JPH08122571A - 光ファイバ簡易コネクタ - Google Patents

光ファイバ簡易コネクタ

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JPH08122571A
JPH08122571A JP26384594A JP26384594A JPH08122571A JP H08122571 A JPH08122571 A JP H08122571A JP 26384594 A JP26384594 A JP 26384594A JP 26384594 A JP26384594 A JP 26384594A JP H08122571 A JPH08122571 A JP H08122571A
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JP
Japan
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optical fiber
connector
stage
connection
groove
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JP26384594A
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Kuniharu Himeno
邦治 姫野
Minoru Sawada
稔 澤田
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバをパワーメータ等の測定器類に容
易に接続でき、測定の再現性に優れた簡易コネクタを得
る。 【構成】 フェルール22を前面に備えた接続アダプタ
を、V溝35を表面に有する可動ステージ31を内設し
た箱体30に着設してなるコネクタであって、上記可動
ステージ31がマイクロメータのシンブルを回転させて
スピンドルを進行させる機構(マイクロメータヘッドと
呼称)33によって、光ファイバの軸線方向に微動でき
る構成としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ製造過程で
頻繁に実施される光ファイバケーブルの損失測定等に使
用されるパワーメータ等の測定機器に光ファイバをコネ
クタ加工をすることなく接続できる簡易コネクタに関
し、特に測定の再現性を向上せしめたものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバの損失測定の標準法は図4に
示すように、光源12に光損失測定用ダミーファイバ1
3を介して、被測定光ファイバ11を接続点14で接続
し、B点で光パワーP1 を測定する。次いで接続点14
から2m離れたA点で切断し、A点で光パワーP0 を測
定する。
【0003】光ファイバの損失は、
【数1】 と測定される。
【0004】この測定において、P1 測定時のファイバ
とパワーメータの接続条件とP0 測定時の同接続条件が
同じでなければならない。
【0005】従来の光ファイバの損失測定において用い
られているファイバとパワーメータとの接続は、図3の
各図に示すように、(a)V溝接続、(b)融着接続、
(c)裸ファイバ接続アダプタによる接続等である。
【0006】[図3]の各図は、光ファイバ損失測定の
始めの光パワーP1 測定時の接続状態を示す。なお、コ
ネクタ付きピグテール16は光損失測定用ダミーファイ
バに相当する。
【0007】ここに、図3(a)のV溝接続17は、V
溝基板に光ファイバ端面を屈折率整合剤を介して付き合
わせてセットし、上から光ファイバを押し付けて軸合せ
を行う方法である。図3(b)の融着接続18は、放電
加熱やレーザによる加熱によって、光ファイバを融かし
て接続する方法である。図3(c)の裸ファイバ接続ア
ダプタ19を使用した接続は、直接パワーメータにコネ
クタを使用して接続するものであって、口出したファイ
バを挿入し抑え込むだけの機構を有する接続アダプタを
用いて接続する方法である。
【0008】こような機構を有する接続アダプタとして
図5,図6に示すアダプタが使用されていた。
【0009】図5はそのアダプタの平面図であり、図6
はその右側面図である。このアダプタについて詳しく説
明すると図5,図6において、光ファイバ11は溝21
を通してフェルール22に挿入し、フェルールの前端面
と光ファイバ先頭面とが略面一になるようにされる。こ
の状態で蓋23をして光ファイバ11を固定する。この
接続アダプタはパワーメータのコネクタレセプタに挿入
して接続されるが、その際アダプタのガイド突起24と
レセプタ側のガイド溝と嵌合して光ファイバの軸合がで
きるようになっている。
【0010】このようなコネクタはフェルールの微細孔
の精度が良く出来ており、孔のばらつきが少なく、偏心
が少ない。よって、x軸、y軸の軸合わせは不要である
が、Z軸(前後)方向については感覚的にフェルールの
面一に合わせるのみであり、このままで、パワーメータ
との接合が最良となるわけではなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のような測定系に
要求される接続条件に対して、V溝接続では光ファイバ
の軸合せの調整ができないため上記の損失測定における
光パワーP1 の測定時のファイバとパワーメータの接続
条件と光パワーP0 の測定時の同接続条件が同一になら
ない。
【0012】融着接続では、光ファイバの軸合せの調整
は可能であが、融着接続後も同一条件で接続されたか否
かの保証がない。
【0013】また、接続アダプタを使用したコネクタ接
続では、光ファイバの軸合せにおいて、x軸,y軸の位
置合せは可能であるがZ軸の位置(前後方向)調整が面
倒である。本発明は、容易に接続条件が同じに設定でき
るコネクタを提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ファイバ
簡易コネクタは、光ファイバを挿入するフェルールを前
面に備えた接続アダプタを、光ファイバを導くV溝を表
面に設けたステージを内設した箱体に着設してなるコネ
クタであって、前記光ファイバの軸線方向に微動できる
構成としたことを要旨とする。具体的には、前記ステー
ジがマイクロメータのシンブルを回転させてスピンドル
を進行させる機構(以下マイクロメータヘッドと呼ぶ)
によって微動するものである。
【0015】
【作用】上述の簡易コネクタを、光ファイバ先頭面がフ
ェルール前端面と略同一となる位置で光ファイバがステ
ージのV溝にセットされた状態で、例えばパワーメータ
の接続用アダプタに接続すると、各接続アダプタに設け
られた嵌合ガイドによってパワーメータ中のレンズ系と
の軸合せが行なわれる。このとき必ずしもレンズ系の焦
点位置に光ファイバのコアがあるとは限らない。そこ
で、この状態で測定を実施し、パワーメータをモニタリ
ングしながらマイクロメータヘッドのシンブルを回して
ステージを微動させ光ファイバを前進又は後退させる。
パワーメータの値が最大となった位置が光ファイバがパ
ワーメータのディテクタと最適に結合した状態である。
【0016】
【実施例】図面により本発明の光ファイバ簡易コネクタ
を説明する。
【0017】図1はこのコネクタの平面図であり、蓋を
あけた状態である。図2は図1のA−A線の断面側面図
である。
【0018】本コネクタは、摺動可能なステージ31を
有し、ステージ31は箱体30の底板上に設けられたレ
ール32上を摺動できるようになっている。また、ステ
ージ31はマイクロメータヘッド33のラチェットつま
みを回すことによって微動でき、ステージ31の位置決
めを精度よく行なえるようになっている。ここで、マイ
クロメータヘッドとは、マイクロメータのめねじを有す
るシンブルと、おねじを有するスピンドルと、このシン
ブルを回転してスピンドルを進行させる機構の部分を総
称している。また、ステージ31はバネ34によってマ
イクロメータヘッドのスピンドル側に常に付勢されてい
る。
【0019】ステージ31には、V溝35が設けられ、
蓋36が蝶番37により蝶着され設けられている。蓋3
6には、蓋をしたときステージ31のV溝35に合致す
る溝38が設けられている。
【0020】また、ステージ31と蓋36は磁石39に
よって相互に動かないように拘止されるようになってい
る。
【0021】上述の可動ステージ31を収めた箱体30
の前側面に接続アダプタが取付けられる。このとき接続
アダプタのフェルール22の軸線とステージ31のV溝
35の軸線を一致するように取付けられる。
【0022】次に、本コネクタの使用状態を説明する
と、光ファイバ11は、ステージ31のV溝35を通し
てフェルール22に挿入され、光ファイバ先頭面がフェ
ルール前端面と略同一となる位置で蓋36をして拘止状
態になっている。
【0023】上記の状態でコネクタを、例えばパワーメ
ータのコネクタ用アダプタと嵌合させる。このとき本コ
ネクタに凸設されたガイド用突起24と相手アダプタの
凹設された溝と嵌合することにより光ファイバとパワー
メータ中のレンズ系との軸合がされる。この時点では必
ずしもレンズ系の焦点位置に光ファイバのコアがあると
は限らない。そこで、このような状態で測定を実施し、
パワーメータをモニタリングしながらマイクロメータヘ
ッド33のシンブルを回してステージ31を摺動させ光
ファイバを前進又は後退させる。パワーメータの読みが
最大となったときの位置が光ファイバがパワーメータの
ディテクタと最適に結合した状態である。
【0024】本発明の簡易コネクタは上述の実施例にと
どまらず、例えばステージのV溝内の光ファイバの拘止
手段としてV溝を覆う磁性体の板片であってもよい。
【0025】また、ステージはマイクロメータヘッドの
スピンドルとねじ咬合によって一体に動くものであって
もよい。
【0026】要は、ステージがV溝内の光ファイバを拘
止した状態で光ファイバ軸線に微動できる構成であれば
よい。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0028】コネクタを接続したとき、光ファイバ同士
の軸合せ及び接合が容易に行うことができる。
【0029】また、光ファイバケーブルの損失測定時の
異なる位置での測定においてコネクタ接続の再現性が高
い。
【0030】さらに、裸光ファイバを端面加工すること
なく容易にコネクタにセッティングできるので測定の作
業性に富んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明光ファイバ簡易コネクタの平面図であ
る。
【図2】図1のA−A線の断面側面図である。
【図3】従来の光ファイバ損失測定において用いられて
いる接続例を示す図である。
【図4】光ファイバ損失測定の標準法の原理を示す図で
ある。
【図5】従来の光ファイバ簡易コネクタの平面図であ
る。
【図6】図5の右側面図である。
【符号の説明】
11 光ファイバ 12 光源 15 パワーメータ 22 フェルール 30 箱体 31 ステージ 32 レール 33 マイクロメータヘッド 35 V溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバを挿入するフェルールを前面
    に備えた接続アダプタを、前記光ファイバを導くV溝を
    表面に設けたステージを内設した箱体に着設してなるコ
    ネクタであって、 前記ステージが、前記光ファイバの軸線方向に微動でき
    る構成としたことを特徴とする光ファイバ簡易コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 ステージの光ファイバの軸線方向への微
    動がマイクロメータのシンブルを回転させてスピンドル
    を進行させる機構であることを特徴とする請求項1記載
    の光ファイバ簡易コネクタ。
JP06263845A 1994-10-27 1994-10-27 光ファイバ簡易コネクタ Expired - Fee Related JP3140643B2 (ja)

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