JPH08126048A - 無線電話システムにおいてハンドオフ中に呼の欠落を防ぐ方法 - Google Patents

無線電話システムにおいてハンドオフ中に呼の欠落を防ぐ方法

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JPH08126048A
JPH08126048A JP7270692A JP27069295A JPH08126048A JP H08126048 A JPH08126048 A JP H08126048A JP 7270692 A JP7270692 A JP 7270692A JP 27069295 A JP27069295 A JP 27069295A JP H08126048 A JPH08126048 A JP H08126048A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 符号分割多元接続(CDMA)セルラ無線電
話システム100において、移動局119が第1カバー
・エリア121から第2カバー・エリア122に突然遷
移する場合に、アクティブ呼が欠落することを防ぐた
め、移動局119によって実施される方法を提供する 【解決手段】 移動局119が第1カバー・エリア12
1から第2カバー・エリア122に突然遷移することに
応答して、アクティブ呼が欠落する危険があることを判
定する(601)。判定する段階610に応答して、ア
クティブ呼が欠落する危険があることを第1基地局11
5に通知する(602)。通知する段階602に応答し
て、第1基地局115とのアクティブ呼が欠落する過程
にあることを判定する(603)。判定する段階603
に応答して、第1基地局115とのアクティブ呼が欠落
する前に、第2カバー・エリア122における第2基地
局116とアクティブ呼が確立される(604)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、無線電話シス
テムに関し、さらに詳しくは、移動局が無線電話システ
ムの第1カバー領域から第2カバー領域に突然遷移する
場合に、アクティブ呼が欠落することを防ぐため、移動
局によって実施される方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線電話システムは当技術分野で一般に
周知である。特定の種類の無線電話システムとして、セ
ルラ無線電話システムがある。セルラ無線電話システム
は、一般に、公衆電話交換網(PSTN)に結合された
交換コントローラ(switch controller) と、複数の基地
局とを含む。複数の基地局のそれぞれは、一般に、カバ
ー・エリア(coverage area) をなす基地局に近接する地
理的領域を定める。1つまたはそれ以上の移動局は、移
動局と公衆電話交換網との間の通話を促進する基地局と
通信する。セルラ無線電話システムについての詳細な説
明は、Dr. William C. Y. Lee, 1989 による書籍"Mobil
e Cellular Communications Systems"に記載されてい
る。
【0003】セルラ無線電話システムにおけるハンドオ
フは、第1カバー・エリアをサポートする第1基地局と
通信する移動局と、第2カバー・エリアをサポートする
第2基地局と通信する移動局との間の遷移として定義さ
れる。ハンドオフは、基地局制御でも、移動局制御で
も、基地局と移動局制御のいずれでもよい。移動局支援
ハンドオフ(MAHO:mobile assisted handoff )と
は、基地局によって提供される情報、ならびに移動局に
よって提供される情報を利用する基地局制御ハンドオフ
として定義される。
【0004】ハンドオフはさらに、ハード・ハンドオフ
またはソフト・ハンドオフとして特徴づけられる。ハー
ド・ハンドオフ中に、移動局と第1基地局との間の通信
は、移動局と第2基地局との間の通信の開始前に終了さ
れる。ソフト・ハンドオフ中に、移動局と第2基地局と
の間の通信は、移動局と第1基地局との間の通信の終了
前に開始される。ソフト・ハンドオフを採用するセルラ
無線電話通信システムは、移動局と第1基地局または第
2基地局との間の通信に同じ無線周波数(RF)チャネ
ルを一般に利用する。
【0005】セルラ無線電話通信システムにおける問題
点は、必要なハンドオフに成功しないと、移動局と交換
コントローラとの間の通信が終了されることである。こ
の終了は、呼の欠落(dropped call)ともいう。移動支援
ハンドオフおよびソフト・ハンドオフは、呼の欠落の頻
度を低減するが、呼を欠落させる状態がセルラ無線電話
通信システムにおいて存在する。その状態とは、移動局
が第1カバー・エリアにおいて第1基地局とアクティブ
通話中で、第2カバー・エリアにおける第2基地局から
の送信から実質的に陰影妨害(shadow)される状態であ
る。移動局が第1カバー・エリアから第2カバー・エリ
アに突然遷移すると、移動局では、第1基地局からの信
号送信に比べて、第2基地局からの信号送信の大幅な増
加を受ける。第2基地局からの信号送信の大幅な増加が
比較的短い時間期間中に生じる場合に、第2基地局から
の信号送信は移動局と第1基地局との間の通信と干渉
し、それによりハンドオフ・メッセージ交信を防ぎ、そ
の結果、呼が欠落する。
【0006】従来技術では、米国特許第4,811,3
80号において呼欠落保護を具備するセルラ無線電話シ
ステムが提供された。この引例では、無線電話がそのホ
スト基地局からハンドオフ命令を受信しないことにより
呼が欠落することを防ぐ動作段階を有する改善されたセ
ルラ電話通信システムについて教示する。このシステム
は、第1基地局カバー・エリアから第2基地局カバー・
エリアへのハンドオフを無線電話が必要とすることを判
定し、ハンドオフ・メッセージを関連する第1および第
2基地局機器に通信する交換コントローラを含む。そこ
で、第1基地局機器は、ハンドオフ・メッセージを無線
電話に送信する。無線電話がこのメッセージを受信しな
い場合、呼が欠落したことを判断し、第2基地局から信
号チャネルを獲得し、そして特殊メッセージを送信する
ことにより第2基地局を介して、呼再接続を要求する。
次に、第2基地局は無線電話にハンドオフ指示を通知
し、呼の再接続の成功で、ハンドオフは完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第4,81
1,380号で説明される教示の問題点は、所定の時間
期間中に、第1基地局からの信号送信の不在後でない
と、移動局は呼を復元するための措置を講じないことで
ある。従来の移動局は、ハンドオフを必要とする無線電
話システムにおける自己干渉状態を設定するRF状態の
変化を予測しない。従来の移動局は変化するRF状態を
予測しないので、ハンドオフ・メッセージがうまく完了
する前に呼が欠落するか、あるいは欠落した呼の復元の
時間遅延が移動局のユーザにとって許容できなくなる。
【0008】従って、移動局が無線電話システムの第1
カバー・エリアから第2カバー・エリアに突然遷移する
場合に、アクティブ呼が欠落することを防ぐため、移動
局によって実施される方法であって、呼の欠落または呼
の欠落の復元によって生じる時間遅延という欠点を克服
する方法が必要とされる。
【0009】
【課題を解決するための手段】セルラ無線電話通信シス
テムは、少なくとも1つの交換コントローラと、第1お
よび第2基地局を含む複数の基地局と、少なくとも1つ
の移動局とを含む。交換コントローラは、第1および第
2基地局に結合され、第1および第2カバー・エリアに
おいてそれぞれ無線電話通信を行う。移動局は、第1カ
バー・エリアにおいて第1トラヒック・チャネル上で第
1基地局とアクティブ通話中で、第2カバー・エリアに
おける第2基地局からの送信から実質的に陰影妨害され
る。移動局によって実施される方法は、移動局が第1カ
バー・エリアから第2カバー・エリアに突然遷移する場
合に、アクティブ呼が欠落することを防ぐ。この方法
は、移動局が第1カバー・エリアから第2カバー・エリ
アに突然遷移することに応答して、アクティブ呼が欠落
する危険があることを判定する段階と、アクティブ呼が
欠落する危険があることを判定する段階に応答して、ア
クティブ呼が欠落する危険があることを第1基地局に通
知する段階と、アクティブ呼が欠落する危険があること
を第1基地局に通知する段階に応答して、第1基地局と
のアクティブ呼が欠落する過程にあることを判定する段
階と、第1基地局とのアクティブ呼が欠落する過程にあ
ることを判定する段階に応答して、第1基地局とのアク
ティブ呼が欠落する前に、第2カバー・エリアにおける
第2基地局とのアクティブ呼を確立する段階とによって
構成される。
【0010】
【実施例】本発明は、図1ないし図10を参照してさら
に詳しく説明でき、図1は、本発明によるセルラ無線電
話システム100の一部を示す。例えば、図1は、第1
街路113および第2街路112の交差点に位置する密
接した高層ビルのある過密都市環境を示す。この都市環
境の無線電話カバレッジは、セルラ無線電話システム1
00によって提供される。セルラ無線電話システム10
0は、一般に、交換コントローラ(switch controller)
114,第1基地局115,第2基地局116,第3基
地局117,公衆電話交換網(PSTN)118,第1
移動局119および第2移動局120によって構成され
る。第1基地局115は、第1街路に沿って第1無線電
話カバー・エリア121を有する。同様に、第2基地局
116は、概して第2街路112に沿って設けられる第
2無線電話カバー・エリア122を有する。第3基地局
117は、実質的にビル111内に設けられる第3カバ
ー・エリア123を有する。
【0011】交換コントローラ114は、第1基地局1
15および第2基地局116に結合され、第1カバー・
エリア121および第2カバー・エリア122それぞれ
において無線電話通信を行う。説明のため、第1移動局
119は、第1カバー・エリア121において第1トラ
ヒック・チャネル上で第1基地局115とアクティブ通
話中であり、ビル111によって第2カバー・エリア1
22における第2基地局116からの送信126から実
質的に陰影妨害される。本発明は、移動局119が第1
カバー・エリア121から第2カバー・エリア122に
突然遷移する(矢印124によって表される)場合に、
アクティブ呼が欠落することを防ぐため、例えば第1移
動局119である移動局によって実施される方法につい
て説明する。
【0012】本発明の好適な実施例では、第1カバー・
エリア121および第2カバー・エリア122は、比較
的大きい地理的エリアを網羅するマクロセル(macrocel
l) としても知られるマクロ・カバー・エリアとして示
される。第3カバー・エリア123は、比較的小さい地
理的エリアを網羅するマイクロセル(microcell) として
も知られるマイクロ・カバー・エリアとして示される。
それぞれの基地局115,116,117のカバー・エ
リア121,122,123は、部分的または完全に重
複してもよい。例えば、マイクロセルはマクロセル内で
完全に具現してもよい。従って、本発明では、移動局1
19はマクロセル間,マイクロセル間またはマクロセル
とマイクロセルとの間でハンドオフできると想定する。
【0013】図1に示すようなセルラ無線電話システム
100は、図示のような構成に制限されない。セルラ無
線電話システム100は、当技術分野で周知なように、
広い地理的エリアを網羅するため、別の交換コントロー
ラ,基地局および移動局をさらに含んで構成してもよ
い。セルラ無線電話システム100は、都会環境および
非都会環境の他のエリアに対して無線電話通信カバレッ
ジを行うことができる。本発明の好適な実施例では、交
換コントローラ114,第1基地局115,第2基地局
116,第3基地局117およびPSTN118は、そ
れぞれ当技術分野で周知であり、そのため本発明の理解
を助ける場合を除いて、さらに詳しく説明しない。
【0014】好適な実施例では、セルラ無線電話通信シ
ステム100は、1993年7月に出版されたTIA/
EIA,IS−95のデュアル・モード広帯域スペクト
ル拡散セルラ・システムの移動局・基地局整合性規格(M
obile Station-Base StationCompatibility Standard f
or Dual-Mode Wideband Spread Spectrum CellularSyst
em) において説明されるような符号分割多元接続(CD
MA:code division multiple access )セルラ無線電
話通信システムである。CDMAとは、固有符号シーケ
ンスを利用してチャネルを形成するスペクトル拡散多元
接続デジタル通信の方法である。CDMAでは、高いレ
ベルの干渉の存在下で、信号を受信でき、受信される。
信号受信の実際的な制限は、チャネル状態に依存する
が、上記のIS−95規格で説明されるシステムにおけ
るCDMA受信は、静チャネル(static channel)の信号
より18dB大きい干渉の存在下で生じることがある。
一般に、システムは、より低いレベルの干渉およびダイ
ナミック・チャネル状態で動作する。
【0015】セルラ無線電話通信システム100のカバ
ー・エリアは、当技術分野で周知なようにセクタ(secto
r)に分割できる。CDMAシステムでは、通信用の周波
数は、各セルの各セクタで再利用され、移動局から見た
ある周波数上での干渉のほとんどは、移動局が存在する
セル以外のセルからくる。移動局から見たある周波数上
の残留干渉は、時間遅延された(反射された)射線(ra
y) からの同一周波数上の同一セル内からのユーザ・ト
ラヒックからくる。
【0016】CDMA基地局は、9600bit/sの
基本データ・レートを有する信号で移動局と通信する。
次に信号は、1.2288MHzの送信ビット・レート
またはチップ・レート(chip rate) に拡散(spread)され
る。拡散は、データ・ビットにデジタル符号を印加し
て、データ・レートを向上させ、CDMAシステムに冗
長性を追加することからなる。そのセル内のすべてのユ
ーザのチップは加算され、複合デジタル信号をなす。複
合デジタル信号は、信号の帯域幅を制限するため濾波さ
れた直交位相偏移(QPSK:quadrature phase shift
keying )変調の形式を利用して送信される。
【0017】送信信号が移動局によって受信されると、
所望の信号から符号が除去され、これを9600bit
/sのデータ・レートに戻す。符号化が他のユーザの符
号に適用される場合には、逆拡散(despreading) はな
く、受信信号は1.2288MHz帯域幅を維持する。
送信ビットまたはチップ・レートとデータ・ビットとの
比率が符号化利得(coding gain) である。北米のCDM
Aシステムの符号化利得は128、すなわち21dBで
ある。この21dBの符号化利得のため、信号レベル以
上の最大18dB(符号化利得後の信号強度より3dB
以下)の干渉を静チャネルについて許容できる。
【0018】本発明の範囲内にあると考えられる別のデ
ジタル・セルラ無線電話通信システムは、GSM(Globa
l System for Mobile Communication),時分割多元接続
(TDMA:Time Division Multiple Access )および
拡張TDMA(E−TDMA:Extended TDMA )を含
む。GSMは、欧州および環太平洋諸国で採用されてい
る。GSMは、TDMAを利用して1チャネル当たり8
ユーザで、200kHzチャネルを利用し、13kbi
ts/sのボコーダ・レートを有する。TDMAは、チ
ャネル当たり3ユーザで、30kHzチャネルを利用
し、8kbits/sのボコーダ・レートを有する。E
−TDMAは、30kHzチャネルを利用するが、チャ
ネル当たりのユーザは6ユーザで、ボコーダ・レートは
4kbits/sである。
【0019】本発明の好適な実施例では、移動局119
はセルラ無線電話加入者ユニットである。移動局119
は、自動車搭載ユニット,ポータブル・ユニットまたは
トランスポータブル・ユニットなど、当技術分野で周知
な多くの形態をとることができる。本発明の好適な実施
例により、移動局は、上記のIS−95規格で説明され
るCDMAセルラ無線電話システムと整合性があるよう
に設計されたCDMA移動局である。
【0020】本発明の好適な実施例により、アクティブ
呼(active call) は、移動局119と基地局との間の音
声またはデータ通信のいずれかでもよい。従って、本発
明では、一般に、移動局119と基地局との間で転送さ
れる任意の種類の情報の欠落防止について検討する。
【0021】一般に、本発明は、移動局がアクティブ呼
で通信するのと並行して、複数の基地局によって送信さ
れる信号の強度を監視できる、任意の無線電話システム
で採用できる。好適な実施例のセルラ無線電話通信シス
テム100はデジタル・システムなので、デジタル・シ
ステム・メッセージング・フォーマットにより、移動局
119はアクティブ呼の通信と並行して他の機能を実行
できる。本発明は、デジタル・セルラ無線電話通信シス
テム100のこの点を利用して、移動局119が第1カ
バー・エリア121から第2カバー・エリア122に突
然遷移する場合に、移動局119がアクティブ呼が欠落
することを防ぐ方法を実行することを可能にする。
【0022】図1は、移動局が基地局からの送信から陰
影妨害される2つの例を示す。第1の例では、前述のよ
うに、第1移動局119は、ビル111によって第2基
地局からの送信から陰影妨害される。第2の例では、第
2移動局は、第3カバー・エリア123において第3基
地局117とアクティブ通話中であり、第1カバー・エ
リア121における第1基地局115および第2カバー
・エリアにおける第2基地局116からの送信から実質
的に陰影妨害される。第1の例により、(矢印124に
よって示されるように)第1移動局119が第1カバー
・エリア121から第2カバー・エリア122に突然遷
移すると、移動局では、第1基地局115からの信号送
信127に比べて、第2移動局116からの信号送信1
26の大幅な増加が生じる。第2基地局116からの信
号送信126の大幅な増加が比較的短い時間期間中に生
じると、第2基地局116からの信号送信126は第1
移動局119と第1基地局115との間の通信と干渉し
て、ハンドオフ・メッセージを防ぎ、その結果、呼が欠
落する。同様に、第2例により、移動局が第3カバー・
エリア123から第1カバー・エリア121または第2
カバー・エリア122に突然遷移すると、同様な結果が
生じる。カバー・エリア間のかかる突然の遷移は、陰影
妨害状態の急速な変化によって主に生じる。例えば、そ
のような突然の遷移は、移動局自体の移動速度,ビルの
急な角を曲がる移動局,またはマイクロセルが組み込ま
れたビルなどの遮蔽されたエリアを出入りする移動局に
よって生じることがある。
【0023】図2は、本発明による図1のセルラ無線電
話システムで用いられる移動局のブロック図を示す。移
動局119は、一般に、受信機ラインアップ201,送
信機ラインアップ202,コントローラ203,周波数
シンセサイザ204,デュプレクサ・フィルタ205お
よびアンテナ206によって構成される。受信機ライン
アップ201および送信機ラインアップ202は、当技
術分野で周知なように、コントローラ203,周波数シ
ンセサイザ204,デュプレクサ・フィルタ205およ
びアンテナ206の機能を共用する。一般に、受信機ラ
インアップ201は、アナログCDMA受信機207,
アナログ/デジタル変換器(A/D)208,デジタル
CDMA復調器209,パイロット・スキャナ(pilot s
canner)10,ビタビ復号器(Viterbi decoder) 21
1,音声復号器212,デジタル/アナログ変換器(D
/A)213,データ・シンク(data sink) 223およ
びスピーカ214によって構成される。一般に、送信機
ラインアップ202は、マイクロフォン215などの音
声ソースまたはデータ・ソース224,A/D変換器2
16,音声符号器217,デジタルCDMA送信機21
8,D/A変換器219,アナログCDMA変調器22
0,アナログCDMA送信機221,電力増幅器222
および電力制御システム225によって構成される。
【0024】本発明の好適な実施例において、デジタル
CDMA復調器209,パイロット・スキャナ210,
ビタビ復号器211およびデジタルCDMA送信機21
8は、"CDMA Mobile Station Modem ASIC", Proceeding
s of the IEEE 1992 CustomIntegrated Circuits Confe
rence, section 10.2, page 1-5および"The CDMA Digit
al Cellular System an ASIC Overview", Proceedings
of the IEEE 1992 Custom Inntegrated Circuits Confe
rence, section 10.1, pages 1-7 において説明される
ように、特定用途向け集積回路(ASIC) 内で具現さ
れる。
【0025】本発明の好適な実施例により、アナログC
DMA受信機207は、実質的には、CDMA受信機動
作で必要とされる1.2288MHz帯域幅と整合性が
あるように設計されたアナログ受信機である。デジタル
CDMA送信機218,アナログCDMA変調器22
0,アナログCDMA送信機221,電力増幅器222
および電力制御システム225は、上記のIS−95規
格において一般に規定される。コントローラ203は、
モトローラ社製のMC68332マイクロコントローラ
である。あるいは、他のマイクロコントローラまたはデ
ジタル信号プロセッサ(DSP)も利用できる。例え
ば、デジタル信号プロセッサは、モトローラ社製のMC
56156でもよい。周波数シンセサイザ204,デュ
プレクサ・フィルタ205およびアンテナ206は、従
来のアナログ・セルラ無線電話移動局において構成され
るものと実質的に同じである。音声復号器212および
音声符号器217は、TIA/EIA/IS-96-A, "Speech Servi
ce Option Standard For Wideband Spread Spectrum Di
gital Cellular Systems" に基づいてプログラムされる
デジタル信号プロセッサで好ましくは構成される。
【0026】本発明の好適な実施例により、移動局11
9が第1カバー・エリア121から第2カバー・エリア
122に突然遷移する場合にアクティブ呼が欠落するこ
とを防ぐため、移動局によって実施される方法は、図2
のコントローラ203におけるソフトウェア・プログラ
ムとして具現される。本発明の好適な実施例では、コン
トローラ203は、ライン226で移動局119によっ
て受信された総合エネルギ(Io )を表す受信信号強度
情報(RSSI)と、ライン227でパイロット・スキ
ャナ228からのパイロット強度情報と、ライン228
でデジタルCDMA復調器209からのアクティブ呼の
信号強度情報と、ライン229でビタビ復号器221か
らの受信システム制御メッセージとを受信する。コント
ローラ203は、デジタルCDMA送信機218を介し
て、ライン230でシステム制御メッセージを送信す
る。移動局119によって実行され、図2のコントロー
ラ203内で具現される方法段階については、図3ない
し図8を参照して説明する。
【0027】図3は、本発明による図2の移動局の呼処
理状態を示す。図3は、パワーアップ状態301,移動
局初期化状態302,移動局アイドル状態303,シス
テム・アクセス状態304およびトラヒック・チャネル
上で移動局制御の状態305を示す。遷移307で、移
動局119はシステム・タイミングを完全に獲得する。
遷移308で、移動局119は、肯定応答(aknowledgme
nt) または応答(response)を必要とするページング・チ
ャネル・メッセージを受信するか、あるいは発呼する
か、あるいは登録を実行する。遷移309で、移動局1
19はトラヒック・チャネルに指示される。遷移312
で、移動局119はトラヒック・チャネルの使用を終了
する。遷移310で、移動局119は、発呼メッセージ
(Origination Message) またはページ・モード応答(Pag
e Mode Response)以外の、アクセス・チャネル(Access
Channel)送信に対する肯定応答を受信する。遷移311
で、移動局119は、NGHBR_CONFIGが「0
11」に等しいとき、アイドル・ハンドオフ動作を実行
し、またページング・チャネル(Paging Channel)メッセ
ージを受信できない。図3の状態301ないし305お
よびその間の遷移については、トラヒック・チャネル上
で移動局制御の状態305からシステム・アクセス状態
304への遷移306を除いて、上記のIS−95規
格,セクション6.6において説明されている。遷移3
06で、移動局は再接続要求メッセージを発行する。状
態遷移306については、図4ないし図10を参照して
さらに詳しく説明する。
【0028】図4は、本発明による図3に示す呼処理状
態のうちシステム・アクセス状態304の詳細を示す。
システム・アクセス状態304において、移動局119
はアクセス・チャネル上で基地局にメッセージを送信
し、ページング・チャネル上で基地局からメッセージを
受信する。図4は、更新オーバヘッド情報サブ状態40
1,ページ応答サブ状態402,移動局発呼試みサブ状
態403,登録アクセス・サブ状態404,移動局メッ
セージ送信サブ状態405および移動局命令/メッセー
ジ応答サブ状態406を含む。遷移407で、移動局1
19は、肯定応答または応答を必要とするメッセージま
たは命令を受信する。遷移408で、移動局119は登
録アクセスを獲得する。遷移409で、移動局119
は、ユーザ生成データ・バースト・メッセージを受信す
る。遷移410で、移動局119は、ユーザ発呼の処理
を開始する。遷移411で、移動局119は、ページ・
メッセージ(Page Message)またはスロット型ページ・メ
ッセージ(Slotted Page Message)を受信する。遷移41
2および413で、移動局119は、図3のトラヒック
・チャネル上の移動局制御の状態305に入るか、ある
いはアナログ・モードに進む。遷移414〜416で、
移動局119は図3の移動局アイドル状態303に入
る。状態401〜406および遷移407〜416につ
いては、移動局が再接続要求メッセージを発呼する移動
局発呼試みサブ状態403への遷移を除いて、上記のI
S−95規格,セクション6.3において説明されてい
る。遷移306は、図3のシステム・アクセス状態30
4内の遷移306の宛先を示す。状態遷移306につい
ては、図9ないし図10を参照してさらに詳しく説明す
る。
【0029】図5は、本発明による図3の呼処理状態の
うちトラヒック・チャネル状態305の詳細を示す。図
5は、トラヒック・チャネル初期化サブ状態501,命
令待ちサブ状態502,移動局応答待ちサブ状態50
3,通話サブ状態504および解放サブ状態505を含
む。遷移506で、移動局119はアクティブ呼を終了
し、順方向トラヒック・チャネル上で基地局肯定応答命
令(Base Station Acknowledgment Order) を受信する。
遷移507で、移動局119は、維持命令(Maintenance
Order) または情報メッセージ付き報知(Alert With In
formation Message)を受信する。遷移508で、移動局
119ユーザは、呼に応答する。遷移509で、移動局
119は、維持命令を受信する。遷移510で、移動局
119ユーザは、切断を開始するか、解放命令を受信す
る。遷移511で、移動局119は、情報メッセージ付
き報知を受信する。遷移512および513で、移動局
119は、解放命令を受信する。遷移514で、移動局
119は、発呼し、順方向トラヒック・チャネル上で基
地局肯定応答命令を受信する。状態501〜505およ
び遷移506〜514については、移動局が再接続要求
メッセージを発行する状態遷移306を除いて、上記の
IS−95規格,セクション6.6.4において説明さ
れている。遷移306は、図3のトラヒック・チャネル
上の移動局制御の状態305内の遷移306の開始を示
す。状態遷移306については、図6ないし図10を参
照してさらに詳しく説明する。
【0030】図6は、本発明により図5の通話サブ状態
504内で具現される、無線電話システム100におけ
る呼の欠落を防ぐ方法605について説明するフローチ
ャートを示す。移動局119によって実施される方法6
05は、移動局119が第1カバー・エリア121から
第2カバー・エリア122に突然遷移した場合に、呼が
欠落することを防ぐ。ステップ600において、本方法
は、移動局119が第1トラヒック・チャネル上で第1
カバー・エリア121内の第1基地局115とアクティ
ブ通話状態であることを想定する。本発明の方法605
は、一般に4つのステップ601〜604によって構成
される。4つのステップ601〜604の詳細について
は、図7および図8を参照して説明する。ステップ60
1で、移動局119は、移動局119が第1カバー・エ
リア121から第2カバー・エリア122に突然遷移す
ることに応答して、アクティブ呼が欠落する危険がある
ことを判定する。ステップ602で、移動局は、アクテ
ィブ呼が欠落する危険があることを判定するステップ6
01に応答して、アクティブ呼が欠落する危険があるこ
とを第1基地局115に通知する。ステップ603で、
移動局119は、アクティブ呼が欠落する危険があるこ
とを第1基地局115に通知するステップ602に応答
して、第1基地局115とのアクティブ呼が欠落する過
程であることを判定する。ステップ604で、移動局1
19は、第1基地局115とのアクティブ呼が欠落する
過程であることを判定するステップ603に応答して、
第1基地局115とのアクティブ呼が欠落する前に、第
2カバー・エリア122内の第2基地局116とのアク
ティブ呼を確立する。
【0031】上記の先行技術の米国特許第4,811,
380号とは対照的に、本発明は、ステップ601およ
び602を追加することにより、従来技術によって教示
される技術を有利に改善する。前述のように、従来の移
動局は、所定の時間期間中に基地局からの信号送信の不
在後に、呼を復元するための措置を講じる。従来の移動
局は、ハンドオフを必要とする無線電話システムにおけ
る自己干渉を設定するRF状態の変化を予測しない。し
かし、本発明のステップ601および602は、移動局
119に呼の欠落を事前通知する。セルラ無線電話シス
テム100がデジタル・システムなので、移動局119
は、アクティブ通話中に事前通知を受信できる。デジタ
ル・システムでは、移動局119は、アクティブ呼が欠
落する危険を予期しながら、アクティブ呼を維持でき
る。この事前通知を受けると、移動局119は、呼の欠
落プロセスが開始する前に、基地局と協調して、無線電
話システム100内で自ら配置するため必要な措置を講
じることができる。本発明の利点は、移動局を本明細書
で説明するように構成することによって本発明の方法が
実施でき、基地局115,116,117または交換コ
ントローラ114において実施される従来の方法におい
て特別な変更を必要としないということである。従っ
て、本発明の移動局119は、変化するRF状態を監視
して、ハンドオフ・メッセージが完了する前にアクティ
ブ呼が欠落すること、または欠落した呼の復元について
容認できない時間遅延を防ぐ。
【0032】図7および図8は、本発明による図6のフ
ローチャートの詳細を示す。図6のステップ601〜6
04は、参考のため略述されている。図6のステップ6
01は、4つのステップ701〜704によって構成さ
れる。ステップ701で、移動局119は、移動局11
9によって受信される総合エネルギを監視する。図2を
参照して、総合エネルギはライン226でコントローラ
によって受信される。ステップ702で、移動局119
は、移動局によって受信されるアクティブ呼の信号エネ
ルギを測定する。図2を参照して、アクティブ呼の信号
エネルギはライン228でコントローラによって受信さ
れる。ステップ703で、移動局119は、信号エネル
ギと総合エネルギの比率を計算する。ステップ704
で、移動局119はこの比率が好ましくないかどうか判
定する。ステップ704で、比率が好ましくないと移動
局119が判定し、アクティブ呼が欠落する危険がある
ことを示すと、フローはステップ602に進む。ステッ
プ704で、この比率が好ましいと移動局119が判定
し、アクティブ呼が欠落する危険がないことを示すと、
フローはステップ705に戻る。
【0033】ステップ701は、一般に4つのステップ
705〜708によって構成される。ステップ705
で、移動局119は、選択された時点で移動局119に
よって受信された総合エネルギを測定し、総合エネルギ
の少なくとも1つの前回のサンプルと現在のサンプルと
を含む総合エネルギのサンプルを生成する。ステップ7
06で、移動局119は、総合エネルギの現在のサンプ
ルが総合エネルギの少なくとも1つの前回のサンプルよ
りも所定の量だけ大きいことを判定する。ステップ71
8で、移動局119は総合エネルギの現在のサンプルを
格納し、総合エネルギの現在のサンプルが総合エネルギ
の少なくとも1つの前回のサンプルよりも所定の量だけ
小さいことを移動局119が判断した場合に、ステップ
705に戻る。ステップ707で、移動局119は、総
合エネルギの現在のサンプルと総合エネルギの少なくと
も1つの前回のサンプルとを積分して、積分された総合
エネルギを生成する。ステップ708で、移動局119
は積分総合エネルギを格納し、格納された総合エネルギ
を生成する。図2を参照して、積分総合エネルギはコン
トローラ203に常駐するメモリに格納される。
【0034】アクティブ呼が欠落する危険があることを
第1基地局に通知する図6のステップ602は、複数の
基地局115,116,117によってそれぞれ送信さ
れる複数のパイロット信号127,126,128の信
号強度を表すパイロット信号強度メッセージを第1基地
局115に送信する移動局119によって実行される。
図2を参照して、移動局119は、ライン230を介し
てコントローラ203からデジタルCDMA送信機21
8にパイロット信号強度メッセージを送信する。
【0035】本発明の好適な実施例により、アクティブ
呼は複数の順次フレームを含む。第1基地局とのアクテ
ィブ呼が欠落する危険があることを判定する図6のステ
ップ603は、2つのステップ709および710によ
って一般に構成される。ステップ709で、移動局11
9は、アクティブ呼の所定の数の順次フレームが好まし
くないかどうかを判定する。ステップ709で、許容可
能なフレームを受信する前に所定の数の好ましくない順
次フレームをが受信されたことを移動局119が判断し
た場合には、フローはステップ711に進み、それ以外
の場合には、フローはステップ705に戻る。ステップ
711で、移動局119は図2のライン230を介して
デジタルCDMA送信機218をディセーブルし、ステ
ップ710に進む。ステップ710で、移動局119
は、所定の時間内で、複数の順次フレームのうち2つの
順次フレームが許容できないかどうか判定する。ステッ
プ710で、所定の時間内で、複数の順次フレームのう
ち2つの順次フレームが許容できると移動局119が判
断した場合、フローはステップ705に戻る。ステップ
710で、所定の時間内で、複数の順次フレームのうち
2つの順次フレームが許容できないと移動局119が判
断した場合には、フローはステップ716に進む。
【0036】第2カバー・エリア122内の第2基地局
とのアクティブ呼を確立するステップ604は、4つの
ステップ712〜715によって一般に構成される。ス
テップ712で、移動局119は第2基地局116を識
別する。ステップ713で、移動局119は、第2基地
局116を識別するステップ712に応答して、再接続
要求メッセージを第2基地局116に送信する。図2を
参照して、移動局119は、ライン230でデジタルC
DMA送信機を介して再接続要求メッセージを第2基地
局116に送信する。図3,図4および図5を参照し
て、移動局119は、遷移306によって示されるよう
に、再接続要求メッセージを第2基地局116に送信す
る。再接続要求メッセージのフォーマットについては、
第9図を参照してさらに詳しく説明する。ステップ71
4で、移動局119は、再接続要求メッセージを第2基
地局に送信するステップ713に応答して、所定の時間
内に再接続許可メッセージを第2基地局116から受信
したかどうかを判定する。ステップ714で、所定の時
間内に第2基地局116から再接続許可メッセージを受
信したことを移動局119が判断した場合には、フロー
はステップ715に進み、それ以外の場合には、フロー
は移動局初期化状態302に戻る。図2を参照して、移
動局119は、ライン229でビタビ復号器211を介
して第2基地局116から再接続許可メッセージを受信
する。再接続許可メッセージのフォーマットについて
は、図10を参照してさらに詳しく説明する。好適な実
施例により、再接続許可メッセージを受信するステップ
714は、ページング符号チャネル上で再接続要求メッ
セージを受信する移動局119によって行われる。ステ
ップ715で、移動局119は、第2基地局116から
再接続許可メッセージを受信するステップ714に応答
して、第2トラヒック・チャネル上で第2基地局116
と第2カバー・エリア122内でアクティブ呼を継続す
る。
【0037】第2基地局116を識別するステップ71
2は、2つのステップ716および717によって一般
に構成される。ステップ716で、移動局119は、複
数の基地局115,116,117によってそれぞれ送
信される複数のパイロット信号127,126,128
を検索する。図2を参照して、移動局119は、パイロ
ット・スキャナ210によって受信され、ライン227
でコントローラ203に送信された複数のパイロット信
号を検索する。ステップ717で、移動局119は、複
数のパイロット信号から最強の信号強度を有するパイロ
ット信号126を選択し、ここで最強の信号強度を有す
るパイロット信号126は、第2基地局116によって
送信されたパイロット信号に対応する。
【0038】図9は、本発明により図3,図4,図5お
よび図8で用いられる再接続要求メッセージ・フォーマ
ットを示す。移動局メッセージ・フォーマットについて
は、上記のIS−95規格,セクション6.7において
説明されている。再接続要求メッセージは、上記のIS
−95規格で説明されている発呼メッセージ(Originati
on Message) と類似する。メッセージ・タイプ・フィー
ルド801(MGS_TYPE)は、8ビットを有し、
バイナリ値は「00000111」である。フィールド
802ないし821は、上記のIS−95規格において
説明される発呼メッセージと全く同じである。時間基準
PNシーケンス・オフセット・フィールド822(RE
F_PN)は9ビット長であり、移動局119がその時
間基準について現在利用しているパイロット位相を指定
する。パイロット強度フィールド823(PILOT_
STRENGTH)は、6ビット長であり、移動局がそ
の時間基準について現在利用しているパイロットのパイ
ロット強度を与える。トラヒック・チャネル基準フィー
ルド824(TCH_REF)は、6ビット長であり、
第1基地局115との通信のために用いられているトラ
ヒック・チャネルを指定する。パイロット被測定位相フ
ィールド825(PILOT_PN_PHASE)は、
15ビット長であり、ゼロ・オフセットPNパイロット
を基準にして検出されたパイロットの位相を報告する。
パイロット強度フィールド826(PILOT_STR
ENGTH)は、6ビット長であり、フィールド825
で基準とするパイロットのパイロット強度を与える。フ
ィールド825および826は、すべての被検出パイロ
ットが報告されるまで繰り返される。
【0039】図10は、本発明により図8で用いられる
再接続許可メッセージを示す。基地局メッセージ・フォ
ーマットについては、上記のIS−95規格、セクショ
ン7.7において説明されている。再接続許可メッセー
ジは、上記のIS−95規格において説明されるチャネ
ル割当メッセージ(Channel Assignment Message)と類似
するが、「ASSIGN_MODE」は既知であるの
で、いくつかのフィールドを省くことにより簡略化され
る。メッセージ・タイプ・フィールド901は、8ビッ
ト長で、バイナリ値は「00001111」である。再
接続許可メッセージで用いられるメッセージ・フィール
ド902ないし915の残りの部分は、上記のIS−9
5規格のチャネル割当メッセージにおいて完全に説明さ
れている。これらのフィールドは、第2基地局116と
の新たなトラヒック・チャネルを獲得するために必要と
するすべての情報を移動局119に提供する。
【0040】以上、本発明は、移動局が第1カバー・エ
リアから第2カバー・エリアに突然遷移する場合に、ア
クティブ呼が欠落することを防ぐため、移動局によって
実行される方法を提供する。本発明は、呼が欠落するプ
ロセスを開始する前に、変化するRF状態の事前通知を
移動局に与えるという利点を有する。この利点は、移動
局119が第1カバー・エリア121から第2カバー・
エリア122に突然遷移することに応答して、アクティ
ブ呼が欠落する危険があることを判定する段階601
と、アクティブ呼が欠落する危険があることを判定する
段階601に応答して、アクティブ呼が欠落する危険が
あることを第1基地局115に通知する段階602とを
移動局が実行することによって提供される。本発明によ
り、ハンドオフ・メッセージが完了する前に呼が欠落す
る問題、または従来の欠落した呼の復元について容認で
きない時間遅延の問題は実質的に解決される。
【0041】本発明についてその例示的な実施例を参照
して説明してきたが、本発明はこれらの特定の実施例に
制限されるものではない。当業者であれば、特許請求の
範囲で規定されるように、本発明の精神および範囲から
逸脱せずに、変形および修正が可能なことが理解され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるセルラ無線電話システムの一部を
示す図である。
【図2】本発明による図1のセルラ無線電話システムに
おいて用いられる移動局のブロック図である。
【図3】本発明による図2の移動局の呼処理状態を示す
図である。
【図4】本発明による図3に示す呼処理状態のうちシス
テム・アクセス状態の詳細を示す図である。
【図5】本発明による図3の呼処理状態のうちトラヒッ
ク・チャネル状態の詳細を示す図である。
【図6】本発明による図5の通話サブ状態内で具現され
る、無線電話システムにおいて呼の欠落を防ぐ方法を説
明するフローチャートである。
【図7】本発明による図6のフローチャートの詳細を示
す図である。
【図8】本発明による図6のフローチャートの詳細を示
す図である。
【図9】本発明による図3,図4,図5および図8にお
いて用いられる再接続要求メッセージ・フォーマットを
示す図である。
【図10】本発明による図8において用いられる再接続
許可メッセージ・フォーマットを示す図である。
【符号の説明】
100 セルラ無線電話システム 111 ビル 112 第2街路 113 第1街路 114 交換コントローラ 115 第1基地局 116 第2基地局 117 第3基地局 118 公衆電話交換網(PSTN) 119 第1移動局 120 第2移動局 121 第1無線電話カバー・エリア 122 第2無線電話カバー・エリア 123 第3無線電話カバー・エリア 126,127 信号送信 201 受信機ラインアップ 202 送信機ラインアップ 203 コントローラ 204 周波数シンセサイザ 205 デュプレクサ・フィルタ 206 アンテナ 207 アナログCDMA受信機 208 アナログ/デジタル変換器(A/D) 209 デジタルCDMA復調器 210 パイロット・スキャナ 211 ビタビ復号器 212 音声復号器 213 デジタル/アナログ変換器(D/A) 214 スピーカ 215 マイクロフォン 216 A/D変換器 217 音声符号器 218 デジタルCDMA送信機 219 D/A変換器 220 アナログCDMA変調器 221 アナログCDMA送信機 222 電力増幅器 223 データ・シンク 224 データ・ソース 225 電力制御システム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも交換コントローラ,第1およ
    び第2基地局を含む複数の基地局および少なくとも1つ
    の移動局を含むセルラ無線通信システムにおいて、交換
    コントローラは第1および第2基地局に結合され、それ
    ぞれ第1および第2カバー・エリア全体で無線電話通信
    を行い、移動局は第1トラヒック・チャネル上で第1カ
    バー・エリア内の第1基地局とアクティブ通話中で、第
    2カバー・エリア内の第2基地局からの送信から実質的
    に陰影妨害される、セルラ無線通信システムにおいて、
    移動局が第1カバー・エリアから第2カバー・エリアに
    突然遷移する場合に、アクティブ呼が欠落することを防
    ぐため、移動局によって実施される方法であって:前記
    移動局が前記第1カバー・エリアから前記第2カバー・
    エリアに突然遷移することに応答して、前記アクティブ
    呼が欠落する危険があることを判定する段階;前記アク
    ティブ呼が欠落する危険があることを判定する前記段階
    に応答して、前記アクティブ呼が欠落する危険があるこ
    とを前記第1基地局に通知する段階;前記アクティブ呼
    が欠落する危険があることを前記第1基地局に通知する
    前記段階に応答して、前記第1基地局とのアクティブ呼
    が欠落する過程にあることを判定する段階;および前記
    第1基地局とのアクティブ呼が欠落する過程にあること
    を判定する前記段階に応答して、前記第1基地局との前
    記アクティブ呼が欠落する前に、前記第2カバー・エリ
    ア内の前記第2基地局とのアクティブ呼を確立する段
    階;によって構成されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記アクティブ呼が欠落する危険がある
    ことを判定する前記段階は:前記移動局によって受信さ
    れる総合エネルギを監視する段階;前記移動局によって
    受信されるアクティブ呼の信号エネルギを測定する段
    階;前記総合エネルギに対する前記信号エネルギの比率
    を計算する段階;および前記比率が好ましくなく、アク
    ティブ呼が欠落する危険があることを示すことを判定す
    る段階;をさらに含んで構成されることを特徴とする請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記移動局によって受信される総合エネ
    ルギを監視する前記段階は:選択された時点で前記移動
    局によって受信される総合エネルギを測定して、総合エ
    ネルギの少なくとも1つの前回のサンプルと現在のサン
    プルとを含む総合エネルギのサンプルを生成する段階;
    総合エネルギの現在のサンプルが総合エネルギの少なく
    とも前回のサンプルよりも所定の量だけ大きいことを判
    定する段階;総合エネルギの現在のサンプルと、総合エ
    ネルギの少なくとも前回のサンプルとを積分して、積分
    総合エネルギを生成する段階;および前記積分総合エネ
    ルギを格納して、格納総合エネルギを生成する段階;を
    さらに含んで構成されることを特徴とする請求項2記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 前記アクティブ呼が欠落する危険がある
    ことを前記第1基地局に通知する前記段階は:複数の基
    地局によってそれぞれ送信される複数のパイロット信号
    の信号強度を表すパイロット信号強度メッセージを前記
    第1基地局に送信する段階;をさらに含んで構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記アクティブ呼は複数の順次フレーム
    を含み、前記第1基地局とのアクティブ呼が欠落する過
    程にあることを判定する前記段階は:所定の数の前記複
    数の順次フレームが好ましくないことを判定する段階;
    および前記複数の順次フレームのうち2つの順次フレー
    ムが許容できないことを所定の時間内に判定する段階;
    をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第2カバー・エリア内の前記第2基
    地局とアクティブ呼を確立する前記段階は:前記第2基
    地局を識別する段階;前記第2基地局を識別する前記段
    階に応答して、再接続要求メッセージを前記第2基地局
    に送信する段階;再接続要求メッセージを前記第2基地
    局に送信する前記段階に応答して、所定の時間内に再接
    続許可メッセージを前記第2基地局から受信する段階;
    および再接続許可メッセージを前記第2基地局から受信
    する段階に応答して、第2トラヒック・チャネル上で前
    記第2基地局とのアクティブ呼を前記第2カバー・エリ
    ア内で継続する段階;をさらに含んで構成されることを
    特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第2基地局を識別する前記段階は:
    前記複数の基地局によってそれぞれ送信される複数のパ
    イロット信号を検索する段階;および前記複数のパイロ
    ット信号の中から最も強い信号強度を有するパイロット
    信号を選択する段階であって、最も強い信号強度を有す
    るパイロット信号は、前記第2基地局によって送信され
    るパイロット信号に対応する段階;をさらに含んで構成
    されることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 再接続要求メッセージを受信する前記段
    階は:ページング符号チャネル上で前記再接続要求メッ
    セージを受信する段階;をさらに含んで構成されること
    を特徴とする請求項6記載の方法。
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