JPH08133029A - パーキングブレーキペダルのダンパ装置 - Google Patents

パーキングブレーキペダルのダンパ装置

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JPH08133029A
JPH08133029A JP26930194A JP26930194A JPH08133029A JP H08133029 A JPH08133029 A JP H08133029A JP 26930194 A JP26930194 A JP 26930194A JP 26930194 A JP26930194 A JP 26930194A JP H08133029 A JPH08133029 A JP H08133029A
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JP
Japan
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cylinder tube
air
parking brake
brake pedal
piston
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JP26930194A
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English (en)
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Yoshinori Suzuki
義則 鈴木
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Toyoda Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Iron Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピストンロッドが突き出すシリンダチューブ
の一端をシールするロッドシール部材の摩耗に拘らずダ
ンパ性能が良好に維持され、且つパーキングブレーキペ
ダルのリバウンドが少なく適度な踏込み抵抗が得られる
パーキングブレーキペダルのダンパ装置を安価に提供す
る。 【構成】 ピストンロッド16が突き出していないシリ
ンダチューブ14の他端側を軸心と略直角な方向に略平
坦に圧潰した圧潰部68により、シリンダチューブ14
内にエア室78を形成するとともに足踏み式パーキング
ブレーキ操作装置への配設時には挿通孔28を介して連
結する一方、圧潰部68の略平行な一対の壁部70(図
示せず),72間に残された隙間により構成されたエア
通路74を通して、シリンダチューブ14の外側とエア
室78との間でエアが流通できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は足踏み式パーキングブレ
ーキ操作装置に配設されるエア式ダンパ装置に係り、特
に、パーキングブレーキペダルが原位置へ復帰するのに
伴ってシリンダチューブからピストンロッドが引き出さ
れる際に移動抵抗を生じる形式のダンパ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】原位置から一回動軸まわりに踏込み操作
されることによりパーキングブレーキを作動させるパー
キングブレーキペダルを備えた車両用の足踏み式パーキ
ングブレーキ操作装置には、パーキングブレーキの解除
時にパーキングブレーキペダルがブレーキケーブルの張
力により踏込み位置から原位置に向かって復帰する際
に、ストッパ等との衝突による衝撃の緩和などを目的と
して、ペダルの戻り速度を抑制する各種のダンパ装置が
配設される場合がある。そのようなダンパ装置の一種
に、(a)略円筒形状のシリンダチューブと、(b)そ
のシリンダチューブ内に摺動可能に嵌合されたピストン
と、(c)そのピストンに一体的に設けられるとともに
前記シリンダチューブの一方の端部から外部に突き出す
ピストンロッドと、(d)前記シリンダチューブの一方
の端部に設けられて前記ピストンロッドの移動を許容し
つつそのピストンロッドとの間をシールするロッドシー
ル部材と(e)前記シリンダチューブ内に前記ピストン
を挟んで両側に形成された一対のエア室と、(f)所定
の流通抵抗を有する状態で前記一対のエア室を連通させ
る連通手段とを備えて、パーキングブレーキペダルと位
置固定の部材との間に配設され、そのパーキングブレー
キペダルが踏込み位置から原位置へ復帰する際に前記ピ
ストンロッドが引き出されて前記ピストンが前記一方の
端部側へ移動させられることにより、前記一対のエア室
の容積変化に伴うエア圧の増減により移動抵抗を生じる
エア式のダンパ装置がある。特開平5−170066号
公報等に記載されている装置はその一例である。
【0003】図12は、かかる従来のパーキングブレー
キペダルのダンパ装置におけるシリンダチューブ140
の一方の端部、すなわちピストンロッド142が突き出
している側の端部の一例を示す図で、144はロッドシ
ール部材である。このロッドシール部材144は、シリ
ンダチューブ140に固設された一対の円筒部材14
6,148と、その内周側および外周側に配設されたO
リング等のシールリング150および152とから成
り、シールリング150および152によってシリンダ
チューブ140とピストンロッド142との間を気密に
シールしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のダンパ装置においては、前記ロッドシール部
材がピストンロッドとの摺接によって偏摩耗し、シリン
ダチューブ内の空気が外部へ漏れ出て大気圧より低くな
ってしまうことがあった。前記図12の場合について具
体的に説明すると、内周側のシールリング150はピス
トンロッド142の外周面に摺接させられ、ピストンロ
ッド142の往復移動に伴って摩耗するが、ピストンロ
ッド142の引出し時すなわちパーキングブレーキペダ
ルが原位置へ復帰する際のピストンロッド142の移動
速度はペダル踏込み時に比べて大きいため、シールリン
グ150は図のように偏摩耗する。このため、エア室1
54内のエアが高圧となるピストンロッド142の引出
し時には、図中に一点鎖線で示すようにピストンロッド
142とシールリング150との間からエアが外部へ流
出するが、エア室154内のエアが低圧となるピストン
ロッド142の押込み時には外部からシリンダチューブ
140内へエアが流入せず、ピストンロッド142の往
復移動の繰り返しでシリンダチューブ140内が次第に
大気圧よりも低圧となってしまうのである。そして、こ
のようにシリンダチューブ140内の圧力が低くなる
と、容積変化に伴う圧力変化量が小さくなるため、エア
室154からはエアが漏れ易いことと相まって、ペダル
復帰時にピストンが上記一方の端部へ移動させられた際
の一方のエア室154とピストンを挟んで反対側の他方
のエア室との差圧が小さくなり、ダンパ性能が低下す
る。
【0005】また、ピストンによって分離された2つの
エア室はオリフィス等の流通制限手段を有する連通手段
を介して連通させられているため、ピストンロッド14
2がシリンダチューブ140から引き出されて2つのエ
ア室間に生じた差圧は、図13に示すように時間の経過
とともに減少するが、両エア室とも最終的には大気圧よ
り低圧となるため、シリンダチューブ140内と外部と
の差圧によって常にピストンロッド142を押し込む方
向の力が作用し、パーキングブレーキペダルが確実に原
位置へ戻らなくなる恐れがある。
【0006】一方、上記図13から明らかなようにパー
キングブレーキペダルが原位置へ復帰した直後は未だ差
圧が大きいため、ペダルがリバウンドしてしまうという
問題がある。更に、上記のようなダンパ装置を備えたパ
ーキングブレーキペダルは、その踏込み時にピストンロ
ッド142がシリンダチューブ140内へ押し込まれる
際にも2つのエア室間に差圧が生じ、その差圧に抗して
ペダルを踏み込むために大きな踏込み操作力が必要であ
った。これに対し、図14に示すように、シリンダチュ
ーブ156からのピストンロッド158の引出し時には
漏れなくシールする一方、ピストンロッド158の押込
み時には一方の端部側のエア室160へ他方の端部側の
エア室162からエアが流入することを許容する断面U
字カップ状のシール部材164をピストン166に設
け、良好なダンパ作用を得つつパーキングブレーキペダ
ルの踏込み抵抗を低減することが考えられるが、汎用の
シール部材に比べてコスト高になる。また、エア室16
0からエア室162側へのエアの流通が大幅に制限され
るため、パーキングブレーキペダルが原位置へ復帰した
直後の両エア室160,162間の差圧が高圧に維持さ
れ、リバウンド量が大きくなるという不都合もある。
【0007】上記踏込み操作時の反力やリバウンドに対
しては、例えば図15に示すようにシリンダチューブ1
70の他方の端部側すなわちピストンロッドが突き出し
ていない側に連通孔172を設け、その他方の端部側の
エア室174を大気に開放し、踏込み操作時のエア圧上
昇を低減して反力を小さくしたり、ペダル復帰時に低下
したエア圧を大気圧まで速やかに上昇させたりすること
が考えられる。しかし、ほこりやゴミがシリンダチュー
ブ170内に入り込んでシール部材等を傷つけたり、グ
リースの乾燥を生じたり、エアの流通によって音が発生
したりするなどの問題がある。
【0008】更に、ピストンロッドが突き出さないシリ
ンダチューブの他端側を気密に密閉する場合には、パイ
プ部材の開口端を密封するための加工、例えば端部を内
側に絞り込むクロージングや栓部材を介挿してのかしめ
固定などが必要で、製造コストが高くなるという問題が
あった。
【0009】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、ロッドシール部材の
摩耗に拘らずダンパ性能が良好に維持され、且つパーキ
ングブレーキペダルのリバウンドが少ないとともに踏込
み操作時に適度な踏込み抵抗が得られるパーキングブレ
ーキペダルのダンパ装置を安価に提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、(a)略円筒形状のシリンダチューブ
と、(b)そのシリンダチューブ内に摺動可能に嵌合さ
れたピストンと、(c)そのピストンに一体的に設けら
れるとともに前記シリンダチューブの一方の端部から外
部に突き出すピストンロッドと、(d)前記シリンダチ
ューブの一方の端部に設けられて前記ピストンロッドの
移動を許容しつつそのピストンロッドとの間をシールす
るロッドシール部材と、(e)前記シリンダチューブ内
に前記ピストンを挟んで両側に形成された一対のエア室
と、(f)所定の流通抵抗を有する状態で前記一対のエ
ア室を連通させる連通手段とを備えて、パーキングブレ
ーキペダルと位置固定の部材との間に配設され、そのパ
ーキングブレーキペダルが踏込み位置から原位置へ復帰
する際に前記ピストンロッドが引き出されて前記ピスト
ンが前記一方の端部側へ移動させられることにより、前
記一対のエア室の容積変化に伴うエア圧の増減により移
動抵抗を生じるエア式のダンパ装置であって、(g)前
記シリンダチューブの他方の端部側において軸心と略直
角な方向に略平坦に圧潰され、そのシリンダチューブ内
に前記エア室を形成するとともに、前記パーキングブレ
ーキペダルまたは前記位置固定の部材に連結される圧潰
部と、(h)その圧潰部の略平行な一対の壁部間に残さ
れた隙間によって構成され、前記シリンダチューブの外
側と前記エア室との間でエアが流通することを許容する
エア通路とを有することを特徴とする。
【0011】なお、好適には、前記エア通路を構成して
いる前記一対の壁部間の最大隙間は0.01〜1.0m
m程度の範囲内とされる。
【0012】
【作用】このようなパーキングブレーキペダルのダンパ
装置においては、パーキングブレーキペダルの原位置へ
の復帰に伴ってピストンロッドがシリンダチューブから
引き出され、ピストンがシリンダチューブの一方の端部
側へ移動させられると、その一方の端部側のエア室(以
下、第1エア室と言う)では容積減少によりエアが圧縮
されてエア圧が高くなるとともに、他方の端部側のエア
室(以下、第2エア室と言う)では容積増大によりエア
が膨張させられてエア圧が低下することから、それら2
つのエア室間の差圧によりピストンの移動抵抗が発生
し、パーキングブレーキペダルの戻り速度が制限され
る。このとき、第2エア室には圧潰部に形成されたエア
通路を通してシリンダチューブの外部からエアが流入す
るため、第2エア室内が一時的に大気圧以下となって
も、かかるエアの流入によって速やかに大気圧に一致さ
せられ、リバウンドの発生が抑制される。エア通路の大
きさ、すなわちエアの流通量は、シリンダチューブを圧
潰する際の加圧荷重を調整することにより、極めて少な
い領域で適宜設定できるため、所望するダンパ性能を維
持しつつリバウンドの発生を抑制することが可能であ
る。
【0013】逆に、パーキングブレーキペダルが原位置
から踏込み操作されてピストンロッドがシリンダチュー
ブ内へ押し込まれ、ピストンがシリンダチューブの他方
の端部側へ移動させられると、第1エア室では容積増大
によりエア圧が低下するとともに、第2エア室では容積
減少によりエア圧が高くなり、差圧による移動抵抗がパ
ーキングブレーキペダルの踏込み抵抗に加えられるが、
ペダルの踏込み速度はパーキングブレーキの解除時の戻
り速度に比べて小さく、且つ圧潰部に形成されたエア通
路を通して第2エア室からシリンダチューブの外部へエ
アが流出するため、踏込み過程での第2エア室内の圧力
上昇が緩和され、踏込み抵抗が軽減される。
【0014】一方、上記のように第2エア室が大気に連
通させられていることから、前記図12のようにロッド
シール部材が偏摩耗し、第1エア室内のエアがピストン
ロッドの往復移動に伴って外部へ漏れ出しても、シリン
ダチューブ内は常に大気圧に維持され、シリンダチュー
ブ内のエア圧低下に起因するダンパ性能の低下が防止さ
れるとともに、パーキングブレーキペダルが確実に原位
置に保持されるようになる。また、シリンダチューブの
他端側が軸心と略直角な方向に略平坦に圧潰され、パー
キングブレーキペダルまたは位置固定の部材に連結され
るように形成される圧潰部は、構造が簡単であるととも
に加工が容易であることから、安価に装置を構成でき
る。
【0015】ここで、円筒形状のシリンダチューブを圧
潰した場合、通常は中央部が「く」の字状に座屈(曲げ
変形)して密着するとともに、更にその両側の中央部で
「く」の字状に座屈して密着することにより、4〜8か
所程度に分離された偏平空間が残り、この偏平空間が前
記エア通路となるのであるが、この偏平空間の隙間は圧
潰する際の加圧荷重によって適宜設定することが可能で
あり、ペダル踏込み操作時の踏込み抵抗、ペダル復帰時
のダンパ性能、復帰後のリバウンド特性を考慮しつつ、
ゴミやほこりが侵入しないとともにグリースが漏れ出す
ことがないようにする上で、偏平空間の最大隙間が0.
01〜1.0mm程度の範囲内となるようにすることが
望ましい。ペダル踏込み操作時の踏込み抵抗、ペダル復
帰時のダンパ性能、復帰後のリバウンド特性は、エアの
流通量によって定まり、隙間寸法だけでなく隙間の断面
積や長さも影響するが、圧潰部を連結部として利用する
上でその幅寸法や長さ寸法は略一定に定まり、偏平空間
の最大隙間を0.01mm程度以上とすれば所望する性
能が得られる。また、偏平空間の最大隙間を1.0mm
程度以下とすれば、上記性能を満足しつつゴミやほこり
の侵入、グリースの漏れ出しや乾燥などを防止できる。
なお、上記最大隙間を0.3〜0.6mm程度の範囲内
とすれば、上記性能やほこりの侵入防止などの点で更に
優れた効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】このように、本発明によればロッドシー
ル部材の偏摩耗に拘らずシリンダチューブ内のエア圧が
大気圧に維持され、ダンパ性能が良好に維持されるとと
もにパーキングブレーキペダルが確実に原位置に保持さ
れるようになる。また、ダンパ性能を損なうことなくリ
バウンドを抑制できるとともに、踏込み操作時に適度な
踏込み抵抗が得られるようにすることもできる一方、所
定のエア通路が形成されるようにシリンダチューブの端
部を圧潰するだけで良いため、気密に密閉する場合に比
較して装置を簡単且つ安価に製造できる。
【0017】また、エア通路の最大隙間を0.01〜
1.0mm程度の範囲内となるようにすれば、ゴミやほ
こりの侵入、グリースの漏れ出しや乾燥などを防止しつ
つ、十分なダンパ性能を維持しながらリバウンドの発生
を抑制し、且つ適度な踏込み抵抗が得られるようにする
ことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施例であるパーキ
ングブレーキペダルのダンパ装置(以下、単にダンパ装
置という)10の一部を切り欠いて示す正面図である。
ダンパ装置10は、略円筒形状のシリンダチューブ14
と、そのシリンダチューブ14内に軸方向の摺動可能に
嵌合されたピストン12と、そのピストン12に一体的
に設けられてシリンダチューブ14の一方の端部すなわ
ち図1における右側端部から外部に突き出すピストンロ
ッド16等を備えて構成されている。図2はピストン1
2を詳しく示す断面図であり、ピストン12とピストン
ロッド16とは、ピストンロッド16の後端小径部16
aがピストン12の中心部を貫通させられるとともにO
リング等のシールリング18が介挿され、その後端小径
部16aの雄ねじ部にナット20が締結されることによ
り、両者が一体的に固定され且つピストン12とピスト
ンロッド16との間が気密にシールされている。ピスト
ン12の外周部にはOリング等のシールリング22が設
けられて、シリンダチューブ14との間を気密にシール
しており、これによりシリンダチューブ14内の空間が
2分され、ピストン12を挟んで両側に一対のエア室7
6,78が形成されている。ピストン12には流通制限
手段であるオリフィス80を備えた連通孔82が設けら
れ、そのオリフィス80の断面積および長さにより定ま
る所定の流通抵抗を有して上記一対のエア室76,78
が連通させられている。連通孔82は連通手段に相当す
る。
【0019】シリンダチューブ14は鋼やアルミニウム
などの金属製で、図1の右側端部にはロッドシール部材
24が固設されており、ピストンロッド16の突き出し
引込み移動を許容しつつピストンロッド16との間を気
密にシールしている。ロッドシール部材24は、シリン
ダチューブ14に固設された一対の円筒部材58,60
と、その内周側および外周側に配設されたOリング等の
シールリング62および64とから成り、シールリング
62および64によってシリンダチューブ14とピスト
ンロッド16との間を気密にシールしている。
【0020】一方、シリンダチューブ14の図1におけ
る左側端部は、図3の斜視図から明らかなように端部側
の一部が軸心と略直角な方向に圧潰されて略平坦な圧潰
部68が形成されることにより閉じられている。図4は
その圧潰部68の軸心と直角な断面図であり、一点鎖線
で示す円筒形状から上下方向に押し潰されることによ
り、中央部で座屈して密着するとともに、更にその両側
の中央部で座屈して密着し、略平行な一対の壁部70,
72間に4つの偏平空間が残されており、シリンダチュ
ーブ14の外側と内側との間でエアが流通することを許
容するエア通路74が構成されている。圧潰加工は例え
ば一対のダイス間で挟圧することにより行われるが、一
対のダイスがシリンダチューブ14の円筒形状部に対し
てそれぞれ接近駆動させられるか、または位置固定の一
方のダイスに対して上記円筒形状部が拘束されない状態
で圧潰加工され、上記一対の壁部70,72が軸方向か
ら見て円筒形状の略中央に位置させられている。
【0021】エア通路74の隙間寸法、すなわち図4に
おける上下方向の最大隙間寸法は、圧潰する際の加圧荷
重によって例えば図5に示すような関係に従って変化す
るため、加圧荷重を調整することにより所望の値に適宜
設定することが可能であり、図6に示す足踏み式パーキ
ングブレーキ操作装置32への取付姿勢などを考慮して
所望する特性が得られるように定められる。具体的に
は、パーキングブレーキペダル36の踏込み操作時の踏
込み抵抗、ペダル復帰時のダンパ性能、復帰後のリバウ
ンド特性を考慮しつつ、ゴミやほこりが侵入しないとと
もにグリースが漏れ出すことがないようにする上で、最
大隙間が0.01〜0.1mm程度の範囲内となるよう
にすることが望ましい。すなわち、パーキングブレーキ
ペダル36の踏込み抵抗、ペダル復帰時のダンパ性能、
復帰後のリバウンド特性は、エアの流通量によって定ま
り、隙間寸法だけでなく隙間の断面積や長さも影響する
が、圧潰部68を連結部として利用する上でその幅寸法
や長さ寸法は略一定に定まり、偏平空間の最大隙間を
0.01mm程度以上とすれば所望する性能が得られ
る。また、偏平空間の最大隙間を1.0mm程度以下と
すれば、上記性能を満足しつつゴミやほこりの侵入、グ
リースの漏れ出しや乾燥などを防止できる。本実施例で
は最大隙間が0.3〜0.6mm程度の範囲内に定めら
れており、上記性能などがより一層好ましい状態で得ら
れ、優れた品質が確保される。
【0022】ダンパ装置10の長手方向の両端、すなわ
ち図1におけるシリンダチューブ14の前記圧潰部68
とピストンロッド16の右端の連結部26とには挿通孔
28および30がそれぞれ設けられており、それら圧潰
部68および連結部26を介して図6に示すように車両
用足踏み式パーキングブレーキ操作装置32のブラケッ
ト34およびパーキングブレーキペダル36間に配設さ
れる。圧潰部68および連結部26は、それぞれ連結ピ
ン38および40まわりの相対回動可能に連結され、パ
ーキングブレーキペダル36の回動に伴って連結ピン3
8,40間の距離が変化させられるとダンパ装置10が
伸縮させられる。上記ブラケット34は位置固定の部材
に相当する。
【0023】図6の足踏み式パーキングブレーキ操作装
置32においては、回動軸42により回動可能に軸支さ
れたパーキングブレーキペダル36が、図に示す原位置
にある状態から図の右まわりに踏込み操作されると、パ
ーキングブレーキペダル36に設けられたラチェット4
4とポール46との噛合いにより、パーキングブレーキ
ペダル36に連結されたブレーキケーブル48を引き締
めた状態が維持されて、パーキングブレーキが作動状態
とされる。このとき、パーキングブレーキペダル36の
回動に伴ってダンパ装置10のピストンロッド16が例
えば図1の如くシリンダチューブ14内に押し込まれ
る。その状態からレリーズワイヤ50が図示しない解除
操作部材の操作により引っ張られ、レリーズレバー52
が回動してポール46が引張コイルスプリング54の付
勢力に抗して噛合い解除方向に回動させられると、ポー
ル46とラチェット44との噛合いが外れ、ブレーキケ
ーブル48の張力に従ってパーキングブレーキペダル3
6がストッパ56により規定される原位置へ向かって回
動させられるとともに、ダンパ装置10においてはシリ
ンダチューブ14からピストンロッド16が引き出され
る。
【0024】次に、このようなダンパ装置10の作用を
説明する。解除操作によりブレーキケーブル48の張力
に従ってパーキングブレーキペダル36が原位置へ向か
って回動させられるのに伴ってピストンロッド16がシ
リンダチューブ14から引き出され、ピストン12がシ
リンダチューブ14の図1における右側端部側へ移動さ
せられると、ピストン12の右側のエア室76では容積
減少によりエアが圧縮されてエア圧が高くなるととも
に、左側のエア室78では容積増大によりエアが膨張さ
せられてエア圧が低下することから、それら2つのエア
室76,78間の差圧によりピストン12の移動抵抗が
発生し、パーキングブレーキペダル36の戻り速度が制
限される。これにより、パーキングブレーキペダル36
の原位置への急激な復帰が回避され、原位置を規定する
ストッパ56との衝突時における衝撃音や振動が低減さ
れるとともに、運転者の足などを強打する心配がなくな
る。このとき、エア室78には圧潰部68に形成された
エア通路74を通してシリンダチューブ14の外部から
エアが流入するため、エア室78内が一時的に大気圧以
下となっても、かかるエアの流入によって速やかに大気
圧に一致させられ、パーキングブレーキペダル36の原
位置復帰後のリバウンドの発生が抑制される。エア通路
74の最大隙間寸法が0.3〜0.6mm程度の範囲内
とされているため、所望するダンパ性能を維持しつつリ
バウンドの発生が良好に抑制されるのである。
【0025】逆に、パーキングブレーキペダル36が原
位置から踏込み操作されてピストンロッド16がシリン
ダチューブ14内へ押し込まれ、ピストン12がシリン
ダチューブ14の図1における左側端部側へ移動させら
れると、エア室76では容積増大によりエア圧が低下す
るとともに、エア室78では容積減少によりエア圧が高
くなり、差圧による移動抵抗がパーキングブレーキペダ
ル36の踏込み抵抗に加えられるが、ペダルの踏込み速
度はパーキングブレーキの解除時の戻り速度に比べて小
さく、且つ圧潰部68に形成されたエア通路74を通し
てエア室78からシリンダチューブ14の外部へエアが
流出するため、踏込み過程でのエア室78内の圧力上昇
が緩和され、踏込み抵抗が軽減される。前記のようにエ
ア通路74の大きさが最適な値に設定されていることか
ら、踏込み抵抗が運転者に違和感を感じさせない適度な
大きさとされている。
【0026】一方、上記のようにエア室78が大気に連
通させられていることから、前記図12のようにロッド
シール部材24のシールリング62が偏摩耗し、エア室
76内のエアがピストンロッド16の往復移動に伴って
外部へ漏れ出しても、シリンダチューブ14内は常に大
気圧に維持され、シリンダチューブ14内のエア圧低下
に起因するダンパ性能の低下が防止されるとともに、パ
ーキングブレーキペダル36が確実に原位置に保持され
るようになる。また、軸心と略直角な方向に略平坦に圧
潰されてブラケット34に連結される圧潰部68は、構
造が簡単であるとともに加工が容易であることから、安
価に装置を構成できる。
【0027】このように、本実施例のダンパ装置10に
よればロッドシール部材24のシールリング62の偏摩
耗に拘らずシリンダチューブ14内のエア圧が大気圧に
維持され、ダンパ性能が良好に維持されるとともにパー
キングブレーキペダル36が確実に原位置に保持される
ようになる。また、ダンパ性能を損なうことなくリバウ
ンドが良好に抑制されるとともに、踏込み操作時には適
度な踏込み抵抗が得られる一方、所定の隙間のエア通路
74が形成されるようにシリンダチューブ14の端部を
圧潰するだけで良いため、気密に密閉する場合に比較し
て装置を簡単且つ安価に製造できる。
【0028】また、エア通路74の最大隙間が0.01
〜1.0mm程度の範囲内であれば、ゴミやほこりの侵
入、グリースの漏れ出しや乾燥などを防止しつつ、十分
なダンパ性能を維持しながらリバウンドの発生を抑制
し、且つ適度な踏込み抵抗が得られるようにできるが、
特に本実施例では0.3〜0.6mm程度の範囲内に定
められているため、より一層優れた効果が得られる。
【0029】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、前述の実施例と共通する部分については同じ符号を
付して詳しい説明を省略する。
【0030】図7に示すシリンダチューブ90の圧潰部
92は、前記圧潰部68の場合と同様に略平坦に圧潰さ
れて一対の壁部94,96間の隙間により前記エア通路
74と同様にエア通路98が構成され、平坦面の略中央
に前記挿通孔28が設けられているのに加えて、挿通孔
28よりも円筒形状部側の位置において軸心と略直角な
方向に線状の圧着部100が部分的に不連続となるよう
に形成されている。図8はシリンダチューブ90の軸心
と平行で圧潰部92の平坦面と直角な断面図であり、圧
着部100では、一方の壁部94が外側からプレス加工
されて他方の壁部96側へ食い込まされており、それら
の間の隙間が完全に閉じられてエアの流通が阻止され
る。圧着部100を形成する前のエア通路98の最大隙
間寸法は、前記0.01〜1.0mm程度の範囲の中で
大きめの寸法に定められ、その一部が圧着部100によ
って閉塞されることにより、適当なエア流通量が確保さ
れるようになっている。
【0031】本実施例の場合、圧着部100の不連続部
分を適宜増減することによりエアの流通量を比較的容易
に調整することが可能で、性能的なばらつきを抑えるこ
とができる。また、圧潰時の加圧荷重が小さく隙間寸法
の測定が比較的容易であるため、設備コストが低減され
るとともに検査工程が簡略化される。
【0032】図9に示すシリンダチューブ110は、軸
心と直角な横断面が略H字形状を成すように圧潰部11
2を形成した場合で、圧潰部112の幅寸法を円筒形状
部の外径と略一致させることができる。すなわち、軸心
と略直角な一方向の寸法が円筒形状部の外形寸法より拡
大することがないように拘束しながら、その直角方向か
ら所定の加圧荷重でシリンダチューブ110を押し潰す
のであり、前記各実施例と同様にその圧潰部112の隙
間によってエア通路114が形成される。H字形状を成
す隙間のうち、前記挿通孔28が設けられる一対の壁部
116,118間の隙間が、幅方向両端においてそれら
と直角な二対の壁部120,122、124,126間
の隙間とそれぞれ繋がるT字部分では、その隙間空間が
比較的大きくなるが、各壁部間のそれぞれの最大隙間寸
法を図4の圧潰部68に比較して小さめに設定するか、
後加工によってそのT字部分の隙間を閉塞するなどすれ
ば良い。
【0033】本実施例のシリンダチューブ110を用い
れば、圧潰部112における幅寸法の増大を回避できる
ので、足踏み式パーキングブレーキ操作装置32への配
設時に余分なスペースを考慮する必要がない。
【0034】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
【0035】例えば、前記実施例では圧潰部68におけ
る一対の壁部70,72が軸方向から見て円筒形状の略
中央に位置していたが、円筒形状の中央から軸心と直角
な方向へオフセットさせられてもよく、例えば図10の
斜視図および図11の断面図に示すように、シリンダチ
ューブ130の円筒形状部を一方のダイスに固定して圧
潰加工することなどにより、圧潰部132の一方の壁部
134が円筒形状の外周面と一致するように形成するこ
とも可能であり、足踏み式パーキングブレーキ操作装置
32への配設条件に応じて圧潰部の位置は適宜設定され
得る。図7および図9の実施例についても同様である。
【0036】また、前記実施例ではエア通路74の一対
の壁部70,72間の最大隙間寸法が0.3〜0.6m
m程度の範囲内に設定されていたが、0.01〜1.0
mm程度の範囲内であれば、実用上十分に満足できる効
果が得られる。また、ダンパ装置に要求される性能の違
いによっては上記以外の範囲で設定されても所望の効果
を得ることができる。
【0037】また、前記実施例では圧潰部68の壁部7
0,72間に4つの偏平空間が形成されていたが、圧潰
の程度やシリンダチューブ14の材質などにより偏平空
間の数は異なる。
【0038】また、前記実施例では圧潰部68等が足踏
み式パーキングブレーキ操作装置32のブラケット34
に連結される場合であったが、圧潰部68等がパーキン
グブレーキペダル36に連結されても良い。
【0039】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるパーキングブレーキペ
ダルのダンパ装置の一部を切り欠いて示す正面図であ
る。
【図2】図1のダンパ装置のピストンを詳細に示す断面
図である。
【図3】図1のダンパ装置のシリンダチューブの圧潰部
を示す斜視図である。
【図4】図3の圧潰部の軸心と直角な断面図である。
【図5】図3の圧潰部の一対の壁部間の隙間寸法と圧潰
時の加圧荷重との関係の一例を示す図である。
【図6】図1のダンパ装置が配設される足踏み式パーキ
ングブレーキ操作装置の一例を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す図で、シリンダチュ
ーブの圧潰部を示す斜視図である。
【図8】図7の圧潰部の軸心と平行で壁部と直角な断面
図である。
【図9】本発明の更に別の実施例を示す図で、シリンダ
チューブの圧潰部を示す斜視図である。
【図10】本発明の更に別の実施例を示す図で、シリン
ダチューブの圧潰部を示す斜視図である。
【図11】図10の圧潰部の軸心と平行で壁部と直角な
断面図である。
【図12】従来のダンパ装置の一例におけるロッドシー
ル部材を説明する図である。
【図13】従来のダンパ装置においてピストンロッドが
引き出された後のシリンダチューブ内の一対のエア室の
エア圧変化の一例を示す図である。
【図14】シール作用に方向性のあるシール部材をピス
トンに設けた場合を説明する図である。
【図15】シリンダチューブの他方の端部側に連通孔を
設けた場合を説明する図である。
【符号の説明】
10:パーキングブレーキペダルのダンパ装置 12:ピストン 14,90,110,130:シリンダチューブ 16:ピストンロッド 24:ロッドシール部材 34:ブラケット(位置固定の部材) 36:パーキングブレーキペダル 68,92,112,132:圧潰部 70,72,94,96,116,118,120,1
22,124,126,134:壁部 74,98,114:エア通路 76,78:エア室 82:連通孔(連通手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒形状のシリンダチューブと、該シ
    リンダチューブ内に摺動可能に嵌合されたピストンと、
    該ピストンに一体的に設けられるとともに前記シリンダ
    チューブの一方の端部から外部に突き出すピストンロッ
    ドと、前記シリンダチューブの一方の端部に設けられて
    前記ピストンロッドの移動を許容しつつ該ピストンロッ
    ドとの間をシールするロッドシール部材と、前記シリン
    ダチューブ内に前記ピストンを挟んで両側に形成された
    一対のエア室と、所定の流通抵抗を有する状態で前記一
    対のエア室を連通させる連通手段とを備えて、パーキン
    グブレーキペダルと位置固定の部材との間に配設され、
    該パーキングブレーキペダルが踏込み位置から原位置へ
    復帰する際に前記ピストンロッドが引き出されて前記ピ
    ストンが前記一方の端部側へ移動させられることによ
    り、前記一対のエア室の容積変化に伴うエア圧の増減に
    より移動抵抗を生じるエア式ダンパ装置であって、 前記シリンダチューブの他方の端部側において軸心と略
    直角な方向に略平坦に圧潰され、該シリンダチューブ内
    に前記エア室を形成するとともに、前記パーキングブレ
    ーキペダルまたは前記位置固定の部材に連結される圧潰
    部と、 該圧潰部の略平行な一対の壁部間に残された隙間によっ
    て構成され、前記シリンダチューブの外側と前記エア室
    との間でエアが流通することを許容するエア通路とを有
    することを特徴とするパーキングブレーキペダルのダン
    パ装置。
  2. 【請求項2】 前記エア通路を構成している前記一対の
    壁部間の最大隙間は0.01〜1.0mm程度の範囲内
    である請求項1に記載のパーキングブレーキペダルのダ
    ンパ装置。
JP26930194A 1994-11-02 1994-11-02 パーキングブレーキペダルのダンパ装置 Pending JPH08133029A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012063952A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Honda Motor Co Ltd 操作ペダル組立体

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JP2012063952A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Honda Motor Co Ltd 操作ペダル組立体

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