JPH08130540A - ストリームデータ同期送信装置及び方法 - Google Patents

ストリームデータ同期送信装置及び方法

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Publication number
JPH08130540A
JPH08130540A JP6265584A JP26558494A JPH08130540A JP H08130540 A JPH08130540 A JP H08130540A JP 6265584 A JP6265584 A JP 6265584A JP 26558494 A JP26558494 A JP 26558494A JP H08130540 A JPH08130540 A JP H08130540A
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JP
Japan
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stream data
time
data
transmission
unit
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Pending
Application number
JP6265584A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Wake
裕之 和氣
Shinji Inoue
信治 井上
Takashi Kakiuchi
隆志 垣内
Mitsuko Fujita
光子 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6265584A priority Critical patent/JPH08130540A/ja
Publication of JPH08130540A publication Critical patent/JPH08130540A/ja
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 関連するストリームデータを同期させること
ができ、かつ多重化が容易なストリームデータ送信中継
方法を提供し、対障害性や信頼性、保守性や守秘性を向
上させる。 【構成】 ストリームデータを読み出し、送信する手段
11と、中継手段12と、時刻を計測する手段13と、
計測データを送信する手段14と、計測データを受信す
る手段15と、現在時刻を計測する手段16と、遅延時
間の格納手段17と、ストリームデータの読み出し位置
計算手段18と、ストリームデータを読み出す手段19
と、ストリームデータ格納手段110と、ストリームデ
ータ送信手段111と、ストリームデータを受信し、送
信する手段112と、時刻を同期させる手段113およ
び114を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に情報通信分野にお
けるストリームデータの送信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ストリームデータとは、送信されるデー
タの内容そのものと送信する時間若しくは時刻とが関連
づけられたデータであり、決められた時間や時刻に対応
するデータが連続して処理されることにより、はじめて
データが本来の意味を持つものである。具体例をあげる
と、動画等のデータである。これは、各1コマの静止画
のデータと、そのコマを再生する時間(開始からの時刻
等)が定められており、ある定められた時間にそれに対
応する静止画としてのコマが再生されることが連続して
なされてはじめて動画本来のデータとしての意味を有す
る。
【0003】従来は、通常のコンピュータが扱うデータ
とは異なった時間的な制約性や連続性という特徴をもつ
ため、時間当り処理量が膨大となる等のためストリーム
データは、実用的な範囲ではコンピュータで扱うことが
できなかった。しかしながら、近年の半導体技術および
制御技術の著しい発達によってコンピュータの処理速度
が飛躍的に高まった。このため、大容量のストリームデ
ータを実用的な範囲でコンピュータを介して扱うことが
できるようになった。そしてこれを利用してビデオ・オ
ン・デマンドサーバに代表されるように、コンピュータ
で有用なストリームデータを一括管理するストリームデ
ータサーバを作成し、必要な時間に必要なストリームデ
ータをサーバから取り出して利用するという試みが行わ
れてきている。
【0004】さてこの場合、ストリームデータを実用的
に扱うためには、一般につぎの課題が存在する。 (1)処理、通信時間の定時性の保持:実況中継や映画
等のストリームデータは、データの内容と放送等開始か
らの時間や放送、送信される時刻が関連づけられたもの
である。したがってデータが正しい時間、時刻に処理さ
れることが必要である。
【0005】(2)処理、送信時間の連続性の保持:特
に通信径路を介して映画等のストリームデータが送受信
される場合には、受信側の記憶装置の容量の制限等もあ
り上記(1)を全うするために必要なデータが過不足な
く連続して受信手段側に伝えられなくてはならない。 (3)同期性の保持:複数のストリームデータが時間的
に相関連している場合は、それらが互いに同期して処理
されなくてはならない。たとえば、映画のストリームデ
ータでは、必要な記憶容量等の都合で別個に記憶されて
いる映像と音声のデータの同期がなされないと、役者の
演技と台詞が一致しないようなことが生じる。
【0006】これら三つの問題に関して、現在いろいろ
な角度から研究がなされており、リアルタイム(即時)
・オペレーティング(処理操作)システムの制御方法
や、ATM(Asynchronous Transf
er Mode、非同期転送モード)に代表される通信
方法やプロトコル(通信規約)、ストリームデータサー
バなどの制御方法などが考案されている。
【0007】本方法に基づくストリームデータ送信中継
システムは、上記ストリームデータに関する問題のう
ち、主に上記(3)の課題の解決に関する。さて、この
(3)の課題を解決する従来の方法を大きく分けると、 (a)中継手段等に同期を取るためのFIFO(First
in First out、先入れ先出し)バッファ(一時記憶部)
を設けて、同期を取る。
【0008】(b)中継手段等にストリームデータの送
信、同期情況についてのフィードバック手段を設けて、
フィードバックデータから二つのストリームデータの同
期を取る。 の二つがある。図2に、従来の手法(a)のストリーム
データ送信中継システムのモデル(大まかな系統)図を
示す。
【0009】本図において、21はストリームデータの
再生環境であり、22は同期を保証するための中継手段
であり、23と24は第1、第2のストリームデータ読
み出し送信手段であり、25は再生環境21にストリー
ムデータを供給するための回線であり、26と27はス
トリームデータを中継手段22に供給するための回線で
あり、28は伝達されたストリームデータを再生するた
めのセットトップ(再生端末)である。ここで回線25
および回線26と回線27は、ATM回線のようにデー
タの伝達の遅れがある一定値内に納まることが保証され
ている回線とする。
【0010】図3に、このシステムの構成を示す。本図
において、311及び312は各々第1及び第2のスト
リームデータ読みだし送信手段であり、32は中継手段
であり、331、332はストリームデータ格納手段で
あり、34はストリームデータ読み出し手段であり、3
51、352は中継手段32へのストリームデータ送信
手段であり、361及び362はストリームデータ受信
格納手段であり、371、372は同期転送手段であ
り、38は同期制御手段であり、391及び392は図
示しない下流側への第1及び第2のストリームデータ送
信手段である。
【0011】以上のように構成されたストリームデータ
送信中継システムにおいて、以下その動作を説明する。
まず第1及び第2のストリームデータ読み出し送信手段
311、312内の各ストリームデータ読み出し手段3
4は、読み出し開始信号S30を受け取ることにより、
各指定されたストリームデータをストリームデータ格納
手段331、332から読み出し、対応するストリーム
データ送信手段351、352に伝達する。ストリーム
データ送信手段351、352は、伝達されたストリー
ムデータを中継手段32の対応するストリームデータ受
信格納手段361及び362に送信する。第1及び第2
のストリームデータ受信格納手段361、362は、対
応するストリームデータ送信手段35から送信されたス
トリームデータを受理し、それを内蔵するFIFOバッ
ファ(図示せず)に格納し、信号線a311もしくは信
号線a321を通じて同期制御手段38にデータの到着
を伝える。同期制御手段は、信号線311aおよび信号
線a321の両方からデータの到着信号を受け取った時
点で、信号線b312および信号線b322を通じて同
期信号を発生させる。同期転送手段371、372は同
期制御手段38からの同期信号によりストリームデータ
受信格納手段361、362のFIFOバッファに格納
されているストリームデータを先頭から順に取り出し、
第1及び第2のストリームデータ送信手段391、39
2に伝達する。両ストリームデータ送信手段391、3
92は、伝達されたデータを送信し、セットトップ(図
示せず)に伝える。この方法では、中継手段で二つの径
路を通ってきたストリームデータの、到着の早いほうの
データの送出を遅らせることにより、二つのストリーム
データの同期を行う。
【0012】図4に、従来の手法(b)のストリームデ
ータ送信中継システムのモデル(大まかな系統)図を示
す。本図において、41はストリームデータの再生環境
であり、42は同期を保証するための中継手段であり、
43はストリームデータ読み出し送信手段であり、44
は再生環境41にストリームデータを供給するための回
線であり、45と46はストリームデータを中継手段4
2に供給するための回線であり、47は伝達されたスト
リームデータを再生するためのセットトップである。こ
こで回線44および回線45と回線46は、ATM回線
のようにデータの伝達の遅れがある一定値内に納まるこ
とが保証されている回線である。図5にこのシステムの
構成図を示す。このようなシステムによるストリームデ
ータの同期制御方法については、1993年発行のコン
ピュータジャーナル読の第36号・第1巻の19頁から
31頁(THE COMPUTER JOURNAL, Vol.36, No.1, pp19-3
1, 1993) に発表されている。以下、これについて説明
する。図5に、その構成を示す。本図において、51は
ストリームデータ読みだし送信手段であり、52は中継
手段であり、53はストリームデータ格納手段であり、
54は2つのストリームデータ読み出し手段であり、5
5は2つのストリームデータ送信手段であり、56は2
つのストリームデータ受信手段であり、57は2つのデ
ータ分配手段であり、58は2つのストリームデータ送
信手段であり、59は2つのヘッダ送信手段であり、5
10は2つのヘッダ受信手段であり、511は2つの受
信時刻計測手段であり、512は2つの計測時刻格納手
段であり、513は2つの読み出し位置計算手段であ
り、514は現在時刻計測手段である。
【0013】以上のように構成されたストリームデータ
送信中継システムにおいて、以下その動作について説明
する。まず2つのストリームデータ読み出し手段54
は、読み出し開始信号S50を受け取ることにより、各
指定されたストリームデータを対応するストリームデー
タ格納手段53から読み出し、対応するストリームデー
タ送信手段55に伝達する。各ストリームデータ送信手
段55は、伝達されたストリームデータを中継手段52
の対応するストリームデータ受信手段56に送信する。
各ストリームデータ受信手段56は受信したストリーム
データを対応するデータ分配手段57に伝達する。各デ
ータ分配手段57は、ストリームデータを対応するスト
リームデータ送信手段58に伝達するとともに、ストリ
ームデータのヘッダの部分(もしくは制御データ部分)
をコピーし、対応するヘッダ送信手段59に伝達する。
各ストリームデータ送信手段58は、伝達されたストリ
ームデータを図示しない下流側へ送信し、最終的にセッ
トトップに伝える。各ヘッダ送信手段59は、伝達され
たヘッダ部分をストリームデータの送り元である、スト
リームデータ読み出し送信手段51内の対応するヘッダ
受信手段510に送信する。各ヘッダ受信手段510
は、中継手段52から伝達されたヘッダのデータを受信
し、対応する受信時刻計測手段511に伝える。各受信
時刻計測手段511は、現在時刻計測手段514から受
信時刻を処理し、その結果を信号線a5110もしくは
信号線a5210を通じて対応する計測時刻格納手段5
12に伝える。各計測時刻格納手段512は、信号線a
5110および信号線a5210の両方から計測時刻を
受け取った時点で、それぞれの信号線から受け取った時
刻の値から、伝達路p5130と伝達路p5230の伝
達遅延時間の差分を計算し、信号線b5120および信
号線b5220を通じて対応する読み出し位置計算手段
513に伝える。各読み出し位置計算手段513は、伝
達遅延時間の差分値および対応するストリームデータ読
み出し手段54の現在の読み出し位置から同期を取るた
め読み出し位置の修正量を計算し、対応するストリーム
データ読み出し手段54に伝える。そして、各ストリー
ムデータ読み出し手段54は対応する読み出し位置計算
手段513の修正量にあわせて読み出し位置を修正す
る。このシステムでは、伝達路q5140と伝達路q5
240の伝達時間の遅れが既知であるならば、信号線a
5110からの計測時間および信号線a5210からの
計測時間から伝達路p5130と伝達路p5230の伝
達遅延時間の差分値を計算することができる。もし伝達
路p5130と伝達路q5140が同一の径路をたど
り、なおかつ伝達路p5230と伝達路q5240も同
一の径路をたどるのであるならば、計測時間a5110
および計測時間a5210の差分の半分が伝達路の違い
による伝達遅延時間の差分値である。よって計算された
差分値に基づいて読み出し位置を修正すれば、中継手段
52でストリームデータの同期をとることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(a)、(b)いずれの手法も、以下の問題がある。さ
て、対障害性や信頼性を向上させるためにシステムを多
重化することは非常に重要である。上記(a)の手法に
おいては、通信システムの各要素の構成が、単純、安価
となる上、図2に示すように複数のストリームデータ読
み出し送信手段に対して使用することもできる。このた
め、データそのものを分散させて、その保存、記憶場所
を多数としたり、通信回線の経路を複数としたりして多
重化し、これに併せてストリームデータ読み出し送信手
段を多重化させることも可能である。 しかしながら、
原理的に図3の中継手段32内のストリームデータ受信
格納手段36の内蔵するFIFOバッファの容量が、デ
ータを同期させられる遅延時間の上限を決定する。この
ため、ATM回線網を使用した場合などで、通信経路が
不確定、ひいては伝達径路の長さの差の上限、すなわち
遅延時間の差の上限をあらかじめ決定できない場合に
は、充分に対処することができない。従って、実質的に
多重化の度合が限定される。
【0015】一方、(b)の手法においては、ストリー
ムデータの送信情況のフィードバックを利用することに
より関連するストリームデータ間の同期を達成した点に
特徴がある。そして、この結果、データの遅延時間にい
かなる差があっても構成をなんら変更する事なく対処す
ることができ、さらにこの方法を拡張することにより、
送信中のストリームデータに対して、新たに別のストリ
ームデータを同期させて送出させることも可能になる。
【0016】しかしながら、この手法は、図4に示す通
り、単一のストリームデータ読み出し送信手段から送出
されたデータが、異なる径路で中継手段に伝達される場
合の同期を保証するものである。このため、この手法で
ストリームデータ読み出し送信手段を多重化しようとす
ると、図5中の信号線S50で伝達される読み出し開始
信号および信号線b5120や信号線b5220で伝達
される伝達遅延時間の差分信号の到着時間にばらつきが
生じ、データを同期させることができなくなる。
【0017】ひいては、一部通信回線の断線、故障やス
トリームデータ記憶部の一部の故障等で機能発揮が困難
となる。また、同期、多重化が不充分となれば、このこ
とを利用して成立する保守性の向上や送信内容の秘密性
保持にも問題が生じる。結局、以上の従来の手法では、
いずれもシステムの多重化に関して大きな難点を有して
いる。このため、多重化による対障害性や信頼性、保守
性や守秘性の向上にも限界が生じることとなる。
【0018】本発明は、以上の課題に鑑みなされたもの
であり、関連するストリームデータの同期を保持しつつ
多重化が容易なストリームデータ送信中継方法を提供
し、併せて、対障害性や信頼性、保守性や守秘性を向上
することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、時刻統一手段と、時刻
データ作成部と時刻データ送信部と複数のストリームデ
ータ受信部とを有するストリーム同期化中継手段と、計
時部と時刻データ受信部とストリームデータ読み出し開
始位置計算部とストリームデータ記憶部とストリームデ
ータ読み出し部とストリームデータ送信部とを有する複
数のストリームデータ読み出し送信手段とからなるスト
リームデータ同期送信装置であって、時刻統一手段はス
トリームデータ同期化中継手段の時刻データ作成部と各
ストリームデータ読み出し送信手段の計時部の現在時刻
を統一させ、ストリームデータ同期化中継手段は、時刻
データ作成部が現在時刻を計り、これをもとに同期に必
要な時刻データを作成し、時刻データ送信部が時刻デー
タ作成部が作成した時刻データを各ストリームデータ読
み出し送信手段に通信回線を利用して送信し、複数のス
トリームデータ受信部は対応するストリームデータ読み
出し送信手段からのストリームデータを受信し、各スト
リームデータ読み出し送信手段は、計時部が現在時刻を
計り、時刻データ受信部が時刻データ送信部から送信さ
れてきた時刻データを受信し、ストリームデータ読み出
し開始位置計算部が計時部の測定した現在時刻と時刻デ
ータ受信部が受信した時刻データの差分をもとに差分に
相応したコマ数だけ調整する等の所定の手順でストリー
ムデータ読み出し開始位置を計算し、CD−ROM等か
らなるストリームデータ記憶部はストリームデータを読
み出し時間と関連づけてあらかじめ記憶しており、スト
リームデータ読み出し部はストリームデータ読み出し開
始位置計算部が計算した読み出し位置からストリームデ
ータを読み出し、ストリームデータ送信部がストリーム
データ読み出し部が読み出したストリームデータをスト
リームデータ同期化中継手段のストリームデータ受信部
に原則として時刻データと同じ通信回線を利用して送信
することを特徴としている。
【0020】また、請求項2の発明においては、ストリ
ームデータ読み出し開始位置計算部は、計時部の測定し
た現在時刻と時刻データ受信部が受信した時刻データと
の差分とストリームデータ読み出し部のストリームデー
タの読み出しに要する時間とストリームデータ送信部の
送信の処理に要する時間との合計時間をもとめる合計時
間計算部分と、合計時間計算部分のもとめた合計時間分
を考慮し、少なくもその分だけ(若し、他に遅延原因の
存在が判明しているならば、更にその分も含めて)進め
た位置のストリームデータから読み出すように読み出し
位置を定める読み出し位置算出部分とを有していること
を特徴としている。
【0021】また、請求項3の発明においては、前記ス
トリームデータ同期化中継手段は、更に、送信回線若し
くは送信経路が異なる複数のストリームデータ送信部
と、最長の送信回線若しくは送信経路を基準として、そ
の相違に基づく送信遅延時間を補償するべく他のストリ
ームデータ受信部が受信した各ストリームデータを対応
するストリームデータ送信部に送るに先立って一時記憶
する若しくは遅延させる(単なる信号等の場合)各スト
リームデータ送信部用のFIFO等からなるストリーム
データ記憶部とを有していることを特徴としている。
【0022】また、請求項4の発明においては、ストリ
ームデータ同期化中継手段は、更に、送信回線若しくは
送信経路が異なる複数のストリームデータ送信部と、最
長の送信回線若しくは送信経路を基準として、その相違
に基づく送信遅延時間を補償するべく他のストリームデ
ータ受信部が受信した各ストリームデータを対応するス
トリームデータ送信部に送るに先立って一時記憶する若
しくは遅延させる各ストリームデータ送信部用のストリ
ームデータ記憶部とを有していることを特徴としてい
る。
【0023】また、請求項5の発明においては、ストリ
ームデータ同期化中継手段は、複数のストリームデータ
受信部が受信した同期した複数のストリームデータをも
とに通信規約を利用して合成する等所定の手順で一のス
トリームデータとするストリームデータ合成部を有する
ことを特徴としている。また、請求項6の発明において
は、ストリームデータ合成部は、複数の、そして同期を
前提として成立する乱数がけ等の演算により秘密化され
たストリームデータ若しくは少なくも一の同期を前提と
して成立する乱数がけ等の演算により秘密化されたスト
リームデータと少なくも一の復号用ストリームデータ
(含む、逆の乱数がけしたストリームデータ)から同期
を前提として成立する演算により秘密除去若しくは復号
を行う復号部分を有していることを特徴としている。
【0024】また、請求項7の発明においては、ストリ
ームデータ同期化中継手段は、複数のストリームデータ
受信部の少なくも一がストリームデータの受信不能とな
った場合には、他のストリームデータ受信部の受信した
ストリームデータをもとに受信不能のストリームデータ
に対する同期を維持しての補償を行う受信不能ストリー
ムデータ補償部を有していることを特徴としている。ま
た、請求項8の発明においては、受信不能ストリームデ
ータ補償部は、受信不能となったストリームデータの同
期を維持しての補償として、受信したストリームデータ
の少なくも一の同期を維持しての複製若しくは受信した
複数のストリームデータ(他の全てのストリームデータ
とは限らない。)の同期を維持しての平均化の少なくも
一を行う複製平均化部分を有していることを特徴として
いる。
【0025】また、請求項9の発明においては、時刻統
一手段と、主(「第1」という意味)ストリームデータ
送信部と主ストリームデータ受信部と時刻データ読み出
し部と時刻データ作成部と時刻データ送信部と副(「第
2」という意味)ストリームデータ受信部を有するスト
リームデータ同期化中継手段と、計時部と時刻データ受
信部と副ストリームデータ読み出し開始位置計算部と副
ストリームデータ記憶部と副ストリームデータ読み出し
部と副ストリームデータ読み出し送信部とを有する副ス
トリームデータ送信手段とからなるストリームデータ同
期送信装置であって、時刻統一手段はストリームデータ
同期化中継手段の時刻データ作成部と副ストリームデー
タ送信手段の計時部の現在時刻を統一させ、ストリーム
データ同期化中継手段は、主ストリームデータ受信部が
外部から送信されてくる主ストリームデータを受信し、
時刻データ読み出し部が主ストリームデータ受信部が受
信したストリームデータから現在受信している内容(コ
マ)に相応した送信時刻を通信規約等により読み出し、
時刻データ作成部が時刻データ読み出し部が読み出した
送信時刻をもとに処理に要した時間の補償を含めた時刻
データを作成し、時刻データ送信部が時刻データ作成部
の作成した時刻データを副ストリームデータ送信手段に
送信し、副ストリームデータ受信部は副ストリームデー
タ読み出し送信手段から送信されてくる副ストリームデ
ータを受信し、副ストリームデータ読み出し送信手段
は、計時部が現在時刻を計り、時刻データ受信部が時刻
データ送信部から送信されてきた時刻データを受信し、
副ストリームデータ読み出し開始位置計算部が計時部の
測定した現在時刻と時刻データ受信部が受信した時刻デ
ータとの差分をもとに所定の手順で副ストリームデータ
読み出し開始位置を計算し、副ストリームデータ記憶部
は副ストリームデータを読み出し時間と関連づけてあら
かじめ記憶しており、副ストリームデータ読み出し部は
副ストリームデータ読み出し開始位置計算部が計算した
読み出し位置から副ストリームデータを読み出し、副ス
トリームデータ送信部が副ストリームデータ読み出し部
が読み出した副ストリームデータをストリームデータ同
期化中継手段の副ストリームデータ受信部に送信するこ
とを特徴としている。
【0026】また、請求項10の発明においては、前記
ストリームデータ同期化中継手段は、更に、前記主スト
リームデータ受信部若しくは副ストリームデータ受信部
から受信したストリームデータを最終視聴者や表示装置
等の下流側外部に送信する送信部と、前記送信部にいず
れのストリームデータを送信するかの選択を可能とさせ
る送信対象ストリームデータ切換え部とを有しているこ
とを特徴としている。
【0027】また、請求項11の発明においては、時刻
統一方法と、時刻データ作成ステップと時刻データ送信
ステップと複数のストリームデータ受信ステップとを有
するストリーム同期化中継方法と、計時ステップと時刻
データ受信ステップとストリームデータ読み出し開始位
置計算ステップとストリームデータ記憶ステップとスト
リームデータ読み出しステップとストリームデータ送信
ステップとを有する複数のストリームデータ読み出し送
信方法とからなるストリームデータ同期送信方法であっ
て、時刻統一方法ではストリームデータ同期化中継方法
内の時刻データ作成ステップと各ストリームデータ読み
出し送信方法内の計時ステップの現在時刻を統一させ、
ストリームデータ同期化中継方法では、時刻データ作成
ステップにて現在時刻を計りこれをもとに時刻データを
作成し、時刻データ送信ステップにて時刻データ作成ス
テップにて作成した時刻データを各ストリームデータ読
み出し送信ステップにて使用すべく送信し、複数のスト
リームデータ受信ステップにて対応するストリームデー
タ読み出し送信ステップにて送信されてきたストリーム
データを受信し、各ストリームデータ読み出し送信方法
は、計時ステップにて現在時刻を計り、時刻データ受信
ステップにて時刻データ送信ステップにて送信されてき
た時刻データを受信し、ストリームデータ読み出し開始
位置計算ステップにて計時ステップにて測定した現在時
刻と時刻データ受信ステップにて受信した時刻データの
差分をもとに所定の手順でストリームデータ読み出し開
始位置を計算し、ストリームデータ記憶ステップはスト
リームデータを番地付けする等により読み出し時間と関
連づけてあらかじめ記憶しており、ストリームデータ読
み出しステップはストリームデータ読み出し開始位置計
算ステップにて計算した読み出し位置からストリームデ
ータを読み出し、ストリームデータ送信ステップにてス
トリームデータ読み出しステップにて読み出したストリ
ームデータをストリームデータ同期化中継方法を構成す
るストリームデータ受信ステップにて受信されるべく送
信することを特徴としている。
【0028】また、請求項12の発明においては、スト
リームデータ読み出し開始位置計算ステップは、前記計
時ステップにて測定した現在時刻と時刻データ受信ステ
ップにて受信した時刻データとの差分とストリームデー
タ読み出しステップにてストリームデータの読み出しに
要する時間とストリームデータ送信ステップにて送信の
処理に要する時間との合計時間をもとめる合計時間計算
小ステップと、合計時間計算小ステップにてもとめた合
計時間分を考慮し、少なくもその分だけ進めた位置のス
トリームデータから読み出すように読み出し位置を定め
る読み出し位置算出小ステップとを有していることを特
徴としている。
【0029】また、請求項13の発明においては、スト
リームデータ同期化中継方法は、更に、送信回線若しく
は送信経路が異なる複数のストリームデータ送信ステッ
プと、最長の送信回線若しくは送信経路を基準として、
その相違に基づく送信遅延時間を補償するべく他のスト
リームデータ受信ステップにて受信した各ストリームデ
ータを対応するストリームデータ送信ステップにて処理
すべく送るに先立って一時記憶する若しくは遅延回路に
て遅延させる各ストリームデータ送信部用のストリーム
データ記憶ステップとを有していることを特徴としてい
る。
【0030】また、請求項14の発明においては、スト
リームデータ同期化中継方法は、更に、送信回線若しく
は送信経路が異なる複数のストリームデータ送信ステッ
プと、最長の送信回線若しくは送信経路を基準として、
その相違に基づく送信遅延時間を補償するべく他のスト
リームデータ受信ステップにて受信した各ストリームデ
ータを対応するストリームデータ送信ステップにて処理
すべく送るに先立って一時記憶する若しくは遅延させる
各ストリームデータ送信部用のストリームデータ記憶ス
テップとを有していることを特徴としている。
【0031】また、請求項15の発明においては、スト
リームデータ同期化中継方法は、複数のストリームデー
タ受信ステップにて受信した同期した複数のストリーム
データをもとに論理和をとる等所定の手順で一のストリ
ームデータとするストリームデータ合成ステップを有す
ることを特徴としている。また、請求項16の発明にお
いては、ストリームデータ合成ステップは、複数かつ同
期を前提として成立する演算により秘密化されたストリ
ームデータ、若しくは少なくも一の同期を前提として成
立する演算により秘密化されたストリームデータと少な
くも一の復号用ストリームデータから同期を前提として
成立する演算により秘密除去若しくは復号を行う復号小
ステップを有していることを特徴としている。
【0032】また、請求項17の発明においては、スト
リームデータ同期化中継方法は、複数のストリームデー
タ受信ステップにて受信する筈のステップデータの少な
くも一が受信不能となった場合には、他のストリームデ
ータ受信ステップにて受信したストリームデータをもと
に受信不能のストリームデータに対する同期を維持して
の補償を行う受信不能ストリームデータ補償小テップを
有していることを特徴としている。
【0033】また、請求項18の発明においては、受信
不能ストリームデータ補償ステップは、受信不能となっ
たストリームデータの同期を維持しての補償として、受
信したストリームデータの少なくも一の同期を維持して
の複製若しくは受信した他の複数のストリームデータの
同期を維持しての平均化の少なくも一を行う複製平均化
小ステップを有していることを特徴としている。
【0034】また、請求項19の発明においては、時刻
統一方法と、主ストリームデータ送信ステップと主スト
リームデータ受信ステップと時刻データ読み出しステッ
プと時刻データ作成ステップと時刻データ送信ステップ
と副ストリームデータ受信ステップを有するストリーム
データ同期化中継方法と、計時ステップと時刻データ受
信ステップと副ストリームデータ読み出し開始位置計算
ステップと副ストリームデータ記憶ステップと副ストリ
ームデータ読み出しステップと副ストリームデータ読み
出し送信ステップとを有する副ストリームデータ送信方
法とからなるストリームデータ同期送信方法であって、
時刻統一方法は、ストリームデータ同期化中継方法を構
成する時刻データ作成ステップと副ストリームデータ送
信方法を構成する計時ステップでの現在時刻を統一さ
せ、ストリームデータ同期化中継方法は、主ストリーム
データ受信ステップにて外部から送信されてくる主スト
リームデータを受信し、時刻データ読み出しステップに
て目下主ストリームデータ受信部が受信しているストリ
ームデータ若しくはその時点に対応した部分から内容に
相応した送信時刻を読み出し、時刻データ作成ステップ
にて時刻データ読み出しステップにて読み出した送信時
刻をもとに処理に要した時間の補償を含めた時刻データ
を作成し、時刻データ送信ステップにて時刻データ作成
ステップにて作成した時刻データを副ストリームデータ
読み出し送信方法にて処理すべく送信し、副ストリーム
データ受信ステップにて副ストリームデータ送信方法に
て同期化等の処理の上送信されてくる副ストリームデー
タを受信し、副ストリームデータ送信方法は、計時ステ
ップにて現在時刻を計り、時刻データ受信ステップにて
時刻データ送信ステップにてら送信されてきた時刻デー
タを受信し、副ストリームデータ読み出し開始位置計算
ステップにて計時ステップにて測定した現在時刻と時刻
データ受信ステップにて受信した時刻データとの差分を
もとに所定の手順で副ストリームデータ読み出し開始位
置を計算し、副ストリームデータ記憶ステップにて副ス
トリームデータを読み出し時間と関連づけてあらかじめ
記憶しており、副ストリームデータ読み出しステップに
て副ストリームデータ読み出し開始位置計算ステップに
て計算した読み出し位置から記憶されている副ストリー
ムデータを読み出し、副ストリームデータ送信ステップ
にて副ストリームデータ読み出しステップにて読み出し
た副ストリームデータをストリームデータ同期化中継方
法の副ストリームデータ受信ステップにて処理するべく
送信することを特徴としている。
【0035】また、請求項20の発明においては、スト
リームデータ同期化中継方法は、更に、主ストリームデ
ータ受信ステップ若しくは副ストリームデータ受信ステ
ップにて受信したストリームデータを下流側外部に送信
する送信ステップと、送信ステップにていずれのストリ
ームデータを送信するかの選択を行う送信対象ストリー
ムデータ切換えステップとを有していることを特徴とし
ている。
【0036】
【作用】上記構成により、請求項1の発明においては、
時刻統一手段と、時刻データ作成部と時刻データ送信部
と複数のストリームデータ受信部とを有するストリーム
同期化中継手段と、計時部と時刻データ受信部とストリ
ームデータ読み出し開始位置計算部とストリームデータ
記憶部とストリームデータ読み出し部とストリームデー
タ送信部とを有する複数のストリームデータ読み出し送
信手段とからなるストリームデータ同期送信装置におい
て以下の作用がなされる。
【0037】時刻統一手段は、ストリームデータ同期化
中継手段の時刻データ作成部と各ストリームデータ読み
出し送信手段の計時部の時刻を統一させる。ストリーム
データ同期化中継手段は、時刻データ作成部が現在時刻
を計り、これをもとに時刻データを作成する。時刻デー
タ送信部が、時刻データ作成部が作成した時刻データを
通信回線等を利用して各ストリームデータ読み出し送信
手段に送信する。複数のストリームデータ受信部は、対
応するストリームデータ読み出し送信手段から送信され
てくるストリームデータを受信する。各ストリームデー
タ読み出し送信手段は、計時部が、水晶時計等を使用し
て現在時刻を計る。時刻データ受信部が、時刻データ送
信部から送信されてきた時刻データを受信する。ストリ
ームデータ読み出し開始位置計算部が、計時部の測定し
た現在時刻と時刻データ受信部が受信した時刻データの
差分をもとに毎秒当りのコマ数等をも反映して所定の手
順でストリームデータ読み出し開始位置を計算する。ス
トリームデータ記憶部は、番地付けする等によりストリ
ームデータを読み出し時間と関連づけてテープやCD−
ROM等にあらかじめ記憶している。ストリームデータ
読み出し部は、ストリームデータ読み出し開始位置計算
部が計算した読み出し位置からストリームデータを読み
出す。ストリームデータ送信部が、ストリームデータ読
み出し部が読み出したストリームデータをストリームデ
ータ同期化中継手段のストリームデータ受信部に時刻デ
ータを送信してきたのと同じ通信回路にて送信すること
を特徴としている。
【0038】また、請求項2の発明においては、ストリ
ームデータ読み出し開始位置計算部内の合計時間計算部
分が、計時部の測定した現在時刻と時刻データ受信部が
受信した時刻データとの差分と、ストリームデータ読み
出し部のストリームデータの読み出しに要する時間とス
トリームデータ送信部の送信の処理に要する時間との合
計時間をもとめる。同じく読み出し位置算出部分が、合
計時間計算部分のもとめた合計時間分だけ進めた位置の
ストリームデータから読み出すように読み出し位置を定
める。
【0039】また、請求項3の発明においては、ストリ
ームデータ同期化中継手段の各ストリームデータ送信部
用のストリームデータ記憶部が、送信回線若しくは送信
経路が異なる複数のストリームデータ送信部と、最長の
送信回線若しくは送信経路を基準として、その相違に基
づく送信遅延時間を補償するべく前記複数のストリーム
データ受信部が受信した各ストリームデータを対応する
前記ストリームデータ送信部に送るに先立って一時記憶
等する。
【0040】また、請求項4の発明においては、ストリ
ームデータ同期化中継手段の各ストリームデータ送信部
用のストリームデータ記憶部が、送信回線若しくは送信
経路が異なる複数のストリームデータ送信部と、最長の
送信回線若しくは送信経路を基準として、その相違に基
づく送信遅延時間を補償するべく前記複数のストリーム
データ受信部が受信した各ストリームデータを対応する
前記ストリームデータ送信部に送るに先立って一時記憶
若しくは遅延させる。
【0041】また、請求項5の発明においては、ストリ
ームデータ合成部が、複数のストリームデータ受信部が
受信した同期した複数のストリームデータをもとに所定
の手順で一のストリームデータとする。また、請求項6
の発明においては、ストリームデータ合成部内の復号部
分が、複数の、そして同期を前提として成立する演算に
より秘密化されたストリームデータ若しくは少なくも一
の同期を前提として成立する演算により秘密化されたス
トリームデータと少なくも一の復号用ストリームデータ
から同期を前提として成立する演算により秘密除去若し
くは復号を行う。
【0042】また、請求項7の発明においては、受信不
能ストリームデータ補償部が、複数のストリームデータ
受信部の少なくも一がストリームデータの受信不能とな
った場合には、他のストリームデータ受信部の受信した
ストリームデータをもとに受信不能のストリームデータ
に対する同期を維持しての補償を行う。また、請求項8
の発明においては、前記受信不能ストリームデータ補償
部内の複製平均化部分が、受信不能となったストリーム
データの同期を維持しての補償として、受信したストリ
ームデータの少なくも一の同期を維持しての複製若しく
は受信した複数のストリームデータの同期を維持しての
平均化の少なくも一を行う。
【0043】また、請求項9の発明においては、時刻統
一手段と、主ストリームデータ送信部と主ストリームデ
ータ受信部と時刻データ読み出し部と時刻データ作成部
と時刻データ送信部と副ストリームデータ受信部を有す
るストリームデータ同期化中継手段と、計時部と時刻デ
ータ受信部と副ストリームデータ読み出し開始位置計算
部と副ストリームデータ記憶部と副ストリームデータ読
み出し部と副ストリームデータ読み出し送信部とを有す
る副ストリームデータ送信手段とからなるストリームデ
ータ同期送信装置において以下の作用がなされる。
【0044】時刻統一手段はストリームデータ同期化中
継手段の時刻データ作成部と副ストリームデータ送信手
段の計時部の現在時刻を統一させる。ストリームデータ
同期化中継手段は、主ストリームデータ受信部が外部か
ら送信されてくる主ストリームデータを受信する。時刻
データ読み出し部が、主ストリームデータ受信部が目下
受信しているストリームデータ等からその内容に相応し
た送信時刻を読み出す。時刻データ作成部が、時刻デー
タ読み出し部が読み出した送信時刻をもとに処理に要し
た時間の補償を含めた時刻データを作成する。時刻デー
タ送信部が、時刻データ作成部の作成した時刻データを
副ストリームデータ送信手段に送信する。副ストリーム
データ受信部は、副ストリームデータ送信手段から送信
されてくる副ストリームデータを受信する。副ストリー
ムデータ読み出し送信手段は、計時部が、現在時刻を計
る。時刻データ受信部が、時刻データ送信部から送信さ
れてきた時刻データを受信する。副ストリームデータ読
み出し開始位置計算部が、計時部の測定した現在時刻
と、時刻データ受信部が受信した時刻データとの差分を
もとに所定の手順で副ストリームデータ読み出し開始位
置を計算する。副ストリームデータ記憶部は、ストリー
ムデータを読み出し時間と関連づけてあらかじめ記憶し
ている。副ストリームデータ読み出し部は、副ストリー
ムデータ読み出し開始位置計算部が計算した読み出し位
置から副ストリームデータを読み出す。副ストリームデ
ータ送信部が、副ストリームデータ読み出し部が読み出
した副ストリームデータをストリームデータ同期化中継
手段の副ストリームデータ受信部に送信する。
【0045】また、請求項10の発明においては、送信
部が、主ストリームデータ受信部若しくは副ストリーム
データ受信部から受信したストリームデータを下流側外
部に送信する。送信対象ストリームデータ切換え部が、
スイッチ操作等により、送信部にいずれのストリームデ
ータを送信するかの選択を可能とさせる。また、請求項
11の発明においては、時刻統一方法と、時刻データ作
成ステップと時刻データ送信ステップと複数のストリー
ムデータ受信ステップとを有するストリーム同期化中継
方法と、計時ステップと時刻データ受信ステップとスト
リームデータ読み出し開始位置計算ステップとストリー
ムデータ記憶ステップとストリームデータ読み出しステ
ップとストリームデータ送信ステップとを有する複数の
ストリームデータ読み出し送信方法とからなるストリー
ムデータ同期送信方法において以下の作用がなされる。
【0046】時刻統一方法では、ストリームデータ同期
化中継方法内の時刻データ作成ステップと各ストリーム
データ読み出し送信方法内の計時ステップの現在時刻を
統一させる。ストリームデータ同期化中継方法では、時
刻データ作成ステップにて現在時刻を計り、これをもと
に時刻データを作成する。時刻データ送信ステップにて
時刻データ作成ステップにて作成した時刻データを各ス
トリームデータ読み出し送信ステップにて使用すべく光
ファイバー、無線等の通信回線を利用して送信する。複
数のストリームデータ受信ステップにて、対応するスト
リームデータ読み出し送信ステップにて送信されてきた
ストリームデータを受信する。各ストリームデータ読み
出し送信方法は、計時ステップにて現在時刻を計る。時
刻データ受信ステップにて、時刻データ送信ステップに
て送信されてきた時刻データを受信する。ストリームデ
ータ読み出し開始位置計算ステップにて、CPU等があ
らかじめ定められたプログラムに従って計時ステップに
て測定した現在時刻と時刻データ受信ステップにて受信
した時刻データの差分をもとに所定の手順でストリーム
データ読み出し開始位置を計算する。ストリームデータ
記憶ステップでは、ストリームデータを読み出し時間と
関連づけてあらかじめ記憶している。ストリームデータ
読み出しステップでは、ストリームデータ読み出し開始
位置計算ステップにて計算した読み出し位置からストリ
ームデータを読み出す。ストリームデータ送信ステップ
にて、ストリームデータ読み出しステップにて読み出し
たストリームデータをストリームデータ同期化中継方法
を構成するストリームデータ受信ステップにて受信され
るべく原則として時刻データと同じ通信回線を使用して
送信する。
【0047】また、請求項12の発明においては、スト
リームデータ読み出し開始位置計算ステップ内の合計時
間計算小ステップにて、計時ステップにて測定した現在
時刻と時刻データ受信ステップにて受信した時刻データ
との差分とストリームデータ読み出しステップにてスト
リームデータの読み出しに要する時間とストリームデー
タ送信ステップにて送信の処理に要する時間との合計時
間をもとめる。読み出し位置算出小ステップにて合計時
間計算小ステップにてもとめた合計時間分だけ進めた位
置のストリームデータから読み出すように読み出し位置
を定める。
【0048】また、請求項13の発明においては、各ス
トリームデータ送信部用のストリームデータ記憶ステッ
プにて、送信回線若しくは送信経路が異なる複数のスト
リームデータ送信ステップと、時間的に最長の送信回線
若しくは送信経路を基準として、その相違に基づく送信
遅延時間を補償するべく他のストリームデータ受信ステ
ップにて受信した各ストリームデータを対応するストリ
ームデータ送信ステップにて処理すべく送るに先立って
一時記憶若しくは遅延させる。
【0049】また、請求項14の発明においては、各ス
トリームデータ送信部用のストリームデータ記憶ステッ
プにて、送信回線若しくは送信経路が異なる複数のスト
リームデータ送信ステップと、最長の送信回線若しくは
送信経路を基準として、その相違に基づく送信遅延時間
を補償するべく他のストリームデータ受信ステップにて
受信した各ストリームデータを対応する前記ストリーム
データ送信ステップにて処理すべく送るに先立って一時
記憶若しくは遅延させる。
【0050】また、請求項15の発明においては、スト
リームデータ合成ステップにて、複数のストリームデー
タ受信ステップにて受信した同期した複数のストリーム
データをもとに所定の手順で一のストリームデータとす
る。また、請求項16の発明においては、ストリームデ
ータ合成ステップ内の復号小ステップにて、複数の、そ
して同期を前提として成立する演算により秘密化された
ストリームデータ若しくは少なくも一の同期を前提とし
て成立する演算により秘密化されたストリームデータと
少なくも一の復号用ストリームデータから同期を前提と
して成立する演算により秘密除去若しくは復号を行う。
【0051】また、請求項17の発明においては、受信
不能ストリームデータ補償ステップにて、複数のストリ
ームデータ受信ステップにて受信する筈のステップデー
タの少なくも一が受信不能となった場合には、他のスト
リームデータ受信ステップにて受信したストリームデー
タをもとに受信不能のストリームデータに対する同期を
維持しての補償を行う。
【0052】また、請求項18の発明においては、受信
不能ストリームデータ補償ステップ内の複製平均化小ス
テップにて、受信不能となったストリームデータの同期
を維持しての補償として、受信したストリームデータの
少なくも一の同期を維持しての複製若しくは受信した複
数のストリームデータの同期を維持しての平均化の少な
くも一を行う。
【0053】また、請求項19の発明においては、時刻
統一方法と、主ストリームデータ送信ステップと主スト
リームデータ受信ステップと時刻データ読み出しステッ
プと時刻データ作成ステップと時刻データ送信ステップ
と副ストリームデータ受信ステップを有するストリーム
データ同期化中継方法と、計時ステップと時刻データ受
信ステップと副ストリームデータ読み出し開始位置計算
ステップと副ストリームデータ記憶ステップと副ストリ
ームデータ読み出しステップと副ストリームデータ送信
ステップとを有する副ストリームデータ読み出し送信方
法とからなるストリームデータ同期送信方法において以
下の作用がなされる。
【0054】時刻統一方法にて、ストリームデータ同期
化中継方法を構成する時刻データ作成ステップと副スト
リームデータ送信方法を構成する計時ステップの時刻を
統一させる。ストリームデータ同期化中継方法では、主
ストリームデータ受信ステップにて外部から送信されて
くる主ストリームデータを受信する。時刻データ読み出
しステップにて、主ストリームデータ受信部が目下受信
しているストリームデータ等からその内容に相応した送
信時刻を読み出す。時刻データ作成ステップにて、時刻
データ読み出しステップにて読み出した送信時刻をもと
に処理に要した時間の補償を含めた時刻データを作成す
る。時刻データ送信ステップにて、時刻データ作成ステ
ップにて作成した時刻データを副ストリームデータ送信
方法に処理すべく送信する。副ストリームデータ受信ス
テップにて、副ストリームデータ送信方法にて処理の上
送信されてくる副ストリームデータを受信する。副スト
リームデータ送信方法は、計時ステップにて、現在時刻
を計り、時刻データ受信ステップにて前記時刻データ送
信ステップにてら送信されてきた時刻データを受信し、
副ストリームデータ読み出し開始位置計算ステップにて
計時ステップにて測定した現在時刻と、時刻データ受信
ステップにて受信した時刻データとの差分をもとに所定
の手順で副ストリームデータ読み出し開始位置を計算
し、副ストリームデータ記憶ステップにて、ストリーム
データを読み出し時間と関連づけてあらかじめ記憶して
おり、副ストリームデータ読み出しステップにて、副ス
トリームデータ読み出し開始位置計算ステップにて計算
した読み出し位置から副ストリームデータを読み出し、
副ストリームデータ送信ステップにて、副ストリームデ
ータ読み出しステップにて読み出した副ストリームデー
タをストリームデータ同期化中継方法の副ストリームデ
ータ受信ステップにて処理するべく送信することを特徴
としている。
【0055】また、請求項20の発明においては、送信
対象ストリームデータ切換えステップにて、主ストリー
ムデータ受信ステップ若しくは副ストリームデータ受信
ステップにて受信したストリームデータを下流側外部に
送信する送信ステップと、前記送信ステップにていずれ
のストリームデータを送信するかの選択を行う。
【0056】
【実施例】以下、本発明を実施例にもとづいて説明す
る。ただし、各実施例において、例えば映像信号である
ならば、必要に応じて改行(EOL)信号、改頁(EO
P)信号が付加されたり、適宜頁数や位置を示す符号が
付加されたりしていること、CD−ROMにストリーム
データが記録されているならば円周状に配列されている
こと、中継手段等において必要最小限のバッファメモリ
を有していること等自明のことについては記載、説明を
省略する。
【0057】(第1実施例)本発明の第1実施例を、図
面を参照しながら説明する。図6は、本実施例によるス
トリームデータ送信中継方法を採用したシステムの系統
構成図である。本図において、61はストリームデータ
の再生環境であり、62は同期を保証するための中継手
段であり、63、64、65はストリームデータ読み出
し送信手段であり、66は再生環境61にストリームデ
ータを供給するための回線であり、67、68、69、
610はストリームデータを中継手段62に供給するた
めの回線であり、611は伝達されたストリームデータ
を再生するためのセットトップである。ここで回線6
6、67、68、69、610は、ATM回線のように
データの伝達の遅れがある一定値内に納まることが保証
されている回線である。
【0058】図7に、本実施例におけるストリームデー
タ送信中継システムに使用するストリームデータ読み出
し送信手段63、64、65の機器を中心とした具体的
な構成を示す。本図において、71はCPUであり、7
2はメインメモリであり、73はシステムバスであり、
74はI/Oプロセッサであり、75は外部記憶装置で
あり、76はCRTであり、77はキーボードであり、
78はI/Oバスであり、79はチャンネルコントロー
ラであり、710はタイマであり、711はネットワー
クコントローラであり、712はネットワークバスであ
り、713はデータチャネル(バス)網であり、714
はストリームデータ用I/Oプロセッサであり、715
はストリームデータ用外部記憶装置であり、716はス
トリームデータ用ネットワークコントローラであり、7
17はストリームデータ用ネットワークバスである。
【0059】図8に、本実施例のストリームデータ送信
中継システムに使用する中継手段のハードウエア(機
器)を中心とした構成を示す。本図において、81はC
PUであり、82はメインメモリであり、83はタイマ
であり、84はネットワークコントローラであり、85
はネットワークバスであり、86はシステムバスであ
り、87はチャンネルコントローラであり、88は制御
ポートであり、89は操作スイッチであり、810はデ
ータチャネル網であり、811は入力ストリームデータ
用ネットワークバスであり、812は入力ストリームデ
ータ用ネットワークコントローラであり、813はスト
リームデータ用I/Oプロセッサであり、814は出力
ストリームデータ用ネットワークコントローラであり、
815は出力ストリームデータ用ネットワークバスであ
る。
【0060】図1は、本実施例のストリームデータ送信
中継システム全体の構成を示した図である。本図におい
て、11は第1及び第2のストリームデータ読み出し送
信手段(以下、本実施例では特に区別する必要のある場
合の他は、「第1」、「第2」は省略する。)であり、
12は中継手段であり、13は時刻計測手段であり、1
4は計測データ送信手段であり、15は計測データ受信
手段であり、16は現在時刻計測手段であり、17は遅
延時間格納手段であり、18は読み出し位置計算手段で
あり、19はストリームデータ読み出し手段であり、1
10はストリームデータ格納手段であり、111はスト
リームデータ送信手段であり、112はストリームデー
タ受信送信手段であり、113、114は時刻同期手段
である。なお、本実施例では、計時は全て、直接的若し
くは間接的に水晶時計にて行うものとしている。
【0061】次に、以上のように構成されたストリーム
データ送信中継システムの動作を説明する。図9の
(a)は、本実施例のストリームデータ送信中継システ
ムの送信動作の概略手順を示した図である。本図に示す
ように、 (S91)まず、同期に必要なデータを中継手段12で
作成し、それをストリームデータ読み出し送信手段11
に送信する。
【0062】(S92)つぎに、ストリームデータ読み
出し送信手段11では、中継手段12から送信された同
期データを解析し、読み出し位置を計算する。 (S93)最後に、計算された読み出し位置から、記録
しているストリームデータの送信を行い、全体の手順が
終了する。 まず、時刻同期手段113および114は、時刻計測手
段13や現在時刻計測手段16の計測する現在時刻が互
いに一致するように制御する。なお、この際の、通信回
線を通じて時刻を同期可能とする等調整させる方法につ
いては、例えば1989年のアール・エフ・シー(RF
C)1119記載のNTP(Network Time
Protocol、通信網の時刻制御のための通信規
約)による時刻同期制御方法などがある。そして、これ
らは一般によく知られた技術であり、かつ本発明の本質
であるストリームデータの同期制御方法とは直接には関
係しない(前提としている技術である。)ので、その説
明は割愛する。
【0063】時刻計測手段13は、信号線A1010か
らのストリームデータの識別子の入力時刻を測定し、時
刻測定データを作成する。計測データ送信手段14は、
作成された時刻測定データを各ストリームデータ読み出
し送信手段11に伝達する。図9の(b)は中継手段で
の処理の動作流れ図であり、図9の(a)のステップ9
1に相当する。
【0064】図10の(a)は信号線A1010から入
力されるストリームデータの識別子のデータ構造を表し
たものであり、図10の(b)はストリームデータの識
別子S10のデータ例である。図10の(c)は信号線
B1011、1012を通して計測データ送信手段14
により伝達される時刻測定データのデータ構造を表した
ものであり、図10の(d)、(e)および(f)は時
刻測定データのデータ例である。
【0065】計測データ送信手段14により伝達された
時刻測定データは、各ストリームデータ読み出し送信手
段11内の計測データ受信手段15により受信され、読
み出し位置計算手段18に伝達される。読み出し位置計
算手段18は、計測データ受信手段15から伝達される
時刻測定データと遅延時間格納手段17に格納されてい
る使用回線の遅延時間データやデータのシーク時間、お
よび現在時刻計測手段16による現在時刻から読み込み
開始位置を計算し、ストリームデータ読み出し手段19
に伝達する。図9の(c)は、計測データ受信手段15
および読み出し位置計算手段18の処理の動作流れ図で
あり、図9の(a)のステップ92に相当する。図11
の(a)は、信号線C1021、1022を通して遅延
時間格納手段17から伝達される遅延時間のデータのデ
ータ構造を表したものであり、図11の(b)および図
11の(c)は、そのデータ例である。
【0066】ストリームデータ読み出し手段19は、読
み出し位置計算手段18により計算された読み出し開始
位置に基づいてストリームデータ格納手段110からス
トリームデータを読み出す。ストリームデータ送信手段
111は、この読み出したストリームデータを中継手段
12の対応するストリームデータ受信送信手段1121
に送信する。
【0067】図12の(a)は、信号線D1031、1
032および信号線E1041、1042で伝達される
ストリームデータのデータ構造を表したものである。図
12の(b)および図12の(c)は第1及び第2のス
トリームデータ送信手段11内の信号線D1031、1
032により伝達されるストリームデータのデータ例で
ある。また図12の(c)は、第1及び第2のストリー
ムデータ送信手段11内の信号線E1041、1042
で伝達されるストリームデータのデータ例である。ここ
に、信号線E1041、1042のストリームデータ
は、読み出し位置計算手段18により計算された読み出
し開始位置に基づいて読み出されたものであるため、デ
ータ上の時間インデックスの部分が0秒以上の数から始
まることもある。
【0068】最後に、中継手段12の各ストリームデー
タ受信送信手段112は、対応するストリームデータ送
信手段111から伝達された同期したストリームデータ
を受信し、これを下流側のセットトップに送信する。た
だし本実施例では、図11の(a)の遅延時間のデータ
の回線に対する遅延時間が、ストリームデータ読み出し
手段19から送出されたデータが、ストリームデータ受
信送信手段111およびストリームデータ受信送信手段
112を通り、中継手段12の端子aもしくは端子bを
通過するまでの時間を記録しているものとする。また読
み出し位置の計算は、図9の(c)のステップ910に
示すように、以下の式で計算する。
【0069】 読み込み開始位置= (現在時刻−時刻測定データ中の時刻)+ ストリームデータの回線に対する遅延時間+ ストリームデータのシーク時間 (1) つぎに、式(1)のように読み込み開始位置を制御する
と、どのように中継手段にデータが送られるかを考察す
る。
【0070】図13の(a)は、中継手段12から時刻
測定データが送信されてから、ストリームデータ読み出
し送信手段11で送信されたストリームデータが、中継
手段12を通過するまでの様子を時間とともに表したも
のである。ここで、時刻t0は中継手段12から時刻測
定データが送信された時刻であり、時刻t1はその時刻
測定データが送信手段11に受信された時刻であり、時
刻t2は送信手段11内部で処理されてストリームデー
タが送信される時刻であり、時刻t3は送信されたデー
タが時刻測定データの送信元である中継手段12の端子
a(もしくは端子b)を通過する時刻である。ここに示
すように、送信された時刻測定データに対応するストリ
ームデータが中継手段を通過するまでに経過する時間
は、時刻測定データの送信にかかる時間(t1−t0)
と、ストリームデータ読み出し送信手段11内部での処
理時間(t2−t1)と、対応するストリームデータの
先頭が中継手段12を通過するまでにかかる時間(t3
−t2)の合計に等しい。したがって、今かりにストリ
ームデータ読み出し送信手段11から送出されたストリ
ームデータが時刻t0に中継手段12を通過するように
送信を制御すると、図13の(b)に示すように、スト
リームデータがストリームデータ読み出し送信手段11
から中継手段12の端子a(もしくは端子b)を通過す
るまでの遅延時間分だけt0よりの前の時刻(t4)に
送信手段11からデータの送信が開始されなくてはなら
ない。さて、この(t0−t4)とストリームデータの
遅延時間(t3−t2)とについて考えると、本実施例
ではデータの伝達の遅れが、ある一定値内に納まること
が保証されていることから、平均的に見れば両方の時間
差はほぼ等しいと見なせる。従って、時間(t3−t
0)と(t2−t4)も平均的にはほぼ等しいと見なす
ことができる。このため、図13の(c)に示すよう
に、時刻t2において、遅れ時間の合計値(t3−t
0)だけ読み出し位置を進めて送信を開始することは、
時刻t0に連続したストリームデータの先頭が中継手段
12を通過するように時刻t4からストリームデータの
連続送信を開始する場合と等価である。これは、もし実
際に時刻t0に中継手段12をストリームデータの先頭
が通過しているならば、時刻t3で各ストリームデータ
読み出し送信手段11から送信されてきたストリームデ
ータの内容が一致し、同期することを示す。本実施例の
システムの場合、t0が時刻測定データ中のメッセージ
受付時刻、t1が現在時刻計測手段16で計測される現
在時刻、時間(t2−t1)が遅延時間データのデータ
シーク時間、時間(t3−t2)が遅延時間データの回
線に対する遅延時間に相当するため、式(1)により計
算される読み込み開始位置は、時間(t3−t0)を求
めていることに等しい。
【0071】図14に示すデータを実際に使用した場合
の本システムの動作を時間とともに表したものを、図1
5に示す。本図において、Aは図9のステップ96の時
刻を、Bはステップ97の時刻を、Cはステップ911
の時刻を、Dがストリームデータの送信開始を表すもの
とする。なお、ここでは、図9のステップ94からステ
ップ96およびステップ910から実際にストリームデ
ータ読みだし手段19が動作するまでにかかる時間は、
全体の処理からは無視できる程度に十分小さいものとし
ている。時刻「00:00。00」に信号線A1010
を通して中継手段12に図14の(a)に示すように
「カタログ/商品1/説明」という入力信号S10を与
えると、信号線B1011、1012に図14の(a)
の時刻測定データが送信される。図14の(b)の時刻
測定データ伝達時間と計算時間から、第1ストリームデ
ータ読み出し送信手段11において、ステップ910で
現在時刻が「00:00。00」の6秒後の「00:0
6。00」と計測され、図14の(b)のデータシーク
時間および回線1番に対する遅延時間からステップ91
1において式(1)は (「00:06。00」−「00:00。00」)+5秒+1秒=12秒 (2) となり、読み込み開始位置が12秒と計算された。同様
にして、第2ストリームデータ読み出し送信手段11の
ステップ911において、読み込み開始位置が14秒と
計算され、それぞれの位置からストリームデータが送出
されることにより、中継手段12は時刻測定データを送
信してから14秒後に、両方のストリームデータ読みだ
し送信手段から14秒目のストリームデータを受信し、
ストリームデータの内容を同期することができた。
【0072】以上説明してきたように、本実施例によれ
ば、中継手段12に時刻を計測する手段を設け、なおか
つ中継手段12に各ストリームデータ読み出し送信手段
11が時刻同期手段により同じ現在時刻を保持、共有す
るようにしている。これにより、計測された時刻の情報
を、各ストリームデータ読み出し送信手段に伝達する。
このため、送出された各ストリームデータの内容が、中
継手段で同期するように各ストリームデータ読み出し送
信手段で遅延時間を考慮して読み込み開始位置を計算す
ることができる。
【0073】(第2実施例)以下、本発明の第2実施例
について、図面を参照しながら説明する。本実施例が扱
うストリームデータ送信中継方法を採用したシステムの
系統の構成および機器、設備等は、基本的には先の第1
実施例と同じである。図16は、本実施例の固有の構成
を中心とした構成図である。本図において、161はス
トリームデータ送出手段であり、162は中継手段であ
り、163は第2のストリームデータの読み出し送信手
段であり、164は第2のストリームデータの格納手段
であり、165は第1のストリームデータ読み出し手段
であり、166は第1のストリームデータ送信手段であ
り、167は第1のストリームデータ用の受信手段であ
り、168はデータ分配手段であり、169は第1のス
トリームデータの送信手段であり、1610は時刻計測
手段であり、1611は計測時刻補正手段であり、16
12は計測データ送信手段であり、1613は計測デー
タ受信手段であり、1614は現在時刻計測手段であ
り、1615は読み出し位置計算手段であり、1616
は遅延時間格納手段であり、1617は第2のストリー
ムデータの格納手段であり、1618は第2のストリー
ムデータ読み出し手段であり、1619は第2のストリ
ームデータの送信手段であり、1620は第2のストリ
ームデータの受信送信手段であり、1621および16
22は時刻同期手段である。以上の構成の説明でわかる
ように、本実施例は、先の第1実施例と比較した場合
に、第1のストリームデータの格納手段164、第1の
ストリームデータの読み出し手段165、第1のストリ
ームデータ送信手段166、第1のストリームデータの
受信手段167、データ分配手段168、第1のストリ
ームデータの送信手段169および計測時刻補正手段1
611を加えたことにより、第1実施例における中継手
段でのストリームデータの識別子の入力を、第1のスト
リームデータの送出手段161から送出されたストリー
ムデータのヘッダの情報で行うようにした点が異なる。
【0074】次に、以上のように構成されたストリーム
データ送信中継システムの動作を説明する。図17の
(a)は、ストリームデータ送信中継システムの送信動
作の概略手順図である。本図に示すように、 (S171)まず、第1のストリームデータの送出手段
161で同期を行う対象となる第1のストリームデータ
の送出を行う。
【0075】(S172)つぎに、この送出された第1
のストリームデータから同期に必要なデータを中継手段
162で作成し、それを第2のストリームデータを読み
出し、送信する第2のストリームデータの読み出し送信
手段163に送信する。 (S173)このストリームデータ読み出し送信手段1
63では、第2のストリームデータの読み出し位置を計
算する。
【0076】(S174)最後に、第2のストリームデ
ータの読み出し送信手段163は、計算した読み出し位
置から、第2のストリームデータの読み出し、しかる後
送信を行い、全体の手順が終了する。 図17の(b)は、第1のストリームデータの送出手段
161における処理を表したフローチャートであり、図
17のステップ171に相当する。以下、これについて
説明する。なおストリームデータ識別子のデータ構造
は、先の第1実施例と同じものを使用する。
【0077】第1のストリームデータの読み出し手段1
65は、信号線E160からのストリームデータの識別
子の入力から、対応する第1のストリームデータを第1
のストリームデータ格納手段164より読み出し、第1
のストリームデータの送信手段166に伝達する。第1
のストリームデータの送信手段166は、第1のストリ
ームデータの読み出し手段165から伝達されたストリ
ームデータを、中継手段162のストリームデータ受信
手段167に対して送信する。
【0078】図18の(a)は、データ分配手段168
の処理を中心とした動作流れ図であり、図17の(a)
のステップ172の前半に相当する。以下、これについ
て説明する。ストリームデータ送信手段166により伝
達された第1のストリームデータは、ストリームデータ
受信手段167で受信され、データ分配手段168に伝
達される。データ分配手段168は、伝達された第1の
ストリームデータのすべてをストリームデータ送信手段
169に伝達する一方で、ストリームデータ識別子の部
分をコピー(複製)して、時刻計測手段1610に伝達
する。
【0079】図18の(b)は、図17のステップ17
2の後半に相当する処理の動作流れ図である。以下、こ
れについて説明する。時刻計測手段1610は、第1の
ストリームデータの識別子の入力時刻を測定し、時刻測
定データを作成して計測時刻補正手段1611に伝達す
る。計測時刻補正手段1611は、第1のストリームデ
ータがデータ分配手段168およびストリームデータ送
信手段169で処理されて、端子aを通過するまでの時
間分の時刻の補正を行い、計測データ送信手段1612
に伝達する。計測データ送信手段1612は、伝達され
た時刻測定データを第2のストリームデータの読み出し
と送信を行うストリームデータ読み出し送信手段163
に伝達する。
【0080】計測データ送信手段1612より伝達され
た時刻測定データは、ストリームデータ読み出し送信手
段163により受信され、第2のストリームデータが読
み出され、中継手段162へ送出される。ストリームデ
ータ読み出し送信手段163は、基本的には先の第1実
施例におけるストリームデータ読み出し送信手段11と
同じものを使用しているため、その部分の動作について
は改めて説明するのは省略する。
【0081】次に、以上のストリームデータ送信中継シ
ステムの固有の動作について、より詳しく解説する。図
19の(a)は、ストリームデータ送出手段161から
第1のストリームデータが送信されてから、ストリーム
データ読み出し送信手段163で送信された第2のスト
リームデータが中継手段162を通過するまでの様子を
時間とともに表したものである。ここで、時刻t0、t
1、t2、t3、t4は、それぞれストリームデータ送
出手段161から第1のストリームデータが送信された
時刻、中継手段162によりストリームデータから時刻
測定データが作成されてステップデータ読み出し送信手
段163に該データが送信された時刻、時刻測定データ
がストリームデータ読み出し送信手段163に受信され
た時刻、受信した時刻測定データをもとにストリームデ
ータ読み出し送信手段163で必要な処理がなされて第
2のストリームデータが中継手段162に送信されるま
での時刻、送信されたデータが時刻測定データの送信元
である中継手段162の端子bを通過する時刻を示して
いる。ここに示すように、送信された時刻測定データに
対する第2のストリームデータが、中継手段162を通
過するのにかかる時間は、時刻測定データの送信にかか
る時間(t2−t1)、ストリームデータ読み出し送信
手段163内部での処理時間(t3−t2)、第2のス
トリームデータの通過までにかかる時間(t4−t3)
の合計に等しい。従って、今かりにストリームデータ読
み出し送信手段163から送出された第2のストリーム
データが、時刻t1に中継手段162を通過するように
すると、第1実施例と同様に、図19の(b)に示すよ
うに、時刻t1より第2のストリームデータがストリー
ムデータ読み出し送信手段163から中継手段162の
端子bを通過するまでの遅延時間分だけ前の時刻(t
5)にストリームデータ読み出し送信手段163からデ
ータのデータの送信が開始されなくてはならない。
【0082】ここで、(t5−t1)とストリームデー
タの遅延時間(t4−t3)について考えてみる。本実
施例でも、データの伝達の遅れがある一定値内に納まる
ことが保証されている。このため、平均的に見ればこれ
らはほぼ等しいと見なせる。従って時間(t4−t3)
と(t5−t1)も平均的にはほぼ等しいと見なせる。
このため、図19の(c)に示すように、時刻t3にお
いて、遅れ時間の合計値(t4−t1)だけ読み出し位
置を進めて送信を開始することは、時刻t1にストリー
ムデータの先頭が中継手段を通過するように時刻t5か
ら第2のストリームデータの送信を開始する場合と等価
である。従って、ストリームデータ送出手段161から
送出された第1のストリームデータと、ストリームデー
タ読み出し送信手段163から送出された第2のストリ
ームデータは、時刻t4で中継手段162で同期する。
式(1)により計算される読み込み開始位置が時間(t
4−t1)を求めていることは、先の第1実施例から明
らかである。
【0083】図22は、実際に図20および図21に示
すデータにおけるシステムの動作を、時間とともに表し
たものである。本図において、Aは図17のステップ1
77の時刻に、Bは同じく図18のステップ189の時
刻に、Cは同じく図9のステップ97の時刻に、Dは同
じく図9のステップ911の時刻に相当し、Eがストリ
ームデータの送信開始時刻を表すものとする。なおここ
では、図9のステップ910から実際にストリームデー
タ読みだし手段16Iが動作するまでにかかる時間、図
17のステップ177から1711までの処理時間、図
18の181から189の処理時間は全て全体の処理か
らは無視できる程度に十分小さいものとする。今、時刻
「00:00。00」に「カタログ/商品1/説明」と
いう入力信号Sに対応するストリームデータがストリー
ムデータ送出手段161から送信されるとすると、図2
0の(a)の伝達時間から、中継手段162ではその4
秒後にデータを受け取る。従って、信号線B1601か
ら図20の(b)に示すような時刻計測データが送信さ
れる。図21の時刻測定データ伝達時間と計算時間か
ら、ストリームデータ読み出し送信手段163におい
て、ステップ910で現在時刻が「00:04。00」
の6秒後の「00:10。00」と計測され、図14の
(b)のデータシーク時間および回線1番に対する遅延
時間からステップ911において式(1)は (「00:10。00」−「00:04。00」)+5秒+1秒=12秒 (3) となり読み込み開始位置が12秒と計算され、中継手段
162はストリームデータ送出手段161からストリー
ムデータを受信してから12秒後に、ストリームデータ
読み出し送信手段163の12秒からのストリームデー
タを受信し、両方のストリームデータの内容を同期する
ことができた。
【0084】以上説明してきたように、本実施例によれ
ば、先の第1実施例の中継手段に目下中継中のストリー
ムデータの通過時刻を測定する機能を追加することによ
り、その目下、中継中のストリームデータに同期するよ
うに他のストリームデータを送出するよう、別のストリ
ームデータ読み出し送信手段からの送出を制御すること
ができる。
【0085】(第3実施例)以下、本発明の第3実施例
について、図面を参照しながら説明する。本実施例が扱
うストリームデータ送信中継方法を採用したシステムの
系統構成および機器、設備等は、基本的には先の第1実
施例と同じである。図23は、本実施例のストリームデ
ータ送信中継方法を採用したシステムの構成図である。
本図において、231は中継合成手段であり、232は
中継手段であり、233はストリームデータ合成送信手
段であり、234は時刻計測手段であり、235は計測
データ送信手段であり、2361及び2362は各々第
1及び第2のストリームデータ受信送信手段であり、2
371及び2372は各々第1及び第2のはストリーム
データ受信格納手段であり、238は処理内容格納手段
であり、239は合成手段であり、2310はストリー
ムデータ送信手段であり、2311は時刻同期手段であ
り、23121及び23122は各々第1及び第2のス
トリームデータ読み出し送信手段である。本実施例は、
ストリームデータ合成送信手段233内の各種機器を組
み合わせることにより、二つのストリームデータの時間
的な整合、調整、同期等を図りつつそれらの合成を行え
るようにした点が先の第1実施例と異なる。
【0086】以下、以上の構成の中継合成手段の動作を
説明する。図24は、本実施例のストリームデータ送信
中継方法を採用したシステムにおけるデータの、送信に
伴う処理の内容、方法の概略を示したものである。本実
施例では、図24の(a)で代表される(動画)画像の
ドットデータ各画素が格子点(X座標値、Y座標値とも
整数。)を占める(図24の(b)に示す。)を、画素
のX座標値とY座標値の和たるx+yが偶数のもの(図
24の(c)に示す。)と、奇数のものとに分離し(図
24の(d)に示す。)、それぞれを各々図23に示す
第1及び第2のストリームデータ読み出し送信手段23
121、23122のストリームデータ格納手段(図示
せず)に格納する。分離して格納された画像データは、
中継手段232を通過する際にストリームデータの中継
合成手段231により一のストリームデータとして合成
され(図24の(e)に示す。)、セットトップでもと
の画像データとして再生される(図24の(f)に示
す。)。図24の(b)のストリーム動画データと、図
24の(c)の偶数画素ストリーム動画データと図24
の(d)の奇数画素ストリーム動画データの違いを、デ
ータ構造で表したものを図25に示し、またデータ例を
図26に示す。
【0087】なお、中継手段232内の各機器およびス
トリームデータ読み出し送信手段23121、2312
2は、基本的には先の第1実施例と同じものなので、そ
れらの動作の説明は省略する。ストリームデータ合成送
信手段233において、第1及び第2のストリームデー
タ受信格納手段2371、2372は、第1及び第2の
ストリームデータ受信送信手段2361、2362より
送信されるストリームデータを受信し、それぞれをFI
FO形式のメモリに格納する。合成手段239は二つの
ストリームデータ受信格納手段2371、2372から
ストリームデータを読み込み、その合成を行う。ストリ
ームデータ送信手段2310は、合成手段239が合成
したストリームデータをセットトップに送信する。処理
内容格納手段238は、合成手段239の状態、作動に
必要なプログラム等を格納する。図27および図28
は、本実施例における、ストリームデータ合成送信手段
233の処理の動作流れ図である。なお、両図は本来一
の図であるが、大きさの都合で分割したものである。図
27において、ステップ273、ステップ276とステ
ップ279から明らかなように、本実施例のストリーム
データ合成送信手段では、偶数、奇数のうち、片方の画
素データのみ受信した場合には、受信したほうのデータ
で他方の受信できなかったデータを代用するものとして
いる。
【0088】つぎに図14で示すデータで、図29で示
すストリーム動画データを送信中継した場合のシステム
の動作の様子を図31から図33に示す。図30は、図
29のストリーム動画データを偶数画素ストリーム動画
データと奇数画素動画ストリームデータとに分割したも
のであり、それぞれ第1及び第2のストリームデータ読
み出し送信手段に格納されているものである。さて、本
実施例でも中継手段232およびストリームデータ読み
出し送信手段23並びに同期に関するデータは先の第1
実施例と同じものなので、図15に示されるように時刻
計測データ送信後12秒で第1のストリームデータ読み
出し送信手段から送信された第1のストリームデータが
中継手段232中の端子aを通過する。端子bには第2
のストリームデータがまだ到着していないため、図31
の(a)および(b)に示すように、ステップ276に
より端子aによる偶数画素動画データで奇数画素動画デ
ータが代用された。この代用処理は、図32に示すよう
に端子bに奇数画素動画データが到着する時刻計測デー
タ送信後14秒後まで行われ、時刻計測データ送信後1
4秒後に端子bに奇数画素動画データが到着することに
より、図32の(e)および(f)に示すように、図2
9のストリーム動画データが完全に復元された。
【0089】図33は、本実施例でのストリームデータ
送信中継システムの回線の故障等に対する耐性を示した
ものである。従来のストリームデータ送信中継システム
では、多重化を十分に行うことができなかった。このた
め、回線の故障等がストリームデータサーバと中継手段
の間で起きると、全くデータを転送することができなか
った。しかしながら、本実施例では同期性確保の応用と
して、たとえ回線の故障が起きた場合でも、端子aもし
くは端子bのどちらか一方にストリームデータが到着し
ているならば、ステップ273、ステップ276とステ
ップ279のデータの代用処理によりデータの代用が行
われる。このため、図33の(b)もしくは(c)に示
すような原画像(a)に近いストリームデータが送信さ
れる。これは本実施例のストリームデータ送信中継シス
テムが、回線の故障等に対する耐性をもつことを意味す
る。しかも、この場合には、ストリームデータの映像化
にあたり、たとえ代用処理されたデータによる映像はあ
らいものであっても、本来の完全な映像と比較して表示
面の輝度等が大きく変化することがないため、目の疲労
も少ない。
【0090】以上説明してきたように、本実施例によれ
ば、中継手段にストリームデータ合成手段を設けること
により、ストリームデータ読み出し送信手段の多重化を
利用して、対障害性を向上させることができる。 (第4実施例)以下、本発明の第4実施例について、図
面を参照しながら説明する。
【0091】なお、本実施例が扱うストリームデータ送
信中継方法を採用したシステムの系統構成および機器、
設備等も、基本的には先の第1実施例と同じである。た
だし、ストリームデータ送信中継システムと異なるの
は、ストリームデータ処理送信手段343の各手段を組
み合わせることにより、一方のストリームデータによっ
て、他方のストリームデータの内容を変更可能とした点
が先の第1実施例と異なる。
【0092】図34は、本実施例のストリームデータ送
信中継方法を採用したシステムの構成図である。本図に
おいて、341は中継処理手段であり、342は中継手
段であり、343はストリームデータ処理送信手段であ
り、344は時刻計測手段であり、345は計測データ
送信手段であり、346はストリームデータ受信送信手
段であり、347はストリームデータ受信格納手段であ
り、348は処理内容格納手段であり、349は処理手
段であり、3410はストリームデータ送信手段であ
り、3411は時刻同期手段であり、3412はストリ
ームデータ読み出し送信手段である。
【0093】次に、以上のように構成された中継処理手
段の動作を説明する。図35は、本実施例のストリーム
データ送信中継システムにおけるデータの送信に際して
の処理の方法、内容の概略を示す。本実施例では図35
の(a)に示される(動画)画像のドットデータ(図3
5の(b)に示す。)の各画素毎に秘密化のため乱数を
加え、この乱数を加えた画像データ(図35の(c)に
示す。)と、加えた乱数を除去するためのデータをそれ
ぞれを別々のストリームデータ読み出し送信手段341
2のストリームデータ格納手段に格納する。分離して格
納された画像データは、ストリームデータ中継処理手段
によりストリームデータとして中継手段を通過する際に
処理され(図35の(e)に示す。)、セットトップで
もとの画像データとして再生される(図35の(f)に
示す。)。ストリーム動画データと、乱数がけストリー
ムデータ、乱数除去ストリームデータの違いを、データ
構造で表したものを図36に示し、データ例を図37に
示す。
【0094】中継手段342内の各種機器およびストリ
ームデータ読み出し送信手段3412は、基本的には先
の第1実施例と同じものなので、それらの動作の説明は
省略する。ストリームデータ処理送信手段343におい
て、ストリームデータ受信格納手段347は、ストリー
ムデータ受信送信手段346より送信されるストリーム
データを受信し、それをFIFO形式のメモリに格納す
る。処理手段349は二つのストリームデータ受信格納
手段347からデータを読み込み、ストリームデータの
処理を行う。ストリームデータ送信手段3410は、処
理手段349が処理したストリームデータをセットトッ
プに送信する。処理内容格納手段348は、処理手段3
49の状態や、処理中のストリームデータのヘッダを格
納する。図38および図39は、本実施例におけるスト
リームデータ処理送信手段343の処理の動作流れ図で
ある。なお、両図は本来一の図であるが、大きさの都合
で二図としたものである。本実施例のストリームデータ
処理送信手段では、図39のステップ39Aから明らか
なように、乱数がけが行われているストリームデータ
に、乱数除去ストリームデータを加えることによって、
データから乱数成分を除去する。
【0095】次に、図14で示すデータで図40で示す
ストリーム動画データを送信中継した場合のシステムの
動作の様子を図42と図43に示す。図41は、図40
のストリーム動画データから作成した乱数がけストリー
ム動画データと同じく乱数除去ストリーム動画データで
あり、それぞれ第1及び第2のストリームデータ読み出
し送信手段に格納されている。さて、中継手段342お
よび第1及び第2のストリームデータ読み出し送信手段
34121、34122及び同期に関するデータも第1
実施例と同じものを使用する。このため、図15に示さ
れるように本実施例でも時刻計測データ送信後12秒で
ストリームデータ読み出し送信手段から送信された第1
のストリームデータが中継手段342中の端子aを通過
する。端子bには第2のストリームデータがまだ到着し
ていないため、ステップ392よりヘッダ部分が格納さ
れ、ステップ387、ステップ3810から、データ部
分は棄却される。このため本実施例では図42に示すよ
うに、時刻計測データ送信後12秒の時点では、端子c
から何も出力されない。データの棄却処理は、図43に
示すように端子bに乱数除去動画ストリームデータが到
着する時刻計測データ送信後14秒後まで行われ、時刻
計測データ送信後14秒後に端子bに乱数除去ストリー
ム動画データが到着すると、ステップ3910によっ
て、図43のaに示すように図40のストリーム動画デ
ータが完全に復元された。
【0096】本実施例による方法では、データに対する
乱数がけにおいて、著しく長周期の算術乱数を利用する
だけでなく、ストリームデータの途中で乱数の系列を変
更しても、もとのデータを復元することができることは
明白である。従って、中継手段にストリームデータ処理
手段を設けることにより、同期化を前提にしてのストリ
ームデータ読み出し送信手段の多重化を利用して、共有
鍵暗号方式等を使用することなく簡単に守秘性を向上さ
せることができる。
【0097】また、暗号に使用する乱数も地域、月日等
に応じて使いわけることにより、守秘性の一層の向上も
図れる。 (第5実施例)以下、本発明の第5実施例について、図
面を参照しながら説明する。本実施例が扱うストリーム
データ送信中継システムの系統構成および機器、設備類
は、基本的には先の第1実施例と同じである。また、本
実施例のシステムの構成は、ストリームデータ切り替え
手段443の各手段を組み合わせることにより、片方の
ストリームデータからもう片方のストリームデータに切
り替えられるように変更した点が先の第2実施例と異な
る。
【0098】図44は、本実施例のストリームデータ送
信中継方法で採用したシステムの構成図である。本図に
おいて、441は中継切り替え手段であり、442は中
継手段であり、443はストリームデータ切り替え手段
であり、444は時刻計測手段であり、445は計測時
刻補正手段であり、446は計測データ送信手段であ
り、447はストリームデータ受信手段であり、448
はデータ分配手段であり、449はストリームデータ送
信手段であり、4410はストリームデータ受信送信手
段であり、4411はストリームデータ受信手段であ
り、4412はストリームデータ受信切り替え手段であ
り、4413は切り替え手段であり、4414はストリ
ームデータ送信手段であり、4415は時刻同期手段で
あり、4416はストリームデータ送出手段であり、4
417はストリームデータ読みだし送信手段である。
【0099】次に、以上のように構成された中継切り替
え手段の動作を説明する。図45の(a)は、本実施例
のストリームデータ送信中継システムの送信動作の概略
手順図である。本図に示すように、本実施例では、先の
第2実施例と同じく、まず同期を行う対象となる第1の
ストリームデータの送出を行う。つぎに送出された第1
のストリームデータから同期に必要なデータを中継手段
442で作成し、それを第2のストリームデータ用のス
トリームデータ読み出し送信手段4417に送信する。
該ストリームデータ読み出し送信手段4417では、読
み出し位置を計算し、計算された読み出し位置から第2
のストリームデータの送信を行う。最後に、ストリーム
データ切り替え手段443で第1のストリームデータか
ら第2のストリームデータに切り替え、全体の手順が終
了する。
【0100】なお、中継手段442内の各種機器および
第1のストリームデータ用のストリームデータ送出手段
4416や第2のストリームデータ用のストリームデー
タ読み出し送信手段4417は、基本的には先の第2実
施例のものと同じなので、それらの動作の説明は省略す
る。図45の(b)は、切り替え手段4413の処理の
動作流れ図であり、図45の(c)はストリームデータ
の切り替え手段4412の処理の動作流れ図である。以
下、この内容を一体的に説明する。
【0101】ストリームデータ切り替え手段443にお
いて、ストリームデータ受信手段4411は、ストリー
ムデータ送信手段449より送信されるストリームデー
タを受信し、切り替え手段4413に伝達する。ストリ
ームデータ受信切り替え手段4412は、ストリームデ
ータ受信送信手段4410より送信されるストリームデ
ータを受信し、切り替え信号を発生し、切り替え手段4
41にストリームデータを伝達する。切り替え手段44
13は信号線F4400による切り替え信号によりスト
リームデータを切り替えて、ストリームデータ送信手段
4414に伝達する。ストリームデータ送信手段441
4は切り替えたストリームデータをセットトップに送信
する。
【0102】次に、図46の(a)で示すストリーム動
画データをストリームデータ送出手段4416に格納
し、図46の(b)で示すストリーム動画データをスト
リームデータ読み出し送信手段4417に格納した場合
の、図20および図21に示すデータに対するシステム
の動作の様子を図47および図48に示す。図46
(a)および(b)は、互いに同じタイムスライスをも
つストリームデータとする。ストリームデータ切り替え
手段443は、ステップ4510により、端子aからの
データを伝達するように初期化されるので、図47に示
すように、端子cから端子aのデータ(すなわち、スト
リームデータ送出手段4416からのデータ)が出力さ
れる。ここに、中継手段442とストリームデータ送出
手段4416およびストリームデータ読み出し手段44
17は、先の第2実施例と同じものである。図22に示
されるように本実施例でも中継手段442がストリーム
データ送出手段4416からストリームデータを受信し
てから12秒後に、ストリームデータ読み出し送信手段
4417の12秒からのストリームデータを受信する。
するとステップ456、ステップ457およびステップ
4511より、端子bのデータを伝達するように切り替
え手段4413が切り替わるため、図48のaに示すよ
うに端子bのデータ(すなわち前記手段4417からの
データ)が端子cに出力された。このとき端子bのデー
タは、端子aからのデータと同じく12秒からのストリ
ームデータである。従って端子cから出力されるストリ
ームデータは、切り替えが行われても全体から見て矛盾
がない。
【0103】本実施例では、回線やストリームデータ読
み出し送信手段を保守等のために停止させる場合でも、
これらが多重化されておれば、ストリームデータの送出
中にストリームデータの連れに矛盾、不都合を起こさな
いように回線を切り替えることができる。従って、スト
リームデータの送出を中断せずに、矛盾なく他のストリ
ームデータに切り替えることができ、システムの保守性
が向上させることができる。
【0104】(第6実施例)以下、本発明の第6実施例
について、図面を参照しながら説明する。図49は、本
実施例によるストリームデータ送信中継方法を採用した
システムの系統構成図である。本図において、491は
ストリームデータの再生環境であり、492は同期を保
証するための中継手段であり、493、494、495
はストリームデータ読み出し送信手段であり、496、
497は再生環境491にストリームデータを供給する
ための回線であり、498、499、4910、491
1はストリームデータを中継手段492に供給するため
の回線であり、4912はストリームデータを再生する
ためのセットトップである。ここで、回線496、49
7、498、499、4910、4911は、ATM回
線のようにデータの伝達の遅れがある一定値内に納まる
ことが保証されている回線である。本実施例が先の第1
実施例と異なる点は、中継手段からセットトップに供給
される回線が複数存在することにある。このため、中継
されるべき相関連するストリームデータが、それぞれ異
なる回線で伝達する必要がある場合には、それぞれの回
線の遅延時間にあわせて中継手段からストリームデータ
の送出を制御することとなる。なお本実施例が扱う機
器、設備類は、基本的には先の第1実施例と同じであ
る。図50は、本実施例のストリームデータ送信中継方
法を採用したシステムの構成図である。本図において、
5011、5012は各々第1及び第2のストリームデ
ータ読み出し送信手段であり、502は中継手段であ
り、503は時刻計測手段であり、5041、5042
は各々第1及び第2の計測データ送信手段であり、50
5は時刻変更手段であり、506は変更時刻格納手段で
あり、5071、5072は各々第1及び第2のストリ
ームデータ受信送信手段であり、508は時刻同期手段
である。なお、本実施例のシステムの構成は、時刻変更
手段505および変更時刻格納手段506を加えたこと
により、異なる時刻計測データを結合しているストリー
ム読みだし送信手段に対して伝達できるようにした点
が、先の第1実施例と異なる。
【0105】次に、以上のように構成されたストリーム
データ送信中継システムの動作を説明する。本実施例に
おいて、ストリームデータ送信中継システムの送信動作
の概略は、基本的には先の第1実施例と同じである。ま
たストリームデータ読みだし送信手段5011、501
2も第1実施例と同じものを使用する。従って、ここで
は第1実施例と異なる中継手段502の動作についての
み説明する。
【0106】本実施例は、第1実施例の時刻同期手段と
同じものを使用する。そして、時刻同期手段508は、
時刻計測手段503の時刻を、ストリームデータ読み出
し送信手段5011、5012の使用する時刻と一致す
るように制御する。時刻計測手段503は、信号線A5
00からのストリームデータの識別子の入力時刻を測定
し、時刻測定データを作成する。第1及び第2の計測デ
ータ送信手段5041、5042は、作成された時刻測
定データを各々第1及び第2のストリームデータ読み出
し送信手段5011、5012に伝達する。時刻変更手
段505は、変更時刻格納手段506から時刻の変更量
を読み出し、それに基づき時刻測定データの受付時刻を
変更する。図51は、本実施例の中継手段の処理を表し
たフローチャートであり、図9の(a)のステップ91
に相当する。図52の(a)は、信号線C5001を通
して時刻変更手段505に伝達される時刻変更量のデー
タ構造を表したものであり、図52の(b)はそのデー
タ例である。なおここではステップ515の時刻修正処
理は、メッセージ受付時刻に変更時刻を減算することに
より行われる。従って、時刻0で信号線A500にスト
リームデータ識別子の入力があり、なおかつその変更時
刻が5秒であるのなら、図52の(c)のように、時刻
測定データが伝達されることになる。
【0107】最後に、第1及び第2のストリーム受信送
信手段5071、5072は各々ストリームデータ読み
出し送信手段5011、5012から伝達されたストリ
ームデータを受信し、セットトップに送信する。つぎに
図14の(b)で示す遅延データ、図52(c)に示す
変更時刻および時刻測定データでシステムを動作させた
ときの様子を図53に示す。図53において、Aはステ
ップ514の時刻に、A’はステップ516の時刻に、
Bはステップ97の時刻に、Cはステップ910の時刻
に、Dがストリームデータの送信開始を表すものとす
る。なおここでは、図51のステップ511から516
および図9ステップ910から実際にストリームデータ
読みだし手段19が動作するまでにかかる時間は、全体
の処理からは無視できる程度に十分小さいものとしてい
る。時刻「00:00。00」に信号線A500を通し
て中継手段502に図52の(c)に示すように「カタ
ログ/商品1/説明」という入力信号Sを与えると、信
号線B5011、5021に図52の(c)のように受
付時刻が異なる二つの時刻計測データが伝達される。図
14の(b)の時刻測定データ伝達時間と計算時間か
ら、第1のストリームデータ読み出し送信手段501に
おいて、ステップ910で現在時刻が「00:00。0
0」の6秒後の「00:06。00」と計測され、図1
4の(b)のデータシーク時間および回線1番に対する
遅延時間からステップ911において式(1)は (「00:06。00」−「00:00。00」)+5秒+1秒=12秒 (4) となり読み込み開始位置が12秒と計算された。
【0108】一方、第2のストリームデータ読み出し送
信手段501では、 (「00:07。00」−(−「00:05。00」))+4秒+3秒 =19秒 (5) となり、読み込み開始位置が19秒と計算され、それぞ
れの位置からストリームデータが送出される。これによ
り、中継手段502は時刻測定データを送信してから1
4秒後に、第1のストリームデータ読み出し送信手段5
011からは14秒目のストリームデータを受信し、第
2のストリームデータ読み出し送信手段5012からは
19秒目のストリームデータを受信する。このように、
内容が5秒ずれているのは、時刻変更手段505で変更
時刻格納手段506から伝達された5秒が測定時刻から
減算されたからである。
【0109】本実施例の方法では、中継手段502の端
子aが結合する回線と端子bが結合する回線との間にデ
ータの伝達時間の差が存在する場合でも、それに相当す
る時間を変更時刻格納手段506に格納することによっ
て、セットトップで内容が同期するように制御すること
ができる。以上説明してきたように、本実施例によれ
ば、中継手段とセットトップの間の回線に遅延時間の異
なる二つの回線が存在する場合でも、セットトップ上で
データが同期するように制御することができる。
【0110】以上、本発明を幾つかの実施例に基づいて
説明してきたが、本発明は何も上記各実施例に限定され
ないのは勿論である。すなわち、たとえば以下のような
ものも本発明に含まれる。 (1)第1実施例において、遅延時間格納手段がストリ
ームデータの遅延時間を格納していたが、ステップ91
0の前であるならば実際にストリームデータの遅延時間
を測定し、それを利用するようにしている。動作に矛盾
が起こらないことは明白である。また入力信号Sの構造
体である図10の(a)や時刻測定データの構造体であ
る図10の(c)において、図54に示すように時間イ
ンデックスを記述できるように拡張することにより、、
任意位置から送出できるようにしている。なお、その場
合には、式(1)が以下のように拡張される。
【0111】 読み込み開始位置= 時刻測定データ中の時間インデックス+ (現在時刻−時刻測定データ中の時刻)+ ストリームデータの回線に対する遅延時間+ ストリームデータのシーク時間 (6) (2)第2実施例において、ステップ182に示される
ように、ストリーム送出手段が送出したストリームデー
タのストリームデータ識別子により時刻測定データが作
成されたが、これも図54の(c)に示すように時間イ
ンデックスを含めた時刻測定データを作成するようにし
ている。
【0112】(3)第3実施例において、動画の各コマ
の画像のデータを多重化したが、これを時間で多重化
し、コマごとに別々のストリームデータ読み出し送信手
段に格納するようにしている。 (4)第4実施例において、守秘性を向上させるために
乱数がけをストリームデータに対して行ったが、同様な
方法を用いて、合成したデータの縦や横の画素の値が全
て特定の整数の倍数となるか否かを判断する等してデー
タの送信や処理の誤り訂正を行うようにしている。
【0113】(5)製造等の都合で、本発明の一の不可
欠の構成要素(方法、要件)を物理的、機械的に複数の
物で実施するようにしたり、逆に複数の構成要素を一体
としたり、適宜これらを組み合わせたりしている。 (6)映像データと音響データとでは、送信すべきデー
タ量、読み出し等送信に際して必要な時間等が大きく異
なる。このため、データ量の少ない方は通信回線を時分
割してその一部のみ送信に使用する、ストリームデータ
のシーク時間はデータの種類に応じての処理に要する時
間の相違を考慮したものとする等している。
【0114】(7)各実施例において、中継手段が最下
流側ユーザに設けられており、受信したストリームデー
タをそのままCRT等の表示手段へ流す(従って、厳密
には中継手段ではない)ようにしている。 (8)使用する回線の種類や経路があらかじめ判明して
おり、このため各ストリームデータ毎にそれによる固有
の遅延時間が判明している場合には、時刻データ作成部
は、それを考慮した時刻データを作成する。これによ
り、補償用バッファの容量を必要最小限としている。最
下流側にて、映像信号と音響信号等ストリームデータの
内容の相違に基づく処理に必要な時間に相違があり、そ
の差が判明している場合も同様である。
【0115】(9)時刻データ作成部、計時部等に原子
時計を採用することにより、一見時刻統一手段を省略し
た構成(ただし、実質的には有している。)としてい
る。 (10)何重にも多重化した通信回線の少なくも一が障
害のため通信不能となった場合に、その分のストリーム
データを他のストリームデータの平均値をとる構成とす
ることにより、表示面の輝度、色彩等の劣化を最小限と
する。勿論、あらかじめバックアップするための二重使
用することとなる回線(ひいては、分割されたストリー
ムデータ)を定めていてもよい。
【0116】(11)映像データの暗号化や多重化にお
いて、ストリームデータ自身があらかじめ秘密化、多重
化(分割)されて記憶されていてもよいし、本発明の装
置に秘密化や多重化のための分割を行う装置を一体的に
組み込んでいてもよい。 (12)ストリームデータのタイプは、ディジタル、ア
ナログを問わない。なお、アナログの映像信号の場合に
は、多重化のための分割は行や頁単位で行うこととな
る。
【0117】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明は、中
継手段とストリームデータ読み出し送信手段とで互いに
時刻を同期させ、なおかつ中継手段での時刻の計測デー
タを複数のストリームデータ読み出し送信手段に伝達す
るようにしている。このため、各々のストリームデータ
読み出し送信手段が各々のストリームデータの送信処理
に際して中継手段にて同期するように制御することがで
きる。このためストリームデータ送信中継システムの多
重化が容易になり、また、多重化を利用して対障害性や
信頼性、保守性や守秘性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るストリームデータ送信中継方法の
第1実施例を採用したシステムの構成図である。
【図2】従来の手法の一が解決しようとするストリーム
データ送信中継システムのモデル図である。
【図3】従来の手法の一によるストリームデータ送信中
継システムの構成図である。
【図4】従来の他の手法が解決しようとするストリーム
データ送信中継システムのモデル図である。
【図5】従来の他の手法によるストリームデータ送信中
継システムの構成図である。
【図6】本発明に係るストリームデータ送信中継方法の
第1実施例を採用したシステムの図である。
【図7】上記実施例におけるストリームデータ読み出し
送信手段の機器、設備の構成を示した図である。
【図8】上記実施例における中継手段の構成図である。
【図9】上記実施例の動作流れ図である。本図の、
(a)は、ストリームデータ送信中継システムの送信動
作の概略手順図である。(b)は、上記実施例の中継手
段での処理の動作流れ図である。(c)は、上記実施例
のストリームデータ読み出し送信手段での処理の動作流
れ図である。
【図10】上記実施例において取り扱うデータの図であ
る。本図の、(a)は、信号線Aを通して入力される、
ストリームデータ識別子のデータの構造を表す図であ
る。(b)は、ストリームデータ識別子の例である。
(c)は、信号線B1および信号線B2を通して伝達さ
れる、時刻計測データの構造を表す図である。(d),
(e)および(f)は、時刻計測データの例である。
【図11】上記実施例において、取り扱う遅延時間のデ
ータの図である。本図において、(a)は、信号線C1
および信号線C2を通して伝達される、遅延時間のデー
タの構造を表す図である。(b)と(c)は、遅延時間
のデータ例である。
【図12】上記実施例において、取り扱うストリームデ
ータの図である。本図において、(a)は、ストリーム
データのデータ構造を表す図である。(b)、(c)お
よび(d)は、ストリームデータの例である。
【図13】上記実施例の動作原理を説明する図である。
【図14】上記実施例の動作実験における時刻、時間に
関するデータの図である。本図において、(a)は、信
号線Sの入力データと、その結果得られた信号線B1お
よびB2の時刻計測データを表した図である。(b)
は、伝達時間、計算時間および遅延時間のデータであ
る。
【図15】上記実施例の動作実験の結果を表した図であ
る。
【図16】本発明に係るストリームデータ送信中継方法
の第2実施例におけるシステムの構成図である。
【図17】上記実施例のストリームデータの送信、送出
の動作流れ図であり、(a)は、ストリームデータ送信
中継システムのものである。(b)は、ストリームデー
タ送出手段におけるものである。
【図18】上記実施例における中継手段の動作流れ図で
あり、(a)は、中継手段におけるストリームデータ受
信手段、データ分配手段およびストリームデータ送信手
段までの処理をまとめたものである。(b)は、中継手
段における時刻計測手段、計測時刻補正手段および計測
データ送信手段までの処理をまとめたものである。
【図19】(a)、(b)、(c)とも、上記実施例の
動作原理を説明するための図である。
【図20】上記実施例の時間関係を示す図であり、
(a)は、動作実験において、信号線Sの入力データ
と、ストリームデータの中継手段までの伝達時間を表
す。(b)は、時刻計測データを表す。
【図21】上記実施例の動作実験における、伝達時間、
計算時間および遅延時間のデータである。
【図22】上記実施例の動作実験の結果を表した図であ
る。
【図23】本発明に係るストリームデータ送信中継方法
の第3実施例を行うシステムの構成図である。
【図24】第3実施例における動画データの処理の様子
を示す図であり、(a)は、動画データの原画像を表
す。(b)は、(a)をストリーム動画データにしたも
のを表す。(c)は、(b)の偶数画素ストリーム動画
データを表す。(d)は、(b)の奇数画素ストリーム
動画データを表す。(e)は、ストリームデータ(c)
および(d)を合成して再生したストリーム動画データ
を表す。(f)は、ストリーム動画データ(e)を再生
して得られた像である。
【図25】上記実施例におけるストリーム動画データ、
偶数画素ストリーム動画データおよび奇数画素ストリー
ム動画データのデータ構造を表す図である。
【図26】上記実施例におけるストリーム動画データ、
偶数画素ストリーム動画データおよび奇数画素ストリー
ム動画データのデータ例を表す図である。
【図27】上記実施例におけるストリームデータ合成送
信手段の処理の動作流れ図の前半である。
【図28】上記図27に示す動作流れ図の後半である。
【図29】上記実施例の動作実験におけるストリーム動
画データの元データを表した図である。
【図30】上記図29のストリーム動画データを、偶数
画素ストリーム動画データおよび奇数画素ストリーム動
画データに分割した図である。
【図31】上記実施例の動作実験における端子a、bお
よびcの出力の様子を時間ごとに表した図である。
【図32】上記実施例の動作実験における端子a、bお
よびcの出力の様子を時間ごとに表した図である。
【図33】上記実施例における画像の再生を示す図であ
り、本図において、(a)は、偶数画素ストリーム動画
データと奇数画素ストリーム動画データの両方から再生
された画像である。(b)は、偶数画素ストリーム動画
データのみから再生された画像である。(c)は、奇数
画素ストリーム動画データのみから再生された画像であ
る。
【図34】本発明に係るストリームデータ送信中継方法
の第4実施例を採用したシステムの構成図である。
【図35】上記実施例における送信方法の概略を示した
ものであり、本図において、(a)は、動画データの原
画像を表す。(b)は、(a)をストリーム動画データ
にしたものを表す。(c)は、(b)の乱数がけストリ
ーム動画データを表す。(d)は、(b)の乱数除去ス
トリームデータを表す。(e)は、ストリームデータ
(c)から(d)を利用して乱数が除去されたストリー
ム動画データを表す。(f)は、ストリーム動画データ
(e)を再生して得られた像である。
【図36】上記実施例における乱数がけストリーム動画
データおよび乱数除去ストリームデータのデータ構造を
表す図である。
【図37】上記実施例におけるストリーム動画データ、
乱数がけストリーム動画データおよび乱数除去ストリー
ムデータのデータ例である。
【図38】上記実施例におけるストリームデータ処理送
信手段の処理の動作流れ図の前半である。
【図39】上記図38に示す動作流れ図の後半である。
【図40】上記実施例の動作実験におけるストリーム動
画データの元データの図である。
【図41】上記図40のストリーム動画データを再生す
るため、乱数がけストリーム動画データおよび乱数除去
ストリームデータの図である。
【図42】上記実施例の動作実験における端子a、bお
よびcの出力の様子を時間ごとに表した図である。
【図43】図42と同じく、上記実施例の動作実験にお
ける端子a、bおよびcの出力の様子を時間ごとに表し
た図である。
【図44】本発明に係るストリームデータ送信中継方法
の第5実施例を行うシステムの構成図である。
【図45】上記実施例のストリームデータの処理の動作
流れ図であり、本図において、(a)は、ストリームデ
ータ送信中継システムの送信動作の概略のものである。
(b)は、ストリームデータ受信切り替え手段での処理
をフローチャートで表したものである。(c)は、本実
施例の切り替え手段の処理を表したものである。
【図46】上記実施例における動作実験で使用したスト
リーム動画データの図であり、本図において、(a)
は、ストリームデータ送出手段から送出されるものを示
す。(b)は、ストリームデータ読みだし送信手段から
送出されるものを示す。
【図47】上記実施例の動作実験における端子a、bお
よびcの出力の様子を時間ごとに表した図である。
【図48】上記図47と同じく、上記実施例の動作実験
における端子a、bおよびcの出力の様子を時間ごとに
表した図である。
【図49】本発明にかかるストリームデータ送信中継方
法の第6実施例を行うシステムの構成図である。
【図50】上記実施例におけるストリームデータ送信中
継システムの構成図である。
【図51】上記実施例における中継手段での処理の動作
流れ図である。
【図52】上記実施例における時間関係を示す図であ
り、本図において、(a)は、信号線Cを通じて伝達さ
れる、変更時刻のデータ構造を表す。(b)は、変更時
刻のデータ例である。(c)は、入力信号、変更時刻、
時刻測定データである。
【図53】上記実施例の動作実験の結果を表した図であ
る。
【図54】上記実施例における時間インデックスに関す
る説明図であり、本図において、(a)は、図10の
(a)のストリームデータ識別子の構造体を拡張した構
造体で、時間インデックスに関する項目を加えたデータ
構造をもつものである。(b)は、図54(a)の拡張
されたストリームデータ識別子のデータ例である。
(c)は、図10の(c)の時刻計測データの構造体を
拡張した構造体で、時間インデックスに関する項目を加
えたデータ構造をもつものである。(d)と(e)およ
び(f)は、図54(c)の拡張された時刻計測データ
のデータ例である。
【符号の説明】
11 ストリームデータ読み出し送信手段 12 中継手段 13 時刻計測手段 14 計測データ送信手段 15 計測データ受信手段 16 現在時刻計測手段 17 遅延時間格納手段 18 読み出し位置計算手段 19 ストリームデータ読み出し手段 110 ストリームデータ格納手段 111 ストリームデータ送信手段 112 ストリームデータ受信送信手段 113 時刻同期手段 114 時刻同期手段 1010 通信回線 21 ストリームデータの再生環境 22 同期を保証するための中継手段 23 第1ストリームデータ読み出し送信手段 24 第2ストリームデータ読み出し送信手段 25 再生環境にストリームデータを供給するた
めの回線 26 ストリームデータを中継手段に供給するた
めの回線 27 ストリームデータを中継手段に供給するた
めの回線 28 伝達されたストリームデータを再生するた
めのセットトップ 311 第1のストリームデータ読み出し送信手段 312 第2のストリームデータ読み出し送信手段 32 中継手段 331 第1のストリームデータ格納手段 332 第2のストリームデータ格納手段 34 ストリームデータ読み出し手段 351 第1のストリームデータ送信手段 352 第2のストリームデータ送信手段 361 第1のストリームデータ受信格納手段 362 第2のストリームデータ受信格納手段 371 第1の同期転送手段 372 第2の同期転送手段 38 同期制御手段 391 第1のストリームデータ送信手段 392 第2のストリームデータ送信手段 41 ストリームデータの再生環境 42 同期を保証するための中継手段 43 ストリームデータ読み出し送信手段 44 再生環境にストリームデータを供給するた
めの回線 45 ストリームデータを中継手段に供給するた
めのATM回線 46 ストリームデータを中継手段に供給するた
めの他の回線 47 伝達されたストリームデータを再生するた
めのセットトップ 51 ストリームデータ読みだし送信手段 52 中継手段 53 ストリームデータ格納手段 54 ストリームデータ読み出し手段 55 ストリームデータ送信手段 56 ストリームデータ受信手段 57 データ分配手段 58 ストリームデータ送信手段 59 ヘッダ送信手段 510 ヘッダ受信手段 511 受信時刻計測手段 512 計測時刻格納手段 513 読み出し位置計算手段 514 現在時刻計測手段 61 ストリームデータの再生環境 62 同期を保証するための中継手段 63 ストリームデータ読み出し送信手段 64 ストリームデータ読み出し送信手段 65 ストリームデータ読み出し送信手段 66 再生環境にストリームデータを供給するた
めの回線 67 ストリームデータを中継手段に供給するた
めの回線 68 ストリームデータを中継手段に供給するた
めの回線 69 ストリームデータを中継手段に供給するた
めのATM回線 610 ストリームデータを中継手段に供給するた
めのATM回線 611 伝達されたストリームデータを再生するた
めのセットトップ 71 CPU 72 メインメモリ 73 システムバス 74 I/Oプロセッサ 75 外部記憶装置 76 CRT 77 キーボード 78 I/Oバス 79 チャンネルコントローラ 710 タイマ 711 ネットワークコントローラ 712 ネットワークバス 713 データチャネル網 714 ストリームデータ用I/Oプロセッサ 715 ストリームデータ用外部記憶装置 716 ストリームデータ用ネットワークコントロ
ーラ 717 ストリームデータ用ネットワークバス 81 CPU 82 メインメモリ 83 タイマ 84 ネットワークコントローラ 85 ネットワークバス 86 システムバス 87 チャンネルコントローラ 88 制御ポート 89 操作スイッチ 810 データチャネル網 811 入力ストリームデータ用ネットワークバス 812 入力ストリームデータ用ネットワークコン
トローラ 813 ストリームデータ用I/Oプロセッサ 814 出力ストリームデータ用ネットワークコン
トローラ 815 出力ストリームデータ用ネットワークバス 160 信号線E 161 第1のストリームデータの送出手段 162 中継手段 163 第2のストリームデータの読み出し送信手
段 164 第1のストリームデータの格納手段 165 第1のストリームデータの読み出し手段 166 第1のストリームデータの送信手段 167 第1のストリームデータの受信手段 168 データ分配手段 169 第1のストリームデータの送信手段 1610 時刻計測手段 1611 計測時刻補正手段 1612 計測データ送信手段 1613 計測データ受信手段 1614 現在時刻計測手段 1615 読み出し位置計算手段 1616 遅延時間格納手段 1617 第2のストリームデータの格納手段 1618 第2のストリームデータの読み出し手段 1619 第2のストリームデータの送信手段 1620 第2のストリームデータの受信送信手段 1621 時刻同期手段 1622 時刻同期手段 231 中継合成手段 232 中継手段 233 ストリームデータ合成送信手段 234 時刻計測手段 235 計測データ送信手段 2361 第1ストリームデータ受信送信手段 2362 第2ストリームデータ受信送信手段 2371 第1ストリームデータ受信格納手段 2372 第2ストリームデータ受信格納手段 238 処理内容格納手段 239 合成手段 2310 ストリームデータ送信手段 2311 時刻同期手段 23121 第1ストリームデータ読み出し送信手段 23122 第2ストリームデータ読み出し送信手段 341 中継処理手段 342 中継手段 343 ストリームデータ処理送信手段 344 時刻計測手段 345 計測データ送信手段 3461 第1のストリームデータの受信送信手段 3462 第2のストリームデータの受信送信手段 3471 第1のストリームデータの受信格納手段 3472 第2のストリームデータの受信格納手段 348 処理内容格納手段 349 処理手段 3410 ストリームデータ送信手段 3411 時刻同期手段 34121 第1のストリームデータの読み出し送信手
段 34122 第2のストリームデータの読み出し送信手
段 441 中継切り替え手段 442 中継手段 443 ストリームデータ切り替え手段 444 時刻計測手段 445 計測時刻補正手段 446 計測データ送信手段 447 ストリームデータ受信手段 448 データ分配手段 449 ストリームデータ送信手段 4400 信号線F 4410 ストリームデータ受信送信手段 4411 ストリームデータ受信手段 4412 ストリームデータ受信切り替え手段 4413 切り替え手段 4414 ストリームデータ送信手段 4415 時刻同期手段 4416 ストリームデータ送出手段 4417 ストリームデータ読みだし送信手段 491 ストリームデータの再生環境 492 同期を保証するための中継手段 493 ストリームデータ読み出し送信手段 494 ストリームデータ読み出し送信手段 495 ストリームデータ読み出し送信手段 496 再生環境にストリームデータを供給するた
めの回線 497 再生環境にストリームデータを供給するた
めの回線 498 ストリームデータを中継手段に供給するた
めの回線 499 ストリームデータを中継手段に供給するた
めの回線 4910 ストリームデータを中継手段に供給するた
めのATM回線 4911 ストリームデータを再生するためのセット
トップ 4912 ストリームデータを中継手段に供給するた
めのATM回線 5011 第1のストリームデータ読み出し送信手段 5012 第2のストリームデータ読み出し送信手段 502 中継手段 503 時刻計測手段 5041 第1の計測データ送信手段 5042 第2の計測データ送信手段 505 時刻変更手段 506 変更時刻格納手段 5071 第1のストリームデータ受信送信手段 5072 第2のストリームデータ受信送信手段 508 時刻同期手段 500 信号線A
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/00 // H04N 7/173 (72)発明者 藤田 光子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻統一手段と、時刻データ作成部と時
    刻データ送信部と複数のストリームデータ受信部とを有
    するストリーム同期化中継手段と、計時部と時刻データ
    受信部とストリームデータ読み出し開始位置計算部とス
    トリームデータ記憶部とストリームデータ読み出し部と
    ストリームデータ送信部とを有する複数のストリームデ
    ータ読み出し送信手段とからなるストリームデータ同期
    送信装置であって、 時刻統一手段は、ストリームデータ同期化中継手段の時
    刻データ作成部と各ストリームデータ読み出し送信手段
    の計時部の現在時刻を統一させ、 ストリームデータ同期化中継手段は、 時刻データ作成部が現在時刻を計り、これをもとに時刻
    データを作成し、 時刻データ送信部が、時刻データ作成部が作成した時刻
    データを各ストリームデータ読み出し送信手段に送信
    し、 複数のストリームデータ受信部は、対応するストリーム
    データ読み出し送信手段からのストリームデータを受信
    し、 各ストリームデータ読み出し送信手段は、 計時部が現在時刻を計り、 時刻データ受信部が、前記時刻データ送信部から送信さ
    れてきた時刻データを受信し、 ストリームデータ読み出し開始位置計算部が、計時部の
    測定した現在時刻と、時刻データ受信部が受信した時刻
    データとの差分をもとに所定の手順でストリームデータ
    読み出し開始位置を計算し、 ストリームデータ記憶部は、ストリームデータを読み出
    し時間と関連づけてあらかじめ記憶しており、 ストリームデータ読み出し部は、ストリームデータ読み
    出し開始位置計算部が計算した読み出し位置からストリ
    ームデータ記憶部の記憶するストリームデータを読み出
    し、 ストリームデータ送信部が、ストリームデータ読み出し
    部が読み出したストリームデータをストリームデータ同
    期化中継手段の対応するストリームデータ受信部に送信
    することを特徴とするストリームデータ同期送信装置。
  2. 【請求項2】 前記ストリームデータ読み出し開始位置
    計算部は、 前記計時部の測定した現在時刻と時刻データ受信部が受
    信した時刻データとの差分とストリームデータ読み出し
    部のストリームデータの読み出しに要する時間とストリ
    ームデータ送信部の送信の処理に要する時間との合計時
    間をもとめる合計時間計算部分と、 前記合計時間計算部分のもとめた合計時間分を考慮し、
    少なくもその分だけ進めた位置のストリームデータから
    読み出すように読み出し位置を定める読み出し位置算出
    部分とを有していることを特徴とする請求項1記載のス
    トリームデータ同期送信装置。
  3. 【請求項3】 前記ストリームデータ同期化中継手段
    は、更に、 送信回線若しくは送信経路が異なる複数のストリームデ
    ータ送信部と、 最長の送信回線若しくは送信経路を基準として、その相
    違に基づく送信遅延時間を補償するべく前記他のストリ
    ームデータ受信部が受信した各ストリームデータを対応
    する前記ストリームデータ送信部に送るに先立って一時
    記憶する若しくは遅延させる各ストリームデータ送信部
    用のストリームデータ記憶部とを有していることを特徴
    とする請求項1記載のストリームデータ同期送信装置。
  4. 【請求項4】 前記ストリームデータ同期化中継手段
    は、更に、 送信回線若しくは送信経路が異なる複数のストリームデ
    ータ送信部と、 最長の送信回線若しくは送信経路を基準として、その相
    違に基づく送信遅延時間を補償するべく前記他のストリ
    ームデータ受信部が受信した各ストリームデータを対応
    する前記ストリームデータ送信部に送るに先立って一時
    記憶する若しくは遅延させる各ストリームデータ送信部
    用のストリームデータ記憶部とを有していることを特徴
    とする請求項2記載のストリームデータ同期送信装置。
  5. 【請求項5】 前記ストリームデータ同期化中継手段
    は、 複数のストリームデータ受信部が受信した同期した複数
    のストリームデータをもとに、所定の手順で一のストリ
    ームデータとするストリームデータ合成部を有すること
    を特徴とする請求項1若しくは請求項2若しくは請求項
    3若しくは請求項4記載のストリームデータ同期送信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ストリームデータ合成部は、 複数かつ同期を前提として成立する演算により秘密化さ
    れたストリームデータ、若しくは少なくも一の同期を前
    提として成立する演算により秘密化されたストリームデ
    ータと少なくも一の復号用ストリームデータから同期を
    前提として成立する演算により秘密除去若しくは復号を
    行う復号部分を有していることを特徴とする請求項5記
    載のストリームデータ同期送信装置。
  7. 【請求項7】 前記ストリームデータ同期化中継手段
    は、 複数のストリームデータ受信部の少なくも一がストリー
    ムデータの受信が不能となった場合には、他のストリー
    ムデータ受信部の受信したストリームデータをもとに受
    信不能のストリームデータに対する同期を維持しての補
    償を行う受信不能ストリームデータ補償部を有している
    ことを特徴とする請求項1若しくは請求項2若しくは請
    求項3若しくは請求項4記載のストリームデータ同期送
    信装置。
  8. 【請求項8】 前記受信不能ストリームデータ補償部
    は、 受信不能となったストリームデータの同期を維持しての
    補償として、受信したストリームデータの少なくも一の
    同期を維持しての複製若しくは受信した他の複数のスト
    リームデータの同期を維持しての平均化の少なくも一を
    行う複製平均化部分を有していることを特徴とする請求
    項7記載のストリームデータ同期送信装置。
  9. 【請求項9】 時刻統一手段と、主ストリームデータ送
    信部と、主ストリームデータ受信部と時刻データ読み出
    し部と時刻データ作成部と時刻データ送信部と副ストリ
    ームデータ受信部を有するストリームデータ同期化中継
    手段と、計時部と時刻データ受信部と副ストリームデー
    タ読み出し開始位置計算部と副ストリームデータ記憶部
    と副ストリームデータ読み出し部と副ストリームデータ
    送信部とを有する副ストリームデータ読み出し送信手段
    とからなるストリームデータ同期送信装置であって、 時刻統一手段は、ストリームデータ同期化中継手段の時
    刻データ作成部と副ストリームデータ送信手段の計時部
    の時刻を統一させ、 ストリームデータ同期化中継手段は、 主ストリームデータ受信部が、外部から送信されてくる
    主ストリームデータを受信し、時刻データ読み出し部
    が、主ストリームデータ受信部が目下受信しているスト
    リームデータ若しくはその時点に対応した部分から内容
    に相応した送信時刻を読み出し、 時刻データ作成部が、時刻データ読み出し部が読み出し
    た送信時刻をもとに処理に要した時間の補償を含めた時
    刻データを作成し、 時刻データ送信部が、時刻データ作成部の作成した時刻
    データを副ストリームデータ読み出し送信手段に送信
    し、 副ストリームデータ受信部は、副ストリームデータ読み
    出し送信手段から送信されてくる副ストリームデータを
    受信し、 副ストリームデータ読み出し送信手段は、 計時部が、現在時刻を計り、 時刻データ受信部が前記時刻データ送信部から送信され
    てきた時刻データを受信し、 副ストリームデータ読み出し開始位置計算部が、計時部
    の測定した現在時刻と、時刻データ受信部が受信した時
    刻データとの差分をもとに所定の手順で副ストリームデ
    ータ読み出し開始位置を計算し、 副ストリームデータ記憶部は、副ストリームデータを読
    み出し時間と関連づけてあらかじめ記憶しており、 副ストリームデータ読み出し部は、副ストリームデータ
    読み出し開始位置計算部が計算した読み出し位置から副
    ストリームデータを読み出し、 副ストリームデータ送信部が、副ストリームデータ読み
    出し部が副ストリームデータ記憶部から読み出した副ス
    トリームデータをストリームデータ同期化中継手段の副
    ストリームデータ受信部に送信することを特徴とするス
    トリームデータ同期送信装置。
  10. 【請求項10】 前記ストリームデータ同期化中継手段
    は、更に、 前記主ストリームデータ受信部若しくは副ストリームデ
    ータ受信部から受信したストリームデータを下流側外部
    に送信する送信部と、 前記送信部にいずれのストリームデータを送信するかの
    選択を可能とさせる送信対象ストリームデータ切換え部
    とを有していることを特徴とする請求項9記載のストリ
    ームデータ同期送信装置。
  11. 【請求項11】 時刻統一方法と、時刻データ作成ステ
    ップと時刻データ送信ステップと複数のストリームデー
    タ受信ステップとを有するストリーム同期化中継方法
    と、計時ステップと時刻データ受信ステップとストリー
    ムデータ読み出し開始位置計算ステップとストリームデ
    ータ記憶ステップとストリームデータ読み出しステップ
    と、ストリームデータ送信ステップとを有する複数のス
    トリームデータ読み出し送信方法とからなるストリーム
    データ同期送信方法であって、時刻統一方法では、スト
    リームデータ同期化中継方法内の時刻データ作成ステッ
    プと各ストリームデータ読み出し送信方法内の計時ステ
    ップでの現在時刻を統一させ、 ストリームデータ同期化中継方法では、 時刻データ作成ステップにて、現在時刻を計り、これを
    もとに時刻データを作成し、 時刻データ送信ステップにて、時刻データ作成ステップ
    にて作成した時刻データを各ストリームデータ読み出し
    送信ステップにて使用すべく送信し、 複数のストリームデータ受信ステップにて、対応するス
    トリームデータ読み出し送信ステップにて送信されてき
    たストリームデータを受信し、 各ストリームデータ読み出し送信方法は、 計時ステップにて、現在時刻を計り、 時刻データ受信ステップにて、前記時刻データ送信ステ
    ップにて送信されてきた時刻データを受信し、 ストリームデータ読み出し開始位置計算ステップにて、
    計時ステップにて測定した現在時刻と、時刻データ受信
    ステップにて受信した時刻データの差分をもとに所定の
    手順でストリームデータ読み出し開始位置を計算し、 ストリームデータ記憶ステップは、ストリームデータを
    読み出し時間と関連づけてあらかじめ記憶していること
    からなり、 ストリームデータ読み出しステップは、ストリームデー
    タ読み出し開始位置計算ステップにて計算した読み出し
    位置からストリームデータ記憶ステップにて記憶されて
    いるストリームデータを読み出し、 ストリームデータ送信ステップにて、ストリームデータ
    読み出しステップにて読み出したストリームデータをス
    トリームデータ同期化中継方法を構成するそして対応す
    るストリームデータ受信ステップにて受信されるべく送
    信することを特徴とするストリームデータ同期送信方
    法。
  12. 【請求項12】 前記ストリームデータ読み出し開始位
    置計算ステップは、前記計時ステップにて測定した現在
    時刻と時刻データ受信ステップにて受信した時刻データ
    との差分とストリームデータ読み出しステップにてスト
    リームデータの読み出しに要する時間とストリームデー
    タ送信ステップにて送信の処理に要する時間との合計時
    間をもとめる合計時間計算小ステップと、 前記合計時間計算小ステップにてもとめた合計時間分を
    考慮し、少なくもその分だけ進めた位置のストリームデ
    ータから読み出すように読み出し位置を定める読み出し
    位置算出小ステップとを有していることを特徴とする請
    求項11記載のストリームデータ同期送信方法。
  13. 【請求項13】 前記ストリームデータ同期化中継方法
    は、更に、 送信回線若しくは送信経路が異なる複数のストリームデ
    ータ送信ステップと、 最長の送信回線若しくは送信経路を基準として、その相
    違に基づく送信遅延時間を補償するべく前記他のストリ
    ームデータ受信ステップにて受信した各ストリームデー
    タを対応する前記ストリームデータ送信ステップにて処
    理すべく送るに先立って一時記憶する若しくは遅延させ
    る各ストリームデータ送信部用のストリームデータ記憶
    ステップとを有していることを特徴とする請求項11記
    載のストリームデータ同期送信方法。
  14. 【請求項14】 前記ストリームデータ同期化中継方法
    は、更に、 送信回線若しくは送信経路が異なる複数のストリームデ
    ータ送信ステップと、 最長の送信回線若しくは送信経路を基準として、その相
    違に基づく送信遅延時間を補償するべく前記他のストリ
    ームデータ受信ステップにて受信した各ストリームデー
    タを対応する前記ストリームデータ送信ステップにて処
    理すべく送るに先立って一時記憶する各ストリームデー
    タ送信部用のストリームデータ記憶ステップとを有して
    いることを特徴とする請求項12記載のストリームデー
    タ同期送信方法。
  15. 【請求項15】 前記ストリームデータ同期化中継方法
    は、 複数のストリームデータ受信ステップにて受信した同期
    した複数のストリームデータをもとに、所定の手順で一
    のストリームデータとするストリームデータ合成ステッ
    プを有することを特徴とする請求項11若しくは請求項
    12若しくは請求項13若しくは請求項14記載のスト
    リームデータ同期送信方法。
  16. 【請求項16】 前記ストリームデータ合成ステップ
    は、 複数かつ同期を前提として成立する演算により秘密化さ
    れたストリームデータ、若しくは少なくも一の同期を前
    提として成立する演算により秘密化されたストリームデ
    ータと少なくも一の復号用ストリームデータから同期を
    前提として成立する演算により秘密除去若しくは復号を
    行う復号小ステップを有していることを特徴とする請求
    項15記載のストリームデータ同期送信装置。
  17. 【請求項17】 前記ストリームデータ同期化中継方法
    は、 複数のストリームデータ受信ステップにて受信する筈の
    ステップデータの少なくも一が受信不能となった場合に
    は、他のストリームデータ受信ステップにて受信したス
    トリームデータをもとに受信不能のストリームデータに
    対する同期を維持しての補償を行う受信不能ストリーム
    データ補償ステップを有していることを特徴とする請求
    項11若しくは請求項12若しくは請求項13若しくは
    請求項14記載のストリームデータ同期送信方法。
  18. 【請求項18】 前記受信不能ストリームデータ補償ス
    テップは、 受信不能となったストリームデータの同期を維持しての
    補償として、受信したストリームデータの少なくも一の
    同期を維持しての複製若しくは受信した他の複数のスト
    リームデータの同期を維持しての平均化の少なくも一を
    行う複製平均化小ステップを有していることを特徴とす
    る請求項7記載のストリームデータ同期送信方法。
  19. 【請求項19】 時刻統一方法と、主ストリームデータ
    送信ステップと主ストリームデータ受信ステップと時刻
    データ読み出しステップと時刻データ作成ステップと時
    刻データ送信ステップと副ストリームデータ受信ステッ
    プを有するストリームデータ同期化中継方法と、計時ス
    テップと時刻データ受信ステップと副ストリームデータ
    読み出し開始位置計算ステップと副ストリームデータ記
    憶ステップと副ストリームデータ読み出しステップと副
    ストリームデータ送信ステップとを有する副ストリーム
    データ読み出し送信方法とからなるストリームデータ同
    期送信方法であって、 時刻統一方法は、ストリームデータ同期化中継方法を構
    成する時刻データ作成ステップと副ストリームデータ送
    信方法を構成する計時ステップでの現在時刻を統一さ
    せ、 ストリームデータ同期化中継方法は、 主ストリームデータ受信ステップにて、外部から送信さ
    れてくる主ストリームデータを受信し、 時刻データ読み出しステップにて、主ストリームデータ
    受信部が目下受信しているストリームデータから若しく
    はその時点に対応した部分内容に相応した送信時刻を読
    み出し、 時刻データ作成ステップにて、時刻データ読み出しステ
    ップにて読み出した送信時刻をもとに処理に要した時間
    の補償を含めた時刻データを作成し、 時刻データ送信ステップにて、時刻データ作成ステップ
    にて作成した時刻データを副ストリームデータ読み出し
    送信方法にて処理すべく送信し、 副ストリームデータ受信ステップにて、副ストリームデ
    ータ読み出し送信方法にて処理の上送信されてくる副ス
    トリームデータを受信し、 副ストリームデータ送信方法は、 計時ステップにて、現在時刻を計り、 時刻データ受信ステップにて、前記時刻データ送信ステ
    ップにてら送信されてきた時刻データを受信し、 副ストリームデータ読み出し開始位置計算ステップに
    て、計時ステップにて測定した現在時刻と、時刻データ
    受信ステップにて受信した時刻データとの差分をもとに
    所定の手順で副ストリームデータ読み出し開始位置を計
    算し、 副ストリームデータ記憶ステップは、副ストリームデー
    タを読み出し時間と関連づけてあらかじめ記憶してお
    り、 副ストリームデータ読み出しステップにて、副ストリー
    ムデータ読み出し開始位置計算ステップにて計算した読
    み出し位置から副ストリームデータ記憶ステップにて記
    憶されている副ストリームデータを読み出し、 副ストリームデータ送信ステップにて、副ストリームデ
    ータ読み出しステップにて読み出した副ストリームデー
    タをストリームデータ同期化中継方法の副ストリームデ
    ータ受信ステップにて処理するべく送信することを特徴
    とするストリームデータ同期送信方法。
  20. 【請求項20】 前記ストリームデータ同期化中継方法
    は、更に、 前記主ストリームデータ受信ステップ若しくは副ストリ
    ームデータ受信ステップにて受信したストリームデータ
    を下流側外部に送信する送信ステップと、 前記送信ステップにていずれのストリームデータを送信
    するかの選択を行う送信対象ストリームデータ切換えス
    テップとを有していることを特徴とする請求項19記載
    のストリームデータ同期送信方法。
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