JPH08131405A - 健康管理技術の標準化方法及び装置 - Google Patents
健康管理技術の標準化方法及び装置Info
- Publication number
- JPH08131405A JPH08131405A JP29882994A JP29882994A JPH08131405A JP H08131405 A JPH08131405 A JP H08131405A JP 29882994 A JP29882994 A JP 29882994A JP 29882994 A JP29882994 A JP 29882994A JP H08131405 A JPH08131405 A JP H08131405A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medical
- prescription
- drug
- dispensing
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】ヒト、動物、植物類の疾病診断投薬業務標準化
装置及びその利用方法からなり、経験的直観業務の標準
化を高め正確性を向上する。 【構成】第1に薬剤の調剤投薬環境の標準化のため物
品情報過去の投薬経歴情報現在処方情報の一致性演
算確認装置と、調剤後の薬袋外部からの処方内容を確認
できる透過線判読可能製剤から構成される。第2には、
疾病診断治療環境の標準化のため、血圧、内臓音等の診
療資料をデシタル信号化し送信する双方向データ画像送
受信診療診断装置と、専門家の診断書、診療資料、処方
箋等の機密情報を同時に複数の場所に電子化送受信し原
本確認する方法から構成される。第3には調剤投薬環境
と疾病診断治療環境データの標準化のための診療歴情報
の管理利用方法から構成される。
装置及びその利用方法からなり、経験的直観業務の標準
化を高め正確性を向上する。 【構成】第1に薬剤の調剤投薬環境の標準化のため物
品情報過去の投薬経歴情報現在処方情報の一致性演
算確認装置と、調剤後の薬袋外部からの処方内容を確認
できる透過線判読可能製剤から構成される。第2には、
疾病診断治療環境の標準化のため、血圧、内臓音等の診
療資料をデシタル信号化し送信する双方向データ画像送
受信診療診断装置と、専門家の診断書、診療資料、処方
箋等の機密情報を同時に複数の場所に電子化送受信し原
本確認する方法から構成される。第3には調剤投薬環境
と疾病診断治療環境データの標準化のための診療歴情報
の管理利用方法から構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬剤師、獣、医師等の
医療の専門家による経験的直観的業務に対する標準化手
法、装置に係る。これまで、専門家の経験、直感に頼る
事が多かった、疾病診断治療投薬環境において、対象物
の過去の診療歴を瞬時に解析提供すると共に正確性、妥
当性、異常状態を指摘する機器の利用により、業務標準
化の促進、正確性の向上を目的とした、動植物類の疾病
診断投薬作業標準化装置及びその利用方法を提供する。
医療の専門家による経験的直観的業務に対する標準化手
法、装置に係る。これまで、専門家の経験、直感に頼る
事が多かった、疾病診断治療投薬環境において、対象物
の過去の診療歴を瞬時に解析提供すると共に正確性、妥
当性、異常状態を指摘する機器の利用により、業務標準
化の促進、正確性の向上を目的とした、動植物類の疾病
診断投薬作業標準化装置及びその利用方法を提供する。
【0002】具体的には、第1に処方、調剤業務の目標
達成工程にあって、時間、現場、環境、能力、適性、経
歴、手法、必要資源量等の必要因子が同時に解析、照会
する事ができるように記録保存されており、記録解析に
より目標達成工程、最適演出、果実効果が瞬時に予測、
判断できる装置及びその利用方法に係り、本発明手法の
効率運用のための医薬品の自動調剤、処方、調剤業務上
の誤作業の検出並びに薬袋包装後の処方検出を可能とす
る透過線判読可能製剤を提案するものである。また、第
2には第1発明を効率的に実施するための光通信方式あ
るいは衛星デジタル通信によるデータ画像送受信診療診
断装置を使用した医療、動物、植物管理上の効率的運用
手法に係る。
達成工程にあって、時間、現場、環境、能力、適性、経
歴、手法、必要資源量等の必要因子が同時に解析、照会
する事ができるように記録保存されており、記録解析に
より目標達成工程、最適演出、果実効果が瞬時に予測、
判断できる装置及びその利用方法に係り、本発明手法の
効率運用のための医薬品の自動調剤、処方、調剤業務上
の誤作業の検出並びに薬袋包装後の処方検出を可能とす
る透過線判読可能製剤を提案するものである。また、第
2には第1発明を効率的に実施するための光通信方式あ
るいは衛星デジタル通信によるデータ画像送受信診療診
断装置を使用した医療、動物、植物管理上の効率的運用
手法に係る。
【0003】
【従来技術】コンピュータ、電子化機器、ソフトの発展
は最近めざましいものがあり、米国ではすでに光通信、
ケーブルテレビが普及し、マルメデアによる産業革命が
進みつつある。我が国にあっても、特許手続き等につい
ては世界に先駆けかなりの普及が見られるものの、こと
医療産業におけるマルメデアの利用については、職権、
電子化文書の原本取扱問題を含め普及していない。
は最近めざましいものがあり、米国ではすでに光通信、
ケーブルテレビが普及し、マルメデアによる産業革命が
進みつつある。我が国にあっても、特許手続き等につい
ては世界に先駆けかなりの普及が見られるものの、こと
医療産業におけるマルメデアの利用については、職権、
電子化文書の原本取扱問題を含め普及していない。
【0004】すなわち、医薬品の処方、調剤の合理性、
誤作業の確認については従来は医師、薬剤師等専門家の
職権により行われており、機器を利用した自動処方、自
動調剤、誤作業確認手段等については、未だ家内作業的
状況にありヒト手にたよるところが多い。
誤作業の確認については従来は医師、薬剤師等専門家の
職権により行われており、機器を利用した自動処方、自
動調剤、誤作業確認手段等については、未だ家内作業的
状況にありヒト手にたよるところが多い。
【0005】経営効率化、安全性確保の点から欧米並の
医薬分業体制の確立、機器管理、標準化方法の導入傾向
が進展しているものの、静止画面テレビ電話やFaxが
普及している程度であり、米国並の合理的かつ競争原理
によるインフラ整備が望まれている。{調剤作業別処方
箋分類装置(特開平5-242169) 、処方箋管理システム
(特開平5-282337) 、調剤装置(特開平5-44137)等}
医薬分業体制の確立、機器管理、標準化方法の導入傾向
が進展しているものの、静止画面テレビ電話やFaxが
普及している程度であり、米国並の合理的かつ競争原理
によるインフラ整備が望まれている。{調剤作業別処方
箋分類装置(特開平5-242169) 、処方箋管理システム
(特開平5-282337) 、調剤装置(特開平5-44137)等}
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】海外では頻用されて
いる医薬であるのに、日本で発売されるとすぐに飲み合
わせ薬害事故が発生し、日本特有の問題として悪い意味
で国際的に注目された事件が発生している。{5FU系
医薬(抗がん剤)とソリブリジン(抗ウイルス薬)〜患
者が多数の診療科をかけもちで診察を受け、飲み合わせ
の悪い医薬品の服用により死亡した}。
いる医薬であるのに、日本で発売されるとすぐに飲み合
わせ薬害事故が発生し、日本特有の問題として悪い意味
で国際的に注目された事件が発生している。{5FU系
医薬(抗がん剤)とソリブリジン(抗ウイルス薬)〜患
者が多数の診療科をかけもちで診察を受け、飲み合わせ
の悪い医薬品の服用により死亡した}。
【0007】海外ではその有効性が認められ使用されて
いるのに、我が国でなぜこのような問題が発生するのか
不自然な点も多いが、これらは日本特有の医療方式、す
なわち、1)患者の診療科のかけもち容認、2)診療科
間の情報交換不足(全くない状態?)、3)医薬分業体
制の不備〜院内投薬が多数をしめ診療内容が患者あるい
は家族に説明されないまま投薬が行われている現実、
4)患者に説明のないまま密室状態の治験薬の投薬問
題、さらには、5)飲み合わせ研究についての手緩い新
薬許可基準等、複雑な要素、問題点が絡み合い不幸な結
果を導き出したものと考えられる。
いるのに、我が国でなぜこのような問題が発生するのか
不自然な点も多いが、これらは日本特有の医療方式、す
なわち、1)患者の診療科のかけもち容認、2)診療科
間の情報交換不足(全くない状態?)、3)医薬分業体
制の不備〜院内投薬が多数をしめ診療内容が患者あるい
は家族に説明されないまま投薬が行われている現実、
4)患者に説明のないまま密室状態の治験薬の投薬問
題、さらには、5)飲み合わせ研究についての手緩い新
薬許可基準等、複雑な要素、問題点が絡み合い不幸な結
果を導き出したものと考えられる。
【0008】ところが上記1)〜4)の問題点について
は、標準化された基準もなく、未だもって常套的に行わ
れてものと考えらる。医療事故、麻酔時死亡、異常体質
によるショック死、薬剤アレルギー等の多数は、このよ
うな飲み合わせ問題、重複投与を原因とした、なんらか
の薬害である場合が多いと本発明者は考えている。
は、標準化された基準もなく、未だもって常套的に行わ
れてものと考えらる。医療事故、麻酔時死亡、異常体質
によるショック死、薬剤アレルギー等の多数は、このよ
うな飲み合わせ問題、重複投与を原因とした、なんらか
の薬害である場合が多いと本発明者は考えている。
【0009】例えば、目と耳に炎症があり、歯が痛み、
風邪気味で発熱状態があるような場合、眼科医院、耳鼻
科医院と歯科医院と更に内科医院で4カ所別々の医院で
診察を受けるであろうし、投薬を受けたような場合、現
在の医療情報の監視体制では4カ所の医院から同じ成分
の製造元が異なる消炎鎮痛剤を投薬される事態もあり得
る事である(同種同効薬〜見た目では別々のような薬に
見えるため、成人の使用量の4倍量を飲む事となる)。
消炎鎮痛剤では胃腸障害程度ですみ、死亡する事はない
かも知れないが、これが医療財政の赤字や、薬漬けと言
われる原因となっている点は否定できない事実である。
風邪気味で発熱状態があるような場合、眼科医院、耳鼻
科医院と歯科医院と更に内科医院で4カ所別々の医院で
診察を受けるであろうし、投薬を受けたような場合、現
在の医療情報の監視体制では4カ所の医院から同じ成分
の製造元が異なる消炎鎮痛剤を投薬される事態もあり得
る事である(同種同効薬〜見た目では別々のような薬に
見えるため、成人の使用量の4倍量を飲む事となる)。
消炎鎮痛剤では胃腸障害程度ですみ、死亡する事はない
かも知れないが、これが医療財政の赤字や、薬漬けと言
われる原因となっている点は否定できない事実である。
【0010】最近これらの問題点を少しでも解決するた
め、官公庁病院では欧米並に医薬分業体制を確立し処方
診療と調剤作業を別々に行い、処方記録の保管整備とダ
ブルチェック機能を確立する方法が行われるようになっ
ているが、未だヒト手に頼る部分が多く、しかも、かけ
もち診療までは患者情報を収集する方法は整備されてい
ない。
め、官公庁病院では欧米並に医薬分業体制を確立し処方
診療と調剤作業を別々に行い、処方記録の保管整備とダ
ブルチェック機能を確立する方法が行われるようになっ
ているが、未だヒト手に頼る部分が多く、しかも、かけ
もち診療までは患者情報を収集する方法は整備されてい
ない。
【0011】従って処方調剤1件ごとの安全性は確保さ
ても、患者の異なった診療科における投薬歴、診療歴は
患者が問診により話さない限り知る事はできず、木を見
て、森、山を見ていない状態にある。
ても、患者の異なった診療科における投薬歴、診療歴は
患者が問診により話さない限り知る事はできず、木を見
て、森、山を見ていない状態にある。
【0012】また、山間部、僻地診療、救急医療は少し
つづ改善されているものの、機動的体制は欧米に比べ遅
れており、さらには自宅、現場での医療体制の整備、精
神的に不安定なヒト、動植物の健康管理体制の整備、診
療方法の開発が望まれていた。
つづ改善されているものの、機動的体制は欧米に比べ遅
れており、さらには自宅、現場での医療体制の整備、精
神的に不安定なヒト、動植物の健康管理体制の整備、診
療方法の開発が望まれていた。
【0013】本発明はこれらの問題点を解決するため、
ここ数年以内のインフラ整備に伴い、十分実用化可能な
遠隔操作による最適診療、調剤手法を提供するものであ
る。具体的には通信回線、画像データを利用して山間部
や僻地での診療、あるいは救急医療上、事故現場での遠
隔操作による診療を可能とし、さらには、精神的に不安
定なヒト、動物類の超機密的個室診断、処方を合理的に
行う方法を提供するものである。
ここ数年以内のインフラ整備に伴い、十分実用化可能な
遠隔操作による最適診療、調剤手法を提供するものであ
る。具体的には通信回線、画像データを利用して山間部
や僻地での診療、あるいは救急医療上、事故現場での遠
隔操作による診療を可能とし、さらには、精神的に不安
定なヒト、動物類の超機密的個室診断、処方を合理的に
行う方法を提供するものである。
【0014】なお、獣医師、医師、薬剤師による機器を
通した間接的診断行為であるため、処方箋、診断書等の
情報機密と原本照会を的確に行う必要があり、更には、
ミスを防ぐ目的で必要時、専門家不在状態であっても投
薬された薬剤の成分分量、用法、用量等を瞬時に検索調
査できる機器を提供するものである。
通した間接的診断行為であるため、処方箋、診断書等の
情報機密と原本照会を的確に行う必要があり、更には、
ミスを防ぐ目的で必要時、専門家不在状態であっても投
薬された薬剤の成分分量、用法、用量等を瞬時に検索調
査できる機器を提供するものである。
【0015】また診療投薬現場にあっても、誤った処
方、誤った調剤をチェックし、同時に患者説明の円滑化
をはかる事のできる手法を提供するものでもある。
方、誤った調剤をチェックし、同時に患者説明の円滑化
をはかる事のできる手法を提供するものでもある。
【0016】
【問題点を解決するための手段及び作用】本発明は大略
的には2発明から構成され、第1発明としては薬剤の調
剤投薬環境の標準化目的のため物品形状読取り装置
使用条件メモリー媒体(効能書等)使用者投与条件メ
モリー媒体(薬剤処方歴、現在処方等)検索照会演算
装置からなる確認装置と、調剤後の薬袋外部からの処方
内容を検索を可能とした透過線判読可能製剤から構成さ
れる。
的には2発明から構成され、第1発明としては薬剤の調
剤投薬環境の標準化目的のため物品形状読取り装置
使用条件メモリー媒体(効能書等)使用者投与条件メ
モリー媒体(薬剤処方歴、現在処方等)検索照会演算
装置からなる確認装置と、調剤後の薬袋外部からの処方
内容を検索を可能とした透過線判読可能製剤から構成さ
れる。
【0017】また第2発明としては、疾病診断治療環境
の標準化目的のため、血圧、内臓音等のデータをデシタ
ル信号化し送信する双方向データ画像送受信診療診断装
置と、専門家の診断書、診療資料あるいは投薬処方箋等
の機密情報を同時に複数の場所に電子化送受信し原本確
認する方法から構成される。さらにまた、第1発明と第
2発明の調和技術である調剤投薬環境と疾病診断治療環
境データの標準化目的のための診療歴情報の管理利用方
法から構成され、また本発明は農獣ヒトの医療現場で即
実施可能な技術と日本国内ではインフラ整備と規制緩和
を待ち実施可能となる技術に分類される。
の標準化目的のため、血圧、内臓音等のデータをデシタ
ル信号化し送信する双方向データ画像送受信診療診断装
置と、専門家の診断書、診療資料あるいは投薬処方箋等
の機密情報を同時に複数の場所に電子化送受信し原本確
認する方法から構成される。さらにまた、第1発明と第
2発明の調和技術である調剤投薬環境と疾病診断治療環
境データの標準化目的のための診療歴情報の管理利用方
法から構成され、また本発明は農獣ヒトの医療現場で即
実施可能な技術と日本国内ではインフラ整備と規制緩和
を待ち実施可能となる技術に分類される。
【0018】I)第1発明の構成(薬剤の調剤投薬環境
の標準化) 第1に医薬、農獣薬製剤に刻印あるいは印刷された識別
記号、製剤重量、製剤サイズ、色調、形状等の固有形態
から医薬品の一般名称、用法、用量、効能書、添付文書
等の使用条件を判読し、所望により、使用者、使用動植
物の投与歴、投与条件に一致するかどうかを瞬時に判別
できるように構成された製剤形状読取り装置使用条
件メモリー媒体(効能書等)使用者投与条件メモリー
媒体(薬剤処方歴、現在処方等)検索照会演算装置
(コンピュータ)からなる最適手法検索演算装置を提供
するものである。
の標準化) 第1に医薬、農獣薬製剤に刻印あるいは印刷された識別
記号、製剤重量、製剤サイズ、色調、形状等の固有形態
から医薬品の一般名称、用法、用量、効能書、添付文書
等の使用条件を判読し、所望により、使用者、使用動植
物の投与歴、投与条件に一致するかどうかを瞬時に判別
できるように構成された製剤形状読取り装置使用条
件メモリー媒体(効能書等)使用者投与条件メモリー
媒体(薬剤処方歴、現在処方等)検索照会演算装置
(コンピュータ)からなる最適手法検索演算装置を提供
するものである。
【0019】第2には、医薬、農獣薬製剤に刻印あるい
は印刷される識別記号、あるいはカプセル、錠剤等の包
装に記載される文字記号が、下記a〜c目的のため透過
線判読できるように透過線影響剤により調製されている
事を特徴とする透過線判読可能製剤を提供するものであ
る。
は印刷される識別記号、あるいはカプセル、錠剤等の包
装に記載される文字記号が、下記a〜c目的のため透過
線判読できるように透過線影響剤により調製されている
事を特徴とする透過線判読可能製剤を提供するものであ
る。
【0020】a調剤包装後の薬袋内の処方判読目的 b製剤固有条件あるいは使用条件の記載目的 c自動調剤における識別目的
【0021】透過線の種類は、X線、放射線、電磁波、
超音波、素粒子からなり、透過線影響剤がこれらの吸収
剤、増強剤、屈折剤、反射剤から構成されていることを
特徴としている。
超音波、素粒子からなり、透過線影響剤がこれらの吸収
剤、増強剤、屈折剤、反射剤から構成されていることを
特徴としている。
【0022】なお、具体例として、製剤形状読取り装
置がX線造影あるいは超音波回折装置であり、これにX
線造影剤、超音波回折剤で識別された混合薬剤を薬袋の
外装から投影する事により処方状態を判読させる工程、
続いて使用条件メモリー媒体(効能書等)から該薬剤
の効能書きを検出する工程、さらに所望により使用者
投与条件メモリー媒体(薬剤処方歴、現在処方等)から
予め定めた標準値との一致、不一致状態を検出する工程
を同一装置内で行う、薬袋内の処方判読、誤処方検出並
びに誤調剤検出装置を提供している。
置がX線造影あるいは超音波回折装置であり、これにX
線造影剤、超音波回折剤で識別された混合薬剤を薬袋の
外装から投影する事により処方状態を判読させる工程、
続いて使用条件メモリー媒体(効能書等)から該薬剤
の効能書きを検出する工程、さらに所望により使用者
投与条件メモリー媒体(薬剤処方歴、現在処方等)から
予め定めた標準値との一致、不一致状態を検出する工程
を同一装置内で行う、薬袋内の処方判読、誤処方検出並
びに誤調剤検出装置を提供している。
【0023】II)第2発明の構成(疾病診断治療環境の
標準化) 第1に対象物の表情、患部投影装置、体液成分検査装
置、血圧、内臓音、視聴力、筋力、肺活量等の身体測定
装置から得られるデータをデシタル信号化し送信する工
程と、受信した信号を診療データとみなし復元させる工
程と、該診療データに基づき医療、農獣医関係者が、診
療、診断、助言行為を遠隔操作により行う工程を具備す
る事を特徴とした、双方向データ画像送受信診療診断装
置を提供している。
標準化) 第1に対象物の表情、患部投影装置、体液成分検査装
置、血圧、内臓音、視聴力、筋力、肺活量等の身体測定
装置から得られるデータをデシタル信号化し送信する工
程と、受信した信号を診療データとみなし復元させる工
程と、該診療データに基づき医療、農獣医関係者が、診
療、診断、助言行為を遠隔操作により行う工程を具備す
る事を特徴とした、双方向データ画像送受信診療診断装
置を提供している。
【0024】第2にはデータ画像送受信診療診断装置を
使用したみなし診断書、診療資料あるいは投薬処方箋を
電子化し送受信し原本確認する方法にあって、コンピュ
ータ解読コードを用いて、紙記載情報と電子化情報の一
致、不一致により原本照会する事を特徴とした、診療資
料の遠隔操作照会交付方法を提供している。
使用したみなし診断書、診療資料あるいは投薬処方箋を
電子化し送受信し原本確認する方法にあって、コンピュ
ータ解読コードを用いて、紙記載情報と電子化情報の一
致、不一致により原本照会する事を特徴とした、診療資
料の遠隔操作照会交付方法を提供している。
【0025】またコンピュータ解読コードが、1)捺印
代わりに使用される登録印のバーコード、2)サイン代
わりに使用されるサイン形状コード、3)指紋確認代わ
りに使用されるサイン形状コード、4)発生音肉声判読
代わりに使用される発生音波形状コード、5)患者管理
番号コードあるいは6)患者の固有情報(住所、氏名、
年齢、生年月日、処方内容等)を記録した特種コードで
あり、これらを1種あるいは複数組み合わせる事によ
る、原本、本人確認のための遠隔操作照会交付方法を提
供している。
代わりに使用される登録印のバーコード、2)サイン代
わりに使用されるサイン形状コード、3)指紋確認代わ
りに使用されるサイン形状コード、4)発生音肉声判読
代わりに使用される発生音波形状コード、5)患者管理
番号コードあるいは6)患者の固有情報(住所、氏名、
年齢、生年月日、処方内容等)を記録した特種コードで
あり、これらを1種あるいは複数組み合わせる事によ
る、原本、本人確認のための遠隔操作照会交付方法を提
供している。
【0026】双方向データ画像送受信診療診断装置、診
療資料の遠隔操作交付方法により発行される診療資料、
調剤処方箋が、1)患者宅に電信される工程と、2)患
者の希望する近隣調剤薬局に同時に電子化データとして
送電信され調剤される工程が同時に実行される事によ
り、待時間なく合理的に患者が調剤薬を受けとる方法を
提供し、1)患者宅に電信された資料と2)調剤薬局に
電信された資料を、薬剤交付時、コンピュータ解読コー
ドを用いて、一致、不一致の照会を行い本人確認を行う
投薬受渡し方法を提供している。
療資料の遠隔操作交付方法により発行される診療資料、
調剤処方箋が、1)患者宅に電信される工程と、2)患
者の希望する近隣調剤薬局に同時に電子化データとして
送電信され調剤される工程が同時に実行される事によ
り、待時間なく合理的に患者が調剤薬を受けとる方法を
提供し、1)患者宅に電信された資料と2)調剤薬局に
電信された資料を、薬剤交付時、コンピュータ解読コー
ドを用いて、一致、不一致の照会を行い本人確認を行う
投薬受渡し方法を提供している。
【0027】また、医療、農獣医療現場(機関)、患者
あるいは保護者宅、調剤現場(機関)から発生する診
療、報告、調剤記録が共通管理の目的で第三者機関に電
子化保管管理され、診療診断時、調剤時に、患者あるい
は対象物の過去の診療投薬処置記録を第三者機関に電子
化保管管理されたデータから端末操作機器を用いて、コ
ンピュータ解読コード照会、確認方法により、診療投薬
歴調査確認が容易に行う事ができる方法を提供してい
る。以下には実施例をあげ本発明を更に詳細に説明す
る。
あるいは保護者宅、調剤現場(機関)から発生する診
療、報告、調剤記録が共通管理の目的で第三者機関に電
子化保管管理され、診療診断時、調剤時に、患者あるい
は対象物の過去の診療投薬処置記録を第三者機関に電子
化保管管理されたデータから端末操作機器を用いて、コ
ンピュータ解読コード照会、確認方法により、診療投薬
歴調査確認が容易に行う事ができる方法を提供してい
る。以下には実施例をあげ本発明を更に詳細に説明す
る。
【0028】
試験例1(最適手法検索演算装置) (1)薬剤データベースの調製 使用頻度の高いカプセル剤、錠剤それぞれ20種を選別
し、(1) 形状 (2)識別、(3) 印マーク、(4) マークと番
号、(5) 対応する商品名を調査し、文字、記号を用いて
電子化した。この商品名から、薬業時報社刊行の保険薬
辞典を用いて、(6) 品名〜規格単位ごとの薬価 (7)薬効
分類 (8)薬剤の成分名 (9)標準用法用量を調査して電子
化した (10) 能書については薬業時報社刊行の医療薬日
本医薬品集を参考に要約文(該当書籍頁記載)を作成
し、フリーキーワード索引を添付して電子化した。
し、(1) 形状 (2)識別、(3) 印マーク、(4) マークと番
号、(5) 対応する商品名を調査し、文字、記号を用いて
電子化した。この商品名から、薬業時報社刊行の保険薬
辞典を用いて、(6) 品名〜規格単位ごとの薬価 (7)薬効
分類 (8)薬剤の成分名 (9)標準用法用量を調査して電子
化した (10) 能書については薬業時報社刊行の医療薬日
本医薬品集を参考に要約文(該当書籍頁記載)を作成
し、フリーキーワード索引を添付して電子化した。
【0029】以下表1記載の検索接頭辞を使用して、前
記a)にて調製された電子化データの照合検索が行える
ように薬剤データベースの調製した。
記a)にて調製された電子化データの照合検索が行える
ように薬剤データベースの調製した。
【0030】
【表1】
【0031】(2)形状読取装置の調製 前もって電子化登録された医薬、農獣薬製剤に刻印ある
いは印刷された識別記号、製剤重量、製剤サイズ、色
調、形状等の製剤特有の固有形態情報を物理科学的数
値、光学的数値として読取り、該当物品の商品名を検索
できるソフトを調製した。
いは印刷された識別記号、製剤重量、製剤サイズ、色
調、形状等の製剤特有の固有形態情報を物理科学的数
値、光学的数値として読取り、該当物品の商品名を検索
できるソフトを調製した。
【0032】(3)最適手法検索演算装置の調製 上記薬剤データベースと製剤形状読取り装置(ソフト)
に所望により使用者投与条件メモリー媒体(薬剤処方
歴、現在処方等)を加え、これを同一コンピュータ(検
索照会演算装置)内で駆動させる事により、医薬の一般
名称、用法、用量、効能書、添付文書等の使用条件を判
読し、所望により、使用者、使用動植物の投与歴、投与
条件に一致するかどうかを瞬時に判別する事ができる装
置とした。
に所望により使用者投与条件メモリー媒体(薬剤処方
歴、現在処方等)を加え、これを同一コンピュータ(検
索照会演算装置)内で駆動させる事により、医薬の一般
名称、用法、用量、効能書、添付文書等の使用条件を判
読し、所望により、使用者、使用動植物の投与歴、投与
条件に一致するかどうかを瞬時に判別する事ができる装
置とした。
【0033】試験例2(透過線判読製剤試験) (1)製剤の調製 錠剤は直径1cmの白色、黒色コーテング錠を調製し、
10錠つづ6記号(Y.E.SS.D.SK.P)を錠剤表
面、裏面2ケ所に硫酸バリウムを使用して刻印印刷し
た。白色コーテング錠については同一色のため乾燥後は
英文字識別は可視的には無理である事が判明した。乾燥
後、各錠剤を混合し適当に5錠つづ12包に包装した
後、薬袋に収納した。
10錠つづ6記号(Y.E.SS.D.SK.P)を錠剤表
面、裏面2ケ所に硫酸バリウムを使用して刻印印刷し
た。白色コーテング錠については同一色のため乾燥後は
英文字識別は可視的には無理である事が判明した。乾燥
後、各錠剤を混合し適当に5錠つづ12包に包装した
後、薬袋に収納した。
【0034】(2)内容物透視試験 内容物透視試験はX線造影機器により肉眼的にも判読が
可能であるが、薬袋内に収納された錠剤表面に写し出さ
れる記号を試験例1記載の装置を使用してコンピュータ
判読した。判読結果は12包中の全錠剤の判読が可能で
あった。
可能であるが、薬袋内に収納された錠剤表面に写し出さ
れる記号を試験例1記載の装置を使用してコンピュータ
判読した。判読結果は12包中の全錠剤の判読が可能で
あった。
【0035】(3)結果 本試験例では少数例ではあるが、ほぼ100%の判読結
果が得られた。なお、本試験例ではX線造影機器による
判読する簡単な方法であるが、これを処方、調剤、確認
の連続作業の一貫として、錠剤表面の印字読取りから収
納、包装、薬袋記載をコンピュータ操作により自動的に
行い、更には、誤調剤包装の確認まで、一貫して行う事
が容易である事が判明した。また、本発明は硫酸バリウ
ムを使用した錠剤表面への印刷による識別法であるが、
実際医薬品、食品への利用にあたっては、非毒性物質例
えば蛍光物質、ヨード系着色剤等についても利用が好ま
しい。
果が得られた。なお、本試験例ではX線造影機器による
判読する簡単な方法であるが、これを処方、調剤、確認
の連続作業の一貫として、錠剤表面の印字読取りから収
納、包装、薬袋記載をコンピュータ操作により自動的に
行い、更には、誤調剤包装の確認まで、一貫して行う事
が容易である事が判明した。また、本発明は硫酸バリウ
ムを使用した錠剤表面への印刷による識別法であるが、
実際医薬品、食品への利用にあたっては、非毒性物質例
えば蛍光物質、ヨード系着色剤等についても利用が好ま
しい。
【0036】(4)考察 農獣薬製剤に刻印あるいは印刷される識別記号、あるい
はカプセル、錠剤等の包装に記載される文字記号は目的
別にa〜dに分類する事ができる。
はカプセル、錠剤等の包装に記載される文字記号は目的
別にa〜dに分類する事ができる。
【0037】a調剤包装後の薬袋内の処方判読目的 b製剤固有条件あるいは使用条件の記載目的 c自動調剤における識別目的 (a〜c:調剤の自動化をはかるものであり、処方箋判
読、薬剤の混合、包装、薬袋包装、薬袋外部からの誤調
剤処方の確認等に応用ができる)
読、薬剤の混合、包装、薬袋包装、薬袋外部からの誤調
剤処方の確認等に応用ができる)
【0038】d可視的識別禁止目的 (d:肉眼的に識別できる記号数字ではなく、特種光線
によらなければ識別できない記号数字を使用する方法〜
抗エイズ薬のような場合、患者の人権保護あるいは精神
医療上、患者を含めて、担当医でない医療関係者には肉
眼的に処方薬剤を識別できないような操作が必用となる
場合がある)
によらなければ識別できない記号数字を使用する方法〜
抗エイズ薬のような場合、患者の人権保護あるいは精神
医療上、患者を含めて、担当医でない医療関係者には肉
眼的に処方薬剤を識別できないような操作が必用となる
場合がある)
【0039】なお、透過線の種類は、本実施例記載のX
線の他、放射線、電磁波、超音波、素粒子などがあり、
透過線影響剤がこれらの吸収剤、増強剤、屈折剤、反射
剤であれば可能であり、本発明はX線透過判読製剤に限
定されるものではない。
線の他、放射線、電磁波、超音波、素粒子などがあり、
透過線影響剤がこれらの吸収剤、増強剤、屈折剤、反射
剤であれば可能であり、本発明はX線透過判読製剤に限
定されるものではない。
【0040】具体例1[在宅遠隔診療] 通常、患者あるいはその家族A、在宅診療機関B、診療
調剤資料保管助言機構C、調剤薬局D、好ましくは検査
機関Eとの瞬時的相互情報交換方法により以下の工程で
診療契約の締結、履行行為が達成される(表2)。
調剤資料保管助言機構C、調剤薬局D、好ましくは検査
機関Eとの瞬時的相互情報交換方法により以下の工程で
診療契約の締結、履行行為が達成される(表2)。
【0041】診療契約の締結 1)疾患者本人あるいは、その付添関係者Aが通信手段
(電話)を用いて在宅遠隔専門診療機関Bに診察申込を
行う(初診の場合は現法律では診療契約を締結する必用
があるが、保険書のファックス、あるいは、コード番
号、暗証番号等の確認手段をもって診療契約の成立とみ
なす規制緩和を要する)。
(電話)を用いて在宅遠隔専門診療機関Bに診察申込を
行う(初診の場合は現法律では診療契約を締結する必用
があるが、保険書のファックス、あるいは、コード番
号、暗証番号等の確認手段をもって診療契約の成立とみ
なす規制緩和を要する)。
【0042】2)在宅遠隔診療機関Bは患者に医師ある
いはパラメデカル員(看護、検査要員等)の訪問、場所
の指定を行う。(通常は疾患者の自宅へ医師あるいはパ
ラメデカル員の訪問あるいは、機器が整備された疾患者
に最短距離の場所にあり患者の都合のよい在宅遠隔診療
機関Bの地方診療所あるいは契約診療所への患者自身の
訪問を告げる)
いはパラメデカル員(看護、検査要員等)の訪問、場所
の指定を行う。(通常は疾患者の自宅へ医師あるいはパ
ラメデカル員の訪問あるいは、機器が整備された疾患者
に最短距離の場所にあり患者の都合のよい在宅遠隔診療
機関Bの地方診療所あるいは契約診療所への患者自身の
訪問を告げる)
【0043】診療方式の選定 (−1)自宅訪問診療の場合 1)医師あるいはパラメデカル員(以下職員と記載)が
検診通信器具[診察器具(血圧、検尿、採血、臓器音測
機器)]と診療データの通信機器[デジタル送信機器、
簡易型テレビ電話器等]を持参し患者宅を訪問する。
検診通信器具[診察器具(血圧、検尿、採血、臓器音測
機器)]と診療データの通信機器[デジタル送信機器、
簡易型テレビ電話器等]を持参し患者宅を訪問する。
【0044】2)診療データの通信機器を患者宅の電話
あるいは、移動電話に接続(双方向通信機器の普及地区
は該機器の利用が好ましい)する。
あるいは、移動電話に接続(双方向通信機器の普及地区
は該機器の利用が好ましい)する。
【0045】(−2)在宅診療機関Bの地方診療所で
診療を受ける場合 1)患者自身が通常の診療所設備と共に双方向性送受信
装置(診療データの通信機器[デジタル送信機器、ケー
ブルテレビ通信器等])が設置された在宅診療機関Bの
地方診療所bを訪問する。
診療を受ける場合 1)患者自身が通常の診療所設備と共に双方向性送受信
装置(診療データの通信機器[デジタル送信機器、ケー
ブルテレビ通信器等])が設置された在宅診療機関Bの
地方診療所bを訪問する。
【0046】診療方法 1)診療機関Bにいる専門医師はテレビモニターを通し
て、患者Aと会話し職員に患者の疾患部(口腔等)のテ
レビカメラ撮影や、血圧、検尿、採血、臓器音測定とデ
ータ送信を指示し、受信したデータに従い、職員に指示
し診療業務を遂行する。
て、患者Aと会話し職員に患者の疾患部(口腔等)のテ
レビカメラ撮影や、血圧、検尿、採血、臓器音測定とデ
ータ送信を指示し、受信したデータに従い、職員に指示
し診療業務を遂行する。
【0047】2)診察結果により、患者宅あるいは地方
診療所にいる職員が医師の場合は診療機関Bにいる専門
医師と協議し、また職員がパラメデカル員の場合は診療
機関Bにいる専門医が、患者についての治療計画(投薬
等の情報データ)を診療機関Bから診療調剤資料保管助
言機構Cに伝送する。
診療所にいる職員が医師の場合は診療機関Bにいる専門
医師と協議し、また職員がパラメデカル員の場合は診療
機関Bにいる専門医が、患者についての治療計画(投薬
等の情報データ)を診療機関Bから診療調剤資料保管助
言機構Cに伝送する。
【0048】3)診療調剤資料保管助言機構Cは即座に
患者の過去の診療歴、投薬歴を保管されているデータか
ら照会抽出し、診断、投薬計画の適合性の提言、調剤可
能薬局等の関連資料を診療機関Bに伝送する。
患者の過去の診療歴、投薬歴を保管されているデータか
ら照会抽出し、診断、投薬計画の適合性の提言、調剤可
能薬局等の関連資料を診療機関Bに伝送する。
【0049】4)診療機関Bの専門医は保管機関Cのデ
ータ、提言を検討して、治療計画(投薬等)の見直しを
行い、注射等の投薬処置、と処方箋の発行を訪問あるい
は地方診療所の医師に指示し、パラメデカル員の場合は
法的に認可されている範囲での医療措置を診療機関Bの
専門医の指導監督のもとにより行う。
ータ、提言を検討して、治療計画(投薬等)の見直しを
行い、注射等の投薬処置、と処方箋の発行を訪問あるい
は地方診療所の医師に指示し、パラメデカル員の場合は
法的に認可されている範囲での医療措置を診療機関Bの
専門医の指導監督のもとにより行う。
【0050】5)なお、投薬処方箋の発行については訪
問あるいは地方診療所の医師が直接発行する方法と、診
療機関Bから患者宅に伝送されパラメディカル員から手
渡す方法がとられる。また同時に診療調剤資料保管助言
機構Cに診療記録と投薬処方箋データを伝送し保管登録
される。
問あるいは地方診療所の医師が直接発行する方法と、診
療機関Bから患者宅に伝送されパラメディカル員から手
渡す方法がとられる。また同時に診療調剤資料保管助言
機構Cに診療記録と投薬処方箋データを伝送し保管登録
される。
【0051】6)患者あるいは付添い者が近隣薬局リス
トから薬局名を指定すると、処方箋が指定薬局Dに伝送
される。
トから薬局名を指定すると、処方箋が指定薬局Dに伝送
される。
【0052】7)処方箋が伝送された指定薬局Dでは、
調剤作業にかかり作業終了後、調剤記録を診療調剤資料
保管助言機構Cに伝送する。保管助言機関Cでは、伝送
された調剤記録と診療機関B発行の処方箋との一致状態
を照会検討し、検討結果と共に、薬剤の注意書、添付資
料、飲合わせ情報等の参考資料を指定薬局Dに伝送す
る。
調剤作業にかかり作業終了後、調剤記録を診療調剤資料
保管助言機構Cに伝送する。保管助言機関Cでは、伝送
された調剤記録と診療機関B発行の処方箋との一致状態
を照会検討し、検討結果と共に、薬剤の注意書、添付資
料、飲合わせ情報等の参考資料を指定薬局Dに伝送す
る。
【0053】8)患者あるいはその付添い者が調剤薬局
Dを訪問するか、宅配方法により患者Aは薬を受け取
る。
Dを訪問するか、宅配方法により患者Aは薬を受け取
る。
【0054】9)診療調剤資料保管助言機構Cは診療機
関Bからの患者の診療記録と処方箋の投薬記録を記録保
管し、調剤薬局Dからの処方箋による調剤についても薬
調剤記録を記録保管する。また、保管されている患者の
過去の診療記録、処方記録から診断の適性、助言あるい
は提言を行い、さらには、診療機関Bの処方箋と調剤薬
局Dの調剤記録の一致性、調剤薬局Dにおける服薬指導
のための資料の提供、助言あるいは提言を行う事ができ
る。なお、診療調剤資料保管助言機構Cは保険診療請求
事務に係る資料保管、検査機関からの検査値データの資
料保管も所望により行う事ができる。
関Bからの患者の診療記録と処方箋の投薬記録を記録保
管し、調剤薬局Dからの処方箋による調剤についても薬
調剤記録を記録保管する。また、保管されている患者の
過去の診療記録、処方記録から診断の適性、助言あるい
は提言を行い、さらには、診療機関Bの処方箋と調剤薬
局Dの調剤記録の一致性、調剤薬局Dにおける服薬指導
のための資料の提供、助言あるいは提言を行う事ができ
る。なお、診療調剤資料保管助言機構Cは保険診療請求
事務に係る資料保管、検査機関からの検査値データの資
料保管も所望により行う事ができる。
【0055】
【表2】
【0056】具体例2[簡単な遠隔動物診療] 神経質なイヌ(3才ビーグル雄、体重約20kg)の栄
養管理指導にあたり、在宅動物診療効果について試験を
行った。方法はテレビ電話を使用して、獣医師に飼い主
が症状を連絡し、イヌの全景をテレビカメラに投影し、
獣医師がモニターテレビを見て症状を判断した。飼い主
がイヌの口をあけて、口腔内部、舌面状態を写出し、体
温計にて直腸温を測定報告した。結果は脱水症状の可能
性が高く、結果、獣医師が飼い主宅を訪問再診し、直接
見て投薬する事となったが、遠隔通信手段による診断と
同一であった。
養管理指導にあたり、在宅動物診療効果について試験を
行った。方法はテレビ電話を使用して、獣医師に飼い主
が症状を連絡し、イヌの全景をテレビカメラに投影し、
獣医師がモニターテレビを見て症状を判断した。飼い主
がイヌの口をあけて、口腔内部、舌面状態を写出し、体
温計にて直腸温を測定報告した。結果は脱水症状の可能
性が高く、結果、獣医師が飼い主宅を訪問再診し、直接
見て投薬する事となったが、遠隔通信手段による診断と
同一であった。
【0057】この事例の場合は、獣医師が飼い主宅を訪
問再診する事となったが、簡単な症状の場合は、栄養管
理ですむ場合もあり、神経質な動物の場合は、飼い主に
よる在宅診療が効果的である事が判明した。
問再診する事となったが、簡単な症状の場合は、栄養管
理ですむ場合もあり、神経質な動物の場合は、飼い主に
よる在宅診療が効果的である事が判明した。
【0058】
【発明の効果】ヒト、動植物への重複無意味な医療診断
の排除効果、副作用、飲み合せ薬剤事故の排除効果、診
療投薬業務の標準化効果、医療投薬薬剤費の削減効果、
双方向遠隔通信の利用により緊急対応効果を有する。
の排除効果、副作用、飲み合せ薬剤事故の排除効果、診
療投薬業務の標準化効果、医療投薬薬剤費の削減効果、
双方向遠隔通信の利用により緊急対応効果を有する。
Claims (10)
- 【請求項1】光通信方式あるいは衛星デジタル通信方式
を用いて、遠隔地に分散した電子化された患者情報、薬
剤情報を相互に交換、解析し、対象物の特性に合わせた
医療診断、調剤を行う事を特徴とした最適医療環境並び
に調剤環境検索方法。 - 【請求項2】対象物の表情、患部投影装置、体液成分検
査装置、血圧、内臓音、視聴力、筋力、肺活量等の身体
測定装置から得られるデータをデシタル信号化し送信す
る工程と、受信した信号を診療データとみなし復元させ
る工程と、該診療データに基づき医療、農獣医関係者
が、診療、診断、助言行為を遠隔操作により行う工程を
具備する事を特徴とした、双方向データ画像送受信装置
を使用した健康管理技術の標準化方法。 - 【請求項3】データ画像送受信装置を使用したみなし診
断書、診療資料あるいは投薬処方箋を電子化し送受信し
原本あるいは本人確認する方法にあって、コンピュータ
解読コードを用いて、紙記載情報と電子化情報の一致、
不一致により原本照会あるいは本人確認する事を特徴と
した、診療資料の遠隔操作照会交付方法。 - 【請求項4】コンピュータ解読コードが、1)捺印代わ
りに使用される登録印のバーコード、2)サイン形状コ
ード、3)指紋形状コード、4)発生音形状コード、
5)患者管理番号コード、6)患者の固有情報(住所、
氏名、年齢、生年月日、処方内容等)を記録した特種コ
ードである請求項3記載の診療資料の遠隔操作照会交付
方法。 - 【請求項5】双方向データ画像送受信装置、診療資料の
遠隔操作交付方法により発行される診療資料、調剤処方
箋等の診断資料が、患者宅と患者の希望する近隣調剤薬
局に同時に電子化データとして送電信され、患者が待時
間なく合理的に調剤薬を受けとる方法にあって、1)患
者宅に電信された資料と、2)調剤薬局に電信された資
料を、薬剤交付時、請求項3〜4記載のコンピュータ解
読コードを用いて一致、不一致の照会を行い、本人確認
を行う事を特徴とした投薬受渡し方法。 - 【請求項6】調剤、診断の工程上、医療、医農獣関係機
関、患者あるいは保護者宅、調剤機関から発生する診療
報告、調剤記録が、共通管理の目的で第三者機関に電子
化保管管理される事を特徴とし、医師、薬剤師あるいは
健康管理の専門家が、端末操作機器を用いて、第三者機
関に電子化保管管理されている患者の過去の診療投薬記
録データを、請求項3〜4記載のコンピュータ解読コー
ドを用いて照会確認後、現在症状に対する最適治療ある
いは投薬判断を行う事を特徴とした診療投薬歴調査確認
方法。 - 【請求項7】医薬、健食、農獣薬製剤に刻印あるいは印
刷された識別記号、製剤重量、製剤サイズ、色調、形状
等の固有形態から内容物の一般名称、用法、用量、効能
書、添付文書等の使用条件を判読し、所望により、使用
者、使用動植物の投与歴、投与条件に一致するかどうか
を瞬時に判別できるように構成された、製剤形状読取
り装置使用条件電子化媒体(効能書等)使用者投与
条件電子化媒体(薬剤処方歴、現在処方等)検索照会
演算装置(コンピュータ)からなる動植物、ヒトの健康
管理を目的に投与される物品の最適使用環境検索装置。 - 【請求項8】医薬、健食、農獣薬製剤に刻印あるいは印
刷される識別記号、あるいはカプセル、錠剤等の包装に
記載される文字記号が、下記a〜d目的のため透過線判
読できるように透過線影響剤により調製されている事を
特徴とする透過線判読可能製剤。 a調剤包装後の薬袋内の処方判読目的 b製剤固有条件あるいは使用条件の記載目的 c自動調剤における識別目的 d可視的識別禁止目的 - 【請求項9】透過線が、X線、放射線、電磁波、超音
波、素粒子から構成されており、透過線影響剤がこれら
の吸収剤、増強剤、屈折剤、反射剤である請求項8記載
の透過線判読可能製剤。 - 【請求項10】請求項7記載の製剤形状読取り装置が
X線造影あるいは超音波回折装置であり、これにX線造
影剤、超音波回折剤で識別された混合薬剤を薬袋の外装
から投影する事により処方状態を判読させる工程、続い
て使用条件メモリー媒体(効能書等)から該薬剤の効
能書きを検出する工程、さらに所望により使用者投与
条件メモリー媒体(薬剤処方歴、現在処方等)から予め
定めた標準値との一致、不一致状態を検出する工程を具
備する事を特徴とした、薬袋内の処方判読、誤処方検出
並びに誤調剤検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29882994A JPH08131405A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 健康管理技術の標準化方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29882994A JPH08131405A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 健康管理技術の標準化方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08131405A true JPH08131405A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17864764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29882994A Pending JPH08131405A (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 健康管理技術の標準化方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08131405A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002222258A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 調剤薬局システム |
JP2002222257A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-09 | Advance Co Ltd | 体内情報管理システム |
JP2004118458A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 診療支援装置 |
CN104915561A (zh) * | 2015-06-11 | 2015-09-16 | 万达信息股份有限公司 | 疾病特征智能匹配方法 |
US9317580B2 (en) | 2011-02-04 | 2016-04-19 | Koninklijke Philips N.V. | Imaging protocol update and/or recommender |
CN105631188A (zh) * | 2015-12-18 | 2016-06-01 | 上海德滨康投资管理有限公司 | 神经重症康复诊疗系统 |
JP2019057171A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | 大日本印刷株式会社 | 支援装置、コンピュータプログラム、対象者端末装置、医師端末装置、指導者端末装置及び支援方法 |
-
1994
- 1994-11-07 JP JP29882994A patent/JPH08131405A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002222258A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 調剤薬局システム |
JP2002222257A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-09 | Advance Co Ltd | 体内情報管理システム |
JP2004118458A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 診療支援装置 |
US9317580B2 (en) | 2011-02-04 | 2016-04-19 | Koninklijke Philips N.V. | Imaging protocol update and/or recommender |
CN104915561A (zh) * | 2015-06-11 | 2015-09-16 | 万达信息股份有限公司 | 疾病特征智能匹配方法 |
CN105631188A (zh) * | 2015-12-18 | 2016-06-01 | 上海德滨康投资管理有限公司 | 神经重症康复诊疗系统 |
JP2019057171A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | 大日本印刷株式会社 | 支援装置、コンピュータプログラム、対象者端末装置、医師端末装置、指導者端末装置及び支援方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Ly et al. | National hospital ambulatory medical care survey: 2000 outpatient department summary | |
Furu | Establishment of the nationwide Norwegian Prescription Database (NorPD)–new opportunities for research in pharmacoepidemiology in Norway | |
CN109545315B (zh) | 一种药品交易处理方法、服务器及存储介质 | |
US20180089394A1 (en) | Devices, systems, and methods for automated medical product or service delivery | |
Woodwell | National ambulatory medical care survey: 1998 summary | |
US7956894B2 (en) | Apparatus and method for computerized multi-media medical and pharmaceutical data organization and transmission | |
US10289806B2 (en) | Devices, systems, and methods for automated medical product or service delivery | |
Woodwell | National ambulatory medical care survey: 1997 summary | |
TW548598B (en) | Drug administering system and administering method | |
CA2930697A1 (en) | Devices, systems, and methods for automated medical product or service delivery | |
US20150134345A1 (en) | Devices, systems, and methods for automated medical product or service delivery | |
KR20190006755A (ko) | 복약 지도 시스템 및 그 방법 | |
JP2006285973A (ja) | 薬剤管理システムおよびこれを用いた薬剤管理方法 | |
JPH08131405A (ja) | 健康管理技術の標準化方法及び装置 | |
Shah et al. | Out‐of‐hospital medication errors: a 6‐year analysis of the national poison data system | |
KR101690015B1 (ko) | 이동약국과 환자인식기능을 이용한 의료서비스 제공방법 | |
CRIŞAN | GOOD PHARMACY PRACTICE IN THE CONTEXT OF CROSS-BORDER HEALTHCARE. | |
JP2005050245A (ja) | レセプトの作成・審査・支払い請求の支援システム及び方法 | |
Ly et al. | National hospital ambulatory medical care survey: 1999 outpatient department summary | |
Sung et al. | Trends and future direction of the clinical decision support system in traditional Korean Medicine | |
Pisu et al. | Pharmaceuticals companies’ medication assistance programs: potentially useful but too burdensome to use? | |
Smith | The Prescription' | |
TWI851394B (zh) | 處方箋媒合系統及媒合方法 | |
JP2795632B2 (ja) | 2次元データコードリーダ及びこれを用いた情報管理システム | |
Miller et al. | Data collection and changing health care systems: 1. United Kingdom |