JPH0812728B2 - データ記録再生装置並びにデータ記録又は再生方法 - Google Patents

データ記録再生装置並びにデータ記録又は再生方法

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JPH0812728B2
JPH0812728B2 JP59231303A JP23130384A JPH0812728B2 JP H0812728 B2 JPH0812728 B2 JP H0812728B2 JP 59231303 A JP59231303 A JP 59231303A JP 23130384 A JP23130384 A JP 23130384A JP H0812728 B2 JPH0812728 B2 JP H0812728B2
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00007Time or data compression or expansion

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はデータの記録方法および再生方法に関し、更
に詳しくは、ブロック単位で与えられたデータに所定の
圧縮処理を施こして記録媒体上に記録する形式のデータ
記録方法、および、記録媒体からの読み出しデータに所
定の復元処理を施こす形式のデータ再生方法に関する。
〔発明の背景〕
記録媒体を有効利用するために、与えられたデータか
ら同一パターン連続部分を見つけ出し、データを圧縮し
た形で記録し、再生時にこれを復元するようにしたデー
タ処理方法については、従来から種々の提案がなされて
いる。
しかしながら、従来の提案あるいは実用に供せられて
きたデータの圧縮方法は、中央処理装置における特殊な
ソフトウエア(プログラム)の介在を前提としており、
データの圧縮、復元処理のためのオーバヘッド増加によ
り中央処理装置の処理能力が低下してしまうという問題
があった。
例えば、ランダムアクセス可能な磁気ディスクファイ
ルのバックアップ用として磁気テープを用いる場合、通
常、磁気ディスクファイルは幾つかのエリアに分割さ
れ、各エリアには真のデータ以外にスペース等の不要デ
ータも多く存在しているため、磁気ディスクファイルか
ら読み出されたデータ中に連続した文字列、あるいは連
続したパターンの列が存在するかどうかを中央処理装置
でプログラム処理により判定し、連続部分を圧縮した形
式のデータ列に変換して磁気テープ装置に出力するよう
にしている。
逆に、磁気テープから読み出したデータ列に対して
は、圧縮処理の際にデータ列中に付加された識別情報を
中央処理装置でプログラム処理により検出し、圧縮デー
タ部を元の連続データに復元した上でその後の利用に供
するようにしている。
このように、外部記憶装置に入出力するデータを中央
処理装置のソフトウエアにより圧縮,復元する従来の方
法によれば、上述した処理装置のオーバーヘッド増加に
よる処理能力の低下の問題の他に、これらのソフトウエ
アの準備のために各ユーザの負担が増えるという問題も
ある。
上述した中央処理装置のソフトウエアによる手助けを
不要とし、独立したハードウエアでデータ圧縮処理を行
なう提案の1つが、特開昭58−102314号公報に述べられ
ている。この公開公報に示されたデータ圧縮回路は、中
央処理装置から与えられたデータ列中の不連続データ部
分については原データのままの形で出力し、同じデータ
が連続する部分、例えば、データ“0"が6バイト連続す
る部分は“0",“0",“6"の3バイトデータに圧縮した形
で出力する。この場合、圧縮後のデータ列中で、2バイ
トの連続データ“0",“0"が連続モードを表現し、3バ
イト目の“6"が“0"の連続個数を表現する制御情報とな
っている。これらの圧縮処理を施したデータは、原デー
タをそのままの配列で記録する一般的な磁気記録の場合
と同様に、データ部の前後にプリアンブルとポストアン
ブルを付した形で磁気テープ上に記録される。
然るに、上述したデータ圧縮モードで記録された従来
の磁気テープは、連続データの一部が連続個数を示す制
御情報に置換されている点を除いて、通常の非圧縮モー
ドで記録された磁気テープと同じであり、記録モードを
自動的に判定できる構成となっていなかった。このた
め、圧縮モードで処理されている磁気テープをデータ圧
縮、復元機能のない記録再生装置に装填した場合、デー
タブロック中に存在する制御情報を単なる数字データと
して扱う形で、圧縮データを復元しないまま読取り動作
を正常なものとして終了したり、圧縮できるデータブロ
ックを非圧縮形式で追加記録して、同一記録媒体上にデ
ータ圧縮されたブロックとそうでないブロックとを混在
させるような書込み動作をするおそれがある。逆に、通
常の記録モードで処理された記録媒体がデータ圧縮、復
元機能をもつ装置に装填され、データ圧縮モードで処理
されると、同一データが異常に連続する形で復元された
り、異常に短縮された上に制御情報が誤データとして混
入する形で記録処理が行なわれることになる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上述した従来の問題点に対処し、同
一の記録媒体がデータ圧縮モードと非圧縮モードを混在
させて処理されることのないデータ記録方法および再生
方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために、本発明によるデータ記録
方法では、ブロック単位で与えられたデータを圧縮処理
して記録媒体上に記録するデータ記録方法において、デ
ータブロックの記録に先行して、記録媒体上の所定の位
置に、該記録媒体上のデータが圧縮モードで記録されて
いることを表示する標識を、互換性を有しながら記録す
るようにしたことを特徴とする。
また、本発明によるデータ再生方式は、記録媒体上の
最初のデータブロックに先行した位置に互換性を保ちな
がら記録された所定の標識の有無を判定し、その判定結
果に基づいて、その後に読み出されるデータブロックに
所定のデータ復元処理を施こすか否かを決定するように
したことを特徴とする。
この場合、データ圧縮がなされていることを示す標識
は、例えば、従来方法で記録媒体上にデータを記録する
際に、データブロックに先行した位置に記録されている
記録フォーマット識別のための制御ブロック情報の一部
と置き換わる形で記録される。このため、従来方法で記
録された記録媒体と本発明に係る記録媒体との間に互換
性が保証されることとなる。
以下、本発明の詳細を図面を参照して説明する。
〔発明の実施例〕
先ず、本発明の磁気記録方法に通用できるデータの圧
縮形式の1つについて説明する。
第1図は、同一データ連続部分が圧縮処理され、特に
順方向から読んだ場合でも逆方向から読んだ場合でもデ
ータの復元が容易にできるように工夫された1つのデー
タブロック10の記録フォーマットを示す。図において、
1,1′,1″はそれぞれ圧縮処理を受けていないデータが
配列される第1の領域であり、これらの領域の前後には
それぞれ制御情報2A,2B,2A′,2B′,2A″,2B″が位置し
ている。ここで、2Aと2Bは領域1の長さ、すなわち領域
1に含まれるデータのバイト数を例えば16進数で表示し
た数値情報であり、互いに対をなし、内容的には同一の
ものとなっている。同様に、2A′と2B′,2A″と2B″は
それぞれ領域1′,1″の長さを表示する内容となってい
る。
前後2つの第1領域間にあって、制御情報2Bと2A′,2
B′と2A″の間に位置した第2の領域5,5′は圧縮処理を
受けたデータの存在領域であり、この第2領域は1バイ
トのデータ3(3′)と、元のデータ列中における上記
データの連続個数を例えば16進数で表示した複数情報4
(4′)とからなる。
上記データフォーマットにおけるデータ圧縮処理は、
中央処理装置から外部記憶装置に出力された元のデータ
列において、同一のデータが複数個、望ましくは1つの
第2領域とこれに隣接する2つの制御情報とに要するバ
イト数N以上に連続することを1つの条件として行なわ
れる。なぜなら、同一データの連続個数がN以下の場合
にも圧縮処理を施こすと、データ圧縮部を他の第1領域
と区別して表示するための制御情報2B,2A′、および連
続数値情報4により占められる記録媒体の長さの方が、
元のデータ配列のままデータ記録した場合に要する媒体
長さより大となり、データ圧縮の利益が失なわれるから
である。
第2図,第3図は上記データ圧縮を具体的に説明する
ための図であり、第2図は元のデータフォーマット、第
3図は圧縮処理後のデータフォーマットを示している。
今、各制御情報2A,2B,…に1バイトを割り当てた場合を
仮定すると、これらの制御情報により表示できる1つの
第1領域のデータブロック長は最大256バイトである。
また、データ3と連続個数情報4をそれぞれ1バイトで
表示すると仮定すると、データ圧縮の条件は、同一デー
タの連続個数が4バイト以上(N≧4)の場合となる。
第2図に示した例では、元のデータ列中でa番目とb
番目に16進データ「00」が2個連続しているが、これは
圧縮条件を満たしていない。圧縮条件は、f番目〜w番
目に18個,16進表示で「12」個連続するデータ「O4」の
部分において満足される。従って、第3図に示す如く、
圧縮処理後のデータフォーマット上では、領域1にa番
目〜e番目の5バイトデータが元の配列のままで記録さ
れ、その前後に位置して長さ5バイトを表示する制御情
報2A,2Bが記録される。また、圧縮領域5には、圧縮処
理の対象となったパターンが「04」であることを示すパ
ターンデータ3と、連続個数が(12)16であることを示す
個数表示情報4が記録される。x番目以降のデータにつ
いても、圧縮条件を満たす連続データが存在するか否か
の判定が行なわれるが、この例では、ブロックが終了す
るz番目までの間には該当箇所が無かったことを示して
いる。従って、領域1′にはx〜z番目のデータがその
ままの配列で記録され、その前後に領域iの長さを示す
情報2A′,2B′が記録された形となっている。
以上説明した約束に従がえば、処理対象となったデー
タブロック中に、仮に圧縮条件を満足するデータ部分が
全く無かった場合でも、記録フォーマット上ではデータ
ブロックの前後にデータブロックの長さを示す1組の制
御情報2A,2Bが付加されるだけで済むため、圧縮処理に
伴なう情報追加による不利益は極めて少ない。むしろ、
上記1組の制御情報は、それらの間に存在するデータバ
イト数のチェックに利用でき、再生時に最初に読み取ら
れた制御情報と対をなす制御情報がデータブロックの次
に現われるか否かを判定することにより、読取り結果の
信頼度を高めることができる。
また、上記約束に従えば、データ再生時に、記録媒体
のアクセス方向が順方向であっても逆方向であっても、
先ず最初に読み出されるのは第1領域の長さを示す制御
情報であり、第1領域を通過して上記情報と対をなす制
御情報を読み終えた次の領域には、第2の領域、または
ブロック間ギャップが現われることになるため、いずれ
の場合でもデータの復元が可能となる利点がある。この
場合、記録媒体をどの方向にアクセスしているかは記録
装置自体が知っているため、第2領域の最初に読み出さ
れるデータがデータパターン3か個数情報4かは、上記
アクセス方向により一義的に判断できる。
上述したデータブロック10は、例えば6250BPIの磁気
テープの場合、第4図に示す如く、データブロックの前
後にブリアンブル部11とポストアンブル部12を配置した
形で記録される。非圧縮モードの磁気記録の場合、上記
データブロック10が制御情報2A(2A′,2A″…)、2B(2
B′,2B″…)を含まないデータ列からなっている点を除
けば、第4図と同様である。
第5図は、6250BPIの磁気テープのBOT近傍に記録され
るIDバースト14、ARAバースト15、ARA IDバースト16か
らなる制御ブロックの情報記録フォーマットを示す。ID
バースト14は、磁気テープが6250BPIの記録密度で書か
れていることを示す記録密度標識であり、第6番目のト
ラックに3014FCIのビットパターン(100100100……)が
一定長記録される。ARAバースト15は、BOTより処理を始
める時に読取りアンプの利得を自動調整するためのもの
で、IDバースト14に続く領域の全トラックに9042FCIの
ビットバターン(1111…)が一定長記録される。ARA ID
バースト16は、逆方向走行でこのIDを読んだ時、次に来
る領域がデータブロックではなく、ARAバースト15であ
ることを指示するためのもので、ARAバースト15に続く
領域の第2,第3,第5,第6,第8,第9の6つのトラックに90
42FCIのビットパターンを書き、残りの第1,第4,第7の
3トラックをDCイレーズの状態としてある。ARA IDバー
スト16か否かの判定は、上述した各トラックのビットパ
ターンの組み合せをチェックすることにより行なわれ
る。17はデータブロック10と前後のプリアンブル11、ポ
ストアンブル12からなるデータ記録領域、18はIBG領域
を示す。
本発明においては、非圧縮モードで磁気記録する場合
には、第5図に示す標準の記録フォーマットを採用し、
圧縮モードで磁気記録する場合には、ARA IDバースト16
の位置に、データ圧縮標識(Data Compression Idcntif
ication Burst)19を記録する。以下、本明細書では、
データ圧縮標識19をDCP IDバースト、データ圧縮モード
をDCPモード、非圧縮モードをNOMALモードと呼ぶことに
する。
DCP IDバースト19は、ARA IDバースト16と区別するた
めに、例えば第6図に示す如く、第1,第3,第4,第6,第7,
第9の6トラックに9042FCIのビットパターンを記録
し、残りの第2,第5,第8トラックをDCイレーズした状態
とする。この場合、DCP IDバースト19は、各トラック
(1〜9)の出力が次式(1)を満足するか否かをチェ
ックすることにより検出できる。
DCP ID= ・・(7+4+1)(9・6・3)+・・
(7・4・1)(9+6+3) ………(3) 上記DCP IDバースト19は、IDバースト14、ARAバース
ト15、ARA IDバースト16等の他の制御ブロックおよびデ
ータブロック10と区別できれば、上記第6図以外のビッ
トパターン以外のものでも採用できる。
本発明でDCP IDバースト19をARA IDバースト16の位置
に設けた理由は以下による。すなわち、ARA IDバースト
16は、逆方向走行時にこのバースト16が検出されたと
き、次に来るブロックがARAバースト15であると予告す
る目的で設けてあり、このARAバーストの予告は、ARA I
Dバースト16に代えてDCPパースト19を設けた場合でも容
易に実現できる。また、データ圧縮、復元機能を備えて
いない一般の磁気テープ記録再生システムが磁気テープ
を読取る場合に、そのテープがどのような記録フォーマ
ットで記録されたものかを調べるため、先ずIDバースト
領域の第6トラックをチェックし、ここにバーストが記
録してあれば、そのテープが6250BPIのフォーマットで
記録してあるものと認識し、次のブロックにARAバース
ト、ARA IDバーストの順で所定のバーストが存在するか
否かをチェックし、正常であれば各コマンドに対応した
動作を実行するようになっている。この場合、磁気テー
プのARA IDバースト16の位置にDCP IDバースト19が記録
してあれば、ARAバースト15の次にARA IDバーストを検
出できないため、上記従来システムはこの磁気テープを
規格外のものと判断し、その旨を報知してデータ処理は
実行しない。従って、DCPモードで処理された磁気テー
プが、データ圧縮・復元機能のないシステムに誤って装
着された場合でも、ARA IDバーストの位置にDCP IDバー
ストを記録しておくことよって、このテープがNOMALモ
ードで処理されてしまうのを未然に防止することができ
る。
第7図(A),(B)は、データ圧縮・復元機能を有
し、DCPモードとNOMALモードで磁気テープの記録再生動
作が可能な磁気テープ制御装置における制御動作フロー
チャートの1例を示す。通常、1台の制御装置で複数台
の磁気テープ装置を制御できるが、説明を簡単にするた
めに、この実施例では、1台の磁気テープ装置(MTU
0)を制御する動作について説明する。
先ず最初に、磁気テープがBOTに位置づけられた状態
で上位装置(中央処理装置)側から書込み(WR)コマン
ドが与えられ、DCPモードで書込み動作が行なわれる場
合について説明する。
制御装置は上位装置からのコマンド発行がない場合、
起動待ちルーチンS20、起動判別ルーチンS21を繰返し、
起動(コマンド発行)があるか否かをスキャンしてい
る。起動があると、起動ルーチンS22でコマンドデコー
ドを行い、イニシャル・ステータスルーチンS23で状態
バイトの転送を行なった後、コマンドの内容に応じた処
理を行なう。WR系動作(WR,WR TAPE MARK,ERASE)の場
合は、判定ルーチンS28に進み、磁気テープの位置を調
べる。磁気テープがBOT上にある場合は、IDバースト書
込みルーチンS30、ARAバースト書込みルーチンS31を実
行し、磁気テープ上にIDバースト14、ARAバースト15を
順次に記録した後、判定ルーチンS32に進んで、処理モ
ードがDCPかNORMALかを判定する。磁気テープがBOT上に
位置付けられている場合、従来のOS(オペレーティング
・システム)によるコマンドでは、DCPモードかNORMAL
モードかの判別ができないため、この場合は磁気テープ
装置毎の処理モードをスイッチ類で指定できるようにし
ておき、ルーチンS32ではこのスイッチの状態からDCPか
NORMALかのモード判定を行なう。
MTU0がDCPモードに指定されていた場合はルーチンS
33に進み、マイクロプログラム内でMTU0がDCPモード
であることを記憶するために、MTU0のDCP FLAGを
「1」にセットし、ルーチンS34で磁気テープ上にDCP I
Dバースト19を記録する。次いで判定ルーチンS37に進
み、今回のコマンドがWRコマンドか否かを判定する。も
し、WRコマンドでなければルーチンS41に進み、WRコマ
ンドならば、DCPモードでのWRコマンドの実行ルーチンS
39に進む。書込み動作が終了すると、終了ルーチンS55
で上位装置に対する終了報告を行ない、最初のステップ
S20にる。この次にWRコマンドが発行されると、磁気テ
ープは既にBOTを通過しているため、判定ルーチンS28か
ら判定ルーチンS42,S43に進み、DCP FLAGの状態によっ
て分岐先を決める。この場合、既にDCP FLAG=「1」と
なっているため、DCPモードでのWRコマンド実行ルーチ
ンS39が実行されることになる。
磁気テープがBOTに位置づけられている状態からNORMA
Lモードでの書込み動作を行なう場合は、判定ルーチンS
32からS35に進み、MTU0のDCP FLAGを「0」にセット
した後ARA IDバースト書込みルーチンS36を実行し、判
定ルーチンS38でWRコマンドか否かを判定する。この場
合は、判定ルーチンS38からNORMALモードのWRコマンド
実行ルーチンS40に進み、データ圧縮しない形式でデー
タを書込んだ後、終了処理ルーチンS55に進む。引き続
いてWRコマンドが発行されると、DCP FLAG=「0」とな
っているため、判定ステップS43から上記NORMALモード
のWRコマンド実行ルーチンS40に分岐することになる。
尚、WR系コマンドのうち、WR以外のコマンドが発行さ
れた場合は、判定ルーチンS37,S38,S42からルーチンS41
に分岐し、テープマークの書込み、イレーズなどコマン
ド対応の動作を行なう。
次に、DCPモードで記録されている磁気テープをBOT位
置からスタートして読取る(RD)場合の制御について説
明する。上位装置からRD系のコマンド(例えば、RD,FOR
WRD SPACE BLOCK,FORWARD SPACE FILE,BACK SPACE BLOC
K,BACK SPACE FLIE)が発行された場合は、イニシャル
ステータスルーチンS23から判定ルーチンS29(第7図
(B)参照)に分岐し、磁気テープの現在位置をチェッ
クする。今、磁気テープのBOTが磁気ヘッド位置に来て
いるため、IDバースト判定ルーチンS44に進み、バース
トの存在するトラック位置、記録長さ等の検出結果から
データ記録密度を判定する。その結果、6250BPIの記録
フォーマットの磁気テープであれば、ルーチンS45でARA
バーストの判定を行ない、更に、ARA/DCP IDバースト判
定ルーチンS46に進む。上記ルーチンでは、磁気テープ
上の各トラックから読取った出力信号に基づき、この領
域が前述のARA IDバースト16とDCP IDバースト19のいず
れに該当するかを判定する。この場合、磁気テープ上に
は、DCP IDバースト19が記録してあるため、判定ルーチ
ンS47からルーチンS48に進み、当該磁気テープ装置(MT
U0)に対応するマイクロプログラム内のDCP FLAGを
“1"に設定した後、判定ルーチンS50に進む。尚、ARA I
Dバースト16が記録してある場合には、判定ルーチンS47
からルーチンS49に進み、DCP FLAGを“0"に設定して、
判定ルーチンS50に来る。
判定ルーチンS50は、今回上位装置が発行したコマン
ドがRDコマンドか否かを判定するためのものであり、も
し、RDコマンドであれば、判定ルーチンS51でDCP FLAG
を判定し、“1"ならばDCPモードのRDコマンド実行ルー
チンS52、“0"ならばNORMALモードのRDコマンド実行ル
ーチンS53を実行して終了処理ルーチンS55に進む。上記
DCPモードのルーチンS52が実行されると、後述するよう
に、磁気テープからの読取データがデータ復元回路を経
由し、圧縮部分が元の連続データに復元された形となっ
て上位装置に転送される。2回目以降のRDコマンド発行
時には、磁気テープがBOTを過ぎた位置に来ているた
め、BOT判定ルーチンS29からRDコマンド判定ルーチンS5
0を経て、DCP FLAG判定ルーチンS51に来るが、DCP FLAG
は“1"にセットされてているため、前回と同様、RD動作
はDCPモードで行なわれることになる。
NORMALモードで記録された磁気テープをBOTからスタ
ートして読取る場合、ルーチンS49でDCP FLAGは“0"に
セットされるため、FLAG判定ルーチンS51からNORMALモ
ードのRDコマンド実行ルーチン53に分岐する。このルー
チンが実行されると、磁気テープからの読取りデータ
は、圧縮データ復元回路をバイパスして、上位装置に転
送される。2回目以降のRDコマンドを受けたときも、S2
9,S50,S51を経て上記NORMALモードのRDコマンド実行ル
ーチン53が実行されることになる。尚、上位装置からの
コマンドがRD以外のRD系コマンドであった場合は、判定
ルーチンS50からルーチンS54に進み、それぞれのコマン
ドに対応する動作をして、終了処理ルーチンS55に進
む。
上記フローチャートによれば、BOTからスタートする
読取り動作の場合、ARAバースト15に続く領域がARA ID
バースト16かDCP IDバースト19かを判定して、その磁気
テープの記録形式がDCPモードかNORMALモードかを判断
できるようになっているため、この場合は外部からのモ
ード指定は不要となる。また、それぞれのモードでのR
D,WTコマンドの実行(S39,S40,S52,S53)に先立って、D
CP FLAGが“1"または“0"のいずれかに必ずセットさ
れ、上記RD,WTのコマンドは上記DCP FLAGの状態に応じ
たモードで実行されるようになっているため、RDコマン
ドとWTコマンドとが不規則に発行される場合でも、1つ
の磁気テープにDCPとNORMALの2つの処理モードが混在
するおそれはない。
第8図と第9図は、上述したDCPモードとNORMALモー
ドとの2つの動作モードを具備し、磁気テープ上へのデ
ータの記録再生を制御する磁気テープ制御装置の1実施
例を示す図であり、第8図は記録系、第9図は再生系の
要部を示している。
先ず、記録系について説明すると、第8図において、
20は上位装置から信号線21を介して与えられるデータを
圧縮処理するためのデータ圧縮回路、40は上位装置と信
号線43〜46で接続されたインタフェース制御回路、50は
第7図で説明した制御動作をマイクロプログラム処理に
よって実行するマイクロプロセッサ(MP)、60A〜60Nは
MTユニット毎の動作モードを指定するためのスイッチで
ある。また、24はデータ圧縮回路20から出力される圧縮
データと上位装置から与えられるデータ圧縮されていな
いデータとのいずれかを選択して出力するセレクタ回
路、26は上記セレクタ回路24からの出力データ25の7バ
イト毎に1バイトのECCを付加し、これを4バイトずつ
出力する書込み制御回路、29は上記MP50から与えられる
制御信号28に応じて各種の書込みデータを発生する書込
みデータ発生回路であり、ARAバースト、ARA IDバース
ト、DCP IDバーストを形成するビットパターンや、各デ
ータブロックの前後に付けるプリアンブル、ポストアン
ブル等のデータフォーマットパターンの発生、更には、
上記書込み制御回路26からの出力データ27の4−5ビッ
ト変換などの動作を行なう。31は上記データ発生回路29
からの出力データ30を、例えば6250BPIの書込み方式に
合致したNRZ−1形式のデータに変換動作する変調回
路、33はMP50からの制御信号38A,38B,38Cに応じて上記
変調回路31の出力32を選択し、出力信号線34に出力する
セレクタ回路である。磁気テーペ上のトラック番号(TR
K)とデータのビット番号BITとの対応を、 とすると、上記セレクタ回路33は、制御信号38Aが低レ
ベルのときに0,P,5番ビットを、制御信号38Bが低レベル
のときに2,6,7番ビットを、また、制御信号38Cが低レベ
ルのとき4,1,3番ビットの通過を抑制する。36はORゲー
トであり、セレクタ回路33から出力される1番ビットと
IDバースト書込みタイミング信号37とのOR出力をデータ
線34に出力する。
MP50は、信号線41を介してインタフェース制御回路40
と接続してあり、上位装置が制御信号線46に出力したコ
マンドを上記インタフェース制御回路40を介して受け取
り、所定の手順で制御動作を実行する。例えば、磁気テ
ープ上にIDバーストを書込む場合(ルーチンS30)は、M
P50は制御信号38A〜38Cの全てを低レベルとし、ORゲー
ト36にタイミング信号37を一定期間だけ与え、第6トラ
ック上にのみ3014FCIのビットをもつデータパターンを
出力線34に発生させる。ARAバーストの書込み時(ルー
チンS31)には、MP50は、制御信号28によってデータ発
生回路29に全ビット“1"(9042FCI)のデータパターン
を発生させると共に、制御信号38A〜38Cの全てを高レベ
ルとする。また、ARA IDバーストを書込む場合(ルーチ
ンS36)は、データ発生回路29が上記全ビット“1"のデ
ータパターンを発生している状態で制御信号38Aのみを
低レベルにする。DCP IDバーストの書込み時(ルーチン
S34)には上記状態で制御信号38Bだけを低レベルにすれ
ばよい。
MT装置毎の処理モードの判定(ルーチンS32)は、セ
レクタ回路61にアドレス信号53を与え、MT装置対応のモ
ード指定スイッチ60A〜60Nの状態を読み取ることにより
行なう。この場合、例えば、スイッチがオンのときDCP
モード、オフのときはNORMALモードとなる。上記スイッ
チ読取りの結果、DCPモードの場合は、その後のデータ
書込み動作において、データ圧縮回路出力22がセレクト
されるように、MP50は信号51を出力してDCPフリップフ
ロップ55をセット状態にする。NORMALモードの場合は、
信号52によってDCPフリップフロップ55がリセットさ
れ、セレクタ回路24が信号線21上の圧縮処理を受けてい
ないデータを選択する。セレクタ回路24の出力25は、書
込み制御回路26においてECCが付加され、書込データ発
生回路29で4−5変換処理を受けた後に、変調回路31、
セレクタ33、出力線34を介して磁気ヘッド回路に出力さ
れる。
尚、後述するように、データ圧縮回路20は、インタフ
ェース制御回路40から与えられるデータ取込みタイミン
グ信号124とデータ転送終了信号Xに制御されて、信号
線21のデータの圧縮処理動作を行なう。また、インタフ
ェース制御回路40は、上位装置から与えられるインタフ
ェース制御信号41と、データ転送要求信号43と、この要
求に応答してデータを転送したことを示す応答信号44と
に基づいて、上記データ取込み、タイミング信号124を
作成し、インタフェース制御信号46とデータ転送終了信
号45とに基づいて上記データ転送終了信号Xを作成す
る。
第9図は再生系の構成を示すブロック図であり、磁気
テープ装置(MTU)から読出されたデータIN′は、信号
線69を介してタイムセンス回路70、読取り回路80および
MP50に入力される。タイムセンス回路70は、データIN′
の各ビットが一定周期で所定期間連続するか否かを検出
するための回路であり、その出力71は判定回路72に入力
され、判定回路72は、上記出力71の各ビットの状態か
ら、磁気テープ上の読取り領域がデータブロックか、制
御ブロック(IDバースト,ARA IDバースト,DCP IDバース
ト,TAPE END)かの判定を行なう。読取り回路80は、上
記判定回路72がデータブロックを検出したとき出力する
制御信号76によって動作を開始し、入力データのIN′の
“1",“0"の判別と変調データの復調動作を行なう。90
は上記読取り回路80から出力されるDCPモードのデータ
を復元するための回路、92は復元回路の出力91と読取り
回路80の出力81のいずれかを選択するセレクタ回路であ
り、セレクタ回路92の選択モードはDCPフリップフロッ
プ55の出力23によって決定される。
磁気テープをBOTの位置から読み出す場合、信号線69
には最初にIDバーストが読み出される。このとき、MP50
はタイムセンス回路70の出力71を監視しており、ビット
番号1のタイムセンス出力が高レベルになってからの時
間経過をタイミング信号75によって計測し、上記高レベ
ル状態が所定時間継続した場合、磁気テープが6250BPI
の記録フォーマットで記録されているものと判断する
(ルーチンS44)。また、上記IDバーストに引き続くARA
バーストをタイミング信号75によって識別した後、次の
読み出し領域がARA IDバーストかDCP IDバーストかを判
定回路72の出力73,74の状態によって判定(ルーチンS4
6)し、DCP IDバーストが検出された場合は、DCP FLAG
を“1"にセットすると共に、信号51を高レベルにしてDC
Pフリップフロップ55をセット状態にする(ルーチンS4
8)。ARA IDバーストが検出された場合は、DCP FLAGは
“0"、DCPフリップフロップ55はリセット状態となる
(ルーチンS49)。このDCPフリップフロップ55の設定に
よって、セレクタ回路92の選択モードが決定され、以
後、DCPモードの場合は復元回路90の出力91が、またNOR
MALモードの場合は読取り回路出力81が信号線93にデー
タOUT′として出力されることになる。
第10図は、第2図,第3図で説明したデータ圧縮動作
を行なうデータ圧縮回路20の1実施例を示すブロック
図、第11図は上記データ圧縮回路における主要な信号を
入力データINとの関係において示したタイムチャートで
ある。
上位装置側から入力タイミング信号124と同期して1
バイトずつ転送されて来たデータINは、入力回路110に
順次取り込まれる。この入力回路110は、例えば、圧縮
条件に合致したN段のシフトレジスタからなる入力バッ
ファ回路と、上記シフトレジスタの初段と次段のデータ
を比較しデータパターンの連続性を検知する比較回路と
から構成され、同一パターンのデータが連続して受信さ
れている間は、データ一致信号125を出力する。
111はデータ一致信号125、タイミング信号124、デー
タ転送終了信号Xおよび後述する辞書バッファ制御回路
114から与えられる状態信号134を受けて、各種の制御パ
ルスを出力するインバッファ制御回路である。イッバッ
ファ制御回路111は、例えば、第12図に示す如く、アド
レス信号に応じて予め記憶された情報を出力できるリー
ドオンリーメモリあるいはプログラムブル・ロジック・
アレイからなるメモリ(以下、PROMと称す)200と、上
記PROM200の出力を内部クロックCLKのタイミングでラッ
チするラッチ回路201と、タイミング信号124に同期した
内部タイミング信号300を作るためのフリップフロップ
回路202とからなり、ラッチ回路201の出力の1部である
信号301と302とが上述した入力124,125,134,Xと共にPRO
M200のアドレス信号となる。これらのアドレス信号の組
み合せに応じて読み出されたPROM200の内容が、ラッチ
回路201を介して制御パルス124′,126,127,128,S,リセ
ット信号R,R′として出力される。
制御回路111からの出力のうち、124′は入力回路110
残りデータを読み出すためのシフトパルス、126は入力
回路110からの出力データをデータバッファ116に取り込
むタイミングパルス、127は一致信号125がONの時に入力
タイミング信号124に同期してカウンタ113に与えられる
カウントパルス、128は、入力データが圧縮条件を満た
した場合に、辞書バッファ制御回路114に対して制御情
報2A,2Bと圧縮データ3およびデータ個数4の格納動作
を行なわせるための制御パルス、R,R′はそれぞれカウ
ンタ113,112の内容をリセットさせるためのパルスであ
り、圧縮条件N=4、すなわち入力回路が4段のシフト
レジスタからなる場合のこれらのパルスの出力タイミン
グは第11図のようになる。尚、ラッチ出力301と302は、
それぞれの従前の値とデータ一致信号125および信号X
の状態に応じて新たな値が決定される一種のカウンタを
構成している。ラッチ出力301は入力回路110内に入力さ
れる圧縮条件からはずれたデータの個数は、ラッチ出力
302は、データ一致パルス127の連続個数に相当し、それ
ぞれの最大値はN+1とN−1に制限してあり、これら
のカウント値に応じてタイミングパルス126、シフトパ
ルス124′および制御パルス128の発生が制御される。
第10図のカウンタ112は、データバッファ115に取り込
まれる圧縮処理を受けない一連のデータ列のバイト数、
すなわち、前述の第1領域1,1′,1″の長さをカウント
するためのものであり、インバッファ制御回路111から
データバッファ115に与えられるタイミングパルス126を
カウントする。このカウンタは、圧縮条件が満たされた
後に一致信号125が途断えた時、制御回路111から出力さ
れるリセット信号R′によってクリアされる。
カウンタ113は、圧縮データの個数4をカウントする
ためのものであり、カウントパルス127をカウントする
カウンタと、リセット信号Rを受けた時点でのカウント
値を記憶するラッチ回路とからなる。データの連続個数
が圧縮条件Nに達したか否かは、カウントパルス127を
発生するインバッファ制御回路111において判断され
る。しかしながら、カウンタ113にカウント値を基準値
Nと比較する比較器を持たせることにより、カウンタ11
3から圧縮動作の指示信号を発生させることにしてもよ
い。
インバッファ制御回路111は、入力データが圧縮条件
を満足しない間は、入力回路110におけるシフトレジス
タ最終段からのデータ出力タイミングに同期して上記タ
イミングパルス126を発生する。これによってデータ線1
20上のデータが次々とデータバッファ115に書き込まれ
る。同一データが連続した場合でも、連続データ数が所
定値Nに満たない限り上記タイミング信号126の出力が
継続し、連続データ数がNに達した時点、すなわちデー
タ圧縮条件を満たした時点でタイミング信号126の出力
が止む。この時点では、入力回路110内のシフトレジス
タの各段には同一パターンのデータのみが存在し、デー
タバッファ115に格納すべき第1領域のデータは全て出
力し終った状態となっている。また、N個以上連続して
いた同一データの入力が途断えると、インバッファ制御
回路111が入力回路110内のデータシフト数をカウント
し、同一でないデータが入力回路110から出力されるタ
イミングに合せて、再びタイミングパルス126を発生し
始める。インバッファ制御回路111は、入力回路110内の
データがデータ圧縮条件を満足すると、第11図に示す如
く、内部クロックCLKをゲートしてパルス128を発生し、
辞書バッファ制御回路114に与える。
辞書バッファ制御回路114は、例えば第13図に示す如
く、最大値を「3」としてパルス128の入力個数をカウ
ント動作するリングカウンタ210と、パルス128をカウン
トして、このカウント値を辞書バッファ116のアドレス
ライン122に出力するカウンタ211と、リングカウンタ21
0の出力134に応じてセレクタ回路118に与えるセレクト
信号129,130,131を選択的に発生するデコーダ212と、パ
ルス128の入力の都度、辞書バッファ116へのデータ取込
みタイミング信号128′を発生するインバータ回路213を
含んでいる。セレクタ回路118は、辞書バッファ116へ書
込むべきデータを選択するためのものであり、セレクト
信号129,130,131に対応して、それぞれ、入力回路110の
出力、カウンタ112の出力、カウンタ113の出力を選択動
作する。
インバッファ制御回路111は、データ一致信号125とラ
ッチ出力302とリングカウンタ210の出力134の状態に応
じて、パルス128の発生を制御しており、インバッファ
制御回路111から最初のパルス128が発生してリングカウ
ンタ210の値が「1」になると、カウンタ112を選択する
セレクト信号130がオンとなる。上記セレクト信号130
は、第11図に示すように、リングカウンタ210の値が
「3」になった時にオフ状態に戻り、これに代って、入
力回路110の出力を選択するセレクト信号129がオンとな
る。辞書バッファ制御回路114は、パルス128の発生の都
度、アドレス信号122とデータ取り込みのタイミング信
号128′を発生するため、1番目と2番目のパルス128の
発生に応答して、辞書バッファ116にセレクト信号130で
選択されたカウンタ112の内容が2回続けて書き込まれ
ることになる。カウンタ112の内容は、入力データ中の
第1領域のデータバイト数を示しており、この書込み動
作によって、第1図の制御情報2Aと2Bが辞書バッファに
記録されたことになる。3番目のパルス128が発生する
と、セレクト信号129で選択されたデータ線120上の入力
回路110の出力が辞書バッファ116に取り込まれる。この
時点では、データ線120には、入力回路110から圧縮処理
すべき連続データの1つが出力されているため、辞書バ
ッファ116には、第1図のデータ3に相当するデータが
書き込まれたことになる。
インバッファ制御回路111は、3番目のパルス128を発
生した後は、データ一致信号125が途断えるまでパルス1
28の発生を休止する。リングカウンタ出力134の値が
「3」の状態でデータ一致信号125が途断えると、イン
バッファ制御回路111は4番目のパルス128を発生する。
このパルスが入力されると、リングカウンタ210の値は
「0」に戻り、セレクト信号129がオフ、セレクト信号1
31がオンに変化して、カウンタ113の出力が辞書バッフ
ァ116に書き込まれる。
第4番目のパルス128が出力された時点で、上記カウ
ンタ113は圧縮すべきデータの個数を保持しているた
め、これによって、第1図の数値情報4が辞書パターン
16に格納されたことになる。
以上の動作を繰り返すことにより、不連続データまた
は圧縮条件に満たない連続データがバッファ15に順次に
格納され、圧縮条件を満たす連続データは圧縮された形
で、前後に制御情報を伴なって、辞書バッファ116に格
納されることになる。
データ転送の終了時には、インタフェース制御回路40
からデータ転送終了信号Xがインバッファ制御回路111
に与えられる。この信号Xを受信すると、インバッファ
制御回路111は内部クロックCLKにより入力回路110内の
残りデータを処理する。第11図の例では、終了信号Xを
受信した後に、入力パルス124に代る4つのシフトパル
ス124′が出力される。これによってラッチ出力301,302
がカウントアップされ、追加して発生したタイミング信
号126と上記シフトパルス124′によって、入力回路110
内の保持データ「05」,「06」,「07」がデータバッフ
ァ115に取り込まれる。また、その後に出力されるパル
ス128により、制御情報2A″,2B″が辞書バッファ116に
取り込まれる。このようにして入力回路110内の残りデ
ータについての処理が完了すると、インバッファ制御回
路111は、アウトバッファ制御回路117に対して読み出し
サイクルの動作開始信号Sを出力する。
尚、上述したインバッファ制御回路111は、例えば、
1ブロック32バイトの入力データINが最初から最後まで
「04」パターンデータで連続していた場合には、データ
バッファ115に全くデータを取り込むことなく、辞書バ
ッファ116中に、「00」,「00」,「04」,「20」,「0
0」,「00」の順で辞書データを書き込むよう制御動作
する。
第10図に戻って、117はデータバッファ115と辞書バッ
ファ116の内容を選択的に読み出し、セレクタ119を介し
て、入力データ列INに対応する圧縮変換後のデータ列22
を出力するための制御動作を行なうアウトバッファ制御
回路を示す。
アウトバッファ制御回路117は、読取りタイミング信
号133と共に、辞書バッファ116の第1アドレスから始ま
るアドレス信号122′を発生し、辞書バッファ116の内容
を信号線123に順次に読み出す。辞書バッファ116からの
最初の読取り時点では、制御回路117はセレクト信号137
をオン状態にし、辞書バッファ116からの出力がセレク
タ119を介して出力線22に乗るようにしておく。辞書バ
ッファ116からの最初の出力は制御情報2Aであり、制御
情報が零でなければ、制御回路117はセレクト線137をオ
フ状態にしてセレクタ119にデータバッファ115の出力13
6を選択させ、この状態でデータバッファ115に読取りタ
イミング信号132を送出する。制御回路117は、制御情報
2Aにより示される回数だけ上記読取りタイミング信号13
2の出力を繰り返し、データバッファ115は上記読取りタ
イミング信号の入力の都度、格納順にデータを次々と出
力する。
データバッファ115からの所定個数のデータ読取りが
完了すると、制御回路117はセレクタ119を辞書バッファ
側に切り換え、アドレス122を更新しながら辞書バッフ
ァ116から制御情報2B、データ3、数値情報4を順次に
読み出す。制御情報2Bに続いて次の制御情報2A′が読み
出されると、上述の動作が繰り返されるため、これによ
って1ブロック分のデータが第1図のフォーマットで出
力線22に出力されることになる。
上述したアウトバッファ制御回路の機能は、例えば第
14図の如く、辞書バッファメモリの出力123が零になっ
たことを検出する零検出回路220と、読取りタイミング
信号133によって、上記辞書バッファメモリの出力123を
ロードした後、読取りタイミング信号132発生の都度カ
ウントダウン動作をする。ダウンカウンタ221と、アド
レス入力に応じて予め記憶されている情報を出力するP
−ROM222と、P−ROM222の出力を内部クロックCLKによ
って取り込むラッチ回路223と、読取りタイミング信号1
33をカウントして辞書バッファ116の読取りアドレス12
2′を作り出すアドレスカウンタ224と、辞書バッファ制
御回路114が出力したアドレス信号122の最後の値を記憶
しておき、アドレスカウンタ224からの出力122′がこれ
と一致したとき終了信号320を出力する比較器225とから
なる回路構成によって実現できる。P−ROM122の出力
は、アドレスとして入力される零検出回路220の出力31
1、ダウンカウンタ221の出力312、開始信号S、読取り
タイミング信号133、セレクト信号137、および、ラッチ
出力310の状態によって決まる。
第15図に上記アウトバッファ制御回路117に、おける
主要な信号のタイムチャートを示す。
第16図は磁気テープから読み取られた圧縮データIN′
を復元するための回路部の構成図を示す。図において、
140は1ブロック分の圧縮データを一時的に格納する入
力データバッファ、141,142,143はそれぞれ辞書情報を
保持するためのラッチ回路、145は出力データラッチ回
路、146はデータバッファ140の出力147とデータラッチ
回路141の出力148のいずれか一方を選択してデータラッ
チ145に入力させるセレクタ回路、144は上記各要素の動
作シーケンスを制御する制御回路である。
磁気テープから読取られ、読取回路80で復調された1
ブロック分のデータが全て入力データバッファ140に格
納されると、スタート信号S2により、制御回路144が上
記バッファ140からのデータ読み出し動作の制御を開始
する。入力データバッファ140からのデータ読み出しは
タイミング信号152により行なわれる。最初に読み出さ
れるデータは第1領域のデータバイト数を示す制御情報
であり、制御回路144は、この制御情報をラッチ回路142
に取り込むため、タイミング信号152と共にラッチ信号1
53を出力する。制御回路144は、上記ラッチ回路142に保
持された制御情報を読み取り、次の動作として、この制
御情報によって示されたバイト数だけ、データバッファ
140からのデータ読取り動作を行なう。すなわち、セレ
クト信号150をオンにしてセレクタ146のA側のゲートを
開いた状態で、データバッファ140に順次に読み取りタ
イミング信号152を出力する。この場合の読み取りタイ
ミング信号152を、データラッチ145に与える出力タイミ
ング信号151に同期させることにより、第1領域のひと
つに相当する一連のデータが出力91として送出される。
上記動作が終ると、制御回路144は読み取りタイミン
グ信号152と同期してラッチ信号153を出力し、データバ
ッファ140からの次の1バイトデータをラッチ回路142に
取り込む。このデータは、先に読み出された制御情報と
対をなすもう1つの制御情報のはずであり、制御回路14
4は、ラッチ回路142の内容を既に記憶してある制御情報
とを比較し、両者が一致するか否かをチェックする。も
し、不一致ならば、記憶媒体からのデータ読み取りにエ
ラーがあったものと判断し、エラー処理を行なう。
データバッファ140において、上記制御情報の次に読
み出されるデータは、圧縮フォーマット上の第2領域を
構成するデータ3とその連続個数を示す数値情報4であ
る。この場合、3と4のいずれが先に読み出されるのか
は、磁気テープの読み取り動作が順方向であったか逆方
向であったかにより判断できる。データIN′の入力時に
読取り方向がこの例では順方向であったと仮定すると、
制御回路144は、読み取りタイミング信号152と共に先ず
ラッチ信号149を出力し、データバッファ140から読み出
されたデータ3とラッチ141に取り込み、次いでラッチ
信号154を出力して数値情報4をラッチ143に取り込む。
次いで、制御回路144はラッチ回路143の数値情報を読み
取り、セレクト信号150をオフにしてセレクタ146のB側
ゲートを開いた状態で、上記数値情報が示す回数だけ出
力タイミング信号151を発生する。この動作によって、
圧縮されていたデータ部分が元の連続データのフォーマ
ットに復元されたことになる。
上記した制御動作を実行する制御回路144の回路構成
の1例を第17図に、また、信号のタイムチャートを第18
図に示す。
制御回路144は、ラッチ回路142から信号線520に出力
された制御情報2Aをタイミング信号151によって取り込
むラッチ回路220と、出力タイミング信号151をカウント
アップする機能と制御信号321が与えられたとき信号線5
20に出力されている制御情報2Bを取り込む機能を備えた
第1のカウンタ221と、第1カウンタのカウント値がラ
ッチ220に保持してある制御情報2Aの値に一致したこと
を検出するための比較器222と、圧縮されたデータ3の
出力回数を制御するために出力タイミング信号151をカ
ウントアップ動作する第2のカウンタ223と、第2カウ
ンタ223のカウント値がラッチ回路143から信号線530に
出力される数値情報4に一致したことを検知するための
比較回路224と、信号線520の出力が零になったことを検
知する零検出器225と、P−ROM226と、P−ROM226から
読み出された情報を保持して、制御パルス149〜154、お
よび内部的な制御信号321,322,330を出力するラッチ回
路330と、内部クロックCLKを分周動作するためのフリッ
プフロップ228とからなっている。PROM226には、零検出
器225の出力325、第1比較回路222の出力320、第2比較
回路224の出力324、制御情報2Bのロード・タイミング信
号321、フリップフロップ228からの分周パルス326、ス
タート信号S2、およびラッチ出力322がアドレスとして
入力してあり、これらのアドレス信号の状態に応じて予
め記憶してあるデータの読み出しが行なわれ、第18図の
タイミングチャートの如く、ラッチ回路227から各種の
制御パルスが発生される。
これによって、復元回路部の制御回路144は、データ
バッファ140から次々とデータを読み出し、読み出され
たデータが各第1領域の先頭に位置する制御情報2Aまた
は2Bであれば、それに続く第1領域の所定バイト数のデ
ータをセレクタ146のA側ゲートを介して出力データラ
ッチ145に転送し、読み出されたデータが第2領域の辞
書情報3または4であれば、ラッチ回路141に保持され
たデータをセレクタのB側デートを介して所定回数連続
的に出力データラッチ145に送り込む動作を繰り返す。
この結果、データバッファ140内の全てのデータを処理
した時、前回中央処理装置が与えたフォーマットのデー
タ列を出力OUTとして再生できたことになる。
以上の実施例の説明では、各磁気テープ装置毎にDCP
モード設定スイッチ60A〜60Nを設け、書込み時のDCP FL
AGをこのスイッチの状態に応じて決めるようにしたが、
この指定は上位装置から特定のコマンドによって知らせ
るようにしてもよい。例えば、従来のシステムでNORMAL
モードのWRコマンドコードが(01)16であったとすれば、
DCPモードのWRコマンドコードを従来未使用の(11)16
する。また、上記実施例では、データ圧縮回路20と復元
回路90が第1図の圧縮フォーマットを前提としたものと
なっているが、本発明のDCPモード識別用の標識は他の
データ圧縮フォーマットの場合にも適用できるため、上
述した圧縮回路20と復元回路90には種々の変形が可能で
あり、制御ブロックの形式も第5図,第6図のものに限
定されるものではない。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかな如く、本発明によれば、デー
タが圧縮して記録してあるか否かを示す標識を記録媒体
上のデータブロックに先行した位置に記録しておくよう
にしたため、後でこの記録媒体に他のデータを追加した
り、既記録データを再生する際に、記録媒体から処理モ
ードを判定することができ、同一媒体がデータ圧縮モー
ドと非圧縮モードを混在させて処理されることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はデータ圧縮された記録フォーマットの1例を示
す図、第2図と第3図は1つのデータブロックについて
の圧縮処理の前後の関係を説明するための図、第4図は
磁気テープ上のデータブロックの記録形式を説明するた
めの図、第5図は磁気テープの始めの部分に記録される
制御情報ブロックの1例を説明するための図、第6図は
本発明において磁気テープ上に記録されるデータ圧縮標
識の1例を示す図、第7図(A),(B)はデータ圧縮
標識を有する磁気テープを処理するための制御手順の1
実施例を示すフローチャート、第8図はデータ圧縮処理
機能をもつデータ記録系の1実施例を示すブロック図、
第9図は圧縮データを復元する機能をもつデータ再生系
の1実施例を示すブロック図、第10図はデータ圧縮回路
20の1実施例を示すブロック図、第11図は上記データ圧
縮回路20における入力データと他の主要な信号との関係
を説明するための信号タイムチャート、第12図は第10図
におけるインバッファ制御回路111の具体的な構成の1
例を示すブロック図、第13図は第10図における辞書バッ
ファ制御回路114の具体的な回路構成の1例を示すブロ
ック図、第14図は第10図におけるアウトバッファ制御回
路117の具体的な回路構成の1例を示すブロック図、第1
5図は上記アウトバッファ制御回路117の主要な信号のタ
イムチャート、第16図は圧縮データ復元回路90の1実施
例を示すブロック図、第17図は第16図におけるシーケン
ス制御回路144の具体的な回路構成の1例を示すブロッ
ク図、第18図は上記シーケンス制御回路144における主
要な信号のタイムチャートである。 図において、10…データブロック、11…プリアンブル
部、12…ポストアンブル部、14…IDバースト、15…ARA
バースト、16…ARA IDバースト、19…圧縮モードでデー
タ記録がなされていることを示す標識(DCP IDバース
ト)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 利文 神奈川県小田原市国府津2880 株式会社日 立製作所小田原工場内 (56)参考文献 特開 昭50−118709(JP,A) 特開 昭58−121115(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブロック単位で与えられた非圧縮のデータ
    に所定の圧縮処理を施して記録媒体上に記録するデータ
    記録方法において、 記録媒体の開始位置を示す第1の標識と上記ブロック単
    位のデータの最初の記録位置との間に設けられた制御ブ
    ロック情報の1部を、上記データが圧縮モードの記録に
    係ることを示す第2の標識で置換することを特徴とする
    データ記録方法。
  2. 【請求項2】記録媒体の開始位置を示す第1の標識とブ
    ロック単位のデータの最初の記録位置との間に設けられ
    た制御ブロック情報の1部が、圧縮モードの記録に係る
    ことを示す第2の標識で置換されているか否かを判定す
    る判定回路と、 上記ブロック単位のデータが圧縮データであるとき、該
    データの復元を行う復元回路と、 上記復元回路からの出力と上記ブロック単位のデータと
    のいずれかを選択して出力する読取データセレクタ回路
    を有する再生系回路と、 上記ブロック単位のデータに対して所定のデータ圧縮を
    施すデータ圧縮回路と、 上記データ圧縮回路からの出力と上記データとのいずれ
    かを選択して出力する書込データセレクタ回路を有する
    記録系回路と、 上記判定回路の出力、上位装置の指令、又は、データ記
    録装置自身の動作モードの指定に基づいて、上記ブロッ
    ク単位のデータが圧縮モード又は非圧縮モードであるこ
    とを認識する機能と、 上記読取データセレクタ回路を作動させ、上記ブロック
    単位のデータが圧縮モードであるときは上記復元回路を
    介して信号を出力させ、上記ブロック単位のデータが非
    圧縮モードであるときは上記復元回路を介さずに信号を
    出力させる機能と、 上記第1の標識と上記最初の記録位置との間に設けられ
    た制御ブロック情報の1部を、上記データが圧縮モード
    の記録に係ることを示す第2の標識で置換させる機能
    と、 上記書込データセレクタ回路を作動させ、上記ブロック
    単位のデータを圧縮モードとするときは上記データ圧縮
    回路を介して信号を出力させ、上記ブロック単位のデー
    タを非圧縮モードとするときは上記データ圧縮回路を介
    さずに信号を出力させる機能とを有するマイクロプロセ
    ッサと を備えたことを特徴とするデータ記録再生装置。
  3. 【請求項3】記録媒体上にブロック単位で記録されたデ
    ータに所定の復元処理を施して再生するデータ再生方法
    において、 記録媒体の開始位置を示す第1の標識と上記ブロック単
    位のデータの最初の記録位置との間に設けられた制御ブ
    ロック情報の1部が、圧縮モードの記録に係ることを示
    す第2の標識で置換されているか否かを判定し、該判定
    結果に基づいて、その後に読み出される上記ブロック単
    位のデータに、所定のデータ復元処理を施すか否かを決
    定することを特徴とするデータ再生方法。
JP59231303A 1984-11-05 1984-11-05 データ記録再生装置並びにデータ記録又は再生方法 Expired - Lifetime JPH0812728B2 (ja)

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JPS58121115A (ja) * 1982-01-13 1983-07-19 Fujitsu Ltd デ−タ圧縮制御方式

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