JPH08131014A - ドジョウの種苗生産方法 - Google Patents

ドジョウの種苗生産方法

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JPH08131014A
JPH08131014A JP6277477A JP27747794A JPH08131014A JP H08131014 A JPH08131014 A JP H08131014A JP 6277477 A JP6277477 A JP 6277477A JP 27747794 A JP27747794 A JP 27747794A JP H08131014 A JPH08131014 A JP H08131014A
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hatching
container
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Masao Narita
正夫 成田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】水槽よりなるドジョウの孵化槽1内に、底面及
び側面に親ドジョウ4が通過できず、親ドジョウ4の産
卵した受精卵の通過できる穴3cを有するネット3bよ
りなる授精槽3を、授精槽3の底面が孵化槽1の底面か
ら所定の間隔を介した状態に保持し、産卵適期にある親
ドジョウ4を授精槽3内に放流し、授精槽3内で自然受
精を行なわせ、自然受精により産卵した受精卵を授精槽
2のネット3bの穴3cを通して孵化槽1内に落下さ
せ、親ドジョウ4から分離させるドジョウの種苗生産方
法。 【効果】本発明は、従来のドジョウの人工孵化方法の問
題点をすべて除去し、孵化率が高く、低労力、抵コス
ト、高効率な、自然受精によるけドジョウの種苗の大量
生産方法を提供可能とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドジョウの種苗生産方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドジョウも自然環境の変化による天然も
のの涸渇により、人工養殖が行なわれているが、人工養
殖のため従来行なわれている人工孵化の技術には、例え
ば、図解/ドジョウ養殖(緑書房、昭和57年2月20
日発行)に記載されているような方法が用いられてい
る。この方法では、まず、採卵に適したメスドジョウを
選別をし、麻酔をかけて体重1g当たり、5〜10単位
のホルモンを注射し、約12時間後に放卵するかどうか
を一匹ごとに確認をする。放卵確認後ただちにオスドジ
ョウを開腹し、内蔵を全て取り除き最後に精のうをピン
セットで取り出し、乳鉢に入れて軽くすりつぶし、リン
ゲルを入れて、希釈して精子を作るが、メスドジョウ1
匹当たり、オスドジョウは1〜2匹を必要とする。
【0003】精子ができたら、メスドジョウに麻酔をか
け、完全に麻酔がかかったところで、やわらかい布又は
ガーゼ等でメスドジョウを持ち、メスドジョウの腹を軽
く押しながら卵を押し出すと同時に、スポイト等に入れ
た精子で卵を洗い落すようにする。洗い落された卵は、
あらかじめ水に入れたボール等の容器に落し授精させ
る。授精終了後ボール等に入れた受精卵は真水で2〜3
回洗い流し、余分な精子及び血液を捨てる。孵化槽内に
はスリガラス等を置いておき、ピペットで受精卵を吸い
取りガラスに固着させて、人工孵化のための作業は完了
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の如き従来の方法
では、精子を作る時、メスドジョウと同数又は、2倍の
オスドジョウを開腹し、精のうを取り出していたが、人
工孵化の回数が増すごとに、オスドジョウ不足が生じて
いた。また希釈するためのリンゲル液の塩分濃度によ
り、孵化率が大きく変化していた。又、オスドジョウを
解剖するための器具、及び、精子をすりつぶすための乳
鉢等の器具が必要とされていた。しかも、リンゲルを入
れた精子の容器にたった一滴でも、真水が入ると、その
容器内の精子はたちまち授精能力を失ってしまう。その
ため、真水が入ったことを知らずに授精を行うと、結果
として、人工授精の失敗となるので孵化率が非常に不安
定であり、大量の種苗生産がむずかしかった。
【0005】又、メスドジョウが採卵に適しているか否
かを選別するのがむずかしく、時にはホルモン注射をし
ても、放卵しない魚体が2ないし3割もあった。しか
も、抱卵時に強くメスドジョウの腹部を押すと時には未
熟卵の放出もあった。又、放卵と同時に出血があり、そ
の血液が授精をさせるために真水を入れたボール等をに
入ると、その後の受精率がいちじるしく悪るかった。
【0006】受精卵はボール等の容器に入れるが受精卵
の表面は特に強い粘りがあり、卵同士がかたまってしま
い、その状態で1〜2分間放置すると窒息死する恐れが
あるため鳥の羽で常に撹拌していなければならなかっ
た。その撹拌時にボールの表面と卵がスレたり、羽根と
もスレが生じ孵化率が落ちていた。
【0007】本発明は従来のドジョウの人工孵化方法の
問題点をすべて除去し、孵化率が高く、低労力、抵コス
ト、高効率な、自然受精によるドジョウの種苗の大量生
産方法を提供可能とすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに取られた本発明の構成は、 (1)人為的な授精法によるドジョウの種苗生産方法に
おいて、孵化容器内に設置され、親ドジョウが通過でき
ず、該親ドジョウの産卵した受精卵の通過できる穴を有
する隔壁の設けられている授精容器内で授精を行なわ
せ、前記受精卵のみを前記隔壁を通過させ前記孵化容器
内に導入させて、前記親ドジョウによる前記受精卵の捕
食を防止することを特徴とする。
【0009】(2)ドジョウの孵化槽として機能する水
槽内に、少なくとも底面に親ドジョウが通過できず、該
親ドジョウの自然受精により産卵した受精卵の通過でき
る穴を有する隔壁が設けられ授精槽として機能する容器
を、該容器の前記隔壁を前記水槽の該隔壁に対向する面
から所定の間隔を介して保持し、産卵適期にある前記親
ドジョウを前記容器内に放流し、該容器内で自然受精を
行なわせ、該自然受精により産卵した受精卵を前記容器
の隔壁の穴を通して前記水槽内に落下させ、前記受精卵
を前記親ドジョウから分離させることを特徴とする。
【0010】(3)(2)において、前記容器がネット
によって構成されていることを特徴とする。
【0011】(4)採卵に適したメスドジョウを選別し
麻酔をかけ、麻酔がきくのを待つて、体重1g当たり5
〜10単位のホルモン剤を腹に注射する第1の工程と、
該第1の工程でホルモン剤を注射した前記メスドジョウ
を25℃〜28℃の水温で約10時間から12時間保温
する第2の工程と、該第2の工程後、孵化槽内にネット
を箱型に設置してなり該孵化槽の底面よ所定の間隔をお
いて設置された授精槽内に該メスドジョウを放流する第
3の工程と、該メスドジョウとほぼ同数のオスドジョウ
を前記授精槽内に放流する第4の工程と、前記メスドジ
ョウを該授精槽に放流後、約20時間で自然受精が完了
した状態で前記メスドジョウと前記オスドジョウを取り
上げ、できるだけ水を動かさないように静かに、ゆっく
りと前記授精槽を取りさる第5の工程と、その後、受精
卵の固まりがある場合には、ピペット等で水をかけて散
らし、5PPM以下のメチレンブルーを散布する第6の
工程とを有することを特徴とする。
【0012】(5)(4)において、前記第2の工程が
前記孵化槽内で行われることを特徴とする。
【0013】(6)(4)又は(5)において、前記授
精槽がネツトによって構成されていることを特徴とす
る。
【0014】
【作用】本発明のドジョウの種苗生産方法は、親ドジョ
ウが通過できず、親ドジョウの産卵した卵の通過できる
穴を有する隔壁を隔てた容器(例えばネットで構成され
た授精容器)内で自然受精を行なわせ、受精卵のみを隔
壁を通過させ孵化容器内に導入させて、親ドジョウによ
る受精卵の捕食を防止するもので、自然受精された受精
卵は、隔壁を構成する例えばネットの網目を通り抜け、
孵化器内壁面、特に底面に、しかも、かたまりがなく付
着する。そして、容器内に親ドジョウを、例えば、2日
間放流しておいても受精卵は補食されなかった。
【0015】そして、本発明のドジョウの種苗生産方法
は、受精卵の捕食の防止のみならず、受精卵の窒息死を
防止でき、受精卵に一切ふれる必要がない点でも効果を
有するものである。
【0016】本発明はドジョウの育苗の大量生産方法の
ためには、人工授精から自然受精に代えることが最良と
思われるとの出願人の着想に基づいて行なった自然受精
の実験において認められた自然受精の問題点の解析によ
ってなされたものである。
【0017】授精の時期は、メスドジョウの放卵状況の
観察結果から求められた。ホルモン注射したメスドジョ
ウで、放卵を確認後、30分程放置しておくと、容器内
で自然に放卵だけを行う魚体が認められた。採卵に適し
たメスドジョウの体内には、3種類に大きさの卵があ
り、生殖口に一番近い方から順に、800u、600
u、200uと、頭の方に行くに従って、卵が小さくな
っている。卵全体は、袋におおわれているが、ホルモン
注射をすると、この袋がとけるので、魚が泳ごうとし
て、腹に力が加わると卵が生殖口から出てしまうものと
考えられる。このようにして、体外に放流された卵には
全く受精能力がなく、4時間ほど経過すると乳白色に変
化をして死卵となる。この事実からホルモン注射後の採
卵適期は、水温にもよるが、25℃であれば約10〜1
2時間後となる。
【0018】そのため、ホルモン注射をした10時間後
に4mφの円形の水槽に放流しておいたところ、自然受
精行動を確認することができたが、親ドジョウを放流し
た状態にしておくと、1日後には受精卵が底面にあった
が、2日後には1箇たりとも受精卵は確認できなかっ
た。
【0019】このことによつて、水槽に親ドジョウを放
流するが、放卵、受精後すみやかに親ドジョウを水槽か
ら取り上げないと、親ドジョウによって受精卵が哺食さ
れてしまうことが、自然授精の欠点として明らかになっ
た。
【0020】このため、本発明においては、例えば、水
槽の型状に合わせて、内側にしかも、底面との間隔が、
例えば約5cmになるように円型もしくは箱形に構成さ
れたネットよりなる授精槽の内側に、メスドジョウにホ
ルモン注射を行って約8時間経過後にオスドジョウ、メ
スドジョウを、同数くらい放流する。授精槽に放流し
て、約20時間後には授精が完了するので、例えば、で
きるだけ水を動かさずに、親ドジョウと一緒にネットを
除去する。ネット除去後、受精卵同士のかたまりがある
かどうかを調べ、あればピペット等で水を静かにかけて
分離させる。その後、死卵から、水かび病の発生を防止
するための5PPM以下のメチレンブルーを散布してお
くことによって、所期の目的の達成可能なこと確認し
た。
【0021】
【実施例】図1、図3、および図4は、本発明のドジョ
ウの種苗生産方法の一実施例の説明図で、これらの図に
は、実施に用いる種苗生産装置の主要部の構造が断面で
示してあり、図1は授精時の状態、図3は産卵後の状
態、図4は孵化後の状態を示している。図2は図1の容
部野平面図である。これらの図で、1は水が充填される
水槽よりなる孵化槽で、横断面4mφ、中心付近の高さ
約110cm、外側部の高さ約90cmの円錐形の水槽
よりなり、中心部に開口する排水管2が設けられてい
る。3は孵化槽1内に挿入され固定具3aによって孵化
槽1に取り付けられている授精槽、4は授精槽3内に放
流される親ドジョウ、5は産卵した受精卵を示してい
る。授清槽3はネット3bから構成され、ネット3bに
は、図2に示すように、親ドジョウ4は通過できない
が、受精卵5は通過できる大きさの穴3cが開いている
ものが用いられる。
【0022】この網目の大きさ(穴3cの大き)として
4/4mのものを選択したが、その一つの理由は、親ド
ジョウ4は、6cm前後のメスドジョウでも採卵可能な
ものもあるため、網目が4m/m以上の大きさの場合
は、これらの親ドジョウ4は網目をくぐり抜けることが
あるためである。
【0023】また、受精卵5は一個一個、バラバラの状
態であるが、受精卵5そのものが強い粘着力があるた
め、受精後は絶対に水を動かさない方が孵化率は高い結
果が得られる。従って孵化している最中はエアーレーシ
ョンは行わない方が良いが、孵化している最中にエアー
レーションを必要となる場合には、底面の角度の急な円
錐型の孵化槽1を用いた方がよい。
【0024】受精卵5は一時網目に付着するものと考え
られるが、ネツト3b内の親ドジョウ4が泳ぎ回ること
により水が動き、底面に落下し、底面にしっかりと固着
する。なお、ネット3bよりなる授精槽3を除去後、受
精卵5がネツト3dに付着しているか否か幾度となく調
査したがネット3bに受精卵5が付着残存しているのは
確認するとができなかった。
【0025】以上の如く、授精槽3はネツト3dより構
成され、ネット3dの穴3cは、4m/mが理想であ
り、底面3dのみでなく、底面3d、側面3eともすべ
て面をネツト3dとするのが望ましい。それは、授精
時、あるドジョウは側壁の上部で、又あるドジョウは中
央部でと、いたる所で、受精行動が行われるためであ
り、受精卵5は殆どが底面3dに付着するが、時とし
て、側面3eに付着していることもあるためである。す
なわち、魚体により、授精槽3の側面ギリギリで受精行
動をとることがあり、受精卵5が側面3eに固着してい
ることもあるため、底面3d、側面3eともネット3b
が理想的であった。しかもネット3bにたるみがでない
ように、底面3d内側にステンレス製の円型パイプ3f
を入れておくと、ネット3bに全くたるみがなく、底面
3d、側面3eとも一定の隙間が保持できた。また、ネ
ット3bと孵化槽1の底面1a、側面1bの距離があま
りにも近かったり、接触していると親ドジョウ4が受精
卵5を捕食してしまうため所定の間隔を介して保持する
必要がある。
【0026】図1の種苗生産装置を用いた本発明の一実
施例について説明する。
【0027】(1)採卵に適したメスドジョウを選別し
麻酔をかける。
【0028】(2)麻酔がきいたならば、体重1g当た
り5〜10単位のホルモン剤を腹に注射し、25℃〜2
8℃の水温で約10時間から12時間保温する。
【0029】(3)10〜12時間後、外側で常に60
cm以上の水深にしてある授精槽3内に放流する。
【0030】(4)ネット3bよりなる箱型の授精槽3
はあらかじめ孵化槽1内に固定具3aによって取り付け
ておくが、孵化槽1の底面1aより5cm以上の間隔を
おき、タルミがないように設置する。
【0031】(5)授精槽3の設置後、メスドジョウと
同数のオスドジョウを授精槽3のネット3bの内側に放
流する。
【0032】ホルモン注射後の親ドジョウ4の放流時期
は、6月から9月いっぱいまでは、授精槽3内の水温及
び外気温が高く、授精槽3内において、10から12時
間保温することが可能であるので、ホルモン注射後、オ
スドジョウ、メスドジョウとも、ただちに授精槽3に放
流可能であるが、10月以降5月一杯までは、メスドジ
ョウだけを小さなタライ等に電熱ヒータを入れて、25
℃〜30℃以内で10〜12時間保温後に、授精槽3内
にメスドジョウを放流する。オスドジョウはメスドジョ
ウの放流前であれば、いつでも放流しても良く、同時に
放流しても良い。
【0033】図1ほこの時点におけるネット3bよりな
る授精槽3が設置してある状態を示すもので、受精時に
は先ずメスドジョウが水面上に上ってくると、後を追っ
てオスドジョウも水面まで上がってきて、メスドジョウ
にからみついて受精行動をとる。また、水温の違いと、
個々の魚体により、放卵時期が違うため、ホルモン注射
後10〜12時間後に授精槽3に放流するが同数のオス
ドジョウも同時に放流する。ホルモン注射後ただちに、
水温27℃の授精槽3に、メスドジョウ、オスドジョウ
を同時に放流した実験においても好結果は得られた。
【0034】親ドジョウ4の放流後、約20時間後に
は、ほとんどの魚体が受精し終えるので、一応確認後に
セットした孵化槽1内のネット3bを除去する。
【0035】図3は、孵化槽3を除去した状態であり受
精卵5が殆どが底面にしかもかたまりもなくきれいに固
着している。
【0036】しかし、授精槽3を構成するネット3bと
孵化槽1との距離が近いときには、親ドジョウ4がいき
おい良く泳ぐ場合には、水が動かされて、受精卵5がか
たまりになってしまい、結果として受精卵5が酸欠死を
してし、孵化率が非常に悪くなるので、孵化槽1内の水
をできるだけ動かさないようにするために図1、図3の
状態の時には給水もエアーレーションも行なわない。
【0037】(6)メスドジョウを授精槽3に放流後、
約20時間たって自然授精が完了したら状態で親ドジョ
ウ4を取り上げるが、出来るだけ水を動かさないように
静かに、ゆっくりと親ドジョウ4と一緒に授精槽3を除
去する。
【0038】(7)その後、受精卵5の固まりがあるか
どうかを調べ、あれば、ピペット等で水を静かにかけて
分離させる。その後、死卵から水かび病の発生を防止す
るために、5PPM以下のメチレンブルーを散布する。
【0039】20時間から30時間後に孵化は終了し、
孵化後、約3日目頃から図4に示す如く、給餌を開始
し、給水エーアレーションも常時行う。孵化槽1は養生
槽として2cm前後に成長するまで飼育可能である。直
径が4mの水槽に1000匹以下の放流であれば、1カ
月で平均約4cm位まで成長させることができる。2万
匹から3万匹の密度の場合には1カ月で平均約2cm位
までの成長となる。
【0040】以上の如く、この種苗生産装置は4mφの
円形水槽で、受精⇒孵化⇒養生の3段階を目的とした水
槽とした使用が可能である。
【0041】直径4mφの円錐型の孵化槽1において
は、一度に4万匹から5万匹位までの養成が可能である
ため、メスドジョウ1匹あたり平均3000から500
0個の卵が放卵されるので、いくらホルモン注射をして
も全く放卵しない魚体もあるのを考慮しても、春と秋に
は、20匹のメスドジョウ、夏と冬は、40匹位のメス
ドジョウとすれば、確実に2万匹から3万匹の稚魚が生
産可能であることが実験によって明らかになっている。
【0042】次に、従来の人工授精による種苗生産方法
と本発明の自然受精方法による種苗生産方法とを比較し
た結果について説明する。平均体重18gのメスドジョ
ウ40尾について3回実施した結果に基づいて得られた
ものである。
【0043】従来の人工授精による種苗生産方法の場合
には、放卵及び採卵数は120,000個であったが孵
化率は20%であったので、平均孵化数は24,000
尾であった。これに対して、本発明の自然受精方法によ
る種苗生産方法の場合には、放卵及び採卵数は40、0
00個であったが、孵化率が80%と高いので平均孵化
数は32、000尾が得られた。
【0044】オスドジョウの開腹有無を比較した場合、
従来の人工授精による種苗生産方法の場合には、開腹死
亡させる60匹のドジョウが必要であったが、本発明の
自然受精方法による種苗生産方法の場合には、開腹はし
ないのでオスドジョウは反復利用することができる。
【0045】更に作業時間を比較すると、選別ホルモン
注射を除く作業時間で比較した場合、従来の人工授精に
よる種苗生産方法の場合には、202分必要であったの
に対して、本発明の自然授精方法による種苗生産方法の
場合には15分であり、作業時間に著しい省力化が可能
である。
【0046】従来の人工授精による種苗生産方法の場合
には、解剖器具、リンゲル液が必要であったのに対し
て、本発明の自然受精方法による種苗生産方法の場合に
は、これらは必要がない。
【0047】すなわち、本発明の自然受精方法による種
苗生産方法の場合には、放卵数は少ないが、一カ月後に
は確実に採卵が可能であり、オスドジョウも死亡させて
精子を作らないことから1週間後ぐらいには再度授精に
使用することができた。解剖器具及びリンゲル液も全っ
たく必要が無くなった。しかも、作業時間においては、
ほぼ14分の1の15分弱で種苗が安定して得られた。
【0048】大幅に作業時間の短縮が可能となったこと
から一人で、1回に15万匹前後の安定かつ大量の種苗
生産が可能となった。又人工授精の場合、麻酔をかけた
メスドジョウをガーゼ等で包み、腹を押して、採卵した
が、体表のヌメリが取れて病死するメスドジョウがあっ
たが、自然受精の場合にはホルモン注射の時に素手で、
ふれるのみで、体表に傷つける事がなく、採卵後の病気
の発生も、殆んど見られなくなった。
【0049】又、効果の一つとして、授精卵が親ドジョ
ウにより補食されることが全ったくなくなり、結果とし
て種苗の生産の大幅な向上につながっている。
【0050】通常の人工授精の場合には、メスドジョウ
にのみホルモン注射をしていたが、オスドジョウ、メス
ドジョウともにホルモン注射をすれば、種苗生産の大幅
な向上の可能性はもっと広くなる可能性がある。
【0051】
【発明の効果】本発明は、従来のドジョウの人工孵化方
法の問題点をすべて除去し、孵化率が高く、低労力、抵
コスト、高効率な、自然受精によるドジョウの種苗の大
量生産方法を提供可能とするもので、産業上の効果の大
なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドジョウの種苗生産方法の一実施例の
一工程の状態における使用する種苗生産装置の説明図で
ある。
【図2】図1の要部の平面図である。
【図3】本発明のドジョウの種苗生産方法の一実施例の
他の工程の状態における使用する種苗生産装置の説明図
である。
【図4】同じくさらに他の工程の状態における使用する
種苗生産装置の説明図である。
【符号の説明】
1…孵化槽、1a…(孵化槽の)底面、1b…(孵化槽
の)側面、2…排水管、3…授精槽、3a…(授精槽
の)固定具、3b…(授精槽を構成する)ネット、3c
…(ネットの)穴、3d…(授精槽の)底面、3e…
(授精槽の)側面、3f…(授精槽の)の円型パイプ、
4…親ドジョウ、5…受精卵、6…孵化したドジョウ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人為的な授精法によるドジョウの種苗生
    産方法において、孵化容器内に設置され、親ドジョウが
    通過できず、該親ドジョウの産卵した受精卵の通過でき
    る穴を有する隔壁の設けられている授精容器内で授精を
    行なわせ、前記受精卵のみを前記隔壁を通過させ前記孵
    化容器内に導入させて、前記親ドジョウによる前記受精
    卵の捕食を防止することを特徴とするドジョウの種苗生
    産方法。
  2. 【請求項2】 ドジョウの孵化槽として機能する水槽内
    に、少なくとも底面に親ドジョウが通過できず、該親ド
    ジョウの自然受精により産卵した受精卵の通過できる穴
    を有する隔壁が設けられ授精槽として機能する容器を、
    該容器の前記隔壁を前記水槽の該隔壁に対向する面から
    所定の間隔を介して保持し、産卵適期にある前記親ドジ
    ョウを前記容器内に放流し、該容器内で自然受精を行な
    わせ、該自然受精により産卵した受精卵を前記容器の隔
    壁の穴を通して前記水槽内に落下させ、前記受精卵を前
    記親ドジョウから分離させることを特徴とするドジョウ
    の種苗生産方法。
  3. 【請求項3】 前記容器がネットによって構成されてい
    る請求項2記載のドジョウの種苗生産方法。
  4. 【請求項4】 採卵に適したメスドジョウを選別し麻酔
    をかけ、麻酔がきくのを待つて、体重1g当たり5〜1
    0単位のホルモン剤を腹に注射する第1の工程と、該第
    1の工程でホルモン剤を注射した前記メスドジョウを2
    5℃〜28℃の水温で約10時間から12時間保温する
    第2の工程と、該第2の工程後、孵化槽内にネットを箱
    型に設置してなり該孵化槽の底面より所定の間隔をおい
    て設置された授精槽内に該メスドジョウを放流する第3
    の工程と、該メスドジョウとほぼ同数のオスドジョウを
    前記授精槽内に放流する第4の工程と、前記メスドジョ
    ウを該授精槽に放流後、約20時間で自然受精が完了し
    た状態で前記メスドジョウと前記オスドジョウを取り上
    げ、できるだけ水を動かさないように静かに、ゆっくり
    と前記授精槽を取りさる第5の工程と、その後、受精卵
    の固まりがある場合には、ピペット等で水をかけて散ら
    し、5PPM以下のメチレンブルーを散布する第6の工
    程とを有することを特徴とするドジョウの種苗生産方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第2の工程が前記孵化槽内で行われ
    る請求項4記載のドジョウの種苗生産方法。
  6. 【請求項6】 前記授精槽がネツトによって構成されて
    いる請求項4又は5記載のドジョウの種苗生産方法。
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