JPH08128939A - 流動液状物の比重連続測定装置 - Google Patents
流動液状物の比重連続測定装置Info
- Publication number
- JPH08128939A JPH08128939A JP26764894A JP26764894A JPH08128939A JP H08128939 A JPH08128939 A JP H08128939A JP 26764894 A JP26764894 A JP 26764894A JP 26764894 A JP26764894 A JP 26764894A JP H08128939 A JPH08128939 A JP H08128939A
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- JP
- Japan
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- specific gravity
- pipe
- measuring
- load cell
- shaped pipe
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種パイプラインで搬送する流動液状物の比
重連続測定装置に関する。 【構成】 液状物の輸送管(1) を中途で切断してU字管
(12)を介して連通させ、同U字管(12)を水平姿勢に保持
しながら同U字管(12)と輸送管(1) とを弾力性を有する
管を介して接続し、U字管(12)の湾曲部先端をロードセ
ル(15)で支持すると共に、同U字管(12)に脈動防止用ダ
ンパ(16)とゼロ調整用スプリング(17)とを取付け、さら
に、前記ロードセル(15)に記録装置(D) を電気的に接続
した。
重連続測定装置に関する。 【構成】 液状物の輸送管(1) を中途で切断してU字管
(12)を介して連通させ、同U字管(12)を水平姿勢に保持
しながら同U字管(12)と輸送管(1) とを弾力性を有する
管を介して接続し、U字管(12)の湾曲部先端をロードセ
ル(15)で支持すると共に、同U字管(12)に脈動防止用ダ
ンパ(16)とゼロ調整用スプリング(17)とを取付け、さら
に、前記ロードセル(15)に記録装置(D) を電気的に接続
した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種パイプラインで搬
送する流動液状物の比重連続測定装置に関するものであ
る。
送する流動液状物の比重連続測定装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、液状物の比重を計測する場合、ガ
ラス管式の比重計で計測するか、あるいは、液状物の容
積と重量とを予め計測して比重を算出していた。
ラス管式の比重計で計測するか、あるいは、液状物の容
積と重量とを予め計測して比重を算出していた。
【0003】液状物を流動状態で連続的に計測する装置
も考えられたが、液状物が流動する際にパイプラインの
一部をなす比重測定部が脈動して正確な比重を測定する
ことが困難で、実用化に結びついていない。
も考えられたが、液状物が流動する際にパイプラインの
一部をなす比重測定部が脈動して正確な比重を測定する
ことが困難で、実用化に結びついていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば土木
工事における地盤改良工事等のように、水とセメントや
ベントナイト等を混合した液状物を土中に流し込むよう
な工事は頻繁に行われており、かかる工事では比重を連
続的にチェックする必要がある。
工事における地盤改良工事等のように、水とセメントや
ベントナイト等を混合した液状物を土中に流し込むよう
な工事は頻繁に行われており、かかる工事では比重を連
続的にチェックする必要がある。
【0005】すなわち、これらの工事では設計段階で定
められた液状物内の各混合物の割合や比重に基づいて施
工されなければならず、したがって、比重のチェックは
品質管理上、重要不可欠である。
められた液状物内の各混合物の割合や比重に基づいて施
工されなければならず、したがって、比重のチェックは
品質管理上、重要不可欠である。
【0006】例えば、水やセメント等の計量器の故障、
あるいは、プラント自体の故障等が発生すると液状物の
比重が大きく異なってしまうので流動状態で連続的に比
重チェックを行う必要があるが、上述したような比重の
計測ではこれらのチェックができなかった。
あるいは、プラント自体の故障等が発生すると液状物の
比重が大きく異なってしまうので流動状態で連続的に比
重チェックを行う必要があるが、上述したような比重の
計測ではこれらのチェックができなかった。
【0007】そこで、本発明では、流動した状態の液状
物の比重を連続的に正確に測定し、かつ記録することの
できる流動液状物の比重連続測定装置を提供することを
目的としている。
物の比重を連続的に正確に測定し、かつ記録することの
できる流動液状物の比重連続測定装置を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、液状物の輸送
管を中途で切断してU字管を介して連通させ、同U字管
を水平姿勢に保持しながら同U字管と輸送管とを弾力性
を有する管を介して接続し、U字管の湾曲部先端をロー
ドセルで支持すると共に、同U字管に脈動防止用ダンパ
とゼロ調整用スプリングとを取付け、さらに、前記ロー
ドセルに記録装置を電気的に接続したことを特徴とする
流動液状物の比重連続測定装置に係るものである。
管を中途で切断してU字管を介して連通させ、同U字管
を水平姿勢に保持しながら同U字管と輸送管とを弾力性
を有する管を介して接続し、U字管の湾曲部先端をロー
ドセルで支持すると共に、同U字管に脈動防止用ダンパ
とゼロ調整用スプリングとを取付け、さらに、前記ロー
ドセルに記録装置を電気的に接続したことを特徴とする
流動液状物の比重連続測定装置に係るものである。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0010】図1は本発明に係る流動液状物の比重連続
測定装置を適用した地盤改良工事の品質管理機構の説明
図、図2は比重連続測定装置の側面視による説明図、図
3は同平面視による説明図である。
測定装置を適用した地盤改良工事の品質管理機構の説明
図、図2は比重連続測定装置の側面視による説明図、図
3は同平面視による説明図である。
【0011】本実施例における流動液状物の比重連続測
定装置Aは、図1に示すように、液状物を製造するプラ
ントBと地盤改良装置Cとを連通連結する液状物の輸送
管1の中途に設けている。
定装置Aは、図1に示すように、液状物を製造するプラ
ントBと地盤改良装置Cとを連通連結する液状物の輸送
管1の中途に設けている。
【0012】液状物としては水とセメントの混合物であ
る懸濁液としており、プラントBには、水タンク2、セ
メントサイロ3とが配設されており、水とセメントはそ
れぞれ計量器4,4 を介してミキサー5に供給されて混合
され、さらにアジテター6において一時貯留される。V
はバルブ機構である。
る懸濁液としており、プラントBには、水タンク2、セ
メントサイロ3とが配設されており、水とセメントはそ
れぞれ計量器4,4 を介してミキサー5に供給されて混合
され、さらにアジテター6において一時貯留される。V
はバルブ機構である。
【0013】アジテター6からは2本の輸送管1,1 が伸
延して地盤改良装置Cに流入するように構成しており、
各輸送管1,1 の中途にはそれぞれ圧送ポンプP,P 及び流
量測定器7を取付けている。
延して地盤改良装置Cに流入するように構成しており、
各輸送管1,1 の中途にはそれぞれ圧送ポンプP,P 及び流
量測定器7を取付けている。
【0014】比重連続測定装置Aは一方の輸送管1の中
途で、上記流量測定器7の下流側に取付けており、さら
に、同比重連続測定器10に記録装置Dとしてアナログ記
録器を電気信号ケーブル8で接続している。
途で、上記流量測定器7の下流側に取付けており、さら
に、同比重連続測定器10に記録装置Dとしてアナログ記
録器を電気信号ケーブル8で接続している。
【0015】同記録装置Dには、上記流量測定器7と地
盤改良装置Cに備えた回転測定計B1、速度・深度測定計
B2、トルク測定計B3等が接続されており、必要な計測値
を連続的に記録可能としている。
盤改良装置Cに備えた回転測定計B1、速度・深度測定計
B2、トルク測定計B3等が接続されており、必要な計測値
を連続的に記録可能としている。
【0016】なお、本実施例では、記録装置Dをアナロ
グ記録器としているが、これはデジタル記録器でも構わ
ない。
グ記録器としているが、これはデジタル記録器でも構わ
ない。
【0017】以下、比重連続測定器10について説明す
る。図2及び図3において、11は比重連続測定器10のケ
ーシングであり、同ケーシング11は箱状の下部体11a と
同下部体11a の天井壁11b を覆うように着脱自在に取付
けた上部体11c とからなり、下部体11a の内部空間にU
字管12を水平状態に配設している。
る。図2及び図3において、11は比重連続測定器10のケ
ーシングであり、同ケーシング11は箱状の下部体11a と
同下部体11a の天井壁11b を覆うように着脱自在に取付
けた上部体11c とからなり、下部体11a の内部空間にU
字管12を水平状態に配設している。
【0018】ケーシング11の下部体11a の一側側壁に
は、図3に示すように、中途で切断した輸送管1の流入
部1aと流出部1bとが接続されており、同流入部1aと流出
部1bとに、U字管12の両端開口を弾力性を有するゴム管
13を介して接続している。14は接続部のフランジであ
る。
は、図3に示すように、中途で切断した輸送管1の流入
部1aと流出部1bとが接続されており、同流入部1aと流出
部1bとに、U字管12の両端開口を弾力性を有するゴム管
13を介して接続している。14は接続部のフランジであ
る。
【0019】したがって、液状物(懸濁液)はプラント
B→流量測定器7→輸送管1の流入部1a→U字管12→輸
送管1の流出部1b→地盤改良装置Cと流れることにな
る。
B→流量測定器7→輸送管1の流入部1a→U字管12→輸
送管1の流出部1b→地盤改良装置Cと流れることにな
る。
【0020】また、U字管12の湾曲部先端を、ケーシン
グ11の上部体11c の内部空間に配設したロードセル15で
支持している。
グ11の上部体11c の内部空間に配設したロードセル15で
支持している。
【0021】U字管12は弾力性を有するゴム管13で輸送
管1に接続しているので、U字管12内に液状物が流れる
とその重さによってゴム管13が下方へ撓み、ロードセル
15による重量計測を可能としている。
管1に接続しているので、U字管12内に液状物が流れる
とその重さによってゴム管13が下方へ撓み、ロードセル
15による重量計測を可能としている。
【0022】また、ロードセル15の直下方にオイルダン
パで構成した脈動防止用ダンパ16を取付けており、U字
管12内に液状物が流れた際に発生する脈動を防止してい
る。
パで構成した脈動防止用ダンパ16を取付けており、U字
管12内に液状物が流れた際に発生する脈動を防止してい
る。
【0023】これにより、ロードセル15で重量を計測す
るときに、脈動による動的な力を計測することがなく、
誤差の発生を可及的に防止している。
るときに、脈動による動的な力を計測することがなく、
誤差の発生を可及的に防止している。
【0024】さらに、U字管12にはゼロ調整用スプリン
グ17を取付けており、本実施例ではスプリング17の上端
をケーシング11の下部体11a の天井壁11b にゼロ調整用
ネジ18を介して取付け、下端をU字管12に横架したスプ
リング受け19に連結している(図3)。
グ17を取付けており、本実施例ではスプリング17の上端
をケーシング11の下部体11a の天井壁11b にゼロ調整用
ネジ18を介して取付け、下端をU字管12に横架したスプ
リング受け19に連結している(図3)。
【0025】これは、U字管12内に液状物である懸濁液
がない場合にロードセル15の計測値がゼロとなるように
調節可能としたものであって、同時に、U字管12の水平
姿勢を保持するたの機能を兼ね備えている。
がない場合にロードセル15の計測値がゼロとなるように
調節可能としたものであって、同時に、U字管12の水平
姿勢を保持するたの機能を兼ね備えている。
【0026】図2中、20はケーシング11の上部体11c 内
に配設した変換器であり、ロードセル15の計測値を記録
装置Dに入力するための信号変換を行っている。
に配設した変換器であり、ロードセル15の計測値を記録
装置Dに入力するための信号変換を行っている。
【0027】ここで、図4、図5を参照しながら、比重
連続測定器10の作動原理、及び、本発明に係る流動液状
物のの比重連続測定装置Aを実際に使用する場合につい
て説明する。
連続測定器10の作動原理、及び、本発明に係る流動液状
物のの比重連続測定装置Aを実際に使用する場合につい
て説明する。
【0028】図4に示すように、U字管12はケーシング
11の側壁に弾力性を有するゴム管13を介して接続されて
おり、かかる接続部を支点Qとすると、U字管12の先端
(湾曲部)は支点Qを中心に上下方向へ変位可能となっ
ている。
11の側壁に弾力性を有するゴム管13を介して接続されて
おり、かかる接続部を支点Qとすると、U字管12の先端
(湾曲部)は支点Qを中心に上下方向へ変位可能となっ
ている。
【0029】そこで、液状物がU字管12内に流入してい
ない状態で、上記したゼロ調整用ネジ18でゼロ調整を行
い、U字管12、ゴム管13、フランジ14、スプリング受け
19等の測定部の自重をゼロ調整用スプリング17が受けて
いる状態で水平を保つようにする。
ない状態で、上記したゼロ調整用ネジ18でゼロ調整を行
い、U字管12、ゴム管13、フランジ14、スプリング受け
19等の測定部の自重をゼロ調整用スプリング17が受けて
いる状態で水平を保つようにする。
【0030】すなわち、図5(a)及び図5(b)にお
いて、 P1 :ゼロ調整用スプリング17の張力 P2 :U字管12+ゴム管13+フランジ14+スプリング受け
19等の測定部の自重 P3 :液状物の重量 とすると、図5(a)に示すように、P1=P2となるよう
にバランスさせてゼロ調整を行うものである。
いて、 P1 :ゼロ調整用スプリング17の張力 P2 :U字管12+ゴム管13+フランジ14+スプリング受け
19等の測定部の自重 P3 :液状物の重量 とすると、図5(a)に示すように、P1=P2となるよう
にバランスさせてゼロ調整を行うものである。
【0031】U字管12内に液状物が流入すると、図5
(b)に示すように、被測定物である液状物の重量P3に
よりU字管12の先端(湾曲部)は支点Qを中心として下
方へ変位する。
(b)に示すように、被測定物である液状物の重量P3に
よりU字管12の先端(湾曲部)は支点Qを中心として下
方へ変位する。
【0032】ところで、液状物の重量P3=(計測部の容
積)×(液状物の比重)であり、計測部の容積は一定で
あり、しかも、予め分かっているので、液状物の比重=
(液状物の重量P3)/(計測部の容積)となる。
積)×(液状物の比重)であり、計測部の容積は一定で
あり、しかも、予め分かっているので、液状物の比重=
(液状物の重量P3)/(計測部の容積)となる。
【0033】以上のことから、ロードセル15により液状
物の重量P3を計測すれば液状物の比重を容易に求めるこ
とができる。
物の重量P3を計測すれば液状物の比重を容易に求めるこ
とができる。
【0034】本実施例では、変換器20にマイクロコンピ
ュータを装備しさせ、上記の計算を行わせると共に信号
変換するようにしている。
ュータを装備しさせ、上記の計算を行わせると共に信号
変換するようにしている。
【0035】また、このときに、脈動防止用ダンパ16を
配設しているので、U字管12内の液状物の流動で発生す
る脈動を可及的に防止しているので液状物の重量P3の計
測が正確になされ、したがって、比重も正確に求めるこ
とができるものである。
配設しているので、U字管12内の液状物の流動で発生す
る脈動を可及的に防止しているので液状物の重量P3の計
測が正確になされ、したがって、比重も正確に求めるこ
とができるものである。
【0036】また、前述したように、本実施例では比重
連続測定装置AをプラントBと地盤改良装置Cとを連通
連結する液状物の輸送管1の中途に設け、かつ、記録装
置Dと電気的に接続している。
連続測定装置AをプラントBと地盤改良装置Cとを連通
連結する液状物の輸送管1の中途に設け、かつ、記録装
置Dと電気的に接続している。
【0037】かかる構成により、地盤改良工事を行う場
合、地中に充填する懸濁液がU字管12を具備する比重連
続測定器10内を通過する間にロードセル15が液状物(懸
濁液)の重量P3を測定し、比重を算出し記録できるの
で、比重を連続的に測定することができる。
合、地中に充填する懸濁液がU字管12を具備する比重連
続測定器10内を通過する間にロードセル15が液状物(懸
濁液)の重量P3を測定し、比重を算出し記録できるの
で、比重を連続的に測定することができる。
【0038】しかも、記録装置Dではアナログ式に比重
の変位を記録しているので、比重の瞬時の変化が時間の
経過の中で容易に認識可能であり、懸濁液の品質管理が
徹底できると共に、均一化を図ることができる。
の変位を記録しているので、比重の瞬時の変化が時間の
経過の中で容易に認識可能であり、懸濁液の品質管理が
徹底できると共に、均一化を図ることができる。
【0039】ところで、プラントBに配設した計量器4
は精密な測定ができるものであり、かかる計量器4の許
容誤差範囲内における水とセメントの比重誤差は、通
常、±1.5 %程度である。しかし、同計量器4やプラン
トB自体に故障等が発生するとその誤差が±6%〜10%
の大きさまで拡大することが分かっている。
は精密な測定ができるものであり、かかる計量器4の許
容誤差範囲内における水とセメントの比重誤差は、通
常、±1.5 %程度である。しかし、同計量器4やプラン
トB自体に故障等が発生するとその誤差が±6%〜10%
の大きさまで拡大することが分かっている。
【0040】したがって、記録装置Dに警報装置を接続
し、測定した比重が許容範囲(通常1.2 〜2.0 )を逸脱
した場合に警報を発するようにすることもできる。
し、測定した比重が許容範囲(通常1.2 〜2.0 )を逸脱
した場合に警報を発するようにすることもできる。
【0041】かかる構成とすれば、計量ミス、あるいは
計量器4やプラントB自体の故障等が即座に判明し、適
切に対処することができるので工事の効率化を図ること
ができる。
計量器4やプラントB自体の故障等が即座に判明し、適
切に対処することができるので工事の効率化を図ること
ができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明では、
液状物の輸送管を中途で切断してU字管を介して連通さ
せ、同U字管を水平姿勢に保持しながら同U字管と輸送
管とを弾力性を有する管を介して接続し、U字管の湾曲
部先端をロードセルで支持すると共に、同U字管にゼロ
調整用スプリングと脈動防止用ダンパとを取付け、さら
に、前記ロードセルに記録装置を電気的に接続したこと
により、以下の効果を奏する。
液状物の輸送管を中途で切断してU字管を介して連通さ
せ、同U字管を水平姿勢に保持しながら同U字管と輸送
管とを弾力性を有する管を介して接続し、U字管の湾曲
部先端をロードセルで支持すると共に、同U字管にゼロ
調整用スプリングと脈動防止用ダンパとを取付け、さら
に、前記ロードセルに記録装置を電気的に接続したこと
により、以下の効果を奏する。
【0043】流動状態にある液状物の比重を連続的
に、しかも、容易かつ正確に測定することができるの
で、例えば地盤改良工事等の最中に水とセメントの混合
物である懸濁液を充填する場合に、かかる懸濁液の適正
な比重を連続的にチェックすることができ、懸濁液の均
一化を図ることができる。
に、しかも、容易かつ正確に測定することができるの
で、例えば地盤改良工事等の最中に水とセメントの混合
物である懸濁液を充填する場合に、かかる懸濁液の適正
な比重を連続的にチェックすることができ、懸濁液の均
一化を図ることができる。
【0044】記録装置により記録するために比重の瞬
間の変化を容易に確認することができる。
間の変化を容易に確認することができる。
【0045】計量器やプラントの故障等を判別するこ
とができる。
とができる。
【0046】U字管内の液状物の流動により発生する
脈動による動的な力を計測することがなく、流動液状物
の正確な比重測定を行える。
脈動による動的な力を計測することがなく、流動液状物
の正確な比重測定を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流動液状物の比重連続測定装置を
適用した地盤改良工事の品質管理機構の説明図である。
適用した地盤改良工事の品質管理機構の説明図である。
【図2】比重連続測定装置の側面視による説明図であ
る。
る。
【図3】同平面視による説明図である。
【図4】比重連続測定器の説明図である。
【図5】同比重連続測定器の作動原理図である。
A 比重連続測定装置 D 記録装置 1 輸送管 12 U字管 15 ロードセル 16 脈動防止用ダンパ 17 ゼロ調整用スプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 液状物の輸送管(1) を中途で切断してU
字管(12)を介して連通させ、同U字管(12)を水平姿勢に
保持しながら同U字管(12)と輸送管(1) とを弾力性を有
する管を介して接続し、 U字管(12)の湾曲部先端をロードセル(15)で支持すると
共に、同U字管(12)に脈動防止用ダンパ(16)とゼロ調整
用スプリング(17)とを取付け、 さらに、前記ロードセル(15)に記録装置(D) を電気的に
接続したことを特徴とする流動液状物の比重連続測定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26764894A JPH08128939A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 流動液状物の比重連続測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26764894A JPH08128939A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 流動液状物の比重連続測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08128939A true JPH08128939A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17447605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26764894A Pending JPH08128939A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 流動液状物の比重連続測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08128939A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012103182A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Yamato Scale Co Ltd | コンベヤスケール |
JP2012132760A (ja) * | 2010-12-21 | 2012-07-12 | Yamato Scale Co Ltd | コンベヤスケール |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP26764894A patent/JPH08128939A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012103182A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Yamato Scale Co Ltd | コンベヤスケール |
JP2012132760A (ja) * | 2010-12-21 | 2012-07-12 | Yamato Scale Co Ltd | コンベヤスケール |
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