JPH08131046A - 噴霧装置 - Google Patents

噴霧装置

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JPH08131046A
JPH08131046A JP30013894A JP30013894A JPH08131046A JP H08131046 A JPH08131046 A JP H08131046A JP 30013894 A JP30013894 A JP 30013894A JP 30013894 A JP30013894 A JP 30013894A JP H08131046 A JPH08131046 A JP H08131046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
chemical liquid
voltage
pressure pump
pump
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Pending
Application number
JP30013894A
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English (en)
Inventor
Masao Kobayashi
正雄 小林
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KUMAGAYA GAADEN KK
Original Assignee
KUMAGAYA GAADEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使い勝手を良好にし、散布効率を高める。 【構成】 車両Cに搭載され噴霧する薬液Wを貯留する
薬液タンク1と、薬液タンク1に接続し家庭用電源の電
圧で駆動され薬液Wを加圧送水する加圧ポンプ2と、加
圧ポンプ2に接続して車両Cのリア側の外部に配設され
薬液Wを噴霧する噴霧ノズル3と、車両Cに搭載されて
いるバッテリBの直流電源の電圧を家庭用電源の電圧に
変換するインバータ6と、バッテリB,インバータ6,
加圧ポンプ2を接続する電気回路5と、車両Cの運転席
付近に設置され前記電気回路5を開閉するスイッチ7と
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、噴霧装置に関する。さ
らに詳しくは、除草剤等からなる薬液を地面に噴霧して
散布する噴霧装置の取扱性,散布効率に係る改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、噴霧装置としては、例えば、農業
用として駆動源としての原動機を備えて大型で重量のあ
るものが知られ、家庭用として小型軽量で携帯性を備え
家庭用電源に接続して駆動されるものが知られている。
【0003】このような従来の噴霧装置では、農業用は
その大型性,重量性の点で使い勝手が悪く、家庭用は電
源確保の点で使い勝手が悪いという問題点がある。さら
に、家庭用は、小型性のために散布効率が低いという問
題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の問題
点を考慮してなされたもので、使い勝手が良好で散布効
率の高い噴霧装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る噴霧装置は、次のような手段を採用す
る。
【0006】即ち、請求項1では、車両に搭載され噴霧
する薬液を貯留する薬液タンクと、薬液タンクに接続し
家庭用電源の電圧で駆動され薬液を加圧送水する加圧ポ
ンプと、加圧ポンプに接続して車両のリア側の外部に配
設され薬液を噴霧する噴霧ノズルと、車両に搭載されて
いるバッテリの直流電源の電圧を家庭用電源の電圧に変
換するインバータと、バッテリ,インバータ,加圧ポン
プを接続する電気回路と、車両の運転席付近に設置され
前記電気回路を開閉するスイッチとを備えてなる。
【0007】また、請求項2では、請求項1の噴霧装置
において、加圧ポンプはポンプとタンクとを有して家庭
用電源の電圧で駆動される家庭用噴霧器であることを特
徴とする。
【0008】また、請求項3では、請求項1または2の
噴霧装置において、薬液タンクと加圧ポンプとの間に開
閉弁を備えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項4では、請求項3の噴霧装置
において、開閉弁は流量調整機能を有していることを特
徴とする。
【0010】
【作用】前述の手段によると、請求項1では、車両に搭
載することで大型性,重量性に係る不具合が解消され、
車両のバッテリを駆動源として利用することで電源に係
る不具合が解消され、車両に噴霧ノズルを装備して走行
することで散布効率に係る不具合が解消されるため、使
い勝手が良好で散布効率の高い噴霧装置を提供するとい
う課題が解決される。
【0011】また、請求項2では、前述の請求項1の作
用において、家庭用噴霧器がそのまま利用される。
【0012】また、請求項3では、前述の請求項1,2
の作用において、薬液タンクから加圧ポンプへの薬液の
流通が開閉弁で断続制御される。
【0013】また、請求項4では、前述の請求項3の作
用において、開閉弁で流量制御も行われる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る噴霧装置の実施例を図面
に基いて説明する。
【0015】図1は、本発明に係る噴霧装置の第1実施
例を示すものである。
【0016】この実施例では、乗用車からなる車両Cに
装備してなるものを示してある。
【0017】この実施例は、噴霧する薬液Wを貯留する
薬液タンク1と、薬液タンク1に接続し薬液Wを加圧送
水する加圧ポンプ2と、加圧ポンプ2に接続し薬液Wを
噴霧する噴霧ノズル3とからなる一般的な噴霧機構の必
須構成部材である各部を備えている。
【0018】薬液タンク1は、軽量化を図り耐薬品性を
備えるために合成樹脂材で形成されている。この薬液タ
ンク1は、車両Cのトランクまたはサードシート部に載
承設置されることにより、車両Cに搭載されている。
【0019】加圧ポンプ2は、家庭用の電源の電圧であ
る交流100Vで駆動される構造からなるもので、薬液
タンク1の近くに設備される。この加圧ポンプ2は、特
殊なポンプの設備に伴う構造の複雑化を避けるため、薬
液Wを加圧送水するポンプ21と薬液Wを貯留するタン
ク22とを一体的に組付けてなる家庭用噴霧器を利用す
るのが好ましい。例えば、カーボンギアポンプからなる
ポンプ21を装備して薬液Wの自動撹拌機能をも備え、
タンク22として10lの容量を備えてなる消費電力7
5Wの「SPRAYER BS−2100」(商品名,
日立製作所社製)が好適である。
【0020】噴霧ノズル3は、地面へ向いた噴射口31
をメインパイプ32に並設したパイプ構造からなるもの
で、車両Cのリア側の外部に車幅方向へ配設されてい
る。
【0021】さらに、この実施例では、薬液タンク1と
加圧ポンプ2との間に、薬液タンク1から加圧ポンプ2
への薬液Wの流通を断続制御する開閉弁4を備えてい
る。この開閉弁4は、加圧ポンプ2との統一的な駆動制
御のために、家庭用の電源の交流100Vで駆動される
電磁弁構造からなるものが好ましい。例えば、通電時開
形のパイロット形電磁弁である「レッドマンDP−1
0」(商品名,ヨシタケ社製)が好適である。なお、こ
の開閉弁4は、噴霧ノズル3からの薬液Wの噴霧状態を
調整するため、薬液タンク1から加圧ポンプ2への薬液
Wの流通量を制御する流量調整機能を備えているものが
好ましい。
【0021】この開閉弁4を備えることにより、薬液タ
ンク1から加圧ポンプ2への薬液Wの自然流通を阻止す
ることができるため、薬液タンク1,加圧ポンプ2の上
下の配置関係が自由になる。
【0022】さらに、この実施例では、加圧ポンプ2,
開閉弁4の駆動制御のために、車両Cに搭載されている
バッテリBに接続した電気回路5を備えている。
【0023】この電気回路5には、バッテリBの直流電
源の電圧である直流12Vを家庭用の電源の電圧である
交流100Vに変換するインバータ6が接続されてい
る。このインバータ6は、例えば、自動車搭載専用に開
発されている消費電力190Wの「DAT190」(商
品名,セルスター工業社製)が好ましい。
【0024】また、この電気回路5の車両Cの運転席付
近には、電気回路5を開閉するスイッチ7が接続設置さ
れている。
【0025】この実施例によると、市販の各部を接続し
て製造することができるため、安価,容易に製造するこ
とができる。
【0026】また、各部が車両Cに搭載されているた
め、大型性,重量性が不具合にならなくなる。従って、
薬液タンク1をかなり大容量のものとすることができ
る。なお、他の各部は、コンパクトで軽量小型である。
【0027】また、車両CのバッテリBを駆動源として
いるため、駆動源としての電源確保に困窮することはな
い。
【0028】また、薬液Wを噴霧ノズル3から噴霧しな
がら車両Cを走行させることにより、広範囲に薬液Wを
効率的に散布することができる。
【0029】図2は、本発明に係る噴霧装置の第2実施
例を示すものである。
【0030】この実施例では、開閉弁4を3方弁構造と
して、2つの加圧ポンプ2に薬液Wを分岐流通させるよ
うにしてある。
【0031】この実施例によると、噴霧ノズル3のメイ
ンパイプ32への薬液Wの供給点33を離間させて配置
することにより、メインパイプ32の配設長Lを長くし
ても、噴射口31からの薬液Wの噴霧が均等化される。
【0032】以上、図示した実施例の外に、車両Cをト
ラックその他の形式としたり、薬液タンク1を荷台等の
他の位置に搭載する実施例とすることも可能である。
【0033】さらに、薬液タンク1よりも加圧ポンプ2
を上方に設備して、薬液タンク1から加圧ポンプ2への
薬液Wの流通を汲み上げとして、開閉弁4を省略する実
施例とすることも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明に係る噴霧装置は、
各請求項共通として、各部が車両に搭載され車両のバッ
テリを駆動源とすることから、大型性,重量性,電源確
保の困難性等の不具合が生じなくなるため、使い勝手が
良好になる効果がある。
【0035】さらに、各請求項共通として、車両で走行
しながら薬液を噴霧することができるため、効率的に散
布作業を行うことができる効果がある。
【0036】さらに、各請求項共通として、市販の各部
を接続して製造することができるため、安価,容易に製
造することができる効果がある。
【0037】さらに、請求項2のみとして、特殊な加圧
ポンプを装備しなくてすむため、構造が簡素化される効
果がある。
【0038】さらに、請求項3のみとして、開閉弁で薬
液タンクから加圧ポンプへの薬液の自然流通を阻止する
ことができるため、薬液タンク,加圧ポンプの上下の配
置関係が自由になる効果がある。
【0039】さらに、請求項4のみとして、薬液タンク
から加圧ポンプへの薬液の流通量を制御することによ
り、噴霧ノズルからの薬液の噴霧状態を調整することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る噴霧装置の第1実施例を示す側面
図である。
【図2】本発明に係る噴霧装置の第2実施例を示す要部
の斜視図である。
【符号の説明】
1 薬液タンク 2 加圧ポンプ 3 噴霧ノズル 4 開閉弁 5 電気回路 6 インバータ 7 スイッチ B バッテリ C 車両 W 薬液

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され噴霧する薬液を貯留する
    薬液タンクと、薬液タンクに接続し家庭用電源の電圧で
    駆動され薬液を加圧送水する加圧ポンプと、加圧ポンプ
    に接続して車両のリア側の外部に配設され薬液を噴霧す
    る噴霧ノズルと、車両に搭載されているバッテリの直流
    電源の電圧を家庭用電源の電圧に変換するインバータ
    と、バッテリ,インバータ,加圧ポンプを接続する電気
    回路と、車両の運転席付近に設置され前記電気回路を開
    閉するスイッチとを備えてなる噴霧装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の噴霧装置において、加圧ポン
    プはポンプとタンクとを有して家庭用電源の電圧で駆動
    される家庭用噴霧器であることを特徴とする噴霧装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の噴霧装置において、
    薬液タンクと加圧ポンプとの間に開閉弁を備えたことを
    特徴とする噴霧装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の噴霧装置において、開閉弁は
    流量調整機能を有していることを特徴とする噴霧装置。
JP30013894A 1994-11-10 1994-11-10 噴霧装置 Pending JPH08131046A (ja)

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JP30013894A JPH08131046A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 噴霧装置

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JP30013894A Pending JPH08131046A (ja) 1994-11-10 1994-11-10 噴霧装置

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