JPH08128823A

JPH08128823A - レーザー光車物間距離測定システム

Info

Publication number: JPH08128823A
Application number: JP6301300A
Authority: JP
Inventors: Toshifumi Kadokawa; 敏文角川
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1994-10-28
Filing date: 1994-10-28
Publication date: 1996-05-21

Abstract

(57)【要約】【目的】自動車を駐車させる時、自動車と真近の障害
物の距離はドライバーには正確に判断することは困難で
あったが、このレーザー光車物間測定システムを利用す
ると簡単に自動車と障害物間の距離が判明するので誰に
でも容易に車寄せが出来、さらに接触などの事故も防げ
安全性を提供する。【構成】レーザー光発射装置（１）によりレーザー光
（２）を障害物（３）に照射すると発光点（５）が発生
する、この原理を利用したレーザー光発射装置（１）を
自動車（８）の前後部に取り付け、発光点（５）の位置
により自動車（８）と前後部の障害物（３）との距離
（１０）をドライバー（９）は見極めることが出来、自
動車（８）の接触を防止することを特徴としたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、自動車の前後部にレ
ーザー光発射装置を取り付け自動車と前後部の障害物と
の距離を測定し、自動車による障害物への接触を防止す
る装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、音波で自動車と障害物との距離を
測定するものがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。（イ）自動車の真近の障害物には反応出来なかった。（ロ）また音波測定により受信部が必要のためコスト高
になるなどいろいろ問題があった。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】レーザー光発射装置
（１）よりレーザー光（２）を発射させ障害物（３）に
照射すると目に見える発光点（５）となる。そのため自
動車（８）の前後部にレーザー光発射装置（１）を取り
付けると、ドライバー（９）は自動車（８）と障害物
（３）の距離（１０）を真近まで発光点（５）の位置で
見極めることが出来る。そして自動車（８）と障害物
（３）の距離（１０）を確認しながら安全確実に駐車す
ることが可能となった。その上、システムが簡単である
のでコスト高にならない。本発明は、以上のような構成
よりなるレーザー光車物間距離測定システムである。

【０００５】

【作用】自動車（８）に取り付けられたレーザー光発射
装置（１）から照射されるレーザー光（２）が障害物
（３）に当たる時、発光点（５）は発生する。ドライバ
ー（９）はその位置を確認すれば障害物（３）までの距
離（１０）が見極められるので，自動車（８）の駐車が
障害物（３）との接触を回避しながら簡単に出来る。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。（イ）レーザー光発射装置（１）に内臓させた半導体レ
ーザー（６）からレーザー光（２）を発射させレンズ
（７）を通して障害物（３）に照射する。（ロ）このレーザー光（２）は障害物（３）に当たると
目にみえる発光点（５）を発生させる。（ハ）このレーザー光発射装置（１）を自動車（８）の
前部、後部、または前後部の任意の位置に取り付ける。
新車（８）時には前後部に初めから組み込む。本発明は
以上のような構成で、これを使用する時は、ドライバー
（９）はレーザー発射装置（１）からレーザー光（２）
を障害物（３）に照射して発光点（５）を発生させ、自
動車（８）と障害物（３）の距離（１０）を測定するの
に使用する、距離（１０）の遠近は発光点（５）の位置
で判明出来る。自動車（８）を駐車する時に自動車
（８）と障害物（３）との距離（１０）が一目で分かり
接触を回避して誰にでも駐車が容易に出来る。

【０００７】

【発明の効果】ドライバーは自動車を駐車する時、自動
車の前後幅の判断が困難である。そこで、このレーザー
光車物間距離測定システムがあれば障害物までの距離が
簡単に判明するので接触を防止でき、駐車が安全確実に
出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【図２】本発明の上側から見た斜視図である。

【図３】本発明の透視図である。

【図４】本発明の使用例正面図である。

【図５】本発明の使用例側面図である。

【符号の説明】

１レーザー光発射装置２レーザー光３障害物４回転式台座５発光点６半導体レーザー７レンズ８自動車９ドライバー１０車物間距離

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】（イ）自動車（８）の前後部にレーザー光
発射装置（１）を取り付けレーザー光（２）を発射させ
る。（ロ）レーザー光は障害物（３）に当たると発光点
（５）を発生する。（ハ）発生した発光点（５）の位置を確認することで自
動車（８）と障害物（３）の距離（１０）が測定でき
る。以上の構成により自動車の接触防止に役立てる装置。