖質 9.9% ナイアシン 1.52mg パントテン酸 0.40mg ビタミンB6 0.72mg ビタミンB12 0.66μg 葉酸 18μg ビオチン 3.7μg イノシトール 41mg ゲルマニウム 590ppm
【0018】『外用剤の調製』根部から切り離されたア
シタバの葉・茎部を水洗して付着している泥土等を除去
する。この葉・茎部は、収穫したその日のうちに、ロー
ラ圧潰機で圧搾される。更に、固形分を漉したものを原
液とする。この原液を保存用容器に詰める。保存用ビン
に詰めた状態の原液を、蒸気釜内で蒸気加熱(約80℃
で40分間)して殺菌する。加熱殺菌後に保存用容器の
口に軽く栓をのせておく。更に、常温近くまで放冷した
後に保存用容器の口を密封する。
【0019】上記外用剤の原料である葉・茎部に含まれ
る主な成分の分析結果(財団法人日本食品分析センター
での委託分析による)につき、次の表2に示す。 「表2」 〔成分〕 〔含有量(試料100g中)〕 総カロチン 3.60mg ビタミンB1 0.08mg ビタミンB2 0.12mg 総ビタミンC 7mg ビタミンE 1.4mg 総キサントフィル 5.53mg コリン 検出せず(検出限界=0.03%) ナイアシン 1.55mg パントテン酸 0.63mg ビタミンB6 0.12mg ビタミンB12 0.05μg 葉酸 21μg ビオチン 2.9μg イノシトール 39mg ゲルマニウム 380ppm
【0020】引続き、本実施例による併用型頭髪発毛育
毛剤の使用態様につき、以下に説明する。この併用型頭
髪発毛育毛剤は、上記の外用剤と内用剤とを使用期間を
ほぼ同じくして併用するものである。
【0021】先ず、外用剤による使用については、頭皮
の禿部や薄毛部を蒸しタオル(温度45℃程度のもので
約10分間)で温めるとともに十分な湿気を与えてお
く。保存用容器から外用剤を適量(20〜30cc/1
回分)取り出し、禿部や薄毛部に塗り付けて、両手指で
約10分間ほどマッサージする。その際、頭皮の内部か
ら外部に向けて恰も脂肪を揉み出すようにマッサージす
るのが、詰まっている閉塞物を毛穴から排出する上で好
ましい。
【0022】この外用剤の使用頻度は、使用開始後1月
までは2日毎に1回実行し、2月目から6月目までは3
日毎に1回実行し、更に7月目以降は7日毎に1回実行
した。
【0023】これにより、外用剤に多量に含まれている
葉酸(100g中に21μg)の作用により頭皮が清浄
にされるとともに、液剤である外用剤自体の作用によ
り、毛穴に詰まっていた閉塞物が軟化されて毛穴から排
出されやすくなるのである。その結果、頭皮が清潔にさ
れ、柔軟性が与えられて脱毛の原因が解消される。ま
た、頭皮を通して浸透する外用剤の有効成分により頭皮
の緊張が緩和されて発毛が促進され、使用部位の増毛に
つながるのである。
【0024】次に、内用剤については、約4g/日の服
用とし、例えば朝1回約2g、夜1回約2gとするのが
適当である。服用に際しては、内用剤を湯飲み茶碗等に
入れ、熱いお湯を注ぎよくかき混ぜて飲用すればよい。
これにより、アシタバの根部に多量に含有されているゲ
ルマニウムの作用によって、血液の酸性化が抑制されて
細胞の老化が防止されるとともに、余剰のコレステロー
ルが体外に排出されるので、動脈硬化の予防や高血圧の
低減化を図ることができる。また、根部に多量に含有さ
れるビオチン(100g中に3.7μg)の作用によ
り、白髪や禿・薄毛の予防が図られる。
【0025】そこで、本実施例の併用型頭髪発毛育毛剤
の効能を確認するため、本発明者を含む男性5人と、女
性5人の計10人に試したところ、元の頭皮や頭髪の状
態にもよるが、概ね3月〜1年程度で全員の禿部や薄毛
部に、産毛が発毛・育毛し、更に当該箇所の頭髪が嵩高
く盛り上がって増毛していることを確認できた。しか
も、この併用型頭髪発毛育毛剤は、飲用も可能な植物を
原料として使用していることから、安全性が極めて高い
ものである。
【0026】例えば、この併用型頭髪発毛育毛剤を使用
するまでは、図1(a)に示すように、禿部の皮表1は
外観上テカテカと油光りしており、肥大した皮脂線5か
ら多量に分泌される皮脂と塵埃や汚れ等が固まり合って
できた閉塞物9により毛穴2が極めて狭くなっている。
これが原因で、頭髪4の成長が阻害されて産毛状にかぼ
そくなっている。また、毛母細胞7や毛球部8を収容し
ている毛包3は縮小した状態であって上皮性細胞6の上
方にあり、頭髪4が抜けやすくなっている。
【0027】そこで、この併用型頭髪発毛育毛剤を使用
すると、同図(b)に示すように、外用剤の作用により
毛穴2内の閉塞物9が皮表1から排出されて、頭髪4の
成長が阻害されにくくなる。一方、内用剤の作用により
頭皮全体の血行が促進されて正常な皮膚状態に近づくた
め、皮脂線5の肥大がおさまり、毛包3も大きくなって
くる。
【0028】更に継続して使用することにより、同図
(c)に示すように、頭髪4が太く長く育毛する効果
や、毛球部8が上皮性細胞6に届くほど毛包3が成長す
るとともに皮脂腺5も正常の大きさに戻るといった発毛
促進の効果が表れた(同図(c))。無論、皮表1は油
光りすることなく通常の外観に戻っている。
【0029】因みに、発明者本人が本実施例の併用型頭
髪発毛育毛剤を試用したところ、図2(各図とも、発明
者本人を段階毎に撮影した記録写真に基づく模写図)に
示すように、使用前は前頭部,頭頂部,後頭部にわたる
広範囲が禿部Aであったのが(同図(a))、使用開始
から約1月経過後には、頭皮の油光りが解消するととも
に、頭頂部左側(本人の体質によるものと考えられる)
から順次産毛状の頭髪が発毛した。
【0030】そして、約3月経過後には、頭頂部左側が
育毛して薄毛部Cとなり、発毛部Bの範囲も頭頂部右側
および後頭部に広がる一方、禿部Aは前頭部および頭頂
部の一部分まで狭くなった(同図(b))。更に、約6
月経過後には、薄毛部Cの範囲が頭頂部右側および後頭
部に広がるとともに、後頭部も発毛部Bに変わり、禿部
Aは前頭部の一部分のみとなった(同図(d))。
【0031】こうして、約1年経過後には、ほぼ全域の
頭髪が太く長く生長し更には嵩高く盛り上がった毛成長
部Dとなり(同図(d))、極めて見栄えが良くなった
のである。
【0032】これに対し、この併用型頭髪発毛育毛剤の
うちの、外用剤だけを、先述した10人の試用者とは別
の5人に約3月間試用したところ、皮表の油光りは若干
解消されたものの、頭髪の状態は外観上ほとんど変化が
なかった。
【0033】他方、この併用型頭髪発毛育毛剤のうち
の、内用剤だけを、更に別の5人に約3月〜1年間試用
したところ、禿部に産毛状の頭髪が発毛した。しかしな
がら、これらの頭髪は短くかぼそいままで成長せず、抜
けたり生えたりを繰り返しただけであった。
【0034】以上述べたように、本実施例の併用型頭髪
発毛育毛剤は、家庭用として個人で使用してもよく、或
いは業務用として、蒸しタオルやマッサージの提供を得
やすい理髪店,美容院,エステティックサロン等におい
て使用することにより、禿や薄毛に悩める多くの人々に
光明を与えるものとなる。
【0035】尚、上記実施例の内用剤30wt%,米胚
芽の粉末30wt%,青大豆の粉末40wt%からなる
ものを飲用すれば、脂質,繊維質,タンパク質等をもバ
ランスよく摂取でき、頭皮の血行促進を一層図ることが
できる。また、上記実施例の内用剤に加えて、根コン
ブ,マンネリタケ,野菜エキス,人参,シジミ,コンフ
リー,椎茸,ハトムギ,松精,アマチャヅル等のうちの
いずれか、または適宜組み合わせたものを食用すれば、
より一層効果がある。
【0036】また、上記した実施例では、外用剤がアシ
タバの葉・茎部からの搾取物を主成分とし、内用剤がア
シタバの根部からの抽出物を主成分とする併用型頭髪発
毛育毛剤を例示したが、本発明の併用型頭髪発毛育毛剤
は上記実施例に限定されるものではない。すなわち、ア
シタバの根部と葉・茎部とは、含有量に差はあれほぼ共
通の有効成分を相互に含有しているので、アシタバ全体
のいずれかの部分からの抽出物または搾取物を主成分と
する外用剤と、アシタバ全体のいずれかの部分からの抽
出物または搾取物を主成分とする内用剤とを併用した場
合でも、相当の発毛・育毛効果を奏し得る。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る併用型
頭髪発毛育毛剤は、アシタバからの抽出物または搾取物
を主成分とする外用剤と、アシタバからの抽出物または
搾取物を主成分とし前記外用剤と併用される内用剤とよ
りなるものを採用したので、外用剤と内用剤の相乗作用
により、体全体はもとより頭皮の血行を促進でき活性化
することができる。従って、極めて有効に頭髪の発毛・
育毛を実現できる。
【0038】また、例えば、血液の酸性化を抑制し余分
なコレステロールを体外に排出するゲルマニウム、或い
は頭皮の活性化を促進させるビオチンを多く含有するア
シタバの根部を内用剤としたので、頭皮の血行促進,活
性化について極めて有効に働き、頭髪の発毛・育毛がよ
り一層促進される。加えて、根部以外の葉・茎部を外用
剤として用いたので、アシタバ全体を、頭髪発毛育毛剤
の原料として無駄なく合理的に活用することもできるの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る併用型頭髪発毛育毛剤
を用いた場合の頭髪の状態をそれぞれ断面模式的に示す
ものであって、(a)は併用型頭髪発毛育毛剤の使用前
における模式図、(b)は併用型頭髪発毛育毛剤の使用
期間途中における模式図、(c)は併用型頭髪発毛育毛
剤の薬効が顕著に表れた状態の模式図である。
【図2】上記併用型頭髪発毛育毛剤による頭皮の経時変
化をそれぞれ模写的に示すものであって、(a)は併用
型頭髪発毛育毛剤の使用前における模写図、(b)は併
用型頭髪発毛育毛剤の使用開始から3月経過時における
模写図、(c)は併用型頭髪発毛育毛剤の使用開始から
6月経過時における模写図、(d)は併用型頭髪発毛育
毛剤の使用開始から1年経過時における模写図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪口 牧子 和歌山県和歌山市中島315−4 (72)発明者 阪口 敏子 和歌山県和歌山市中島315−4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アシタバからの抽出物または搾取物を主
    成分とする外用剤と、アシタバからの抽出物または搾取
    物を主成分とし前記外用剤と併用される内用剤とよりな
    ることを特徴とする併用型頭髪発毛育毛剤。
  2. 【請求項2】 外用剤がアシタバの葉・茎部からの抽出
    物または搾取物を主成分とし、内用剤がアシタバの根部
    からの抽出物または搾取物を主成分とするものである請
    求項1に記載の併用型頭髪発毛育毛剤。
JP6272281A 1994-11-07 1994-11-07 併用型頭髪発毛育毛剤 Pending JPH08133932A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011074022A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Maruzen Pharmaceut Co Ltd 幹細胞増殖因子(SCF)mRNA発現促進剤

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