JPH08126954A - 超仕上加工方法ならびにこれに用いる砥石ホルダユニットおよび超仕上砥石 - Google Patents
超仕上加工方法ならびにこれに用いる砥石ホルダユニットおよび超仕上砥石Info
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- JPH08126954A JPH08126954A JP26898494A JP26898494A JPH08126954A JP H08126954 A JPH08126954 A JP H08126954A JP 26898494 A JP26898494 A JP 26898494A JP 26898494 A JP26898494 A JP 26898494A JP H08126954 A JPH08126954 A JP H08126954A
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- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/58—Raceways; Race rings
- F16C33/64—Special methods of manufacture
Abstract
転動面全面およびこれに準ずる面を比較的短時間で、か
つ良好な超仕上加工面とするのに好適な転動面およびこ
れに準ずる面の超仕上加工方法ならびにこれに用いる砥
石ホルダユニットおよび超仕上砥石を提供する。 【構成】 振動方向に複数分割された超仕上砥石2と、
この各々の超仕上砥石2を被加工物の転動面およびこれ
に準ずる面へ押し付ける方向に独立に移動可能に保持す
る砥石ホルダ3と、圧縮空気Fの供給によって各々の超
仕上砥石2の被加工面への押し付け力を発生する押し付
け手段および超仕上砥石2を押し付け方向に移動させる
移動手段として機能する加圧ピストン4、とから基本的
に構成される砥石ホルダユニット1とした。
Description
T)、ベアリング、ハブホイール等における転動面を有
する部品の転動面およびこれに準ずる面の超仕上加工に
好適な超仕上加工方法ならびにこれに用いる砥石ホルダ
ユニットおよび超仕上砥石に関するものである。
工面に超仕上砥石を押し付けかつこの超仕上砥石を被加
工面に沿って振動させて被加工面を加工するものであ
る。そして、無段変速機(CVT)、ベアリング、ハブ
ホイール等における転動面を有する部品の超仕上加工に
おいて、超仕上砥石を保持しかつこれを被加工面に押し
付けるのに、従来例えば、図11に示すような砥石ホル
ダユニット51が用いられていた。
物の転動面の形状に対応した円弧形状を有しており、被
加工物の転動面の方向に移動可能に砥石ホルダ53によ
り保持されるとともに、被加工物の転動面と接する面と
反対側の超仕上砥石52の面52bを押圧する加圧棒5
4が押し付け可能な位置に配置されている。
ンダ55に連結されており、加圧エアシリンダ55が加
圧エアホース56から供給される圧縮空気Fにより軸方
向に動くのにともなって、超仕上砥石52を押圧する。
を、超仕上加工装置に設置して、砥石ホルダユニット5
1(超仕上砥石52)に被加工面に沿って矢印R1 ,R
2 の方向に振動を与えながら転動面の超仕上加工をおこ
なうものである。
51を用いて、ベアリング等における転動面を超仕上加
工する際には、超仕上砥石52と被加工物の転動面との
関係は、超仕上砥石52の円弧の両端を結ぶ弦の長さと
被加工物の転動面の円弧の両端を結ぶ弦の長さは通常同
等である。
ば、図12に示すように、被加工物Wの転動面Sを、矢
印R1 およびR2 の方向に振動する超仕上砥石52によ
り超仕上加工する場合に、転動面Sの円弧の両端(P1
,P2 )を結ぶ弦の長さが超仕上砥石52の円弧の両
端(P3 ,P4 )を結ぶ弦の長さと同等の場合には、超
仕上砥石52が一枚であるため、超仕上加工前の転動面
Sの加工精度のばらつき、例えば、超仕上加工前の被加
工物Wの転動面Sの曲率半径の中心O2 が超仕上砥石5
2の振動中心O1 と位置ずれを生じている場合には、図
12に示すように、超仕上砥石52が片当たりするため
に、被加工面(転動面S)の一部で超仕上砥石52が当
たらず加工残りが生じてしまい、加工品質不良となった
り、さらに、これを防止するためには図13に示すよう
に、超仕上砥石52の超仕上砥石摩耗量と被加工物Wの
加工除去量を通常より多くとる必要があり、多大な加工
時間を要してしまうという問題点があり、この問題点を
解決することが課題であった。
てなされたもので、少ない超仕上砥石摩耗量および加工
除去量で転動面全面を比較的短時間で、かつ良好な超仕
上加工面とするのに好適な転動面の超仕上加工方法なら
びにこれに用いる砥石ホルダユニットおよび超仕上砥石
を提供することを目的とする。
方法は、請求項1として、回転する被加工物の被加工面
に超仕上砥石を押し付けかつこの超仕上砥石を被加工面
に沿って振動させて被加工面を超仕上加工する超仕上加
工方法において、振動方向に複数分割され各々独立して
押し付け方向に移動可能に保持された超仕上砥石を用い
て、各々の超仕上砥石を押し付け方向に移動調整させな
がら超仕上加工をおこなう構成とし、請求項2として、
各々独立して押し付け方向に移動可能に保持された超仕
上砥石の押し付け力を同じにして超仕上加工する構成と
し、請求項3として、各々独立して押し付け方向に移動
可能に保持された超仕上砥石のうち少なくとも1以上の
超仕上砥石の押し付け力を他の超仕上砥石の押し付け力
と異ならせて超仕上加工する構成としている。
る砥石ホルダユニットは、請求項4として、請求項1〜
3の超仕上加工方法によって被加工物の被加工面の超仕
上加工に使用される砥石ホルダユニットであって、振動
方向に複数分割された超仕上砥石と、この各々の超仕上
砥石を押し付け方向に独立に移動可能に保持する砥石ホ
ルダと、超仕上砥石の被加工面への押し付け力を発生す
る押し付け手段と、超仕上砥石を押し付け方向に移動さ
せる移動手段と、とから基本的に構成される構成とし、
請求項5として、超仕上砥石の被加工面への押し付け力
を発生させる押し付け手段は、各々の超仕上砥石毎に押
し付け力を調整できる構成とし、請求項6として、各々
の超仕上砥石の押し付け力を加える部位に弾性率の等し
い弾性体を挿入した構成とし、請求項7として、各々の
超仕上砥石の押し付け力を加える部位に挿入した弾性体
のうち少なくとも1以上の弾性体の弾性率が他の弾性体
の弾性率と異なる構成とし、請求項8として、各々の超
仕上砥石の押し付け力を加える部位に挿入した弾性体の
うち少なくとも1以上の弾性体の押し付け方向の寸法が
他の弾性体の押し付け方向の寸法と異なる構成とし、請
求項9として、各々の超仕上砥石の被加工面への押し付
け力を発生する押し付け手段および各々の超仕上砥石を
押し付け方向に移動させる移動手段が空圧または油圧に
よる構成としており、上記の構成を課題を解決するため
の手段としている。
では、超仕上加工前の被加工物の転動面(被加工面)の
曲率半径の中心が、超仕上砥石の振動中心に対して位置
ずれを生じていた場合には、超仕上砥石の振動振幅方向
で超仕上砥石が分割されていることにより、各々の分割
された超仕上砥石が転動面に追従して、それぞれが個別
に転動面に押し付けられて、転動面Sに対して超仕上砥
石が片当たりすることがなくなり、その結果、被加工面
である転動面の表面品位が均一なものとなるとともに、
砥石摩耗量および加工除去量が従来に比して減少するこ
ととなる。
は、各々の分割された超仕上砥石の押し付け力を同じに
することにより、各々の分割された超仕上砥石が転動面
に追従すると同時に各々の分割された超仕上砥石が同じ
押し付け力で転動面に押し付けられて転動面Sに対する
加工圧力の分布が均一となり、その結果、被加工面であ
る転動面の表面品位が均一なものとなるとともに、砥石
摩耗量および加工除去量が従来に比して減少することと
なる。
は、超仕上砥石のうち少なくとも1以上の超仕上砥石の
押し付け力を他の超仕上砥石の押し付け力と異ならせる
ことにより、各々の超仕上砥石の転動面への追従性がさ
らに向上するとともに、各々の超仕上砥石毎に最適な押
し付け力を設定すれば短時間で被加工物の転動面全体が
優れた表面品位を有する面となる。
用いる砥石ホルダユニットでは、上記の構成としたこと
により、請求項1および2に係る超仕上加工方法を実施
するのに好適なものとなる。
用いる砥石ホルダユニットでは、上記の構成とすること
により、請求項3に係る超仕上加工方法を実施するのに
好適なものとなる。
用いる砥石ホルダユニットでは、上記構成とすることに
より、弾性体の伸縮力によって超仕上砥石の転動面への
追従が図られることになり、また、各弾性体の弾性率を
同じにすることにより各々の超仕上砥石の転動面Sに対
する加工圧力の分布が均一となる。
用いる砥石ホルダユニットでは、上記構成とすることに
より、弾性体の伸縮力によって超仕上砥石の転動面への
追従が図られることになり、また、各々の超仕上砥石毎
に最適な押し付け力を発生する弾性率の弾性体とすれば
短時間で被加工物の転動面全体が優れた表面品位を有す
る面となる。
用いる砥石ホルダユニットでは、上記の構成とすること
により、弾性体の押し付け方向の寸法を適当な長さとす
れば、請求項5に係る転動面の超仕上加工方法に用いる
砥石ホルダユニットと同様の作用を奏することとなる。
用いる砥石ホルダユニットでは、上記構成とすることに
より、本発明の実施が容易なものとなる。
れに用いる砥石ホルダユニットの実施例を図面に基づい
て説明する。
いる砥石ホルダユニットの一実施例を示す断面説明図で
あって、図1における砥石ホルダユニット1において、
超仕上砥石は振動振幅する方向(矢印R1 ,R2 の方
向)で2分割され、かつ分割されたそれぞれの超仕上砥
石2が個別に被加工物の転動面側に移動可能に砥石ホル
ダ3に保持されている。
する側と反対の面2bに、それぞれ分割された各超仕上
砥石2を被加工物の転動面に押し付け、かつ、超仕上砥
石2を転動面方向に移動させるための加圧ピストン4が
砥石ホルダ3に配設されている。
圧エアホース5からの圧縮空気Fを2本の空気路5aに
分岐させて各加圧ピストン4を押圧しており、そのた
め、分割された各超仕上砥石2に同一の加工圧力が与え
られるようになっている。
供給によって各々の超仕上砥石2の被加工面への押し付
け力を発生する押し付け手段および超仕上砥石2を押し
付け方向に移動させる移動手段として機能する。
工物の転動面への押し付け手段、および転動面方向への
移動手段は空圧によったが、油圧によっても可能であ
り、以下に示す実施例においても同様である。
リングの加工に用いられており、転動面の両端を結ぶ弦
の長さが超仕上砥石の弦の長さに比べて短い(小さな
面)ため、弦の長さが長い場合と比べて超仕上砥石2の
振動中心と被加工物の転動面の曲率半径の中心の位置ず
れ量が同じであっても、加工品質不良となる等の問題は
発生しないが、例えば、図2に示すような、被加工物W
の転動面Sの両端P1 ,P2 を結ぶ弦の長さが分割しな
い一枚の超仕上砥石の弦の長さと同等のような場合、つ
まり、弦の大きな転動面Sの超仕上加工を行なう場合
に、上記の問題が生じる。
砥石ホルダユニット1を用いて超仕上加工を行なう。
率半径の中心O2 が、超仕上砥石2の振動中心O1 に対
してずれを生じていても、超仕上砥石2の振動振幅方向
(矢印R1 ,R2 の方向)で超仕上砥石2が分割されて
いることにより、分割された各超仕上砥石2が転動面S
に追従し、各超仕上砥石2は個別に加圧ピストン3によ
り同じ押し付け力で転動面Sに押し付けられる。
一な分布となり、表面品位の均一化が図れるとともに、
図3に示すように、上記した従来例(図13)に比較し
て少ない超仕上砥石摩耗量および加工除去量とすること
ができる。
仕上加工に用いた場合、転動面の超仕上加工前の加工精
度を従来よりも緩和することができるため、安価な加工
工程とすることが可能となる。
法に用いる砥石ホルダユニット1の他の実施例を示す断
面説明図であって、図1に示した実施例と異なり、超仕
上砥石2は振動振幅する方向(矢印R1 ,R2 の方向)
で3分割されている。
の被加工物Wの転動面Sへの追従性をさらに向上させる
ことができるため、図5に示すように、さらに少ない超
仕上砥石摩耗量で良好な超仕上面が得られるためであ
る。
上砥石摩耗量の関係を示す説明図であるが、図5より超
仕上砥石の分割数を2とした場合には、従来の超仕上砥
石を分割しない場合に比べて大幅に超仕上砥石摩耗量が
減少し、超仕上砥石の分割数をさらに増やしていくと超
仕上砥石摩耗量を一層減少させることができるのがわか
る。
上砥石2の分割数を3としているが、これ以上の分割数
でも同様の効果が得られる。
仕様は同一でよいが、超仕上砥石の仕様を適切に異なら
せることにより転動面全面を均一な表面品位にすること
ができる。
ては、以下のいずれの実施例においても同様である。
法に用いる砥石ホルダユニットのさらに他の実施例を示
す断面説明図であって、図6に示す実施例は分割した超
仕上砥石2毎に独立した圧縮空気Fを供給する構造とす
ることにより、超仕上砥石2の被加工物の転動面への追
従性を向上させるとともに分割した超仕上砥石2毎に適
切な押し付け力を設定できるため、短時間で転動面全体
を優れた表面品位とすることができる。
法に用いる砥石ホルダユニットのさらに他の実施例を示
す断面説明図であって、図7に示す実施例は、前述まで
の実施例とは異なり、各々の超仕上砥石2の押し付け力
を加える部位、すなわち超仕上砥石2と加圧プレート7
との間に弾性体6を挿入したものであり、弾性体6の伸
縮力によって超仕上砥石2の転動面への追従を図ること
により、前述までの実施例と同様の効果を得ることがで
きる。
弾性体6の弾性率が同一である場合は、図4に示した実
施例と同様の効果が得られることになり、また、少なく
とも1つ以上の弾性体6の弾性率を異ならせた場合には
図6に示した実施例と同様の効果が得られることにな
る。
すなわち弾性体6と超仕上砥石2とが一体になった状態
に設けるものとすると、砥石ホルダユニット1の改造を
必要としないためたいへん安価に実施することができ
る。
ものとすることもでき、具体的に弾性体6としては、例
えば、図8に示すようにばね10を用いることができ
る。
適宜変更することにより、図7に示した実施例および後
述する図9に示す実施例と同様の効果が得られる。
法に用いる砥石ホルダユニットのさらに他の実施例を示
す断面説明図であって、図9に示す実施例は、図7に示
した実施例における各弾性体6のうち少なくとも1つ以
上の弾性体6の加圧方向の長さを異ならせたものであ
る。
ほぼ同等の効果を得ることができる。なお、このときの
各弾性体6の弾性率は前述の図7に示した実施例と同じ
である。
方法に用いる砥石ホルダユニットのさらに他の実施例を
示す断面説明図であって、図10に示す実施例は図4に
示した実施例の分割した単一の超仕上砥石2の代わり
に、超仕上砥石2と加圧プレート7の間に弾性体6を挿
入したものを用いたものである。
上砥石2の追従性が向上し、被加工物Wの転動面Sの表
面品位がさらに向上することとなる。
性体6の弾性率を同じにするか、あるいは異ならせるこ
とができる。
について説明したが、本発明は以下のようなテーパ面に
も適用可能である。
の超仕上前加工精度バラツキにより、テーパ面が砥石5
2の傾きと異なる場合(α≠β)、砥石52と被加工物
Wは片当たりとなり、削り残りを生じてしまう。そのた
め、削り残りを生じさせないためには、図15に示すよ
うに、通常より多くの砥石摩耗量、加工除去量を必要と
し、多大な加工時間を要してしまう。
用により転動面と同様に少ない砥石減耗量、加工除去量
でテーパ面を良好にかつ短時間で超仕上加工することが
できる。
項1に係る超仕上加工方法によれば、超仕上加工前の被
加工物の転動面の曲率半径の中心が、超仕上砥石の振動
中心に対してずれを生じていた場合には、超仕上砥石の
振動振幅方向で超仕上砥石を分割したことにより、各々
の分割された超仕上砥石を転動面に追従させることがで
きて、転動面Sに対して超仕上砥石が片当たりするのを
防止でき、その結果、被加工面である転動面の表面品位
を均一なものとすることができるとともに、砥石摩耗量
および加工除去量を従来と比べて減少させることができ
るため加工時間の短縮が可能になるという優れた効果が
得られる。
各々の超仕上砥石の押し付け力を同じにすることによ
り、各々の分割された超仕上砥石を転動面に追従させる
ことができると同時に、各々の超仕上砥石を同じ押し付
け力で転動面に押し付けることができるため、転動面S
に対する加工圧力の分布を均一にすることができ、その
結果、被加工面である転動面の表面品位を均一なものと
することができるとともに、砥石摩耗量および加工除去
量を従来に比して減少させることができるという優れた
効果が得られる。
超仕上砥石のうち少なくとも1以上の超仕上砥石の押し
付け力を他の超仕上砥石の押し付け力と異ならせること
により、各々の超仕上砥石の転動面への追従性をさらに
向上させることができるとともに、各々の超仕上砥石毎
に最適な押し付け力を設定すれば短時間で被加工物の転
動面全体を優れた表面品位を有する面とできるという効
果が得られる。
方法に用いる砥石ホルダユニットによれば、上記構成と
したことにより、請求項1および2に係る転動面の超仕
上加工方法を実施するのに好適な砥石ホルダユニットが
得られる。
請求項3に係る超仕上加工方法を実施するのに好適な砥
石ホルダユニットが得られる。
弾性体の伸縮力によって超仕上砥石を転動面へ追従させ
ることができ、また、各弾性体の弾性率を同じにするこ
とにより各々の超仕上砥石の転動面Sに対する加工圧力
の分布を均一にできるという効果が得られる。
弾性体の伸縮力によって超仕上砥石を転動面へ追従させ
ることができるとともに、各々の超仕上砥石毎に最適な
押し付け力を発生する弾性率の弾性体とすれば短時間で
被加工物の転動面全体を優れた表面品位を有する面とで
きるという効果が得られる。
弾性体の押し付け方向の寸法を適当な長さとすることに
より、請求項7に係る転動面の超仕上加工方法に用いる
砥石ホルダユニットと同様の効果が得られる。
本発明の実施をより容易なものとすることができるとい
う効果が得られる。
示す断面説明図である。
仕上加工の様子を示す説明図である。
仕上加工の際の超仕上砥石摩耗部分および加工除去部分
を示す説明図である。
を示す断面説明図である。
を示す説明図である。
実施例を示す断面説明図である。
実施例を示す断面説明図である。
実施例を示す断面説明図である。
実施例を示す断面説明図である。の
の実施例を示す断面説明図である。
説明図である。
示す説明図である。
仕上砥石摩耗部分および加工除去部分を示す説明図であ
る。
工の様子を示す説明図である。
工の際の超仕上砥石摩耗部分および加工除去部分を示す
説明図である。
テーパ面の超仕上加工の様子を示す説明図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 回転する被加工物の被加工面に超仕上砥
石を押し付けかつこの超仕上砥石を被加工面に沿って振
動させて被加工面を超仕上加工する超仕上加工方法にお
いて、振動方向に複数分割され各々独立して押し付け方
向に移動可能に保持された超仕上砥石を用いて、各々の
超仕上砥石を押し付け方向に移動調整させながら超仕上
加工をおこなうことを特徴とする超仕上加工方法。 - 【請求項2】 各々独立して押し付け方向に移動可能に
保持された超仕上砥石の押し付け力を同じにして超仕上
加工することを特徴とする請求項1に記載の超仕上加工
方法。 - 【請求項3】 各々独立して押し付け方向に移動可能に
保持された超仕上砥石のうち少なくとも1以上の超仕上
砥石の押し付け力を他の超仕上砥石の押し付け力と異な
らせて超仕上加工することを特徴とする請求項1に記載
の超仕上加工方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3の超仕上加工方法によって
被加工物の被加工面の超仕上加工に使用される砥石ホル
ダユニットであって、振動方向に複数分割された超仕上
砥石と、この各々の超仕上砥石を押し付け方向に独立に
移動可能に保持する砥石ホルダと、超仕上砥石の被加工
面への押し付け力を発生する押し付け手段と、超仕上砥
石を押し付け方向に移動させる移動手段と、とから基本
的に構成されることを特徴とする超仕上加工に用いる砥
石ホルダユニット。 - 【請求項5】 超仕上砥石の被加工面への押し付け力を
発生させる押し付け手段は、各々の超仕上砥石毎に押し
付け力を調整できることを特徴とする請求項4に記載の
超仕上加工に用いる砥石ホルダユニット。 - 【請求項6】 各々の超仕上砥石の押し付け力を加える
部位に弾性率の等しい弾性体を挿入したことを特徴とす
る請求項4に記載の超仕上加工に用いる砥石ホルダユニ
ットおよび超仕上砥石。 - 【請求項7】 各々の超仕上砥石の押し付け力を加える
部位に挿入した弾性体のうち少なくとも1以上の弾性体
の弾性率が他の弾性体の弾性率と異なることを特徴とす
る請求項4に記載の超仕上加工に用いる砥石ホルダユニ
ットおよび超仕上砥石。 - 【請求項8】 各々の超仕上砥石の押し付け力を加える
部位に挿入した弾性体のうち少なくとも1以上の弾性体
の押し付け方向の寸法が他の弾性体の押し付け方向の寸
法と異なることを特徴とする請求項6または7に記載の
転動面の超仕上加工に用いる砥石ホルダユニットおよび
超仕上砥石。 - 【請求項9】 各々の超仕上砥石の被加工面への押し付
け力を発生する押し付け手段および各々の超仕上砥石を
押し付け方向に移動させる移動手段が空圧または油圧に
よることを特徴とする請求項4ないし8に記載の超仕上
加工に用いる砥石ホルダユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26898494A JPH08126954A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 超仕上加工方法ならびにこれに用いる砥石ホルダユニットおよび超仕上砥石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26898494A JPH08126954A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 超仕上加工方法ならびにこれに用いる砥石ホルダユニットおよび超仕上砥石 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08126954A true JPH08126954A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17466046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26898494A Pending JPH08126954A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 超仕上加工方法ならびにこれに用いる砥石ホルダユニットおよび超仕上砥石 |
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Country | Link |
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JP (1) | JPH08126954A (ja) |
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