JPH08127255A - 燃料タンク - Google Patents

燃料タンク

Info

Publication number
JPH08127255A
JPH08127255A JP29382994A JP29382994A JPH08127255A JP H08127255 A JPH08127255 A JP H08127255A JP 29382994 A JP29382994 A JP 29382994A JP 29382994 A JP29382994 A JP 29382994A JP H08127255 A JPH08127255 A JP H08127255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gun
seal member
annular seal
fuel
fuel injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29382994A
Other languages
English (en)
Inventor
Michihiro Kitayama
道宏 北山
Zenichi Yasuda
善一 安田
Yasuhiko Ogisu
康彦 荻巣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP29382994A priority Critical patent/JPH08127255A/ja
Publication of JPH08127255A publication Critical patent/JPH08127255A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 環状シール部材40に対する給油ガンFGの
挿入を円滑にし、環状シール部材40と給油ガンFGと
が干渉しない燃料タンクを提供する。 【構成】 燃料注入管本体20内に保護筒体30を設
け、さらにその先端側に保護ばね32を固定し、この保
護ばね32に環状シール部材40を密着させ、さらに環
状シール部材40を、給油ガンFGの挿入力により移動
リテーナ50を介してシール位置に移動する。環状シー
ル部材40のシール部40cには、潤滑面が形成されて
いる。潤滑面は、給油ガンFGの外周面をスムーズに滑
らせて、給油ガンFGの挿入を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等における燃料
タンクに関するものであり、詳しくは、給油時に燃料蒸
気を大気に放出するのを防止する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】大気汚染防止、作業環境改善等の見地か
ら、燃料給油時における燃料蒸気を大気に放出するのを
防止するために、燃料注入管本体内に、その内周壁と、
給油ガンの外周面との間をシールする環状シール部材を
組み付けることが提案されている。しかし、単に環状シ
ール部材を組み付けただけでは、該環状シール部材が給
油ガン挿入時に、該給油ガン先端と干渉するおそれがあ
り、望ましくない。
【0003】こうした問題を解決するために、特開平2
−10634号公報に記載されている技術がある。すな
わち、図7は燃料注入管本体102の要部を示す断面図
である。図7に示すように、燃料注入管本体102内に
は、保護筒体104が固定されており、この保護筒体1
04の内側に縮径段部104aが設けられている。この
縮径段部104aの内面には、環状シール部材106が
着離自在に設けられている。環状シール部材106の一
端部は、移動リテーナ108に固定されており、この移
動リテーナ108は、図8に示すように、給油ガンFG
の外周面に押圧されることで駆動カム110を介して、
ばね112のばね力に抗して矢印方向aへ移動可能に設
けられている。
【0004】したがって、給油時に、給油ガンFGが挿
入されると、給油ガンFGの外周面で駆動カム110を
介して移動リテーナ108が矢印方向aへ移動する。こ
の移動リテーナ108の移動により、環状シール部材1
06が縮径段部104aから離れて、給油ガンFGの外
周面をシールする。そして、給油の終了時に、給油ガン
FGを抜くと、ばね112の付勢力により移動リテーナ
108の移動に伴って環状シール部材106が縮径段部
104aに密着する。これにより、環状シール部材10
6が給油ガンFGの挿入時に、縮径段部104aで保護
されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、給油ガンFGを抜くときに、図8に示すよう
に、環状シール部材106の内周縁部106aが給油ガ
ンFGとの摩擦力で、給油ガンFGの外周面と縮径段部
104aとの間隙Sに入り込んで、給油ガンFGを引き
難くくするような、給油ガンFGと環状シール部材10
6の内周縁部106aとの干渉を生じるおそれがあると
いう問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の技術の問題点を解決
するものであり、給油時に大気への燃料蒸気の放出を防
止する環状シール部材を備えたものであり、給油ガンが
環状シール部材に対してスムーズに抜け、給油ガンと環
状シール部材とが干渉するおそれがない燃料タンクを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にさなれた本発明は、燃料注入管内に配置され、燃料注
入管内に給油ガンを挿入したときに、給油ガンの外周面
をシールするシール面を有するゴム製の環状シール部材
を備え、上記シール面は、環状シール部材を組成するゴ
ムの主成分で形成した面より、摩擦係数の小さい潤滑面
を有することを特徴とする。
【0008】また、請求項2は、燃料注入管内に配置さ
れ、燃料注入管内に給油ガンを挿入したときに、給油ガ
ンの外周面をシールするシール面を有するゴム製の環状
シール部材と、上記燃料注入管内に固定され、給油ガン
を挿入可能な挿入孔を有すると共に、環状シール部材の
内周のシール面に密着して該環状シール部材を保護する
保護筒体と、上記環状シール部材の外周部を固定し、給
油ガンによる挿入力を受けて該環状シール部材のシール
面を保護筒体から離して給油ガンの外周面をシールする
位置に移動する移動機構と、を備え、上記シール面は、
環状シール部材を組成するゴムの主成分で形成した面よ
り、摩擦係数の小さい潤滑面を有することを特徴とす
る。
【0009】
【作用】請求項1の発明では、給油時に、燃料注入管に
対して給油ガンを挿入または抜くと、給油ガンの外周面
は、環状シール部材のシール面に接触する。環状シール
部材のシール面には、環状シール部材を組成するゴムの
主成分で形成した面より、摩擦係数の小さい潤滑面が形
成されているので、給油ガンをシール面に対して滑らせ
てスムーズに挿入または抜くことができる。
【0010】また、請求項2では、燃料注入管内に対し
て給油ガンを挿入すると、環状シール部材のシール面
は、給油ガンの挿入力を受けた移動機構を介して保護筒
体から離されて給油ガンの外周面をシールし、一方、給
油ガンを抜くと、シール面は、保護筒体に密着した元の
状態に戻される。
【0011】環状シール部材のシール面は、保護筒体に
より保護されると共に給油ガンの外周面に対して着離さ
れるが、シール面が潤滑面であるから、給油ガンをスム
ーズに滑らせ、給油ガンの外周面と挿入孔との間に、環
状シール部材のシール面の一部が入り込んで、給油ガン
を抜く際の抵抗力を増加させるような、給油ガンと環状
シール部材との干渉を生じるおそれもない。
【0012】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0013】図1は車両の燃料タンクの上部に接続され
た燃料注入管本体20及び燃料注入管本体20内に設け
られた各種の装置を示す断面図である。図1に示すよう
に、燃料注入管本体20は、燃料キャップ(図示省略)
が着脱される注入口21を有し、この注入口21から燃
料キャップを外して給油ガンFG(図2参照)を挿入す
ることにより、給油ガンFGから供給される燃料を燃料
タンクに導くものである。
【0014】上記燃料注入管本体20の内壁面には、保
護筒体30が固定され、さらに保護筒体30の先端部に
保護ばね32が固定されている。この保護筒体30及び
保護ばね32は、燃料キャップを外して挿入した給油ガ
ンFGをガイドするものである。
【0015】上記保護筒体30は、燃料注入管本体20
に固定される保護基部30aを備え、この保護基部30
aの内側部には、図3に示すように、矢印方向aに向か
って縮径する縮径段部30bが延設されている。この縮
径段部30bの外側面には、上記保護ばね32が固定さ
れている。この保護ばね32は、図5に示すように、給
油ガンFGの外径より僅かに小さい内径の挿入孔32a
を有するばね基部32bから複数に分岐した脚部32c
を有している。脚部32cは、挿入孔32aに給油ガン
FGが挿入されると、中心から放射方向へ拡径するよう
に弾性変形する環状のばねとなっており、また、その先
端部は、給油ガンFGを円滑にすべらせて挿入できるよ
うに折曲された折曲部32dになっている。
【0016】さらに、上記保護ばね32の周面には、図
3に示す環状シール部材40が移動リテーナ50により
矢印方向a、bへ移動することにより着離自在に配置さ
れている。環状シール部材40は、給油ガンFGの外周
面に接触することによりシールする役割を果たす部材で
あり、図6に示すように、シール基部40aと、このシ
ール基部40aの内周縁側に一体形成されかつ貫通孔4
0bを有するシール部40cとを備えている。このシー
ル部40cは、給油ガンFGに対して滑りやすい潤滑面
となっており、また、上記保護ばね32の脚部32cに
着離することにより保護される。
【0017】シール部40cを潤滑面とする方法として
は、例えば、プラズマ処理後に潤滑剤を塗布する処理を
施す工程を採ることができる。すなわち、環状シール部
材40を形成するためのゴム成形体をゴム材料で形成
し、これを加硫した後に、真空処理装置内に入れて、低
温プラズマ処理を施す。これにより、ゴム成形体のシー
ル面は、ミクロ状態に粗面加工される。その後、ゴム成
形体のシール面に潤滑剤を塗布する。潤滑剤は、シール
面が粗面加工されていることから、容易に付着し、しか
も脱落し難い。
【0018】ここで、ゴム材料としては、耐ガソリン性
を有するブタジエン系ゴムであるブタジエン・アクリロ
ニトリル共重合物(NBR、H−NBR),フッ素化合
物系ゴムであるビニリデンフロライド・ヘキサフロロプ
ロピレン共重合物(FKM),フロロシリコン等を用
い、潤滑剤としては、給油ガンFGを円滑に挿入でき、
しかも、耐ガソリン性があるものであれば各種のものが
適用することができ、例えば、シリコングリス等を用い
ることができる。
【0019】なお、潤滑剤としては、固体潤滑剤、例え
ば、二硫化モリブデン,グラファイト,ポリテトラフロ
ロエチレン等の微粒粉末を塗布してもよい。
【0020】また、環状シール部材40のシール部40
cに潤滑性をもたらすためには、シール部40cを四フ
ッ化炭素ガス雰囲気中に晒してプラズマ処理を施すこと
により、ゴム材料の表面にフッ素(F)結合を生成し潤
滑性を改善する。さらに、潤滑剤を塗布することにより
潤滑性を向上させると共に、潤滑剤の保持性も向上させ
ることができる。
【0021】図3に示す上記環状シール部材40の一端
を支持して矢印方向a,bへ移動する移動リテーナ50
は、燃料注入管本体20の内周部に装着されたガイド部
材(図示省略)によりガイドされる支持基部51と、支
持基部51に矢印方向a,b方向へ付勢するコイルばね
52とを備えている。支持基部51は、筒状の筒状部5
1aの両端に、上記環状シール部材40のシール基部4
0aを固定する固定部51b及び、内周側に折曲したフ
ランジ部51cを備えている。
【0022】一方、コイルばね52は、駆動板保持脚5
5(図1)により一端が支持されており、他端で移動リ
テーナ50の固定部51bに付勢することにより、移動
リテーナ50に矢印方向aへ付勢力を加えている。な
お、駆動板保持脚55は、移動リテーナ50の筒状部5
1aに形成された移動ガイド長孔(図示省略)を貫通し
て燃料注入管本体20の内壁に固定されている。
【0023】また、上記駆動板保持脚55の先端部に
は、卵形のカム60が回動可能にカム軸61で軸支され
ている。カム60は、移動リテーナ50を移動させるも
のであり、つまり、給油ガンFGの挿入時に、給油ガン
FGの外周面と干渉して前方へ回動すると移動リテーナ
50のフランジ部51cと干渉して、移動リテーナ50
をコイルばね52の付勢力に抗して矢印方向aへ移動さ
せ、そして、給油ガンFGの離脱時に、コイルばね52
の付勢力で移動リテーナ50を元の位置に戻すように構
成されている。
【0024】図1に戻り、上記保護筒体30の外周部に
は、保護セット孔30cが形成されており、この保護セ
ット孔30cに押え部材71が嵌入保持されている。こ
の押え部材71は、燃料キャップを注入口21に装着し
たときに、燃料キャップの押圧力により移動リテーナ5
0を移動させて、環状シール部材40を保護ばね32か
ら離反させるものであり、これにより環状シール部材4
0の経時的なヘタリを防止している。
【0025】なお、燃料注入管本体20の仕切壁22に
は、開口部22aが形成されており、この開口部22a
に正圧弁81を有する開閉蓋80が設けられている。ま
た、移動リテーナ50の外周部には、オーバーフロー弁
82が設けられている。上記正圧弁81及びオーバーフ
ロー弁82は、燃料タンク内の圧力が高くなったときに
開弁して燃料タンクを保護するためのものである。
【0026】次に、給油ガンFGにより燃料タンク内に
給油する一連の動作について説明する。いま、燃料キャ
ップを注入口21から外して、給油ガンFGを注入口2
1に挿入すると、給油ガンFGは、保護ばね32を放射
方向へ拡径すると共に保護ばね32にガイドされつつ矢
印方向aへ侵入する。そして、給油ガンFGの外周面が
カム60を押すと、カム60は、カム軸61を中心に矢
印方向c(図3参照)へ回動する。カム60の回動によ
り、フランジ部51cで押されて移動リテーナ50がコ
イルばね52の付勢力に抗して矢印方向aへ移動する。
この移動リテーナ50の移動と一体に環状シール部材4
0が保護ばね32から離れつつ、そのシール部40cが
給油ガンFGの外周面に密着してシールする。そして、
給油ガンFGの先端で開閉蓋80を押し開けた状態に
て、給油ガンFGの挿入作業が完了する。
【0027】この状態にて、給油ガンFGにより給油さ
れると、給油ガンFGの外周面は環状シール部材40に
よってシールされているから、燃料タンクから排出され
る燃料蒸気は、燃料注入管本体20から注入口21を通
じて大気に放出されない。
【0028】そして、給油の終了後に、給油ガンFGを
抜くと、給油ガンFGは、開閉蓋80の押圧力を解放し
て閉まり、さらに環状シール部材40のシール部40c
に対して滑りつつ移動する。また、これと同時に、カム
60が反対方向へ回転してコイルばね52の付勢力で元
の位置に戻る。これにより、環状シール部材40は、保
護ばね32に密着した状態に戻る。そして、給油ガンF
Gが保護ばね32から離れると、保護ばね32は、元の
状態に縮径する。
【0029】したがって、上記実施例によれば、給油時
に、燃料注入管本体20に対して給油ガンFGを挿入ま
たは抜くと、給油ガンFGの外周面は、環状シール部材
40のシール部40cに接触する。環状シール部材40
のシール部40cには、環状シール部材40を組成する
ゴムの主成分で形成した面より、摩擦係数の小さい潤滑
面が形成されているので、給油ガンFGをシール部40
cに対して滑らせてスムーズに挿入または抜くことがで
きる。
【0030】さらに、保護筒体30の先端に固定された
保護ばね32は、環状のばねで拡径自在になっており、
しかも、その挿入孔32aの内径が給油ガンの外径より
僅かに小さく形成されているので、給油ガンFGの外周
面に密着した状態で給油ガンFGをガイドする。したが
って、給油ガンFGの外周面と挿入孔32aとの間に、
環状シール部材40のシール部40cの一部が入り込ん
で、給油ガンFGを抜く際の抵抗力を増加させるよう
な、給油ガンFGと環状シール部材40とが干渉するお
それもない。
【0031】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、給油時に、燃料注入管に対して給油ガンの外
周をシールする環状シール部材のシール面に、環状シー
ル部材を組成するゴムの主成分で形成した面より摩擦係
数の小さい潤滑面を形成することにより、給油ガンをシ
ール面に対して滑りつつスムーズに挿入または抜くこと
ができる。
【0033】また、請求項2によれば、給油ガンの外周
面を環状シール部材のシール面でシールすると共に、こ
のシール面を保護筒体に密着して、給油時に保護する移
動機構を設けると共に、シール面に潤滑面を形成するこ
とにより、給油ガンの外周面がシール面に対してスムー
ズに滑り、給油ガンの外周面と保護筒体の挿入孔との間
に、環状シール部材のシール面の一部が入り込んで、給
油ガンを抜く際の抵抗力を増加させるような、給油ガン
と環状シール部材とが干渉するおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る燃料タンクの燃料注入
管本体20を示す断面図。
【図2】図1の状態から給油ガンFGを挿入した状態を
示す断面図。
【図3】図1の環状シール部材40及びその周辺部を拡
大して示す断面図。
【図4】図2の環状シール部材40及びその周辺部を拡
大して示す断面図。
【図5】保護ばね32を示す斜視図。
【図6】環状シール部材40を示す斜視図。
【図7】従来の燃料注入管本体102を示す断面図。
【図8】図7の状態から給油ガンFGを挿入した状態を
示す断面図。
【符号の説明】
20…燃料注入管本体 21…注入口 22…仕切壁 22a…開口部 30…保護筒体 30a…保護基部 30b…縮径段部 30c…保護セット孔 32…保護ばね 32a…挿入孔 32b…ばね基部 32c…脚部 32d…折曲部 40…環状シール部材 40a…シール基部 40b…貫通孔 40c…シール部 50…移動リテーナ 51…支持基部 51a…筒状部 51b…固定部 51c…フランジ部 52…コイルばね 55…駆動板保持脚 60…カム 61…カム軸 71…押え部材 80…開閉蓋 81…正圧弁 82…オーバーフロー弁 FG…給油ガン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料注入管内に配置され、燃料注入管内
    に給油ガンを挿入したときに、給油ガンの外周面をシー
    ルするシール面を有するゴム製の環状シール部材を備
    え、 上記シール面は、環状シール部材を組成するゴムの主成
    分で形成した面より、摩擦係数の小さい潤滑面を有する
    ことを特徴とする燃料タンク。
  2. 【請求項2】 燃料注入管内に配置され、燃料注入管内
    に給油ガンを挿入したときに、給油ガンの外周面をシー
    ルするシール面を有するゴム製の環状シール部材と、 上記燃料注入管内に固定され、給油ガンを挿入可能な挿
    入孔を有すると共に、環状シール部材の内周のシール面
    に密着して該環状シール部材を保護する保護筒体と、 上記環状シール部材の外周部を固定し、給油ガンによる
    挿入力を受けて該環状シール部材のシール面を保護筒体
    から離して給油ガンの外周面をシールする位置に移動す
    る移動機構と、 を備え、 上記シール面は、環状シール部材を組成するゴムの主成
    分で形成した面より、摩擦係数の小さい潤滑面を有する
    ことを特徴とする燃料タンク。
JP29382994A 1994-11-01 1994-11-01 燃料タンク Pending JPH08127255A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29382994A JPH08127255A (ja) 1994-11-01 1994-11-01 燃料タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29382994A JPH08127255A (ja) 1994-11-01 1994-11-01 燃料タンク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08127255A true JPH08127255A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17799704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29382994A Pending JPH08127255A (ja) 1994-11-01 1994-11-01 燃料タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08127255A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6968874B1 (en) 2004-10-07 2005-11-29 Martinrea Industries, Inc. Capless automotive fueling system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6968874B1 (en) 2004-10-07 2005-11-29 Martinrea Industries, Inc. Capless automotive fueling system
US6994130B1 (en) 2004-10-07 2006-02-07 Martinrea Industries, Inc. Capless automotive fueling system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4879353B2 (ja) 排気ガス循環バルブ装置
US6273405B2 (en) Stay damper
US6866161B2 (en) Fueling device of fuel tank
US7905785B2 (en) Sealing assembly
JPH11510884A (ja) 油圧クラッチ解放システム用のスレーブシリンダ
US3829105A (en) Double cup seal
JPH08127256A (ja) 燃料タンク
TW201309943A (zh) 氣壓缸裝置
JPH08127255A (ja) 燃料タンク
JP2528029B2 (ja) 燃料注入口
JP3965559B2 (ja) 密封装置
JP3155483B2 (ja) バルブステムシール
JP2010513824A (ja) 成形グリースカバー保持機構
JP4051865B2 (ja) 密封装置の製造方法
JP2006230395A (ja) 田植機の植苗機構用密封装置
JP6677005B2 (ja) バルブステムシール及び密封構造
JP3745815B2 (ja) 密封装置
JP3894382B2 (ja) 給油口構造
JP4411731B2 (ja) 燃料タンクの給油装置
JPH05294149A (ja) 燃料給油口
KR102074987B1 (ko) 차량용 오일플러그
JP2890217B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP7254554B2 (ja) 密封装置の組付方法及び密封装置の組付用潤滑材
JP2000266192A (ja) ダストブーツの取付構造
JP2611004B2 (ja) 燃料注入口