JPH08123760A - 携帯型電子機器 - Google Patents

携帯型電子機器

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JPH08123760A
JPH08123760A JP6262343A JP26234394A JPH08123760A JP H08123760 A JPH08123760 A JP H08123760A JP 6262343 A JP6262343 A JP 6262343A JP 26234394 A JP26234394 A JP 26234394A JP H08123760 A JPH08123760 A JP H08123760A
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JP
Japan
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housing
input
portable electronic
input means
electronic device
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Application number
JP6262343A
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English (en)
Inventor
Kiyohisa Inoue
清寿 井上
Makoto Tazumi
誠 田積
Hideo Terai
英夫 寺井
Teruyuki Kitaguchi
輝幸 北口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2200/00Indexing scheme relating to G06F1/04 - G06F1/32
    • G06F2200/16Indexing scheme relating to G06F1/16 - G06F1/18
    • G06F2200/163Indexing scheme relating to constructional details of the computer
    • G06F2200/1637Sensing arrangement for detection of housing movement or orientation, e.g. for controlling scrolling or cursor movement on the display of an handheld computer

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 ハウジング11の前面に表示手段を設け、ハ
ウジングの背面上部に入力手段としてトラックボール1
4、入力ボタン15、又は入力ボタン16を設ける。さ
らにハウジング背面において、ハウジングの重心より上
部で入力手段より下部に内部が空洞である凸部17を設
ける。 【効果】 携帯型電子機器背面に突出した入力手段を設
けることで、片手のみの操作が可能となり、ハウジング
を平面に置いたときに誤操作されるのを防ぐ。また、凸
部内部の空洞に部品等を収納することで運用時の携帯性
が向上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯型電子機器に関する
ものであり、特に片手で容易に操作できる入力手段を備
えた携帯型電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品の小型化,薄型化や実装
技術の向上にともない電子機器の小型化、携帯化が進ん
でいる。携帯して使用されるようになった電子機器とし
て電子手帳、トランシーバ、ディジタルブック、ワード
プロセッサ、コンピュータ等がある。
【0003】トランシーバーは片手操作を前提とした携
帯型電子機器であり、図8に示すように、ハウジング8
1の前面にチャンネル等を表示する表示手段83と側面
に送話、受話の切替えを行なう送受信切り替えボタン8
2を備えている。これを片手のみで操作する時、送受信
切り替えボタンを操作する親指と他の4本の指でハウジ
ングを把持し親指と他の指とでハウジングを挟み込むよ
うにして入力スイッチを押下する。そのため、ハウジン
グの大きさは片手でしっかり把持できる大きさに制限さ
れ表示手段の面積を大きく取ることができない。
【0004】図9に示すディジタルブックは、ハウジン
グ91前面に表示手段94、前面右側に複数の入力ボタ
ン92及び下部に複数の入力ボタン93を持っている。
これら入力ボタンのうち前面下部の入力ボタンは両手で
なければ操作できないが、前面右側の入力ボタンは片手
のみで操作できる。しかし、片手で前面右側のボタンを
操作しようとした時、ハウジングの右側面を掴み親指で
操作することになり、ハウジングは、ボタンを押す親指
を除く4本の指で下方からのみ支持される。その結果、
親指は、ハウジングの支持と、入力ボタンの押下を同時
に行わねばならず支持が不安定となり入力しづらい。
【0005】以上のように、ハウジングの側面、前面に
入力手段を設けた携帯型電子機器では、ハウジングの大
きさに制限を受けたり、操作時に安定性が欠ける等の不
具合が生じる。また、携帯型ではないが図10に示すよ
うなデスクトップ型コンピュータのキーボードには、ハ
ウジング101より突出しない入力ボタン103をキー
ボード背面に設け、脚102で支えることによって平面
上にキーボードを置いたときに容易に操作できるように
したものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、機器を携帯し
て片手で操作を行おうとした場合、ハウジング背面に突
出しない入力手段は、入力手段がハウジングと同一平面
もしくは、同一平面下にもぐり込んだ位置にあるため手
探りでは入力手段の位置が認識しづらく、操作しにく
い。さらに、入力手段をハウジング内部に包含しなけれ
ばならずハウジングの厚さを増加させる。また、突出し
た入力手段保護のため脚を設けた場合、その脚は、単な
る出っぱりとなりハウジングの厚さを増加させる。
【0007】以上のように、これまでの入力手段とハウ
ジングではハウジングの大きさや厚さに対する制限が発
生したり、入力手段の位置が分かりにくいなど特に片手
のみで携帯型電子機器を操作しようとした場合操作しづ
らかった。
【0008】そこで本発明は、片手で容易に操作でき、
ハウジングの大きさや厚みの制限を緩和した携帯型電子
機器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明はハウジ
ングの前面に表示手段、背面に突出する入力手段を備え
た携帯型電子機器。
【0010】請求項2の発明はハウジングの前面に1個
以上の凸部を備えた請求項1記載の携帯型電子機器。
【0011】請求項3の発明は入力手段として1個以上
の入力ボタンを用いた請求項1記載の携帯型電子機器。
【0012】請求項4の発明は入力手段として1個以上
のトラックボールを用いた請求項1記載の携帯型電子機
器。
【0013】請求項5の発明は入力手段としてトラック
ボールおよび入力ボタンを用いた請求項1記載の携帯型
電子機器。
【0014】請求項6の発明はハウジングの背面に、突
出する入力手段と凸部を備えた携帯型電子機器。
【0015】請求項7の発明は凸部内部に部品を格納し
た請求項6記載の携帯型電子機器。請求項8の発明は凸
部内部に電池を格納した請求項6記載の携帯型電子機
器。
【0016】請求項9の発明は入力手段として1個以上
の入力ボタンを用いた請求項6記載の携帯型電子機器。
【0017】請求項10の発明は入力手段として1個以
上のトラックボールを用いた請求項6記載の携帯型電子
機器。
【0018】請求項11の発明は入力手段としてトラッ
クボールおよび入力ボタンを用いた請求項6記載の携帯
型電子機器。
【0019】請求項12の発明は背面に凸部を備えたハ
ウジングと、ハウジングの背面上部に突出する入力手段
とから成り、ハウジングの重心より上部に前記凸部を配
置した携帯型電子機器。
【0020】請求項13の発明は凸部を入力手段より下
部に配した請求項12記載の携帯型電子機器。
【0021】請求項14の発明は凸部内部に部品を格納
した請求項12記載の携帯型電子機器。
【0022】請求項15の発明は凸部内部に電池を格納
した請求項12記載の携帯型電子機器。
【0023】請求項16の発明は入力手段として1個以
上の入力ボタンを用いた請求項12記載の携帯型電子機
器。
【0024】請求項17の発明は入力手段として1個以
上のトラックボールを用いた請求項12記載の携帯型電
子機器。
【0025】請求項18の発明は入力手段としてトラッ
クボールおよび入力ボタンを用いた請求項12記載の携
帯型電子機器。
【0026】
【作用】請求項1の発明は、ハウジングの前面に表示手
段、背面上部に突出する入力手段を備えた携帯型電子機
器であり、片手でハウジングを背面から支持した時、表
示を見ながら容易に片手のみで入力操作が行える。
【0027】請求項2の発明は、ハウジングの前面に1
個以上の凸部を備えた請求項1記載の携帯型電子機器で
あり、ハウジング前面を平面と向かい合う方向に向け、
平面上に置いた時、ハウジング前面の凸部が平面と接し
表示手段は平面と接触しない。
【0028】請求項3の発明は、入力手段として1個以
上の入力ボタンを設けたもので、入力ボタンの操作によ
って複数のON,OFF情報を入力する。
【0029】請求項4の発明は、入力手段として1個以
上のトラックボールを設けたもので、トラックボールの
操作によって複数の相対的な操作量を入力する。
【0030】請求項5の発明は、入力手段としてトラッ
クボールと入力スイッチを設けたもので、トラックボー
ルと入力スイッチの操作によって相対的な操作量とO
N,OFF情報を入力する。
【0031】請求項6の発明は、ハウジングの背面に、
突出する入力手段と凸部を備えた携帯型電子機器であ
り、携帯型電子機器を平面上に置いたとき、ハウジング
は凸部とハウジングによって平面と接する。それによっ
て、ハウジングより突出した入力手段を設けても入力手
段は平面に触れず無操作時の誤操作を防ぐ。
【0032】請求項7の発明は、凸部の内部を空洞にす
ることで、小型、薄型化が困難なコイル、大容量のコン
デンサ等の部品を格納する。
【0033】請求項8の発明は、凸部の内部を空洞に
し、電池ボックスを設け、小型、薄型化が困難で容量の
増加にともない大きくなる電池を格納する。
【0034】請求項9の発明は、入力手段として1個以
上の入力ボタンを設けたもので、入力ボタンの操作によ
って複数のON,OFF情報を入力する。
【0035】請求項10の発明は、入力手段として1個
以上のトラックボールを設けたもので、トラックボール
の操作によって複数の相対的な操作量を入力する。
【0036】請求項11の発明は、入力手段としてトラ
ックボールと入力スイッチを設けたもので、トラックボ
ールと入力スイッチの操作によって相対的な操作量とO
N,OFF情報を入力する。
【0037】請求項12の発明は携帯型電子機器の背面
上部にハウジングより突出した入力手段を設けハウジン
グの重心より上部に凸部を配置したものである。携帯型
電子機器を平面上に置いたとき、凸部が重心より上部に
あるため、ハウジングは凸部とハウジング下端によって
平面と接する。そのため、ハウジングより突出した入力
手段を設けても入力手段は平面に触れず無操作時の誤操
作を防ぐ。また、凸部は操作する指の届かない上部に配
置されるため入力の障害にならない。
【0038】請求項13の発明は、ハウジングの重心と
入力手段の間に凸部を置くことで重心より上部の任意の
位置に入力手段が配置可能となり、入力手段に広い操作
領域を確保する。また、入力手段操作時凸部は指の自然
な湾曲の下に入り、操作の邪魔にならない。
【0039】請求項14の発明は、凸部の内部を空洞に
することで、小型、薄型化が困難なコイル、大容量のコ
ンデンサ等の部品を格納する。
【0040】請求項15の発明は、凸部の内部を空洞に
し、電池ボックスを設け、小型、薄型化が困難で容量の
増加にともない大きくなる電池を格納する。
【0041】請求項16の発明は、入力手段として1個
以上の入力ボタンを設けたもので、入力ボタンの操作に
よって複数のON,OFF情報を入力する。
【0042】請求項17の発明は、入力手段として1個
以上のトラックボールを設けたもので、トラックボール
の操作によって複数の相対的な操作量を入力する。
【0043】請求項18の発明は、入力手段としてトラ
ックボールと入力スイッチを設けたもので、トラックボ
ールと入力スイッチの操作によって相対的な操作量とO
N,OFF情報を入力する。
【0044】
【実施例】
(実施例1)本発明の第1の実施例として図1に携帯情
報端末を示す。携帯情報端末はコンピュータシステムを
内蔵し軽量、薄型で電池を用い携帯しながら使用でき
る。この携帯情報端末はハウジング11内にコンピュー
タシステム111、ハウジング前面には表示手段110
とペン入力用タブレット113、ハウジング背面には、
ハウジングの凸部17、ハウジングより突出した小型の
トラックボール14および入力ボタン15、入力ボタン
16を備え、凸部の内部に電池18と手書き入力用のペ
ン19を格納する。
【0045】携帯情報端末の表示手段として、良く使用
されているLCDの1つとして解像度が480×320
ドット、ドットピッチが0.24mm程度のものがあ
る。また、ここで使用されるような部品の厚さは、タブ
レットが1mm程度、LCDが数mm程度、基板と主要
部品も数mm程度である。この実施例では解像度480
×320ドット、ドットピッチ0.24mmで外形13
5mm×100mmのLCDを用いる。この時、LCD
の厚さは、2.5mm、タブレットの厚さは1mm、主
要部品と基板の厚さの合計は3mm、ハウジングの肉厚
の合計は1.5mmであり、外形150mm×110m
m×8mmとした携帯情報端末を示す。
【0046】入力手段としては、指で操作しやすい直径
10mm程度の小型のトラックボールを用い、ハウジン
グを前面から見た時、トラックボールを操作する手と反
対の水平方向へハウジングの中心から数cmずらして設
けるのが好ましい。例えば、図2に示すようにトラック
ボールを左手で操作する場合、トラックボールが背面の
中心より右寄りで人指し指で操作可能な位置にあると、
ハウジングを背面より左手で支持したとき、親指、中
指、薬指、小指がハウジングの側面に、手の平がハウジ
ングの背面に位置し、ユーザーの人指し指が自然にトラ
ックボールの位置にくる。ここでは、トラックボールを
背面の中心より20mm右側に配置している。2つの入
力ボタンは、トラックボールの近傍で人指し指で操作可
能な範囲に設けるのが好ましい。ここでは、トラックボ
ールより15mm右側に配置してある。
【0047】ハウジング凸部は、ハウジングの重心13
より上部かつトラックボールより下部に置かれ、平面上
にハウジングを置いたときトラックボール、入力ボタン
が誤操作されないよう入力手段と同程度の高さ以上で、
入力操作に支障のない高さにするのが好ましい。この例
では半径10mmの半円柱型の凸部をハウジング上端よ
り42mmの位置に設けた。このときハウジング上端は
平面より14mm程の距離になる。
【0048】一般に携帯型情報端末の消費電力は数10
0mWで、電池の大きさ、電圧、容量等から電源として
は単4型アルカリ電池2本を直列に接続したものが使用
されている。単4型アルカリ電池の容量は1000mA
h前後であり、およそ5、60時間使用することができ
る。しかし、単4型アルカリ電池の外形は直径10.5
mm、長さ44.5mmであるためハウジングの薄型化
が進むとハウジング内に格納できなくなる。そこで、凸
部の内部を空洞とし電池ホルダを形成することで単4型
アルカリ電池の格納が可能となる。
【0049】図3に携帯情報端末のブロック図を示す。
携帯情報端末は演算処理を行うCPU31、プログラム
や固定データを格納するROM35、可変データを格納
するRAM34、DRAMのリフレッシュ等、RAMや
ROMを制御するメモリコントローラ33、入出力イン
タフェースからの割り込み等、入出力を制御するI/O
コントローラ32、タブレットからのアナログ電圧をデ
ィジタルに変換するタブレットI/F36、ペンの押下
位置によって水平、垂直の2種類のアナログ電圧を発生
するタブレット39、LCDを制御するLCDI/F3
7、LCD310、トラックボール311や入力ボタン
312、入力ボタン313の入力を受けるトラックボー
ルインタフェース38によって構成される。
【0050】携帯型情報端末への入力はタブレット、ト
ラックボール、入力ボタンによって行われる。
【0051】タブレットは2枚の透明な抵抗膜の間に微
小なスペーサを挟んだもので、タブレットに一定電流を
流しておいてタブレットの一点を押下すると、その水
平、垂直の位置に応じた電圧を取り出すことが出来る。
この電圧をタブレットI/Fでディジタル信号に変換し
I/Oコントローラを通してCPUへ渡す。これによっ
てCPUはペンの押下位置を確定する。
【0052】トラックボールはボールの回転によって互
いに直交する2方向に対応した2つのパルス信号を発生
する。このパルス信号をトラックボールI/Fで変換し
I/Oコントローラを通してCPUへ渡すことでトラッ
クボールの回転方向や速度を確定する。入力ボタンはO
N,OFFの信号を発生する。この信号をトラックボー
ルI/F、I/Oコントローラを通してCPUへ渡すこ
とでトラックボールの位置の選択を通知する。CPUは
トラックボールの回転方向や速度をもとにLCD上に表
示したカーソルの移動方向、移動量を決定しカーソルの
表示位置を変更する。さらに、入力ボタンの押下によっ
てカーソルが表示されている位置を選択することが出来
る。
【0053】このようにして入力されたLCD上の位置
は、ROMに記録されたアプリケーションプログラムに
従い、手書きメモの入力データとしてRAMに記録され
たり、LCDに表示されている項目の選択を行ったり、
LCD上に表示されているキーボードにより文字入力を
行ったりする。
【0054】本実施例では、ハウジング背面に入力手段
を設けたことにより前面に大きな表示領域を確保でき、
片手でハウジングを保持しながら入力作業を行えるよう
になった。また、凸部を所定の位置に設けることで突出
した入力装置の使用が可能となり、背面での入力装置の
位置の認識と入力操作が容易になった。さらに、突出し
た入力装置はハウジング内部に入力装置全体をを包含す
る必要がなくハウジングの薄型化をはかれる。凸部内部
を空洞とすることで薄型筐体に格納できなかった大容量
の電池や手書き入力用のペンが格納できるようになり携
帯性が高まる。
【0055】本実施例では左手でハウジングの保持と入
力手段の操作を行う携帯情報端末を示したが実施例の寸
法を左右対象に移動すると右手でハウジングの保持と操
作を行う携帯情報端末の例となる。
【0056】なお実施例1で説明したトラックボールや
入力ボタンの入力装置はジョイスティック、スライドス
イッチ、トグルスイッチ、ポテンションメータ等の、ハ
ウジングより突出する入力手段で構成しても良い。
【0057】(実施例2)本発明の第2の実施例として
解像度320×240ドット、ドットピッチ0.24m
m、外形95mm×85mmのLCDを使用し、ハウジ
ングの外形は110mm×90mmとした携帯情報端末
を図4に示す。ハウジングの厚みは図1と同様8mmで
ある。しかし、ハウジング幅が90mmのため長さが4
4.5mmの単4型電池を電池の長手方向に並べて配置
することができない。そこで、図4のように電池の長手
方向と直交する方へ2本の電池を並べ、空きスペースに
手書き入力用のペンを収納する。
【0058】LCDの大きさ、電池の配置以外は前記実
施例1に準じる。具体的な寸法については図4に示す。
【0059】本実施例では、小型のLCDの使用と凸部
内の単4型アルカリ電池の収納方法によって携帯情報端
末をポケットに入る程度の大きさに小型化できる。
【0060】(実施例3)本発明の第3の実施例とし
て、図5に入力手段を複数の入力ボタンで構成したトラ
ンシーバーの例を示す。これは、ハウジング51の前面
に前記実施例1と同様の表示手段を設け、ハウジング上
部にアンテナ58、背面に送受信切替えスイッチ52、
音量調節ボタン53、チャンネル選択ボタン54、そし
て、入力手段の横と下部に凸部55、凸部内にパワーモ
ジュール57、アンテナ切替え器512、電池56を設
けたトランシーバーである。この内パワーモジュール、
アンテナ切替え器はコイルやコンデンサ等のアナログ部
品、シールド板からなり小型化が難しい。
【0061】図6にトランシーバのブロック図を示す。
CPU、RAM、ROM、入出力I/Fからなる制御部
61、トランシーバーの状態を表示する表示部617、
時計63、電池の容量を監視する電池監視部62、送受
信の切替を指示する送受信切替えボタン64、音量調節
を指示する音量調節ボタン65、チャンネルを指示する
チャンネル選択ボタン66、送信時と受信時にアンテナ
の接続を切替えるアンテナ切替え部67、希望するチャ
ンネルを選択する同調部68、同調部で選択された変調
波を復調する検波部69、検波出力を増幅する低周波増
幅部610、スピーカー611、マイク616、マイク
からの信号に従い搬送波を変調する変調部615、電力
増幅部からの影響を防ぐ緩衝増幅部614、電波として
出力するための電力増幅部613、送受信の基本となる
信号を供給する発信部612、各種データを表示する表
示部617からなる。
【0062】ユーザーがこのトランシーバーを使用する
時、親指で左側面、中指、薬指小指で右側面、手の平で
背面を保持し、人指し指で背面の各ボタンを操作し交信
を行う。ユーザーがチャンネル選択、音量調整、送受信
切替えの操作を行うと、その操作は全て制御部に伝達さ
れ各操作対象を制御すると同時に表示部に操作内容を表
示し、操作時間、操作内容をRAMに書き込む。また電
池残量や使用時間の情報も表示される。
【0063】本実施例では、入力手段を背面に配置する
ことでハウジング前面に大きな表示面積を確保できる。
凸部を入力手段の下方、側方に設け突出した入力手段の
誤操作を防ぐ。また、凸部内部の空間に小型化が困難で
ハウジング厚に収まらない部品を格納することでハウジ
ング厚の薄型化を進めると供に小型化されていない従来
部品を使用することでコストの上昇を抑える。
【0064】(実施例4)本発明の第4の実施例とし
て、図7に携帯情報端末の例を示す。携帯情報端末は、
ハウジング71内にコンピュータシステム78、表示手
段74、凸部73、凸部72、ハウジング背面にハウジ
ングより突出したトラックボール77、入力ボタン7
5、入力ボタン76を備える。携帯情報端末の表示手段
としてLCDを用い、ハウジング前面上部に高さ2mm
の凸部を設ける。
【0065】ハウジング背面の突出した入力手段が平面
に触れて誤操作されないように、LCDを平面方向に向
けて平面上に置いたとき、平面はハウジング下端とハウ
ジング前面に設けた凸部のみで平面と接する。その結
果、ハウジング前面に設けた凸部がLCDと平面との接
触を防ぎLCDが平面との接触によって傷付けられるの
を防止する。
【0066】これによってLCDをハウジングに埋め込
む形で、LCD表面とハウジング前面を同一平面とする
ことができ、ハウジングの薄型化が可能となる。
【0067】なお、本実施例では2個の凸部を設けた
が、凸部を1個にしても同様の効果を得られる。
【0068】
【発明の効果】ハウジングの前面に表示手段、背面に突
出する入力手段を設けることによって、入力手段をハウ
ジング前面や側面に配置した時に発生するハウジングの
大きさの制限を緩和し、大きな表示面積を確保すること
ができる。さらに、ハウジング背面において入力手段の
位置を認識しやすくなり、操作が容易になる。
【0069】ハウジングの前面に1個以上の凸部を設け
ることによって、背面の入力手段が誤操作されないよう
ハウジング前面を平面に向けて置いたとき、ハウジング
前面の凸部が平面と接し表示手段が傷つくのを防ぐ。
【0070】ハウジング背面に突出する入力手段と凸部
を設けることによって、ハウジング背面を平面に向けて
おいた時、凸部が平面と接し入力手段は平面に接するこ
となく誤操作されない。
【0071】ハウジング背面上部に突出する入力手段を
設けることで、ハウジングを背面より片手で支持したと
き、指で容易に操作できる位置に入力手段が位置する。
【0072】ハウジング背面の重心より上部で入力手段
より下部に凸部を設けることによって、平面上にハウジ
ングを置いた時、ハウジングは入力手段が浮き上がる方
向に自然に傾き、入力手段が誤操作されない。この時、
重心と入力手段の間以外の場所に凸部を設けた場合に比
べ、凸部の高さを低くすることができる。また、入力操
作時に凸部は操作する指の自然な湾曲の中に納まり、入
力操作の邪魔にならない。
【0073】凸部内部に電池を格納することによって、
ハウジング内に格納できない大容量の電池が使用でき長
時間の機器の動作が可能になる。凸部内にコイル、パワ
ーモジュールなどを格納した場合、大きいが価格の安い
従来部品を使用できコストを下げられる。凸部内にペン
などの付属品を収納した場合、本体と分割して持つ必用
が無くなり携帯性の向上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における携帯情報端末の
構成を説明する構成図
【図2】本発明の第1の実施例における携帯情報端末の
使用状況を説明する説明図
【図3】本発明の第1の実施例におけるコンピュータシ
ステムを説明するブロック図
【図4】本発明の第2の実施例における携帯型情報端末
の構成を説明する構成図
【図5】本発明の第3の実施例におけるトランシーバー
の構成を説明する構成図
【図6】本発明の第3の実施例におけるトランシーバー
を説明するブロック図
【図7】本発明の第4の実施例における携帯情報端末を
説明するブロック図
【図8】従来のトランシーバーの使用状況を説明する説
明図
【図9】従来のディジタルブックの使用状況を説明する
説明図
【図10】従来のデスクトップ型キーボードに設けられ
た背面スイッチの構成を説明する構成図。
【符号の説明】
11 ハウジング 12 平面 13 ハウジングの重心 14 トラックボール 15 入力ボタン 16 入力ボタン 17 凸部 18 電池 19 手書き入力用ペン 110 表示手段 111 コンピュータシステム 112 ハウジング下端 113 タブレット 31 CPU 32 I/Oコントローラ 33 メモリコントローラ 34 RAM 35 ROM 36 タブレットI/F 37 LCDI/F 38 トラックボールI/F 39 タブレット 310 LCD 311 トラックボール 312 入力ボタン 313 入力ボタン 41 ハウジング 44 トラックボール 45 入力ボタン 46 入力ボタン 47 凸部 48 電池 49 手書き入力用ペン 410 表示手段 411 コンピュータシステム 413 タブレット 51 ハウジング 52 送受信切替えボタン 53 音量調節ボタン 54 チャンネル選択ボタン 55 凸部 56 電池 57 パワーモジュール 58 アンテナ 59 表示手段 510 スピーカー 511 マイク 512 アンテナ切替え器 61 制御部 62 電池監視部 63 時計 64 送受信切替えボタン 65 音量調節ボタン 66 チャンネル選択ボタン 67 アンテナ切替え器 68 同調部 69 検波部 610 低周波増幅部 611 スピーカー 612 発信部 613 電力増幅部 614 緩衝増幅部 615 変調部 616 マイク 617 表示部 71 ハウジング 72 凸部 73 凸部 74 表示部 75 入力ボタン 76 入力ボタン 77 トラックボール 78 コンピュータシステム 81 ハウジング 82 送受信切替えボタン 83 表示手段 91 ハウジング 92 入力ボタン 93 入力ボタン 94 表示手段 101 ハウジング 102 脚 103 入力ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北口 輝幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングの前面に表示手段、背面に突出
    する入力手段を備えた携帯型電子機器。
  2. 【請求項2】ハウジングの前面に1個以上の凸部を備え
    た請求項1記載の携帯型電子機器。
  3. 【請求項3】入力手段として1個以上の入力ボタンを用
    いた請求項1記載の携帯型電子機器。
  4. 【請求項4】入力手段として1個以上のトラックボール
    を用いた請求項1記載の携帯型電子機器。
  5. 【請求項5】入力手段としてトラックボールおよび入力
    ボタンを用いた請求項1記載の携帯型電子機器。
  6. 【請求項6】ハウジングの背面に、突出する入力手段と
    凸部を備えた携帯型電子機器。
  7. 【請求項7】凸部内部に部品を格納した請求項6記載の
    携帯型電子機器。
  8. 【請求項8】凸部内部に電池を格納した請求項6記載の
    携帯型電子機器。
  9. 【請求項9】入力手段として1個以上の入力ボタンを用
    いた請求項6記載の携帯型電子機器。
  10. 【請求項10】入力手段として1個以上のトラックボー
    ルを用いた請求項6記載の携帯型電子機器。
  11. 【請求項11】入力手段としてトラックボールおよび入
    力ボタンを用いた請求項6記載の携帯型電子機器。
  12. 【請求項12】背面に凸部を備えたハウジングと、ハウ
    ジングの背面上部に突出する入力手段とから成り、ハウ
    ジングの重心より上部に前記凸部を配置した携帯型電子
    機器。
  13. 【請求項13】凸部を入力手段より下部に配した請求項
    12記載の携帯型電子機器。
  14. 【請求項14】凸部内部に部品を格納した請求項12記
    載の携帯型電子機器。
  15. 【請求項15】凸部内部に電池を格納した請求項12記
    載の携帯型電子機器。
  16. 【請求項16】入力手段として1個以上の入力ボタンを
    用いた請求項12記載の携帯型電子機器。
  17. 【請求項17】入力手段として1個以上のトラックボー
    ルを用いた請求項12記載の携帯型電子機器。
  18. 【請求項18】入力手段としてトラックボールおよび入
    力ボタンを用いた請求項12記載の携帯型電子機器。
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