JPH08129472A - 表示装置 - Google Patents

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JPH08129472A
JPH08129472A JP6268780A JP26878094A JPH08129472A JP H08129472 A JPH08129472 A JP H08129472A JP 6268780 A JP6268780 A JP 6268780A JP 26878094 A JP26878094 A JP 26878094A JP H08129472 A JPH08129472 A JP H08129472A
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JP
Japan
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window
display
windows
waveform
hidden
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JP6268780A
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Hirohiko Tsuda
裕彦 津田
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 元のウィンドウのイメージを損なうことな
く、隠れたウィンドウの存在を容易に認識することがで
きる表示装置を提供する。 【構成】 複数のウィンドウW1,W2およびW4の重
なりが検知される。次にウィンドウW1とW2とW4と
の最近接辺L1,L2が求められる。次に下のウィンド
ウW1,W2の少なくとも一部(クロスハッチング部)
が見えるようにウィンドウW4に波形のウィンドウ部W
h1,Wh2を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はたとえば、オフィスコ
ンピュータ、パーソナルコンピュータ、タイムシェアリ
ングシステム等の情報処理装置に用いられる表示装置に
関し、特に同一画面上に複数のウィンドウ画面を同時に
表示することができるマルチウィンドウ表示が可能な表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示装置における通常のウィンド
ウ表示では、ウィンドウの形状が長方形(正方形の場合
を含む)である。ウィンドウ画面は、ウィンドウの大き
さには無関係にウィンドウを開いた順番で上に開かれて
いく。下の画面より大きなウィンドウを上に開くと下の
ウィンドウは上のウィンドウに隠れて見えなくなる。
【0003】このような状態をなくすための方法がたと
えば、特開平2−293926号公報や特開平5−24
1753号公報に開示されている。同公報によれば、そ
れぞれのウィンドウに識別子を与え、同じ識別子を持つ
ウィンドウを自動的に重ならないように表示したり、ウ
ィンドウのタイトル部分を重複しないように表示してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のウィンドウの重
複による弊害を除去する方法は上記のように構成されて
いた。上記のような方法では、開かれていても表示され
ないウィンドウが存在したり、タイトル部分だけの表示
では内容が把握できないという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、すべての開かれているウィンド
ウについてそのウィンドウのイメージを損なうことなく
隠れたウィンドウの存在を容易に認識することができる
表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る、画面上
に複数のウィンドウを表示可能な表示装置は、複数のウ
ィンドウの表示領域をストアする記憶手段と、記憶手段
に記憶された表示領域を基に複数のウィンドウの重複を
判断する手段と、判断手段が複数のウィンドウの重複を
検出したときは、下のウィンドウの少なくとも一部が見
えるように上のウィンドウの一部を切欠いて表示する表
示手段とを含む。
【0007】請求項2に係る表示装置においては、請求
項1の表示装置の表示手段が上のウィンドウの一部を切
欠く形状は波形である。
【0008】請求項3に係る表示装置においては、請求
項2の表示装置における波形の形状は時間的に変化す
る。
【0009】
【作用】請求項1に係る表示装置においては、判断手段
が複数のウィンドウの重複を検出したときは、下のウィ
ンドウの少なくとも一部が見えるように上のウィンドウ
の一部が切欠いて表示される。したがって、重複して表
示された本来は見えない下のウィンドウの画面も上のウ
ィンドウの切欠き部から認識することができる。
【0010】請求項2に係る表示装置においては、上の
ウィンドウの一部が波形に切欠かれるため、その波形の
切欠きを通して下の画面表示が認識できる。
【0011】請求項3に係る表示装置においては、波形
の切欠き部の形状が時間的に変化するため、下の隠れた
ウィンドウのより広い領域を認識することができる。
【0012】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1はこの発明に係る表示装置が適用される情報
処理装置のシステム構成を示すブロック図である。図1
を参照して、情報処理装置は、キーボードやマウス等の
データ入力装置11と、CRTやLCDで構成される、
複数のウィンドウ画面を同時に表示することが可能な表
示装置12と、プログラムやデータを保存するためのハ
ードディスク装置やフロッピーディスク装置などの外部
記憶装置13と、プログラムを実行するための演算装置
14と、実行中のプログラムやそれに付随するデータを
保存する半導体メモリ等の主記憶装置15と、時間を計
測する時計装置16を含む。
【0013】図2は図1で示した表示装置12の画面上
の通常のウィンドウの表示状態を示す図である。表示画
面21上に複数のウィンドウW1,W2およびW3がこ
の順で開かれた状態を示す。ウィンドウW2はウィンド
ウW3に全面的に隠されて、その存在が一見しては判ら
なくなっている。
【0014】このような表示状態に対して本願発明にお
いては次のような処理が行なわれて上記のようなウィン
ドウが全面的に隠されるという問題は生じない。
【0015】図3はこの発明の処理手順を説明するため
のフローチャートである。図3を参照して、まず複数の
ウィンドウのそれぞれの位置と表示順を認識する(ステ
ップS11)。具体的には表示画面のm個のウィンドウ
を表示順に、画面の下にある順から順序付けてそれぞれ
のウィンドウをウィンドウWn(n=1〜m)とする。
ここでウィンドウの座標Pnは(xn,yn,Xn,Y
n)のように対角線上にある2頂点(左上,右下)のX
座標、Y座標を示す。なおここでウィンドウWnの表示
領域は主記憶装置15に記憶されているものとする。
【0016】次にステップS12で演算装置はウィンド
ウWnの重なりを認識する。ステップS11で求めたウ
ィンドウWnの座標Pnを下に、座標Pnと座標Pn+
1の値の大小を比較することによって、ウィンドウWn
がウィンドウWn+1に隠されているかどうかを調べ
る。
【0017】図4は上記したウィンドウWnの重複を検
討する方法を説明するための図である。図4を参照し
て、ウィンドウW1の座標がP1(x1,y1,X1,
Y1)であり、ウィンドウW2の座標がP2(x2,y
2,X2,Y2)であるとき、次の式が成り立てばウィ
ンドウW1はウィンドウW2に隠されていることがわか
る。
【0018】 x2<x1<X1<X2かつy2<y1<Y1<Y2 なおここで、座標は表示画面21上の左上隅を原点と
し、そこから右および下方向にX,Y軸の正の座標を取
るものとする。
【0019】たとえば、P1(200,200,30
0,350)、P2(100,100,400,50
0)では、以下の式が成り立つため、ウィンドウW1は
ウィンドウS2に隠されていることがわかる。
【0020】100<200<300<400かつ10
0<200<350<500 このようにウィンドウW1がウィンドウW2に隠されて
いるときは、その重なりをHj(j=1,2,…)とし
て、さらに座標Pn+1の上にそれらをすべて隠すウィ
ンドウがあるかどうかを調べていく。
【0021】図5はステップS12の処理の状態の例を
示す図である。図5を参照して、ウィンドウW2はウィ
ンドウW3によって隠され、ウィンドウW3とウィンド
ウW1はウィンドウW4によって隠されている。この場
合は以下のようにして重なりHjが表される。
【0022】H1=(W1,W4) H2=(W2,W3,W4) 再び図3に戻って、ステップS13では重なりHjにつ
いてそれぞれ重なっているウィンドウごとの最も近接し
た辺を求める。具体的には、重なりHjについて、最も
下のウィンドウの座標Pnと、最も上のウィンドウの座
標Pn+kを比べて、そのうち最も近接している最も上
のウィンドウの辺をLjとして規定し、すべての重なり
Hjについて最近接辺Ljを求める。
【0023】この求めかたについて図6を参照して説明
する。図6はウィンドウW1がウィンドウW2に隠され
ている場合を示す図である。ウィンドウW1の座標をP
1(x1,y1,X1,Y1)とし、ウィンドウW2の
座標をP2(x2,y2,X2,Y2)とする。ここで
ウィンドウW1がウィンドウW2に隠されているとき、
つまり、次の式が成り立つとき、 x2<x1<X1<X2かつy2<y1<Y1<Y2 xa=x1−x2,xb=X2−X1,ya=y1−y
2,yb=Y2−Y1の4つの値を計算する。計算した
xa,xb,ya,ybの値を比較して最も小さい値に
対応する辺が最近接辺Ljとなる。たとえば、図6にお
いてybが最も小さければ、図に示したL1が最近接辺
となる。
【0024】次に具体的に説明する。たとえば、ウィン
ドウW1の座標P1が(200,200,300,35
0)であり、ウィンドウW2の座標P2が(100,1
00,500,400)の場合は、xa=100,xb
=200,ya=100,yb=50となることから最
小はybであって、上記のように最近接辺は辺L1であ
ることがわかる。
【0025】図7はウィンドウW1とウィンドウW2が
ウィンドウW4に隠されている場合を示す図である。こ
こで重なりH1=(W1,W4)、重なりH2=(W
2,W4)とする。この重なりH1,H2においてステ
ップS13において求めた最近接辺L2がたとえばとも
にウィンドウW4の図7に示す縦方向の辺Laとなった
場合は、重なりH1に対する最近接辺L1を辺Laと
し、重なりH2に対する最近接辺L2を辺Lbとする。
こうすることによって複数のウィンドウが隠されている
場合でも異なる2辺を用いて2つの隠されたウィンドウ
を表示することができる。
【0026】次に再び図3に戻って次のステップS14
について説明する。ステップS14はデータ処理一般を
示す。このデータ処理の内容は複数あり、どの処理を行
なうかはデータ入力装置11を介してユーザが否定する
ことができるものとする。
【0027】ここではステップ13で求めた重なりHj
に対する最近接辺Ljより、処理データのウィンドウW
hjを作成する。
【0028】次いでステップS15において画面表示処
理を行なう。m個の表示順に並んだウィンドウWn(n
=1〜m)を順に表示した後、重なりHjについて作成
した処理データのウィンドウWhjを表示して隠れたウ
ィンドウの一部を見せることができる。図8はステップ
S15において作成されたウィンドウの例を示す図であ
る。図7の例においてウィンドウW1,W2から最近接
辺L1,L2を求め、処理データのウィンドウWh1,
Wh2を作成している。
【0029】次に重なりHjについてのウィンドウWh
jを表示して隠れたウィンドウの一部を見えるようにす
る波形処理の具体例について具体的に説明する。
【0030】(1) 波形のウィンドウの場合 最も上のウィンドウの形状の重複部分を波形に形成した
場合について図9を参照して説明する。図9はこの場合
のウィンドウの作成プロセスを示すフローチャートであ
る。まず、重なりHjのうち、最も下のウィンドウWb
と最も上のウィンドウWt、最近接辺Lj、最近接辺L
jと最も下のウィンドウWbの距離D、表示の任意の高
さhにより任意のパラメータを持つ正弦波形Sを作成す
る(ステップS21)。
【0031】ステップS21における各パラメータの表
わす位置を図10を参照して説明する。図10を参照し
て、距離DはD=Y2−Y1である。高さhは任意であ
るから、たとえばh=D/2=(Y2−Y1)/2とす
る。たとえば、P1(200,200,300,35
0)、P2(100,100,500,400)の場合
はD=400−350=50となり、任意の高さh=2
5となる。
【0032】図11は作成される正弦波形Sの具体例を
示す図である。図11を参照して、正弦波形Sは、振幅
A、波長L、周期Tより円周率をPIとして、y′を画
面上向きとして、次の式で表される。
【0033】 y′=A*sin2PI*(t/T−x/L) 座標原点O(x1,y1−(D+h)/2)とした場合
の正弦波形Sの作成例を以下に示す。
【0034】座標原点(200,312) 振幅A=(D+h)/2=(50+25)/2=38 波長L=X1−x1=300−200=100 周期T=1(秒) y′=38sin(6.28*(t−x/100)) このようにして正弦波形Sを時間tに対して、たとえば
0.1秒ごとに計算すればよい(200<x<30
0)。
【0035】 t=0.1 y′=38sin(6.28*(0.1−x/100)) t=0.2 y′=38sin(6.28*(0.2−x/100)) t=0.3 y′=38sin(6.28*(0.3−x/100)) … 再び図9に戻って、次に処理データウィンドウWhjの
作成を行なう。正弦波形Sと重なりHjのウィンドウ列
より、新たなウィンドウWhjを作成する。ウィンドウ
列のデータが見えるように、ウィンドウ列Whjの中の
データを構成する(ステップS22)。図12は処理デ
ータのウィンドウWhjの例で、ウィンドウWbとWt
よりなる場合を示す。
【0036】図13はこの場合の具体的な表示画面21
上の表示例を示す図である。図13(A)は本発明に係
る実施例適用前の画面21を示している。表示画面21
に、ウィンドウW1およびウィンドウW1を全面に覆い
隠しているウィンドウW2がある。この状態ではウィン
ドウW1の存在はウィンドウW2に隠れて見えることが
できない。
【0037】図13(B)はこの発明の実施例を実施し
た場合の表示画面21の表示例を示す図である。ウィン
ドウW1に最も近いウィンドウW2の辺の部分Lが直線
から正弦波形に変化する。その結果、隠れていたウィン
ドウW1の一部(図中斜線部)が見えるようになり、こ
のようにしてウィンドウW1の存在がわかる。
【0038】(2) 方形波形の場合 次に方形の波形を用いた例について説明する。図14
(A)はこの場合の処理手順を示すフローチャートであ
り、図14(B)および(C)は波形処理を行なった状
態を示す図である。図14(A)を参照してまずステッ
プS31で波形の処理を行なう。重なりHjのうち、最
も下のウィンドウWbと最も上のウィンドウWt、最近
接辺Ljより最近接辺LjとウィンドウWbの距離D
と、表示の任意の高さhより任意のパラメータを持つ方
形波形Kを図14(B)に示すように作成する。
【0039】次に処理データのウィンドウWhjの作成
を行なう。方形波形Kと、重なりHjのウィンドウ列よ
り、新たなウィンドウWhjを作成し、ウィンドウ列の
データが見えるようにウィンドウWhjの中のデータを
構成する。図14(C)は処理データのウィンドウWh
jの例で、ウィンドウWbとウィンドウWtよりなる場
合を示す。
【0040】図15はこの場合の具体的な表示画面21
の表示例を示す図である。図15(A)は実施前の画面
21の状態を示している。表示画面21にウィンドウW
1およびウィンドウW1を全面に覆い隠しているウィン
ドウW2がある。この状態ではウィンドウW1の存在は
ウィンドウW2に隠されて見えることができない。
【0041】図15(B)は方形波形処理をした後の表
示画面21の表示例を示す図である。図15(B)を参
照して、ウィンドウW1に最も近いウィンドウW2の辺
の部分Lが直線から方形波形に変化するため、隠れてい
たウィンドウW1の一部(図中斜線部)が見えるように
なる。このようにしてウィンドウW1の存在がわかる。
【0042】(3) 正弦波形が時間的に変化する場合 次に波形処理の他の実施例について説明する。この実施
例においては、(1)で説明した正弦波形においてその
波形が時間的に変化する。
【0043】図16(A)はこの場合の処理内容を示す
フローチャートである。図16(A)を参照して、最初
に波形の処理を行なう。重なりHjのうち、最も下のウ
ィンドウWbと最も上のウィンドウWt、最近接辺の辺
Lj、最近接辺LjとウィンドウWbの距離Dと、表示
の任意の高さhより任意のパラメータを持つ正弦波形S
を作成する(ステップS41)。
【0044】図16(B)は波形処理の具体例を示す図
である。図16(B)を参照して、正弦波形Sに位相の
変化を付加する。正弦波形Sに適当な周期Tを与え、正
弦波形St1、St2,…を計算する。最後に処理デー
タのウィンドウWhjの作成を行なう。正弦波形St
1,St2,…と重なりHjのウィンドウ列より新たな
ウィンドウWhj(t1),Whi(t2),…を作成
し、ウィンドウ列のデータが見えるようにWhj(t
1),Whj(t2),…の中のデータを構成する。
【0045】図16(C)および(D)は処理データの
ウィンドウWhj(t1)およびWhj(t2)の例を
示す図である。図16(C),(D)を参照して、ウィ
ンドウWhj(t1),Whj(t2)がそれぞれウィ
ンドウWbとウィンドウWtより構成される状態が示さ
れる。
【0046】図17はこの実施例の場合の表示画面21
の表示例を示す図である。図17(A)は実施前の画面
を示している。表示画面21にウィンドウW1およびウ
ィンドウW1を全面に覆い隠しているウィンドウW2が
ある。この状態ではウィンドウW1の存在はウィンドウ
W2に隠されて見ることができない。
【0047】図17(B)は実施後の時刻t1における
表示画面21の状態を示す図である。ウィンドウW1に
最も近いウィンドウW2の辺の部分Lが直線から正弦波
形St1に変化するので、隠れていたウィンドウW1の
一部(図中斜線部)が見えるようになる。このようにし
てウィンドウW1の存在がわかる。
【0048】図17(C)は時刻t2における表示画面
21の表示例を示す図である。時刻t1から正弦波の位
相が変化して正弦波St2が表示されている。時刻t1
と同様に隠れていたウィンドウW1の一部が見える。こ
のような位相の変化を繰返すとウィンドウW2の元のイ
メージがわかりやすくなる。
【0049】(4) 第4表示例 次にこの発明の第4表示例について説明する。第4表示
例においては、第2表示例における方形波形が第3表示
例のように経時的に変化する。
【0050】図18(A)はこの場合の処理手順を示す
フローチャートである。図18(A)を参照してまずス
テップS51で最初に波形の処理を行なう。重なりHj
のうち、最も下のウィンドウWbと最も上のウィンドウ
Wt、最近接辺LjとウィンドウWbの距離D、表示の
任意の高さhより任意のパラメータを持つ方形波形Kを
作成する。図18(B)はこのようにして形成された波
形処理の例を示す図である。次に方形波形Kに位相の変
化を付加する。方形波形Kに適当な周期Tを与え、方形
波形Kt1,Kt2,…を計算する(S52)。最後に
ステップS53で処理データのウィンドウWhjの作成
を行なう。方形波形Kt1,Kt2,…重なりHjのウ
ィンドウ列より新たなウィンドウWhj(t1),Wh
j(t2),…を作成する。ウィンドウ列のデータが見
えるように、Whj(t1),Whi(t2),…の中
のデータを構成する。図18(C),(D)は処理デー
タのウィンドウWhj(t1),Whj(t2)の具体
例を示す図であり、各々のウィンドウWhj(t1),
Whj(t2)がウィンドウWbとWtよりなるようす
がわかる。
【0051】図19はこの表示例の場合の表示画面21
の表示例を示す図である。図19(A)は実施前の表示
画面21の状態を示す。表示画面21にウィンドウW1
およびウィンドウW1を全面に覆い隠しているウィンド
ウW2がある。この状態ではウィンドウW1の存在はウ
ィンドウW2に隠されて見ることができない。
【0052】図19(B)は時刻t1における実施後の
画面を示している。ウィンドウW1に最も近いウィンド
ウW2の辺の部分Lが直線から方形波形に変化するた
め、隠れていたウィンドウW1の一部(図中斜線部)が
見えるようになる。このようにしてウィンドウW1の存
在がわかる。
【0053】図19(C)は実施後の時刻t2における
表示画面21の表示例を示す図である。時刻t1から方
形波の位相が変化している。時刻t1と同様に隠れてい
たウィンドウW1の一部が見える。このような位相の変
化を繰返すとウィンドウW2の元のイメージがわかりや
すくなる。
【0054】
【発明の効果】以上のように請求項1および請求項2に
係る発明によれば、複数のウィンドウの重複が検出さ
れ、下のウィンドウの少なくとも一部が見えるように上
のウィンドウの一部を切欠いて表示する。その結果、元
のウィンドウのイメージを損なうことなく、隠れたウィ
ンドウの存在を容易に知ることができる表示装置を提供
することができる。
【0055】請求項3に係る表示装置においては、上の
ウィンドウの一部を切欠く波形の形状が時間的に変化す
る。その結果、下のウィンドウが広い範囲にわたって認
識できるため、隠れたウィンドウの内容をより容易に認
識することができる画像表示装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用される表示装置の組込まれた情
報処理装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】通常のウィンドウの表示状態を示す図である。
【図3】この発明に係る表示装置の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】ウィンドウの重なりを認識する方法を説明する
ための図である。
【図5】ウィンドウの重なりを示す図である。
【図6】最近接辺を求める方法を説明するための図であ
る。
【図7】最近接辺が重なった場合の状態を示す図であ
る。
【図8】重なり部分を処理して別ウィンドウを作成した
状態を示す図である。
【図9】第1の表示例の処理内容を示すフローチャート
である。
【図10】第1の表示例を示す図である。
【図11】第1の表示例に係る波形を作成する手順を示
す図である。
【図12】第1の表示例である波形を示す図である。
【図13】第1の表示例によって表示された表示画面を
示す図である。
【図14】第2の表示例の内容を説明するための図であ
る。
【図15】第2の表示例によって表示された表示画面を
示す図である。
【図16】第3の表示例の内容を説明するための図であ
る。
【図17】第3の表示例によって表示された表示画面を
示す図である。
【図18】第4の表示例の内容を説明するための図であ
る。
【図19】第4の表示例によって表示された表示画面を
示す図である。
【符号の説明】
11 データ入力装置 12 表示装置 13 外部記憶装置 14 演算装置 15 主記憶装置 16 時計装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に複数のウィンドウを表示可能な
    表示装置であって、 前記複数のウィンドウの表示領域をストアする記憶手段
    と、 前記記憶手段にストアされた表示領域を基に前記複数の
    ウィンドウの重複を判断する手段と、 前記判断手段が前記重複を検出したときは、下のウィン
    ドウの少なくとも一部が見えるように上のウィンドウの
    一部を切欠いて表示する表示手段とを含む、表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段が上のウィンドウの一部を
    切欠く形状は波形である、請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記波形の形状は時間的に変化する、請
    求項2に記載の表示装置。
JP6268780A 1994-11-01 1994-11-01 表示装置 Withdrawn JPH08129472A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010054239A (ko) * 1999-12-03 2001-07-02 노충래 인터넷 웹브라우저의 화면 제어방법
JPWO2014103544A1 (ja) * 2012-12-26 2017-01-12 ソニー株式会社 表示制御装置、表示制御方法および記録媒体

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