JPH08127599A - モノクローナル抗体、その製造法、その抗体産生細胞及びクラミジア・ニューモニエの検出法 - Google Patents

モノクローナル抗体、その製造法、その抗体産生細胞及びクラミジア・ニューモニエの検出法

Info

Publication number
JPH08127599A
JPH08127599A JP6264307A JP26430794A JPH08127599A JP H08127599 A JPH08127599 A JP H08127599A JP 6264307 A JP6264307 A JP 6264307A JP 26430794 A JP26430794 A JP 26430794A JP H08127599 A JPH08127599 A JP H08127599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monoclonal antibody
chlamydia pneumoniae
antibody
chlamydia
reactivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6264307A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Baba
憲三 馬場
Mitsuo Yamaki
光男 山木
Yasuyuki Kuroiwa
保幸 黒岩
Kiyotaka Kawagoe
清隆 川越
Hiroko Nakano
博子 中野
Akemi Nagayama
朱美 永山
Shigeru Saito
茂 斎藤
Yoshiki Nakao
義喜 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP6264307A priority Critical patent/JPH08127599A/ja
Priority to AU28313/95A priority patent/AU692889B2/en
Priority to EP95112207A priority patent/EP0699688A3/en
Publication of JPH08127599A publication Critical patent/JPH08127599A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 クラミジア・ニューモニエの外膜主要タンパ
ク質に対して反応性を有し、尚且つクラミジア・ニュー
モニエの基本小体に強い反応性を有するモノクローナル
抗体、その抗体産生細胞、その抗体の製造法及びクラミ
ジア・ニューモニエの検出法。 【効果】 量的に多く含まれるMOMPに反応し、尚且
つ蛍光抗体法によりクラミジア・ニューモニエのEBに
非常に強い反応性を示すことから、クラミジア・ニュー
モニエの検出用に使用できる。クラミジア・ニューモニ
エ又はそのMOMPを特異的に検出するための各種診断
法、各種試薬に有用であり、また医薬品としても有用で
ある。 また、本発明の抗体産生細胞は上記抗体を産生
することの他に抗体遺伝子のソースとしても有用であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来特異的な検出が困
難であったクラミジア・ニューモニエを特異的に検出で
きるモノクローナル抗体、その製造法、その抗体産生細
胞及びクラミジア・ニューモニエの検出法に関する。
【0002】
【従来の技術】クラミジア属には、クラミジア・トラコ
マティス、クラミジア・ニューモニエ、クラミジア・シ
ッタシ及びクラミジア・ペコラムの4種類のものが知ら
れている。クラミジア・ニューモニエは、臨床上、肺炎
などの起因菌と考えられており、Cho-chou Kuoらにより
1986年に初めて報告された(J. Clinical Microbiology,
24(6), 1034-1037(1986))。クラミジア・ニューモニエ
の抗原としては、リポ多糖(LPS)及びタンパク質が
知られている。リポ多糖は、クラミジア属に共通な抗原
性を有している。また、タンパク質としては、分子量3
9.5Kダルトン、60Kダルトン、75Kダルトン、98Kダルト
ンのものなどが知られているが、特に分子量39.5Kダル
トンのタンパク質は、外膜主要タンパク質(Major Oute
r Memblane Protein、以下、MOMPと略す)と呼ばれ
ている。
【0003】モノクローナル抗体の作製は、1975年にKo
hlerとMilsteinにより報告されて以来、数多くの報告が
なされている。クラミジア属に特異的な抗原としてはGL
XA(a genus-specific glycolipid antigen)、リポ多
糖、MOMP等が知られている。GLXAに対するモノクロ
ーナル抗体をElizabeth S. Stuart等が(Current Microb
iology, 28, 85-90(1994))、リポ多糖に対するモノクロ
ーナル抗体をHarland D. Caldwell AND Penny J. Hitch
cockが(Infection and Immunity, 44(2), 306-314(198
4))、MOMPに対するモノクローナル抗体をEllena M.
Peterson等が(Infection and Immunity, 59(11), 4147
-4153(1991))、Byron E. Batteiger等が(Infection and
Immunity, 53(3), 530-533(1986))報告している。
【0004】クラミジア・トラコマティスに対するモノ
クローナル抗体は、Richard S. Stephens等の報告(J. I
mmunology, 128(3), 1083-1089(1982))後、多くの報告
がなされている。クラミジア・シッタシに対するモノク
ローナル抗体は、H. Puy等が報告しており、この中にク
ラミジア・シッタシ及びクラミジア・ニューモニエに蛍
光抗体法でほぼ同等の強さの反応性を示すモノクローナ
ル抗体が報告されている(Immunology Letters, 23, 217
-222(1989/1990))。しかしながら、このモノクローナル
抗体が認識する抗原についての記載はない。クラミジア
・ペコラムに対するモノクローナル抗体は、Kuroda等が
(Am. J. Vet. Res, 54(5), 709-712(1993))報告してい
る。
【0005】クラミジア・ニューモニエに対するモノク
ローナル抗体として、Iijima等は種々のものを報告して
いるが(J. Clinical Microbiology, 32(3), 583-588(19
94))、この中にMOMPに特異的に反応するモノクロー
ナル抗体の報告はない。Cho-chou Kuo等は、クラミジア
・ニューモニエに特異的な反応性を有するモノクローナ
ル抗体(RR402)を報告しているが(J. Clinical Microbio
logy, 24(6), 1034-1037(1986)、特表昭64-500083号公
報)、このモノクローナル抗体(RR402)が認識する抗原
は、明らかにされていない(Y. Iijima, J. Clinical Mi
crobiology, 32(3), 583-588(1994))。現在までにクラ
ミジア・トラコマティスのMOMPに反応性を示さず、
クラミジア・シッタシのMOMPに反応性を示さないか
または微弱な反応のみを示し、クラミジア・ニューモニ
エのMOMPに反応性を有し、尚且つ蛍光抗体法で非常
に強い反応性(即ち、基本小体(Elementary Body、以
下、EBと略す)に非常に強い反応性)を有するモノク
ローナル抗体の報告はない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】クラミジア・ニューモ
ニエを特異的・簡便・迅速に検出する測定方法として短
時間で判定できる蛍光抗体法が望ましいものの一つであ
ると考えられる。また、クラミジア・ニューモニエに特
異的な抗原としてMOMPが考えられる。そのため、ク
ラミジア・ニューモニエのMOMPに反応性を示し、し
かもクラミジア・ニューモニエのEBに非常に強い反応
性を有するモノクローナル抗体を使用した蛍光抗体法に
よるクラミジア・ニューモニエの検出が望まれている。
そこで、クラミジア・ニューモニエのMOMPに反応
し、尚且つ蛍光抗体法でクラミジア・ニューモニエのE
Bを強く染色するモノクローナル抗体の作製を鋭意検討
した。その結果、我々は、クラミジア・ニューモニエの
MOMPに対して反応性を有するモノクローナル抗体を
作製し、しかもこのモノクローナル抗体が蛍光抗体法に
よりクラミジア・ニューモニエのEBと非常に強い反応
性を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、クラミジ
ア・ニューモニエのMOMPに対して反応性を有し、尚
且つクラミジア・ニューモニエのEBに強い反応性を有
するモノクローナル抗体、その製造法、前記抗体の産生
能を有するモノクローナル抗体産生細胞及びその抗体を
用いることを特徴とするクラミジア・ニューモニエの検
出法に関する。
【0008】本発明のモノクローナル抗体産生細胞は、
クラミジア・ニューモニエのMOMPに対して反応性を
有し、尚且つクラミジア・ニューモニエのEBに強い反
応性を有するモノクローナル抗体を産生できるものであ
れば特に制限はないが、一般に、動物の免疫、細胞融
合、融合細胞の選択、特異抗体産生細胞の選択、クロー
ニング等の工程を経て調製される融合細胞(ハイブリド
ーマ)であって、クラミジア・ニューモニエ由来MOM
Pに対して反応性を有し、尚且つ、クラミジア・ニュー
モニエのEBに非常に強い反応性を有するモノクローナ
ル抗体を産生するものである。
【0009】免疫用抗原として使用するクラミジア・ニ
ューモニエは、適当なストレインを使用できる。例え
ば、YK−41株、TWAR株等が挙げられる。免疫さ
れる哺乳動物としては、マウス、ラット、ウサギ、ヒツ
ジ、ニワトリ等が挙げられるが、特にマウスが好まし
い。免疫方法は、適宜、周知の適当な方法を組み合わせ
て実施できる。本発明のモノクローナル抗体産生細胞を
効率的に作製するためには、例えば、まず、クラミジア
・ニューモニエのEB又はその未変性のMOMPで免疫
を惹起し、最終免疫用抗原として還元剤及び界面活性剤
処理を施すことにより変性させたMOMPを用いる方法
が好ましい。還元剤としては、特に制限はないが、2-メ
ルカプトールエタノールが好ましい。界面活性剤として
は、特に制限はないが、SDS(ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム)が好ましい。また、免疫の際にアジ
ュバントを用いるのが好ましく、例えば、フロイントの
完全アジュバント(以下、FCAと略す)、フロイント
の不完全アジュバント(以下、FIAと略す)等が好ま
しいものとして挙げられる。上記方法による充分な免疫
後、免疫した哺乳動物から、脾細胞、リンパ球B細胞等
を抗体産生能を有する親株として摘出する。
【0010】ハイブリドーマ作製のもう一方の親株とし
ては、一般に骨髄腫(ミエローマ)細胞が用いられる。
例えば、マウス由来のP3U1、NS−1、653、S
P2、X63、MPC−11等、ラット由来のAG1、
AG2、AG3、RCY3、210等、ヒト由来のSK
O−007等が使用できるが、マウス由来のものが好ま
しく、特にP3U1、653等が好ましい。細胞融合は
ポリエチレングリコールを用いる方法、センダイウイル
スを用いる方法、電気融合法等が使用できるが、ポリエ
チレングリコールを用いる方法が好ましい。ハイブリド
ーマの選択は、ハイブリドーマのみが生育できる選択培
地中で培養することにより行うことができる。例えば、
HAT(ヒポキサンチン−アミノプテリン−チミジン)
培地、HAz(ヒポキサンチン−アザセリン)培地等が
好ましいものとして挙げられる。
【0011】特異抗体産生細胞の選択は、上記培養によ
りハイブリドーマの増殖が認められたウエルの上清を採
取し、クラミジアニューモニエのEB、MOMP等を用
いた免疫ブロッティング法等により抗体産生の有無を調
べることにより行うことができる。クローニングとは、
上記特異抗体産生細胞を1つのクローンに由来する均一
な細胞集団とすることであり、例えば、限界希釈法、ソ
フトアガー上のコロニーを拾い上げる方法、シングルセ
ルマニュピュレーション法、FACS法等が挙げられる
が、限界希釈法が簡便で好ましい。以上の方法により、
モノクローナル抗体産生細胞を得ることができる。本発
明のモノクローナル抗体産生細胞の一例であるハイブリ
ドーマCP−11を、工業技術院生命工学工業技術研究
所に寄託し、1994年10月20日に寄託番号 生命
研菌寄第14592号(FERM P−14592)と
して受託された。
【0012】上記方法により得られたモノクローナル抗
体産生細胞を好適な培地で培養することにより、モノク
ローナル抗体を製造することができる。培地としては例
えば、牛胎児血清を添加したダルベッコの変性イーグル
培地(MEM培地)が好ましいものとして挙げられる。
モノクローナル抗体の回収は、培養上清を集め、プロテ
ィンAカラム、プロティンGカラム等を用いたアフィニ
ティークロマトグラフィー法、イオン交換クロマトグラ
フィー法、ポリエチレングリコール分画法、エタノール
分画法、硫酸アンモニウム分画法などにより行うことが
できる。これらの中でアフィニティークロマトグラフィ
ー法が好ましく、特にプロティンAカラムを用いる方法
が好ましい。
【0013】得られたモノクローナル抗体は、クラミジ
ア・ニューモニエのMOMPに対して特異的な反応性を
有するか否か評価することができる。例えば、クラミジ
ア・ニューモニエのEBを適当な処理液で処理し、電気
泳動し、これを用いたウエスタンブロット法により、分
子量が約39.5KダルトンのMOMPのバンドと特異
的に反応するものを選択することができる。こうして得
られるモノクローナル抗体は、クラミジア・ニューモニ
エのMOMPのアミノ酸配列を抗原決定基として認識す
るものと判断できる。本発明のモノクローナル抗体は、
さらに、クラミジア・ニューモニエのEB自体に対して
強い反応性を有する。これは、蛍光抗体法でクラミジア
・ニューモニエのEBと強い反応性を示すことで確認で
きる。このモノクローナル抗体は、EBの膜外に露出す
るアミノ酸配列を抗原決定基として認識するものと判断
できる。 よって、本発明のモノクローナル抗体は、ク
ラミジア・ニューモニエのMOMPの、EBの膜外に露
出するアミノ酸配列を抗原決定基として認識するものと
結論できる。
【0014】こうして得られる本発明のモノクローナル
抗体は、クラミジア属のその他の種であるクラミジア・
トラコマティスのMOMPと実質的に反応性を示さない
ものが好ましく、特にクラミジア・ニューモニエ種以外
の全てのクラミジアのMOMPと実質的に反応性を有し
ないものが、クラミジア・ニューモニエのMOMPの種
特異的な診断等に有用であるので好ましい。しかも、ク
ラミジア・ニューモニエ以外の全てのクラミジアのEB
自体とも実質的に反応性を有しないものが好ましい。し
かしながらクラミジア・ニューモニエ以外の他の種と厳
密な意味では反応性を有しても、蛍光抗体法などで微弱
な反応性しか示さない場合は、強い反応性を有する場合
と区別がつくので、実質的に診断上の使用は可能であ
り、その有用性が損なわれるものではない。また、臨床
上分離頻度の高いクラミジア・トラコマティスとの交差
反応性がないことは重要であるが、比較的分離頻度の低
いと考えられるクラミジア・ペコラム及びクラミジア・
シッタシとの交差反応性はさほど重要ではない。逆に、
蛍光抗体法でクラミジア・ニューモニエと強く反応し、
別の一種(例えば、クラミジア・シッタシ)と微弱な反
応性を示し、残る種(例えば、クラミジア・トラコマテ
ィス及びクラミジア・ペコラム)とは全く反応しない場
合は、反応の程度により、いずれの種のクラミジアかの
診断が可能となるので、好ましいといえる。本発明のモ
ノクローナル抗体の種類には現在知られているどのよう
なタイプ(グロブリンクラス)のものも含まれる。ま
た、モノクローナル抗体からの部分分解物(Fab、F
ab′、Fab′2等)又はモノクローナル抗体の部分
構造を有するものも含まれる。
【0015】本発明のモノクローナル抗体は、各種色素
類、コロイド類、酵素などを結合させた抗体としてクラ
ミジア・ニューモニエの検出に用いることができる。色
素としては、FITC、ローダミンなどの蛍光色素類が
推奨されるがこれに限定されるものではない。また、コ
ロイド類としては金コロイドなどが使用できる。酵素と
してはペルオキシダーゼ、アルカリフォスファターゼな
どが使用できる。さらに、本発明のモノクローナル抗体
とともに、上記色素類、コロイド類、酵素などを標識し
た二次抗体を使用してクラミジア・ニューモニエの検出
に用いることもできる。また、本発明のモノクローナル
抗体は、必要に応じて他のクラミジア・ニューモニエに
対するモノクローナル抗体又はポリクローナル抗体と組
み合わせてクラミジア・ニューモニエの検出に用いるこ
とができる。
【0016】検出手段として具体的にはラジオイムノア
ッセイ、エンザイムイムノアッセイなどの免疫反応を利
用した検出法に使用できる。また、その為の診断薬又は
研究用試薬の一成分として使用できる。さらに、直接又
はキメラ抗体やドラフト化抗体として医薬品にも使用で
きる。また、本発明のモノクローナル抗体はポリメラー
ゼチェーンリアクションなどと組み合わせた診断キット
に使用することもできる。本発明の抗体産生細胞は、抗
体遺伝子のソースとしても使用できる。さらにこの抗体
遺伝子は、各種の細胞で発現させることもできる。
【0017】
【実施例】
1.クラミジア・ニューモニエEBの調製 クラミジア・ニューモニエEBの調製にはYK−41株
を用いた。YK−41株のヒト肺由来細胞(HL細胞と
略す)への感染は、岸本らの方法(検査と技術,18(7),9
59-964(1990))に従った。24ウエル又は6ウエルシャ
ーレで培養した感染細胞を細胞剥離し、培地ごと回収し
た後、6,000rpmで30分間遠心した。上清を除去
し沈澱物をシュークロース-リン酸-グルタミン溶液
(7.5%(w/v)シュークロース、3.8mM KH2
PO4、7mM K2HPO4、5mMグルタミン酸(pH
7.4)、SPGと略す)に懸濁した。懸濁液をホモジ
ナイザーで破砕した後、2,500rpmで10分間遠心
した。上清を除去し沈澱物をSPGに懸濁した。この操
作を5回繰り返した後、上清を回収した。回収液を23
%(v/v)ウログラフィン(日本シェーリング社
製)、50%(w/v)シュークロースと2容:2容:
1容の比で混合し遠心分離(8,000rpmで1時間)
した。上清除去後、下層(50%(w/v) シュークロ
ース層)を回収しSPGに懸濁、洗浄し、遠心分離(1
0,000rpmで30分間)後、上清を吸引除去し、沈
澱物をSPGに懸濁後、26.6〜38%(v/v)ウ
ログラフィンDensity Gradientと1容:4容の比で混合
し遠心分離(8,000rpmで1時間)し、中間層を回
収、SPGに懸濁した。遠心分離(10,000rpmで
30分間)後、上清を吸引除去し、沈澱物を適当量のS
PGに懸濁しEB溶液とした。保存は分注後、4℃又は
−70℃で行った。
【0018】2.クラミジア・ニューモニエMOMPの
調製 上記により得られたEB溶液をディスクプレパラティブ
電気泳動により分離精製し、MOMPを調製した。即
ち、得られたEB溶液(タンパク(EB)濃度727μ
g/ml)0.5mlと0.5mlの2倍濃度のサンプルバッフ
ァー(0.31Mトリス−塩酸(pH6.8)、1.6%
(w/v)ドデシル硫酸ナトリウム(SDSと略す)、
1mMジチオスレイトール、16%(v/v)グリセリ
ン、0.005%(w/v)ブロモフェノールブルー)
を混合し、煮沸(100℃で3分間)によりタンパクを
可溶化後、全量をディスクゲル(濃縮ゲル4%、分離ゲ
ル10%)に付加、電気泳動(装置:ディスクプレパラ
ティブ電気泳動装置NA−1800型、日本エイドー社
製、泳動条件100V(定電圧))し、一定量ずつ(0.
26ml/フラクション)回収した。フラクションごとの
SDSスラブ電気泳動を行い(装置:DNA−PAGE
用電気泳動装置NB−5000型、日本エイドー社、泳
動条件100V(定電圧))分子量39.5KのMOMP
をフラクション33〜45番に回収したことを確認した
(タンパク濃度0.21mg/ml)。
【0019】3.ハイブリドーマ及びモノクローナル抗
体の製造 上記方法により得られたEBの生理食塩液溶解液0.5
mlをFCA(ディフコ社製)0.6mlと混和、超音波破
砕機(ブランソン社製)を用いて油中水型のエマルジョ
ンを作製し免疫用抗原とし、生後8週令のBALB/c
雌性マウス5匹に、200μlずつ腹腔内注射した(1
回あたりEB免疫量10μg/マウス)。6日後及び1
2日後にFIA(ディフコ社製)を用いて免疫を行っ
た。その6日後、部分採血し各々の血清について抗体価
をDot Immuno Binding Assay法(以下DIBA法と略
す)で測定し、抗体価の一番高いものについて、測定日
から3日間最終免疫として上記方法により得られた精製
MOMP200μl(1回あたりMOMP免疫量1μg
/マウス)を尾静脈より投与した。最終免疫3日目の翌
日にマウスの頚椎脱臼後脾臓を摘出し単細胞分散を行い
細胞融合用の脾細胞とした。細胞融合用のパートナー細
胞には10%(v/v)牛胎児血清加ダルベッコMEM
培地(10F培地と略す)であらかじめ培養した(ナプ
コ社製CO2インキュベーター、37℃、5%炭酸ガ
ス、飽和湿度下)、P3U1マウスミエローマ細胞を用
いた。
【0020】上記の脾細胞4.8×107個とP3U1
マウスミエローマ細胞1.2×107個とを混合し、遠
心分離(1,000rpmで10分)後、上清を吸引除去
し、軽く振動を与えて細胞ペレットをほぐした後、細胞
融合剤(50%(v/v)ポリエチレングリコール;MW
=4000、メルク社製)を0.2ml加えた。1分45
秒後、培養液10mlを1分間かけて加え、さらに培養液
20mlを加え懸濁後、段階的に遠心し分離した(300
rpmで3分、500rpmで3分、700rpmで3分)。上
清を吸引除去し、細胞ペレットに5%ブライクローン
(大日本製薬製)を含有する10F培地(10F+Br
i培地と略す)を加え、細胞浮遊液を調製した。細胞浮
遊液を96ウエルのプラスチック平底マルチプレート
(コーニング社製)にミエローマ細胞換算で4×104
個/ウエル/0.1mlになるよう分注し、37℃、5%
炭酸ガス、飽和湿度下で培養した。翌日HATを含有す
る10F培地(1×10-4Mヒポキサンチン、4×10
-7Mアミノプテリン、1.6×10-5Mチミジン及び1
0%(v/v)牛胎児血清を添加したダルベッコMEM
培地、HAT培地と略す)を0.1ml/ウエル加え、更
に3、4日間隔で培養上清の半量をHAT培地におきか
え、いわゆるHATセレクションを約2週間にわたって
行い、ハイブリドーマの増殖が認められたウエルの上清
を採取して Dot Immuno Binding Assay法(以下、DI
BA法と略す)によりEBに対する抗体産生の有無をス
クリーニングした。
【0021】DIBA法は96ウエルのU底マルチプレ
ート(コーニング社製)を用い、あらかじめ、1ドット
当り0.02μgのEBを抗原として固定した3mm角の
メンブランフィルター(アドバンテック社製、47mm径
格子入フィルターA045b047A)に10%(v/
v)FCS(Fetal Calf Serum)を加え室温に15分、
ついで上清除去後、ハイブリドーマの培養上清100μ
lを加え室温に1時間、ついで上清除去後パーオキシダ
ーゼ標識ウサギ抗マウスイムノグロブリン抗体(カッペ
ル社製)の500倍希釈液100μlを加えて同様に1
時間それぞれ反応させて最後に基質として4−クロル1
ナフトールを加えて発色させた。抗原を固定したメンブ
ランフィルター上に肉眼的に発色を認めたものを抗体産
生陽性と判定した。このスクリーニングの結果、抗体産
生陽性のウエルのハイブリドーマをさらに限界希釈法に
よりクローニングを行なった。すなわち、該抗体産生陽
性のハイブリドーマのHAT含有培地による浮遊液を調
製し細胞濃度を測定して新しいマイクロプレートにハイ
ブリドーマが2個/100μl/ウエルになるよう希釈
液を分注して培養した。この時希釈液にはHT+5%ブ
ライクローン培地を用いた。
【0022】ウエルでハイブリドーマの増殖が認められ
た場合は抗体産生能の測定と顕微鏡観察を行いモノクロ
ーンであることを確認した上さらに再度同じ操作を繰り
返し、抗体持続産生能の高い抗EBモノクローナル抗体
産生クローンを得た。得られた各クローンは培養スケー
ルを徐々に上げ最終的に50mlの10F培地で培養その
培養上清につき抗体の性質を調べた。以上の実験操作を
前後2回にわたって行い、最終的にモノクローナル抗体
産生クローンを1株(CP−11)得た。ハイブリドー
マクローンCP−11の産生するモノクローナル抗体の
グロブリンクラスはISOTYPE Ab-STAT-Iキット(Sang St
at Medical社)により測定した結果IgG1であった。
【0023】さらに、ハイブリドーマクローンCP−1
1を10F培地で培養して増殖した細胞をプリスタン
(和光純薬製)0.5ml/マウスを投与し前処理したB
ALB/cマウスの腹腔内に1×107個づつ接種して
2〜3週間後に得られた腹水から本発明のモノクローナ
ル抗体を精製した。ハイブリドーマクローンCP−11
の腹水は下記の如くプロテインAを固定化したアフィニ
ティカラムによる方法で精製した。すなわち、マウス腹
水と同量の1.5Mグリシン+3MNaCl(pH8.9)を
加え0.45μmのナイロンフィルター(コーニング社
製)を通過させたのちプロテインA−ポロス(日本ガイ
シ製)のアフィニティカラムに付し1.5Mグリシン+
3M NaCl(pH8.9)で洗浄した。ついで150
mM NaClを含むリン酸−クエン酸緩衝液(pH6.
0)で溶出させた。溶出液は1M Tris−HCl緩
衝液(pH9.0)で中和後冷却し、PBSで一晩透析
後、回収液の280nmの吸光度を測定(U−2000、
日立製作所製)し、0.2μmのセルロースアセテート
フィルター(コーニング社製)を通過させ−80℃で保
存し精製抗体の保存液とした。
【0024】4.モノクローナル抗体の特異性解析 モノクローナル抗体の特異性解析をウエスタンブロット
法で行った。クラミジア・ニューモニエとの反応性は上
記1.に記載した方法により得られたEB溶液(EB濃
度727μg/ml)を使用した。具体的には、EB50μ
gを含む前記EB溶液とサンプル処理液(0.063M
Tris、5%(v/v)2−メルカプトエタノール、
10%(v/v)グリセリン、2.3%(w/v) SD
S、0.001%(w/v)BPB(Bromphenol Blue)(pH
6.8))を1容:1容で混合し、10分間煮沸した後
100μl付加し、電気泳動した(電気泳動装置:AE
−6560(アトー社製)、ゲル:アトーパジェル102
0DL、泳動用バッファー:0.025M Tris、
0.192M グリシン、0.1%(w/v) SDS(pH
8.3)、泳動条件:20mA定電流、80分間泳
動)。転写装置は、NA−1510(日本エイドー社
製)を使用した。
【0025】あらかじめ氷中に浸しておいた転写用バッ
ファー(0.025M Tris、0.192M グリシ
ン、20%(v/v) メタノール(pH8.3))に泳動後
のゲル、3mm厚ろ紙(ワットマン社製)2枚及びニトロ
セルロース膜(バイオラッド社製)を転写用バッファー
に15分間浸した。パット上にろ紙、ゲル、ニトロセル
ロース膜、ろ紙の順に乗せ、更にパットではさみ装置に
セットした。装置を氷中に置き、50V定電圧、2時間
通電し、ニトロセルロース膜にタンパク質を移動させ
た。ニトロセルロース膜をPBS(日水製薬製)で洗浄
(2分間、2回、振とう)後、10%FCS/PBSで
ブロッキング(30分間、室温、振とう)した。ニトロ
セルロース膜をPBS(日水製薬製)で洗浄(2分間、
3回、振とう)後、表1に示す全てのハイブリドーマの
培養上清とそれぞれ反応(1時間、室温、振とう)させ
た。PBSで洗浄(2分間、3回、振とう)後、500
倍希釈したパーオキシダーゼ標識ウサギ抗マウスイムノ
グロブリン抗体(カッペル社製)と反応(1時間、室
温、振とう)させた。PBSで洗浄(2分間、3回、振
とう)後、発色液(3mg/ml 4−クロロ−1−ナフトー
ル 1ml、PBS 5ml過酸化水素水 2μl)を添加し
タンパク質のバンドが出現するまで反応させた後、蒸留
水で膜を数回洗浄し反応を停止した。
【0026】クラミジア・トラコマティスとの反応性の
解析には精製クラミジア・トラコマティスEB(L2株
由来)を使用し、上記条件と同様にウエスタンブロット
した。クラミジア・シッタシとの反応性の解析には精製
クラミジア・シッタシEBを使用し、上記条件と同様に
ウエスタンブロットした。その結果、このモノクローナ
ル抗体は、クラミジア・トラコマティスのMOMPとの
反応性を示さず、クラミジア・ニューモニエのMOMP
と非常に強い反応性を示し、クラミジア・シッタシのM
OMPとは微弱な反応性を示しただけであった。
【0027】5.蛍光抗体法による抗体の解析(ニュー
モニエ、トラコマティス、シッタシ及びペコラムとの反
応性) クラミジア・ニューモニエ、トラコマティス、シッタシ
及びペコラムの各々の分離株を1μl点置したスライド
グラスに、ハイブリドーマCP−11の培養上清8μl
を載せ、湿箱に入れ37℃に3時間反応させ、PBSと
蒸留水で洗浄し、風乾した。風乾後、10倍希釈FIT
C標識抗マウス免疫グロブリン・ヤギ血清(KPL社)
8μlを点置部位が全て覆われるように載せ、湿箱に入
れ37℃で30分間反応後、洗浄、風乾し封入液(50
%(v/v)グリセリン−PBS)100μlで封入し、
蛍光顕微鏡で観察した。その結果を表1に示す。
【0028】
【表1】 この結果から明らかなように、このモノクローナル抗体
を用いた蛍光抗体法では、強く反応するものはクラミジ
ア・ニューモニエ、微弱な反応を示すものはクラミジア
・シッタシ、全く反応のないものはクラミジア・トラコ
マティス又はクラミジア・ペコラムと診断することがで
きる。このモノクローナル抗体を産生するハイブリドー
マをCP−11として生命工学工業技術研究所へ寄託し
た(寄託番号:生命研菌寄第14592号(FERMP
−14592))。以上の結果から、このモノクローナ
ル抗体は、クラミジア・ニューモニエのMOMPの、E
Bの膜外に露出する部分のアミノ酸配列を認識するもの
と判断できる。
【0029】
【発明の効果】本発明のクラミジア・ニューモニエに対
するモノクローナル抗体は、量的に多く含まれるMOM
Pに反応し、尚且つ蛍光抗体法によりクラミジア・ニュ
ーモニエのEBに非常に強い反応性を示すことから、ク
ラミジア・ニューモニエの検出用に使用できる。クラミ
ジア・ニューモニエ又はそのMOMPを特異的に検出す
るための各種診断法、各種試薬に有用であり、また医薬
品としても有用である。また、本発明の抗体産生細胞は
上記抗体を産生することの他に抗体遺伝子のソースとし
ても有用である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【書類名】 受託番号変更届
【提出日】 平成7年7 月20日
【旧寄託機関の名称】 工業技術院生命工学工業技術研
究所
【旧受託番号】 FERM P−14592
【新寄託機関の名称】 工業技術院生命工学工業技術研
究所
【新受託番号】 FERM BP−5156
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 33/569 F 33/571 33/577 B // A61K 39/395 Q C07K 14/295 C12N 15/02 (C12P 21/08 C12R 1:91) (72)発明者 川越 清隆 茨城県日立市東町四丁目13番1号 日立化 成工業株式会社医薬品研究所内 (72)発明者 中野 博子 茨城県日立市東町四丁目13番1号 山崎産 業株式会社内 (72)発明者 永山 朱美 茨城県日立市東町四丁目13番1号 山崎産 業株式会社内 (72)発明者 斎藤 茂 茨城県日立市東町四丁目13番1号 山崎産 業株式会社内 (72)発明者 中尾 義喜 茨城県日立市東町四丁目13番1号 山崎産 業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラミジア・ニューモニエの外膜主要タ
    ンパク質に対して反応性を有し、尚且つクラミジア・ニ
    ューモニエの基本小体に強い反応性を有するモノクロー
    ナル抗体。
  2. 【請求項2】 クラミジア・トラコマティスの外膜主要
    タンパク質に対して実質的に反応性を有さない請求項1
    記載のモノクローナル抗体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のモノクローナル抗
    体の産生能を有するモノクローナル抗体産生細胞。
  4. 【請求項4】 マウス由来の抗体産生細胞とマウスミエ
    ローマ細胞とのハイブリドーマである請求項3記載のモ
    ノクローナル抗体産生細胞。
  5. 【請求項5】 ハイブリドーマCP−11(生命研菌寄
    第14592号)である請求項4記載のモノクローナル
    抗体産生細胞。
  6. 【請求項6】 請求項3、4又は5記載のモノクローナ
    ル抗体産生細胞を培養することを特徴とするモノクロー
    ナル抗体の製造法。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2記載のモノクローナル抗
    体を用いることを特徴とするクラミジア・ニューモニエ
    の検出法。
  8. 【請求項8】 検出法が蛍光抗体法である請求項7記載
    のクラミジア・ニューモニエの検出法。
JP6264307A 1994-08-03 1994-10-28 モノクローナル抗体、その製造法、その抗体産生細胞及びクラミジア・ニューモニエの検出法 Pending JPH08127599A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6264307A JPH08127599A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 モノクローナル抗体、その製造法、その抗体産生細胞及びクラミジア・ニューモニエの検出法
AU28313/95A AU692889B2 (en) 1994-08-03 1995-08-02 Monoclonal antibodies having a reactivity specific to Chlamydia pneumoniae, method for production of the monoclonal antibodies, such antibody producing cells, method for production of the cells, method for detection and/or measurement of Chlamydia pneumoniae, reagents for the method, method and agents for diagnosis of chlamydia pneumoniae infection
EP95112207A EP0699688A3 (en) 1994-08-03 1995-08-03 Chlamydia pneumoniae specific monoclonal antibodies and their diagnostic use

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6264307A JPH08127599A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 モノクローナル抗体、その製造法、その抗体産生細胞及びクラミジア・ニューモニエの検出法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08127599A true JPH08127599A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17401367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6264307A Pending JPH08127599A (ja) 1994-08-03 1994-10-28 モノクローナル抗体、その製造法、その抗体産生細胞及びクラミジア・ニューモニエの検出法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08127599A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0741144B1 (en) Antiannexin-v monoclonal antibody, process for producing the same, and use therof
CN114807054B (zh) 小鼠抗人IgG单抗杂交瘤细胞株、抗体、抗体组合物及试剂盒
WO2023036152A1 (zh) 一种SARS-Cov-2检测方法和试剂盒
JP2011079830A (ja) マイコプラズマ・ニューモニエのグリセロ型糖脂質抗原
JP3829226B2 (ja) ビメンチンの切断産物に対する抗体
WO1997008335A1 (fr) Anticorps monoclonal permettant de reconnaitre l'amyloïde a serique
AU692889B2 (en) Monoclonal antibodies having a reactivity specific to Chlamydia pneumoniae, method for production of the monoclonal antibodies, such antibody producing cells, method for production of the cells, method for detection and/or measurement of Chlamydia pneumoniae, reagents for the method, method and agents for diagnosis of chlamydia pneumoniae infection
JP2012082210A (ja) Adamts13活性検定用抗体及び活性検定方法
CN114891091B (zh) 一种抗nmdar脑炎重组抗原及应用
JPH10226700A (ja) Miaの検出のためのイムノアッセイ
JPH08127599A (ja) モノクローナル抗体、その製造法、その抗体産生細胞及びクラミジア・ニューモニエの検出法
JP2003130880A (ja) 異常型プリオン免疫測定用試薬及びキット並びにそれを用いた異常型プリオンの免疫測定方法
JP4142747B2 (ja) 抗ヒトフィブリンモノマー特異的モノクローナル抗体、該モノクローナル抗体の製造方法、ハイブリドーマ及び免疫学的測定方法
JP4533995B2 (ja) 抗adamts13モノクローナル抗体
CN114213542B (zh) Cps-i抗体及其用途
JPH10218895A (ja) 改変タンパク質、それをコードするdna、そのdnaを含む組換えベクター、その組換えベクターを含む形質転換体、改変タンパク質の製造法、抗トレポネーマ・パリダム抗体の測定法及び測定用試薬、梅毒感染診断薬並びに抗トレポネーマ・パリダム抗体の製造法
JPH0841099A (ja) クラミジア・ニューモニエに対するモノクローナル抗体、その製造方法、その抗体産生細胞及びクラミジア・ニューモニエの検出方法
JP2518602B2 (ja) ヒトプロテインsに対するモノクロ―ナル抗体を用いた免疫学的測定試薬及びキット
JP2002267673A (ja) う蝕性リスクの判定方法及び判定薬
JP6793514B2 (ja) 新規甲状腺癌関連抗原に結合する抗体および甲状腺癌診断剤
JP3522877B2 (ja) 抗チロシナーゼモノクローナル抗体F(ab’)2フラグメント
JPH0614041B2 (ja) 肺表面活性物質の検出方法及びそれに用いる試薬キツト
JPH08173186A (ja) 微生物由来タンパク質の測定法、これに用いられるモノクローナル抗体及び融合細胞
CN117362424A (zh) 一种抗幽门螺旋杆菌单克隆抗体及其应用
CN116554319A (zh) 抗人整合酶相互作用分子1(ini1)兔单克隆抗体的制备及其用途