JPH08131879A - 空き缶と空き瓶の選別機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目 的】資源ゴミとして回収される空き缶１と空き瓶
２を夫々水に対し異なる浮遊力を利用し水流によって移
動させ両者を選別回収する装置の提供。 【構 成】水槽内の水をポンプ６よって強制循環し、浮
遊せる空き缶１及び空き瓶２を分離板４によって方向分
離させ回収する。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は空き缶（１）と空き瓶（２）が混在している
状態のま、水中に投入して、これを選別回収する機械で
ある。最近各公共企業体が一般からゴミの収集をすると
き、生ゴミは別にして資源ゴミとして空き缶（１）と空
き瓶（２）を混在の状態で回収して処理場に搬入する、
次に後処理工程として空き缶（１）と空き瓶（２）の選
別作業が。行われる。従来この選別作業は品物をコンベ
アー上で流しながら人が判断して手作業で選別してい
る、これは人間環境の面、又労働力の重さの面に於いて
も良策とわ思われない。本発明はこの環境面の向上と労
動力の低減を可能ならしむる為の選別機である、以下こ
れを説明する。

（イ）水槽（３）内の水をポンプ（６）で強制循環さ
す。

（ロ）投入コンベアー（７）により空き缶（１）と空き
瓶（２）が混在している状態で水中に投じる。

（ハ）投入場所の水が流れる方向に適当な距離を置いて
分離板（４）を設ける。

空き缶（１）と空き瓶（２）の水に対する浮遊の実験に
よれば空き缶は満水状態で無い場合約１．５ｍｍから２
ｍｍ程度の浸漬状態で浮遊する、一方空き瓶に於いては
水に投入後内部に約７０％程度水を吸い込んで直立状態
で浮遊した、（但しコップ状の開孔の大のものは直ちに
沈降する）したがって本選別機に両者を投入した場合空
き缶（１）は水面上に浮遊したま、水流に乗って移動し
（図２）分離板（４）に触れる事無く空き缶コンベアー
（８）に捕捉され回収される。方や空き瓶（２）は直立
状態で流され分離板（４）に至ると空き瓶（２）は水流
圧を受けて傾斜又はキヤビテーション現象による傾斜
（図３）等で瓶内部に水を吸い込み沈降する、下部には
空き瓶コンベアー（９）が設置されているのでこれを捕
捉して回収する。以上の操作を連続的に行うことにより
人力を必要とせず物理的に簡単に所期の目的を達成する
事の出来る画期的な選別機である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の全体構造図

【図２】空き缶の浮遊移動形態図

【図３】空き瓶の分離板に対する浮遊形態図

【符号の説明】

１は空き缶 ２は空き瓶 ３は水槽 ４は分離板 ５は
ガイド板 ６はポンプ ７は投入コンベアー ８は空き缶コンベア
ー ９は空き瓶コンベアー

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 水中に分離板を設ける
2. 【請求項２】 空き缶と空き瓶を水流によって移動さす