JPH08122662A - 内視鏡照明系 - Google Patents
内視鏡照明系Info
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- JPH08122662A JPH08122662A JP6254890A JP25489094A JPH08122662A JP H08122662 A JPH08122662 A JP H08122662A JP 6254890 A JP6254890 A JP 6254890A JP 25489094 A JP25489094 A JP 25489094A JP H08122662 A JPH08122662 A JP H08122662A
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- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/06—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
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- A61B1/00064—Constructional details of the endoscope body
- A61B1/00066—Proximal part of endoscope body, e.g. handles
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- A61B1/00064—Constructional details of the endoscope body
- A61B1/00071—Insertion part of the endoscope body
- A61B1/0008—Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
- A61B1/00096—Optical elements
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/24—Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
- G02B23/2407—Optical details
- G02B23/2461—Illumination
- G02B23/2469—Illumination using optical fibres
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- G—PHYSICS
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/241—Light guide terminations
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内視鏡照明系において、照明用ライトガイド
の出射端光軸を、その前方に配された発散用のレンズ系
の光軸に対してその垂直方向に偏位可能な構成とするこ
とにより、被写体の位置および姿勢にかかわらず、観察
画面全体にわたって十分明るい画像を得るようにする。 【構成】 左右１対のライトガイド１４の各々の出射端
光軸ＡLGをその前方の各凹レンズ系１８の光軸ＡCLに対
して同一軸線上から左右方向内側へ偏位させる偏位駆動
機構２４を設ける。この偏位駆動機構２４は、光源シフ
トレバー３６の操作によりシフト作動ワイヤ３４を介し
て駆動されるリンク機構とする。この偏位駆動機構２４
を適宜作動させることにより、各ライトガイド１４の出
射端から出射された光の発散方向すなわち照明範囲を、
被写体の位置および姿勢に応じて変化可能とする。
の出射端光軸を、その前方に配された発散用のレンズ系
の光軸に対してその垂直方向に偏位可能な構成とするこ
とにより、被写体の位置および姿勢にかかわらず、観察
画面全体にわたって十分明るい画像を得るようにする。 【構成】 左右１対のライトガイド１４の各々の出射端
光軸ＡLGをその前方の各凹レンズ系１８の光軸ＡCLに対
して同一軸線上から左右方向内側へ偏位させる偏位駆動
機構２４を設ける。この偏位駆動機構２４は、光源シフ
トレバー３６の操作によりシフト作動ワイヤ３４を介し
て駆動されるリンク機構とする。この偏位駆動機構２４
を適宜作動させることにより、各ライトガイド１４の出
射端から出射された光の発散方向すなわち照明範囲を、
被写体の位置および姿勢に応じて変化可能とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願発明は、医療用、工業用等に
用いられる内視鏡、特にその照明系に関するものであ
る。
用いられる内視鏡、特にその照明系に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】ライトガイドを用いて照明を行う内視鏡
においては、照明用ライトガイドが内視鏡先端部の内部
まで延びるように配されているが、このライトガイドの
出射端から出射された光が有する配光特性のみでは、広
い視野角が要求される内視鏡の観察範囲を十分にカバー
することはできない。
においては、照明用ライトガイドが内視鏡先端部の内部
まで延びるように配されているが、このライトガイドの
出射端から出射された光が有する配光特性のみでは、広
い視野角が要求される内視鏡の観察範囲を十分にカバー
することはできない。
【０００３】このため、従来より、ライトガイドの出射
端の前方に出射端から出射された光を発散させるレンズ
系を配して、その配光特性が適切なものとなるようにし
ている。すなわち、凹レンズ系では、出射端からの光線
をさらに発散させることによって、また凸レンズ系で
は、レンズ系内で一旦集光させてから発散させることに
よって、広い照明範囲を得るようにしている。
端の前方に出射端から出射された光を発散させるレンズ
系を配して、その配光特性が適切なものとなるようにし
ている。すなわち、凹レンズ系では、出射端からの光線
をさらに発散させることによって、また凸レンズ系で
は、レンズ系内で一旦集光させてから発散させることに
よって、広い照明範囲を得るようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の内視鏡照明系においては、内視鏡先端部に照明系が
固定されているので、観察状況に応じてその配光特性を
変えることはできない、という問題がある。
来の内視鏡照明系においては、内視鏡先端部に照明系が
固定されているので、観察状況に応じてその配光特性を
変えることはできない、という問題がある。
【０００５】例えば、図５（ａ）に示すように、観察用
対物レンズの両側に１対の照明系が配置されている場合
には、その配光の様子は図５（ｂ）のようになるが、こ
のような配光特性では、近距離にある被写体を観察した
とき、観察画面の中心部に位置する被写体部分には照明
が十分に届かないため、中心部が暗い画像しか得ること
ができない。
対物レンズの両側に１対の照明系が配置されている場合
には、その配光の様子は図５（ｂ）のようになるが、こ
のような配光特性では、近距離にある被写体を観察した
とき、観察画面の中心部に位置する被写体部分には照明
が十分に届かないため、中心部が暗い画像しか得ること
ができない。
【０００６】また、観察用対物レンズの片側に照明系が
配置されている場合には、その配光の様子は図６に示す
ようが、このような配光特性では、斜めの被写体を観察
したとき、観察画面の近距離側は明るくなる反面、遠距
離側は照明が十分届かず暗くなため、観察画面の片側が
暗い画像しか得ることができない。
配置されている場合には、その配光の様子は図６に示す
ようが、このような配光特性では、斜めの被写体を観察
したとき、観察画面の近距離側は明るくなる反面、遠距
離側は照明が十分届かず暗くなため、観察画面の片側が
暗い画像しか得ることができない。
【０００７】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、被写体の位置および姿勢にかかわら
ず、観察画面全体にわたって十分明るい画像を得ること
ができる内視鏡照明系を提供することを目的とするもの
である。
れたものであって、被写体の位置および姿勢にかかわら
ず、観察画面全体にわたって十分明るい画像を得ること
ができる内視鏡照明系を提供することを目的とするもの
である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本願発明は、ライトガイ
ドの出射端光軸を、従来のように固定式ではなく、レン
ズ系の光軸に対して垂直方向に偏位可能な構成とするこ
とにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
ドの出射端光軸を、従来のように固定式ではなく、レン
ズ系の光軸に対して垂直方向に偏位可能な構成とするこ
とにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【０００９】すなわち、請求項１に記載したように、内
視鏡先端部の内部まで延びるように配された照明用ライ
トガイドと、このライトガイドの出射端の前方において
前記内視鏡先端部に取り付けられ、前記出射端から出射
された光を発散するレンズ系と、を備えた内視鏡照明系
において、前記ライトガイドの出射端光軸を前記レンズ
系の光軸に対して該光軸の垂直方向に偏位させる偏位駆
動機構を備えてなる、ことを特徴とするものである。
視鏡先端部の内部まで延びるように配された照明用ライ
トガイドと、このライトガイドの出射端の前方において
前記内視鏡先端部に取り付けられ、前記出射端から出射
された光を発散するレンズ系と、を備えた内視鏡照明系
において、前記ライトガイドの出射端光軸を前記レンズ
系の光軸に対して該光軸の垂直方向に偏位させる偏位駆
動機構を備えてなる、ことを特徴とするものである。
【００１０】上記「偏位駆動機構」は、ライトガイドの
出射端光軸をレンズ系の光軸に対して垂直方向に偏位さ
せることができるものであれば、特定の構成に限定され
るものではないが、例えば、リンク構造、ネジ構造等の
機械的駆動機構、マグネットを用いた磁気的駆動機構、
圧電素子を用いた電気的駆動機構等、種々の駆動機構が
採用可能である。
出射端光軸をレンズ系の光軸に対して垂直方向に偏位さ
せることができるものであれば、特定の構成に限定され
るものではないが、例えば、リンク構造、ネジ構造等の
機械的駆動機構、マグネットを用いた磁気的駆動機構、
圧電素子を用いた電気的駆動機構等、種々の駆動機構が
採用可能である。
【００１１】
【発明の作用および効果】上記構成に示すように、本願
発明に係る内視鏡照明系は、ライトガイドの出射端光軸
をレンズ系の光軸に対して該光軸の垂直方向に偏位させ
る偏位駆動機構を備えているので、この偏位駆動機構を
適宜作動させることにより、出射端から出射された光の
発散方向すなわち照明範囲を、被写体の位置および姿勢
に応じて変化させることができる。
発明に係る内視鏡照明系は、ライトガイドの出射端光軸
をレンズ系の光軸に対して該光軸の垂直方向に偏位させ
る偏位駆動機構を備えているので、この偏位駆動機構を
適宜作動させることにより、出射端から出射された光の
発散方向すなわち照明範囲を、被写体の位置および姿勢
に応じて変化させることができる。
【００１２】したがって、本願発明によれば、被写体の
位置および姿勢にかかわらず、観察画面全体にわたって
十分明るい画像を得ることができる。
位置および姿勢にかかわらず、観察画面全体にわたって
十分明るい画像を得ることができる。
【００１３】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本願発明の
実施例について説明する。
実施例について説明する。
【００１４】図１は、本願発明に係る内視鏡照明系の一
実施例を示す斜視図であり、図２は、その平面図であ
る。なお、図１は、内視鏡先端部を見やすくするために
多少デフォルメして描いてある。
実施例を示す斜視図であり、図２は、その平面図であ
る。なお、図１は、内視鏡先端部を見やすくするために
多少デフォルメして描いてある。
【００１５】図１に示すように、円筒状の内視鏡先端部
１２には、光学繊維束からなる左右１対の照明用ライト
ガイド１４が内視鏡先端部１２の内部まで延びるように
配されており、これら各ライトガイド１４の先端部はガ
イド保持部材１６により保持されている。上記各ライト
ガイド１４の出射端の前方には、該出射端から出射され
た光を発散させる凹レンズ系１８が各々配されている。
これら各凹レンズ系１８は、図示しない構造体により、
内視鏡先端部１２の先端面に取り付けられている。
１２には、光学繊維束からなる左右１対の照明用ライト
ガイド１４が内視鏡先端部１２の内部まで延びるように
配されており、これら各ライトガイド１４の先端部はガ
イド保持部材１６により保持されている。上記各ライト
ガイド１４の出射端の前方には、該出射端から出射され
た光を発散させる凹レンズ系１８が各々配されている。
これら各凹レンズ系１８は、図示しない構造体により、
内視鏡先端部１２の先端面に取り付けられている。
【００１６】また、上記内視鏡先端部１２の内部におけ
る両凹レンズ系１８間の中心位置には、観察光学系２０
も同様にして取り付けられており、その後方の結像面に
配置されたＣＣＤ４６（図２参照）で得られた映像信号
を、ＣＣＤ出力ライン２２を介して外部へ出力するよう
になっている。なお、イメージガイドにより像を伝送す
る場合には、ＣＣＤの代わりにその結像面にイメージガ
イド入射端が置かれることとなる。
る両凹レンズ系１８間の中心位置には、観察光学系２０
も同様にして取り付けられており、その後方の結像面に
配置されたＣＣＤ４６（図２参照）で得られた映像信号
を、ＣＣＤ出力ライン２２を介して外部へ出力するよう
になっている。なお、イメージガイドにより像を伝送す
る場合には、ＣＣＤの代わりにその結像面にイメージガ
イド入射端が置かれることとなる。
【００１７】上記内視鏡先端部１２の内部には、さら
に、各ライトガイド１４の出射端光軸ＡLGを、その前方
の凹レンズ系１８の光軸ＡCLに対してその垂直方向に偏
位させるための偏位駆動機構２４が設けられている。
に、各ライトガイド１４の出射端光軸ＡLGを、その前方
の凹レンズ系１８の光軸ＡCLに対してその垂直方向に偏
位させるための偏位駆動機構２４が設けられている。
【００１８】この偏位駆動機構２４は、左右１対の作動
レバー２６と、作動ピン２８と、メインフレーム３０
と、コントロールバネ３２と、シフト作動ワイヤ３４
と、光源シフトレバー３６とを備えてなっている。
レバー２６と、作動ピン２８と、メインフレーム３０
と、コントロールバネ３２と、シフト作動ワイヤ３４
と、光源シフトレバー３６とを備えてなっている。
【００１９】上記各作動レバー２６は、前後方向（内視
鏡先端部１２の軸線方向）に延びる部分と該部分の後端
部から内方へ延びる部分とでＬ字形に形成されており、
その角部において、メインフレーム３０に作動レバー軸
３８を介して水平方向に回動可能に軸支されている。こ
れら各作動レバー２６は、該作動レバー２６の前端部に
おいて係合ピン４０を介してガイド保持部材１６を支持
している。また、各作動レバー２６の後内端部には、左
右方向に延びる長孔２６ａが形成されており、これら両
作動レバー２６の長孔２６ａを重ねた状態で作動ピン２
８が該長孔２６ａに挿通されており、これにより各作動
レバー２６と作動ピン２８とが摺動可能に係合するよう
になっている。これら各作動レバー２６は作動ピン２８
および係合ピン４０とでリンク機構を構成することとな
るので、作動ピン２８を前後方向に移動させることによ
り、両ガイド保持部材１６を同時に水平方向に対称移動
させることができる。そして、これにより、各ライトガ
イド１４の出射端光軸ＡLGをその前方の凹レンズ系１８
の光軸ＡCLに対してその垂直方向に偏位させることがで
きる。
鏡先端部１２の軸線方向）に延びる部分と該部分の後端
部から内方へ延びる部分とでＬ字形に形成されており、
その角部において、メインフレーム３０に作動レバー軸
３８を介して水平方向に回動可能に軸支されている。こ
れら各作動レバー２６は、該作動レバー２６の前端部に
おいて係合ピン４０を介してガイド保持部材１６を支持
している。また、各作動レバー２６の後内端部には、左
右方向に延びる長孔２６ａが形成されており、これら両
作動レバー２６の長孔２６ａを重ねた状態で作動ピン２
８が該長孔２６ａに挿通されており、これにより各作動
レバー２６と作動ピン２８とが摺動可能に係合するよう
になっている。これら各作動レバー２６は作動ピン２８
および係合ピン４０とでリンク機構を構成することとな
るので、作動ピン２８を前後方向に移動させることによ
り、両ガイド保持部材１６を同時に水平方向に対称移動
させることができる。そして、これにより、各ライトガ
イド１４の出射端光軸ＡLGをその前方の凹レンズ系１８
の光軸ＡCLに対してその垂直方向に偏位させることがで
きる。
【００２０】上記作動ピン２８にはシフト作動ワイヤ３
４の一端部が係止されており、このシフト作動ワイヤ３
４の該一端部近傍には、バネ当接部材４２が固設されて
いる。このバネ当接部材４２の後方には、メインフレー
ム３０の後部フランジがシフト作動ワイヤ３４を挿通さ
せる凹部を形成して設けられている。そして、上記コン
トロールバネ３２は、メインフレーム３０の後部フラン
ジとバネ当接部材４２との間に圧縮スプリングとして介
装されており、このコントロールバネ３２の弾性力によ
り、シフト作動ワイヤ３４を常時前方へ付勢するように
なっている。
４の一端部が係止されており、このシフト作動ワイヤ３
４の該一端部近傍には、バネ当接部材４２が固設されて
いる。このバネ当接部材４２の後方には、メインフレー
ム３０の後部フランジがシフト作動ワイヤ３４を挿通さ
せる凹部を形成して設けられている。そして、上記コン
トロールバネ３２は、メインフレーム３０の後部フラン
ジとバネ当接部材４２との間に圧縮スプリングとして介
装されており、このコントロールバネ３２の弾性力によ
り、シフト作動ワイヤ３４を常時前方へ付勢するように
なっている。
【００２１】上記光源シフトレバー３６は、スコープ把
持部材４４に回動可能に設けられており、この光源シフ
トレバー３６を回動させると、図示しない機構を介して
シフト作動ワイヤ３４が前後動するようになっている。
したがって、この光源シフトレバー３６の回動操作によ
り、シフト作動ワイヤ３４をコントロールバネ３２に抗
して前後動させれば、これに係合した作動ピン２８が前
後動し、各作動レバー２６が左右対称に回動し、これに
より各ガイド保持部材１６は水平方向に対称移動するこ
ととなる。なお、上記シフト作動ワイヤ３４は、ライト
ガイド１４およびＣＣＤ出力ライン２２と共に軟性チュ
ーブ４６内に挿通されている。
持部材４４に回動可能に設けられており、この光源シフ
トレバー３６を回動させると、図示しない機構を介して
シフト作動ワイヤ３４が前後動するようになっている。
したがって、この光源シフトレバー３６の回動操作によ
り、シフト作動ワイヤ３４をコントロールバネ３２に抗
して前後動させれば、これに係合した作動ピン２８が前
後動し、各作動レバー２６が左右対称に回動し、これに
より各ガイド保持部材１６は水平方向に対称移動するこ
ととなる。なお、上記シフト作動ワイヤ３４は、ライト
ガイド１４およびＣＣＤ出力ライン２２と共に軟性チュ
ーブ４６内に挿通されている。
【００２２】図２に示すように、左右の各係合ピン４０
は、各ガイド保持部材１６に設けられており、各作動レ
バー２６の前端部に形成された前後方向に延びるＵ字溝
２６ｂと摺動可能に係合するようになっている。また、
各係合ピン４０は、左右のガイド保持部材１６間に架け
渡されたスライドガイド４８に形成された左右方向に延
びる左右１対の長孔４８ａとも摺動可能に係合するよう
になっている。これにより、各作動レバー２６の回動動
作に対して、各ガイド保持部材１６（したがって各ライ
トガイド１４）を左右方向内側へ平行移動させるように
なっている。なお、図示のように、上記作動ピン２８が
シフト作動ワイヤ３４による外力を受けていない状態に
おいては、各ライトガイド１４の出射端光軸ＡLGとその
前方の凹レンズ系１８の光軸ＡCLとは同一軸線上に位置
している。
は、各ガイド保持部材１６に設けられており、各作動レ
バー２６の前端部に形成された前後方向に延びるＵ字溝
２６ｂと摺動可能に係合するようになっている。また、
各係合ピン４０は、左右のガイド保持部材１６間に架け
渡されたスライドガイド４８に形成された左右方向に延
びる左右１対の長孔４８ａとも摺動可能に係合するよう
になっている。これにより、各作動レバー２６の回動動
作に対して、各ガイド保持部材１６（したがって各ライ
トガイド１４）を左右方向内側へ平行移動させるように
なっている。なお、図示のように、上記作動ピン２８が
シフト作動ワイヤ３４による外力を受けていない状態に
おいては、各ライトガイド１４の出射端光軸ＡLGとその
前方の凹レンズ系１８の光軸ＡCLとは同一軸線上に位置
している。
【００２３】次に本実施例の作用について説明する。
【００２４】図１において、光源シフトレバー３６が初
期位置にあるときには、作動ピン２８がシフト作動ワイ
ヤ３４による外力を受けないので、図３（ａ）に示すよ
うに、各ライトガイド１４の出射端光軸ＡLGは、その前
方の凹レンズ系１８の光軸ＡCLと同一軸線上に位置す
る。この場合には、ライトガイド１４の出射端から出射
された光は、凹レンズ系１８を透過してその光軸ＡCLに
関して左右対称に発散する。そして、左右の照明系によ
る合成配光の様子は、図５（ｂ）に示すようになり比較
的遠い距離にある被写体を観察するのに適した配光特性
となる。
期位置にあるときには、作動ピン２８がシフト作動ワイ
ヤ３４による外力を受けないので、図３（ａ）に示すよ
うに、各ライトガイド１４の出射端光軸ＡLGは、その前
方の凹レンズ系１８の光軸ＡCLと同一軸線上に位置す
る。この場合には、ライトガイド１４の出射端から出射
された光は、凹レンズ系１８を透過してその光軸ＡCLに
関して左右対称に発散する。そして、左右の照明系によ
る合成配光の様子は、図５（ｂ）に示すようになり比較
的遠い距離にある被写体を観察するのに適した配光特性
となる。
【００２５】一方、光源シフトレバー３６を操作して、
作動ピン２８を後方へ変位させると、各ライトガイド１
４は左右方向内側へ平行移動し、その出射端光軸ＡLGは
その前方の凹レンズ系１８の光軸ＡCLに対して左右方向
内側へ偏位する。これにより、図３（ｂ）に左側の照明
系の例を示すように、ライトガイド１４の出射端から出
射された光は、凹レンズ系１８を透過した後、光軸ＡCL
に関して左右非対称に発散する。すなわち、左右方向内
側へ向かう光は、凹レンズ系１８の周縁部近傍を透過す
ることとなるので、図３（ａ）に示す場合に比して左右
方向内側へ大きく屈折して進み、一方、左右方向外側へ
向かう光は、凹レンズ系１８の中心部近傍を透過するこ
ととなるので、図３（ａ）に示す場合に比して左右方向
外側へ小さく屈折して進むこととなる。そして、左右の
照明系による合成配光の様子は、図５（ｂ）に示すより
も左右方向中心寄りとなり、比較的近い距離にある被写
体を観察するのに適した配光特性となる。
作動ピン２８を後方へ変位させると、各ライトガイド１
４は左右方向内側へ平行移動し、その出射端光軸ＡLGは
その前方の凹レンズ系１８の光軸ＡCLに対して左右方向
内側へ偏位する。これにより、図３（ｂ）に左側の照明
系の例を示すように、ライトガイド１４の出射端から出
射された光は、凹レンズ系１８を透過した後、光軸ＡCL
に関して左右非対称に発散する。すなわち、左右方向内
側へ向かう光は、凹レンズ系１８の周縁部近傍を透過す
ることとなるので、図３（ａ）に示す場合に比して左右
方向内側へ大きく屈折して進み、一方、左右方向外側へ
向かう光は、凹レンズ系１８の中心部近傍を透過するこ
ととなるので、図３（ａ）に示す場合に比して左右方向
外側へ小さく屈折して進むこととなる。そして、左右の
照明系による合成配光の様子は、図５（ｂ）に示すより
も左右方向中心寄りとなり、比較的近い距離にある被写
体を観察するのに適した配光特性となる。
【００２６】したがって、上記光源シフトレバー３６を
適宜操作することにより、被写体距離に応じて視野中心
と照明光中心とを一致させることが可能となる。
適宜操作することにより、被写体距離に応じて視野中心
と照明光中心とを一致させることが可能となる。
【００２７】以上詳述したように、本実施例に係る内視
鏡照明系は、左右１対のライトガイド１４の各々の出射
端光軸ＡLGをその前方の各凹レンズ系１８の光軸ＡCLに
対して同一軸線上から左右方向内側へ偏位させる偏位駆
動機構２４を備えているので、この偏位駆動機構２４を
適宜作動させることにより、上記出射端から出射された
光の発散方向すなわち照明範囲を、被写体の位置および
姿勢に応じて変化させることができる。
鏡照明系は、左右１対のライトガイド１４の各々の出射
端光軸ＡLGをその前方の各凹レンズ系１８の光軸ＡCLに
対して同一軸線上から左右方向内側へ偏位させる偏位駆
動機構２４を備えているので、この偏位駆動機構２４を
適宜作動させることにより、上記出射端から出射された
光の発散方向すなわち照明範囲を、被写体の位置および
姿勢に応じて変化させることができる。
【００２８】したがって、本実施例によれば、被写体の
位置および姿勢にかかわらず、観察画面全体にわたって
十分明るい画像を得ることができる。
位置および姿勢にかかわらず、観察画面全体にわたって
十分明るい画像を得ることができる。
【００２９】上記実施例においては、各ライトガイド１
４の出射端前方の光学系が凹レンズ系１８である場合に
ついて説明したが、図４に示すように、この光学系を凸
レンズ系１８′で構成するようにしてもよい。ただし、
この場合の光路は、結像関係になっているので、ライト
ガイド１４の偏位の向きとは逆側へ照明光が照射される
こととなるので、偏位駆動機構もこれに応じた偏位駆動
を行う構成とする必要がある。
４の出射端前方の光学系が凹レンズ系１８である場合に
ついて説明したが、図４に示すように、この光学系を凸
レンズ系１８′で構成するようにしてもよい。ただし、
この場合の光路は、結像関係になっているので、ライト
ガイド１４の偏位の向きとは逆側へ照明光が照射される
こととなるので、偏位駆動機構もこれに応じた偏位駆動
を行う構成とする必要がある。
【００３０】また、上記実施例においては、内視鏡照明
系が左右１対設けられている構成について説明したが、
内視鏡照明系が単一の場合あるいは３つ以上設けられた
場合においても、それに応じた偏位駆動機構を用いるこ
とにより、本実施例と同様の作用効果を得ることができ
る。
系が左右１対設けられている構成について説明したが、
内視鏡照明系が単一の場合あるいは３つ以上設けられた
場合においても、それに応じた偏位駆動機構を用いるこ
とにより、本実施例と同様の作用効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本願発明に係る内視鏡照明系の一実施例を示す
斜視図
斜視図
【図２】上記実施例の要部を示す平面図
【図３】上記実施例の作用を示す図
【図４】上記実施例の変形例の作用を示す図
【図５】従来例を示す図
【図６】他の従来例を示す図
１２ 内視鏡先端部 １４ 照明用ライトガイド １６ ガイド保持部材 １８ 凹レンズ系 １８′ 凸レンズ系 ２０ 観察光学系 ２４ 偏位駆動機構 ２６ 作動レバー ２６ａ 長孔 ２６ｂ Ｕ字溝 ２８ 作動ピン ３０ メインフレーム ３２ コントロールバネ ３４ シフト作動ワイヤ ３６ 光源シフトレバー ３８ 作動レバー軸 ４０ 係合ピン ４２ バネ当接部材 ４４ スコープ把持部材 ４８ スライドガイド ＡLG 照明用ライトガイドの出射端光軸 ＡCL 凹レンズ系の光軸
Claims (1)
- 【請求項１】 内視鏡先端部の内部まで延びるように配
された照明用ライトガイドと、このライトガイドの出射
端の前方において前記内視鏡先端部に取り付けられ、前
記出射端から出射された光を発散するレンズ系と、を備
えた内視鏡照明系において、 前記ライトガイドの出射端光軸を前記レンズ系の光軸に
対して該光軸の垂直方向に偏位させる偏位駆動機構を備
えてなる、ことを特徴とする内視鏡照明系。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6254890A JPH08122662A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 内視鏡照明系 |
| US08/545,099 US5596666A (en) | 1994-10-20 | 1995-10-19 | Illumination system for endoscopes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6254890A JPH08122662A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 内視鏡照明系 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08122662A true JPH08122662A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17271268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6254890A Pending JPH08122662A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 内視鏡照明系 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5596666A (ja) |
| JP (1) | JPH08122662A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11169383A (ja) * | 1997-12-10 | 1999-06-29 | Topcon Corp | 手術用顕微鏡 |
| JP2014054369A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Hoya Corp | 内視鏡の照明光学系 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5754719A (en) * | 1996-11-22 | 1998-05-19 | Cogent Light Technologies, Inc. | Method for coupling light from single fiberoptic to a multi-fiber bundle with enhanced field uniformity and better coupling efficiency |
| JP2001108917A (ja) * | 1999-10-05 | 2001-04-20 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡用光源装置 |
| EP2742851B1 (en) * | 2011-08-10 | 2019-03-06 | Olympus Corporation | Medical apparatus |
| DE102015201561A1 (de) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg | Messkopf einer endoskopischen Vorrichtung und Verfahren zur Inspektion und Messung eines Objektes |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4882619A (en) * | 1986-04-07 | 1989-11-21 | Olympus Optical Co., Ltd. | High resolution image pickup system with color dispersion means |
| JPH07119893B2 (ja) * | 1986-09-22 | 1995-12-20 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡光学系 |
| JPS6432837A (en) * | 1987-07-27 | 1989-02-02 | Olympus Optical Co | Electronic endoscopic apparatus |
| US4831437A (en) * | 1987-08-11 | 1989-05-16 | Olympus Optical Co., Ltd. | Video endoscope system provided with color balance adjusting means |
| DE3905619C2 (de) * | 1988-02-23 | 2000-04-13 | Olympus Optical Co | Bildeingabe-/Ausgabevorrichtung |
| US5434669A (en) * | 1990-10-23 | 1995-07-18 | Olympus Optical Co., Ltd. | Measuring interferometric endoscope having a laser radiation source |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP6254890A patent/JPH08122662A/ja active Pending
-
1995
- 1995-10-19 US US08/545,099 patent/US5596666A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11169383A (ja) * | 1997-12-10 | 1999-06-29 | Topcon Corp | 手術用顕微鏡 |
| JP2014054369A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Hoya Corp | 内視鏡の照明光学系 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5596666A (en) | 1997-01-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030304 |