JPH08127390A - ドライス−ツ用給排気弁 - Google Patents

ドライス−ツ用給排気弁

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JPH08127390A
JPH08127390A JP6292241A JP29224194A JPH08127390A JP H08127390 A JPH08127390 A JP H08127390A JP 6292241 A JP6292241 A JP 6292241A JP 29224194 A JP29224194 A JP 29224194A JP H08127390 A JPH08127390 A JP H08127390A
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air
dry
pressure
water pressure
dry suit
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JP6292241A
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Shigeki Kamiya
上谷成樹
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    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C11/00Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
    • B63C11/02Divers' equipment
    • B63C11/04Resilient suits
    • B63C11/08Control of air pressure within suit, e.g. for controlling buoyancy ; Buoyancy compensator vests, or the like
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/1842Ambient condition change responsive
    • Y10T137/2036Underwater

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は給排気弁の感知点よりも上部のドラ
イス−ツ部分が水圧で膨らむのをなくすことが主要な目
的である。 【構成】 ドライス−ツ3に取り付けられる給気弁1で
あって、上記ドライス−ツ3を着用した潜水者7が水中
に潜っているとき、感知点Aで水圧Pを感知し、この水
圧Pに応じて予め設定された量の空気を圧縮空気ボンベ
4から一次減圧弁5及び中圧ホ−ス6を介して導き、導
いた空気をドライス−ツ3内に供給してドライス−ツ3
内の空気圧力を設定する給気弁1に於て、上記給気弁1
が感知点Aで感知した水圧をP、上記感知点Aよりも水
面に距離Xだけ近い上位点A−Xでの水圧をP−ΔPと
したとき、上記給気弁1は、上記ドライス−ツ3内の空
気圧力を上記水圧P−ΔPよりも低くする量の空気をド
ライス−ツ3内に供給するよう設定されていることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドライス−ツ用給排気弁
に係り、更に詳しくは、ドライス−ツを着用した潜水者
がドライス−ツ内の圧力を調節する為に使用する給排気
弁に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、スキュ−バダイビング等が
多々行なわれている。このスキュ−バダイビング等に際
しては、ウェットス−ツ或いはドライス−ツを着用する
ことが一般的であるが、特に上記ドライス−ツを着用し
た場合、水圧に応じてドライス−ツ内の空気圧力を調節
する為の給気弁が合わせて用いられている。
【0003】詳しくは、上記給気弁は、ドライス−ツに
取り付けられ、上記ドライス−ツを着用した潜水者が水
中に潜っているとき、水圧を感知し、この水圧に応じて
予め設定された量の空気を圧縮空気ボンベから一次減圧
弁及び中圧ホ−スを介して導き、導いた空気をドライス
−ツ内に供給してドライス−ツ内の空気圧力を設定する
構成と成されている。
【0004】そして、上記給気弁は、通常上記ドライス
−ツの腹部に取り付けられ、この腹部で感知した水圧に
対して、上記ドライス−ツ内の空気圧力が同等となるよ
うに供給する空気量を調節するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、上記ドライス−ツの腹部に取り付けられた給気弁
は、ドライス−ツ内の空気圧力を腹部における水圧と同
等にするだけの量の空気をドライス−ツ内に供給するよ
う設定されている。これにより、上記ドライス−ツ内の
空気圧力は、首部から足部に至るまで上記腹部で感知し
た水圧と同圧になっている。
【0006】所が、上記ドライス−ツにかかる水圧に着
目すると、上記水圧はドライス−ツの部分によって異な
るものである。具体的には、今潜水者が水中に於て頭を
下に、足を上にした逆立ち状態にある場合を考えてみ
る。このとき、上記ドライス−ツの腹部を基準にして考
えると、上記ドライス−ツの首部は腹部よりも深い水深
にあることから、首部にかかる水圧は腹部にかかる水圧
よりも高い。逆にドライス−ツの足部は腹部よりも浅い
水深にあることから、足部にかかる水圧は腹部にかかる
水圧よりも低い。
【0007】即ち、上記ドライス−ツの首部ではドライ
ス−ツ内の空気圧力が水圧よりも低くなると共に、足部
ではドライス−ツ内の空気圧力が水圧よりも高くなって
しまう。この為、上記ドライス−ツ内の首部の空気は足
部の方へ移動し、結果足部が空気で膨らんでしまうもの
であった。そして、上記足部の浮力が他の部分よりも大
きくなってしまい、潜水者が水中で動きにくくなるもの
であった。
【0008】言い換えれば、上記給気弁は、取り付けら
れた位置での水圧を感知し、上記ドライス−ツ内の空気
圧力が上記感知点の水圧と同等となるようにドライス−
ツ内に空気を供給するよう設定された給気弁であったこ
とにより、上記感知点を基準にした上下の部分の水圧の
差から、上記感知点よりも水面に近い部分に空気が移動
し、結果感知点よりも水面に近い部分が空気で膨らんで
しまうものであった。この為、上記給気弁よりも水面に
近い部分の浮力が他の部分よりも大きくなってしまい、
潜水者が水中で動きにくくなるものであった。
【0009】従って、本発明の目的とする所は、ドライ
ス−ツ着用時に用いられる給気弁に於て、上記給気弁が
取り付けられた感知点よりも水面に近い部分のドライス
−ツが空気で膨らむことをなくし、以って潜水者が水中
で動き易くする技術を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決する為に
本発明は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対応
する添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、本発
明はドライス−ツ3に取り付けられる給気弁1であっ
て、上記ドライス−ツ3を着用した潜水者7が水中に潜
っているとき、感知点Aで水圧Pを感知し、この水圧P
に応じて予め設定された量の空気を圧縮空気ボンベ4か
ら一次減圧弁5及び中圧ホ−ス6を介して導き、導いた
空気をドライス−ツ3内に供給してドライス−ツ3内の
空気圧力を設定する給気弁1に於て、上記給気弁1が感
知点Aで感知した水圧をP、上記感知点Aよりも水面に
距離Xだけ近い上位点A−Xでの水圧をP−ΔPとした
とき、上記給気弁1は、上記ドライス−ツ3内の空気圧
力を上記水圧P−ΔPよりも低くする量の空気をドライ
ス−ツ3内に供給するよう設定されていることを特徴と
するドライス−ツ用給気弁である。
【0011】また、他の特徴とする所は、上記給気弁1
には、この給気弁1からドライス−ツ3の手足部3c、
3dの先部に向かって伸び、内部に中空通路8aを有す
ると共に、この中空通路8aから外部に向かって貫通し
た空気吹出口8bが複数形成されたフレキシブルチュ−
ブ8が連設されていることを特徴とする。
【0012】
【作用】上記構成により、その動作を説明する。今、上
記給気弁1は、ドライス−ツ3の所定位置に取り付けら
れ、この取り付け位置を感知点Aとすると共に、潜水者
7は潜水中であって頭を下に、足を上にした逆立ち状態
にあるとする。このとき、上記給気弁1は、感知点Aに
おける水圧Pを感知する。このとき、上記給気弁の感知
点Aよりも距離Xだけ水面に近い上位点A−Xでは、距
離Xだけ水面に近いことにより、上記給気弁1の感知点
Aでの水圧Pよりも水圧ΔPだけ小さい水圧P−ΔPと
なっている。そして、上記水圧Pを感知した給気弁1
は、上記ドライス−ツ3内の圧力が上記上位点A−Xの
水圧P−ΔPよりも低い圧力となる量の空気をドライス
−ツ3内に供給する。これにより、上記ドライス−ツ3
内の空気圧力は上記水圧P−ΔPよりも低くなる。
【0013】上記水圧P−ΔPよりも低い空気圧力とな
ったドライス−ツ3は、全体が水圧によって潜水者7の
体側に圧縮される。このとき、上記給気弁の感知点Aよ
りも水面に近い部分も水圧によって圧縮されていること
により、上記ドライス−ツ3の他の圧縮部分から空気が
入り込むことがなく、空気で膨らむことを防止できるも
のである。
【0014】
【実施例】次に、添付図面に従い本発明の実施例を詳述
する。図1から図3までを参照すると、1は給気弁であ
って、圧縮空気ボンべ4からの空気を一次減圧弁5及び
中圧ホ−ス6を介して導き、導いた空気をドライス−ツ
3内に供給する。詳しくは、カバ−ケ−ス10A及びケ
−ス本体11Aの一側が結合部材12で結合されてい
る。また、上記ケ−ス本体11Aの他側と供給ケ−ス1
3Aとがドライス−ツ3を挟んで結合されている。上記
供給ケ−ス13Aには空気供給口14Aが複数貫通形成
されており、上記ケ−ス本体11A内からドライス−ツ
3内に空気を供給する。また、上記カバ−ケ−ス10A
には上記カバ−ケ−ス10A内に水を導く通路10aが
貫通形成されている。
【0015】上記ケ−ス本体11Aには、一端が上記一
次減圧弁5を介して圧縮空気ボンベ4に連なる中圧ホ−
ス6の他端が連なり、後述する空気調節レバ−15によ
ってケ−ス本体11A内に空気を導く。そして、上記カ
バ−ケ−ス10Aには、底部にスプリング9Aの一端が
連なる張力調節部16Aがネジ止めされている。上記張
力調節部16A内部には、水圧感知部17Aが位置して
いる。上記水圧感知部17Aは、上部にフランジ部18
Aが形成されていて、このフランジ部18Aの上面18
aには水圧がかかると共に、下面18bには上記スプリ
ング9Aの他端が連なる。
【0016】即ち、上記水圧感知部17Aは、スプリン
グ9Aによって弾発的に支持され、上記スプリング9A
は、上記張力調節部16Aによってその張力が調節され
る。また、上記水圧感知部17Aの下部は、上記張力調
節部16Aの底部に貫通して形成された穴を通り、端部
がダイアフラム19に連なる。上記ダイアフラム19の
周端部は上記カバ−ケ−ス10A及びケ−ス本体11A
に挟持されている。上記ケ−ス本体11A内部には、上
記水圧感知部17Aが下がったときに押し下げられ、押
し下げられた量に応じた量の空気をケ−ス本体11A内
に導く空気調節レバ−15が位置している。
【0017】次に、本発明の特徴とする所を説明する
と、上記給気弁1を付けた潜水者7が水中に潜っている
場合に於て、上記給気弁1が後述する感知点Aで感知し
た水圧をP、上記感知点Aよりも水面に距離Xだけ近い
上位点A−Xでの水圧をP−ΔPとしたとき、上記給気
弁1は、上記ドライス−ツ3内の空気圧力を上記水圧P
−ΔPよりも低くする量の空気をドライス−ツ3内に供
給するよう設定されている。
【0018】そして、上記給気弁1の空気供給量の設定
は、上記スプリング9Aの張力の調節により行なう。
【0019】更に、上記給気弁1には、この給気弁1か
らドライス−ツ3の手足部3c、3dの先部に向かって
伸び、内部に中空通路8aを有すると共に、この中空通
路8aから外部に向かって貫通した空気吹出口8bが複
数形成されたフレキシブルチュ−ブ8が連設されてい
る。
【0020】次に、図3を参照して上記給気弁1の動作
を説明する。今、上記給気弁1は、ドライス−ツ3の所
定位置(この例ではドライス−ツ3の腹部3a)に取り
付けられ、この取り付け位置を感知点Aとすると共に、
潜水者7は潜水中であって頭を下に、足を上にした逆立
ち状態にあるとする。この状態で、上記給気弁1は、感
知点Aにおける水圧Pを感知する。このとき、上記給気
弁1の感知点Aよりも水面に距離Xだけ近い上位点A−
Xでは、距離Xだけ水面に近いことにより、上記給気弁
1の感知点Aでの水圧Pよりも水圧ΔPだけ小さい水圧
P−ΔPとなっている。そして、上記水圧Pを感知した
給気弁1は、上記ドライス−ツ3内の空気圧力が上記上
位点A−Xの水圧P−ΔPよりも低くなる量の空気をド
ライス−ツ3内に供給する。これにより、上記ドライス
−ツ3内の空気圧力は上記水圧P−ΔPよりも低くな
る。
【0021】上記ドライス−ツ3内の空気圧力が水圧P
−ΔPよりも低い圧力となったドライス−ツ3は、全体
が水圧によって潜水者7の体側に圧縮される。このと
き、上記ドライス−ツ3の足部3dも水圧によって圧縮
されていることにより、上記ドライス−ツ3の他の圧縮
部分から空気が入り込むことがなく、上記ドライス−ツ
3の足部3dが空気で膨らむことを防止できるものであ
る。
【0022】また、上記給気弁1からドライス−ツ3内
に供給された空気は、上記フレキシブルチュ−ブ8内を
通ってドライス−ツ3の手部3cや足部3dの先まで運
ばれる。
【0023】尚、上記実施例では、上記潜水者7が逆立
ち状態にある例で示したが、立った状態にある場合も略
同様であり、このときは、上記潜水者7が着用したドラ
イス−ツ3の首部3bが水圧によって圧縮されているこ
とにより、上記ドライス−ツ3の他の圧縮部分から空気
が入り込むことがなく、上記ドライス−ツ3の首部3b
が空気で膨らむことを防止できるものである(図5参
照)。
【0024】次に、図4及び図5を参照すると、2は排
気弁であって、上記ドライス−ツ3内の空気を外に排出
する。詳しくは、カバ−ケ−ス10B及びケ−ス本体1
1Bの一側がネジ止めで結合されている。上記カバ−ケ
−ス10Bには、このカバ−ケ−ス10Bから外に空気
を排出する為の空気排出口24が貫通形成されていると
共に、上記カバ−ケ−ス10B内に水を導く通路22が
貫通形成されている。また、上記ケ−ス本体11Bの他
側と排出ケ−ス13Bとがドライス−ツ3を挟んで結合
されている。上記排出ケ−ス13Bには空気取入口14
Bが複数貫通形成されており、上記ケ−ス本体11B内
にドライス−ツ3内からの空気を取り入れる。
【0025】上記カバ−ケ−ス10Bには、天部にスプ
リング9Bの一端が連なる張力調節部16Bがネジ止め
されている。上記張力調節部16B内部には、水圧感知
部17Bが位置している。上記水圧感知部17Bは、上
部に上部フランジ部18Bが形成されていて、この上部
フランジ部18Bの上面18aには水圧がかかる。ま
た、上記水圧感知部17Bの下部には、下部フランジ部
18Cが形成されていて、この下部フランジ部18Cの
下面にはシ−ルド部材21が取り付けられている。上記
シ−ルド部材21は、上記ケ−ス本体11Bの上端部と
の間で上下に開閉し、上方に開いたとき、上記ケ−ス本
体11Bの上端部との間に排出空気通過口23が画成さ
れる また、上記下部フランジ部18Cの上面には、上
記スプリング9Bの他端が連なる。
【0026】即ち、上記水圧感知部17Bは、スプリン
グ9Bによって弾発的に支持され、上記スプリング9B
は、上記張力調節部16Bによってその張力が調節され
る。
【0027】次に、本発明の特徴とする部分を説明す
る。上記排気弁2を付けた潜水者7が水中に潜っている
場合に於て、上記排気弁2が後述する感知点Bで感知し
た水圧をQ、上記感知点Bよりも海底に距離Yだけ近い
下位点B+Yでの水圧をQ+ΔQとしたとき、上記排気
弁2は、上記ドライス−ツ3内の空気圧力を上記水圧Q
+ΔQよりも高くする量の空気をドライス−ツ3外に排
出するよう設定されている。
【0028】そして、上記排気弁2の空気排出量の設定
は、上記スプリング9Bの張力の調節により行なう。
【0029】次に、図5を参照して上記排気弁2の動作
を説明する。今、上記排気弁2は、ドライス−ツ3の所
定位置(この例では上記ドライス−ツ3の首部3b)に
取り付けられ、この取り付け位置を感知点Bとすると共
に、潜水者7は浮上中であって頭を上に、足を下にした
立った状態にあるとする。この状態で、上記排気弁2
は、感知点Bにおける水圧Qを感知する。このとき、上
記排気弁2の感知点Bよりも距離Yだけ海底に近い下位
点B+Y(この例では上記ドライス−ツ3の胸部3e)
では、距離Yだけ海底に近いことにより、上記排気弁2
の感知点Bでの水圧Qよりも水圧ΔQだけ大きい水圧Q
+ΔQとなっている。そして、上記水圧Qを感知した排
気弁2は、上記ドライス−ツ3内の空気圧力を上記下位
点B+Yでの水圧Q+ΔQよりも高く維持することがで
きる量の空気のみをドライス−ツ3外に排出する。これ
により、上記ドライス−ツ3内の空気圧力は上記水圧Q
+ΔQよりも高くなる。
【0030】上記水圧Q+ΔQよりも高い空気圧力とな
ったドライス−ツ3は、上記下位点B+Yよりも下のド
ライス−ツ3部分では水圧によって圧縮されるものの、
上記下位点B+Yよりも上の首部3bでは上記ドライス
−ツ3が内部の空気圧力によって適度に張った状態とな
る。その結果上記ドライス−ツ3内では空気が平衡状態
となり、上記ドライス−ツ3の首部3bが空気で膨らみ
過ぎることを防止できるものである。
【0031】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明は請求項1記
載によると、上記給気弁によって、上記ドライス−ツ全
体が水圧によって潜水者の体側に圧縮される。このと
き、上記潜水者が着用したドライス−ツに取り付けられ
た給気弁の感知点よりも水面に近い部分も水圧によって
圧縮されていることにより、上記ドライス−ツの他の圧
縮部分から空気が入り込むことがなく、空気で膨らむこ
とを防止でき、以って潜水者は水中で動き易い。
【0032】また、請求項2記載によると、上記排気弁
によって、下位点よりも下のドライス−ツ部分では水圧
によって圧縮されるものの、下位点よりも上のドライス
−ツ部分では内部の空気圧力によって適度に張った状態
となる。その結果上記ドライス−ツ内では空気が平衡状
態となり、上記ドライス−ツの水面に近い部分が空気で
膨らみ過ぎることを防止でき、以って潜水者は水中で動
き易い。
【0033】また、請求項3記載によると、上記フレキ
シブルチュ−ブにより、上記給気弁からドライス−ツ内
に供給された空気がドライス−ツの隅々までいきわたり
易く、空気の供給がスム−ズに行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で示したドライス−ツ用給気弁
の構造を示した断面図である。
【図2】本発明の実施例で示したドライス−ツ用給気弁
の使用時の全体構成を示した簡略図である。
【図3】本発明の実施例で示したドライス−ツ用給気弁
の使用状態を示した簡略図である。
【図4】本発明の実施例で示したドライス−ツ用排気弁
の構造を示した断面図である。
【図5】本発明の実施例で示したドライス−ツ用排気弁
の使用状態を示した簡略図である。
【符号の説明】
1 給気弁 2 排気弁 3 ドライス−ツ 4 圧縮空気ボンベ 5 一次減圧弁 6 中圧ホ−ス 7 潜水者 8 フレキシブルチュ−ブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライス−ツ3に取り付けられる給気弁
    1であって、上記ドライス−ツ3を着用した潜水者7が
    水中に潜っているとき、感知点Aで水圧Pを感知し、こ
    の水圧Pに応じて予め設定された量の空気を圧縮空気ボ
    ンベ4から一次減圧弁5及び中圧ホ−ス6を介して導
    き、導いた空気をドライス−ツ3内に供給してドライス
    −ツ3内の空気圧力を設定する給気弁1に於て;上記給
    気弁1が感知点Aで感知した水圧をP、上記感知点Aよ
    りも水面に距離Xだけ近い上位点A−Xでの水圧をP−
    ΔPとしたとき、上記給気弁1は、上記ドライス−ツ3
    内の空気圧力を上記水圧P−ΔPよりも低くする量の空
    気をドライス−ツ3内に供給するよう設定されているこ
    とを特徴とするドライス−ツ用給気弁。
  2. 【請求項2】 ドライス−ツ3に取り付けられる排気弁
    2であって、上記ドライス−ツ3を着用した潜水者7が
    水中に潜っているとき、感知点Bで水圧Qを感知し、こ
    の水圧Qに応じて予め設定された量の空気をドライス−
    ツ3外へ排出してドライス−ツ3内の空気圧力を設定す
    る排気弁2に於て;上記排気弁2が感知点Bで感知した
    水圧をQ、上記感知点Bよりも海底に距離Yだけ近い下
    位点B+Yでの水圧をQ+ΔQとしたとき、上記排気弁
    2は、上記ドライス−ツ3内の空気圧力を上記水圧Q+
    ΔQよりも高く維持することができる量の空気のみをド
    ライス−ツ3外に排出するよう設定されていることを特
    徴とするドライス−ツ用排気弁。
  3. 【請求項3】 上記給気弁1には、この給気弁1からド
    ライス−ツ3の手足部3c、3dの先部に向かって伸
    び、内部に中空通路8aを有すると共に、この中空通路
    8aから外部に向かって貫通した空気吹出口8bが複数
    形成されたフレキシブルチュ−ブ8が連設されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のドライス−ツ用給気弁。
JP6292241A 1994-11-01 1994-11-01 ドライス−ツ用給排気弁 Pending JPH08127390A (ja)

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