JPH08124401A - 携帯用電気機器 - Google Patents

携帯用電気機器

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Publication number
JPH08124401A
JPH08124401A JP25582394A JP25582394A JPH08124401A JP H08124401 A JPH08124401 A JP H08124401A JP 25582394 A JP25582394 A JP 25582394A JP 25582394 A JP25582394 A JP 25582394A JP H08124401 A JPH08124401 A JP H08124401A
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JP
Japan
Prior art keywords
switch
battery
lid
cylindrical
cylindrical portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP25582394A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizaburo Ono
敬三郎 小野
Takakazu Tanaka
崇和 田中
Kazunobu Miyamoto
一伸 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AIMU DESIGN KK
ONO DENKI KK
ROJIKARU PROD KK
Original Assignee
AIMU DESIGN KK
ONO DENKI KK
ROJIKARU PROD KK
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Publication date
Application filed by AIMU DESIGN KK, ONO DENKI KK, ROJIKARU PROD KK filed Critical AIMU DESIGN KK
Priority to JP25582394A priority Critical patent/JPH08124401A/ja
Publication of JPH08124401A publication Critical patent/JPH08124401A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で電源のオンオフ等を制御するこ
とができる懐中電灯等の携帯用電気機器を提供するこ
と。 【構成】 内部に制御プリント基板10と電池6が収納
される円筒状の筐体本体1と、この筐体本体1の端部に
螺合可能に設けられた電池蓋2とを備えた携帯用電気装
置であって、電池蓋2は、合成樹脂から構成された円筒
部2bとこの円筒部2bの端部を覆うように円筒部2b
と一体に肉薄に形成された底部2cとから成っており、
蓋体2の内側には、底部2cを介して外部から押圧可能
なプッシュスイッチであって電池6から制御プリント基
板10への動作電圧を断続するプッシュスイッチ4が取
り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、懐中電灯等の携帯用電
気機器に関し、特に、内部構造を簡単化した携帯用電気
機器に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、懐中電灯においては、一般
に、円筒状の筐体本体内に電池が収納され、筐体本体の
前端にランプが装着され、筐体本体の後端には電池蓋が
着脱自在に取り付けられている。また、筐体本体の側面
にランプを点滅させるためのスイッチが設けられてい
る。
【0003】また、防水型の懐中電灯においては、スイ
ッチを防水構造とすると共に電池蓋部分も防水構造とし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、筐体本
体の側面にスイッチを設ける場合には、取り付け構造が
複雑になると共にスイッチと他の電気部品との間の配線
がしにくくなるため、製造に手間が掛り製造コストが高
くなるという問題があった。
【0005】また、スイッチは可動部品を含んでいるの
で、この可動部品の移動を邪魔することなく防水構造と
するためには、複雑な機構を必要とするという問題があ
った。
【0006】そこで本発明は、簡単な構造で電源のオン
オフ等を制御することができる懐中電灯等の携帯用電気
機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に電気回
路と電池が収納される円筒状の筐体本体と、該筐体本体
の端部に螺合可能に設けられた蓋体とを備えた携帯用電
気装置であって、前記蓋体は、合成樹脂から構成された
円筒部とこの円筒部の端部を覆うように形成された底部
とから成っており、前記蓋体の内側には、前記底部を介
して外部から押圧可能なスイッチであって前記電池から
前記電気回路への動作電圧を断続するスイッチが取り付
けられていことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、前記蓋体が、合成樹脂か
ら構成された円筒部とこの円筒部の端部を覆うように円
筒部と一体に肉薄に形成された底部とから成っているこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、電池蓋の内側にスイッチを
取り付けると共に電池蓋の底部を肉薄としているので、
底部を押すことによりスイッチを操作することができ
る。また、筐体体本体と電池蓋との接合部だけ防水構造
とすればよいので、防水構造が極めて簡単となる。ま
た、スイッチと電池との距離が短くなり、部品点数及び
組立工数が減少する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の携帯用電気機器を非常灯に適
用した場合を例に挙げて本発明の特徴を具体的に説明す
る。
【0011】図1は、本発明の携帯用電気機器の実施例
である非常灯の外観図である。また、図2は、図1に示
される非常灯を軸方向に沿って垂直に切った断面図であ
る。
【0012】合成樹脂からなる円筒状の筐体本体1の後
端(図1において右側)には、電池蓋2がねじ込まれて
いる。この電池蓋2の前端(図1において左側)内面に
は雌ねじ2aが形成されており、この雌ねじ2aを筐体
本体1の後端外側に形成されている雄ねじ1aに螺合す
ることにより、筐体本体1に対して電池蓋2が取り付け
られる。筐体本体1と電池蓋2との接合部には、防水用
Oリング3が設けられている。なお、非常灯の筐体本体
1の外径寸法は、望ましくは、現行の発煙筒とほぼ同じ
寸法とする。
【0013】前記電池蓋2は、筐体本体1と同様に合成
樹脂から構成されており、円筒部2bとこの円筒部2b
の端部を覆うように円筒部2bと一体に形成された底部
2cとから成っている。この底部2cは、円筒部2bに
比べて肉薄に形成されており、電池蓋2と一体に形成さ
れた内側に突出するスイッチボタン2dと、このスイッ
チボタン2dを環状に囲むように電池蓋2と一体に形成
された断面U溝状のヒンジ2e(図4参照)とを備えて
いる。底部2cの表面には、操作箇所を示す「押す」、
「PUSH」等の表示が印刷或いは一体形成されてい
る。また、円筒部2bの端部には、底部2cの面より外
側に突出する環状のリブ2gが形成されている。
【0014】電池蓋2の円筒部2bの雌ねじ2aの内側
終端部分に形成された段部2fには、プッシュスイッチ
4が取り付けられたスイッチプリント基板5が固定され
る。なお、ここで使用するプッシュスイッチ4は、1回
押されるごとにオン状態とオフ状態を繰り返すいわゆる
プッシュ・プッシュ型式のスイッチである。
【0015】図3は、スイッチプリント基板5を筐体本
体1側から見た図である。スイッチプリント基板5上に
は、後述する筐体本体1側に設けられた導電板7と電気
的に接続するための接触用箔5aと、後述する電池6の
陽極と電気的に接続するための接触用箔5bとが形成さ
れている。接触用箔5a,5bにはプッシュスイッチ4
の端子4a,4bが半田付けされる。
【0016】筐体本体1の内部には電池6と制御プリン
ト基板10が収納されている。筐体本体1の内周面に
は、筐体本体1の軸方向に沿って筐体本体1の後端から
制御プリント基板10まで伸延する導電板7が取り付け
られている。この導電板7の電池蓋2側の端部は、筐体
本体1の後端において外側に折り曲げられて接触部7a
を形成しており、プッシュスイッチ4を備えた電池蓋2
を筐体本体1に対してねじ込んだときに、接触部7aが
スイッチプリント基板5の接触用箔5aと接触する。ま
た、制御プリント基板10側の端部は内側に折り曲げら
れて接触部7bを形成しており、接触部7が制御プリン
ト基板10に設けられた陽極接続端子(図示せず)に電
気的に接続される。
【0017】制御プリント基板10は、図5の断面図に
示すように、筐体本体1の内周面にの軸方向に沿って形
成されたリブ1bにより支持される。制御プリント基板
10には、後述する発光管11の点滅を制御するための
電気回路を構成する各種電気部品が取り付けられてい
る。
【0018】筐体本体1の内部の中間部には、コイルバ
ネ8が固定されたバネ受けプリント基板9が取り付けら
れる。コイルバネ8は、制御プリント基板10に設けら
れた陰極接続端子(図示せず)に電気的に接続される。
コイルバネ8の先端は電池6の陰極に接触する。
【0019】筐体本体1の前端には、筐体本体1と一体
に先細部1dが形成されており、この先細部1dにキセ
ノンランプ等の発光管11が、ゴム等の弾性体からなる
発光管受け12を介して固定される。
【0020】筐体本体1の前端には、先端が半球状に形
成された透明な合成樹脂からなる円筒状の発光管カバー
14が、超音波溶接、接着剤等により固定される。発光
管カバー14の先端内側には環状のリブ14aが形成さ
れ、この環状のリブ14aにより発光管11の先端が、
ゴム等の弾性体からなる発光管受け13を介して支持さ
れる。
【0021】次に、上述した非常灯の使用態様について
説明する。非常灯は、通常状態においては、たとえば、
車両内に設けられた発煙筒取り付け具に、発煙筒の代わ
りに取り付けられる。
【0022】非常灯を使用する際には、非常灯を取り出
して電池蓋2の底部2cを押すと、電池蓋2に形成され
たスイッチボタン2aによりプッシュスイッチ4が押さ
れてオンとなる。これにより、電池6の陽極→スイッチ
プリント基板5の接触用箔5b→端子4a→プッシュス
イッチ4→端子4a→接触用箔5a→接触部7a→導電
板7→端子7b→制御プリント基板10→コイルバネ8
→電池6の陰極という電流通路が形成され、制御プリン
ト基板10の電気回路が動作を開始し、発光管11が周
期的な点滅を開始する。本実施例においては、制御プリ
ント基板10の電気回路は、電池6からの低圧直流電圧
を高圧直流電圧に変換するDC−DC変換器、高圧直流
電圧を蓄積する大容量コンデンサ、発光管11に一定周
期でトリガ電圧を印加するためのトリガ回路等が含まれ
ている。
【0023】本実施例に非常等においては、円筒部2b
の端部には、底部2cの面より外側に突出する環状のリ
ブ2gが形成されているので、不用意にスイッチがオン
となることがなく、肝心なときに非常灯が使用できない
というような不都合が生じることがない。
【0024】なお、上述した実施例においては、蓋体
が、合成樹脂から構成された円筒部とこの円筒部の端部
を覆うように円筒部と一体に肉薄に形成された底部とか
ら成っているが、円筒部と底部とを別体に形成してもよ
い。またこの場合、円筒部と底部の間に可撓性の防水部
材を設けるようにしてもよい。
【0025】また、上述した実施例においては、スイッ
チとしてプッシュスイッチを使用したが、これに限定さ
れるものではなく、他の型式のスイッチ、たとえば、シ
ーソースイッチ等を使用することもできる。
【0026】また、上述した実施例においては、非常灯
を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、内部に電気回路と電池が収納される円筒状
の筐体本体を有するものであれば、他の携帯用電気機
器、たとえば、懐中電灯、携帯ラジオ等に対しても本発
明を適用することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明においては、電池蓋にスイッチを
取り付けると共に電池蓋の底部を介してスイッチを押圧
できるようにしているので以下の効果を奏する。
【0028】(1)部品点数が減少すると共にスイッチ
と電池との距離が短くなり、組立工数が減少する。
【0029】(2)筐体本体と電池蓋との接合部だけ防
水構造とすればよいので、防水構造が極めて簡単とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の携帯用電気機器の実施例である非常
灯の外観図である。
【図2】 図1に示される非常灯を軸方向に沿って垂直
に切った断面図である。
【図3】 スイッチプリント基板を筐体本体側から見た
図である。
【図4】 電池蓋を底から見た図である。
【図5】 図1に示される非常灯を軸方向に垂直な面で
切った断面図である。
【符号の説明】
1…筐体本体、2…電池蓋、2a…雌ねじ、2b…円筒
部、2c…底部、2d…スイッチボタン、2e…ヒン
ジ、2f…段部、2g…リブ、3…防水用Oリング、4
…プッシュスイッチ、4a,4b…端子、5…スイッチ
プリント基板、5a,5b…接触用箔、6…電池、7…
導電板、8…コイルバネ、9…バネ受けプリント基板、
10…制御プリント基板、11…発光管、12,13…
発光管受け、14…発光管カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 敬三郎 福岡県田川市大字川宮110番地小野電機株 式会社内 (72)発明者 田中 崇和 福岡市中央区平尾2丁目10番5号 プラチ ナ福岡ビル2F 株式会社ロジカルプロダ クト内 (72)発明者 宮本 一伸 福岡市東区香椎浜4丁目1番8−208号 有限会社 アイムデザイン内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に電気回路と電池が収納される円筒
    状の筐体本体と、該筐体本体の端部に螺合可能に設けら
    れた蓋体とを備えた携帯用電気装置であって、 前記蓋体は、合成樹脂から構成された円筒部とこの円筒
    部の端部を覆うように形成された底部とから成ってお
    り、 前記蓋体の内側には、前記底部を介して外部から押圧可
    能なスイッチであって前記電池から前記電気回路への動
    作電圧を断続するスイッチが取り付けられていることを
    特徴とする携帯用電気機器。
  2. 【請求項2】 前記蓋体が、合成樹脂から構成された円
    筒部とこの円筒部の端部を覆うように円筒部と一体に肉
    薄に形成された底部とから成っていることを特徴とする
    請求項1記載の携帯用電気機器。
JP25582394A 1994-10-20 1994-10-20 携帯用電気機器 Pending JPH08124401A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25582394A JPH08124401A (ja) 1994-10-20 1994-10-20 携帯用電気機器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25582394A JPH08124401A (ja) 1994-10-20 1994-10-20 携帯用電気機器

Publications (1)

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JPH08124401A true JPH08124401A (ja) 1996-05-17

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ID=17284121

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JP25582394A Pending JPH08124401A (ja) 1994-10-20 1994-10-20 携帯用電気機器

Country Status (1)

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JP (1) JPH08124401A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013511796A (ja) * 2009-11-20 2013-04-04 ツヴァイブリューダー・オプトエレクトロニクス・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディトゲゼルシャフト 端キャップスイッチを備えた懐中電灯

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013511796A (ja) * 2009-11-20 2013-04-04 ツヴァイブリューダー・オプトエレクトロニクス・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディトゲゼルシャフト 端キャップスイッチを備えた懐中電灯

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