JPH08131603A - 滑走面に突起物を有するスキー板 - Google Patents

滑走面に突起物を有するスキー板

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JPH08131603A
JPH08131603A JP30804794A JP30804794A JPH08131603A JP H08131603 A JPH08131603 A JP H08131603A JP 30804794 A JP30804794 A JP 30804794A JP 30804794 A JP30804794 A JP 30804794A JP H08131603 A JPH08131603 A JP H08131603A
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JP
Japan
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ski
projections
skiing
skis
protrusion
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JP30804794A
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English (en)
Inventor
Takehiko Tada
武彦 多田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 滑走面(底)にブラシ状の突起物を付けるこ
とにより、滑走場表面との摩擦抵抗を少なくして滑りや
すくした、人工スキー用のスキー板。 【構成】 滑走面(2)にブラシ状の突起物(3)を複
数個複数列有するスキー板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は、スキー板の滑走面に複
数個複数列のブラシ状あるいは人工芝状の突起物のあ
る、または突起物を付けた人工スキーのためのスキー板
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の人工スキーは、おおむね次のよう
に大別できる。 (イ)滑走場に人工雪をまいてスキー板で滑る。 (ロ)人工芝などで滑走場を作り、スキー板で滑る。 (ハ)車輪やキャタピラの付いた用具で滑る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち(イ)においては、人工雪の製造・降雪機が必
要であり、かつ雪が溶けにくいように一定の温度を保た
なければならないなど、大がかりな設備が必要である。
(ロ)においては、人工芝などを敷いた滑走場を常設し
ておくと同時に、表面に水をまいて摩擦抵抗を少なくす
るなどの手入れが必要であり、さらにスキー板が傷みや
すい。(ハ)においては、用具がまったく異なり、回転
の技術などもスキーとは異なるので、一般的なスキーと
は別のスポーツともいえる。と、いった問題点を有して
いた。また、雪上を滑る一般的なスキーも、今後新しい
スキー場を作ろうとすれば、山を削ったり木を切ったり
という自然環境の破壊を伴う恐れがあると同時に、雪の
降らない地域には作ることができない。本発明は、スキ
ー板の底(滑走面)にブラシ状あるいは人工芝状の合成
樹脂などでできた突起物を有することにより、スキー板
と滑走場表面との摩擦抵抗を少なくして滑りやすくし
た。また、使用者の体重を移動して突起物にかかる重力
を調節することにより、突起物先端の曲がる角度や割合
を調節して、突起物と滑走上表面とが触れ合う面積を変
え、摩擦抵抗に強弱をつけることで、スキー板の進行方
向を変えられるようにした。さらに、滑走場は表面が滑
りやすい性質のものであればよく、斜面があれば、ある
いは斜面を作れば、他の人工スキー場に比べて滑走場の
設置が容易である。本発明は、以上に述べたように、従
来の人工スキーに比べてより手軽に、また一般的なスキ
ーに近い感じで人工スキーを楽しめるようにしたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】滑走面(2)にブラシ状
の突起物(3)を複数個複数列有するスキー板。
【0005】
【作用】前記のように構成されたスキー板を装着して、
スキー板の左右に均等に体重をかけて滑走場斜面を滑れ
ば直進し、スキー板の左右どちらかの側に体重をかけれ
ば、体重のかかった側の突起物がより強くおされて曲が
り、滑走場表面に触れる面積が多くなるため摩擦抵抗が
大きくなり速度が遅くなるので、スキー板はその方向に
曲がろうとするため進行方向の変更がしやすくなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。本
発明は、スキー板(1)の滑走面(2)にブラシ状ある
いは人工芝状の合成樹脂などでできた突起物(3)を複
数個複数列付けるか、あるいは第5図に示すようにスキ
ーとの一体成型により突起物を複数個複数列有したスキ
ー板である。この突起物でスキー板を支えることによ
り、スキー板と滑走場(10)表面との摩擦抵抗を少な
くしてスキー板を滑りやすくする。同時に、使用者の体
重の移動により、スキー板の前後左右の突起物先端の折
れ曲がる角度や割合を増減調節して、摩擦抵抗値を変え
ることにより、回転など、進行方向の変更操作をしやす
くする。次に、本発明の突起物の構造について述べる。
ただし、第5図に示すようなスキーと突起物とが一体成
型されたもの、及び第8図に示すような突起物の突起部
をスキー板に埋め込んだものは除く。本発明の突起物は
突起部(11)とベース部(12)より成り、第10図
に示すように突起部とベース部とが一体成型された、あ
るいは加工などにより突起部をベース部に付けた構造を
持つものであるが、本発明に添う構造であればその構造
は問わない。この突起物をスキー板の大きさに合わせて
作り、あるいはシート状、帯状等に作って適した大きさ
や形に切断して使用するのが適当である。ついで、本発
明の突起物の形状、太さ、長さ、材質について述べる。 (イ)突起物の形状については、先端部を丸めた円柱形
または円錐形が適当であるが、その他パイル状などでも
良く、本発明に添う形状であれば形状は問わない。 (ロ)突起物の太さについては、円柱形の場合、直径約
2ミリメートルから10ミリメートル位が適当である
が、本発明に添う太さであれば太さは問わない。 (ハ)突起物の長さについては、約15ミリメートルか
ら40ミリメートル位が適当であるが、本発明に添う長
さであれば長さは問わない。 (ニ)突起物の材質については、合成樹脂が適当である
が、本発明に添う材質であれば材質は問わない。なお、
本発明の突起物の数及び腰の強度であるが、使用者がス
キー板に乗った状態で、滑走場表面に接した突起物の先
端部が、少し曲がる位の数と腰の強さが適当である。
が、本発明のスキー板は不特定多数の人が使用するた
め、使用者の体重等は特定できない。また、スピードを
優先する場合は突起物の数が少なくて腰の強い方が良
く、操作性を重視する場合は突起物の数があると同時に
先端部も適当に折れ曲がった方が良い。さらに、ジャン
プの有無などによっても条件が異なってくる。従って、
本発明の突起物の数と腰の強度については、本発明に添
う数と強度であればそれは問わない。また、本発明の突
起物は第2図に示すようにスキー板滑走面の全面に均等
に複数個複数列あっても良いし、第3図に示すように複
数個所に分割してあっても良いし、第4図に示すように
複数本を組にして複数個所に分散してあってもよい。こ
れは、スピードを重視する、操作性を重視するなど、ス
キー板の使用目的に合わせて突起物があるのが適当だか
らである。続いて、スキー板に突起物を付ける方法につ
いて述べる。 (イ)第6図に示すように、突起物(3)を接着剤
(4)などでスキー板(1)に固定する。 (ロ)第7図で示すように、ボルト(5)とナット
(6)等のような保持具で固定する。 (ハ)第8図で示すように、スキー板の滑走面に穴
(7)をあけ、突起物の突起部(11)を埋め込み、接
着剤などで補強する。 などの方法があるが、突起物をスキー板に固定する方法
であれば、その方法は問わない。本発明は以上のよう
に、複数個複数列の突起物を滑走面に有するスキー板で
あるが、これを使用する場合は次の通りである。 (イ)一般的な雪上のスキーと同様の方法で、スキーを
使用者の足に装着する。 (ロ)スキー板を装着した状態で、滑走場斜面に立ち、
体重をスキー板の左右均等にかけて滑れば直進する。 (ハ)第9図に示すように、スキー板の左右どちらかの
側に体重をかければ、体重のかかった側の突起物はより
強く押されて曲がり、滑走場表面に触れる面積が多くな
るため、摩擦抵抗が大きくなり滑る速度が遅くなる。こ
のためスキー板は強く押された方向に曲がろうとする。 (ニ)以上、(ロ)と(ハ)の操作を適当に織り混ぜる
ことで、スキー板を操作しながら滑走する。なおスキー
板の変わりに、スノーボードの滑走面に突起物を有して
も良い。またスキー板の変わりに、ソリの滑走面に突起
物を有しても良い。
【0007】
【本発明の効果】本発明はこのように、スキー板の滑走
面にブラシ状の突起物を複数個複数列有することによ
り、手軽にそして一般のスキーに近い感じで、人工スキ
ーを行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の滑走面よりみた斜視図である。
【図2】突起物を、スキー板の滑走面に均等に配した底
面図である。
【図3】突起物を、スキー板の滑走面に分割して配した
底面図である。
【図4】突起物を、スキー板の滑走面に分散して配した
底面図である。
【図5】本発明の一部を切り欠いた、スキー板と突起物
とが一体成型された正面図である。
【図6】接着剤で、スキー板に突起物をはり付けた正面
図である。
【図7】本発明の一部を切り欠いた、スキー板と突起物
とを、ボルトとナットとで取り付けた正面図である。
【図8】本発明の一部を切り欠いた、スキー板に突起物
を埋め込んだ正面図である。
【図9】スキー板の片側に重力をかけた状態の説明図で
ある。
【図10】突起物の構造説明図である。
【符号の説明】
1 スキー板 2 スキー板の滑走面 3 突起物 4 接着剤 5 ボルト 6 ナット 7 突起物を埋め込むスキー板の穴 8 弱い重力 9 強い重力 10 滑走場 11 突起物の突起部 12 突起物のベース部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 滑走面(2)にブラシ状の突起物(3)
    を複数個複数列有するスキー板。
JP30804794A 1994-11-08 1994-11-08 滑走面に突起物を有するスキー板 Pending JPH08131603A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30804794A JPH08131603A (ja) 1994-11-08 1994-11-08 滑走面に突起物を有するスキー板

Applications Claiming Priority (1)

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JP30804794A JPH08131603A (ja) 1994-11-08 1994-11-08 滑走面に突起物を有するスキー板

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Publication Number Publication Date
JPH08131603A true JPH08131603A (ja) 1996-05-28

Family

ID=17976248

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JP30804794A Pending JPH08131603A (ja) 1994-11-08 1994-11-08 滑走面に突起物を有するスキー板

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