JPH08123535A - 複数の工場を有する工場ネットワークおよび複数の工場を１つの工場ネットワークに協調させる方法 - Google Patents
複数の工場を有する工場ネットワークおよび複数の工場を１つの工場ネットワークに協調させる方法Info
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- JPH08123535A JPH08123535A JP27366495A JP27366495A JPH08123535A JP H08123535 A JPH08123535 A JP H08123535A JP 27366495 A JP27366495 A JP 27366495A JP 27366495 A JP27366495 A JP 27366495A JP H08123535 A JPH08123535 A JP H08123535A
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-
- G—PHYSICS
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 部品を要求、供給する関係の工場を、他の工
場と協調させる計画協調システムを有する工場ネットワ
ークの提供。 【解決手段】 工場ネットワーク８は、第一の工場１２
および第二の工場２０を含む。第一の工場は、第一の計
画システム１６、第一の計画協調システム１４を含む。
第一の計画システムは、第一の生産計画１８を作成、調
節でき、要求データを送信し、応答データを受信、処理
し、計画情報を第一の計画システムに提供し、第一の生
産計画にアクセスするように作動できる。第二の工場
は、第二の計画システム２４、第二の計画協調システム
２２を含む。第二の計画システムは、第二の生産計画２
６を作成、調節でき、第一の計画協調システムによって
送信された要求データを受信、処理し、応答データを第
一の計画協調システムに送信し、計画情報を第二の計画
システムに提供し、第二の生産計画にアクセスするよう
に作動できる。
場と協調させる計画協調システムを有する工場ネットワ
ークの提供。 【解決手段】 工場ネットワーク８は、第一の工場１２
および第二の工場２０を含む。第一の工場は、第一の計
画システム１６、第一の計画協調システム１４を含む。
第一の計画システムは、第一の生産計画１８を作成、調
節でき、要求データを送信し、応答データを受信、処理
し、計画情報を第一の計画システムに提供し、第一の生
産計画にアクセスするように作動できる。第二の工場
は、第二の計画システム２４、第二の計画協調システム
２２を含む。第二の計画システムは、第二の生産計画２
６を作成、調節でき、第一の計画協調システムによって
送信された要求データを受信、処理し、応答データを第
一の計画協調システムに送信し、計画情報を第二の計画
システムに提供し、第二の生産計画にアクセスするよう
に作動できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、電子システ
ムの分野に関し、より詳細には、複数の工場を有する工
場ネットワークおよび工場ネットワークを協調させる
（ｃｏｏｒｄｉｎａｔｅ）方法に関する。
ムの分野に関し、より詳細には、複数の工場を有する工
場ネットワークおよび工場ネットワークを協調させる
（ｃｏｏｒｄｉｎａｔｅ）方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】製造プラントや工場は、ある種の形態の
計画システムを利用して、製造工程の計画やスケジュー
ルを作成することがしばしばある。計画システムは、手
作業で作成される計画やスケジュールから、コンピュー
タシステム上で作動するソフトウェアアプリケーション
によって自動的に作成される計画やスケジュールにまで
及ぶ。計画システムとして作動する、ある市販のソフト
ウェアアプリケーションは、テキサス州ダラスのｉ２
Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ社から市販されているＲＨＹ
ＴＨＭ（登録商標）ＭＰＰＳである。計画システムは、
製品の注文、利用できる原料および他の売り手から得る
必要がある部品を、製造および製品出荷の期日を定める
計画またはスケジュールに統合する（ｉｎｔｅｇｒａｔ
ｅ）ように作動する。
計画システムを利用して、製造工程の計画やスケジュー
ルを作成することがしばしばある。計画システムは、手
作業で作成される計画やスケジュールから、コンピュー
タシステム上で作動するソフトウェアアプリケーション
によって自動的に作成される計画やスケジュールにまで
及ぶ。計画システムとして作動する、ある市販のソフト
ウェアアプリケーションは、テキサス州ダラスのｉ２
Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ社から市販されているＲＨＹ
ＴＨＭ（登録商標）ＭＰＰＳである。計画システムは、
製品の注文、利用できる原料および他の売り手から得る
必要がある部品を、製造および製品出荷の期日を定める
計画またはスケジュールに統合する（ｉｎｔｅｇｒａｔ
ｅ）ように作動する。
【０００３】工場の操業にとって、その計画が、関与す
る多数の可変要素にもかかわらず、可能な限り効率的で
あることが重要である。計画システムにとって、売り手
からの遅れや品不足および設備の故障をはじめとするあ
らゆる製造可変要素を充分に監視して、工場の計画の効
率を維持することは困難である。従来の計画システム
は、顧客からの全注文、原料および在庫品の現状ならび
に工場が部品を受け取るための他の工場から入手しうる
部品を正確に反映するための計画を効率的に維持するこ
とはできない。
る多数の可変要素にもかかわらず、可能な限り効率的で
あることが重要である。計画システムにとって、売り手
からの遅れや品不足および設備の故障をはじめとするあ
らゆる製造可変要素を充分に監視して、工場の計画の効
率を維持することは困難である。従来の計画システム
は、顧客からの全注文、原料および在庫品の現状ならび
に工場が部品を受け取るための他の工場から入手しうる
部品を正確に反映するための計画を効率的に維持するこ
とはできない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】工場ネットワークの中
で、部品を要求、供給する関係を有する工場を他の工場
と協調させるように作動する計画協調システムを有する
工場ネットワークの必要性が生じている。
で、部品を要求、供給する関係を有する工場を他の工場
と協調させるように作動する計画協調システムを有する
工場ネットワークの必要性が生じている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によると、従来の
工場計画システムに伴う欠点および問題を実質的に解消
または軽減する、別々の工場計画システムを協調させる
ための計画協調システムを有する工場ネットワークなら
びにその作動方法が提供される。
工場計画システムに伴う欠点および問題を実質的に解消
または軽減する、別々の工場計画システムを協調させる
ための計画協調システムを有する工場ネットワークなら
びにその作動方法が提供される。
【０００６】本発明の一実施態様によると、工場ネット
ワークは、第一の工場に関連する第一の計画システムを
含む。この第一の計画システムは、第一の生産計画を作
成、調節するように作動することができる。また、第一
の計画協調システムが第一の工場に関連している。この
第一の計画協調システムは、第一の計画システムに結合
している。第一の計画協調システムは、要求を伝達し、
応答を受信、処理し、計画情報を第一の計画システムに
提供し、第一の生産計画にアクセスするように作動する
ことができる。工場ネットワークは、第二の工場に関連
する第二の計画システムを含む。この第二の計画システ
ムは、第二の生産計画を作成、調節するように作動する
ことができる。第二の計画協調システムが第二の工場に
関連している。この第二の計画協調システムは、第二の
計画システムおよび第一の計画協調システムに結合して
いる。第二の計画協調システムは、第一の計画協調シス
テムによって伝達された要求を受信、処理し、応答を第
一の計画協調システムに伝達し、計画情報を第二の計画
システムに提供し、第二の生産計画にアクセスするよう
に作動することができる。
ワークは、第一の工場に関連する第一の計画システムを
含む。この第一の計画システムは、第一の生産計画を作
成、調節するように作動することができる。また、第一
の計画協調システムが第一の工場に関連している。この
第一の計画協調システムは、第一の計画システムに結合
している。第一の計画協調システムは、要求を伝達し、
応答を受信、処理し、計画情報を第一の計画システムに
提供し、第一の生産計画にアクセスするように作動する
ことができる。工場ネットワークは、第二の工場に関連
する第二の計画システムを含む。この第二の計画システ
ムは、第二の生産計画を作成、調節するように作動する
ことができる。第二の計画協調システムが第二の工場に
関連している。この第二の計画協調システムは、第二の
計画システムおよび第一の計画協調システムに結合して
いる。第二の計画協調システムは、第一の計画協調シス
テムによって伝達された要求を受信、処理し、応答を第
一の計画協調システムに伝達し、計画情報を第二の計画
システムに提供し、第二の生産計画にアクセスするよう
に作動することができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下の記載を添付の図面に関連さ
せて参照することにより、本発明およびその利点をより
完全に理解することができる。なお、図中、同様な符号
は同様な特徴を示す。
せて参照することにより、本発明およびその利点をより
完全に理解することができる。なお、図中、同様な符号
は同様な特徴を示す。
【０００８】図１は、それぞれが本発明の教示にしたが
って構成された計画協調システムを利用する複数の統合
された工場を有する、符号８で表される工場ネットワー
クを示す。工場ネットワーク８は顧客販売エンティティ
１０に製品を供給する。顧客販売エンティティ１０は、
製造後のすべての活動、例えば流通、卸売り活動および
小売り活動を表す。工場ネットワーク８は顧客販売エン
ティティ１０に結合している。顧客販売エンティティ１
０は、製品の需要を工場ネットワーク８に伝達すること
ができ、工場ネットワーク８は、いつ製品が顧客販売エ
ンティティ１０に供給されるかを示す応答を伝達するこ
とができる。
って構成された計画協調システムを利用する複数の統合
された工場を有する、符号８で表される工場ネットワー
クを示す。工場ネットワーク８は顧客販売エンティティ
１０に製品を供給する。顧客販売エンティティ１０は、
製造後のすべての活動、例えば流通、卸売り活動および
小売り活動を表す。工場ネットワーク８は顧客販売エン
ティティ１０に結合している。顧客販売エンティティ１
０は、製品の需要を工場ネットワーク８に伝達すること
ができ、工場ネットワーク８は、いつ製品が顧客販売エ
ンティティ１０に供給されるかを示す応答を伝達するこ
とができる。
【０００９】工場ネットワーク８は第一の工場１２を含
む。工場１２は、顧客販売エンティティ１０に結合した
計画協調システム１４を含む。工場１２はまた、計画協
調システム１４に結合した計画システム１６を含む。生
産計画１８が計画協調システム１４および計画システム
１６に結合している。図示するように、工場ネットワー
ク８は、工場１２に供給する三つのさらなる工場を含
む。
む。工場１２は、顧客販売エンティティ１０に結合した
計画協調システム１４を含む。工場１２はまた、計画協
調システム１４に結合した計画システム１６を含む。生
産計画１８が計画協調システム１４および計画システム
１６に結合している。図示するように、工場ネットワー
ク８は、工場１２に供給する三つのさらなる工場を含
む。
【００１０】第二の工場２０は、工場１２の計画協調シ
ステム１４に結合した計画協調システム２２を含む。工
場２０はまた、計画統合システム２２に結合した計画シ
ステム２４を含む。工場２０はさらに、計画協調システ
ム２２および計画システム２４に結合した生産計画２６
を含む。
ステム１４に結合した計画協調システム２２を含む。工
場２０はまた、計画統合システム２２に結合した計画シ
ステム２４を含む。工場２０はさらに、計画協調システ
ム２２および計画システム２４に結合した生産計画２６
を含む。
【００１１】工場ネットワーク８はさらに第三の工場２
８を含む。工場２８は、工場１２の計画協調システム１
４に結合した計画協調システム３０を含む。工場２８は
また、計画協調システム３０に結合した計画システム３
２を含む。生産計画３４が計画協調システム３０および
計画システム３２に結合している。
８を含む。工場２８は、工場１２の計画協調システム１
４に結合した計画協調システム３０を含む。工場２８は
また、計画協調システム３０に結合した計画システム３
２を含む。生産計画３４が計画協調システム３０および
計画システム３２に結合している。
【００１２】工場ネットワーク８は第四の工場３６を含
む。工場３６は、工場２８の計画協調システム３０に結
合した計画協調システム３８を含む。工場３６は、計画
協調システム３８に結合した計画システム４０を含む。
工場３６はさらに、計画協調システム３８および計画シ
ステム４０に結合した生産計画４２を含む。
む。工場３６は、工場２８の計画協調システム３０に結
合した計画協調システム３８を含む。工場３６は、計画
協調システム３８に結合した計画システム４０を含む。
工場３６はさらに、計画協調システム３８および計画シ
ステム４０に結合した生産計画４２を含む。
【００１３】図示するように、工場ネットワーク８は三
つのレベルの工場を含む。工場１２が第一のレベルにあ
り、顧客販売エンティティ１０に直接供給する。工場２
０および工場２８が第二のレベルにあり、いずれも工場
１２に供給する。工場３６が第三のレベルにある唯一の
工場である。工場３６は、第二のレベルにある工場２８
に供給する。これらの工場は、物理的に別個のプラン
ト、一つのプラントの別個に設計された部分またはそれ
らの組み合わせを含むことができる。唯一の要件は、各
工場が何らかの計画システムおよび生産計画を有すると
いうことである。図１に示す工場の数および工場どうし
の配置関係は、本発明の範囲を限定するものではない。
本発明の教示は、物理的に別個の工場または一つのプラ
ントの別個に設計された部分をいくつか有する工場ネッ
トワークにも応用することができる。さらに、工場は、
互いに対して要求、供給することができ、レベルに分け
る必要はない。加えて、顧客販売エンティティ１０は、
図１に示すように一つの工場のみに対して要求するので
はなく、工場ネットワーク中のどの工場またはすべての
工場に対して要求するものでもよい。図１に示す工場お
よび配置関係は、説明のために選択したものに過ぎな
い。
つのレベルの工場を含む。工場１２が第一のレベルにあ
り、顧客販売エンティティ１０に直接供給する。工場２
０および工場２８が第二のレベルにあり、いずれも工場
１２に供給する。工場３６が第三のレベルにある唯一の
工場である。工場３６は、第二のレベルにある工場２８
に供給する。これらの工場は、物理的に別個のプラン
ト、一つのプラントの別個に設計された部分またはそれ
らの組み合わせを含むことができる。唯一の要件は、各
工場が何らかの計画システムおよび生産計画を有すると
いうことである。図１に示す工場の数および工場どうし
の配置関係は、本発明の範囲を限定するものではない。
本発明の教示は、物理的に別個の工場または一つのプラ
ントの別個に設計された部分をいくつか有する工場ネッ
トワークにも応用することができる。さらに、工場は、
互いに対して要求、供給することができ、レベルに分け
る必要はない。加えて、顧客販売エンティティ１０は、
図１に示すように一つの工場のみに対して要求するので
はなく、工場ネットワーク中のどの工場またはすべての
工場に対して要求するものでもよい。図１に示す工場お
よび配置関係は、説明のために選択したものに過ぎな
い。
【００１４】工場ネットワーク８は、顧客販売エンティ
ティ１０からの要求に対して供給するのに十分な量の製
品を製造するように作動する。顧客販売エンティティ１
０は製品の要求を工場ネットワーク８に伝達し、この要
求は工場１２によって受信され、直接供給される。要求
は一般に、部品番号、必要数量および納期のような情報
を含む。工場１２内の計画協調システム１４が、顧客販
売エンティティ１０からの要求を受信し、それに対する
応答を伝達するように作動する。
ティ１０からの要求に対して供給するのに十分な量の製
品を製造するように作動する。顧客販売エンティティ１
０は製品の要求を工場ネットワーク８に伝達し、この要
求は工場１２によって受信され、直接供給される。要求
は一般に、部品番号、必要数量および納期のような情報
を含む。工場１２内の計画協調システム１４が、顧客販
売エンティティ１０からの要求を受信し、それに対する
応答を伝達するように作動する。
【００１５】計画協調システム１４は、顧客販売エンテ
ィティ１０から受信される要求を収集、解析する。そし
て、計画協調システム１４は、製品番号、注文数量およ
び納期のような情報を計画システム１６に提供する。計
画システム１６は、計画協調システム１４から受信した
情報を利用して、生産計画１８に対し、要求に対する供
給をまかなうための調節を施す。生産計画１８は、必要
部品の受領日ならびに製品の完成日および出荷日をはじ
めとする工場１２の製造活動の計画を含む。計画システ
ム１６は、生産計画１８を作成し、かつ、それを調節す
るように作動する。計画システム１６は、まず、工場１
２が工場２０および工場２８から取得しなければならな
い部品の推定調達期間（ａｓｓｕｍｅｄ ｌｅａｄ ｔ
ｉｍｅ）を利用する。工場２０および工場２８から応答
を受信する前に生産計画１８を調節する場合、計画シス
テム１６は、部品がそのような推定調達期間にしたがっ
て期日どおりに供給されると仮定する。生産計画１８
は、調節された状態で計画協調システム１４に提供され
る。
ィティ１０から受信される要求を収集、解析する。そし
て、計画協調システム１４は、製品番号、注文数量およ
び納期のような情報を計画システム１６に提供する。計
画システム１６は、計画協調システム１４から受信した
情報を利用して、生産計画１８に対し、要求に対する供
給をまかなうための調節を施す。生産計画１８は、必要
部品の受領日ならびに製品の完成日および出荷日をはじ
めとする工場１２の製造活動の計画を含む。計画システ
ム１６は、生産計画１８を作成し、かつ、それを調節す
るように作動する。計画システム１６は、まず、工場１
２が工場２０および工場２８から取得しなければならな
い部品の推定調達期間（ａｓｓｕｍｅｄ ｌｅａｄ ｔ
ｉｍｅ）を利用する。工場２０および工場２８から応答
を受信する前に生産計画１８を調節する場合、計画シス
テム１６は、部品がそのような推定調達期間にしたがっ
て期日どおりに供給されると仮定する。生産計画１８
は、調節された状態で計画協調システム１４に提供され
る。
【００１６】計画協調システム１４は、顧客販売エンテ
ィティ１０から受信した各要求に対していかに応答する
かを生産計画１８から決定する。各応答は、部品番号、
約束数量および約束期日のような情報を含むべきであ
る。計画協調システム１４は、応答を作成し、それを顧
客販売エンティティ１０に伝達するように作動する。計
画協調システム１４はまた、顧客販売エンティティ１０
に供給する製品を製造するためには、どの部品を工場２
０または工場２８に注文する必要があるかを生産計画１
８から決定する。そして、計画協調システム１４は、そ
のような必要部品の要求を工場２０および工場２８に伝
達する。工場ネットワーク８中の工場間で伝達されるす
べての要求は、部品番号、必要数量および納期のような
情報を含む。
ィティ１０から受信した各要求に対していかに応答する
かを生産計画１８から決定する。各応答は、部品番号、
約束数量および約束期日のような情報を含むべきであ
る。計画協調システム１４は、応答を作成し、それを顧
客販売エンティティ１０に伝達するように作動する。計
画協調システム１４はまた、顧客販売エンティティ１０
に供給する製品を製造するためには、どの部品を工場２
０または工場２８に注文する必要があるかを生産計画１
８から決定する。そして、計画協調システム１４は、そ
のような必要部品の要求を工場２０および工場２８に伝
達する。工場ネットワーク８中の工場間で伝達されるす
べての要求は、部品番号、必要数量および納期のような
情報を含む。
【００１７】工場２０および工場２８は、工場１２から
受信した要求に応じて、工場１２と同様な方法で作動す
る。工場２０の計画協調システム２２は、工場１２の計
画協調システム１４から要求を受信し、そのような要求
を処理する。計画協調システム２２は、工場１２への部
品供給をまかなうように生産計画２６を調節するために
必要とされる情報を計画システム２４に提供する。そし
て、計画システム２４がこの情報を処理し、生産計画２
６を調節して、要求された部品の供給に備える。生産計
画２６に対するこれらの調節は、計画協調システム２２
によって監視される。計画協調システム２２は、応答を
作成し、それを工場１２の計画協調システム１４に伝達
するように作動する。工場ネットワーク８中の工場間で
伝達されるすべての応答は、部品番号、約束数量および
約束期日のような情報を含む。
受信した要求に応じて、工場１２と同様な方法で作動す
る。工場２０の計画協調システム２２は、工場１２の計
画協調システム１４から要求を受信し、そのような要求
を処理する。計画協調システム２２は、工場１２への部
品供給をまかなうように生産計画２６を調節するために
必要とされる情報を計画システム２４に提供する。そし
て、計画システム２４がこの情報を処理し、生産計画２
６を調節して、要求された部品の供給に備える。生産計
画２６に対するこれらの調節は、計画協調システム２２
によって監視される。計画協調システム２２は、応答を
作成し、それを工場１２の計画協調システム１４に伝達
するように作動する。工場ネットワーク８中の工場間で
伝達されるすべての応答は、部品番号、約束数量および
約束期日のような情報を含む。
【００１８】工場２８はまた、部品を工場１２に供給す
るように作動する。工場２８は工場１２によって要求さ
れた部品を製造するために工場３６からの部品を必要と
するため、工場２８は工場３６に結合している。工場２
８の計画協調システム３０は、工場１２から要求を受信
し、その要求を処理する。計画協調システム３０は、要
求に備えて調節を施すのに必要な情報を計画システム３
２に提供する。そして、計画システム３２が、工場１２
によって要求される部品の供給をまかなうように生産計
画３４を調節する。計画システム３２は、まず、工場１
２に関して記載したように、工場３６から得る必要があ
る部品のための調達期間を推定する。計画協調システム
３０は、生産計画３４に対する調節を処理し、応答を工
場１２の計画協調システム１４に伝達し、必要部品の要
求を工場３６に伝達する。
るように作動する。工場２８は工場１２によって要求さ
れた部品を製造するために工場３６からの部品を必要と
するため、工場２８は工場３６に結合している。工場２
８の計画協調システム３０は、工場１２から要求を受信
し、その要求を処理する。計画協調システム３０は、要
求に備えて調節を施すのに必要な情報を計画システム３
２に提供する。そして、計画システム３２が、工場１２
によって要求される部品の供給をまかなうように生産計
画３４を調節する。計画システム３２は、まず、工場１
２に関して記載したように、工場３６から得る必要があ
る部品のための調達期間を推定する。計画協調システム
３０は、生産計画３４に対する調節を処理し、応答を工
場１２の計画協調システム１４に伝達し、必要部品の要
求を工場３６に伝達する。
【００１９】工場３６は、工場２８に供給するように作
動する。工場３６の計画協調システム３８が工場２８か
らの要求を受信し、そのような要求を処理する。そし
て、計画協調システム３８は、計画システム４０が生産
計画４２を調節することができるような情報を計画シス
テム４０に提供する。計画協調システム３８は、生産計
画４２に対する調節を処理し、応答を作成し、これを工
場２８に伝達する
動する。工場３６の計画協調システム３８が工場２８か
らの要求を受信し、そのような要求を処理する。そし
て、計画協調システム３８は、計画システム４０が生産
計画４２を調節することができるような情報を計画シス
テム４０に提供する。計画協調システム３８は、生産計
画４２に対する調節を処理し、応答を作成し、これを工
場２８に伝達する
【００２０】本発明の教示によると、工場ネットワーク
８は各計画協調システムの作動によって統合される。計
画処理の反復が工場ごとにますます洗練された生産計画
を作成する。工場ネットワーク８中の各工場は、製造活
動のための生産計画をより効率的に作成することができ
るようになる。計画協調システムは、いかなる所与の時
点でも、工場ネットワーク８が部品の入手性、製造施設
および製造能力に関する正確な情報を利用することを可
能にする。工場ネットワーク８中の各工場のこのような
協調が本発明の技術的利点であり、統合される工場のた
めに、より効率的な計画およびスケジュールの作成を提
供する。
８は各計画協調システムの作動によって統合される。計
画処理の反復が工場ごとにますます洗練された生産計画
を作成する。工場ネットワーク８中の各工場は、製造活
動のための生産計画をより効率的に作成することができ
るようになる。計画協調システムは、いかなる所与の時
点でも、工場ネットワーク８が部品の入手性、製造施設
および製造能力に関する正確な情報を利用することを可
能にする。工場ネットワーク８中の各工場のこのような
協調が本発明の技術的利点であり、統合される工場のた
めに、より効率的な計画およびスケジュールの作成を提
供する。
【００２１】本発明の教示にしたがって構成された計画
協調システムは、計画協調システムどうしのデータ通信
を介して別々の計画システムを協調させるように作動す
る。計画協調システムは、データ記憶装置中に保存され
たデータにアクセスし、データを処理メモリの中に動か
し、データに対して処理段階を実行するように作動する
ことができる、コンピュータハードウェアシステム上で
作動するソフトウェアシステムを含む。本発明の一実施
態様においては、計画協調システムによるデータ通信
は、データ通信が工場ごとに需要・供給情報を含むとこ
ろのＡＳＣＩＩデータファイルを含む。各工場の工場ネ
ットワークへの統合は、各工場が他の工場からの部品を
要求し、各プラントが他の工場からの要求に応じること
を可能にする。本発明の一実施態様においては、要求は
部品番号、必要数量および納期を含み、応答は部品番
号、供給数量および約束期日を含む。
協調システムは、計画協調システムどうしのデータ通信
を介して別々の計画システムを協調させるように作動す
る。計画協調システムは、データ記憶装置中に保存され
たデータにアクセスし、データを処理メモリの中に動か
し、データに対して処理段階を実行するように作動する
ことができる、コンピュータハードウェアシステム上で
作動するソフトウェアシステムを含む。本発明の一実施
態様においては、計画協調システムによるデータ通信
は、データ通信が工場ごとに需要・供給情報を含むとこ
ろのＡＳＣＩＩデータファイルを含む。各工場の工場ネ
ットワークへの統合は、各工場が他の工場からの部品を
要求し、各プラントが他の工場からの要求に応じること
を可能にする。本発明の一実施態様においては、要求は
部品番号、必要数量および納期を含み、応答は部品番
号、供給数量および約束期日を含む。
【００２２】工場ネットワークの別個の工場への分割
は、工場ごとの計画協調システムの見地から任意であ
る。典型的な分割は、工場の所在地、製品群、機械群ま
たは他の論理的な組み合わせによる。これらの分割はし
ばしば製造環境において自然に存在する。工場または工
場群は、一つの計画システムにまとめるのではなく、多
数の計画協調システムによって相互連結した多数の計画
システムを別々に展開することにより、自然な分割を計
画し続けることができる。計画協調システムを有する工
場ネットワークは、望みの性能レベルを達成するために
は工場ネットワークの大きさが分散処理を必要とし、多
数の工場情報を一つの計画システムにまとめる費用がひ
どく大きく、工場ネットワーク内の組織的制約が多数の
工場の計画要員をまとめることを困難にし、一つの会社
が計画を売り手または顧客の計画と統合することを望む
場合に特に望ましい。
は、工場ごとの計画協調システムの見地から任意であ
る。典型的な分割は、工場の所在地、製品群、機械群ま
たは他の論理的な組み合わせによる。これらの分割はし
ばしば製造環境において自然に存在する。工場または工
場群は、一つの計画システムにまとめるのではなく、多
数の計画協調システムによって相互連結した多数の計画
システムを別々に展開することにより、自然な分割を計
画し続けることができる。計画協調システムを有する工
場ネットワークは、望みの性能レベルを達成するために
は工場ネットワークの大きさが分散処理を必要とし、多
数の工場情報を一つの計画システムにまとめる費用がひ
どく大きく、工場ネットワーク内の組織的制約が多数の
工場の計画要員をまとめることを困難にし、一つの会社
が計画を売り手または顧客の計画と統合することを望む
場合に特に望ましい。
【００２３】図２は、本発明の教示による計画協調シス
テムの作動方法を示すフローチャートである。図１に示
す各工場の計画協調システムは、図２に示すフローチャ
ートにしたがって作動する。
テムの作動方法を示すフローチャートである。図１に示
す各工場の計画協調システムは、図２に示すフローチャ
ートにしたがって作動する。
【００２４】まずステップ５０で、計画協調システム
が、他の工場から受けた要求および応答を処理する。要
求および応答の処理は、図３に示すフローチャートに関
してさらに詳細に説明する。一般に、各応答を処理して
それが十分であるかを決定し、各要求を処理して、どの
部品が必要であるか、また、どの応答を出すことができ
るかを決定する。
が、他の工場から受けた要求および応答を処理する。要
求および応答の処理は、図３に示すフローチャートに関
してさらに詳細に説明する。一般に、各応答を処理して
それが十分であるかを決定し、各要求を処理して、どの
部品が必要であるか、また、どの応答を出すことができ
るかを決定する。
【００２５】ステップ５２で、計画協調システムは、受
信された要求を出した各工場に応答を伝達し、必要とさ
れる部品を供給する各工場に要求を伝達する。各応答
は、関連の要求に対する供給をまかなうためになされる
調節に関して、工場の生産計画からの情報にアクセスす
ることによって作成される。計画協調システムによって
伝達される第一の応答は、他の工場から要求されるであ
ろう部品の推定調達期間を利用して作成される約束期日
を提供する。各要求は、応答の中で約束された部品を製
造するのに必要な部品を要求するために作成される。
信された要求を出した各工場に応答を伝達し、必要とさ
れる部品を供給する各工場に要求を伝達する。各応答
は、関連の要求に対する供給をまかなうためになされる
調節に関して、工場の生産計画からの情報にアクセスす
ることによって作成される。計画協調システムによって
伝達される第一の応答は、他の工場から要求されるであ
ろう部品の推定調達期間を利用して作成される約束期日
を提供する。各要求は、応答の中で約束された部品を製
造するのに必要な部品を要求するために作成される。
【００２６】計画協調システムは、ステップ５４で、他
の工場からの要求および応答を待ち、収集する。この待
機および収集の段階は、図４に示すフローチャートに関
してさらに詳細に説明する。
の工場からの要求および応答を待ち、収集する。この待
機および収集の段階は、図４に示すフローチャートに関
してさらに詳細に説明する。
【００２７】ステップ５６で、計画協調システムは、終
了条件が発生したかどうかをチェックする。終了条件が
発生したならば、計画協調システムは統合活動を完了す
る。終了条件が発生していなければ、計画協調システム
はステップ５０に戻る。多数の終了条件が考えられる。
一般に、ある種の条件が、ユーザが計画統合システム、
生産計画および計画システムにマニュアルモードでアク
セスすることができるような計画統合のための終了条件
として作動することが望まれる。本発明の一実施態様に
おいては、終了条件には、（ａ）計画協調システムによ
る最大反復回数に達した場合（ｂ）先の要求とは異なる
要求がどの工場からも出なくなるまで反復した場合、お
よび（ｃ）一日の所与の時点で作動を停止する場合があ
る。当然、他にも同様で適切な終了条件が可能である。
了条件が発生したかどうかをチェックする。終了条件が
発生したならば、計画協調システムは統合活動を完了す
る。終了条件が発生していなければ、計画協調システム
はステップ５０に戻る。多数の終了条件が考えられる。
一般に、ある種の条件が、ユーザが計画統合システム、
生産計画および計画システムにマニュアルモードでアク
セスすることができるような計画統合のための終了条件
として作動することが望まれる。本発明の一実施態様に
おいては、終了条件には、（ａ）計画協調システムによ
る最大反復回数に達した場合（ｂ）先の要求とは異なる
要求がどの工場からも出なくなるまで反復した場合、お
よび（ｃ）一日の所与の時点で作動を停止する場合があ
る。当然、他にも同様で適切な終了条件が可能である。
【００２８】図３は、本発明の教示による要求および応
答を処理する方法を示すフローチャートである。図３の
フローチャートは、図２のステップ５０をさらに詳細に
示す。ステップ６０で、計画協調システムは、未処理の
応答がないかどうかをチェックする。未処理の応答がな
いならば、計画協調システムはステップ６８に進む。未
処理の応答があるならば、計画統合システムはステップ
６２に進む。
答を処理する方法を示すフローチャートである。図３の
フローチャートは、図２のステップ５０をさらに詳細に
示す。ステップ６０で、計画協調システムは、未処理の
応答がないかどうかをチェックする。未処理の応答がな
いならば、計画協調システムはステップ６８に進む。未
処理の応答があるならば、計画統合システムはステップ
６２に進む。
【００２９】ステップ６２で、計画協調システムは、他
の工場に伝達された要求に対する応答を読み出す。ステ
ップ６４で、計画協調システムは、いずれかの応答が関
連の要求に満たないかどうかを決定する。満たないもの
がないならば、計画協調システムはステップ６８に進
む。満たないものがある場合、計画協調システムは、応
答における不十分さにしたがって、生産計画を調節する
ための情報を計画システムに提供する。
の工場に伝達された要求に対する応答を読み出す。ステ
ップ６４で、計画協調システムは、いずれかの応答が関
連の要求に満たないかどうかを決定する。満たないもの
がないならば、計画協調システムはステップ６８に進
む。満たないものがある場合、計画協調システムは、応
答における不十分さにしたがって、生産計画を調節する
ための情報を計画システムに提供する。
【００３０】応答における不十分さを補うために施すこ
とができる調節が数多くある。本発明の一実施態様にお
いては、調節は次のとおりである。（ｉ）約束数量が小
さ過ぎるならば、不足分を製造するか、別の供給源から
調達する。（ii）約束期日が遅いならば、措置を講じ
ず、より遅い期日を生産計画に組み込む。（iii ）約束
期日が早いならば、最初に推定した調達期間による遅れ
が解消されるように生産計画を調節する。
とができる調節が数多くある。本発明の一実施態様にお
いては、調節は次のとおりである。（ｉ）約束数量が小
さ過ぎるならば、不足分を製造するか、別の供給源から
調達する。（ii）約束期日が遅いならば、措置を講じ
ず、より遅い期日を生産計画に組み込む。（iii ）約束
期日が早いならば、最初に推定した調達期間による遅れ
が解消されるように生産計画を調節する。
【００３１】未処理の応答をすべて処理したのち、計画
協調システムはステップ６８に進む。ステップ６８で、
計画協調システムは、未処理の要求がないかどうかをチ
ェックする。未処理の要求がないならば、計画協調シス
テムは処理を完了し、図２のステップ５２に進む。未処
理の要求があるならば、計画協調システムはステップ７
０に進み、ここで、他の工場から受信した要求を読み出
す。ステップ７２で、計画協調システムは、要求に対す
る供給をまかなうように生産計画を調節するための情報
を計画システムに提供する。生産計画を調節したのち、
計画協調システムは、ステップ７４で、要求に対して供
給するのに必要な数量および時間を計算する。ステップ
７６で、計画協調システムは、他の工場および応答に対
して約束した製品を供給するためにはどの部品を他の工
場から得る必要があるかを決定する。ステップ７６のの
ち、計画協調システムは処理を完了し、図２のステップ
５２に進む。
協調システムはステップ６８に進む。ステップ６８で、
計画協調システムは、未処理の要求がないかどうかをチ
ェックする。未処理の要求がないならば、計画協調シス
テムは処理を完了し、図２のステップ５２に進む。未処
理の要求があるならば、計画協調システムはステップ７
０に進み、ここで、他の工場から受信した要求を読み出
す。ステップ７２で、計画協調システムは、要求に対す
る供給をまかなうように生産計画を調節するための情報
を計画システムに提供する。生産計画を調節したのち、
計画協調システムは、ステップ７４で、要求に対して供
給するのに必要な数量および時間を計算する。ステップ
７６で、計画協調システムは、他の工場および応答に対
して約束した製品を供給するためにはどの部品を他の工
場から得る必要があるかを決定する。ステップ７６のの
ち、計画協調システムは処理を完了し、図２のステップ
５２に進む。
【００３２】図４は、本発明の教示にしたがって他の工
場からの要求および応答を待ち、収集する方法を示すフ
ローチャートである。図４のフローチャートは、図２の
ステップ５４をさらに詳細に説明する。図４の方法は、
計画統合システムが作動する工場について適切に設定さ
れる二つの期間を利用する。これら二つの期間とは「待
機期間」および「走査期間」である。
場からの要求および応答を待ち、収集する方法を示すフ
ローチャートである。図４のフローチャートは、図２の
ステップ５４をさらに詳細に説明する。図４の方法は、
計画統合システムが作動する工場について適切に設定さ
れる二つの期間を利用する。これら二つの期間とは「待
機期間」および「走査期間」である。
【００３３】ステップ８０で、計画統合システムは、待
機期間に等しい期間が経過したかどうかをチェックす
る。待機期間が経過したならば、計画統合システムは、
待機ならびに要求および応答の収集を完了し、図２のス
テップ５６に進む。待機期間が経過していなければ、計
画統合システムはステップ８２に進む。
機期間に等しい期間が経過したかどうかをチェックす
る。待機期間が経過したならば、計画統合システムは、
待機ならびに要求および応答の収集を完了し、図２のス
テップ５６に進む。待機期間が経過していなければ、計
画統合システムはステップ８２に進む。
【００３４】ステップ８２で、計画協調システムは、１
回の走査期間に等しい期間だけ待機する。そして、計画
協調システムは、ステップ８４で、伝達された要求を受
けたすべての工場から応答を受信したかどうかをチェッ
クする。すべての応答を受信したならば、計画協調シス
テムは、待機および収集を完了し、図２のステップ５６
に進む。すべての応答を受信していなければ、計画協調
システムはステップ８０に進む。
回の走査期間に等しい期間だけ待機する。そして、計画
協調システムは、ステップ８４で、伝達された要求を受
けたすべての工場から応答を受信したかどうかをチェッ
クする。すべての応答を受信したならば、計画協調シス
テムは、待機および収集を完了し、図２のステップ５６
に進む。すべての応答を受信していなければ、計画協調
システムはステップ８０に進む。
【００３５】このようにして、計画協調システムは、他
の工場からの応答および要求を待ち、収集する。この機
構は、所与の工場が待機時間に等しい期間内で応答する
ことができない場合、その工場が応答するまで待つとい
うことをしないという点で貫徹している。さらに、この
方法は、伝達された要求を受けたすべての工場が迅速に
応答するならば、計画協調システムの統合活動を促進す
る。
の工場からの応答および要求を待ち、収集する。この機
構は、所与の工場が待機時間に等しい期間内で応答する
ことができない場合、その工場が応答するまで待つとい
うことをしないという点で貫徹している。さらに、この
方法は、伝達された要求を受けたすべての工場が迅速に
応答するならば、計画協調システムの統合活動を促進す
る。
【００３６】本発明の教示による、各工場の工場ネット
ワークへの統合は、各工場が他の工場からの部品を要求
し、他の工場が部品の要求に応じることを可能にする。
ネットワーク中の各工場が統合活動に参加する。工場
は、他の工場からの部品要求を受信し、そのような要求
に対して供給する計画を作成し、そのような部品を供給
するための製造数量および時間を計算し、データ通信を
利用して応答を要求側の工場に伝達し、必要部品に関す
る要求を他の工場に伝達する。各工場はまた、工場が送
信した要求に対する応答を受信し、工場の生産計画を他
の工場から受信した応答に合わせて調節することによ
り、統合活動に参加する。
ワークへの統合は、各工場が他の工場からの部品を要求
し、他の工場が部品の要求に応じることを可能にする。
ネットワーク中の各工場が統合活動に参加する。工場
は、他の工場からの部品要求を受信し、そのような要求
に対して供給する計画を作成し、そのような部品を供給
するための製造数量および時間を計算し、データ通信を
利用して応答を要求側の工場に伝達し、必要部品に関す
る要求を他の工場に伝達する。各工場はまた、工場が送
信した要求に対する応答を受信し、工場の生産計画を他
の工場から受信した応答に合わせて調節することによ
り、統合活動に参加する。
【００３７】計画協調システムは工場ネットワーク中の
各工場を統合する。各計画協調システムは、終了条件が
発生するまで、他の工場から受信した要求および応答を
処理し、要求および応答を他の工場に伝達し、他の工場
が新たな要求および応答を伝達するのを待つ。計画協調
システムごとに、関連の計画システムに適切であるよう
な終了条件が設定されている。これらの反復の間、種々
の工場生産計画はより洗練されたものになる。当然、定
常状態は、各工場によって使用される計画システムの特
徴および製造工程における可変要素に依存するため、こ
れに達することはできない。
各工場を統合する。各計画協調システムは、終了条件が
発生するまで、他の工場から受信した要求および応答を
処理し、要求および応答を他の工場に伝達し、他の工場
が新たな要求および応答を伝達するのを待つ。計画協調
システムごとに、関連の計画システムに適切であるよう
な終了条件が設定されている。これらの反復の間、種々
の工場生産計画はより洗練されたものになる。当然、定
常状態は、各工場によって使用される計画システムの特
徴および製造工程における可変要素に依存するため、こ
れに達することはできない。
【００３８】別の工場から受信した要求に応じる工場
は、ネットワークに入っていない顧客からの部品要求の
場合と同様に、生産計画を作成することができる。違い
は、ネットワークの工場からの要求が計画協調システム
によって自動的に工場の計画システムに提供されるとい
うことにある。工場ネットワーク中の工場は、ネットワ
ークに入っていない売り手が形成される方法で、工場の
計画システムの中に形成することができる。
は、ネットワークに入っていない顧客からの部品要求の
場合と同様に、生産計画を作成することができる。違い
は、ネットワークの工場からの要求が計画協調システム
によって自動的に工場の計画システムに提供されるとい
うことにある。工場ネットワーク中の工場は、ネットワ
ークに入っていない売り手が形成される方法で、工場の
計画システムの中に形成することができる。
【００３９】しかし、プラント売り手は、自らに対する
部品要求にしか応じない。この特徴は、多様な方法で具
現化することができる。工場が、自らの売り手の名称の
みを認識し、その名称に合う部品要求のみを捜すように
してもよい。代替方法は、別の工場から部品を調達する
工場が、どの場所に部品要求を伝達するかに関する情報
を有し、調達側の工場が、その工場に対する部品要求を
その場所にのみ伝達するという方法である。
部品要求にしか応じない。この特徴は、多様な方法で具
現化することができる。工場が、自らの売り手の名称の
みを認識し、その名称に合う部品要求のみを捜すように
してもよい。代替方法は、別の工場から部品を調達する
工場が、どの場所に部品要求を伝達するかに関する情報
を有し、調達側の工場が、その工場に対する部品要求を
その場所にのみ伝達するという方法である。
【００４０】多数の工場の計画システムを工場ネットワ
ークに統合することが本発明の技術的利点である。工場
は、要求に対する供給に応じるために必要な部品を他の
工場に要求することができる。工場どうしをつなぐ要求
および応答の鎖は、必要なだけ多くの工場に延ばし、組
織することができる。
ークに統合することが本発明の技術的利点である。工場
は、要求に対する供給に応じるために必要な部品を他の
工場に要求することができる。工場どうしをつなぐ要求
および応答の鎖は、必要なだけ多くの工場に延ばし、組
織することができる。
【００４１】本発明のもう一つの技術的利点によると、
工場の計画システムには、別の工場からの部品を要求す
る場合に、その工場が約束期日をもって応じるまで、生
産計画を作成するのに使用するための推定固定調達期間
が設けられている。約束期日を受信した時点で、もはや
固定調達期間を推定せず、約束期日を利用するようにな
る。さらに、各計画システムには、他の工場によって使
用される部品番号を、計画システムが関連する工場によ
って使用される部品番号に変換する機能が設けられてい
る。
工場の計画システムには、別の工場からの部品を要求す
る場合に、その工場が約束期日をもって応じるまで、生
産計画を作成するのに使用するための推定固定調達期間
が設けられている。約束期日を受信した時点で、もはや
固定調達期間を推定せず、約束期日を利用するようにな
る。さらに、各計画システムには、他の工場によって使
用される部品番号を、計画システムが関連する工場によ
って使用される部品番号に変換する機能が設けられてい
る。
【００４２】本発明の教示は、いかなる製品またはサー
ビス製造環境にも利益を与える。本発明は、異なる会社
によって操業される工場または同じ会社によって操業さ
れる工場のいずれの計画システムを協調させるのにも有
用である。統合される作業には、個々の機械もしくは機
械群、工具、作業要員、総備品、運搬装置、容器、使用
済み資材、触媒資材、その他の資材または廃棄物があ
る。
ビス製造環境にも利益を与える。本発明は、異なる会社
によって操業される工場または同じ会社によって操業さ
れる工場のいずれの計画システムを協調させるのにも有
用である。統合される作業には、個々の機械もしくは機
械群、工具、作業要員、総備品、運搬装置、容器、使用
済み資材、触媒資材、その他の資材または廃棄物があ
る。
【００４３】工場ネットワーク中の各計画協調システム
は、製造連鎖にしたがって、工場の他の計画協調システ
ムとの間でのデータ通信を必要とする。本発明の一実施
態様においては、工場ネットワーク中の各計画協調シス
テムによって要求されるデータには、各工場の名称およ
びデータ位置、各工場から得ることができる部品、約束
期日が伝達されるまでの推定すべき初期調達期間、工場
が同じ部品を異なる名称で識別する場合の部品変換機
能、他の工場からのデータを待つ期間を制御するパラメ
ータならびに他の工場からの要求および応答通信の処理
の反復を終了する時期を定めるパラメータがある。
は、製造連鎖にしたがって、工場の他の計画協調システ
ムとの間でのデータ通信を必要とする。本発明の一実施
態様においては、工場ネットワーク中の各計画協調シス
テムによって要求されるデータには、各工場の名称およ
びデータ位置、各工場から得ることができる部品、約束
期日が伝達されるまでの推定すべき初期調達期間、工場
が同じ部品を異なる名称で識別する場合の部品変換機
能、他の工場からのデータを待つ期間を制御するパラメ
ータならびに他の工場からの要求および応答通信の処理
の反復を終了する時期を定めるパラメータがある。
【００４４】本発明に教示にしたがって構成される計画
協調システムは、関連のデータ通信機器の速度に応じて
要求および応答のデータを伝える。本発明に一実施態様
においては、このデータ転送速度は、各工場で計画協調
システムおよび計画システムを実行するコンピュータサ
ーバによって決まる。計画協調システムは、計画システ
ムから独立し、別個である。計画システムが生産計画を
維持し、計画協調システムが要求および応答の通信を扱
う。
協調システムは、関連のデータ通信機器の速度に応じて
要求および応答のデータを伝える。本発明に一実施態様
においては、このデータ転送速度は、各工場で計画協調
システムおよび計画システムを実行するコンピュータサ
ーバによって決まる。計画協調システムは、計画システ
ムから独立し、別個である。計画システムが生産計画を
維持し、計画協調システムが要求および応答の通信を扱
う。
【００４５】本発明の教示によると、計画協調システム
は、計画の信頼性および工場間の新たな要求および応答
による生産計画の調節の頻度を最大限にするように作動
する。工場は、別の工場から応答を受信したのち、部品
の要求を当該他の工場に伝達し続ける。したがって、他
の工場は、それが受信するこれらの要求に対する応答を
作成し続け、必要になるかもしれない変更を反映する応
答を作成する。例えば、機械が故障するならば、次の応
答で、約束期日を先の応答で伝達した約束期日よりも遅
らせることができる。したがって、工場は、いかなる時
点でも利用しうるすべての情報を含む計画を維持するこ
とができる。
は、計画の信頼性および工場間の新たな要求および応答
による生産計画の調節の頻度を最大限にするように作動
する。工場は、別の工場から応答を受信したのち、部品
の要求を当該他の工場に伝達し続ける。したがって、他
の工場は、それが受信するこれらの要求に対する応答を
作成し続け、必要になるかもしれない変更を反映する応
答を作成する。例えば、機械が故障するならば、次の応
答で、約束期日を先の応答で伝達した約束期日よりも遅
らせることができる。したがって、工場は、いかなる時
点でも利用しうるすべての情報を含む計画を維持するこ
とができる。
【００４６】本発明の計画協調システムは、同じ部品を
多数の工場から得ることができる場合に、それら多数の
工場の計画を協調させるように作動する。各計画協調シ
ステムは、そのような部品それぞれに関する優先権によ
って分類される工場および関連の固定調達期間のリスト
を有している。固定調達期間は、工場からの応答におい
て受信される約束期日によって置き換えられる。計画協
調システムは、必要部品を求める要求を最も適切な工場
に伝達する。応答が満足なものならば、要求を絶えずそ
の工場に伝達し、そうして応答を保持する。応答が不満
ならば、次に適切な工場に要求を伝達する。
多数の工場から得ることができる場合に、それら多数の
工場の計画を協調させるように作動する。各計画協調シ
ステムは、そのような部品それぞれに関する優先権によ
って分類される工場および関連の固定調達期間のリスト
を有している。固定調達期間は、工場からの応答におい
て受信される約束期日によって置き換えられる。計画協
調システムは、必要部品を求める要求を最も適切な工場
に伝達する。応答が満足なものならば、要求を絶えずそ
の工場に伝達し、そうして応答を保持する。応答が不満
ならば、次に適切な工場に要求を伝達する。
【００４７】固定調達期間がなおも推定される他の工場
からの調達に基づく計画を有する工場がない場合、確実
な計画が工場ネットワークとして画定される。むしろ、
そのような調達は、別の工場からの応答において伝達さ
れる約束期日および約束数量を有している。本発明の一
実施態様においては、不満な応答は、工場ネットワーク
中の工場が確実な計画を有しているかどうかに応じて異
なる方法で解決される。
からの調達に基づく計画を有する工場がない場合、確実
な計画が工場ネットワークとして画定される。むしろ、
そのような調達は、別の工場からの応答において伝達さ
れる約束期日および約束数量を有している。本発明の一
実施態様においては、不満な応答は、工場ネットワーク
中の工場が確実な計画を有しているかどうかに応じて異
なる方法で解決される。
【００４８】すべての工場が確実な計画を有する場合、
不十分な約束数量を補うのに必要な部品の数量は、リス
ト上の次の工場から調達される。これは、要求を次の工
場に伝達し、確実な計画が再び配されるまで、他の工場
からの要求および応答の処理の反復を再開することによ
って達成される。当然、次の工場が不満な応答を伝達す
るおそれはある。その場合には、この手順を回帰的に適
用する。応答が遅い約束期日を提供するとき、他の工場
がこの応答を改善することができない場合、この応答
は、要求を伝達し続けることによって保持される。しか
し、同一の要求をリスト上の次の工場に伝達することが
できる。次の工場からの応答がより良いものならば、以
前の調達を取り消す。次の工場からの応答がより良いも
のではないならば、その第二の工場からの調達を取り消
す。第二の工場からの応答がより良いものではあるが、
なおも遅いならば、満足な応答が伝達されるか、リスト
の項目がなくなるまで、リスト上の次の工場に関して処
理を繰り返す。
不十分な約束数量を補うのに必要な部品の数量は、リス
ト上の次の工場から調達される。これは、要求を次の工
場に伝達し、確実な計画が再び配されるまで、他の工場
からの要求および応答の処理の反復を再開することによ
って達成される。当然、次の工場が不満な応答を伝達す
るおそれはある。その場合には、この手順を回帰的に適
用する。応答が遅い約束期日を提供するとき、他の工場
がこの応答を改善することができない場合、この応答
は、要求を伝達し続けることによって保持される。しか
し、同一の要求をリスト上の次の工場に伝達することが
できる。次の工場からの応答がより良いものならば、以
前の調達を取り消す。次の工場からの応答がより良いも
のではないならば、その第二の工場からの調達を取り消
す。第二の工場からの応答がより良いものではあるが、
なおも遅いならば、満足な応答が伝達されるか、リスト
の項目がなくなるまで、リスト上の次の工場に関して処
理を繰り返す。
【００４９】代替方法では、他の工場を探索する間に先
の応答を維持しておくことが材料および能力を消費し、
それが、他の工場がより良い応答を供給する能力を誤っ
て下げるおそれがあることが認識される。したがって、
代替方法として、不満な応答を除き、他の工場を試す。
必要ならば、計画協調システムは、取り消された応答に
戻る。種々の工場の中での変更が先に取り消した応答へ
の変更を招くおそれがあるため、この方法は安定性に劣
るかもしれない。
の応答を維持しておくことが材料および能力を消費し、
それが、他の工場がより良い応答を供給する能力を誤っ
て下げるおそれがあることが認識される。したがって、
代替方法として、不満な応答を除き、他の工場を試す。
必要ならば、計画協調システムは、取り消された応答に
戻る。種々の工場の中での変更が先に取り消した応答へ
の変更を招くおそれがあるため、この方法は安定性に劣
るかもしれない。
【００５０】本発明の技術的利点は、一つの工場の異な
る部所、同じ会社の異なる工場および供給元・顧客の関
係を有する異なる会社の工場についての生産計画の協調
を含む。協調は、協調させられる個々の計画システムと
同じ程度の堅固さまたは緩さにすることができる。例え
ば、各計画システムが有限の材料および能力の制約を解
決するならば、統合された計画は、有限の材料および能
力の計画的制約の問題を解消するであろう。有限の材料
および能力の計画的制約の解決方法を一つの計画システ
ムから計画システムのネットワークに拡張する能力が本
発明の重要な技術的利点である。
る部所、同じ会社の異なる工場および供給元・顧客の関
係を有する異なる会社の工場についての生産計画の協調
を含む。協調は、協調させられる個々の計画システムと
同じ程度の堅固さまたは緩さにすることができる。例え
ば、各計画システムが有限の材料および能力の制約を解
決するならば、統合された計画は、有限の材料および能
力の計画的制約の問題を解消するであろう。有限の材料
および能力の計画的制約の解決方法を一つの計画システ
ムから計画システムのネットワークに拡張する能力が本
発明の重要な技術的利点である。
【００５１】本発明の一実施態様においては、各工場で
の計画協調システムは、テキサス州ダラスのｉ２ Ｔｅ
ｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ社から市販されているソフトウェ
アアプリケーションであるＲＨＹＴＨＭ（登録商標）Ｉ
ＮＴＥＲＰＬＡＮＴを含む。この実施態様においては、
ネットワーク中の各工場は、同じくテキサス州ダラスの
ｉ２ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ社から市販されてい
る、計画システムとして独立して作動するＲＨＹＴＨＭ
（登録商標）ＭＰＰＳである。計画協調システムは、同
じ会社によって操業される工場または供給元・顧客の関
係を有する異なる会社によって操業される工場を統合す
る能力を提供する。この協調が計画作成およびスケジュ
−ル作成の性能を高める。
の計画協調システムは、テキサス州ダラスのｉ２ Ｔｅ
ｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ社から市販されているソフトウェ
アアプリケーションであるＲＨＹＴＨＭ（登録商標）Ｉ
ＮＴＥＲＰＬＡＮＴを含む。この実施態様においては、
ネットワーク中の各工場は、同じくテキサス州ダラスの
ｉ２ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ社から市販されてい
る、計画システムとして独立して作動するＲＨＹＴＨＭ
（登録商標）ＭＰＰＳである。計画協調システムは、同
じ会社によって操業される工場または供給元・顧客の関
係を有する異なる会社によって操業される工場を統合す
る能力を提供する。この協調が計画作成およびスケジュ
−ル作成の性能を高める。
【００５２】本発明を詳細に説明したが、請求の範囲に
定める本発明の真髄および範囲を逸脱することなく、種
種の改良、代用および変更を本発明に加えうることが理
解されよう。
定める本発明の真髄および範囲を逸脱することなく、種
種の改良、代用および変更を本発明に加えうることが理
解されよう。
【図１】本発明の教示にしたがって構成された計画協調
システムを利用する工場ネットワ−クを示す図である。
システムを利用する工場ネットワ−クを示す図である。
【図２】本発明の教示にしたがって計画協調システムを
作動させる方法を示すフロ−チャ−トである。
作動させる方法を示すフロ−チャ−トである。
【図３】本発明の教示にしたがって他の工場から受信し
た要求および応答を処理する方法を示すフロチャ−トで
ある。
た要求および応答を処理する方法を示すフロチャ−トで
ある。
【図４】本発明の教示にしたがって他の工場からの要求
および応答を待ち、収集する方法を示すフロチャ−トで
ある。
および応答を待ち、収集する方法を示すフロチャ−トで
ある。
８ 工場ネットワ−ク １０ 顧客販売エンティンティ １２、２０、２８、３６ 工場 １４、２２、３０、３８ 計画協調システム １６、２４、３２、４０ 計画システム １８、２６、３４、４２ 生産計画
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラマット、ジー、オゥリン アメリカ合衆国テクサス州75238、ダラス、 メドウ・グレン・ドライヴ 9244番
Claims (26)
- 【請求項１】 複数の工場を有する工場ネットワークに
おいて、（イ）第一の生産計画を作成、調節するように
作動することができる第一の計画システムと、 要求データを送信し、応答データを受信、処理し、前記
第一の計画システムに計画情報を提供し、第一の生産計
画にアクセスするように作動することができる、前記第
一の計画システムに結合した第一の計画協調システムと
を含む第一の工場と；（ロ）第二の生産計画を作成、調
節するように作動することができる第二の計画システム
と、 前記第一の計画協調システムによって送信された要求デ
ータを受信、処理し、応答データを前記第一の計画協調
システムに送信し、前記第二の計画システムに計画情報
を提供し、第二の生産計画にアクセスするように作動す
ることができる、前記第二の計画システムに結合し、前
記第一の計画協調システムと相互接続した第二の計画協
調システムとを含む第二の工場とを含むことを特徴とす
る工場ネットワーク。 - 【請求項２】 前記第一の計画協調システムによって送
信された要求データが、製品番号、納期および必要数量
のデータを含む請求項１記載の工場ネットワーク。 - 【請求項３】 前記第二の計画統合システムによって送
信された応答データが、製品番号、約束期日および約束
数量のデータを含む請求項１記載の工場ネットワーク。 - 【請求項４】 前記第一の工場が第一の製造プラントを
含み、前記第二の工場が第二の製造プラントを含む請求
項１記載の工場ネットワーク。 - 【請求項５】 前記第一の工場が、製造プラント内に位
置する第一の製品群を含み、前記第二の工場が、製造プ
ラント内に位置する第二の製品群を含む請求項１記載の
工場ネットワーク。 - 【請求項６】 前記第一の工場が、製造プラント内に位
置する第一の機械群を含み、前記第二の工場が、製造プ
ラント内に位置する第二の機械群を含む請求項１記載の
工場ネットワーク。 - 【請求項７】 前記第一の計画システムが、前記第一の
生産計画を、前記第一の計画協調システムによって提供
された計画情報に応じて調節するように作動することが
できる請求項１記載の工場ネットワーク。 - 【請求項８】 前記第二の計画システムが、第二の生産
計画を、前記第二の計画協調システムによって提供され
た計画情報に応じて調節するように作動することができ
る請求項１記載の工場ネットワーク。 - 【請求項９】 前記第二の計画協調システムが、前記第
二の生産計画に対する調節から得られたデータを利用し
て応答データを作成するように作動することができる請
求項８記載の工場ネットワーク。 - 【請求項１０】 前記第二の計画協調システムによって
送信された応答データが、応答を満たすために必要な部
品の固定調達期間を推定する請求項９記載の工場ネット
ワーク。 - 【請求項１１】 計画システムを、複数の工場を有する
工場ネットワークに協調させるための計画協調システム
において、（イ）第一の工場によって伝達された第一の
要求データを受信し、第一の応答データを前記第一の工
場に伝達し、第二の要求データを第二の工場に伝達し、
前記第二の工場によって伝達された第二の応答データを
受信するための通信システムと、（ロ）前記第一の要求
データを処理し、前記第一の応答データを作成し、前記
第二の要求データを作成し、前記第二の応答データを処
理するように作動することができる、前記通信システム
および計画システムに結合した処理システムとを含むこ
とを特徴とする計画協調システム。 - 【請求項１２】 前記処理システムがさらに、前記計画
システムに情報を提供し、この計画システムによって作
成、調節された生産計画にアクセスするように作動する
ことができる請求項１１記載の計画協調システム。 - 【請求項１３】 第一の工場に関連する計画システムを
複数の工場と自動的に協調させて工場ネットワークを形
成する方法において、 計画システムを有する前記第一の工場を前記複数の工場
と相互接続する段階と、 前記複数の工場から前記第一の工場によって受信された
要求データおよび応答データを処理する段階と、 受信された要求データを出した前記複数の工場の各工場
に応答データを送信し、必要とされる部品を供給する前
記複数の工場の各工場に要求データを送信する段階と、 前記複数の工場において、工場によって送信された要求
データおよび応答データを受信する段階と、 前記計画システムによって作成された生産計画を調節す
るためのデータを前記計画システムに伝達する段階と、 終了条件が生じるまで処理、送信、受信および伝達の各
段階を繰り返す段階と、を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項１４】 前記処理する段階が、 前記複数の工場において、これ等の工場から受信された
応答データを読み出す段階と、 任意の応答データが関連の要求データに関して不十分で
あるかどうかを決定する段階と、 前記生産計画を任意の応答データの不十分さに応じて調
節するための情報を前記計画システムに伝達する段階
と、 前記複数の工場において、これ等の工場から受信された
要求データを読み出す段階と、 前記要求データの供給を考慮するように前記生産計画を
調節するための情報を前記計画システムに伝達する段階
と、 製造数量および各要求データを供給するのに必要な時間
を決定する段階と、 前記複数の工場において、これ等の工場から得る必要が
ある部品を決定する段階とを含む請求項１３記載の方
法。 - 【請求項１５】 前記要求データおよび応答データを受
信する段階が、 合計の待機時間が待機期間に等しいかどうかを決定する
段階と、 合計の待機時間が待機期間に等しくないならば、走査期
間に等しい時間だけ待機する段階と、 要求データが伝達された複数の工場において、各工場か
ら応答データが受信されたかどうかを決定する段階と、 要求データが伝達された複数の工場において、各工場か
ら応答データが受信されていないならば、前記第一の決
定する段階に戻る段階とを含む請求項１３記載の方法。 - 【請求項１６】 前記複数の工場において、これ等の工
場から受信された前記要求データおよび送信の段階で送
信された要求データが、製品番号、納期および必要数量
のデータを含む請求項１３記載の方法。 - 【請求項１７】 前記複数の工場において、これ等の工
場から受信された応答データおよび送信の段階で送信さ
れた応答データが、製品番号、約束期日および約束数量
のデータを含む請求項１３記載の方法。 - 【請求項１８】 前記第一の工場が第一の製造プラント
を含み、前記複数の工場の中の一つの工場が第二の製造
プラントを含む請求項１３記載の方法。 - 【請求項１９】 前記第一の工場が、製造プラント内に
位置する第一の製品群を含み、前記複数の工場の中の一
つの工場が、製造プラント内に位置する第二の製品群を
含む請求項１３記載の方法。 - 【請求項２０】 前記第一の工場が、製造プラント内に
位置する第一の機械群を含み、前記複数の工場の中の一
つの工場が、製造プラント内に位置する第二の機械群を
含む請求項１３記載の方法。 - 【請求項２１】 別個の工場計画システムを相互接続す
ることによって複数の工場を一つの工場ネットワークに
協調させる方法において、 計画協調システムを、複数の工場のそれぞれの計画シス
テムと接続する段階と、 製造連鎖にしたがって各計画協調システムを、他の計画
協調システムと相互接続する段階と、 必要部品の注文を表す要求データを、各計画協調システ
ムから他の計画協調システムに送信する段階と、 注文部品を供給する約束を表す応答データを、前記各計
画協調システムから他の計画協調システムに送信する段
階と、 要求データを送信する段階および応答データを送信する
段階を繰り返して工場ネットワークを形成する段階とを
含む方法。 - 【請求項２２】 要求データを送信する段階で送信され
た要求データが、製品番号、納期および必要数量のデー
タを含む請求項２１記載の方法。 - 【請求項２３】 応答データを送信する段階で送信され
た応答データが、製品番号、約束期日および約束数量の
データを含む請求項２１記載の方法。 - 【請求項２４】 前記各計画システムが、製造プラント
を含む工場に関連している請求項２１記載の方法。 - 【請求項２５】 前記各計画システムが、製造プラント
内に位置する製品群を含む工場に関連している請求項２
１記載の方法。 - 【請求項２６】 前記各計画システムが、製造プラント
内に位置する機械群を含む工場に関連している請求項２
１記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/314,073 US5630123A (en) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | Software system utilizing a filtered priority queue and method of operation |
| US08/314073 | 1994-09-28 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08123535A true JPH08123535A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=23218440
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27366495A Pending JPH08123535A (ja) | 1994-09-28 | 1995-09-28 | 複数の工場を有する工場ネットワークおよび複数の工場を１つの工場ネットワークに協調させる方法 |
| JP7273665A Pending JPH08255089A (ja) | 1994-09-28 | 1995-09-28 | 優先待ち行列ろ波システムおよびその作動方法 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7273665A Pending JPH08255089A (ja) | 1994-09-28 | 1995-09-28 | 優先待ち行列ろ波システムおよびその作動方法 |
Country Status (13)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5630123A (ja) |
| EP (1) | EP0755537B1 (ja) |
| JP (2) | JPH08123535A (ja) |
| AT (1) | ATE175284T1 (ja) |
| AU (1) | AU692929B2 (ja) |
| BR (1) | BR9509049A (ja) |
| CA (1) | CA2158779C (ja) |
| DE (1) | DE69507020T2 (ja) |
| GB (1) | GB2293673A (ja) |
| MX (1) | MX9702050A (ja) |
| MY (1) | MY132024A (ja) |
| TW (1) | TW384430B (ja) |
| WO (1) | WO1996010225A1 (ja) |
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| KR20220006294A (ko) * | 2020-07-08 | 2022-01-17 | 텔스타홈멜 주식회사 | 디지털 트윈 기반 스마트 팩토리 운영 시스템 및 방법 |
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